JP2018096948A - 圧力センサ - Google Patents

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大希 後藤
Daiki Goto
大希 後藤
盾紀 岩渕
Junki Iwabuchi
盾紀 岩渕
山田 達範
Tatsunori Yamada
達範 山田
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Abstract

【課題】熱によるダイアフラムの変形を抑制して測定誤差を小さくする。【解決手段】圧力センサは、軸線CL方向に延びる筒状の筐体30と、筐体30の先端側に接合され、筐体30の軸線に交差する方向に拡がり、自身の先端側に受ける圧力に応じて変形するダイアフラム40と、筐体30内に配置され、ダイアフラム40の変形に応じた電気信号を出力するセンサ部50と、ダイアフラム40のうちの圧力に応じて変形する部分であるダイアフラム有効部46の先端側に対向する対向部を有し、ダイアフラムの先端側を覆う第1カバー部材200を備える。第1カバー部材200の対向部は、ダイアフラム有効部46と直接接触する接触部212と、先端側から後端側に向けて貫通するする貫通孔214と、を備える。第1カバー部材200の線膨張係数は、ダイアフラム40の線膨張係数よりも小さい。【選択図】図2

Description

本明細書は、内燃機関の燃焼室内の圧力を測定する圧力センサに関する。
特許文献1には、ダイアフラムが受けた圧力を電気信号に変換する圧力センサが開示されている。この圧力センサでは、一端が外部に開口し、他端が受圧室に開口する圧力導入路が設けられ、受圧室にダイアフラムが設けられている。
特開2007−205870号公報
しかしながら、上記スパークプラグは、熱によるダイアフラムの変形を抑制して測定誤差を小さくする点については、十分な工夫が成されていない。
本明細書は、熱によるダイアフラムの変形を抑制して測定誤差を小さくする技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]軸線方向に延びる筒状の筐体と、
前記筐体の先端側に接合され、前記筐体の軸線に交差する方向に拡がり、自身の先端側に受ける圧力に応じて変形するダイアフラムと、
前記筐体内に配置され、前記ダイアフラムの変形に応じた電気信号を出力するセンサ部と、
を備える圧力センサであって、
前記ダイアフラムのうちの前記圧力に応じて変形する部分であるダイアフラム有効部の先端側に対向する対向部を有し、前記ダイアフラムの先端側を覆う第1カバー部材を備え、
前記第1カバー部材の前記対向部は、前記ダイアフラム有効部と直接接触する接触部と、先端側から後端側に向けて貫通するする貫通孔と、を備え、
前記第1カバー部材の線膨張係数は、前記ダイアフラムの線膨張係数よりも小さい、圧力センサ。
この構成によれば、ダイアフラム有効部に接触する接触部を有し、ダイアフラムよりも線膨張係数が小さい第1カバー部材を備えるので、ダイアフラムの熱による変形が第1カバー部材によって物理的に制限できる。したがって、熱によるダイアフラムの変形を抑制して測定誤差を小さくすることができる。
[適用例2]適用例1に記載の圧力センサであって、さらに、
前記第1カバー部材の外面の少なくとも一部を覆う第2カバー部材を備え、
前記第2カバー部材は、前記圧力センサのうち、前記第1カバー部材とは異なる部材に固定され、
前記第1カバー部材は、前記第2カバー部材の内側、かつ、前記筐体の外側に保持される、圧力センサ。
この構成によれば、第1カバー部材は、第1カバー部材とは異なるとは異なる部材に固定された第2カバー部材によって保持される。この結果、第1カバー部材を適切に保持できるので、第1カバー部材の変形を抑制できる。この結果、ダイアフラムの変形をさらに抑制することができる。
[適用例3]適用例1または2に記載の圧力センサであって、
前記第1カバー部材の前記対向部は、複数の前記貫通孔を有する、圧力センサ。
この構成によれば、ダイアフラム有効部の複数の箇所で分散して燃焼室内の圧力を受けることができる。このために、圧力に応じてダイアフラム有効部が適切に変形するので、より圧力の測定誤差を小さくすることができる。
[適用例4]適用例1〜3のいずれかに記載の圧力センサであって、
前記第1カバー部材は、前記対向部を含む板状部の外縁に接続され、後端に向かって延びる側壁部を備え、
前記側壁部の後端と、前記側壁部よりも後端側に位置する前記圧力センサの他の部材と、の間には、空隙が設けられている、圧力センサ。
この構成によれば、第1カバー部材の歪みが抑制され、熱によるダイアフラムの変形をより効果的に抑制できる。したがって、圧力センサの測定誤差をより小さくすることができる。
[適用例5]適用例1〜4のいずれかに記載の圧力センサであって、
前記第1カバー部材の線膨張係数をAcとし、前記ダイアフラムの線膨張係数をAdとするとき、
(Ac×Ad)≦65×10−12を満たす、圧力センサ。
この構成によれば、第1カバー部材の線膨張係数と、ダイアフラムの線膨張係数と、の積が十分に小さいので、熱によるダイアフラムの変形をより好適に抑制することができる。
[適用例6]適用例1〜5のいずれかに記載の圧力センサであって、
前記ダイアフラム有効部の面積をSdとし、前記ダイアフラム有効部のうち、前記接触部と接触する部分の面積をScとするとき、
(Sc/Sd)≧0.35を満たす、圧力センサ。
この構成によれば、第1カバー部材の接触部は、ダイアフラム有効部に対して十分に広い面積で接触するので、熱によるダイアフラムの変形をさらに好適に抑制することができる。
[適用例7]適用例1〜6のいずれかに記載の圧力センサであって、
前記接触部の平均厚さをTcとし、前記ダイアフラム有効部の平均厚さをTdとするとき、
(Tc/Td)≧0.7を満たす、圧力センサ。
この構成によれば、第1カバー部材は、ダイアフラム有効部に対して十分に厚いので、熱によるダイアフラムの変形をさらに好適に抑制することができる。
[適用例8]適用例1〜7のいずれかに記載の圧力センサであって、
前記ダイアフラム有効部の面積をSdとし、前記ダイアフラム有効部のうち、前記貫通孔と対向する部分の面積をShとするとき、
(Sh/Sd)≧0.13を満たす、圧力センサ。
この構成によれば、ダイアフラム有効部のうち、貫通孔と対向する部分の面積を十分に大きくすることができるので、測定すべき圧力がダイアフラムに適切に伝達される。したがって、測定誤差を小さくすることができる。
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、圧力センサ、その圧力センサを搭載する内燃機関等の態様で実現することができる。
第1実施形態としての圧力センサ10を示す説明図である。 第1実施形態の圧力センサ10の先端ユニット100近傍の拡大図である。 ダイアフラム有効部46の説明図である。 センサ部50の分解斜視図である。 ダイアフラム40の先端側に取り付けられた状態の第1カバー部材200の斜視図である。 第2カバー部材300を含む圧力センサ10の先端部の斜視図である。 参考例の圧力センサ10xの動作の説明図である。 圧力センサによって測定される圧力の波形の例を示すグラフである。 評価試験の結果を示すグラフである。 第2実施形態の圧力センサの先端ユニット100b近傍の拡大図である。
A.第1実施形態:
A−1.圧力センサ10の構成
図1は、第1実施形態としての圧力センサ10を示す説明図である。軸線CLは、圧力センサ10の中心軸である。以下、軸線CLに平行な方向を、「軸線方向」とも呼ぶ。軸線CLと垂直な面上に位置し、軸線CLを中心とする円の径方向を、単に「径方向」とも呼び、当該円の周方向を、単に「周方向」とも呼ぶ。また、軸線CLに沿って筒状金具20からダイアフラム40へ向かう方向を、「先端方向Df」と呼び、先端方向Dfの反対方向を、「後端方向Dr」と呼ぶ。先端方向Df側を「先端側」と呼び、後端方向Dr側を「後端側」とも呼ぶ。図1には、圧力センサ10の先端側の部分の軸線CLよりも左側の断面構成が示されている。この断面は、軸線CLを含む平断面(平面で切断された断面)である。また、図1には、圧力センサ10の他の部分の外観構成が示されている。
圧力センサ10は、内燃機関に取り付けられて、内燃機関の燃焼室内の圧力を検出するために用いられる。図1に示すように、圧力センサ10は、主な構成要素として、筒状金具20と、先端ユニット100と、ケーブル60と、第1カバー部材200と、第2カバー部材300と、を備えている。
筒状金具20は、軸線CLに沿って延びる略筒形状を有し、内部には、軸線CLに沿って延びる軸孔21が形成されている。筒状金具20は、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属で形成されている。
筒状金具20の後端側外周面には、ねじ部22および工具係合部24が設けられている。ねじ部22は、圧力センサ10を内燃機関のシリンダヘッドに固定するためのねじ溝を備えている。工具係合部24は、圧力センサ10の取り付けおよび取り外しに用いられる工具(図示省略)が係合する外周形状(例えば、横断面が六角形)を有する。
図2は、第1実施形態の圧力センサ10の先端ユニット100近傍の拡大図である。具体的には、図1に領域Xとして示す部位を拡大して示す断面図である。この断面は、軸線CLを含む断面である。先端ユニット100は、筐体30と、ダイアフラム40と、センサ部50と、伝達ロッド90と、後端押圧部材80と、を備えている。図2に示すように、圧力センサ10の軸線CLは、先端ユニット100の軸線でもあり、先端ユニット100を構成する部材30、40、50、90、80のそれぞれの軸線でもある。
筐体30は、軸線CLに沿って延びる略筒形状を有し、内部には、軸線CLに沿って延びる貫通孔である軸孔39が形成されている。筐体30は、先端側の縮外径部34と、後端側の小外径部36と、縮外径部34と小外径部36との間の大外径部35と、を備えている。大外径部35の外径は、小外径部36の外径より大きい。縮外径部34の外径は、後端側から先端側に向かって縮径している。小外径部36の軸孔39を形成する内周面には、後述する後端押圧部材80を固定するための雌ねじ38が形成されている。筐体30の小外径部36は、筒状金具20の先端に挿入されている。小外径部36と筒状金具20とは、レーザ溶接によって、筒状金具20の先端に溶接部WP1を介して接合されている。筐体30は、筒状金具20と同様に、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属で形成されている。筐体30の軸孔39内には、後端側から先端側に向かって、後端押圧部材80と、センサ部50と、伝達ロッド90と、が配置されている。
ダイアフラム40は、軸線CLを中心とする円板形状を有する膜、すなわち、軸線CLに交差する方向(本実施形態では、軸線CLと垂直な方向)に広がる膜である。ダイアフラム40は、例えば、ステンレス鋼などの導電性の金属で形成されている。ダイアフラム40は、筐体30の先端(縮外径部34の先端)に接合されている。具体的には、ダイアフラム40の外周縁は、レーザ溶接によって、全周に亘って、筐体30(縮外径部34)の先端に、溶接部WP2を介して接合されている。このように、ダイアフラム40は、筐体30の先端側において、軸孔39を塞いでいる。ダイアフラム40は、圧力センサ10が内燃機関に取り付けられる場合に、自身の先端側に燃焼室内の圧力を受け、受ける圧力に応じて変形する。
図3は、ダイアフラム有効部46の説明図である。図3(A)は、第1カバー部材200と、第2カバー部材300と、が取り外された状態の圧力センサ10の先端部の斜視図を示している。図3(B)は、ダイアフラム40を軸線CLに垂直な投影面上に投影して得られる投影図を示している。ダイアフラム有効部46は、ダイアフラム40のうち、自身の先端側に受ける圧力に応じて変形する部分である。ダイアフラム有効部46は、溶接部WP2が形成されている部分(換言すれば、筐体30との接合部)に囲まれた部分である。ダイアフラム有効部46は、図3(A)、(B)において、ハッチングされている。
図2の伝達ロッド90は、ダイアフラム40の後端側の面の中央部に接続されている。伝達ロッド90は、軸線CLを中心とする円柱形状を有し、ダイアフラム40から後端方向Dr側に向かって延びている。伝達ロッド90の後端部99は、センサ部50に接続されている。ダイアフラム40と伝達ロッド90とは、ステンレス鋼を用いて、一体的に形成されている(例えば、鍛造や削り出し)。ダイアフラム40と伝達ロッド90とは、別々に形成され、溶接などにより接合されていても良い。ダイアフラム40や伝達ロッド90は、他の材料(例えば、低炭素鋼などの鋼、種々の金属材料)を用いて形成されてもよい。
後端押圧部材80は、筐体30の軸孔39の後端側に取り付けられている。後端押圧部材80には、軸線CLを中心とする貫通孔である軸孔86が形成されている。後端押圧部材80の外周面には、筐体30の小外径部36の雌ねじ38と螺合する雄ねじ88が形成されている。後端押圧部材80は、後端側から筐体30の小外径部36の軸孔39にねじ込まれている。後端押圧部材80と伝達ロッド90との間には、センサ部50が挟まれている。後端押圧部材80は、センサ部50に対して、予荷重を印加する。後端押圧部材80を筐体30(小外径部36)にねじ込む場合の後端押圧部材80の回転数を調整することによって、適切な予荷重を容易に実現できる。後端押圧部材80は、例えば、ステンレス鋼で形成されている。ただし、他の導電性の材料(例えば、低炭素鋼などの鋼、種々の金属材料)を採用してもよい。
センサ部50は、ダイアフラムの変形に応じた電気信号を、ケーブル60を介して外部に出力する。センサ部50は、2個の電極52a、52bと、2個の電極52a、52bに挟まれた圧電素子51と、2個の押さえ板54a、54bと、リード部53と、絶縁板55と、を備えている。図2に示すように、押さえ板54a、電極52a、圧電素子51、電極52b、リード部53、押さえ板54b、絶縁板55は、先端側から後端側に向かってこの順番に、積層されている。絶縁板55の後端側の面は、後端押圧部材80の先端側の面に接触・押圧されている。伝達ロッド90の後端部99は、押さえ板54aの先端側の面に接触している。圧電素子51は、先端側の電極52aと押さえ板54aとを介して、伝達ロッド90に接続されている。
図4は、センサ部50の分解斜視図である。図示するように、圧電素子51と電極52a、52bとは軸線CLを中心とする円盤状の板状部材である。押さえ板54a、54bと絶縁板55とは、軸線CLを中心とする円環状の板状部材である。圧電素子51は、本実施形態では水晶を用いて形成されているが、他の材料で形成された圧電素子を採用してもよい。圧電素子51には、ダイアフラム40(図2)の変形に応じて、ダイアフラム40から伝達ロッド90を介して荷重が伝達される。圧電素子51では、伝達された荷重に応じた電荷(すなわち、電気信号)が生じる。センサ部50は、圧電素子51にて生じた電気信号を、2個の電極52a、52b等を介して、ケーブル60に出力する。出力された電気信号に基づいて、ダイアフラム40の変形量、すなわち、燃焼室内の圧力を特定可能である。電極52a、52bと押さえ板54a、54bとは、本実施形態ではステンレス鋼を用いて形成されているが、他の導電性の金属を用いて形成されてもよい。絶縁板55は、リード部53と後端押圧部材80(図2)との間を絶縁するための部材である。本実施形態では、絶縁板55はアルミナで形成されているが、他種の絶縁性材料で形成されてもよい。
リード部53は、略円盤状の板状部材である円盤部57と、円盤部57の中央部から後端方向Drに向かって延びる端子部56と、を備えている。円盤部57は、電極52bと面接触している。端子部56は、押さえ板54bの貫通孔54hと絶縁板55の貫通孔55hを通り抜けて、後端方向Dr側に突出している(図2)。端子部56の後端側の部分は、後端押圧部材80の軸孔86の内壁面から離間した状態で、軸孔86内に配置されている。リード部53は、本実施形態ではステンレス鋼を用いて形成されているが、他の金属を用いて形成されてもよい。リード部53は、円盤部57と端子部56とを合わせた形状をステンレス鋼の平板から打ち抜いた後に、端子部56となる部分を折り曲げることにより作製することができる。
センサ部50を構成する各部材(絶縁板55を除く)は、筐体30の軸孔39内において、筐体30の内周面から離間するように配置される。圧電素子51の後端側の電極52bは、リード部53(本実施形態では、更に、押さえ板54b)に電気的に接続されている。圧電素子51の先端側の電極52aは、先端側の押さえ板54aと伝達ロッド90とダイアフラム40とを通じて、筐体30に電気的に接続されている。
筒状金具20の軸孔21内には、ケーブル60が配置されている。ケーブル60は、圧電素子51の電荷に基づいて内燃機関の燃焼圧を検出するための図示しない電気回路に対して、圧電素子51の電荷を伝えるための部材である。本実施形態では、ケーブル60として、多層構造を有するいわゆるシールド線を用いて、ノイズを低減している。ケーブル60は、中心から外周側に向かって配置された、内部導体65と、絶縁体64と、導電コーティング63と、外部導体62と、ジャケット61と、を備えている。内部導体65は、複数の導線で構成されている。内部導体65の径方向の外側は、絶縁体64で囲まれている。絶縁体64の外周面には、導電コーティング63が設けられている。導電コーティング63の径方向外側には、網シールドである外部導体62が設けられている。外部導体62の外周面は、ジャケット61によって被覆されている。このように同軸上に配置された複数の部材を備えるケーブルは、同軸ケーブルとも呼ばれる。
ケーブル60の先端部で露出する内部導体65は、平板導線75と細径導線74とを介して、センサ部50の端子部56に接続されている。平板導線75と細径導線74とは、圧電素子51の電荷を、端子部56から内部導体65に伝達する。なお、内部導体65と端子部56とを接続するための構成としては、平板導線75と細径導線74とを用いる構成に代えて、他の任意の構成を採用可能である。端子部56の全体は、熱収縮チューブ72によって覆われている。これにより、端子部56と後端押圧部材80との間の電気的な絶縁の信頼性が高められている。
外部導体62の先端部には、外部導体62の先端からさらに先端側に延びる接地導線76が接続されている。接地導線76は、接地導線76の先端部は、後端押圧部材80の後端部に溶接されている。これにより、外部導体62は、接地導線76、後端押圧部材80、筐体30、第1カバー部材200、第2カバー部材300、および、内燃機関のシリンダヘッドを介して、接地される。
なお、筒状金具20の軸孔21内には、溶融ゴムを注入されており、軸孔21内は、ゴム層で満たされている(図示せず)。ゴム層を形成することにより、圧力センサ10内の防水性を向上させ、かつ、防振性も高めている。なお、溶融ゴムに代えて溶融樹脂が軸孔21内に注入されてもよい。
第1カバー部材200は、ダイアフラム40の先端側を覆うキャップ状の部材である。図5は、ダイアフラム40の先端側に取り付けられた状態の第1カバー部材200の斜視図である。図5では、第2カバー部材300の図示は省略されている。第1カバー部材200は、軸線CLと垂直な方向に広がる円盤状の板状部210と、板状部210の外縁に接続され、後端方向Drに向かって延びる側壁部220と、を備えている。
板状部210は、上述したダイアフラム有効部46(図3)の先端側に対向する対向部215を有している。対向部215は、ダイアフラム有効部46の先端側の面に直接接触する接触部212と、先端側から後端側に向けて貫通する複数の貫通孔214と、を備えている。
第1カバー部材200の線膨張係数Acは、ダイアフラム40の線膨張係数Adよりも小さい(Ac<Ad)。例えば、本実施形態では、ダイアフラム40は、ステンレス鋼を用いて形成されており、線膨張係数Adは、10.4×10−6である。第1カバー部材200は、タングステンを用いて形成されており、線膨張係数Acは、4.4×10−6である。第1カバー部材200は、ステンレス鋼より線膨張係数が小さな他の材料、例えば、アルミナなどのセラミックスを用いて形成されても良い。
第1カバー部材200の側壁部220は、筐体30の大外径部35の外周面、および、筒状金具20の先端部26の外周面に沿って配置されている。先端部26は、筒状金具20の本体部25より先端側の部分であり、本体部25よりも小さな外径を有している。第1カバー部材200の側壁部220の後端と、側壁部220よりも後端側に位置する筒状金具20の本体部25と、の間には、空隙NTが設けられている(図2、図5)。
第1カバー部材200は、第2カバー部材300、筐体30、第1カバー部材200のいずれに対しても溶接等によって接合されていない。第1カバー部材200は、第2カバー部材300と、筐体30と、に挟持されているだけである。仮に、第1カバー部材200が他の部材に接合されている場合には、圧力センサ10が使用時に燃焼室内の高温の燃焼ガスに曝されることによって高温になった場合に、第1カバー部材200と他の部材との線膨張係数の差によって第1カバー部材200に応力が加えられ得る。本実施形態では、このような応力の発生が抑制されるので、第1カバー部材200が高温時に歪むことを抑制できる。
図6は、第2カバー部材300を含む圧力センサ10の先端部の斜視図である。第2カバー部材300は、先端側から後端側に向かって貫通する貫通孔314が形成された円環状の環状部310と、環状部310の外縁に接続され、後端方向Drに向かって延びる側壁部320と、を備えている。環状部310の外周面は、後端側から先端側に向かって外径が縮径した縮外径面315である。圧力センサ10が内燃機関に取り付けられる場合、縮外径面315は、内燃機関のシリンダヘッドに密着する。第1カバー部材200の対向部215の大部分は、第2カバー部材300の貫通孔314から、外部(例えば、内燃機関の燃焼室)に露出している。
第2カバー部材300のうち、環状部310は、第1カバー部材200の板状部210の外縁部分の先端側を覆い、側壁部320は、第1カバー部材200の側壁部220の外周面の外側を覆っている。第2カバー部材300の側壁部320の後端は、第1カバー部材200の側壁部220の後端より後端側まで延びている。そして、第2カバー部材300の側壁部320は、第1カバー部材200の側壁部220の後端より後端側の部分において、レーザ溶接によって形成される溶接部WP1を介して、筒状金具20(本体部25)および筐体30に接合・固定されている。これによって、第1カバー部材200は、第2カバー部材300の内側、かつ、筐体30および筒状金具20の外側に、保持されている。環状部310には、比較的大きな貫通孔314が形成されているので、内燃機関の燃焼室内の圧力のダイアフラム40への伝達が、第2カバー部材300によって妨げられることはない。
第2カバー部材300は、例えば、ステンレス鋼などの筒状金具20と溶接可能な導電性の金属で形成されている。
ここで、図3(B)に示すダイアフラム有効部46の面積をダイアフラム有効面積Sdとする。ダイアフラム有効部46のうち、第1カバー部材200の対向部215に形成された貫通孔214と対向する部分を第1部分43とする。第1部分43は、内燃機関の燃焼室内の圧力を直接受ける部分である。ダイアフラム有効部46のうち、対向部215の接触部212と直接接触する部分を第2部分44とする。第1部分43の面積をShとし、第2部分44の面積をScとする。
本実施形態では、対向部215のうち、貫通孔214を除いた部分は、全てダイアフラム有効部46と接触する接触部212である。このために、第1部分43の面積Shと、第2部分44の面積Scと、の和は、ダイアフラム有効面積Sdに等しい(Sh+Sc=Sd)。
図2に示すように、第1カバー部材200の対向部215の軸線方向の長さの平均値(平均厚さ)をTcとする。そして、ダイアフラム40のうち、ダイアフラム有効部46(ただし、伝達ロッド90と一体に接続されている部分を除く)の平均厚さをTdとする。
A−2.圧力センサ10の動作
ダイアフラム40のダイアフラム有効部46の先端側の受圧面は、燃焼室内の圧力Pcを受ける(図2)。具体的には、ダイアフラム有効部46の先端側の面のうち、貫通孔214に対応する第1部分43(図3(B))は、燃焼室内のガスと直接に接触するために、燃焼室内の圧力Pcを受ける。ダイアフラム有効部46は、受圧面に受ける圧力Pc、すなわち、燃焼室内の圧力Pcに応じて変形する。例えば、ダイアフラム有効部46は、軸線方向に撓む。伝達ロッド90は、ダイアフラム有効部46の変形に応じて、軸線CLにおおよそ平行に変位する。これにより、伝達ロッド90は、圧力Pcに応じた荷重を、センサ部50に伝達する。センサ部50の圧電素子51は、伝達ロッド90を通じて伝達された荷重に応じた電気信号を、2個の電極52a、52bを通じて出力する。出力された電気信号は、ケーブル60を介して、外部に供給される。当該電気信号に基づいて、燃焼室内の圧力Pcが特定される。
図7は、参考例の圧力センサ10xの動作の説明図である。図中には、圧力センサ10xの先端側の一部分の軸線CLを含む平断面が示されている。圧力センサ10xと、図2等の第1実施形態の圧力センサ10との差異は、ダイアフラム40の先端側に、第1カバー部材200および第2カバー部材300が設けられていない点だけである。圧力センサ10xの他の部分の構成は、第1実施形態の圧力センサ10の対応する部分の構成と、同じである。
圧力センサ10xにおいて、ダイアフラム40(ダイアフラム有効部46)の先端側の面は、燃焼室内の圧力Pcを受ける。また、ダイアフラム40の先端側の面は、燃焼室内の熱を受ける。この熱によりダイアフラム40のうち、先端側の部分が、局所的に熱膨張し得る。ダイアフラム40の外周縁は、筐体30に接合されている。従って、ダイアフラム40は、図7の矢印ARxで示すように、熱膨張によって、内周側(軸線CL側)に向かって伸びようとする。この結果、ダイアフラム40の熱膨張によって、伝達ロッド90に、軸線CLに平行な力が印加される。例えば、図7の例では、ダイアフラム40の熱膨張によって、伝達ロッド90に、先端方向Dfの力Fが印加されている。したがって、ダイアフラム40は、先端側に凸になるように変形し、センサ部50に印加される荷重が小さくなる。このように、参考例の圧力センサ10xでは、センサ部50に印加される荷重が、燃焼室内の温度に依存して大きく変動し得るので、センサ部50からの信号の誤差が大きくなる。このために、圧力センサ10xによる圧力Pcの測定精度が低下し得る。
これに対して、本実施形態では、図7に示すように、ダイアフラム40が先端側に凸になるように変形する場合に、ダイアフラム40の先端側に接触する第1カバー部材200の対向部215によって、ダイアフラム40の変形が物理的に制限される。第1カバー部材200の線膨張係数Acは、ダイアフラム40の線膨張係数Acより小さいので、第1カバー部材200の熱膨張による変形量は、ダイアフラム40の熱膨張による変形量より小さい。この結果、第1カバー部材200の対向部215は、ダイアフラム40の変形を効果的に制限できる。したがって、熱によるダイアフラム40の変形を抑制して測定誤差を小さくすることができる。
ここで、仮に、第1カバー部材200が、筐体30や筒状金具20に溶接等によって接合しているとすると、第1カバー部材200が熱膨張した場合に、第1カバー部材200と、筐体30や筒状金具20と、の接合部分に発生する応力によって第1カバー部材200が変形し得る。この場合には、第1カバー部材200によって、熱によるダイアフラム40の変形を十分に抑制できない場合がある。本実施形態では、このような不具合を避けるために、第2カバー部材300は、圧力センサ10のうち、第1カバー部材200とは異なる部材である筒状金具20および筐体30に、接合・固定されている(図2)。そして、第1カバー部材200は、第2カバー部材300の内側、かつ、筐体30の外側に保持されている。この結果、第1カバー部材200を他の部材と溶接等によって接合することなく、適切に保持できるので、第1カバー部材200の変形を抑制できる。したがって、ダイアフラム40の変形をさらに抑制することができる。
さらに、本実施形態では、第1カバー部材200の側壁部220の後端と、側壁部220よりも後端側に位置する筒状金具20と、の間には、空隙NTが設けられている(図2、図5)。仮に、空隙NTが設けられていない場合には、側壁部220が熱膨張した場合に、側壁部220の後端に、筒状金具20から軸線方向の力が加えられるので、側壁部220ひいては第1カバー部材200の全体に歪みが生じ得る。第1カバー部材200の歪みが生じると、第1カバー部材200の対向部215が、ダイアフラム40(ダイアフラム有効部46)に適切に接触できず、ダイアフラム40の変形を抑制できなくなり得る。本実施形態によれば、空隙NTが設けられているので、第1カバー部材200の歪みが抑制され、熱によるダイアフラム40の変形をより効果的に抑制できる。したがって、圧力センサ10の測定誤差をより小さくすることができる。
さらに、本実施形態では、第1カバー部材200の対向部215は、複数の貫通孔214を有する。複数の貫通孔214がある場合には、貫通孔214が1つしかない場合と比較して、ダイアフラム有効部46の複数の箇所で分散して燃焼室内の圧力を受けることができる。このために、圧力に応じてダイアフラム有効部46が適切に変形するので、より圧力の測定誤差を小さくすることができる。また、複数個の貫通孔214が分散して配置されることで、ダイアフラム有効部46に接触する接触部212も分散して配置されることになる。このために、熱によるダイアフラム有効部46の変形をより効果的に抑制することができる。
ここで、ダイアフラム40の線膨張係数Adが大きいほど、熱によるダイアフラム40の変形が大きくなるので、第1カバー部材200の線膨張係数Acをより小さくすることでダイアフラム40の変形を制限する必要性が高い。ダイアフラム40の線膨張係数Adが小さい場合には、熱によるダイアフラム40の変形が小さくなるので、第1カバー部材200の線膨張係数Acをそれほど小さくしなくてもダイアフラム40の変形を制限し得る。このことから、第1カバー部材200の線膨張係数Acと、ダイアフラム40の線膨張係数Adと、の積(Ac×Ad)を十分に小さな値とすれば、熱によるダイアフラム40の変形をより好適に抑制することができる。
以上のことから、本実施形態では、第1カバー部材200の線膨張係数Acとダイアフラム40の線膨張係数Adとは、(Ac×Ad)≦65×10−12を満たすことが好ましい。こうすれば、熱によるダイアフラム40の変形をより好適に抑制することができるので、圧力センサ10の測定誤差をさらに小さくすることができる。
ダイアフラム有効部46の面積Sdと比較して、ダイアフラム有効部46のうち、第1カバー部材200の接触部212と接触する第2部分44(図3(B))の面積Scが、十分に大きい場合には、熱によるダイアフラム40(ダイアフラム有効部46)の変形をさらに好適に抑制することができる。そして、ダイアフラム有効部46の面積Sdと比較して、第2部分44の面積Scが過度に小さい場合には、熱によるダイアフラム40(ダイアフラム有効部46)の変形を十分には抑制できない可能性がある。
以上のことから、本実施形態では、ダイアフラム有効部46の面積Sdに対する第2部分44の面積Scの比率(Sc/Sd)は、(Sc/Sd)≧0.35を満たすことが好ましい。こうすれば、第1カバー部材200の接触部212は、ダイアフラム有効部46に対して十分に広い面積で接触するので、熱によるダイアフラム40の変形をさらに好適に抑制することができる。
ダイアフラム有効部46の平均厚さTdと比較して、第1カバー部材200の接触部212の平均厚さTcが、十分に厚い場合には、接触部212(対向部215)は、熱によるダイアフラム40の変形を物理的に制限するために十分な強度を有する。このために、ダイアフラム40の変形を、さらに好適に抑制することができる。そして、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdと比較して、第1カバー部材200の接触部212の平均厚さTcが過度に薄い場合には、熱によるダイアフラム40の変形を物理的に十分に制限するためには、接触部212の強度が不足する可能性がある。
以上のことから、本実施形態では、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdに対する接触部212の平均厚さTcの比率(Tc/Td)は、(Tc/Td)≧0.7を満たすことが好ましい。こうすれば、第1カバー部材200は、ダイアフラム有効部46に対して十分に厚いので、熱によるダイアフラム40の変形をさらに好適に抑制することができる。
ダイアフラム有効部46の面積Sdと比較して、ダイアフラム有効部46のうち、第1カバー部材200の貫通孔214と対向する第1部分43(図3(B))の面積Shが、十分に大きい場合には、燃焼室内の圧力が貫通孔214を介してダイアフラム40(ダイアフラム有効部46)に十分に伝達される。そして、ダイアフラム有効部46の面積Sdと比較して、第1部分43の面積Shが過度に小さい場合には、燃焼室内の圧力が貫通孔214を介してダイアフラム40に十分に伝達されない可能性がある。
以上のことから、本実施形態では、ダイアフラム有効部の面積Sdに対する第1部分43の面積Shの比率(Sh/Sd)は、(Sh/Sd)≧0.13を満たすことが好ましい。こうすれば、ダイアフラム有効部46のうち、貫通孔54hと対向する第1部分43の面積を十分に大きくすることができるので、測定すべき圧力がダイアフラム40に適切に伝達される。この結果、測定すべき圧力に応じてダイアフラム40を適切に変形させることができるので、圧力センサ10の測定誤差を小さくすることができる。
A−3.評価試験
A−3−1.第1評価試験
第1実施形態の圧力センサ10について、第1カバー部材200を形成する材料と、ダイアフラム40を形成する材料と、を変更することによって、第1カバー部材200の線膨張係数Acとダイアフラム40の線膨張係数Adとの積(Ac×Ad)が互いに異なる6種類のサンプルを作成して、評価試験を行った。具体的には、(Ac×Ad)が、30×10−12、50×10−12、65×10−12、70×10−12、100×10−12、150×10−12である6種類のサンプルが作成された。
なお、6種類のサンプルで共通する事項は、以下の通りである。
ダイアフラム有効部46の面積Sd:16.8mm
ダイアフラム有効部46の第1部分43の面積Sh:10.9mm
ダイアフラム有効部46の第2部分44の面積Sc:5.9mm
第1カバー部材200の接触部212の平均厚さTc:0.15mm
ダイアフラム有効部46の平均厚さTd:0.21mm
評価試験では、内燃機関の同じシリンダ(すなわち、燃焼室)にサンプルのセンサと、目標となる圧力センサ(「目標センサ」とも呼ぶ)と、を取り付けた。そして、内燃機関を運転させることによって、サンプルのセンサと目標センサとのそれぞれから圧力の波形を取得した。内燃機関としては、直列4気筒、排気量1.3L、自然吸気の内燃機関が用いられた。内燃機関は、燃焼室内の最大圧力が、20MPaとなる条件で運転された。
図8は、圧力センサによって測定される圧力の波形の例を示すグラフである。横軸は、クランク角度CAを示し、縦軸は、圧力(単位は、MPa)を示している。ゼロ度のクランク角度CAは、上死点を示している。グラフ中には、目標センサによって測定された圧力G1と、圧力センサのサンプルによって測定された圧力G2が示されている。
図示するように、圧力センサのサンプルによって測定された圧力G2が、目標の圧力センサによって測定された圧力G1と異なる場合があった(図8の例では、クランク角度CAが、ゼロ度から180度の範囲内)。目標となる圧力センサは、十分に良好な精度で圧力を測定できるように、予め調整されている。本評価試験では、サンプルの圧力G2と目標の圧力G1とを、5回のサイクルに亘って測定した。同じタイミングでの2つの圧力G1、G2の差分を算出した。そして、差分の最大値Em(図8)を、各サイクルについて特定した。そして、5回のサイクルのそれぞれの差分の最大値Emの平均値を、サンプルの圧力センサの圧力誤差Epとして算出した。
そして、圧力誤差Epの絶対値が、20MPaの3%、すなわち、600kPa以下であるサンプルの評価を「A」とし、600kPaを超えるサンプルの評価を「B」とした。
図9は、評価試験の結果を示すグラフである。図9(A)のグラフには、第1評価試験の結果が示されている。図9(A)に示すように、(Ac×Ad)が小さいほど、圧力誤差Epが直線的に小さくなることが解った。すなわち、6種類のサンプルでは、(Ac×Ad)が、30×10−12、50×10−12、65×10−12、70×10−12、100×10−12、150×10−12の順で、測定誤差が小さかった。
図9(A)にて、白丸で示すように、(Ac×Ad)が、65×10−12以下であるサンプル、すなわち、(Ac×Ad)が、30×10−12、50×10−12、65×10−12であるサンプルの評価は、「A」であった。図9(A)にて、黒丸で示すように、(Ac×Ad)が、65×10−12を超えるサンプル、すなわち、(Ac×Ad)が、70×10−12、100×10−12、150×10−12であるサンプルの評価は、「B」であった。
以上の結果から、第1カバー部材200の線膨張係数Acとダイアフラム40の線膨張係数Adとは、(Ac×Ad)≦65×10−12を満たすことが好ましいことが確認された。さらには、(Ac×Ad)≦50×10−12を満たすことがより好ましく、(Ac×Ad)≦30×10−12を満たすことが特に好ましいことが解った。
A−3−2.第2評価試験
第1実施形態の圧力センサ10について、第1カバー部材200の対向部215に形成された貫通孔214の個数および直径と、を変更することによって、ダイアフラム有効部46の面積Sdに対する第2部分44の面積Scの比率(Sc/Sd)が互いに異なる6種類のサンプルを作成して、評価試験を行った。具体的には、(Sc/Sd)が、0.17、0.29、0.34、0.35、0.44、0.87である6種類のサンプルが作成された。
なお、6種類のサンプルで共通する事項は、以下の通りである。
ダイアフラム有効部46の面積Sd:16.8mm
第1カバー部材200の接触部212の平均厚さTc:0.15mm
ダイアフラム有効部46の平均厚さTd:0.21mm
線膨張係数の積(Ac×Ad):65×10−12
評価試験では、第1評価試験と同一の実機試験が行われた。そして、圧力誤差Epの絶対値が、20MPaの2.5%、すなわち、500kPa以下であるサンプルの評価を「A」とし、500kPaを超えるサンプルの評価を「B」とした。
図9(B)のグラフには、第2評価試験の結果が示されている。図9(B)に示すように、(Sc/Sd)が大きいほど、圧力誤差Epが小さくなることが解った。すなわち、6種類のサンプルでは、(Sc/Sd)が、0.87、0.44、0.35、0.34、0.29、0.17の順で、測定誤差が小さかった。
図9(B)にて、白丸で示すように、(Sc/Sd)が、0.35以上であるサンプル、すなわち、(Sc/Sd)が、0.87、0.44、0.35であるサンプルの評価は、「A」であった。図9(B)にて、黒丸で示すように、(Sc/Sd)が、0.35未満であるサンプル、すなわち、(Sc/Sd)が、0.34、0.29、0.17であるサンプルの評価は、「B」であった。
以上の結果から、ダイアフラム有効部46の面積Sdに対する第2部分44の面積Scの比率(Sc/Sd)は、(Sc/Sd)≧0.35を満たすことが好ましいことが確認された。さらには、(Sc/Sd)≧0.44を満たすことがより好ましく、(Ac×Ad)≧0.87を満たすことが特に好ましいことが解った。
なお、上述したように、本実施形態では、第2部分44の面積Scと、第1部分43の面積Shと、の和は、ダイアフラム有効部46の面積Sdと等しい(Sc+Sh=Sd)。このことから、(Sc/Sd)={1−(Sh/Sd)}である。したがって、(Sc/Sd)が、0.87、0.44、0.35、0.34、0.29、0.17である6種類のサンプルは、それぞれ、(Sh/Sd)が、0.13、0.56、0.65、0.66、0.71、0.83であるサンプルである、と言うことができる。
上述したように、(Sh/Sd)が過度に小さい場合には、すなわち、第1部分43の面積Shが過度に小さい場合には、測定すべき圧力が貫通孔214を介してダイアフラム40に十分に伝達できず、圧力を適切に測定できない可能性がある。第2評価試験において(Sh/Sd)が0.13であるサンプル(すなわち、(Sc/Sd)が0.87であるサンプル)の評価は「A」であったことから、(Sh/Sd)≧0.13が満たされる場合には、測定すべき圧力が貫通孔214を介してダイアフラム40に十分に伝達されることが確認できた。すなわち、(Sh/Sd)≧0.13が満たすことが好ましいことが確認できた。
A−3−3.第3評価試験
第1実施形態の圧力センサ10について、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdを固定し、第1カバー部材200の接触部212の平均厚さTcを変更することによって、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdに対する接触部212の平均厚さTcの比率(Tc/Td)が互いに異なる7種類のサンプルを作成して、評価試験を行った。具体的には、(Tc/Td)が、0.25、0.5、0.6、0.7、0.75、1.25、2.5である7種類のサンプルが作成された。
なお、7種類のサンプルで共通する事項は、以下の通りである。
ダイアフラム有効部46の面積Sd:16.8mm
ダイアフラム有効部46の第1部分43の面積Sh:10.9mm
ダイアフラム有効部46の第2部分44の面積Sc:5.9mm
ダイアフラム有効部46の平均厚さTd:0.21mm
線膨張係数の積(Ac×Ad):65×10−12
評価試験では、第1評価試験と同一の実機試験が行われた。そして、圧力誤差Epの絶対値が、20MPaの2%、すなわち、400kPa以下であるサンプルの評価を「A」とし、400kPaを超えるサンプルの評価を「B」とした。
図9(C)のグラフには、第3評価試験の結果が示されている。図9(C)に示すように、(Tc/Td)が大きいほど、圧力誤差Epが小さくなることが解った。すなわち、7種類のサンプルでは、(Tc/Td)が、2.5、1.25、0.75、0.7、0.6、0.5、0.25の順で、測定誤差が小さかった。
図9(C)にて、白丸で示すように、(Tc/Td)が、0.7以上であるサンプル、すなわち、(Tc/Td)が、2.5、1.25、0.75、0.7であるサンプルの評価は、「A」であった。図9(C)にて、黒丸で示すように、(Tc/Td)が、0.7未満であるサンプル、すなわち、(Tc/Td)が、0.6、0.5、0.25であるサンプルの評価は、「B」であった。
以上の結果から、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdに対する接触部212の平均厚さTcの比率(Tc/Td)は、(Tc/Td)≧0.7を満たすことが好ましいことが確認された。さらには、(Tc/Td)≧0.75を満たすことがより好ましく、(Tc/Td)≧1.25を満たすことが、さらに好ましく、(Tc/Td)≧2.5を満たすことが特に好ましいことが解った。
B.第2実施形態:
図10は、第2実施形態の圧力センサの先端ユニット100b近傍の拡大図である。この断面は、軸線CLを含む断面である。第2実施形態の圧力センサ10bが、第1実施形態の図2の圧力センサ10と異なる点は、先端ユニット100bの筐体30bおよび後端押圧部材80bと、第1カバー部材200bと、第2カバー部材300bと、である。圧力センサ10bの他の構成は、図2の圧力センサ10と同じであるので、当該構成については、図10において図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
筐体30bは、第1実施形態の筐体30より径方向の厚さが薄い円筒形状を有している。筐体30bの内周面には、第1実施形態の筐体30とは異なり、雌ねじは形成されていない。後端押圧部材80bは、第1実施形態の後端押圧部材80とは異なり、外周面に雄ねじは形成されていない。後端押圧部材80bは、筐体30bに後端側から挿入され、所望の予荷重がセンサ部50に付与されるように後端側から先端側に向かって押圧された状態で、レーザ溶接によって筐体30bに固定される。図10の溶接部WP1bは、当該レーザ溶接によって形成される。
第1カバー部材200bは、板状部210bのみで構成され、第1実施形態の側壁部220(図2)を備えていない。第1カバー部材200b(板状部210b)は、第1実施形態の板状部210と同様に、ダイアフラム40の先端側を覆い、ダイアフラム有効部46と対向する対向部215bを備えている。対向部215bは、第1実施形態の対向部215と同様に、複数の貫通孔214bと、ダイアフラム有効部46と直接接触する接触部212bと、を備えている。
第2カバー部材300bは、第1実施形態の第2カバー部材300と同様に、先端側から後端側に向かって貫通する貫通孔314bが形成された円環状の環状部310bと、環状部310bの外縁に接続され、後端方向Drに向かって延びる側壁部320bと、を備えている。環状部310bの外周面と、側壁部320bの外周面のうちの先端側の一部分は、後端側から先端側に向かって外径が縮径した縮外径面315bである。
第2カバー部材300bのうち、環状部310bは、第1カバー部材200b(板状部210b)の外縁部分の先端側を覆っている。側壁部320bは、第1カバー部材200bの外周面と、筐体30bの外周面と、の外側を覆っている。側壁部320は、先端側の大径部324bと、大径部324bより後端側に位置し、大径部324bより外径が小さな小径部326bと、を備えている。側壁部320bの後端(小径部326bの後端)は、筐体30の後端の近傍まで延びている。そして、第2カバー部材300bの側壁部320b(小径部326b)は、レーザ溶接によって形成される溶接部WP1bを介して、筐体30bに接合・固定されている。これによって、第1カバー部材200bは、第2カバー部材300bの内側、かつ、筐体30bの外側に、保持されている。側壁部320bの小径部326bは、先端側から筒状金具20の軸孔21に挿入され、軸孔21に挿入された状態で、レーザ溶接によって形成される溶接部WP3bを介して、筒状金具20に接合・固定されている。
第2実施形態においても、第1カバー部材200bの線膨張係数Acは、ダイアフラム40の線膨張係数Adよりも小さい(Ac<Ad)。この結果、熱によるダイアフラムの変形を抑制することができる。また、第2実施形態においても、第1カバー部材200bの線膨張係数Acとダイアフラム40の線膨張係数Adとは、(Ac×Ad)≦65×10−12を満たすことが好ましい。また、ダイアフラム有効部46の面積Sdに対する第2部分(ダイアフラム有効部46のうち、対向部215bの接触部212bと接触する部分)の面積Scの比率(Sc/Sd)は、(Sc/Sd)≧0.35を満たすことが好ましい。ダイアフラム有効部46の平均厚さTdに対する接触部212の平均厚さTcの比率(Tc/Td)は、(Tc/Td)≧0.7を満たすことが好ましい。ダイアフラム有効部46の面積Sdに対する第1部分(ダイアフラム有効部46のうち、第1カバー部材200bの貫通孔214bと対向する部分)の面積Shの比率(Sh/Sd)は、(Sh/Sd)≧0.13を満たすことが好ましい。こうすれば、圧力センサ10bの測定誤差をより小さくすることができる。
C.変形例
(1)第1実施形態では、第2カバー部材300は、筒状金具20と筐体30とに、溶接部WP1を介して接合・固定されている(図2)。第2実施形態では、第2カバー部材300bは、筐体30bと後端押圧部材80bとに、溶接部WP1bを介して接合・固定されている(図10)。これに代えて、第2カバー部材300、300bは、筒状金具20にのみ接合・固定されていても良い。一般的には、第2カバー部材300、300bは、圧力センサ10、10bのうち、第1カバー部材200、200bとは異なる部材に接合・固定されていることが好ましい。
(2)第1実施形態では、第1カバー部材200の側壁部220の後端と、筒状金具20と、の間に、空隙NTが形成されている。側壁部220の後端側に、筒状金具20とは異なる部材(例えば、筐体)が位置する場合には、側壁部220の後端と、当該部材と、の間に、空隙NTが形成されることが好ましい。
(3)上記各実施形態において、第1カバー部材200、200bの線膨張係数Acと、ダイアフラム40の線膨張係数Adと、は、必ずしも(Ac×Ad)≦65×10−12を満たさなくても良く、少なくとも第1カバー部材200、200bの線膨張係数Acが、ダイアフラム40の線膨張係数Adより小さければ良い。また、第1カバー部材200、200bの対向部215、215bにおいて、接触部212、212bと、貫通孔214、214bと、の面積比は、必ずしも(Sc/Sd)≧0.35を満たさなくても良く、(Sh/Sd)≧0.13を満たさなくても良い。同様に、接触部212、212bの平均厚さTcと、ダイアフラム有効部46の平均厚さTdとは、必ずしも(Tc/Td)≧0.70を満たさなくても良い。
(4)上記各実施形態の圧力センサ10、10bは、第2カバー部材300、300bを備えなくても良い。この場合には、第1カバー部材200、200bは、例えば、筐体30、30bや筒状金具20に、溶接や接着などの方法で接合・固定されても良い。
(5)上記各実施形態において、圧力センサ10のダイアフラム40と圧電素子51とを接続する構成やセンサ部50の構成などの具体的な構成は一例であり、種々の変形が可能である。例えば、図2の構成に代えて、先端側の押さえ板54aが省略され、伝達ロッド90が、先端側の電極52aに直接接触していてもよい。また、押さえ板54aと電極52aが省略されて、伝達ロッド90が直接的に圧電素子51に接続されてもよい。また、端子部56が、電極52bに直接的に接続されていてもよい。また、電極52a、52bと圧電素子51とは、軸線CL上に配置された円盤状の板状部材ではなく、軸線CLを囲む円環状の板状部材であってもよく、四角柱状の部材であっても良い。また、ダイアフラムの変形に応じた電気信号を出力するセンサ部は、圧電素子に代えて、ダイアフラム40の変形によって受ける荷重に応じて変化する電気的特性(例えば、電圧、抵抗値など)を有する種々の装置を含んでも良い。例えば、ひずみゲージを含んでも良い。
(6)センサ部50からの信号を圧力センサ10の外部に導くための構成としては、ケーブル60を用いる構成に代えて、他の種々の構成を採用可能である。例えば、圧力センサ10の後端側に端子金具が配置され、端子金具とセンサ部50の端子部56とが中軸によって接続されてもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
10、10b...圧力センサ、20...筒状金具、21...軸孔、22...ねじ部、24...工具係合部、25...本体部、26...先端部、30、30b...筐体、34...縮外径部、35...大外径部、36...小外径部、39...軸孔、40...ダイアフラム、43...第1部分、44...第2部分、46...ダイアフラム有効部、50...センサ部、51...圧電素子、52a、52b...電極、53...リード部、54a、54b...押さえ板、55...絶縁板、56...端子部、57...円盤部、60...ケーブル、61...ジャケット、62...外部導体、63...導電コーティング、64...絶縁体、65...内部導体、72...熱収縮チューブ、74...細径導線、75...平板導線、76...接地導線、80、80b...後端押圧部材、80b...後端押圧部材、86...軸孔、90...伝達ロッド、99...後端部、100、100b...先端ユニット、200、200b...第1カバー部材、210、210b...板状部、212、212b...接触部、214、214b...貫通孔、215、215b...対向部、220...側壁部、300、300b...第2カバー部材、310、310b...環状部、314、314b...貫通孔、315、315b...縮外径面、320、320b...側壁部、324b...大径部、326b...小径部、NT...空隙

Claims (8)

  1. 軸線方向に延びる筒状の筐体と、
    前記筐体の先端側に接合され、前記筐体の軸線に交差する方向に拡がり、自身の先端側に受ける圧力に応じて変形するダイアフラムと、
    前記筐体内に配置され、前記ダイアフラムの変形に応じた電気信号を出力するセンサ部と、
    を備える圧力センサであって、
    前記ダイアフラムのうちの前記圧力に応じて変形する部分であるダイアフラム有効部の先端側に対向する対向部を有し、前記ダイアフラムの先端側を覆う第1カバー部材を備え、
    前記第1カバー部材の前記対向部は、前記ダイアフラム有効部と直接接触する接触部と、先端側から後端側に向けて貫通するする貫通孔と、を備え、
    前記第1カバー部材の線膨張係数は、前記ダイアフラムの線膨張係数よりも小さい、圧力センサ。
  2. 請求項1に記載の圧力センサであって、さらに、
    前記第1カバー部材の外面の少なくとも一部を覆う第2カバー部材を備え、
    前記第2カバー部材は、前記圧力センサのうち、前記第1カバー部材とは異なる部材に固定され、
    前記第1カバー部材は、前記第2カバー部材の内側、かつ、前記筐体の外側に保持される、圧力センサ。
  3. 請求項1または2に記載の圧力センサであって、
    前記第1カバー部材の前記対向部は、複数の前記貫通孔を有する、圧力センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記第1カバー部材は、前記対向部を含む板状部の外縁に接続され、後端に向かって延びる側壁部を備え、
    前記側壁部の後端と、前記側壁部よりも後端側に位置する前記圧力センサの他の部材と、の間には、空隙が設けられている、圧力センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記第1カバー部材の線膨張係数をAcとし、前記ダイアフラムの線膨張係数をAdとするとき、
    (Ac×Ad)≦65×10−12を満たす、圧力センサ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラム有効部の面積をSdとし、前記ダイアフラム有効部のうち、前記接触部と接触する部分の面積をScとするとき、
    (Sc/Sd)≧0.35を満たす、圧力センサ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記接触部の平均厚さをTcとし、前記ダイアフラム有効部の平均厚さをTdとするとき、
    (Tc/Td)≧0.70を満たす、圧力センサ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の圧力センサであって、
    前記ダイアフラム有効部の面積をSdとし、前記ダイアフラム有効部のうち、前記貫通孔と対向する部分の面積をShとするとき、
    (Sh/Sd)≧0.13を満たす、圧力センサ。
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