JP2018095705A - 装飾被膜 - Google Patents

装飾被膜 Download PDF

Info

Publication number
JP2018095705A
JP2018095705A JP2016239757A JP2016239757A JP2018095705A JP 2018095705 A JP2018095705 A JP 2018095705A JP 2016239757 A JP2016239757 A JP 2016239757A JP 2016239757 A JP2016239757 A JP 2016239757A JP 2018095705 A JP2018095705 A JP 2018095705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver nanoparticles
silver
average particle
decorative coating
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016239757A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6649628B2 (ja
Inventor
淳雅 原
Atsumasa Hara
淳雅 原
博 柳本
Hiroshi Yanagimoto
博 柳本
盾哉 村井
Tateya Murai
盾哉 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016239757A priority Critical patent/JP6649628B2/ja
Publication of JP2018095705A publication Critical patent/JP2018095705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6649628B2 publication Critical patent/JP6649628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】無色に近い金属色を呈することにより、耐候性を高めるとともに、明度指数であるL*値を向上させた装飾被膜を提供する。【解決手段】電気的に絶縁性を有した材料が被覆された銀からなる銀ナノ粒子1を樹脂に分散した電磁波透過性の装飾被膜であり、銀ナノ粒子1は、プレート状の銀ナノ粒子であり、銀ナノ粒子1は、銀ナノ粒子1に形成された平面状に延在した表面1aに対して直交する方向から見た銀ナノ粒子1の平均粒子直径Dが100nm以上であり、かつ、平均粒子直径を銀ナノ粒子の平均粒子厚さtで除算した値であるアスペクト比が、10以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、銀ナノ粒子を用いた装飾被膜に関する。
従来から、自動車などの車両には、その前方の障害物または車両との距離を測定すべく、その前部の中心位置にミリ波レーダなどのレーダ装置が搭載されている。レーダ装置から照射されるたとえばミリ波などの電波はフロントグリルや車両製造会社のエンブレムを介して前方に放射され、前方車両や前方障害物などの対象物で反射され、この反射波がフロントグリル等を介してレーダ装置に戻るようになっている。
したがって、フロントグリルやエンブレムなどのレーダ装置のビーム経路に配置される箇所には、電波透過損失が少なく、しかも所望の美観を付与できる材料や塗料が用いられることが多く、樹脂基材の表面に装飾被膜を形成することが一般的になされている。たとえば、このような装飾被膜として、特許文献1、2には、銀または銀合金からなるナノ粒子を樹脂に分散させた装飾被膜が開示されている。
特開2012−046665号公報 特開2015−104707号公報
しかしながら、特許文献1に示す、銀からなる銀ナノ粒子による装飾被膜は、例えば、めっきによるクロム被膜やスパッタリングによるイリジウム被膜などの装飾被膜に比べて、明度指数であるL値は、小さくなる傾向にある。
さらに、銀ナノ粒子を用いた場合、発明者らの後述する結果より、装飾被膜は、銀本来の色に黄色が着色されたように見え、無色に近い金属色にはならない。このような装飾被膜に対して、銀ナノ粒子に光が照射されると、光によるエネルギにより銀ナノ粒子が振動し、その内部の自由電子が移動し、銀ナノ粒子が分極する。これにより、銀ナノ粒子の表面において、表面プラズモン・ポラトリンと呼ばれる表面電磁波が発生し、光の特定波長が吸収され、銀ナノ粒子のエネルギが増幅される(表面プラズモン共鳴吸収)。この結果、銀ナノ粒子の微粒子周辺の構成物質が増幅エネルギを受けるため、装飾被膜の変色を招くことがある。
そこで、例えば特許文献2に示すように、銀に他の元素を添加した銀合金からなるナノ粒子を用いた場合には、確かに、装飾被膜を無色に近い金属色にすることができるが、装飾被膜のL値が低下してしまう。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、無色に近い金属色を呈することにより、耐候性を高めるとともに、明度指数であるL値を向上させた装飾被膜を提供することにある。
前記課題を鑑みて、本発明に係る装飾被膜は、電気的に絶縁性を有した材料が被覆された銀からなる銀ナノ粒子を樹脂に分散した電磁波透過性の装飾被膜であり、前記銀ナノ粒子は、プレート状の銀ナノ粒子であり、前記銀ナノ粒子は、前記銀ナノ粒子に形成された、平面状に延在した表面に対して直交する方向から見た前記銀ナノ粒子の平均粒子直径が100nm以上であり、かつ、前記平均粒子直径を前記銀ナノ粒子の平均粒子厚さで除算した値であるアスペクト比が、10以上であることを特徴とする。
本発明に係る装飾被膜によれば、無色に近い金属色を呈することにより、装飾被膜の耐候性を高めるとともに、装飾被膜の明度指数であるL値を向上させることができる。
(a)は、本発明の実施形態に係る銀ナノ粒子の模式的斜視図であり、(b)は、その平面図である。 実施例1に係る装飾被膜の写真である。 実施例1および比較例1〜3に係る水溶液のUV−visスペクトルの波形を示した図である。 実施例1、比較例1および参考例に係る装飾被膜のL値である。 実施例1に係る装飾被膜の断面をSEMにより観察した写真である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係る装飾被膜は、その一例として、フロントグリルである樹脂基材の表面に装着されるエンブレムの一部を構成するものであり、電磁波透過性を有した被膜である。本実施形態に係る装飾被膜は、その適用用途がミリ波レーダ装置の経路内に位置する樹脂基材(フロントグリル)の表面であることから、外観上は金属光沢を持ちつつ、電磁波透過性(電気的絶縁性)を有することが要求される。
装飾被膜は、装飾被膜内に分散した銀からなる銀ナノ粒子と、銀ナノ粒子を結合する光透過性を有した結合樹脂と、を少なくとも備えている。銀ナノ粒子には、電気的に絶縁性を有した材料が保護材として被覆されている。保護材は、銀ナノ微粒子と付着性がよく、結合樹脂と親和性がよい樹脂が好ましい。保護材を銀ナノ粒子に用いることにより、銀ナノ粒子の集合体が、電磁波透過性の障壁となることを抑えることができる。なお、本発明でいう「樹脂」が、本実施形態でいう結合樹脂に相当し、「電気的に絶縁性を有した材料」が、本実施形態でいう保護材に相当する。
結合樹脂は、光透過性を有する高分子樹脂であり、たとえば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂などを挙げることができる。
上に例示した種類の結合樹脂を選択した場合には、その樹脂にカルボニル基を有した樹脂が好ましい。たとえば、結合樹脂に、アクリル樹脂を選定した場合には、保護材に、カルボニル基を有したアクリル樹脂を選定することが好ましい。
このように、保護材にカルボニル基を有するアクリル樹脂を用いることにより、銀ナノ粒子1に対する付着性を高めることができ、さらに、結合樹脂と同じ樹脂を選定することにより、結合樹脂との親和性を高めることができる。
図1(a)および図2に示すように、銀ナノ粒子1は、銀からなるナノ粒子であり、プレート状の粒子である。本明細書でいう「ナノ粒子」とは、その平均粒径がナノオーダーの粒子のことである。
プレート状の銀ナノ粒子1は、図2に示すように、銀ナノ粒子1に形成された平面状に延在した表面1a(図1参照)に対して直交する方向から見た銀ナノ粒子1の平均粒子直径Dが100nm以上であり、かつ、平均粒子直径Dを銀ナノ粒子1の平均粒子厚さtで除算した値であるアスペクト比が、10以上である。
ここで、平均粒子直径Dは、図1(b)に示すように、任意の50個の銀ナノ粒子1に対して、表面1aに対して直交する方向から見た銀ナノ粒子1に、円を描いた際に、円の外側の(円からはみ出した)銀ナノ粒子1の領域の面積と、円の内側の銀ナノ粒子1が含まれない領域の面積とが、同じ面積となるときの円の直径である。
一方、図1(a)に示すように、銀ナノ粒子1の平均粒子厚さtは、任意の50個の銀ナノ粒子に対して、銀ナノ粒子を測定した厚さの平均値である。なお、図2は、平均粒子直径321nm、平均粒子厚さ21nmの銀ナノ粒子である。平均粒子直径Dおよび平均粒子厚さtを測定する際には、SEM画像やTEM画像の一定範囲内にある銀ナノ粒子を画像上で抽出することにより測定することができる。
本実施形態では、銀ナノ粒子1の平均粒子直径Dを100nm以上とすることにより、銀ナノ粒子1を意匠面側である樹脂基材に傾き無く配置することができるので、装飾被膜の光反射面積を増やすことができる。さらに装飾被膜の光吸収帯のうち波長400〜500nm近傍(可視光域)のピークを均すことができ、装飾被膜は、無色に近い金属色を呈することができる。
具体的には、本実施形態では、装飾被膜のプラズモン吸収波長を可視光外にシフトさせることができる。これにより、銀にたとえばニッケルなどの第二元素を添加した銀合金からなるナノ粒子を用いなくてもよい。このような結果、装飾被膜の耐候性を高める(変色を抑える)とともに装飾被膜の明度指数であるL値を向上させることができる。より好ましい銀ナノ粒子1の平均粒子直径Dは、250nm以上である。
さらに、本実施形態では、銀ナノ粒子1のアスペクト比が、10以上であるので、銀ナノ粒子1を意匠面側である樹脂基材に傾き無く配置することができるので、光反射面積を増やすことができる。より好ましい銀ナノ粒子1のアスペクト比は、15以上である。
なお、ここで、装飾被膜全体に含まれる銀ナノ粒子1は、85〜99質量%であることが好ましい。ここで、銀ナノ粒子の含有量が85質量%未満の場合、銀ナノ粒子による金属光沢は十分ではないことがあり、その含有量が99質量%を超えた場合、結合樹脂による銀ナノ粒子同士の結合が十分でないことがある。
さらに、装飾被膜の厚さは、300nm以上であることが好ましい。これ以上薄いと、銀ナノ粒子1による樹脂基材の隠蔽性が低くなり、装飾被膜に十分なL値が得られないことがある。
以下に本発明に係る実施例を説明する。
(実施例1)
平面状に延在した表面の平均粒子直径が350nm、平均粒子厚さ18nmとなるプレート状の銀ナノ粒子を含有した水溶液を準備した。なお、銀ナノ粒子には、電気的に絶縁性を有した材料として、カルボニル基を有したアクリル樹脂が被覆されている。保護材を被覆する前の銀ナノ粒子の平均粒子直径およびその平均粒子厚さは、SEMにより測定した。
具体的には、銀ナノ粒子の平均粒子直径は、任意の50個の銀ナノ粒子に対して、円を描いた際に、円からはみ出した銀ナノ粒子の領域の面積と、円の内側の銀ナノ粒子が含まれない領域の面積とが、同じ面積となるときの円の直径の平均値である。
一方、銀ナノ粒子の平均粒子厚さは、任意の50個の銀ナノ粒子に対して、測定した銀ナノ粒子の厚さの平均値である。実施例1の銀ナノ粒子の平均粒子直径をその平均粒子厚さで除算した値を、銀ナノ粒子のアスペクト比としたときに、実施例1に係る銀ナノ粒子のアスペクト比は、19.4になる。次に、銀ナノプレート水溶液を1−メトキシ−2−プロパノール溶液に溶液置換し、これに、アクリル樹脂をバインダーとして加え、撹拌し、装飾被膜用の塗料を得た。
得られた塗料をスプレー塗布器に投入し、自動車のエンブレム(透明樹脂からなるワーク)の意匠面側から、これを塗布した。具体的には、ワークを回転させながら、一定の速度でスプレー塗布器のガンを往復させて、ムラなく必要な膜厚になるまで、塗料を塗布した。
ここで、プレート状の銀ナノ粒子を同じ方向に配列させるため、溶剤の揮発性を制御した。具体的には、実施例1および後述する実施例2、3では、温度28〜32℃、湿度30〜50%RHの条件で、塗料を塗布した。塗布後、硬化用オーブンに投入するまで、10〜15分の条件で乾燥し、その後、オーブンで80℃、30分以上加熱し、バインダーを硬化させ、ワークに装飾被膜を形成した。
アクリル樹脂をバインダーとして添加して装飾被膜用の塗料とする前の水溶液を希釈し、分光光度計でUV−visスペクトルを測定した。この結果を図3に示す。さらに、装飾被膜に対して、色彩色差計(コニカミノルタ(株)CR−400)を用いて、装飾被膜のLを測定した。この結果を、図4および表1に示す。Lは、CIE1976表色系に規定される表色系の明度指数である。表1では、所定のL値を100%としたときの、割合を示している。なお、実施例1に係る装飾被膜の断面をSEMにより観察した。この結果を図5に示す。
(実施例2)
実施例1と同じようにして、ワークの表面に、装飾被膜を成膜した。実施例1と相違する点は、銀ナノ粒子の平均粒子直径が、257nm、アスペクト比が、15.0である点である。実施例1と同様に、実施例2に係る装飾被膜に対して、L値を測定した。この結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例1と同じようにして、ワークの表面に、装飾被膜を成膜した。実施例1と相違する点は、銀ナノ粒子の平均粒子直径が、482nm、アスペクト比が、22.6である点である。実施例1と同様に、実施例3に係る装飾被膜に対して、L値を測定した。この結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1と同じようにして、ワークの表面に、装飾被膜を成膜した。実施例1と相違する点は、銀ナノ粒子の形状が球状であり、平均粒径が、25nmである点である。実施例1と同様に、比較例1に係る装飾被膜用塗料のアクリルバインダー添加前の水溶液に対して、UV−visスペクトルを測定し、さらに装飾被膜のL値を測定した。この結果を図3、図4、および表1に示す。
(比較例2)
実施例1と同じようにして、ワークの表面に、装飾被膜を成膜した。実施例1と相違する点は、銀ナノ粒子の平均粒子直径が、25nm、アスペクト比が、1.5である点である。実施例1と同様に、比較例2の場合にも、UV−visスペクトルとL値とを測定した。この結果を表1および図3に示す。
(比較例3)
実施例1と同じようにして、ワークの表面に、装飾被膜を成膜した。実施例1と相違する点は、銀からなる銀ナノ粒子の代わりに、銀にNiが添加された銀合金(Ag−Ni)のナノ粒子を用いた点である。さらに、実施例1と相違する点は、形状が球状であり、平均粒径が、25nmである点である。実施例1と同様に、比較例3の場合にも、UV−visスペクトルを測定した。この結果を図3に示す。
(参考例)
参考例として、ワークの表面に、装飾被膜としてイリジウムをスパッタリングしたものを準備した。実施例1と同様に、参考例に係る装飾被膜に対して、L値を測定した。この結果を図4および表1に示す。
Figure 2018095705
(結果)
比較例1および2に係る装飾被膜は、黄色に近い有色があり、図3に示すように、比較例1および2に係る装飾被膜用塗料のアクリルバインダー添加前の水溶液のUV−visスペクトルには、可視光域を含む400〜500nmの波長で、ピークが存在していた。比較例3では、Ag−Ni合金のナノ粒子を用いたので、このピークが均されていた。一方、実施例1に係る装飾被膜は、無色に近い金属色を呈しており、図3に示すように装飾被膜用塗料のアクリルバインダー添加前の水溶液のUV−visスペクトルには、400〜500nmの波長で、ピークが存在しなかった。
図4に示すように、実施例1に係る装飾被膜のL値は、比較例1および参考例のものよりも高かった。さらに、表1に示すように、比較例1と比較例2に係る装飾被膜のL値を対比すると、プレート状の銀ナノ粒子を用いた比較例2のL値の方が、球状の銀ナノ粒子を用いた比較例1のものよりも、5%程度向上していた。さらに、実施例1〜3に係る装飾被膜のL値は、比較例1、2のものよりも、大きい値であった。
これらの結果から、比較例1および2に係る装飾被膜は、可視領域を含む400〜500nmの波長で、ピークが存在し、黄色に近い有色があるため、表面プラズモン共鳴吸収により、装飾被膜の耐候性が十分なものとは言えない。
一方、比較例3の如く、Ag−Niのナノ粒子を用いた場合、確かに、装飾被膜の上述したピークを抑えることができ、比較例1および2に比べて、装飾被膜の耐候性を向上させることができる。しかしながら、この場合には、表1に示すように、装飾被膜のL値は低下するおそれがある。
実施例1〜3に係る装飾被膜では、所定の大きさおよび形状の銀ナノ粒子を用いることで、銀に新たに元素を添加しなくても無色に近い金属色を呈するため、上述したように、耐候性に優れており、装飾被膜のL値は、高い値となると考えられる。これは、図5に示すように、装飾被膜に分散された銀ナノ粒子が、意匠面側である樹脂基材に傾き無く配置されたことが一因となっていると考えられる。
以上、本発明の実施の形態を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態及び実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1:銀ナノ粒子、1a:銀ナノ粒子の表面、D:平均粒子直径、t:平均粒子厚さ

Claims (1)

  1. 電気的に絶縁性を有した材料が被覆された銀からなる銀ナノ粒子を樹脂に分散した電磁波透過性の装飾被膜であり、
    前記銀ナノ粒子は、プレート状の銀ナノ粒子であり、
    前記銀ナノ粒子は、前記銀ナノ粒子に形成された、平面状に延在した表面に対して直交する方向から見た前記銀ナノ粒子の平均粒子直径が100nm以上であり、かつ、前記平均粒子直径を前記銀ナノ粒子の平均粒子厚さで除算した値であるアスペクト比が、10以上であることを特徴とする装飾被膜。
JP2016239757A 2016-12-09 2016-12-09 装飾被膜 Active JP6649628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016239757A JP6649628B2 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 装飾被膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016239757A JP6649628B2 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 装飾被膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018095705A true JP2018095705A (ja) 2018-06-21
JP6649628B2 JP6649628B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=62631782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016239757A Active JP6649628B2 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 装飾被膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6649628B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138250A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Mitsubishi Materials Corp 銀粒子の製造方法及び得られた該銀粒子を含有する銀粒子含有組成物並びにその用途
JP2013080222A (ja) * 2011-09-20 2013-05-02 Fujifilm Corp 熱線遮蔽材
JP2014056205A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Fujifilm Corp 遠赤外線遮蔽材
JP2015087359A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
JP2015104707A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
WO2015170613A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 凸版印刷株式会社 複合体、複合体の製造方法、分散液、分散液の製造方法および光学材料
JP2016107610A (ja) * 2014-11-28 2016-06-20 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
JP2016141727A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 田中貴金属工業株式会社 熱伝導性導電性接着剤組成物
JP2016170413A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 富士フイルム株式会社 反射防止光学部材

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138250A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Mitsubishi Materials Corp 銀粒子の製造方法及び得られた該銀粒子を含有する銀粒子含有組成物並びにその用途
JP2013080222A (ja) * 2011-09-20 2013-05-02 Fujifilm Corp 熱線遮蔽材
JP2014056205A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Fujifilm Corp 遠赤外線遮蔽材
JP2015087359A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
JP2015104707A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
WO2015170613A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 凸版印刷株式会社 複合体、複合体の製造方法、分散液、分散液の製造方法および光学材料
JP2016107610A (ja) * 2014-11-28 2016-06-20 トヨタ自動車株式会社 装飾被膜
JP2016141727A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 田中貴金属工業株式会社 熱伝導性導電性接着剤組成物
JP2016170413A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 富士フイルム株式会社 反射防止光学部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6649628B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5237713B2 (ja) 電磁波透過性光輝塗装樹脂製品及び製造方法
JP5375855B2 (ja) 装飾被膜
JP5811157B2 (ja) 装飾被膜
JP2016107610A (ja) 装飾被膜
WO2013137373A1 (ja) 赤外線遮蔽フィルム
WO2016027391A1 (ja) 筐体部品、電子機器、筐体部品の製造方法
US20230084516A1 (en) Plasmonic Nanoparticle Layers with Controlled Orientation
JP6933587B2 (ja) ミリ波透過性光沢塗膜及び樹脂製品
JP2018095705A (ja) 装飾被膜
JP6930417B2 (ja) 装飾被膜
US20160152834A1 (en) Decorative coating
JP2018128341A (ja) 装飾被膜
JPWO2017146150A1 (ja) 積層塗膜及び塗装物
JP2009242795A (ja) 塗料組成物および塗膜形成方法
JP5747708B2 (ja) 装飾被膜
JP6782386B2 (ja) 装飾部材
WO2015063568A1 (en) Decorative coating film
JP6784360B2 (ja) 金属調塗料組成物及び塗膜
JP6540825B2 (ja) 被覆金属板
RU2300832C2 (ru) Антирадарный материал
WO2023007697A1 (ja) 塗膜および塗装物
RU162226U1 (ru) Устройство для поглощения электромагнитного излучения
JP6531632B2 (ja) 熱線遮蔽フィルム、熱線遮蔽ガラス
JP2014145678A (ja) 装飾被膜
JP4196750B2 (ja) 帯電防止透明積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191231

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6649628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151