JP2018096561A - 熱交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の温度の立ち上がり性能を向上した熱交換装置を提供すること。【解決手段】本発明の熱交換装置は、熱交換する液体の循環経路に配置され、該液体を貯留する貯留部と、前記貯留部内の内部部分と、前記貯留部外の外部部分とを有するヒートパイプと、を備え、前記貯留部は、その内部空間を、第一の空間と第二の空間とに前記液体が流通可能に区画する隔壁を備え、前記第一の空間は、前記液体の流入部と流出部とを含み、前記ヒートパイプの前記内部部分は、前記第二の空間に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は熱交換装置に関する。
車両の自動変速機におけるオイルの冷却方式として、オイルクーラを用いることが知られている。しかし、オイルクーラへオイルを循環させるためにポンプの動力損失があり、また、配管スペース確保のためのレイアウトの制約といった課題がある。そこで、ヒートパイプをオイルパンに設けた冷却方式が提案されている(特許文献1および2)。この方式では、オイルクーラを設けた場合に比較して、ポンプの動力損失を低減でき、また、配管も不要であるという利点がある。
特開2009−281564号公報 特開平07−098054号公報
しかし、ヒートポンプは常時熱交換作用が働くため、冷間時の暖機運転に時間がかかる場合がある。換言すると、適度な油温への立ち上がり性能が悪いという課題がある。
本発明の目的は、液体の温度の立ち上がり性能を向上した熱交換装置を提供することにある。
本発明によれば、
熱交換する液体の循環経路に配置され、該液体を貯留する貯留部と、
前記貯留部内の内部部分と、前記貯留部外の外部部分とを有するヒートパイプと、を備え、
前記貯留部は、その内部空間を、第一の空間と第二の空間とに前記液体が流通可能に区画する隔壁を備え、
前記第一の空間は、前記液体の流入部と流出部とを含み、
前記ヒートパイプの前記内部部分は、前記第二の空間に配置されている、
ことを特徴とする熱交換装置が提供される。
本発明によれば、液体の温度の立ち上がり性能を向上した熱交換装置を提供することができる。
車両の前部構造の平面図。 (A)は熱交換装置の説明図、(B)は貯留部の内部構造を示す斜視図。 (A)および(B)は図2(A)の熱交換装置の動作説明図。 (A)および(B)は別例の熱交換装置の説明図。
図1は本発明の適用例に係る車両の前部構造1の平面図である。この車両はハイブリッド電気乗用車であり、図1は車両のエンジンルーム周辺の構造を模式的に示している。前部構造1は、内燃機関3、自動変速機4およびモータユニット5を備える。内燃機関3は一例として、直列四気筒エンジンであり、横置きされている。自動変速機4は例えばECVTやi−DCD(登録商標)であり、内燃機関3に接続されている。モータユニット5は自動変速機4に一体的に設けられており、電動モータを備えている。内燃機関3またはモータユニット5の駆動力は自動変速機4で変速されて前輪2へ伝達される。
前部構造1は、走行風を取り入れる中央導入部1aを備える。中央導入部1aの後方には、矢印で示す走行風により熱交換(ここでは冷却)される構成が配置されている。中央導入部1aの後方には、エアコン用のコンデンサ6と、モータユニット5を駆動する回路(PCU、PDU、VCU等)の電動系のラジエータ7が配置される。その後方には内燃機関3用のラジエータ9が配置され、更にその後方には走行風を後方へ導く電動ファン8が配設されている。
図2(A)は本発明の一実施形態に係る熱交換装置10の構造を模式的に示す説明図である。熱交換装置10は、自動変速機4の内部機構を潤滑するオイルOLの温度調整を行う装置であり、自動変速機4の下部に構成されている。
熱交換装置10は、貯留部42、ヒートパイプ11およびヒートシンク13を含む。図2(A)においては貯留部42とヒートシンク13とが断面にて図示されている。貯留部42は、オイルOLの循環経路に配置されており、本実施形態の場合、自動変速機4のオイルパンを構成している。以下の説明では、貯留部42のことをオイルパン42と呼ぶ場合がる。
オイルパン42は、天部が開口した箱型をなしており、自動変速機4の本体41の底部に着脱可能に固定されている。オイルパン42の開口した天部はオイルOLの流入部42aを構成しており、矢印で示すように、本体41から流下してくるオイルOLが流入部42aからオイルパン42へ流入し、貯留される。オイルパン42の側壁には、オイルOLをオイルパン42から排出する開口部である流出部42b、42cが形成されており、流出部42b、42cには、オイルOLの通路を構成する配管14、15が接続されている。配管14、15は合流して循環ポンプ16に接続されている。循環ポンプ16は、内燃機関3の駆動力または不図示のモータの駆動力により駆動されるポンプであり、オイルOLを配管17を介して本体41に戻す。循環ポンプ16の駆動によって、オイルOLは矢印で示すように、本体41、オイルパン42を循環される。
配管14には配管14を開閉するバルブ18が設けられている。バルブ18は本実施形態の場合、電磁制御弁である。バルブ18を閉状態とした場合、配管14を介してオイルパン42と循環ポンプ16とが連通されず、オイルパン42から循環ポンプ16へのオイルOLの送出は配管15を介して行われる。
ヒートパイプ12は、オイルパン42の側壁を貫通して設けられており、オイルパン42内を延在する内部部分12aと、オイルパン42外を延在する外部部分12bとを含む。本実施形態の場合、ヒートパイプ12は、外部部分12bが内部部分12aに曲折されて全体としてL字型に構成されており、内部部分12aが車両の前後方向に横方向に延設されているのに対し、外部部分12bは上下方向に延設されている。外部部分12bは車両の車幅方向に横方向に延設されてもよい。ヒートパイプ12が曲折されることで、オイルパン42の外形上に沿わせてヒートパイプ12を配設することができ、外部に設置した熱交換装置へオイルを圧送する配管を設置することなく必要な冷却能力を得ることができる。つまり、熱交換装置10のコンパクト化を図ることができ、エンジンルーム内のレイアウト性を向上できる。本実施形態では、ヒートパイプ12の数は一本であるが、複数本設けてもよい。
ヒートパイプ12の外部部分12bには、ヒートシンク13が設けられている。ヒートシンク13は外部部分12bが挿入される穴を有しており、熱伝導率の高い材料で構成される。ヒートシンク13は複数のフィンを有していてもよい。本実施形態の場合、ヒートシンク13およびヒートパイプ12はオイルパン42に固定されており、オイルパン42、ヒートパイプ12およびヒートシンク13が一体のユニットを構成している。これにより、車両の組み立て時における熱交換装置10の組み付け作業の工程削減を図れる。ヒートパイプ12やヒートシンク13には、自動変速機4の発熱に、モータユニット5が備える電動モータを十分に冷却できる放熱能力を設定する。
ヒートパイプ12の外部部分12bおよびヒートシンク13は、車両前後方向でオイルパン42の前側に配設されている。電動ファン8によって後方に排気される走行風が、ヒートシンク13の熱を奪いつつ、自動変速機4の下方へ車両後方へ流れてゆく。ヒートパイプ12の内部部分12aがオイルOLによって加熱され、外部部分12bが走行風によって冷却される。ヒートパイプ12において内部部分12aから外部部分12bへ熱の移動が生じることで、オイルパン42内のオイルOLの油温が所定温度以上に高温となることが抑制される。
オイルパン42の内部には、隔壁11が設けられている。図2(A)および図2(B)を参照する。図2(B)はオイルパン42の内部空間を示す斜視図である。隔壁11は、オイルパン42の内部空間を、空間S1と空間S2とに区画している。本実施形態の場合、隔壁11は横方向に延在する壁体であり、オイルパン42の内部空間を上側の空間S1と下側の空間S2とに区画している。
隔壁11は、空間S1と空間S2とを遮断するものではなく、オイルOLが流通可能に区画している。本実施形態の場合、隔壁42は、オイルパン42の四方の側壁のうちの一側壁と離間して空隙Gを形成している。空間S1と空間S2とは空隙Gを介して連通しており、オイルOLの流通が可能が可能となっている。また、本実施形態の場合、隔壁42には、その厚み方向に貫通する複数の孔11aが形成されており、空間S1と空間S2とは孔11aを介して連通しており、オイルOLの流通が可能が可能となっている。
各孔11aの大きさ(径)は同じであってもよいが、本実施形態では、流出部42b、42cから遠くなるほど、大きくなるように形成している。これにより、オイルOLが空間S1から空間S2へ流れる際、流出部42b、42cから相対的に遠い位置において流れやすくなり、近い位置で流れ難くすることができる。
なお、本実施形態の場合、空隙Gと孔11aとにより、空間S1と空間S2とを連通させたが、空隙Gのみ、または、孔11aのみにより、空間S1と空間S2とを連通させる構成であってもよい。
流出部42bは空間S1に設けられており、流出部42cは空間S2に設けられている。空隙Gは流出部42cが形成された側壁と対向する側壁と隔壁42との間に形成されている。したがって、流出部42cからオイルパン42の外部へ排出されるオイルOLは、流入部42aから流入して空隙Gを通って、または、孔11aを通ることになる。一方、流出部42bからオイルパン42の外部へ排出されるオイルOLは、隔壁42を跨ることなくオイルパン42の外部へ排出される。したがって、オイルパン42の構造的に、流入部42aから流入したオイルOLは流出部42bから排出され易くなっている。
ヒートパイプ12の内部部分12aは、空間S2に配置されており、空間S1には配置されていない。よって、空間S1内よりも空間S2内においてオイルOLの熱交換が促進される。
図3(A)および(B)を参照してバルブ18の開閉制御について説明する。本実施形態の熱交換装置10は、上記のとおり、ヒートパイプ12の内部部分12aが空間S2に配設される一方、オイルパン42の構造的に、流入部42aから流入したオイルOLは空間S1を経由して流出部42bから排出され易くなっていることから、内燃機関3や自動変速機4の始動時に、オイルOLが空間S2を経由せずに、空間S1を経由して循環し易いことで、油温上昇の立ち上がり性能が向上され、暖機時間の短縮が可能である。空間S1は空間S2と連通していることから、ヒートパイプ12によるオイルOLの冷却によりその油温が一定の温度に維持されるが、引き続きオイルOLが空間S2を経由せずに、空間S1を経由して循環するとヒートパイプ12による熱交換率が十分に発揮されない場合がある。本実施形態では、バルブ18の開閉制御により、油温上昇の立ち上がり性能の向上と、立ち上がり後の冷却効果を促進することができる。
バルブ18の開閉制御は、ECU20が行う。ECU20は、例えば、自動変速機3の制御ユニットであり、CPU、メモリ、外部デバイスとのインタフェースを備える。CPUはメモリに格納されたプログラムを実行することでバルブ18の開閉を制御する。ECU20には、油温センサ21の検知結果が入力される。油温センサ21はオイルOLの油温を検知する。
図3(A)は、油温センサ21の検知結果が所定温度未満の場合の制御内容を示しており、ECU20はバルブ18を開状態に制御する。所定温度とは、自動変速機4の暖機完了に対応する油温であり、例えば、65°C〜85°Cの範囲内の温度である。バルブ18を開状態としたことで、オイルパン42に貯留されたオイルOLは配管14および配管15の双方を経由して循環ポンプ16へ吸引されて配管17へ圧送されるが、隔壁11の存在により、空間S2よりも空間S1および配管14を経由して循環するオイルOLの油量が多くなる。ヒートパイプ12に接しないオイルOLの循環が多くなるため、オイルOLの油温上昇を促進できる。
図3(B)は、油温センサ21の検知結果が所定温度以上の場合の制御内容を示しており、ECU20はバルブ18を閉状態に切り替える。配管14が閉鎖されるため、オイルパン42に貯留されたオイルOLは配管15を経由して循環ポンプ16へ吸引されて配管17へ圧送される。循環されるオイルOLが必ず空間S2を経由するので、ヒートパイプ12に接するオイルOLの循環が多くなり、オイルOLの油温上昇を抑制できる。
このように本実施形態では、ヒートパイプ12を用いながら、適度な油温への立ち上がり性能を向上することができる。ヒートパイプ12を用いることで、オイルOLの冷却用の専用ファンやラジエータが不要となり、車両の構成を簡素化できる。更に、ヒートパイプ12やヒートシンク13がオイルパン42と一体の構造なので、組み付け工数も削減できる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、ヒートパイプ12の外部部分12bやヒートシンク13を、車両前後方向でオイルパン42の前側に配置したが、他の構成も採用可能である。図4(A)はその一例を示している。同図の例ではヒートパイプ12がU字型に屈曲され、オイルパン42の下方に外部部分12bが延設されている。ヒートシンク13もオイルパン42の底壁に固定されている。このような構成であっても、例えば、図2(A)に矢印で例示したように、走行風がオイルパン42の下方を流れる車両構成においては、ヒートパイプ12によるオイルOLの熱交換を効率よく行うことができる。
次に、上記実施形態では、隔壁11がオイルパン42内を上下に区画したが左右(または前後)に区画する構成であってもよい。図4(B)はその一例を示している。同図の例では隔壁11が縦方向に延在しており、オイルパン42の内部空間を左右に区画している。隔壁11とオイルパン42の底壁との間には隙間Gが形成されている。また、隔壁11には孔11aが形成されている。空間S1には流出部42bが含まれ、空間S2は流出部42cが含まれる。ヒートパイプ12の内部部分12aは空間S2に配置されている。流入部42aは、空間S1、S2の双方に設けられているが、空間S2の天部を閉鎖して空間S1だけに設けてもよい。
次に、上記実施形態では、熱交換装置10を自動変速機4のオイルOLの熱交換に用いたが、他の用途にも適用可能である。例えば、エンジン3のオイル、冷却水の熱交換に用いることも可能である。車両以外の各種の動力装置の液体の熱交換に熱交換装置10を適用することも可能である。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
熱交換する液体の循環経路に配置され、該液体を貯留する貯留部(例えば42)と、
前記貯留部内の内部部分(例えば12a)と、前記貯留部外の外部部分(例えば12b)とを有するヒートパイプ(例えば12)と、を備え、
前記貯留部は、その内部空間を、第一の空間(例えばS1)と第二の空間(例えばS2)とに前記液体が流通可能に区画する隔壁(例えば11)を備え、
前記第一の空間は、前記液体の流入部(例えば42a)と流出部(例えば42b)とを含み、
前記ヒートパイプの前記内部部分は、前記第二の空間に配置されている、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記ヒートパイプが配置されていない前記第一の空間を介した液体の循環が促進され、液体の温度の立ち上がり性能を向上することができる。前記第一の空間と前記第二の空間とは液体が流通可能であるので、前記ヒートパイプによる熱交換も行うことができる。
2.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記第二の空間は、前記液体の流出部(例えば42c)を含み、
前記第一の空間の前記流出部と循環ポンプ(例えば16)を連通させる第一液体通路(例えば14)と、
前記第二の空間の前記流出部と前記循環ポンプとを連通させる第二液体通路(例えば15)と、
前記第一液体通路または前記第二液体通路のいずれか一方に設けられ、該通路を開閉するバルブ(例えば18)と、を更に備える、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記バルブの開閉により、液体の温度の立ち上がり促進と前記ヒートパイプによる熱交換の促進とを切り替えることができる。
3.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記バルブは前記第一液体通路に設けられ、
前記液体の循環開始時には前記バルブが開状態である、
ことを特徴とする。
この構成によれば、液体の温度の立ち上がり性能を向上することができる。
4.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記液体の循環開始後、前記液体の温度が所定の温度に達したことを条件として、前記バルブが閉状態となる、
ことを特徴とする。
この構成によれば、液体の温度の立ち上がり後に、前記ヒートパイプによる熱交換を促進できる。
5.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記液体は自動変速機(例えば4)のオイルであり、
前記貯留部は、前記自動変速機のオイルパンである、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記自動変速機の冷間時における暖機を短時間で完了させつつ、油温を安定させることができる。
6.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記ヒートパイプの前記外部部分に設けられたヒートシンク(例えば13)を更に備え、
前記ヒートシンクおよび前記ヒートパイプは前記オイルパンに固定されている、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記熱交換装置をユニット化することができ、組み付け作業の工程削減を図ることができる。
7.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記隔壁には、複数の孔(例えば11a)が形成されている、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記第一の空間と前記第二の空間とを区画しつつ、これらの空間の間での液体の流通性を維持することができる。
8.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記隔壁は、前記貯留部の前記内部空間を上下に区画し、
前記第一の空間は前記第二の空間に対して上に位置している、
ことを特徴とする。
この構成によれば、重力を利用して液体を前記第一の空間に導入可能であり、また、液体の温度の立ち上げの際には、下側の前記第二の空間への液体の流入量を少なくすることができ、温度の立ち上がり性能を更に向上できる。
9.上記実施形態の熱交換装置(例えば10)は、
前記ヒートパイプの前記内部部分は横方向に延設され、
前記ヒートパイプの前記外部部分は前記内部部分に対して曲折されている、
ことを特徴とする。
この構成によれば、前記熱交換装置のコンパクト化を図ることができ、設置個所におけるレイアウト性を向上できる。
10 熱交換装置、11 隔壁、12 ヒートパイプ、42 貯留部、42a 流入部、42b 流出部、S1 空間、S2 空間

Claims (9)

  1. 熱交換する液体の循環経路に配置され、該液体を貯留する貯留部と、
    前記貯留部内の内部部分と、前記貯留部外の外部部分とを有するヒートパイプと、を備え、
    前記貯留部は、その内部空間を、第一の空間と第二の空間とに前記液体が流通可能に区画する隔壁を備え、
    前記第一の空間は、前記液体の流入部と流出部とを含み、
    前記ヒートパイプの前記内部部分は、前記第二の空間に配置されている、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  2. 請求項1に記載の熱交換装置であって、
    前記第二の空間は、前記液体の流出部を含み、
    前記第一の空間の前記流出部と循環ポンプを連通させる第一液体通路と、
    前記第二の空間の前記流出部と前記循環ポンプとを連通させる第二液体通路と、
    前記第一液体通路または前記第二液体通路のいずれか一方に設けられ、該通路を開閉するバルブと、を更に備える、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  3. 請求項2に記載の熱交換装置であって、
    前記バルブは前記第一液体通路に設けられ、
    前記液体の循環開始時には前記バルブが開状態である、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  4. 請求項3に記載の熱交換装置であって、
    前記液体の循環開始後、前記液体の温度が所定の温度に達したことを条件として、前記バルブが閉状態となる、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  5. 請求項4に記載の熱交換装置であって、
    前記液体は自動変速機のオイルであり、
    前記貯留部は、前記自動変速機のオイルパンである、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  6. 請求項5に記載の熱交換装置であって、
    前記ヒートパイプの前記外部部分に設けられたヒートシンクを更に備え、
    前記ヒートシンクおよび前記ヒートパイプは前記オイルパンに固定されている、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の熱交換装置であって、
    前記隔壁には、複数の孔が形成されている、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の熱交換装置であって、
    前記隔壁は、前記貯留部の前記内部空間を上下に区画し、
    前記第一の空間は前記第二の空間に対して上に位置している、
    ことを特徴とする熱交換装置。
  9. 請求項8に記載の熱交換装置であって、
    前記ヒートパイプの前記内部部分は横方向に延設され、
    前記ヒートパイプの前記外部部分は前記内部部分に対して曲折されている、
    ことを特徴とする熱交換装置。
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