JP2018098613A - 撮像装置、および、撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置、および、撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームを撮像する撮像装置において、フレームの処理量を低減する。
【解決手段】撮像装置は、測距センサ、制御部および撮像部を具備する。この撮像装置において測距センサは、撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する。また、制御部は、複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を距離に基づいて生成して制御信号として供給する。また、撮像部は、その制御信号に従って前記複数の領域を含むフレームを撮像する。
【選択図】図1

Description

本技術は、撮像装置、および、撮像装置の制御方法に関する。詳しくは、画像データの撮像および測距を行う撮像装置、および、撮像装置の制御方法に関する。
従来より、デジタルビデオカメラなどの撮像装置においては、画像データを撮像するために固体撮像素子が用いられている。この固体撮像素子では、一般的に、画素アレイ内の複数の行を順に読み出してAD(Analog to Digital)変換するために、列ごとにADC(Analog to Digital Converter)が設けられる。ただし、この構成では、行や列を間引いてフレーム全体の解像度を変更することができるが、フレームの一部のみの解像度を変更することができない。そこで、フレームの一部の解像度を変更するなどの目的で、例えば、画素アレイを複数のエリアに分割し、エリアごとにADCを配置した固体撮像素子が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−019076号公報
上述の従来技術では、一定の解像度および撮像間隔により複数の画像データ(フレーム)を順に撮像して、それらのフレームからなる動画データを生成することができる。しかしながら、この従来技術では、フレーム全体の解像度や、動画データのフレームレートが高くなるほど、フレームの処理量が増大してしまうという問題がある。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、フレームを撮像する撮像装置において、フレームの処理量を低減することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する測距センサと、上記複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を上記距離に基づいて生成して制御信号として供給する制御部と、上記制御信号に従って上記複数の領域を含むフレームを撮像する撮像部とを具備する撮像装置、および、制御方法である。これにより、複数の領域のそれぞれについて、距離に基づいてデータレートが制御されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記データレートは、解像度を含んでもよい。これにより、距離に基づいて解像度が制御されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記データレートは、フレームレートを含んでもよい。これにより、距離に基づいてフレームレートが制御されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記距離が撮像レンズの被写界深度内であるか否かにより上記データレートを変更してもよい。これにより、被写界深度内であるか否かによりデータレートが変更されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記距離から錯乱円の直径を算出して当該直径に応じた上記データレートを指示してもよい。これにより、錯乱円の直径に応じてデータレートが制御されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記フレームに対して所定の信号処理を実行する信号処理部をさらに具備してもよい。これにより、所定の信号処理が実行されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、上記撮像部は、光を受光する複数の通常画素を備え、上記信号処理部は、上記複数の位相差検出画素と上記複数の通常画素とのそれぞれの受光量から上記フレームを生成してもよい。これにより、複数の位相差検出画素と複数の通常画素とのそれぞれの受光量からフレームが生成されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、上記信号処理部は、上記複数の位相差検出画素のそれぞれの受光量から上記フレームを生成してもよい。これにより、複数の位相差画素のそれぞれの受光量からフレームが生成されるという作用をもたらす。
本技術によれば、フレームを撮像する撮像装置において、フレームの処理量を低減することができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の第1の実施の形態における撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における固体撮像素子の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における測距センサの一構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における静止した被写体までの距離の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における解像度の設定例を説明するための図である。 本技術の第1の実施の形態における動被写体までの距離の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態におけるフレームレートの設定例を説明するための図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本技術の第2の実施の形態における撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第2の実施の形態におけるレンズユニットの一構成例を示すブロック図である。 本技術の第2の実施の形態における撮像制御部の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第2の実施の形態における解像度の設定例を説明するための図である。 本技術の第2の実施の形態における焦点位置および被写界深度の一例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本技術の第3の実施の形態における錯乱円の算出方法について説明するための図である。 本技術の第4の実施の形態における撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 本技術の第4の実施の形態における画素アレイ部の一構成例を示す平面図である。 本技術の第4の実施の形態における位相差画素の一構成例を示す平面図である。 本技術の第4の実施の形態の変形例における画素アレイ部の一構成例を示す平面図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部及び撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(距離に基づいてデータレートを制御する例)
2.第2の実施の形態(被写界深度内のデータレートを低下させる例)
3.第3の実施の形態(距離から算出した錯乱円の直径に応じたデータレートに制御する例)
4.第4の実施の形態(位相差画素により求めた距離に基づいてデータレートを制御する例)
5.移動体への応用例
<1.第1の実施の形態>
[撮像装置の構成例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における撮像装置100の一構成例を示すブロック図である。この撮像装置100は、画像データ(フレーム)を撮像する装置であり、撮像レンズ111、固体撮像素子200、信号処理部120、設定情報記憶部130、撮像制御部140、測距センサ150および測距演算部160を備える。撮像装置100としては、デジタルビデオカメラや監視カメラの他、撮像機能を持つスマートフォンやパーソナルコンピュータなどが想定される。
撮像レンズ111は、被写体からの光を集光して固体撮像素子200に導くものである。
固体撮像素子200は、撮像制御部140の制御に従って、所定の垂直同期信号VSYNCに同期してフレームを撮像するものである。この垂直同期信号VSYNCは、撮像のタイミングを示す信号であり、所定の周波数(例えば、60ヘルツ)の周期信号が垂直同期信号VSYNCとして用いられる。固体撮像素子200は、撮像したフレームを信号処理部120に信号線209を介して供給する。このフレームは、複数の単位エリアに分割される。ここで、単位エリアは、フレームにおいて解像度またはフレームレートを制御する単位であり、固体撮像素子200は、単位エリアごとに解像度またはフレームレートを制御することができる。なお、固体撮像素子200は、特許請求の範囲に記載の撮像部の一例である。
測距センサ150は、垂直同期信号VSYNCに同期して、撮像対象となる複数の単位エリアのそれぞれについて被写体までの距離を測定するものである。この測距センサ150は、例えば、ToF(Time-of-Flight)方式で距離の測定を行う。ここで、ToF方式は、照射光を照射して、照射光に対する反射光を受光し、それらの光の位相差から距離を測定する測距方式である。測距センサ150は、単位エリアのそれぞれの受光量を示すデータを測距演算部160に信号線159を介して供給する。
測距演算部160は、単位エリアごとの受光量から、その単位エリアに対応する距離を演算するものである。この測距演算部160は、単位エリアごとの距離を配列したデプスマップを生成し、撮像制御部140および信号処理部120に信号線169を介して出力する。また、デプスマップは、必要に応じて撮像装置100の外部へ出力される。なお、測距演算部160を測距センサ150の外部に配置しているが、測距センサ150の内部に配置する構成であってもよい。
なお、測距センサ150は、ToF方式で測距を行っているが、単位エリアごとに距離を測定することができるのであれば、ToF方式以外の方式で距離を測定してもよい。
設定情報記憶部130は、データレートの制御に用いられる基準値を示す設定情報を記憶するものである。ここで、データレートは、単位時間当たりのデータ量を示すパラメータであり、具体的には、フレームレートや解像度などである。設定情報として、例えば、最大の解像度の下で特定の物体(顔など)を信号処理部120が検知することができる距離の最大値Lmaxが設定される。もしくは、撮像装置100から所定距離Lcの位置を所定速度で通過する特定の物体(車両など)を信号処理部120が検知することができるフレームレートの最小値Fminと、その距離Lcとが設定される。
撮像制御部140は、フレーム内の単位エリアのそれぞれについて、そのエリアに対応する距離に基づいてデータレートを制御するものである。この撮像制御部140は、信号線139を介して設定情報記憶部130から設定情報を読み出し、その設定情報とデプスマップとに基づいて単位エリアごとにデータレートを制御する。ここで、撮像制御部140は、解像度およびフレームレートのいずれか一方のみを制御してもよいし、両方を制御してもよい。
解像度を制御する場合、撮像制御部140は、例えば、距離が長いほど、その距離に対応する単位エリアの画素数(すなわち、解像度)を高くする。具体的には、解像度の最大値をRmaxとし、測定された距離をLmとすると、撮像制御部140は、対応する単位エリアの解像度を次の式により表される値Rmに制御する。
Rm=(Lm/Lmax)×Rmax ・・・式1
上式において、距離LmおよびLmaxの単位は例えば、メートル(m)である。なお、式1の右辺が最大値Rmaxを越えた場合には、解像度にRmaxが設定されるものとする。
また、フレームレートを制御する場合、撮像制御部140は、例えば、距離が長いほど、その距離に対応する単位エリアのフレームレートを低くする。具体的には、測定された距離をLmとすると、撮像制御部140は、対応する単位エリアの解像度を次の式により表されるFmに制御する。
Fm=Fmin×Lc/Lm ・・・式2
上式において、フレームレートFmおよびFminの単位は、例えば、ヘルツ(Hz)である。なお、式2の右辺がフレームレートの下限値より小さくなった場合には、その下限値がFmに設定されるものとする。
なお、撮像制御部140は、距離が長いほど解像度を高くしているが、逆に解像度を低くしてもよい。また、撮像制御部140は、距離が長いほどフレームレートを低くしているが、逆に解像度を高くしてもよい。解像やフレームレートの制御方法は、フレームを利用するアプリケーションの要求に応じて決定される。
撮像制御部140は、式1や式2で求めたデータレートの値を指示する制御信号や、垂直同期信号VSYNCを生成して固体撮像素子200に信号線148を介して供給する。また、撮像制御部140は、データレートを指示する制御信号などを信号処理部120に信号線149を介して供給する。また、撮像制御部140は、垂直同期信号VSYNCを測距センサ150に信号線146を介して供給する。なお、撮像制御部140は、特許請求の範囲に記載の制御部の一例である。
信号処理部120は、固体撮像素子200からのフレームに対して所定の信号処理を実行するものである。例えば、デモザイク処理や、特定の物体(顔や車両など)を検知するための処理が実行される。信号処理部120は、処理結果を信号線129を介して外部に出力する。
[固体撮像素子の構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態における固体撮像素子200の一構成例を示すブロック図である。この固体撮像素子200は、積層された上側基板201および下側基板202を備える。上側基板201には、走査回路210および画素アレイ部220が設けられる。また、下側基板202には、AD変換部230が設けられる。
画素アレイ部220は、複数の単位エリア221に分割される。それぞれの単位エリア221には、二次元格子状に複数の画素が配列される。画素のそれぞれは、走査回路210の制御に従って光を光電変換してアナログの画素データを生成し、AD変換部230に出力する。
走査回路210は、画素のそれぞれを駆動して画素データを出力させるものである。この走査回路210は、制御信号に従って単位エリア221のそれぞれについて、フレームレートおよび解像度の少なくとも一方を制御する。例えば、垂直同期信号VSYNCのフレームレートの1/J(Jは、実数)倍にフレームレートを制御する場合、走査回路210は、垂直同期信号VSYNCの周期のJ倍の周期が経過するたびに、対応する単位エリア221を駆動する。また、単位エリア221内の画素数をM(Mは、整数)個とし、解像度を最大値の1/K(Kは、実数)倍に制御する場合、走査回路210は、対応する単位エリア内のM画素のうちM/K個のみを選択して駆動する。
AD変換部230には、単位エリア221と同じ個数のADC231が設けられる。ADC231のそれぞれは、互いに異なる単位エリア221と1対1で接続されている。単位エリア221の個数をP×Q個とすると、ADC231もP×Q個、配置される。ADC231は、対応する単位エリア221からのアナログの画素データをAD変換してデジタルの画素データを生成する。これらのデジタルの画素データを配列したフレームが信号処理部120へ出力される。
[測距センサの構成例]
図3は、本技術の第1の実施の形態における測距センサ150の一構成例を示すブロック図である。この測距センサ150は、走査回路151、画素アレイ部152およびAD変換部154を備える。
画素アレイ部152は、複数の測距エリア153に分割される。測距エリア153のそれぞれは、互いに異なる単位エリア221と1対1で対応するものとする。それぞれの測距エリア153には、二次元格子状に複数の画素が配列される。画素のそれぞれは、走査回路151の制御に従って光を光電変換してアナログの受光量を示すデータを生成し、AD変換部154に出力する。
なお、測距エリア153と単位エリア221との対応関係は1対1に限定されない。例えば、1つの測距エリア153に複数の単位エリア221が対応する構成であってもよい。また、1つの単位エリア221に複数の測距エリア153が対応する構成であってもよい。この場合には、単位エリア221の距離として、対応する複数の測距エリア153のそれぞれの距離の平均が用いられる。
AD変換部154は、画素アレイ部152からのアナログのデータをAD変換して測距演算部160に供給するものである。
図4は、本技術の第1の実施の形態における静止した被写体までの距離の一例を示す図である。例えば、被写体511、512および513を撮像装置100が撮像するものとする。また、撮像装置100から被写体511までの距離がL1である。さらに、撮像装置100から被写体512までの距離がL2であり、撮像装置100から被写体513までの距離がL3である。例えば、距離L1が最も大きく、距離L3が最も小さいものとする。
図5は、本技術の第1の実施の形態における解像度の設定例を説明するための図である。図4に例示した被写体を撮像したフレームにおいて、被写体511を含む矩形の領域514の解像度をR1とし、被写体512を含む矩形の領域515の解像度をR2とする。また、被写体513を含む矩形の領域516の解像度をR3とし、領域514、515および516以外の残りの領域510の解像度をR0とする。これらの領域のそれぞれは、単位エリア221からなる。
撮像制御部140は、式1を用いて、それぞれの領域に対応する距離から、解像度R0,R1、R2およびR3を算出する。この結果、解像度R0、R1、R2およびR3のうち、R0に最も高い値が設定され、R1、R2およびR3の順で低い値が設定される。このように、距離が短いほど解像度を低くするのは、一般に、距離が短い(言い換えれば、近い)ほど被写体が大きく写り、解像度が低くても物体の検知に失敗するおそれが低いためである。
図6は、本技術の第1の実施の形態における動被写体までの距離の一例を示す図である。例えば、車両521および522を撮像装置100が撮像するものとする。また、車両522の方が、車両521より撮像装置100に近いものとする。
図7は、本技術の第1の実施の形態におけるフレームレートの設定例を説明するための図である。図6の被写体を撮像したフレームにおいて、車両521を含む矩形の領域523のフレームレートをF1とし、車両522を含む矩形の領域524のフレームレートをF2とする。また、領域523および524以外の背景の領域のうち、比較的近い場所からなる領域525のフレームレートをF3とし、領域523、524および525以外の残りの領域520のフレームレートをF0とする。
撮像制御部140は、式2を用いて、それぞれの領域に対応する距離からフレームレートF0、F1、F2およびF3を算出する。この結果、フレームレートF0、F1、F2およびF3のうち、F3に最も高い値が設定され、F2、F1およびF0の順で低い値が設定される。このように、距離が短いほどフレームレートを高くするのは、一般に、距離が近いほど被写体が撮像装置100を通過する時間が短くなり、フレームレートが低いと物体の検知に失敗するおそれがあるためである。
[撮像装置の動作例]
図8は、本技術の第1の実施の形態における撮像装置100の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、例えば、撮像装置100において、撮像を開始させるための操作(シャッターボタンの押下など)が行われたときに開始する。撮像装置100は、まず、デプスマップを生成する(ステップS901)。そして、撮像装置100は、デプスマップに基づいて単位エリアごとにデータレート(解像度やフレームレート)を制御する(ステップS902)。
撮像装置100は、画像データ(フレーム)を撮像し(ステップS903)、そのフレームに対して信号処理を実行する(ステップS904)。そして、撮像装置100は、撮像を終了させるための操作が行われたか否かを判断する(ステップS905)。撮像終了のための操作が行われていない場合に(ステップS905:No)、撮像装置100は、ステップS901以降を繰り返し実行する。一方、撮像終了のための操作が行われた場合に(ステップS905:Yes)、撮像装置100は、撮像のための動作を終了する。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、撮像装置100は、単位エリアごとに距離に基づいてデータレートを制御するため、単位エリアごとのデータレートを必要最小限の値に制御して、処理量の増大を抑制することができる。
<2.第2の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、撮像装置100は、距離が短いほど被写体が大きく写り、視認性が向上すると仮定して解像度を低くしていたが、距離が長い場合であっても、被写体の視認性が高くなる場合がある。例えば、距離が長い場合であっても、その距離が被写界深度内である場合には、ピントが合うために視認性が高くなる。したがって、距離が被写界深度内であるか否かにより、解像度を変更することが望ましい。この第2の実施の形態における撮像装置100は、距離が被写界深度内であるか否かにより解像度を変更する点において第1の実施の形態と異なる。
図9は、本技術の第2の実施の形態における撮像装置100の一構成例を示すブロック図である。この第2の実施の形態の撮像装置100は、レンズユニット110を備える点において第1の実施の形態と異なる。
図10は、本技術の第2の実施の形態におけるレンズユニット110の一構成例を示すブロック図である。このレンズユニット110は、撮像レンズ111、絞り112、レンズパラメータ保持部113、レンズ駆動部114および絞り制御部115を備える。
撮像レンズ111は、例えば、フォーカスレンズやズームレンズなどの様々なレンズを含む。絞り112は、通過する光の量を調整する遮蔽部材である。
レンズパラメータ保持部113は、許容錯乱円の直径cや焦点距離fの制御範囲などの各種のレンズパラメータを保持するものである。
レンズ駆動部114は、撮像制御部140の制御に従って撮像レンズ111内のフォーカスレンズやズームレンズを駆動するものである。
絞り制御部115は、撮像制御部140の制御に従って、絞り112の絞り量を制御するものである。
図11は、本技術の第2の実施の形態における撮像制御部140の一構成例を示すブロック図である。この第2の実施の形態の撮像制御部140は、レンズパラメータ取得部141、露光制御部142、オートフォーカス制御部143、ズーム制御部144およびデータレート制御部145を備える。
レンズパラメータ取得部141は、撮像前において、レンズユニット110からレンズパラメータを予め取得するものである。このレンズパラメータ取得部141は、取得したレンズパラメータを設定情報記憶部130に記憶させる。
第2の実施の形態において設定情報記憶部130は、レンズパラメータと、解像度RHおよびRLとを設定情報として記憶する。ここで、RLは、被写界深度内の被写体を撮像する際の解像度であり、RHは、被写界深度外の被写体を撮像する際の解像度である。解像度RHは、例えば、解像度RLよりも高い値に設定される。
露光制御部142は、測光量に基づいて、露光量を制御するものである。この露光制御部142は、露光制御において、例えば、絞り値Nを決定し、その値を指示する制御信号を信号線147を介してレンズユニット110に供給する。また、露光制御部142は、絞り値Nをデータレート制御部145に供給する。なお、露光制御部142は、固体撮像素子200に制御信号を供給してシャッタースピードを制御してもよい。
オートフォーカス制御部143は、ユーザの操作に従って被写体にピントを合わせるものである。このオートフォーカス制御部143は、ユーザによりフォーカスポイントが指定されると、そのフォーカスポイントに対応する距離dをデプスマップから取得する。そして、オートフォーカス制御部143は、その距離dにピントが合う位置までフォーカスレンズを駆動させるための駆動信号を生成してレンズユニット110に信号線147を介して供給する。また、オートフォーカス制御部143は、ピントを合わせた被写体までの距離dをデータレート制御部145に供給する。
ズーム制御部144は、ユーザのズーム操作に従って焦点距離fを制御するものである。このズーム制御部144は、ズーム操作に従ってレンズパラメータの示す制御範囲内で焦点距離fを設定する。そして、ズーム制御部144は、設定した焦点距離fに対応する位置までズームレンズおよびフォーカスレンズを駆動するための駆動信号を生成してレンズユニット110に供給する。ここで、フォーカスレンズおよびズームレンズは、焦点を合わせた状態でズームレンズを駆動するときの軌跡を示すカムカーブに沿って制御される。また、ズーム制御部144は、設定した焦点距離fをデータレート制御部145に供給する。
データレート制御部145は、距離に基づいて単位エリア221ごとにデータレートを制御するものである。このデータレート制御部145は、レンズパラメータを参照して例えば、次の式により、被写界深度の前端Dおよび後端Dを算出する。
H≒f/(Nc) ・・・式3
≒d(H−f)/(H+d−2f) ・・・式4
≒d(H−f)/(H−d) ・・・式5
そして、データレート制御部145は、デプスマップを参照して、単位エリア221ごとに、対応する距離Lmが前端Dから後端Dまでの範囲内(すなわち、被写界深度内)であるか否かを判断する。データレート制御部145は、被写界深度内である場合に低い方の解像度RLを、その単位エリア221に設定し、被写界深度外である場合に高い方の解像度RHを設定する。そして、データレート制御部145は、それぞれの単位エリア221の解像度を指示する制御信号を固体撮像素子200および信号処理部120に供給する。
なお、撮像制御部140は、被写界深度内であるか否かにより解像度などを切り替えているが、一般には、ピントの合った距離dに近いほど、鮮明さの度合いが大きくなり、遠いほどボケの度合いが大きくなる。このため、撮像制御部140は、距離dに近いほど解像度を低くし、遠いほど解像度を高くしてもよい。また、撮像制御部140は、被写界深度内であるか否かにより解像度を変更しているが、解像度の代わりにフレームレートを変更してもよい。
図12は、本技術の第2の実施の形態における解像度の設定例を説明するための図である。フレーム530において、被写体531にピントが合わせられたものとする。このため、被写体531を含む領域532は鮮明であり、それ以外の領域はぼやけている。この領域532に対応する距離(デプス)は、被写界深度内である。撮像装置100は、その被写界深度内の領域532に低い方の解像度RLを設定し、それ以外の領域に高い方の解像度RHを設定する。このように被写界深度内の領域の解像度を低下させるのは、その領域はピントが合って鮮明に映り、解像度を低下させても検知精度が不足するおそれが低いためである。
図13は、本技術の第2の実施の形態における焦点位置および被写界深度の一例を示す図である。被写体531にピントを合わせたい場合にユーザは、撮像装置100を操作して、その被写体531の位置までフォーカスポイントを移動させる。そのフォーカスポイントに対応する距離dにピントが合うように撮像装置100はフォーカスレンズを駆動させる。この結果、距離dの手前の前端Dから、後端Dまでの被写界深度内にピントが合った像が固体撮像素子200に結像される。撮像装置100は、そのピントの合った領域の解像度を低下させたフレームを撮像する。
図14は、本技術の第2の実施の形態における撮像装置の動作の一例を示すフローチャートである。撮像装置100は、デプスマップを生成し(ステップS901)、距離dや焦点距離fなどのパラメータを取得する(ステップS911)。そして、撮像装置100は、式3乃至式5を用いて被写界深度の前端Dおよび後端Dを算出し、デプスマップ内の距離(デプス)Lmが被写界深度内であるか否かによりデータレートを変更する(ステップS912)。ステップS912の後に撮像装置100は、ステップS903以降を実行する。
このように、本技術の第2の実施の形態では、距離が被写界深度内であるか否かにより解像度を変更するため、ピントの合った領域のデータレートを変更することができる。
<3.第3の実施の形態>
上述の第2の実施の形態では、撮像装置100は、被写界深度内であれば鮮明に映ると想定してデータレート(例えば、解像度)を一定の値RLに低下させていたが、鮮明さの度合いは一定とは限らない。一般にピントの合う距離(デプス)dに、被写体が近づくほど錯乱円が小さくなって鮮明さの度合いが高くなるが、その距離dから離れるほど鮮明さの度合いが低下する。このため、鮮明さの度合いに応じて解像度を変更することが望ましい。この第3の実施の形態の撮像装置100は、鮮明さの度合いに応じて解像度を制御する点において第2の実施の形態と異なる。
図15は、本技術の第3の実施の形態における錯乱円の算出方法について説明するための図である。撮像装置100は、ある距離dにピントを合わせたものとする。その距離dより撮像レンズ111に近い距離をdとする。同図において一点鎖線は、距離dの位置Oからの光線を示す。この位置Oからの光は、撮像レンズ111により、その撮像レンズ111よりも像側の位置Lに集光される。撮像レンズ111から位置Lまでの距離はdである。
また、点線は、距離dの位置Oからの光線を示す。この位置Oからの光は、撮像レンズ111により、その撮像レンズ111よりも像側の位置Lに集光される。撮像レンズ111から位置Lまでの距離はdである。
ここで、撮像レンズ111の開口径をaとし、位置Lの錯乱円の直径をcとする。また、開口径の両端の一方をAとし、他方をBとする。錯乱円の両端の一方はA'とし、他方をB'とする。この場合、A'、B'およびLからなる三角形と、A、BおよびLからなる三角形とが相似であるため、次の式が成立する。
a:c=d:d−d ・・・式6
式6は、次の式に変形することができる。
c=a(d−d)/d ・・・式7
ここで、レンズの公式より、次の式が得られる。
=df/(d−f) ・・・式8
=df/(d−f) ・・・式9
式8および式9の右辺を式7に代入することにより、次の式が得られる。
c=af(d−d)/{d(d−f)} ・・・式10
第3の実施の形態の撮像制御部140の構成は、第2の実施の形態と同様である。ただし、撮像制御部140は、単位エリア221ごとに、そのエリアに対応する距離Lmの値を式10のdに代入し、錯乱円の直径cを算出する。そして、撮像制御部140は、次の式により、解像度Rmを算出する。
Rm=(c/c)×RH ・・・式11
上式においてcは、許容錯乱円の直径であり、このcは、設定情報記憶部130に保持される。
式11により、被写界深度内において錯乱円の直径が小さいほど低い解像度が設定される。このように制御するのは、錯乱円が小さいほど像の鮮明さの度合いが高くなり、解像度を低くしても検知精度が低下するおそれが少ないためである。
なお、錯乱円の直径cが許容錯乱円の直径cを超える場合には、被写界深度外であるため、高い解像度RHが設定される。また、撮像制御部140錯乱円の直径に応じて解像度を制御しているが、解像度の代わりにフレームレートを制御することもできる。
このように、本技術の第3の実施の形態では、撮像装置100は、錯乱円の直径が小さい(すなわち、像の鮮明さの度合いが高い)ほど低い解像度に制御するため、鮮明さの度合いに応じてデータレートを制御することができる。
<4.第4の実施の形態>
上述の第1の実施の形態では、固体撮像素子200の外部に設けられた測距センサ150により距離を測定していたが、像面位相差方式により測距センサ150を設けずに距離を測定することもできる。ここで、像面位相差方式は、瞳分割された一対の像の位相差を検出するための複数の位相差画素を固体撮像素子内に配置して、その位相差から距離を測定する方式である。この第4の実施の形態における撮像装置100は、像面位相差方式により距離を測定する点において第1の実施の形態と異なる。
図16は、本技術の第4の実施の形態における撮像装置100の一構成例を示すブロック図である。この第4の実施の形態の撮像装置100は、固体撮像素子200および測距センサ150の代わりに固体撮像素子205を備え、測距演算部160の代わりに位相差検出部161を備える点において第1の実施の形態と異なる。また、第4の実施の形態の撮像装置100は、信号処理部120の代わりに信号処理部121を備える。
固体撮像素子205内の画素アレイ部220には、複数の位相差画素と、位相差画素以外の画素(以下、「通常画素」と称する。)とが配列される。固体撮像素子205は、位相差画素の受光量を示すデータを位相差検出部161に供給する。
位相差検出部161は、複数の位相差画素のそれぞれの受光量から、瞳分割された一対の像の位相差を検出するものである。この位相差検出部161は、測位エリアごとの距離を位相差から算出し、デプスマップを生成する。
また、信号処理部121は、位相差画素の受光量から、その画素の画素データを生成する。
図17は、本技術の第4の実施の形態における画素アレイ部220の一構成例を示す平面図である。この画素アレイ部220には、複数の通常画素222と、複数の位相差画素223とが配列される。通常画素222として例えば、赤色の光を受光するR(Red)画素と、緑色を受光するG(Green)画素と、青色を受光するB(Blue)画素とがベイヤー配列で配置される。また、位相差画素223は、例えば、単位エリア221ごとに2つ配置される。これらの位相差画素223により、固体撮像素子205は、像面位相差方式で距離を測定することができる。
なお、位相差画素223、走査回路210およびAD変換部230からなる回路は、特許請求の範囲に記載の測距センサの一例であり、通常画素222、走査回路210およびAD変換部230からなる回路は、特許請求の範囲に記載の撮像部の一例である。
図18は、本技術の第4の実施の形態における位相差画素223の一構成例を示す平面図である。この位相差画素223には、マイクロレンズ224、L側フォトダイオード225、および、R側フォトダイオード226が配置される。
マイクロレンズ224は、R、GおよびBのいずれかの光を集光するものである。L側フォトダイオード225は、瞳分割された2つの像の一方からの光を光電変換するものであり、R側フォトダイオード226は、その2つの像の他方からの光を光電変換するものである。
位相差検出部161は、所定の方向に沿って配列された複数のL側フォトダイオード225のそれぞれの受光量から左側の像を取得し、その方向に沿って配列された複数のR側フォトダイオード226のそれぞれの受光量から右側の像を取得する。これらの一対の像の位相差は、一般に距離が近いほど大きくなる。この性質に基づいて位相差検出部161は、一対の像の位相差から、距離を算出する。
また、信号処理部121は、位相差画素223ごとに、その内部のL側フォトダイオード225の受光量とR側フォトダイオード226の受光量との加算値または加算平均を演算して、R、GおよびBのいずれかの画素データとする。
ここで、一般的な位相差画素では、位相差画素の一部が遮光され、フォトダイオードは1つしか配置されない。このような構成では、画像データ(フレーム)を生成する際に、位相差画素の画素データが欠けてしまうため、周囲の画素から補間する必要がある。これに対して、遮光せずにL側フォトダイオード225およびR側フォトダイオード226を設ける位相差画素223の構成では、画素データが欠けることが無く、補間処理を行わなくてよいため、フレームの画質を向上させることができる。
このように、本技術の第4の実施の形態では、撮像装置100が、位相差画素223により検出された位相差から距離を測定するため、測距センサを配置せずにデプスマップを生成することができる。これにより、測距センサの分、コストや回路規模を削減することができる。
[変形例]
上述の第4の実施の形態では、単位エリア221ごとに2つの位相差画素223を配置していたが、単位エリア221ごとに2つでは、測距精度が不足するおそれがある。この第4の実施の形態における変形例の撮像装置100は、測距精度を向上させた点において第4の実施の形態と異なる。
図19は、本技術の第4の実施の形態の変形例における画素アレイ部220の一構成例を示す平面図である。この第4の実施の形態の変形例の画素アレイ部220は、位相差画素223のみが配置され、通常画素222が配置されない点において第4の実施の形態と異なる。このように、通常画素222の代わりに位相差画素223が配置されるため、その分、位相差画素223の画素数が多くなり、測距精度が向上する。
また、第4の実施の形態の変形例の信号処理部121は、位相差画素223ごとに、加算または加算平均の演算により画素データを生成する。
このように、本技術の第4の実施の形態における変形例では、通常画素222の代わりに位相差画素223を配置したため、その分、位相差画素223の画素数を多くして測距精度を向上させることができる。
<5.移動体への応用例>
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図20は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図20に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、及び統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、及び車載ネットワークI/F(interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12020に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図20の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062及びインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図21は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図21では、撮像部12031として、撮像部12101,12102,12103,12104,12105を有する。
撮像部12101,12102,12103,12104,12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102,12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図21には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲12112,12113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、車外情報検出ユニット12030および撮像部12031に適用され得る。具体的には、撮像部12031内に図1の撮像レンズ111、固体撮像素子200および撮像制御部140が配置され、車外情報検出ユニット12030内に、図1の信号処理部120、測距センサ150および測距演算部160が配置される。車外情報検出ユニット12030および撮像部12031に本開示に係る技術を適用することにより、フレームの処理量を低減することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する測距センサと、
前記複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を前記距離に基づいて生成して制御信号として供給する制御部と、
前記制御信号に従って前記複数の領域を含むフレームを撮像する撮像部と
を具備する撮像装置。
(2)前記データレートは、解像度を含む
前記(1)記載の撮像装置。
(3)前記データレートは、フレームレートを含む
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(4)前記制御部は、前記距離が撮像レンズの被写界深度内であるか否かにより前記データレートを変更する
前記(1)から(3)のいずれかに記載の撮像装置。
(5)前記制御部は、前記距離から錯乱円の直径を算出して当該直径に応じた前記データレートを指示する
前記(1)から(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)前記フレームに対して所定の信号処理を実行する信号処理部をさらに具備する
前記(1)から(5)のいずれかに記載の撮像装置。
(7)前記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、
前記撮像部は、光を受光する複数の通常画素を備え、
前記信号処理部は、前記複数の位相差検出画素と前記複数の通常画素とのそれぞれの受光量から前記フレームを生成する
前記(6)記載の撮像装置。
(8)前記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、
前記信号処理部は、前記複数の位相差検出画素のそれぞれの受光量から前記フレームを生成する
前記(6)記載の撮像装置。
(9)撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する測距手順と、
前記複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を前記距離に基づいて生成して制御信号として供給する制御手順と、
前記制御信号に従って前記複数の領域を含むフレームを撮像する撮像手順と
を具備する撮像装置の制御方法。
100 撮像装置
110 レンズユニット
111 撮像レンズ
112 絞り
113 レンズパラメータ保持部
114 レンズ駆動部
115 絞り制御部
120、121 信号処理部
130 設定情報記憶部
140 撮像制御部
141 レンズパラメータ取得部
142 露光制御部
143 オートフォーカス制御部
144 ズーム制御部
145 データレート制御部
150 測距センサ
153 測距エリア
160 測距演算部
161 位相差検出部
200、205 固体撮像素子
201 上側基板
202 下側基板
210、151 走査回路
220、152 画素アレイ部
221 単位エリア
222 通常画素
223 位相差画素
224 マイクロレンズ
225 L側フォトダイオード
226 R側フォトダイオード
230、154 AD変換部
231 ADC
12030 車外情報検出ユニット
12031 撮像部

Claims (9)

  1. 撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する測距センサと、
    前記複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を前記距離に基づいて生成して制御信号として供給する制御部と、
    前記制御信号に従って前記複数の領域を含むフレームを撮像する撮像部と
    を具備する撮像装置。
  2. 前記データレートは、解像度を含む
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記データレートは、フレームレートを含む
    請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記距離が撮像レンズの被写界深度内であるか否かにより前記データレートを変更する
    請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記距離から錯乱円の直径を算出して当該直径に応じた前記データレートを指示する
    請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記フレームに対して所定の信号処理を実行する信号処理部をさらに具備する
    請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、
    前記撮像部は、光を受光する複数の通常画素を備え、
    前記信号処理部は、前記複数の位相差検出画素と前記複数の通常画素とのそれぞれの受光量から前記フレームを生成する
    請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記測距センサは、一対の像の位相差を検出するための複数の位相差検出画素を備え、
    前記信号処理部は、前記複数の位相差検出画素のそれぞれの受光量から前記フレームを生成する
    請求項6記載の撮像装置。
  9. 撮像対象となる複数の領域のそれぞれについて距離を測定する測距手順と、
    前記複数の領域のそれぞれについてデータレートを指示する信号を前記距離に基づいて生成して制御信号として供給する制御手順と、
    前記制御信号に従って前記複数の領域を含むフレームを撮像する撮像手順と
    を具備する撮像装置の制御方法。
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