JP2018097389A - 配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラム - Google Patents

配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに視認されやすく、満足度が低下しない情報を通知する配信装置及び表示プログラムを提供する。【解決手段】ユーザU1は、端末装置10から、配信装置100Aにログインし、配信装置100Aが提供する配信サービスの収支コンテンツS32の配信を要求する。配信装置100Aは、端末装置10に、家計簿に関する情報に基く、収支コンテンツS32を配信する。ユーザU1が、配信装置100Aに外部装置51が提供するサービス情報を問合せると、配信装置100Aは、外部装置51から取得したサービス情報S34に基き、コンテンツと同じ表示様態となるように、通知情報NC21を生成し、端末装置10に配信する。【選択図】図9

Description

本発明は、配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムに関する。
近年、ユーザが閲覧中のコンテンツとは異なる情報を通知する技術が提供されている。例えば、地震や津波などの災害が発生した場合に、ユーザに災害に係る情報を提供する技術が提供されている。
特開2007−066287号公報
しかしながら、上記の従来技術ではユーザに適切に情報を通知することが難しい。例えば、ユーザに視認されにくい位置に通知する情報が表示された場合、表示した情報がユーザに視認されない可能性が高くなり、ユーザに適切に情報を通知することは難しい。また、例えば、ポップアップ表示などのようにコンテンツに重畳して通知する情報が表示された場合、ユーザの満足度が低下する可能性が高くなり、ユーザに適切に情報を通知することは難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに適切に情報を通知する配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツを一覧表示する前記端末装置に、前記端末装置を利用するユーザへ通知する前記コンテンツ以外の通知情報であって、前記コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する配信部、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザに適切に情報を通知することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る収支情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る通知情報を配信する処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る通知情報を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。 図10は、変形例に係る配信装置の構成例を示す図である。 図11は、変形例に係るサービス情報記憶部の一例を示す図である。 図12は、変形例に係る通知情報を配信する処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、変形例に係る通知情報を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。配信装置100は、ユーザの収支に関するコンテンツを配信する配信サービスを提供する。図1の例では、配信装置100がユーザの家計簿に関するコンテンツを配信する場合を示すが、ユーザの収支に関するコンテンツであれば、家計簿に関するコンテンツに限らず、銀行等の金融機関の出入金に関するコンテンツや株式等の金融商品取引に関するコンテンツ等、種々のコンテンツであってもよい。以下、配信装置100が配信するコンテンツを「収支コンテンツ」と称する場合がある。なお、収支コンテンツには、収支に関する広告コンテンツが含まれてもよい。
また、配信装置100が配信する収支コンテンツは、端末装置10において一覧表示される。そして、配信装置100は、ユーザへ通知する収支コンテンツ以外の通知情報であって、収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を、端末装置10に配信する。
図1に示すように、配信システム1は、端末装置10と、外部装置50と、配信装置100とが含まれる。端末装置10と、外部装置50と、配信装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の外部装置50や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる操作を受け付ける。図1に示す例において端末装置10は、ユーザの操作により所定のアプリケーション(以下、単に「アプリ」とする場合がある)を起動する。図1の例では、アプリは、家計簿アプリであってもよい。そして、端末装置10は、ユーザの操作によりアプリに表示するコンテンツを配信装置100へ要求する。なお、端末装置10は、配信装置100が配信する収支コンテンツを表示可能であれば、どのようなアプリにより収支コンテンツを表示してもよい。例えば、端末装置10は、家計簿アプリ等の専用のアプリケーションにより収支コンテンツを表示してもよいし、ブラウザアプリ(以下、単に「ブラウザ」とする場合がある)により収支コンテンツを表示してもよい。
また、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がタッチパネル機能を有するスマートフォンである場合を示す。また、端末装置10は、端末装置10を利用するユーザへの通知情報を配信装置100から受信する。また、端末装置10は、受信した通知情報を配信装置100が配信する収支コンテンツとともに一覧表示する。
配信装置100は、端末装置10に収支コンテンツや通知情報を配信するサービスを提供する情報処理装置である。図1に示す例において、配信装置100は、端末装置10から配信要求を受け付け、端末装置10において起動されたアプリ中のページに一覧表示される収支コンテンツを配信する。また、配信装置100は、ユーザへ通知する収支コンテンツ以外の通知情報であって、収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を端末装置10に配信する。
外部装置50は、配信装置100が提供する配信サービス以外のサービスを提供する情報処理装置である。なお、外部装置50は、配信装置100が提供する配信サービス以外のサービスであれば、どのようなサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、外部装置50は、美容院やレストラン等の所定のサービスの予約サービスを提供する情報処理装置であってもよく、電子商取引サービスを提供する情報処理装置であってもよく、ユーザの情報を管理するサービスを提供する情報処理装置であってもよい。また、外部装置50は、配信装置100以外の配信サービスを行う情報処理装置であってもよい。なお、図1においては、外部装置50が、アドレス情報管理サービスを提供する情報処理装置である場合を例として説明する。
以下、図1を用いて、配信処理の一例を説明する。図1に示す例においては、ユーザがユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)である場合を示す。また、図1においては、ユーザU1は、外部装置50が提供するアドレス情報管理サービスを利用中のユーザであるとする。ここで言うアドレス情報とは、電話番号やメールアドレス等の情報を含むものとする。なお、配信装置100が通知情報の生成に用いる情報を取得済みであれば、配信システム1には、外部装置50が含まれなくてもよい。また、例えば、配信装置100が通知情報の生成に用いる情報(例えばアドレス情報等)を端末装置10から取得する場合、配信システム1には、外部装置50が含まれなくてもよい。
図1に示すように、ユーザU1は端末装置10で起動されたアプリを操作し、配信装置100にコンテンツの配信要求を送信する(ステップS11)。例えば、図1においては図示を省略するが、ユーザU1は端末装置10で起動されたアプリにおいて所定のログイン操作等を行うことにより、配信装置100にコンテンツの配信を要求する。また、アプリの起動時において端末装置10は、配信装置100にコンテンツの配信を要求してもよい。
端末装置10から配信要求を受け付けた配信装置100は、端末装置10に配信装置100が提供する配信サービスの収支コンテンツを配信する(ステップS12)。例えば、配信装置100は、端末装置10にユーザU1の家計簿に関する情報(以下、「家計簿情報」ともいう)に基づく配信サービスの収支コンテンツを配信する。そして、端末装置10は、配信装置100から受信した収支コンテンツを表示する(ステップS13)。すなわち、端末装置10は、アプリ中のページW11に収支コンテンツ(以下、単に「コンテンツ」ともいう)を一覧表示する。図1に示す例においては、端末装置10中のページW11には、コンテンツCT11、コンテンツCT12、コンテンツCT13、コンテンツCT14の順に上下方向に並んで一覧表示される。このように、端末装置10において、収支コンテンツは所定の方向に並べて一覧表示される。具体的には、収支コンテンツはスクロール方向(図1においては上下方向)に並べて表示される。図1の例では、ページW11には、ユーザの収支コンテンツのうち、支出に関するコンテンツが表示される場合を示す。例えば、ページW11には、2016年10月23日に美容院Aで4000円を支出したことを示すコンテンツCT11や2016年10月30日にコンビニBで2000円を支出したことを示すコンテンツCT12等が表示される。
なお、ページW11に表示されたコンテンツCT11〜CT14は収支コンテンツの一部であり、ユーザは端末装置10の表示画面にタッチした指F1を下から上へ移動させる操作(以下、「フリック操作」とする場合がある)をすることにより、表示を下へスクロールさせて、下に続く残りのコンテンツを表示させることができる。
その後、端末装置10は、サービス情報を配信装置100へ問い合わせる(ステップS14)。図1に示す例において、端末装置10は、外部装置50が提供するアドレス情報管理サービスに関するサービス情報を配信装置100へ問い合わせる。例えば、端末装置10は、サービスを識別する情報や端末装置10を利用するユーザを識別する情報を配信装置100へ送信することにより、サービス情報を配信装置100へ問い合わせる。また、端末装置10は、サービス情報を配信装置100へ問い合わせる際に、コンテンツCT11〜CT14が表示されていることを示す情報や次に表示されるコンテンツがコンテンツCT15やコンテンツCT16等であることを示す情報を配信装置100へ送信してもよい。なお、配信装置100は、端末装置10からの問い合わせに関わらず所定のタイミングで、以下に示すステップS15〜S17の処理を行ってもよい。
配信装置100は、端末装置10からサービス情報の問合せを受け付けた場合、問合せを受け付けたサービスを提供する外部装置50に、端末装置10を利用するユーザU1に関する情報を要求する(ステップS15)。図1に示す例において、配信装置100は、ユーザU1に関するアドレス情報管理サービスのサービス情報を外部装置50に要求する。例えば、配信装置100は、ユーザを識別する情報を送信することにより、外部装置50にサービス情報を要求する。例えば、配信装置100は、ユーザU1の収支に関する情報を外部装置50に送信してもよい。例えば、配信装置100は、コンテンツCT11〜CT17に示すように、ユーザU1が美容院AやコンビニBやレストランEで支出したことを示す情報を外部装置50に送信してもよい。
配信装置100から要求を受け付けた外部装置50は、端末装置10を利用するユーザU1に関するサービス情報を配信装置100に送信する(ステップS16)。図1に示す例において、外部装置50は、ユーザU1が登録しているアドレス情報を、ユーザU1に関するサービス情報として配信装置100に送信する。なお、図1の例では、ユーザU1が登録しているアドレス情報中にレストランEに関するアドレス情報が含まれないものとする。外部装置50は、ユーザU1が美容院AやコンビニBやレストランEで支出したことを示す情報を取得している場合、レストランEがユーザU1のアドレス情報に含まれないことを示す情報を、ユーザU1に関するサービス情報として配信装置100に送信してもよい。
外部装置50からユーザU1に関するサービス情報を受け付けた配信装置100は、種々の情報に基づいて、通知情報を生成する。図1に示す例において、配信装置100は、ユーザU1のアドレス情報中にレストランEに関するアドレス情報が含まれないことを示す情報やコンテンツCT16に示すようにユーザU1がレストランEで支出した、すなわち食事をしたことを示す情報に基づいて、通知情報NC11を生成する。具体的には、配信装置100は、ユーザU1にレストランEの電話番号をアドレス情報として登録することを促す通知情報NC11を生成する。このように、配信装置100は、配信サービスとは別サービスであるアドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を生成する。その後、配信装置100は、生成した通知情報NC11を端末装置10へ配信する(ステップS17)。図1に示す例において、配信装置100は、配信サービスとは別サービスであるアドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を端末装置10へ配信する。この場合、配信装置100は、コンテンツCT11〜CT17等と同じ表示態様となるように生成した通知情報を端末装置10へ配信する。
その後、ユーザU1は、指F1を下から上へフリック操作を行う(ステップS18)。これにより、端末装置10中のページW11には、コンテンツCT11〜CT14の次のコンテンツが表示される(ステップS19)。ここで、端末装置10は、次に表示されるコンテンツに通知情報を割り込ませて表示させる。図1に示す例において、端末装置10中のページW11には、コンテンツCT15、コンテンツCT16、通知情報NC11、コンテンツCT17の順に上下方向に並んで一覧表示される。
このように、端末装置10において、通知情報NC11が、コンテンツCT16とコンテンツCT17との間に差し込まれて一覧表示される。図1の例では、2016年11月13日にレストランEで8000円を支出したことを示すコンテンツCT16と、2016年11月13日に映画館Dで3000円を支出したことを示すコンテンツCT17との間に通知情報NC11が差し込まれて一覧表示される。例えば、通知情報NC11は表示前に予めコンテンツCT16とコンテンツCT17との間に差し込まれて一覧表示される。
図1に示すように、通知情報NC11は、外部装置50が提供するアドレス情報管理サービスにおけるユーザU1に関するサービス情報を示す。具体的には、端末装置10中のページW11には、レストランEの電話番号及びその登録を許可する「OK」ボタンを含む通知情報NC11が表示される。
ここで、通知情報NC11の内容は、ユーザU1が食事したレストランEの電話番号の登録を促す、すなわちユーザU1のアドレス情報にレストランEの電話番号が含まれていないことをユーザU1に通知する内容である。言い換えると、通知情報NC11の内容は、配信装置100の配信サービス以外であってユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される情報である。具体的には、通知情報NC11は、ユーザが利用中のアドレス情報管理サービスを提供する外部装置50によりユーザU1に通知される情報である。
このような内容の通知情報NC11を閲覧したユーザU1は、「OK」ボタンを押下すること等により、外部装置50が提供するアドレス情報管理サービスのアプリ等を起動して、レストランEの電話番号をアドレス情報として登録する可能性が高くなる。すなわち、通知情報NC11は、収支コンテンツを提供するサービス以外のサービスの利用を促す情報である。具体的には、通知情報NC11は、配信装置100以外の外部装置50が提供するアドレス情報管理サービスの利用を促す情報である。
上述したように、配信装置100は、収支コンテンツ以外で収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する。そして、通知情報を受信した端末装置10は、収支コンテンツとともに通知情報を一覧表示する。図1に示す例においては、端末装置10は、コンテンツCT15〜CT17とともに、アドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を上下方向に並べて一覧表示される。つまり、配信装置100は、通知情報をユーザが閲覧しているコンテンツとともに表示されるように配信することができるため、通知情報をユーザに視認可能性が高い態様で、通知することができる。また、配信装置100は、収支コンテンツに重畳させることなく、収支コンテンツと調和した態様で通知情報が表示されるように配信することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、通知情報をユーザに適切に通知することができる。すなわち、配信装置100は、ユーザに適切に情報を通知することができる。
〔1−1.通知タイミング〕
なお、上記の例における通知情報の配信タイミングは一例であり、配信装置100は、目的に応じて種々のタイミングで通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ステップS11において端末装置10から配信要求を受け付けた際に、ステップS15、S16の処理を行い、ステップS12において収支コンテンツを配信する際に通知情報も併せて配信してもよい。すなわち、配信装置100は、収支コンテンツを配信するタイミングで通知情報を配信してもよいし、収支コンテンツの配信と異なるタイミングで通知情報を配信してもよい。なお、この点についての詳細は後述する。
また、上記の例においては、端末装置10が、家計簿アプリ等の収支コンテンツを閲覧する専用のアプリケーションにより収支コンテンツを表示する場合を示したが、収支コンテンツの表示は上記に限らず、端末装置10は、例えばブラウザなどにより、収支コンテンツを表示してもよい。端末装置10は、例えばブラウザなどにより収支コンテンツを表示する場合、収支コンテンツや通知情報が表示されるページはウェブページであってもよい。
なお、収支コンテンツを配信する情報処理装置と、通知情報を配信する情報処理装置は別体であってもよい。例えば、所定のコンテンツ配信装置が収支コンテンツを配信し、コンテンツ配信装置や端末装置10から要求を受け付けた配信装置100が端末装置10やコンテンツ配信装置に通知情報を配信してもよい。例えば、コンテンツ配信装置は、端末装置10からの要求に応じて端末装置10に収支コンテンツを配信し、通知情報を配信装置100に問い合わせてもよい。コンテンツ配信装置から問合せを受け付けた配信装置100は、端末装置10へ直接通知情報を配信してもよい。つまり、端末装置10は、収支コンテンツと通知情報との各々を別の装置から配信を受けてもよい。
例えば、端末装置10には、収支コンテンツがコンテンツ配信装置から配信され、配信装置100から通知情報が配信されてもよい。また、配信装置100は、コンテンツ配信装置を介して端末装置10へ通知情報を通知してもよい。すなわち、コンテンツ配信装置が通知情報を問い合せした配信装置100から受け付けた場合、コンテンツ配信装置は配信装置100から受け付けた通知情報を端末装置10に配信する。この場合、配信装置100と外部装置50とが、一体であってもよい。
また、上記例における通知情報は一例であり、配信サービスが配信するコンテンツ(収支コンテンツ)以外の情報であり、ユーザに通知される情報であればどのような情報であってもよい。すなわち、配信装置100は、配信サービスが配信する収支コンテンツ以外の情報であれば、種々の通知情報を端末装置10へ配信してもよい。例えば、配信装置100は、広告ではなく、ユーザの利用サービスに関する通知情報を端末装置10へ配信してもよい。
また、例えば、配信装置100は、一のIDに関連付けられたサービス間における通知情報であってもよい。例えば、配信装置100は、ユーザU1が共通のID(例えば「U1」)を用いて配信サービスや他のサービス(例えば予約サービス等)の提供を受ける場合、共通のIDを用いる配信サービスのコンテンツとともに共通のIDを用いる他のサービスに関する通知情報が一覧表示されるように、通知情報を配信してもよい。この場合、例えば、共通のIDを用いてユーザに利用されるサービスAのコンテンツとともに共通のIDを用いてユーザに利用されるサービスBの通知情報が表示され、サービスBのコンテンツとともにサービスAの通知情報が表示されてもよい。このように、共通のIDにより利用されるサービス間で通知情報を相互に提供してもよい。
また、配信装置100は、通知情報の内容とコンテンツとの関連性に基づいて、通知情報を差し込む位置を決定してもよい。例えば、配信装置100は、図1に示すように、レストランEに関するコンテンツCT16の直下に通知情報NC11を配置すると決定してもよい。これにより、通知情報NC11の対象であるレストランEに関連する情報とともに通知情報NC11をユーザU1に閲覧させることができる。
また、図1の例では、配信装置100は、ユーザU1がレストランEで支出した2016年11月13日から所定の期間以内に、通知情報NC11を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザU1がレストランEで2016年11月13日に支出をしたことを示す情報を登録してから、1日や3日以内に通知情報NC11を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザU1がレストランEで2016年11月13日に支出をしたことを示す情報を登録した後、次にアプリを起動した際に通知情報NC11を配信してもよい。
〔1−2.他のサービス(予約サービス)〕
また、上述した例では、アドレス管理サービスに関する通知情報を一例として示したが、配信装置100は、種々のサービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、予約サービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザが行った店舗(施設)の予約を促す通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザが所定の店舗を利用した後、所定のタイミングでその店舗の予約を促す通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザが美容院に行ってからまもなく2ヶ月のタイミングで予約を促す通知情報を配信してもよい。
〔1−3.レビュー投稿サービス〕
また、例えば、配信装置100は、所定の対象の評価に関するレビュー投稿サービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザが所定の店舗を利用した後、所定のタイミングでその店舗のレビューの投稿を促す通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザがレストランに行った直後に、そのレストランのレビューの投稿を促す通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザがレストランでの支出の登録を行った直後に、そのレストランのレビューの投稿を促す通知情報を配信してもよい。
〔1−4.クレジットサービス〕
また、例えば、配信装置100は、クレジットサービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、クレジットカードの引き落としに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、クレジットカードの引き落としの期日前の所定のタイミングでクレジットカードの引き落としに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、クレジットカードの引き落としの3日前に、クレジットカードの引き落としに関する通知情報を配信してもよい。
〔1−5.収支状況に応じた通知〕
また、例えば、配信装置100は、ユーザの収支状況に応じた通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザの収入に対し支出が多い場合に求人、クラウドソーシングサービスに関する通知情報を配信してもよい。また、例えば、配信装置100は、ユーザの収入に対し支出が多い場合に、オークションサービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザの収入に対し支出が多い場合に、「出品しませんか」等の提案を含む通知情報を配信してもよい。また、例えば、配信装置100は、ユーザの収支状況に応じてマッチングサービスに関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザに、収支バランスが類似する、すなわち金銭感覚が類似する他のユーザを紹介する通知情報を配信してもよい。
〔1−6.資産状況に応じた通知〕
また、例えば、配信装置100は、ユーザの収支に関する情報に基づいて推定されるユーザの資産状況に応じた内容の通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、推定したユーザの資産状況に応じて、納税に関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、推定したユーザの資産状況に応じて、ふるさと納税に関する通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100は、推定したユーザの収入に基づく上限額に応じて、納税額と所定の自治体の商品との関連を示す通知情報を配信してもよい。
〔2.配信装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、配信装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、配信装置100は、配信装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、ユーザ情報記憶部121と、収支情報記憶部122とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図3に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
例えば、図3に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、図3に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、年齢や性別に加えて他のデモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、自宅、勤務地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(収支情報記憶部122)
実施形態に係る収支情報記憶部122は、収支に関する各種情報を記憶する。図4に、実施形態に係る収支情報記憶部122の一例を示す。図4に示す収支情報記憶部122は、「ユーザID」、「種別」、「日時」、「対象」、「金額(円)」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。また、「種別」は、対応するユーザの支出または収入の種別に関する情報を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。なお、図4の例では、「日時」に記憶される情報を「2016/10/23」等の年月日までを図示するが、「日時」には、「2016年9月21日22時01分43秒」等の時分秒までを含む具体的な日時が記憶されてもよい。また、「対象」は、対応するユーザの支出や収入における対象を示す。なお、図4の例では、「対象」として、支出を行った相手先や収入を得た相手先を示すが、「対象」には、支出を行った、すなわち購入した商品等の情報が含まれてもよい。「金額(円)」は、対応する支出において支払った金額または、対応する収入において得た金額を示す。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、2016年10月23日に美容院Aで4000円の支出を行ったことを示す。また、図4に示す例においてユーザU1は、2016年10月25日に会社Aから20万円の収入を得たことを示す。また、例えば、図4に示す例において、ユーザU1は、2016年10月30日にコンビニBで2000円の支出を行ったことを示す。
なお、収支情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図4では、ユーザIDごとに収支情報が収支情報記憶部122に記憶される場合を示したが、収支情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。また、収支情報記憶部122は、ログID等の各種の支出や収入を識別する情報を記憶してもよい。また、上述したように、収支情報記憶部122は、各支出における品目等の詳細な情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、受付部131と、生成部132と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131)
受付部131は、種々の情報を受け付ける。例えば、受付部131は、外部の情報処理装置から配信要求を受け付ける。例えば、受付部131は、端末装置10から配信要求を受け付ける。図1に示す例において、受付部131は、端末装置10において動作するアプリによる配信要求を受け付ける。また、受付部131は、端末装置10からサービス情報の問合せを受け付ける。図1に示す例において、受付部131は、端末装置10から外部装置50が提供するサービスに関するサービス情報の問合せを受け付ける。また、受付部131は、外部装置50からサービス情報を受け付ける。図1に示す例において、受付部131は、ユーザU1が利用中のサービスを提供する外部装置50からユーザU1に関するサービス情報を受け付ける。
また、受付部131は、外部の情報処理装置からユーザ情報記憶部121に記憶されるユーザ情報を受け付けてもよい。例えば、受付部131は、ユーザが利用する端末装置10から各種情報を受け付ける。例えば、受付部131は、ユーザが利用する端末装置10からユーザ情報を受け付ける。
(生成部132)
生成部132は、種々の情報を生成する。例えば、生成部132は、受付部131により受け付けられたユーザに関するサービス情報に基づいて、通知情報を生成する。図1に示す例において、生成部132は、受付部131により受け付けられたユーザに関するサービス情報に基づいて、通知情報NC11を生成する。また、生成部132は、受付部131により外部装置50が提供するサービスに関するサービス情報の問合せが受け付けられた場合、外部装置50へサービス情報の問合せを行ってもよい。また、生成部132は、外部装置50へのサービス情報の問合せを配信部133に行わせてもよい。
生成部132は、端末装置10へ配信する収支コンテンツを生成してもよい。例えば、生成部132は、受付部131により配信要求が受け付けられた場合、収支情報記憶部122に記憶されたユーザの収支に関する情報を加工して収支コンテンツを生成してもよい。この場合、生成部132は、端末装置10に表示する形式に応じて、収支情報記憶部122に記憶されたユーザの収支に関する情報を加工し、収支コンテンツを生成してもよい。
図1の例では、生成部132は、ユーザU1のアドレス情報中にレストランEに関するアドレス情報が含まれないことを示す情報やコンテンツCT16に示すようにユーザU1がレストランEで支出した、すなわち食事をしたことを示す情報に基づいて、通知情報NC11を生成する。図1の例では、生成部132は、ユーザU1にレストランEの電話番号をアドレス情報として登録することを促す通知情報NC11を生成する。図1の例では、生成部132は、配信サービスとは別サービスであるアドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を生成する。
(配信部133)
配信部133は、種々の情報を配信する。例えば、配信部133は、端末装置10を利用するユーザの収支に関するコンテンツを一覧表示する端末装置10に、端末装置10を利用するユーザへ通知するコンテンツ以外の通知情報であって、コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する。例えば、配信部133は、収支に関する情報に基づくタイミングでユーザへ通知する通知情報を配信する。例えば、配信部133は、収支に関する情報に基づく内容の通知情報を配信する。例えば、配信部133は、収支に関する情報に基づいて推定されるユーザの資産状況に応じた内容の通知情報を配信する。
例えば、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外のサービスに関する通知情報を配信する。例えば、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外のサービスの利用を促す通知情報を配信する。例えば、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外であってユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される通知情報を配信する。例えば、配信部133は、配信要求を送信した端末装置10に、通知情報を配信する。
例えば、配信部133は、コンテンツ間に予め差し込まれ、コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する。図1の例では、配信部133は、ユーザへ通知する収支コンテンツ以外の通知情報であって、収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を端末装置10に配信する。図1の例では、配信部133は、配信サービスとは別サービスであるアドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を端末装置10へ配信する。図1の例では、配信部133は、配信サービスとは別サービスであるアドレス情報管理サービスに関する通知情報NC11を端末装置10へ配信する。
図1の例では、配信部133は、コンテンツCT15〜CT17とともに一覧表示される通知情報NC11を端末装置10へ配信する。また、配信部133は、受付部131により受け付けられたユーザに関するサービス情報に基づく通知情報NC11を配信する。図1の例では、配信部133は、コンテンツCT11〜CT17等と同じ表示態様となるように生成した通知情報NC11を端末装置10へ配信する。
また、配信部133は、コンテンツがスクロール方向に並べて表示される端末装置10に、コンテンツ間に配置して表示される通知情報を配信する。例えば、配信部133は、コンテンツの各々が複数の表示形式のいずれかにより表示される端末装置10に、複数の表示形式から選択される表示形式で表示される通知情報を配信する。例えば、配信部133は、コンテンツが所定の表示形式により表示される端末装置10に、所定の表示形式で表示される通知情報を配信する。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図5は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、配信装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーション(例えば家計簿アプリ等)に関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部153)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーション(例えば家計簿アプリ等)のプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する配信処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する配信処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、配信装置100へ配信要求を送信する。例えば、要求部151は、起動したアプリからの配信要求を配信装置100へ送信する。また、要求部151は、サービス情報の問合せを要求する。図1に示す例において、要求部151は、配信装置100にサービス情報の問合せを要求する。なお、要求部151は、外部装置50や通知情報を提供する通知装置へサービス情報の問合せを要求してもよい。
受信部152は、配信装置100から配信された収支コンテンツを受信する。また、受信部152は、端末装置10を利用するユーザへの通知情報を受信する。また、受信部152は、受信した収支コンテンツや通知情報を記憶部12に格納してもよい。図1に示す例において、受信部152は、配信装置100から通知情報を受信する。なお、受信部152は、外部装置50や通知装置から通知情報を受信してもよい。
表示部153は、受信部152により受信された通知情報を所定のコンテンツとともに一覧表示する。具体的には、表示部153は、通知情報を収支コンテンツとともに一覧表示する。また、表示部153は、収支コンテンツを所定の方向に並べて一覧表示する。具体的には、表示部153は、コンテンツをスクロール方向に並べて表示する。また、表示部153は、コンテンツ間に通知情報を配置して表示する。また、表示部153は、コンテンツの各々を複数の表示形式のいずれかで表示する。この場合、表示部153は、通知情報を複数の表示形式から選択した表示形式で表示する。また、表示部153は、コンテンツを所定の表示形式により表示する。この場合、表示部153は、コンテンツと同じ表示形式で通知情報を表示する。
図1に示す例においては、表示部153は、コンテンツCT11、コンテンツCT12、コンテンツCT13、コンテンツCT14の順に上下方向に並べて、ページW11に一覧表示する。また、表示部153は、ユーザのフリック操作等により、表示を下へスクロールさせる操作がされた場合、下に続く残りのコンテンツを表示する。図1に示す例においてユーザのフリック操作がされた後、表示部153は、コンテンツCT11〜CT14の次のコンテンツをページW11に表示する。
また、表示部153は、次に表示されるコンテンツに通知情報を割り込ませて表示する。図1に示す例において、表示部153は、コンテンツCT15、コンテンツCT16、通知情報NC11、コンテンツCT17の順に上下方向に並べて、ページW11に一覧表示する。具体的には、表示部153は、コンテンツCT16とコンテンツCT17との間に通知情報NC11を差し込ませて一覧表示する。このように、表示部153は、通知情報NC11をコンテンツCT15〜CT17とともに一覧表示する。
なお、上述した制御部15による表示処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した表示処理が所定のアプリケーション(例えば家計簿アプリ等)により行われる場合や表示処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔4.配信処理のフロー〕
次に、図6及び図7を用いて、実施形態に係る配信システム1による配信処理の手順について説明する。まず、図6を用いて配信装置100における通知情報の配信までの処理の流れを示す。図6は、実施形態に係る通知情報を配信する処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、配信装置100の受付部131は、端末装置10から配信要求を受け付ける(ステップS101)。例えば、図1に示す例において、受付部131は、端末装置10において起動されたアプリから配信要求を受け付ける。その後、配信装置100の配信部133は、端末装置10へコンテンツを配信する(ステップS102)。例えば、配信部133は、配信装置100の生成部132により生成された収支コンテンツを端末装置10へ配信する。そして、受付部131は、端末装置10からサービス情報の問合せを受け付ける(ステップS103)。なお、ステップS103は、ステップS101と同じタイミングで行われてもよいし、ステップS101の配信要求がサービス情報の問合せを含んでもよい。また、配信装置100が所定のタイミングで通知情報を配信する場合、配信装置100は、ステップS103の処理を行うことなく所定のタイミングでステップS104以降の処理を行ってもよい。
そして、配信装置100は、生成部132または配信部133により、サービス情報の問合せに対応する外部装置50に、端末装置10を利用するユーザに関するサービス情報を要求する(ステップS104)。図1に示す例において、配信装置100は、アドレス情報管理サービスを提供する外部装置50へユーザU1に関するサービス情報を要求する。その後、受付部131は、外部装置50からユーザに関するサービス情報を受け付ける(ステップS105)。図1に示す例において、受付部131は、外部装置50からユーザU1に関するサービス情報を受け付ける。
そして、生成部132は、ステップS105において受け付けたサービス情報を基に通知情報を生成する(ステップS106)。図1に示す例において、生成部132は、受付部131により外部装置50から受け付けられたサービス情報を基に、通知情報NC11を生成する。なお、配信装置100が外部装置50から受け付けたサービス情報を通知情報として、端末装置10へ配信する場合、ステップS106の処理を行わなくてもよい。その後、配信部133は、通知情報を端末装置10へ配信する(ステップS107)。なお、配信部133は、ステップS102において収支コンテンツとともに通知情報を端末装置10へ配信してもよい。
〔5.表示処理のフロー〕
次に、図7を用いて端末装置10における通知情報の表示までの処理の流れを示す。図7は、実施形態に係る通知情報を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、端末装置10の要求部151は、配信装置100へ配信要求を送信する(ステップS201)。例えば、図1に示す例において、要求部151は、端末装置10において起動されたアプリによる配信要求を配信装置100へ送信する。その後、端末装置10の受信部152は、配信装置100からコンテンツを受信する(ステップS202)。例えば、受信部152は、配信装置100から収支コンテンツを受信する。そして、端末装置10の表示部153は、配信装置100から受信したコンテンツを表示する(ステップS203)。例えば、表示部153は、配信装置100から受信した収支コンテンツを表示する。
そして、要求部151は、所定のタイミングでサービス情報の問合せを行う(ステップS204)。なお、ステップS204は、ステップS201と同じタイミングで行われてもよいし、ステップS201の配信要求がサービス情報の問合せを含んでもよい。例えば、図1に示す例において、要求部151は、配信装置100へサービス情報の問合せを行う。なお、要求部151は、外部装置50や通知装置へサービス情報の問合せを行ってもよい。また、配信装置100が所定のタイミングで通知情報を配信する場合、端末装置10は、ステップS204の処理を行うことなく所定のタイミングで配信装置100から通知情報を受信してもよい。その後、受信部152は、通知情報を受信する(ステップS205)。図1に示す例において、受信部152は、配信装置100から通知情報NC11を受信する。例えば、端末装置10は、通知情報NC11とともに通知情報NC11をコンテンツCT16とコンテンツCT17との間に配置することを示す情報を受信する。なお、受信部152は、ステップS202においてコンテンツとともに通知情報を受信してもよい。
通知情報の受信後において表示するコンテンツを変更した場合(ステップS206:Yes)、表示部153は、コンテンツとともに通知情報を表示する(ステップS207)。図1に示す例において、ユーザのフリック操作等により表示するコンテンツが変更(遷移)された場合、表示部153は、次のコンテンツとともに通知情報を表示する。具体的には、表示部153は、次のコンテンツCT15〜CT17とともに通知情報NC11を表示する。なお、表示するコンテンツが変更されない場合(ステップS206:No)、例えば、表示部153は、ステップS206の判定を繰り返す。
〔6.初期表示における通知情報の表示〕
上述した例では、コンテンツ表示後に表示が遷移する際に通知情報を表示する例を示したが、通知情報はコンテンツの初期表示時に含まれてもよい。ここで、図8を用いて、初期表示における通知情報の表示について説明する。図8は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。なお、図8に示す例において、外部装置50は、美容院やレストラン等の所定のサービスの予約サービスを提供する情報処理装置である場合を示す。
図8に示すように、ユーザU1は端末装置10で起動されたアプリを操作し、配信装置100にコンテンツの配信要求を送信する(ステップS21)。例えば、図8においては図示を省略するが、ユーザU1は端末装置10で起動されたアプリにおいて所定のログイン操作等を行うことにより、配信装置100にコンテンツの配信を要求してもよい。なお、図8の例において、端末装置10が配信装置100にコンテンツの配信を要求する日時は、2016年12月15日であるものとする。
そして、配信装置100は、予約サービスを提供する外部装置50に、端末装置10を利用するユーザU1に関する情報を要求する(ステップS22)。図8に示す例において、配信装置100は、ユーザU1に関する予約サービスのサービス情報を外部装置50に要求する。例えば、配信装置100は、ユーザU1の収支に関する情報を外部装置50に送信してもよい。例えば、配信装置100は、コンテンツCT11〜CT13」7に示すように、ユーザU1が2016年10月23日に美容院Aを利用したことを示す情報や2016年11月2日に病院Cを利用したことを示す情報を外部装置50に送信してもよい。
配信装置100から要求を受け付けた外部装置50は、端末装置10を利用するユーザU1に関するサービス情報を配信装置100に送信する(ステップS23)。図8に示す例において、外部装置50は、ユーザU1が既に予約済みの対象に関する情報を、ユーザU1に関するサービス情報として配信装置100に送信する。なお、図8の例では、ユーザU1が予約している対象に美容院が含まれないものとする。外部装置50は、ユーザU1が2016年10月23日に美容院Aを利用したことを示す情報や2016年11月2日に病院Cを利用したことを示す情報を取得している場合、ユーザU1が予約している対象に美容院が含まれないことを示す情報を、ユーザU1に関するサービス情報として配信装置100に送信してもよい。
外部装置50からユーザU1に関するサービス情報を受け付けた配信装置100は、種々の情報に基づいて、通知情報を生成する。図8の例では、端末装置10が配信装置100にコンテンツの配信を要求する日時は、2016年12月15日であり、ユーザU1が2016年10月23日に美容院Aを利用してから2ヶ月が経過するまで10日を切ったタイミングである。そのため、配信装置100は、ユーザU1が予約している対象に美容院が含まれないことを示す情報やコンテンツCT11に示すように2016年10月23日に美容院Aを利用したことを示す情報に基づいて、通知情報NC12を生成する。具体的には、配信装置100は、ユーザU1に2016年10月23日に美容院Aを利用してから2ヶ月後の2016年12月23日に美容院Aを予約することを促す通知情報NC12を生成する。このように、配信装置100は、配信サービスとは別サービスである予約サービスに関する通知情報NC12を生成する。
その後、配信装置100は、コンテンツとともに通知情報NC12を端末装置10へ配信する(ステップS24)。図8に示す例において、配信装置100は、配信サービスとは別サービスである予約サービスに関する通知情報NC12を端末装置10へ配信する。この場合、配信装置100は、コンテンツCT11〜CT13等と同じ表示態様となるように生成した通知情報を端末装置10へ配信する。
そして、端末装置10は、配信装置100から受信したコンテンツ及び通知情報を表示する(ステップS25)。すなわち、端末装置10は、アプリ中のページW11にコンテンツを一覧表示する。図8に示す例においては、端末装置10中のページW11には、コンテンツCT11〜CT13、及び通知情報NC12が一覧表示される。例えば、端末装置10は、初期表示されるコンテンツ間に通知情報を割り込ませて表示させる。図8に示す例において、端末装置10中のページW11には、コンテンツCT11、通知情報NC12、コンテンツCT12、コンテンツCT13の順に上下方向に並んで一覧表示される。
このように、端末装置10において、通知情報NC12が、コンテンツCT11とコンテンツCT12との間に差し込まれて一覧表示される。図8の例では、2016年10月23日に美容院Aで4000円を支出したことを示すコンテンツCT11と、2016年10月30日にコンビニBで2000円を支出したことを示すコンテンツCT12との間に通知情報NC12が差し込まれて一覧表示される。例えば、通知情報NC12は表示前に予めコンテンツCT11とコンテンツCT12との間に差し込まれて一覧表示される。
図8に示すように、通知情報NC12は、外部装置50が提供する予約サービスにおけるユーザU1に関するサービス情報を示す。具体的には、端末装置10中のページW11には、美容院Aを2016年12月23日に予約可能であることを示す情報及びその予約を行う「今すぐ予約」ボタンを含む通知情報NC12が表示される。
ここで、通知情報NC12の内容は、ユーザU1が利用した美容院Aの予約を促す、すなわちユーザU1の予約した対象に美容院が含まれていないことをユーザU1に通知する内容である。言い換えると、通知情報NC12の内容は、配信装置100の配信サービス以外であってユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される情報である。具体的には、通知情報NC12は、ユーザが利用中の予約サービスを提供する外部装置50によりユーザU1に通知される情報である。
このような内容の通知情報NC12を閲覧したユーザU1は、「今すぐ予約」ボタンを押下すること等により、外部装置50が提供する予約サービスのアプリ等を起動して、美容院Aの予約を行う可能性が高くなる。すなわち、通知情報NC12は、収支コンテンツを提供するサービス以外のサービスの利用を促す情報である。具体的には、通知情報NC12は、配信装置100以外の外部装置50が提供する予約サービスの利用を促す情報である。このように、配信装置100は、初期表示において、通知情報NC12がコンテンツCT11とコンテンツCT12との間に差し込まれて一覧表示されるように通知情報NC12を配信することにより、収支コンテンツに重畳させることなく、収支コンテンツと調和した態様で通知情報が表示されるように配信することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、通知情報をユーザに適切に通知することができる。すなわち、配信装置100は、ユーザに適切に情報を通知することができる。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、配信システム1の他の実施形態について説明する。
〔7−1.変形例:複数サービスに基づいた通知情報〕
上述した実施形態においては、1つのサービスに関するサービス情報に基づいて通知情報を配信する場合を例に説明したが、複数のサービスに関するサービス情報に基づいて通知情報を配信してもよい。この点について、図9〜図13を用いて説明する。図9は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。変形例に係る配信システム1Aにおいては、多数のサービス情報に基づいた通知情報が配信される。図9に示す例においては、配信装置100Aが、オークションサービスや求人サービス等の複数のサービスに関するサービス情報に基づいて通知情報を配信する場合を示す。
〔7−1−1.配信処理〕
まず、図9を用いて、変形例に係る配信処理の一例について説明する。図9に示す配信装置100Aは、所定のコンテンツを配信する配信サービスを提供する。なお、配信装置100Aが配信するコンテンツは、実施形態に係る配信装置100と同様に収支コンテンツであるものとする。
また、配信装置100Aが配信する収支コンテンツは、端末装置10において一覧表示される。そして、配信装置100Aは、ユーザへ通知する収支コンテンツ以外の通知情報であって、収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を、端末装置10に配信する。
図9に示すように、配信システム1Aは、端末装置10と、複数台の外部装置51と、配信装置100Aとが含まれる。端末装置10と、外部装置51と、配信装置100Aとは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図9に示した配信システム1Aには、複数台の端末装置10や、複数台の配信装置100Aが含まれてもよい。
配信装置100Aは、端末装置10に収支コンテンツや通知情報を配信するサービスを提供する情報処理装置である。図9の例では、配信装置100Aは、端末装置10から配信要求を受け付け、端末装置10において起動されたアプリ中のページに一覧表示される収支コンテンツを配信する。また、配信装置100Aは、収支コンテンツとともに一覧表示される通知情報を端末装置10に配信する。
外部装置51は、配信装置100Aが提供する配信サービス以外のサービスを提供する情報処理装置である。例えば、外部装置51には、オークションサービスを提供する情報処理装置や求人サービスを提供する情報処理装置が含まれる。なお、外部装置51は、配信装置100Aが提供する配信サービス以外のサービスであれば、どのようなサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、外部装置51は、ブログ等のサービスを提供する情報処理装置や配信装置100A以外の配信サービスを行う情報処理装置であってもよい。
以下、図9を用いて、配信処理の一例を説明する。図9の例では、ユーザがユーザU1である場合を示す。図9に示すように、ユーザU1は端末装置10で起動されたアプリを操作し、配信装置100Aにコンテンツの配信要求を送信する(ステップS31)。
端末装置10から配信要求を受け付けた配信装置100Aは、端末装置10に配信装置100Aが提供する配信サービスの収支コンテンツを配信する(ステップS32)。そして、端末装置10は、配信装置100Aから受信した収支コンテンツを表示する(ステップS33)。すなわち、端末装置10は、アプリ中のページW21に収支コンテンツを一覧表示する。図9の例では、端末装置10中のページW21には、コンテンツCT11、コンテンツCT12、コンテンツCT13、コンテンツCT14の順に上下方向に並んで一覧表示される。
なお、ページW21に表示されたコンテンツCT11〜CT14は収支コンテンツの一部であり、ユーザU1は端末装置10の表示画面にタッチした指F1をフリック操作することにより、表示を下へスクロールさせて、下に続く残りのコンテンツを表示させることができる。
また、配信装置100Aは、複数の外部装置51の各々が提供するサービスに関するサービス情報を各外部装置51から受け付ける(ステップS34)。例えば、配信装置100Aは、定期的(例えば、10分や1時間等)に外部装置51の各々が提供するサービスに関するサービス情報を各外部装置51から受け付ける。例えば、配信装置100Aは、オークションサービス(以下、「オークションA」ともいう)を提供する外部装置51からユーザU1のオークションサービスに関するサービス情報を受け付ける。また、例えば、配信装置100Aは、求人サービス(以下、「求人サイトA」ともいう)を提供する外部装置51からユーザU1の求人サービスに関するサービス情報を受け付ける。例えば、配信装置100Aは、受け付けたサービス情報をサービス情報記憶部123(図10参照)に格納する。
そして、配信装置100Aは、収支情報を分析する(ステップS35)。例えば、配信装置100Aは、収支情報記憶部122に記憶されたユーザU1の収支情報に基づいて、ユーザU1の資産状況等を分析(推定)する。図9の例では、配信装置100Aは、収支情報記憶部122に記憶されたユーザU1の収支情報に基づいて、ユーザU1の所定期間(例えば1ヶ月)におけるユーザU1の支出が172481円であると推定する。また、配信装置100Aは、収支情報記憶部122に記憶されたユーザU1の収支情報に基づいて、ユーザU1の所定期間(例えば1ヶ月)における収入が20万円であると推定する。
図9の例では、配信装置100Aは、ユーザU1の所定期間(例えば1ヶ月)におけるユーザU1の支出がユーザU1の所定期間(例えば1ヶ月)における収入に近似しているため、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定する。なお、図9の例では、説明を簡単にするためにユーザU1の所定期間の支出と収入の関係に基づいてユーザU1の資産状況を推定するが、ユーザU1の金融機関の口座情報等の種々の情報を適宜用いてユーザU1の資産状況を推定してもよい。
そして、配信装置100Aは、推定したユーザU1の資産状況に基づいて、通知するサービスを決定する。例えば、配信装置100Aは、オークションサービスや求人サービスを含む複数のサービスのうち、ユーザU1の資産状況に応じて通知するサービスを決定する。例えば、配信装置100Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1が即入金される収入を必要としていると推定する。そのため、配信装置100Aは、オークションサービスをユーザU1に通知するサービスとして決定する。
そして、配信装置100Aは、ユーザU1のオークションサービスに関するサービス情報に基づいて通知情報を生成する。図9の例では、配信装置100Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1にオークションへの出品を促す通知情報NC21を生成する。
その後、配信装置100Aは、生成した通知情報NC21を端末装置10へ配信する(ステップS36)。図9の例では、配信装置100Aは、ユーザU1にオークションへの出品を促す通知情報NC21を端末装置10へ配信する。この場合、配信装置100Aは、コンテンツCT11〜CT17と同じ表示態様となるように生成した通知情報NC21を端末装置10へ配信する。
その後、ユーザU1は、指F1を下から上へフリック操作を行う(ステップS37)。これにより、端末装置10中のページW21には、コンテンツCT11〜CT14の次のコンテンツが表示される(ステップS38)。ここで、端末装置10は、次に表示されるコンテンツに通知情報を割り込ませて表示させる。図9の例では、端末装置10中のページW21には、コンテンツCT15、通知情報NC21、コンテンツCT16、コンテンツCT17の順に上下方向に並んで一覧表示される。このように、端末装置10において、通知情報NC21が、コンテンツCT15とコンテンツCT16との間に差し込まれて一覧表示される。
図9に示すように、通知情報NC21は、複数のサービスのうち、オークションサービスにおけるユーザU1に関するサービス情報を示す。具体的には、端末装置10中のページW21には、オークションAへユーザU1の所持品の出品を行う「今すぐ出品」ボタンを含む通知情報NC21が表示される。
ここで、通知情報NC21の内容は、ユーザU1が過去に利用したことがあるオークションAの利用を促す内容である。言い換えると、通知情報NC21の内容は、配信装置100Aの配信サービス以外であってユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される情報である。具体的には、通知情報NC21は、ユーザが利用中のオークションサービスを提供する外部装置51によりユーザU1に通知される情報である。
このような内容の通知情報NC21を閲覧したユーザU1は、「今すぐ出品」ボタンを押下すること等により、外部装置51が提供するアドレス情報管理サービスのアプリ等を起動して、オークションAに出品を行う可能性が高くなる。すなわち、通知情報NC21は、収支コンテンツを提供するサービス以外のサービスの利用を促す情報である。具体的には、通知情報NC21は、配信装置100A以外の外部装置51が提供するオークションサービスの利用を促す情報である。
上述したように、配信装置100Aは、収支に関する情報に基づいて推定されるユーザの資産状況に応じた内容の通知情報を配信することにより、ユーザに適切な通知情報を配信することができる。また、例えば、配信装置100Aは、複数のサービスからユーザの資産状況に応じて通知するサービスを決定することにより、ユーザの資産状況に応じて適切なサービスの通知情報を配信することができる。
なお、上記の例における通知情報の配信タイミングは一例であり、配信装置100Aは、目的に応じて種々のタイミングで通知情報を配信してもよい。例えば、配信装置100Aは、ステップS31において端末装置10から配信要求を受け付けた際に、ステップS35の処理を行い、ステップS32において収支コンテンツを配信する際に通知情報も併せて配信してもよい。すなわち、配信装置100Aは、収支コンテンツを配信するタイミングで通知情報を配信してもよいし、収支コンテンツの配信と異なるタイミングで通知情報を配信してもよい。
〔7−1−2.配信装置の構成〕
次に、図10を用いて、変形例に係る配信装置100Aの構成について説明する。図10は、変形例に係る配信装置の構成例を示す図である。図10に示すように、配信装置100Aは、通信部110と、記憶部120Aと、制御部130Aとを有する。なお、配信装置100Aは、配信装置100Aの管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(記憶部120A)
記憶部120Aは、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部120Aは、図10に示すように、ユーザ情報記憶部121と、収支情報記憶部122と、サービス情報記憶部123とを有する。
(サービス情報記憶部123)
変形例に係るサービス情報記憶部123は、サービス情報を記憶する。図11は、変形例に係るサービス情報記憶部の一例を示す図である。図11に示すサービス情報記憶部123は、「ユーザID」、「履歴情報」といった項目が含まれる。また、「履歴情報」には、「サービス種別」、「日時」、「対象」、「金額等(円)」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「履歴情報」は、対応するユーザの各サービスにおける行動等の履歴情報を示す。また、「サービス種別」は、対応するユーザが利用しているサービスの種別に関する情報を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。なお、図11の例では、「日時」に記憶される情報を「2016/8/25」等の年月日までを図示するが、「日時」には、「2016年12月21日22時01分43秒」等の時分秒までを含む具体的な日時が記憶されてもよい。また、「対象」は、対応するサービスにおいてユーザが行動を行った対象を示す。なお、図11の例では、「対象」として、オークションAについてはユーザの出品物や入札商品等を示し、求人サイトAについてはユーザが閲覧等を行った職種等を示す。「金額等(円)」は、対応する対象の価格や年収等の金額等を示す。
例えば、図11に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、2016年8月25日に財布Aを1万円で出品したことを示す。また、図11に示す例においてユーザU1は、2016年11月2日に年収500万円の職種であるプログラマCに関する情報の閲覧等を行ったことを示す。
なお、サービス情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図11では、ユーザIDごとに履歴情報がサービス情報記憶部123に記憶される場合を示したが、履歴情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。また、サービス情報記憶部123は、ログID等の各種の履歴を識別する情報を記憶してもよい。
(制御部130A)
制御部130Aは、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置100A内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130Aは、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図10に示すように、制御部130Aは、受付部131と、生成部132Aと、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130Aの内部構成は、図10に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130Aが有する各処理部の接続関係は、図10に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(生成部132A)
生成部132Aは、生成部132と同様の処理を行う。また、図9の例では、生成部132Aは、推定したユーザU1の資産状況に基づいて、通知するサービスを決定する。例えば、図9の例では、生成部132Aは、オークションサービスや求人サービスを含む複数のサービスのうち、ユーザU1の資産状況に応じて通知するサービスを決定する。図9の例では、生成部132Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1が即入金される収入を必要としていると推定する。図9の例では、生成部132Aは、オークションサービスをユーザU1に通知するサービスとして決定する。図9の例では、生成部132Aは、ユーザU1のオークションサービスに関するサービス情報に基づいて通知情報を生成する。図9の例では、生成部132Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1にオークションへの出品を促す通知情報NC21を生成する。
〔7−1−3.配信処理のフロー〕
次に、図12及び図13を用いて、変形例に係る配信システム1Aによる配信処理の手順について説明する。まず、図12を用いて配信装置100Aにおける通知情報の配信までの処理の流れを示す。図12は、変形例に係る通知情報を配信する処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、配信装置100Aの受付部131は、端末装置10から配信要求を受け付ける(ステップS301)。例えば、図9の例では、受付部131は、端末装置10において起動されたアプリから配信要求を受け付ける。その後、配信装置100Aの配信部133は、端末装置10へコンテンツを配信する(ステップS302)。例えば、配信部133は、配信装置100Aの生成部132Aにより生成された収支コンテンツを端末装置10へ配信する。
また、受付部131は、外部装置51からユーザに関するサービス情報を受け付ける(ステップS303)。図9の例では、受付部131は、複数の外部装置51の各々から複数のサービスに関するユーザU1のサービス情報を受け付ける。例えば、受付部131は、定期的(例えば、5分や30分等)に複数の外部装置51の各々から複数のサービスに関するユーザU1のサービス情報を受け付ける。
そして、生成部132Aは、受け付けたサービス情報と収支情報とに基づいてユーザに通知するサービスを決定する(ステップS304)。例えば、生成部132Aは、オークションサービスや求人サービスを含む複数のサービスのうち、ユーザU1の資産状況に応じて通知するサービスを決定する。図9の例では、生成部132Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1が即入金される収入を必要としていると推定する。図9の例では、生成部132Aは、オークションサービスをユーザU1に通知するサービスとして決定する。
その後、生成部132Aは、決定したサービスに基づく通知情報を生成する(ステップS305)。図9の例では、生成部132Aは、ユーザU1の資産状況が逼迫していると推定しているため、ユーザU1にオークションへの出品を促す通知情報NC21を生成する。その後、配信部133は、通知情報を端末装置10へ配信する(ステップS306)。なお、配信部133は、ステップS302において収支コンテンツとともに通知情報を端末装置10へ配信してもよい。
〔7−1−4.表示処理のフロー〕
次に、図13を用いて端末装置10における通知情報の表示までの処理の流れを示す。図13は、変形例に係る通知情報を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図13に示すように、端末装置10の要求部151は、配信装置100Aへ配信要求を送信する(ステップS401)。例えば、図9の例では、要求部151は、端末装置10において起動されたアプリによる配信要求を配信装置100Aへ送信する。その後、端末装置10の受信部152は、配信装置100Aからコンテンツを受信する(ステップS402)。例えば、受信部152は、配信装置100Aから収支コンテンツを受信する。そして、端末装置10の表示部153は、配信装置100Aから受信したコンテンツを表示する(ステップS403)。例えば、表示部153は、配信装置100Aから受信した収支コンテンツを表示する。
そして、受信部152は、通知情報を受信する(ステップS404)。図9の例では、受信部152は、配信装置100Aから通知情報NC21を受信する。なお、受信部152は、ステップS402においてコンテンツとともに通知情報を受信してもよい。
通知情報の受信後において表示するコンテンツを変更した場合(ステップS405:Yes)、表示部153は、コンテンツとともに通知情報を表示する(ステップS406)。図9の例では、ユーザU1のフリック操作等により表示するコンテンツが変更された場合、表示部153は、次のコンテンツとともに通知情報を表示する。具体的には、表示部153は、次のコンテンツCT15〜CT17とともに通知情報NC21を表示する。なお、表示するコンテンツが変更されない場合(ステップS405:No)、例えば、表示部153は、ステップS405の判定を繰り返す。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、配信部133を有する。配信部133は、端末装置10を利用するユーザの収支に関するコンテンツ(実施形態においては「収支コンテンツ」。以下同じ)を一覧表示する端末装置10に、端末装置10を利用するユーザへ通知するコンテンツ以外の通知情報であって、コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、通知情報をユーザが閲覧しているコンテンツとともに表示されるように配信することができるため、通知情報をユーザに視認可能性が高い態様で、通知することができる。また、配信装置100、100Aは、収支コンテンツに重畳させることなく、収支コンテンツと調和した態様で通知情報が表示されるように配信することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、通知情報をユーザに適切に通知することができる。すなわち、配信装置100、100Aは、ユーザに適切に情報を通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、収支に関する情報に基づくタイミングでユーザへ通知する通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、収支に関する情報に基づくタイミングでユーザへ通知する通知情報を配信することにより、通知情報を適切なタイミングでユーザに通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、収支に関する情報に基づく内容の通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、収支に関する情報に基づく内容の通知情報を配信することにより、適切な内容の通知情報をユーザに通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、収支に関する情報に基づいて推定されるユーザの資産状況に応じた内容の通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、収支に関する情報に基づいて推定されるユーザの資産状況に応じた内容の通知情報を配信することにより、ユーザの資産状況に応じて適切な内容の通知情報をユーザに通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外のサービスに関する通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、提供するサービス以外のサービスに関する通知情報を端末装置10に配信することにより、通知情報により他のサービスに関する情報をユーザに通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外のサービスの利用を促す通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、提供するサービス以外のサービスの利用を促す通知情報を端末装置10に配信することにより、通知情報によりサービスの利用を促すことができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、コンテンツの配信サービス以外であってユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、ユーザが利用中のサービスによりユーザに通知される通知情報を配信することにより、ユーザが利用中のサービスの利便性を向上させることができ、ユーザの満足度を高めることができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、受付部131を有する。受付部131は、端末装置10から配信要求を受け付ける。また、配信部133は、配信要求を送信した端末装置10に、通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、配信要求を送信した端末装置10を利用するユーザが閲覧しているコンテンツとともに表示されるように通知情報を配信することができるため、ユーザに適切に情報を通知することができる。
また、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aにおいて、配信部133は、コンテンツ間に予め差し込まれ、コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する。
これにより、実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、通知情報をユーザが閲覧しているコンテンツとともに表示されるように配信することができるため、通知情報をユーザに視認可能性が高い態様で、通知することができる。また、配信装置100、100Aは、収支コンテンツに重畳させることなく、収支コンテンツと調和した態様で通知情報が表示されるように配信することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、通知情報をユーザに適切に通知することができる。例えば、配信装置100、100Aは、次に表示されるコンテンツ間に通知情報を割り込ませて(差し込んで)表示させる。この場合、配信装置100、100Aは、次に表示されるコンテンツに通知情報を差し込んでおいて、ユーザが表示を変更する操作を行った際に、通知情報を次に表示されるコンテンツとともに表示する。これにより、配信装置100、100Aは、収支コンテンツに重畳させることなく、収支コンテンツと調和した態様で通知情報が表示されるように配信することができる。したがって、配信装置100、100Aは、ユーザに適切に情報を通知することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、受信部152と、表示部153とを有する。受信部152は、端末装置10を利用するユーザへの通知情報を受信する。表示部153は、受信部152により受信された通知情報を、通知情報以外のコンテンツであって、端末装置10を利用するユーザの収支に関するコンテンツとともに一覧表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、通知情報をユーザが閲覧しているコンテンツとともに表示することができるため、通知情報をユーザに視認可能性が高い態様で、通知することができる。また、端末装置10は、コンテンツに重畳させることなく、コンテンツと調和した態様で通知情報を表示することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、通知情報をユーザに適切に通知することができる。すなわち、端末装置10は、ユーザに適切に情報を通知することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aは、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100及び変形例に係る配信装置100Aとして機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、130Aの機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 配信システム
100 配信装置
121 ユーザ情報記憶部
122 収支情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 生成部
133 配信部
10 端末装置
151 要求部
152 受信部
153 表示部
N ネットワーク

Claims (14)

  1. 端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツを一覧表示する前記端末装置に、前記端末装置を利用するユーザへ通知する前記コンテンツ以外の通知情報であって、前記コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する配信部、
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  2. 前記配信部は、
    前記収支に関する情報に基づくタイミングで前記ユーザへ通知する前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記配信部は、
    前記収支に関する情報に基づく内容の前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配信装置。
  4. 前記配信部は、
    前記収支に関する情報に基づいて推定される前記ユーザの資産状況に応じた内容の前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の配信装置。
  5. 前記配信部は、
    前記コンテンツの配信サービス以外のサービスに関する前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配信装置。
  6. 前記配信部は、
    前記コンテンツの配信サービス以外のサービスの利用を促す前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の配信装置。
  7. 前記配信部は、
    前記コンテンツの配信サービス以外であって前記ユーザが利用中のサービスにより前記ユーザに通知される前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の配信装置。
  8. 前記端末装置から配信要求を受け付ける受付部、
    をさらに備え、
    前記配信部は、
    前記配信要求を送信した前記端末装置に、前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の配信装置。
  9. 前記配信部は、
    前記コンテンツ間に予め差し込まれ、前記コンテンツとともに一覧表示される前記通知情報を配信する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の配信装置。
  10. コンピュータが実行する配信方法であって、
    端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツを一覧表示する前記端末装置に、前記端末装置を利用するユーザへ通知する前記コンテンツ以外の通知情報であって、前記コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する配信工程、
    を含むことを特徴とする配信方法。
  11. 端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツを一覧表示する前記端末装置に、前記端末装置を利用するユーザへ通知する前記コンテンツ以外の通知情報であって、前記コンテンツとともに一覧表示される通知情報を配信する配信手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配信プログラム。
  12. 端末装置であって、
    前記端末装置を利用するユーザへの通知情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記通知情報を、前記通知情報以外のコンテンツであって、前記端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツとともに一覧表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  13. 端末装置が実行する表示方法であって、
    前記端末装置を利用するユーザへの通知情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された前記通知情報を、前記通知情報以外のコンテンツであって、前記端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツとともに一覧表示する表示工程と、
    を含んだことを特徴とする表示方法。
  14. 端末装置が実行する表示プログラムであって、
    前記端末装置を利用するユーザへの通知情報を受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された前記通知情報を、前記通知情報以外のコンテンツであって、前記端末装置を利用するユーザの収支に関するコンテンツとともに一覧表示する表示手順と、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする表示プログラム。
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