JP2002157314A - 購買情報供給方法、購買情報供給装置および記録媒体 - Google Patents

購買情報供給方法、購買情報供給装置および記録媒体

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JP2002157314A
JP2002157314A JP2000350165A JP2000350165A JP2002157314A JP 2002157314 A JP2002157314 A JP 2002157314A JP 2000350165 A JP2000350165 A JP 2000350165A JP 2000350165 A JP2000350165 A JP 2000350165A JP 2002157314 A JP2002157314 A JP 2002157314A
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JP2000350165A
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Takeshi Sakai
剛 酒井
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Original Assignee
NTT Comware Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが商品等を購買した場合に、当該購買
に関する情報をユーザが容易かつ正確に利用する。 【解決手段】 ユーザが店舗4で商品等を購買すると、
レジスター7で清算処理が行われると共に、その購買情
報が店舗PC5に供給される。店舗PC5はその購買情
報をインターネット1を介してサービスセンタ6にアッ
プロードし、購買情報が購買情報データベース62に格
納される。そして、ユーザが家2に戻り、ユーザPC3
を用いてインターネット1を介してサービスセンタ6に
アクセスすると、購買情報をインターネット1を介して
ダウンロードしたり、閲覧したりして利用することがで
きるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが商品等を
購買した際の、購買日付、購買商品および購買金額等の
購買に関する購買情報をユーザに供給する購買情報供給
方法、購買情報供給装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗でユーザが商品等を購買した場合、
購買した商品、数量、購買日時、購買金額等の購買に関
する情報が店舗に設置されたレジスターによって処理さ
れ、当該購買内容が記述されたレシートがユーザに手渡
されるのが一般的である。
【0003】ユーザが家計簿を作成する際には、購買を
した店舗において手渡されたレシートを家に持ち帰り、
当該レシートの記述内容を参照しながら、家計簿帳に購
買内容等を記述するといった手法が行われていた。しか
しながら、このような手法では、ユーザが購買に関する
情報を家計簿帳に記入するといった煩雑な作業が必要と
なると共に、日単位や月単位といった収支等の計算は、
ユーザが計算機等を利用して計算しなくてはならず、記
入ミスや計算ミスによって正確な家計簿が作成できない
場合もある。
【0004】そこで、上記のような家計簿帳の記入とい
った家計簿の作成手法に代わり、パーソナルコンピュー
タ上で起動される家計簿ソフトウェアが普及している。
このような家計簿ソフトウェアでは、単純にパーソナル
コンピュータのキーボード等から入力された購買に関す
る情報を所定の表示形式で表示されるといった機能だけ
ではなく、月単位の収支や年単位の収支等が自動的に算
出して表示するといった機能を備えており、ユーザにと
っては大変便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパーソ
ナルコンピュータ上で起動される家計簿ソフトウェアを
利用した場合にも、購買に関する情報の入力は、上記の
ように店舗から手渡されたレシートを参照したユーザの
手入力によって行われており、当該入力作業は繁雑であ
るとともに、入力ミスが発生するおそれもある。
【0006】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、ユーザが商品等を購買した場合に、当該購
買に関する情報をユーザが容易かつ正確に利用すること
ができる購買情報供給方法、購買情報供給装置、および
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の購買情報供給方法は、ユ
ーザが店舗で商品、サービスもしくは両者(以下、商品
等という)を購買した場合に、ユーザ端末装置にネット
ワークを介して購買情報管理装置から当該購買に関する
情報を供給する方法であって、前記店舗でユーザが商品
等の購買をした場合に、店舗側端末装置において当該購
買の日付、購買した商品等、および購買金額を示す情報
を含む購買情報と、購買したユーザを特定するためユー
ザ情報とを作成する購買情報作成ステップと、前記購買
情報作成ステップで作成された前記購買情報および前記
ユーザ情報を、ネットワークを介して前記購買情報管理
装置に送信する送信ステップと、前記購買情報管理装置
における前記ユーザ情報により特定されるユーザに予め
割り当てられた記憶領域に前記購買情報を格納する格納
ステップと、前記ユーザ端末装置から前記ネットワーク
を介して前記購買情報管理装置に前記購買情報の送信要
求がなされた場合に、前記記憶領域に格納された前記購
買情報を読み出し、前記ユーザ端末装置に前記ネットワ
ークを介して前記購買情報を供給する供給ステップとを
具備することを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載の購買情報供給方法
は、請求項1に記載の購買情報供給方法において、前記
供給ステップでは、前記購買情報を、前記端末装置にお
いて所定の表示形式にしたがって表示されるデータに編
集して供給することを特徴としている。
【0009】また、請求項3に記載の購買情報供給方法
は、請求項1または2に記載の購買情報供給方法におい
て、前記供給ステップでは、広告情報を含む前記購買情
報を供給することを特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載の購買情報供給方法
は、請求項3に記載の購買情報供給方法において、前記
供給ステップでは、購買した商品等に応じた前記広告情
報を含む前記購買情報を供給することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項5に記載の購買情報供給方法
は、請求項3に記載の購買情報供給方法において、前記
供給ステップでは、購買したユーザに応じた前記広告情
報を含む前記購買情報を供給することを特徴としてい
る。
【0012】また、請求項6に記載の購買情報供給方法
は、請求項5に記載の購買情報供給方法において、前記
供給ステップでは、購買したユーザの過去の購買情報を
分析し、当該分析結果に応じた前記広告情報を含む前記
購買情報を供給することを特徴としている。
【0013】また、請求項7に記載の購買情報供給方法
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の購買情報供給
方法において、前記購買情報作成ステップでは、前記店
舗側端末装置は、ユーザによる購買の清算処理と並行し
て前記購買情報を作成する処理を行うことを特徴として
いる。
【0014】また、請求項8に記載の購買情報供給方法
は、請求項1ないし8のいずれかに記載の購買情報供給
方法において、前記ネットワークは、インターネットで
あることを特徴としている。
【0015】また、請求項9に記載の購買情報供給方法
は、請求項1ないし8のいずれかに記載の購買情報供給
方法において、前記ユーザが購買した商品等が食品であ
る場合には、前記購買情報作成ステップでは、当該食品
の賞味期限を示す情報を含む前記購買情報を作成するこ
とを特徴としている。
【0016】また、請求項10に記載の購買情報供給装
置は、ユーザが店舗で商品、サービスもしくは両者(以
下、商品等という)を購買した場合に、当該購買に関す
る情報をネットワークを介してユーザ端末装置に供給す
る購買情報供給装置であって、ユーザ毎に割り当てられ
た記憶領域を有するデータベースと、前記店舗でユーザ
が商品等の購買をした場合に、店舗側端末装置から前記
ネットワークを介して送信される当該購買の日付、購買
した商品等、および購買金額を示す情報を含む購買情報
と、購買したユーザを特定するためのユーザ情報とを受
信する受信手段と、前記データベースにおける前記受信
手段によって受信された前記ユーザ情報により特定され
るユーザに予め割り当てられた記憶領域に、前記受信手
段によって受信された前記購買情報を格納する格納手段
と、ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して前記
購買情報の送信要求がなされた場合に、前記記憶領域に
格納された前記購買情報を読み出し、前記ユーザ端末装
置に前記ネットワークを介して前記購買情報を供給する
供給手段とを具備することを特徴としている。
【0017】また、請求項11に記載の購買情報供給装
置は、請求項10に記載の購買情報供給装置において、
前記供給手段は、前記購買情報を前記端末装置において
所定の表示形式にしたがって表示されるデータに編集し
て供給することを特徴としている。
【0018】また、請求項12に記載の購買情報供給装
置は、請求項10または11に記載の購買情報供給装置
において、前記供給手段は、広告情報を含む前記購買情
報を供給することを特徴としている。
【0019】また、請求項13に記載の購買情報供給装
置は、請求項12に記載の購買情報供給装置において、
前記供給手段は、購買した商品等に応じた前記広告情報
を含む前記購買情報を供給することを特徴としている。
【0020】また、請求項14に記載の購買情報供給装
置は、請求項12に記載の購買情報供給装置において、
前記供給手段は、購買したユーザに応じた前記広告情報
を含む前記購買情報を供給することを特徴としている。
【0021】また、請求項15に記載の購買情報供給装
置は、請求項14に記載の購買情報供給装置において、
前記供給手段は、購買したユーザの過去の購買情報を分
析し、当該分析結果に応じた前記広告情報を含む前記購
買情報を供給することを特徴としている。
【0022】また、請求項16に記載の購買情報供給装
置は、請求項10ないし15のいずれかに記載の購買情
報供給装置において、前記受信手段は、前記店舗側端末
装置からインターネットを介して送信される前記購買情
報およびユーザ情報を受信することを特徴としている。
【0023】また、請求項17に記載の記録媒体は、ユ
ーザが店舗で商品、サービスもしくは両者(以下、商品
等という)を購買した場合に、当該購買に関する情報を
ネットワークを介してユーザ端末装置に供給する購買情
報供給装置に実行させるプログラムを格納した記憶媒体
であって、前記店舗でユーザが商品等の購買をした場合
に、店舗側端末装置から前記ネットワークを介して送信
される当該購買の日付、購買した商品等、および購買金
額を示す情報を含む購買情報と、購買したユーザを特定
するためのユーザ情報とを受信する受信処理と、所定の
データベースにおける前記ユーザ情報により特定される
ユーザに予め割り当てられた記憶領域に、所定の認証処
理を経て許可されたユーザ端末装置がネットワークを介
して利用可能に前記購買情報を格納する格納処理とを具
備することを特徴とするプログラムを記憶している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成 まず、図1は本発明の一実施形態に係る購買情報供給方
法を利用したネットワークサービスが実施されるネット
ワークシステムの全体構成を示す。同図に示すように、
このネットワークシステムでは、インターネット1に、
当該サービスの利用契約を行っているユーザの家2内に
設置されるユーザパーソナルコンピュータ(以下、ユー
ザPCという)3と、お客に商品やサービスを提供する
店舗4内に設置される店舗パーソナルコンピュータ(以
下、店舗PCという)5と、当該ネットワークサービス
を管理制御するサービスセンタ(購買情報供給装置)6
とが接続されている。なお、ユーザPC3や店舗PC5
は、公衆電話網やインターネットサービスプロバイダ等
を介してインターネット1に接続しているが、これらの
図示は省略する。
【0025】ここで、サービスセンタ6によって管理制
御される当該ネットワークサービスは、当該サービスに
契約しているユーザが店舗4でショッピング等を行った
場合に、購買した商品、購買日時、購買金額等の購買に
関するデータ化された購買情報を家計簿形式に編集して
ユーザPC3に供給し、ユーザが利用できるようにする
サービスである。なお、図示では、説明簡略化のため、
1つのユーザPC3がインターネット1に接続されてお
り、また1つの店舗PC5のみがインターネット1に接
続されているが、このようなネットワークサービスの提
供を受けるユーザや、店舗4は複数であってもよい。
【0026】図2に示すように、ユーザPC3は、各種
演算処理を行うとともに各部を制御するCPU(中央処
理装置)120、CPU120のワークメモリとして使
用されるRAM(Random Access Memory)121、CP
U120に読み出されて実行されるプログラム群を格納
したROM(Read only Memory)122、CPU120
に読み出されて実行されるオペレーティングシステム
(例えば、「Windows95/98/2000」(マイクロソフト
社))やアプリケーションプログラム等のプログラム群
を格納したハードディスク123、ユーザに対して画像
を表示する液晶ディスプレイ等の表示部124、CPU
120から供給されたデータに応じた画像を表示部12
4に表示させるための表示用インタフェース125、ユ
ーザが指示を入力するためのキーボードおよびマウス等
の操作部126、操作部126を介して入力された指示
を表すデータをCPU120へ供給する操作部用インタ
フェース127、図示せぬ電話網等を介してインターネ
ット1(図1参照)に接続された装置との間でデータの
授受を行うネットワークインターフェース128を備え
ている。なお、ハードディスク123はCPU120に
読み書きされるものであり、各種データの保管にも使用
される。
【0027】ユーザPC3は、図示せぬ電源の投入や操
作部126により入力されるユーザの指示に基づいてC
PU120がROM122及びハードディスク123に
格納された各種アプリケーションプログラムを実行する
ことにより、様々な機能を実現することができるように
なされている。ここで、ユーザPC3のハードディスク
123には、WWW(World Wide Web)ブラウザソフト
ウェア、例えばマイクロソフト社の「Internet Explore
r」や、ネットスケープ社の「Netscape Navigator」
(商標)などがインストールされており、これによりイ
ンターネット1(図1参照)を介してサービスセンタ6
との間でHTML(Hyper Text Markup Language)形式
のデータの授受を行うことができ、上記形式のデータで
表現されるWebページをサービスセンタ6側からダウ
ンロードして表示部124に表示することができるよう
になっている。
【0028】図3に示すように、店舗PC5は、各種演
算処理を行うとともに各部を制御するCPU(中央処理
装置)220、CPU220のワークメモリとして使用
されるRAM(Random Access Memory)221、CPU
220に読み出されて実行されるプログラム群を格納し
たROM(Read only Memory)222、CPU220に
読み出されて実行されるオペレーティングシステム(例
えば、「Windows95/98/2000」(マイクロソフト社))
やアプリケーションプログラム等のプログラム群を格納
したハードディスク223、ユーザに対して画像を表示
する液晶ディスプレイ等の表示部224、CPU220
から供給されたデータに応じた画像を表示部224に表
示させるための表示用インタフェース225、ユーザが
指示を入力するためのキーボードおよびマウス等の操作
部226、操作部226を介して入力された指示を表す
データをCPU220へ供給する操作部用インタフェー
ス227、図示せぬ電話網等を介してインターネット1
(図1参照)に接続された装置との間でデータの授受を
行うネットワークインターフェース228、店舗4(図
1参照)内に設置されたレジスター7との間でデータの
授受を行うインターフェース229、店舗4内のレジス
ター7で購買に関する清算処理を行ったユーザを特定す
るユーザ認識部230を備えている。なお、ハードディ
スク223はCPU220に読み書きされるものであ
り、各種データの保管にも使用される。
【0029】店舗PC5のハードディスク223には、
ユーザの購買に関する購買情報を作成してサービスセン
タ6側にアップロードする処理を行うための購買情報ア
ップロードアプリケーションがインストールされてお
り、CPU220が当該購買情報アップロードアプリケ
ーションを実行することにより、当該サービスに契約し
ているユーザによって購買がなされた場合に、当該購買
に関する情報、当該店舗4の広告情報、および付加情報
を含む購買情報と、当該購買を行ったユーザを特定する
ためのユーザ情報を作成し、定期的に当該購買情報およ
びユーザ情報を対応付けてインターネット1を介してサ
ービスセンタ6側に送信する。
【0030】ここで、購買情報に含まれる購買に関する
購買日時、購買商品、数量、購買金額等の情報は、購買
に関する清算処理を行うレジスター7から清算処理中に
インターフェース229から供給される情報を利用し、
広告情報や付加情報は、ハードディスク223上に予め
構築されている広告情報データベースや付加情報データ
ベースを参照することにより作成される。
【0031】本実施形態では、購買に関する情報として
は、購買年月日時刻、購買商品名(サービスを購買した
場合はサービス名となるが、以下においてはサービスを
含めて商品と称することとする)、購買商品の購買数
量、各購買商品毎の小計金額、当該購買の合計金額、税
金(消費税等)、クレジットカードを使用する場合はク
レジットカード番号等のクレジットカードに関する情
報、購買を行った店舗を特定するための店舗情報等であ
り、これらの情報を含む購買情報が作成される。
【0032】また、広告情報は、当該店舗の商品等を広
告する情報であり、予めハードディスク223に構築さ
れている広告情報データベースに格納されている広告情
報を参照し、購買を行ったユーザに応じた広告情報が作
成される。具体的には、広告情報データベースには、当
該店舗4で販売される多くの商品に関する広告情報が登
録されており、これらの多くの商品の広告情報の中から
ユーザの購買内容、すなわち購買した商品と同一および
類似する商品の広告情報を抽出する。このようにユーザ
の購買内容に応じて広告情報を抽出することにより、ユ
ーザの嗜好等をある程度考慮した広告情報の抽出が可能
となり、店舗4側にとっては効果的に広告供給が可能と
なる。また、ユーザにとっても有益な広告情報を取得す
ることができるといった効果が得られる。
【0033】また、付加情報とは、購買日時における天
気情報(天候や気温等)や、ユーザが購買した商品が食
品である場合にはその賞味期限情報などである。
【0034】ユーザ認識部230は、当該店舗PC5と
接続されるレジスター7で買い物の清算処理を行ったユ
ーザを特定する。ユーザ認識部230によるユーザの特
定方法としては、当該サービスを受けるユーザが所持し
ているユーザIDが記憶された磁気カードやIC(Inte
grated Circuit)カードを読み取る方法であってもよい
し、ユーザの指紋、音声、顔などからユーザを特定する
といったバイオメトリクス技術を利用した方法であって
もよい。また、支払いにクレジットカードが使用された
場合には、当該クレジットカード番号からユーザを特定
するようにしてもよく、そのユーザの認識方法は任意で
ある。
【0035】レジスター7は、一般的なレジスターと同
様に一般的なレシート作成を含む清算処理を行う機能を
備えるとともに、上述したように店舗PC5との間でデ
ータの授受を行うインターフェース(例えば、RS(Re
commended Standard)-232C、USB(Universal S
erial Bus)、IrDA(Infrared Data Association)
等)を有しており、購買日付、購買商品、数量、購買金
額といった購買に関する情報を店舗PC5に送信すると
ともに、当該購買に関する情報を記述したレシートを作
成する。これによりレジスター7による清算処理と上記
店舗PC5による購買情報作成処理が並行して行われる
ようになっている。
【0036】図1に戻り、サービスセンタ6は、互いに
LAN(Local Area Network)に接続されるネットワー
クインターフェース60、購買情報提供サーバ61、購
買情報データベース62および広告情報データベース6
3を備えており、購買情報提供サーバ61や購買情報デ
ータベース62は、ネットワークインターフェース60
を介してインターネット1に接続されたユーザPC3や
店舗PC5との間で各種データの送受信を行うことがで
きるようになっている。
【0037】購買情報データベース62は、当該サービ
スの提供を受ける契約を行っている各ユーザに割り当て
られた記憶領域を有している。上述したように店舗PC
5によって作成された購買情報がサービスセンタ6側に
アップロードされた場合、当該購買情報に対応つけられ
てアップロードされたユーザ情報により特定されるユー
ザの記憶領域に、アップロードされた購買情報を格納す
る。また、購買情報データベース62の各ユーザ毎の記
憶領域には、上述したような購買がなされた場合に店舗
4の店舗PC5からアップロードされた購買情報を格納
するエリア以外にも、当該ユーザの個人情報(例えば、
嗜好情報、家族構成、性別、年齢、住所など)が格納さ
れたエリアがあり、購買情報提供サーバ61によってユ
ーザPC3に提供される購買情報には、この個人情報に
応じて広告情報データベース63から抽出された広告情
報が含まれることになる。
【0038】広告情報データベース63は、当該サービ
スを提供する事業者と契約している全ての店舗4から登
録されている全ての広告情報を格納したデータベースで
あり、上述したように購買情報提供サーバ61によって
当該広告情報データベースに格納されている広告情報の
中から各ユーザに応じた広告情報が抽出されるようにな
っている。なお、広告情報データベース63に格納され
た広告情報は定期的に更新され、その更新方法としては
店舗PC5からインターネット1を介して広告情報デー
タベース63に記憶された自店舗の広告情報を書き換え
るといった手法でもよいし、サービスセンタ6側のオペ
レータが店舗4からの指示にしたがって広告情報を書き
換えるといった手法であってもよい。
【0039】購買情報提供サーバ61は、ユーザPC3
からインターネット1を介して購買情報の閲覧要求がな
された場合に、購買情報データベース62における閲覧
要求したユーザPC3のユーザに割り当てられた記憶領
域に格納された購買情報を抽出するとともに、当該ユー
ザに応じた広告情報を広告情報データベース63から抽
出する。これらの抽出した情報に基づいて、購買日時、
購買商品、購買金額等の購買に関する情報を家計簿形式
に編集する処理を行い、編集した家計簿形式の購買情報
や、上記店舗4で作成された広告情報や広告情報データ
ベース63から抽出した広告情報を表示させるHTML
形式のWebページを作成し、これをインターネット1
を介してユーザPC3に送信する。これにより、ユーザ
PC3には上記のように購買情報提供サーバ61によっ
て作成されたWebページがダウンロードされ、表示部
124には家計簿形式の購買情報や広告情報が表示され
るようになっている。
【0040】B.実施形態の動作 次に、上記構成のネットワークシステムにより実現され
る購買情報を提供するネットワークサービス実施時の各
構成要素の動作について説明する。ここでは、ユーザP
C3のユーザが店舗4で商品の購買等を行った後、家2
に戻りユーザPC3を利用して購買情報を閲覧等する場
合を例に挙げ、上記ネットワークシステムの各構成要素
の処理動作について図4を参照しながら説明する。
【0041】まず、ユーザが店舗4において何らかの商
品を購買する場合、当該購買についてレジスター7にお
いて清算処理が行われる。ここでの清算処理は、通常の
一般的なレジスターによる清算処理と同様であり、レジ
スター7への購買内容、すなわち購買商品名、数量、金
額等の入力作業が行われる。ここで、購買内容のレジス
ター7への入力作業は、手入力で行うことも可能である
が、購買する商品のパッケージ等に添付されたバーコー
ドシール等をレジスター7に搭載されたバーコードリー
ダで読み取るといった手法が一般的に用いられる。この
ように購買に関する情報が読み取られると、レジスター
7における清算処理と並行して、読み取られた購買情報
がレジスター7から店舗PC5に送信される。
【0042】レジスター7においてクレジットカードを
使用した支払い、もしくは現金による支払いが行われる
と、支払方法を示す情報や、クレジットカードでの支払
いの場合にはクレジットカード番号や引き落とし日など
の情報がレジスター7によって生成され、この情報が店
舗PC5に送信される。レジスター7は、このように取
得した購買に関する各種情報を店舗PC5に送信すると
ともに、取得した購買情報を用いて清算処理を行い、当
該購買情報を記述したレシートを作成する。
【0043】上述したようにレジスター7による清算処
理が行われている間、店舗PC5のユーザ認識部230
によって購買を行っているユーザを特定するためのユー
ザ情報が生成される。ここで、ユーザ認識部230によ
るユーザの認識方法は、当該サービスの会員カード等に
記述されたユーザIDを読み取るといった手法や、バイ
オメトリクス技術を利用して行うことができる。店舗P
C5は、上記のようにユーザ情報を生成するとともに、
レジスター7から送信された購買に関する情報、広告情
報および付加情報を含む購買情報を作成する(ステップ
Sa1)。
【0044】店舗PC5は、上述したようにユーザ情報
および購買情報を作成すると、これらの情報を対応付け
てインターネット1を介してサービスセンタ6に送信す
る(ステップSa2)。ここで、店舗PC5からサービ
スセンタ6へのユーザ情報および購買情報の送信タイミ
ングは、ユーザによって購買がなされて購買情報が作成
される毎に逐次行うようにしてもよいが、通信データの
トラフィック量を低減するために、所定時間内(例え
ば、30分)に作成された購買情報およびユーザ情報を
対応付けてハードディスク223に格納しておき、30
分毎に格納されている購買情報およびユーザ情報をまと
めてインターネット1を介してサービスセンタ6に送信
するようにしてもよい。
【0045】店舗PC5からインターネット1を介して
送信される購買情報およびユーザ情報を受信したサービ
スセンタ6では、購買情報提供サーバ61における受信
したユーザ情報によって特定されるユーザに割り当てら
れた記憶領域に、受信した購買情報を格納する(ステッ
プSa3)。
【0046】この後、店舗4での購買を終えたユーザ
は、家2に戻りユーザPC3を用いて購買情報を取得す
ることができるが、この際、まずユーザPC3において
ブラウザソフトウェアを起動し、インターネット1を介
してサービスセンタ6が提供するWebページのトップ
ページ(ホームページ)にアクセスする。これによりサ
ービスセンタ6側から当該ホームページが送信され、ユ
ーザPC3の表示部124には、図5に例示するような
ホームページ画面が表示される。同図に示すように、こ
の画面には、当該サービスの概要を説明する概要説明欄
50、当該サービスの会員登録を行うための会員ボタン
51、および既に会員になっているユーザが購買情報の
閲覧要求を行うための入力欄52が表示されており、欄
52の下方側には閲覧要求をサービスセンタ6に指示す
る際にクリックする閲覧ボタン53が表示されている。
【0047】会員登録を行っていないユーザが会員登録
をする場合には、会員ボタン51をクリックすることに
なる。会員ボタン51がクリックされると、当該PCの
CPUはその旨をサービスセンタ6側に送信し、サービ
スセンタ6側からは会員登録のためのWebページが送
信される。ここで、会員登録のためのWebページに
は、ユーザの氏名、住所、電話番号、嗜好情報等の個人
情報を入力する欄が表示され、これらを適宜入力して会
員登録を行うことになる。このようにして会員登録がな
されると、上述したように購買情報提供サーバ61に当
該ユーザの記憶領域が割り当てられるとともに、個人情
報が格納される。また、ユーザIDやパスワードが発行
され、これらがユーザに通知されるといった処理も行わ
れる。
【0048】ユーザが既に会員登録を行っているユーザ
であり、当該ユーザが購買情報を取得する際には、入力
欄52にユーザIDおよびパスワードを入力し、閲覧ボ
タン53をクリックすることになる。このように閲覧ボ
タン53がクリックされると、店舗PC5のCPU22
0は、入力されたユーザIDおよびパスワードを含む閲
覧要求情報をインターネット1を介してサービスセンタ
6側に送信する(ステップSa4)。
【0049】ユーザPC3から送信された閲覧要求情報
を受信したサービスセンタ6側では、購買情報提供サー
バ61がユーザIDおよびパスワードを用いて認証処理
を行う。ここで、認証処理の結果、正当なユーザからの
閲覧要求であると判断された場合には、購買情報提供サ
ーバ61はユーザPC3に送信するためのWebページ
を作成する(ステップSa5)。ここで、ユーザPC3
に送信するWebページの作成は、購買情報データベー
ス62における当該ユーザに割り当てられた記憶領域に
記憶された購買情報を読み出し、後述する家計簿表示形
式に編集・集計する処理等を行う。また、購買情報デー
タベース62に格納されているユーザの過去の購買情報
から、当該ユーザの購買傾向などの分析処理を行う。そ
して、当該分析結果と、予め格納されているユーザの個
人情報とに基づいて広告情報データベース63に格納さ
れている広告情報の中からユーザの購買傾向や嗜好にあ
った広告情報を抽出し、上記家計簿形式の購買情報に加
え、抽出した広告情報が表示されるようなWebページ
を作成する。
【0050】購買情報提供サーバ61は、閲覧要求をし
てきたユーザに応じた購買情報等を表示するWebペー
ジを作成すると、これをインターネット1を介してユー
ザPC3に送信する(ステップSa6)。購買情報提供
サーバ61からインターネット1を介して送信されたW
ebページを受信したユーザPC3の表示部124に
は、例えば図6に示すような画面が表示される(ステッ
プSa7)。
【0051】同図に示すように、サービスセンタ6から
送信された購買情報の表示画面には、日付を表示する日
付表示欄70と、日付表示欄70に表示された日付の家
計簿を表示する家計簿表示欄71と、過去一ヶ月間の支
出の推移を示すグラフ表示欄72と、広告情報を表示す
る広告表示欄73とが表示されている。
【0052】日付表示欄70は、上述したように家計簿
表示欄71に表示される家計簿の日付を表示する機能と
ともに、ユーザが日付表示欄70に所望の日付を入力し
て入力ボタン74をクリックすることにより、その日付
データがインターネット1を介してサービスセンタ6側
に送信され、サービスセンタ6からその日付の家計簿を
表示するためのWebページが送信されることになる。
【0053】家計簿表示欄71には、ユーザがその日に
購買した「時刻」、「店舗」、「商品名」、「数量」、
「単価」、「合計金額」、「備考」といった欄が表示さ
れる。ここで、「備考」には、例えば食品を購入した場
合に、その賞味期限や、その食品を次に購入する予定日
等の付加情報が表示される。次に購入する予定日は、例
えば、「卵」の場合、そのユーザの家族構成や今回購買
した数量などから、卵が無くなると考えられる日付を算
出して表示するものであり、ユーザはこれを目安として
買い物等を行うことができる。また、「備考」欄には、
上記のような賞味期限等に限らず、例えばその商品の価
格の過去の推移状況(例えば、価格が上昇気配であると
いった情報や底値になったなど)を表示するものであっ
てもよい。
【0054】また、家計簿表示欄71には、ユーザがユ
ーザPC3の操作部126を操作して各項目について入
力を行えるようになっている。これは、ユーザが買い物
をする店舗は、上述したように購買情報を作成してサー
ビスセンタ6にアップロードするといった契約がなされ
ている店舗とは限らず、このようなサービスを行わない
店舗で買い物をすることも考えられる。このようなケー
スを考慮し、その店舗において発行されたレシートを参
照し、ユーザが家計簿情報を手入力することができるよ
うになされており、手入力が終了した後、入力ボタン7
4をクリックすると、入力された情報がユーザPC3か
らインターネット1を介してサービスセンタ6側に送信
される。そして、購買情報データベース62におけるこ
のユーザ購買情報が記憶内容に入力された情報が追加さ
れるようになっている。
【0055】グラフ表示欄72には、過去一ヶ月間の日
毎の支出の推移が表示されるようになっており、ユーザ
はこれを参照することにより支出の推移を知ることがで
きるようになっている。
【0056】広告表示欄73には、上述したように購買
情報提供サーバ61で抽出された広告情報や、店舗PC
5で作成された購買情報に含まれる広告情報が表示され
るようになっている。ここで、広告表示欄73に表示さ
れる広告情報は、店舗PC5で店舗4内でのユーザの購
買内容に応じて抽出されたものであり、また購買情報提
供サーバ61によって過去のユーザの購買傾向や個人情
報に応じて抽出されたものである。したがって、広告表
示欄73に表示される広告は、ユーザの嗜好やユーザの
購買傾向に合致したものであり、ユーザにとっては有益
な情報である可能性が高く、広告を出す店舗側にとって
も効果的な広告であるといえる。
【0057】また、家計簿表示欄71の上方側には、収
支ボタン75、入力ボタン74、分析ボタン76、印刷
ボタン77およびダウンロードボタン78が表示されて
いる。収支ボタン75がクリックされると、その旨がユ
ーザPC3からインターネット1を介してサービスセン
タ6の購買情報提供サーバ61に供給され、購買情報提
供サーバ61は当該ユーザの月間収支や年間収支等を算
出し、この収支を表示するWebページをユーザPC3
に送信する。分析ボタン76がクリックされると、その
旨がユーザPC3からインターネット1を介してサービ
スセンタ6の購買情報提供サーバ61に供給され、購買
情報提供サーバ61は当該ユーザの過去の購買傾向等を
分析し、その分析結果を表示するWebページをインタ
ーネット1を介してユーザPC3に送信する。なお、購
買情報データベース62の記憶容量に制限がある場合に
は、所定期間、例えば3ヶ月を経過した購買情報につい
ては消去するようにしてもよい。この場合には、年間収
支の算出はできないため、最長三ヶ月間の収支の算出と
なる。また、上記のように購買情報を消去することによ
りデータ量を削減する以外にも、所定期間(例えば、3
ヶ月)を経過した購買情報については、詳細な情報を全
て格納するのではなく、要約した情報のみを格納するよ
うにしてもよい。ここで、購買情報を要約化する手法と
しては、商品単位で管理していた情報を、商品の分類項
目(例えば、食品、衣類、電化製品といった分類)毎の
情報に変換して格納するようにする方法などを用いるこ
とができる。このように購買情報を要約化すれば、3ヶ
月以上前の購買情報に応じた分析や集計等(例えば、過
去1年間の集計など)も行うことが可能となるととも
に、保持しておくデータ量を大幅に削減することも可能
となる。
【0058】入力ボタン74は、上述したように家計簿
表示欄71に手入力した内容を反映させる場合や、日付
表示欄70に日付を入力した場合などにクリックされ
る。印刷ボタン77は、表示されている画面の印刷等を
指示するボタンであり、印刷ボタン77がクリックされ
ると、ユーザPC3のCPU120は、接続されている
プリンタに当該画面を印刷するための印刷データを出力
する。ダウンロードボタン78は、現在表示されている
購買情報をファイル化(例えば、テキストファイルや所
定のアプリケーション上で参照できるファイル形式)し
て購買情報データベース62からユーザPC3にダウン
ロードすることを指示するボタンである。
【0059】本実施形態では、ユーザは店舗4で購買を
した場合、自動的にその購買に関する様々な情報がサー
ビスセンタ6の購買情報データベース62における当該
ユーザ専用の記憶領域にアップロードされ、ユーザがユ
ーザPC3を用いてインターネット1を介してサービス
センタ6にアクセスすることにより、その購買情報を参
照することができる。この際、購買情報は購買情報提供
サーバ61によって一般的な家計簿ソフトウェアを使用
した場合と同様の家計簿形式に表示され、さらに月間収
支や購買傾向の分析などの結果も参照することができる
ようになっている。したがって、ユーザはユーザが所持
するユーザPC3に家計簿ソフトウェアをインストール
する必要がなく、ブラウザソフトウェアを起動してイン
ターネット1にアクセスできる環境にあれば、ユーザP
C3の表示画面で家計簿を表示参照することができる。
この際、表示される家計簿の各データは、店舗4で購買
を行った際に店舗PC5等によって自動的に作成された
ものであり、ユーザが商品名、金額、数量等の購買に関
する多種の情報を入力する必要もない。したがって、入
力ミスが無くなり、正確な購買情報を閲覧等して利用で
きるとともに、その購買情報の取得も容易である。
【0060】また、購買情報は上記のように家計簿形式
で表示されるだけではなく、ファイル化してユーザPC
3にダウンロードすることもできるようになっている。
したがって、ユーザPC3が家計簿ソフトウェアや表計
算ソフトウェア等を別に使用している場合にも、当該ソ
フトウェア上でそのファイル化された購買情報を利用す
れば、キーボード等の操作部126を操作して購買に関
する様々な情報入力を行うといった手間を省くことがで
きる。また、当該サービスを利用することによって、ユ
ーザは上記のような効果を得ることができるため、ユー
ザは、このサービスを利用することが可能な店舗で購買
をする可能性が高くなる。すなわち、店舗側にとっても
顧客を囲い込めるといった効果が得られる。また、この
サービスの契約ユーザに対しては、レシートを発行しな
いといったことも可能となり、紙資源の削減となり、コ
スト的な効果に加え、環境保護の観点からも効果が得ら
れることになる。
【0061】C.変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、以下に例示するような種々の変形が可能であ
る。
【0062】(変形例1)上述した実施形態において
は、会員となっている各ユーザ毎に購買情報データベー
ス62に記憶領域が用意されており、当該ユーザの購買
に関する情報が蓄積されるようになったいたが、店舗4
で購買が行われた際に、当該購買毎に購買情報データベ
ース62の記憶領域を用意し、当該購買についてのみの
購買情報を格納するようにしてもよい。この場合、店舗
4において購買が行われ、店舗PC5が購買情報を作成
する毎に、その購買情報を取得するためのユーザIDと
パスワードを発行してレシート等に印刷する。そして、
ユーザが当該購買に関する購買情報をユーザPC3にダ
ウンロードする場合には、サービスセンタ6に上記レシ
ートに印刷されたユーザIDおよびパスワードを用いて
アクセスし、これにより購買情報データベース62に記
憶された上記購買に関する購買情報をダウンロードする
ことができる。
【0063】(変形例2)また、上述した実施形態にお
いては、店舗PC5とサービスセンタ6とがインターネ
ット1を介して接続されるようになっていたが、これら
を専用回線で接続するようにしてもよい。また、サービ
スセンタ6は、店舗4内に設置するようにしてもよい。
【0064】(変形例3)また、上述した実施形態にお
いては、ユーザはユーザPC3を利用して当該ネットワ
ークサービスを利用するようになっていたが、PC以外
にもブラウザ機能を備えた端末装置を用いることがで
き、例えばブラウザ機能を備えた携帯電話等を利用する
ことも可能である。もちろん、携帯型PCなどのブラウ
ザ機能を備えた携帯型情報端末を使用すれば、外出先に
おいて、購買情報を閲覧することが可能である。
【0065】(変形例4)また、上述した実施形態にお
いては、サービスセンタ6の購買情報提供サーバ61や
購買情報データベース62が当該ネットワークサービス
を実施するための処理を行うプログラムが予めインスト
ールされている場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、上述したプログラム群の格納されたCD−RO
M(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD−RO
M(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)等の
過般型記録媒体を再生することにより上記プログラムを
コンピュータシステムにインストールするようにしても
よい。
【0066】(変形例5)また、上述した実施形態にお
いては、レジスター7と店舗PC5が別体としてあり、
これらが所定のインターフェースを介して接続されるよ
うな形態となっていたが、これに限らず両者の機能を一
体化した装置として構成してもよい。
【0067】(変形例6)また、上述した実施形態にお
いては、レジスター7が設置された店舗4の店舗PC5
において購買情報が作成されてサービスセンタ6側にア
ップロードされるようになっていたが、本発明にいう店
舗とは、自動販売機を含むものである。したがって、自
動販売機に上記店舗PC5と同様の機能を持たせるよう
にすれば、ユーザが当該自動販売機で商品等を購買した
場合にも、その購買情報をサービスセンタ6からダウン
ロードして利用できるようになる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが商品等を購買した場合に、当該購買に関する情
報をユーザが容易かつ正確に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る購買情報供給方法
を利用したネットワークサービスを実施するネットワー
クシステムの全体構成を示す図である。
【図2】 前記ネットワークシステムの構成要素である
ユーザPCの構成を示すブロック図である。
【図3】 前記ネットワークシステムの構成要素である
店舗PCの構成を示すブロック図である。
【図4】 前記ネットワークサービス実施時における前
記ネットワークシステムの各構成要素の処理動作シーケ
ンスフローチャートである。
【図5】 前記ネットワークサービス実施時における前
記ユーザPCの表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【図6】 前記ネットワークサービス実施時における前
記ユーザPCの表示部に表示される画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1……インターネット 2……家 3……ユーザPC 4……店舗 5……店舗PC 6……サービスセンタ 7……レジスター 60……ネットワークインターフェース 61……購買情報提供サーバ 62……購買情報データベース 63……広告情報データベース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが店舗で商品、サービスもしくは
    両者(以下、商品等という)を購買した場合に、ユーザ
    端末装置にネットワークを介して購買情報管理装置から
    当該購買に関する情報を供給する方法であって、 前記店舗でユーザが商品等の購買をした場合に、店舗側
    端末装置において当該購買の日付、購買した商品等、お
    よび購買金額を示す情報を含む購買情報と、購買したユ
    ーザを特定するためユーザ情報とを作成する購買情報作
    成ステップと、 前記購買情報作成ステップで作成された前記購買情報お
    よび前記ユーザ情報を、ネットワークを介して前記購買
    情報管理装置に送信する送信ステップと、 前記購買情報管理装置における前記ユーザ情報により特
    定されるユーザに予め割り当てられた記憶領域に前記購
    買情報を格納する格納ステップと、 前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して前記
    購買情報管理装置に前記購買情報の送信要求がなされた
    場合に、前記記憶領域に格納された前記購買情報を読み
    出し、前記ユーザ端末装置に前記ネットワークを介して
    前記購買情報を供給する供給ステップとを具備すること
    を特徴とする購買情報供給方法。
  2. 【請求項2】 前記供給ステップでは、前記購買情報
    を、前記端末装置において所定の表示形式にしたがって
    表示されるデータに編集して供給することを特徴とする
    請求項1に記載の購買情報供給方法。
  3. 【請求項3】 前記供給ステップでは、広告情報を含む
    前記購買情報を供給することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の購買情報供給方法。
  4. 【請求項4】 前記供給ステップでは、購買した商品等
    に応じた前記広告情報を含む前記購買情報を供給するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の購買情報供給方法。
  5. 【請求項5】 前記供給ステップでは、購買したユーザ
    に応じた前記広告情報を含む前記購買情報を供給するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の購買情報供給方法。
  6. 【請求項6】 前記供給ステップでは、購買したユーザ
    の過去の購買情報を分析し、当該分析結果に応じた前記
    広告情報を含む前記購買情報を供給することを特徴とす
    る請求項5に記載の購買情報供給方法。
  7. 【請求項7】 前記購買情報作成ステップでは、前記店
    舗側端末装置は、ユーザによる購買の清算処理と並行し
    て前記購買情報を作成する処理を行うことを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載の購買情報供給方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ネットワークは、インターネットで
    あることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記
    載の購買情報供給方法。
  9. 【請求項9】 前記ユーザが購買した商品等が食品であ
    る場合には、前記購買情報作成ステップでは、当該食品
    の賞味期限を示す情報を含む前記購買情報を作成するこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の購
    買情報供給方法。
  10. 【請求項10】 ユーザが店舗で商品、サービスもしく
    は両者(以下、商品等という)を購買した場合に、当該
    購買に関する情報をネットワークを介してユーザ端末装
    置に供給する購買情報供給装置であって、 ユーザ毎に割り当てられた記憶領域を有するデータベー
    スと、 前記店舗でユーザが商品等の購買をした場合に、店舗側
    端末装置から前記ネットワークを介して送信される当該
    購買の日付、購買した商品等、および購買金額を示す情
    報を含む購買情報と、購買したユーザを特定するための
    ユーザ情報とを受信する受信手段と、 前記データベースにおける前記受信手段によって受信さ
    れた前記ユーザ情報により特定されるユーザに予め割り
    当てられた記憶領域に、前記受信手段によって受信され
    た前記購買情報を格納する格納手段と、 ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して前記購買
    情報の送信要求がなされた場合に、前記記憶領域に格納
    された前記購買情報を読み出し、前記ユーザ端末装置に
    前記ネットワークを介して前記購買情報を供給する供給
    手段とを具備することを特徴とする購買情報供給装置。
  11. 【請求項11】 前記供給手段は、前記購買情報を前記
    端末装置において所定の表示形式にしたがって表示され
    るデータに編集して供給することを特徴とする請求項1
    0に記載の購買情報供給装置。
  12. 【請求項12】 前記供給手段は、広告情報を含む前記
    購買情報を供給することを特徴とする請求項10または
    11に記載の購買情報供給装置。
  13. 【請求項13】 前記供給手段は、購買した商品等に応
    じた前記広告情報を含む前記購買情報を供給することを
    特徴とする請求項12に記載の購買情報供給装置。
  14. 【請求項14】 前記供給手段は、購買したユーザに応
    じた前記広告情報を含む前記購買情報を供給することを
    特徴とする請求項12に記載の購買情報供給装置。
  15. 【請求項15】 前記供給手段は、購買したユーザの過
    去の購買情報を分析し、当該分析結果に応じた前記広告
    情報を含む前記購買情報を供給することを特徴とする請
    求項14に記載の購買情報供給装置。
  16. 【請求項16】 前記受信手段は、前記店舗側端末装置
    からインターネットを介して送信される前記購買情報お
    よびユーザ情報を受信することを特徴とする請求項10
    ないし15のいずれかに記載の購買情報供給装置。
  17. 【請求項17】 ユーザが店舗で商品、サービスもしく
    は両者(以下、商品等という)を購買した場合に、当該
    購買に関する情報をネットワークを介してユーザ端末装
    置に供給する購買情報供給装置に実行させるプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 前記店舗でユーザが商品等の購買をした場合に、店舗側
    端末装置から前記ネットワークを介して送信される当該
    購買の日付、購買した商品等、および購買金額を示す情
    報を含む購買情報と、購買したユーザを特定するための
    ユーザ情報とを受信する受信処理と、 所定のデータベースにおける前記ユーザ情報により特定
    されるユーザに予め割り当てられた記憶領域に、所定の
    認証処理を経て許可されたユーザ端末装置がネットワー
    クを介して利用可能に前記購買情報を格納する格納処理
    とを具備することを特徴とするプログラムを記憶した記
    憶媒体。
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