JP2018094019A - バンド取付装置および時計 - Google Patents

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Koki Arita
幸喜 有田
彩子 ▲辻▼
彩子 ▲辻▼
Ayako Tsuji
孝征 新藤
Takamasa Shindo
孝征 新藤
義樹 中塚
Yoshiki Nakatsuka
義樹 中塚
陽作 石井
Yosaku Ishii
陽作 石井
満紀 鈴木
Mitsuki Suzuki
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Abstract

【課題】 バンドとケースとの一体感を得ることができるバンド取付装置およびそれを備えた時計を提供する。
【解決手段】 バンド取付部13が設けられた腕時計ケース1と、バンド取付部13に配置されるバンド装着部14が設けられた時計バンド10と、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第1の取付部材15と、この第1の取付部材15の近傍に位置して、時計バンド10を腕時計ケース1に対して取り付ける第2の取付部材16と、を備えている。従って、第1の取付部材15と第2の取付部材16とによって、バンド装着部14をバンド取付部13に対して回転させないように取り付けることができるので、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じないようにすることができ、これにより時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、腕時計などの腕装着装置やバッグ、鞄などに用いられるバンド取付装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計のバンド取付装置においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースのバンド取付部にシリコーン樹脂やウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂で形成された時計バンドを取り付けるために、時計バンドの端部にこれを補強するための補強部材を取り付け、この補強部材と共に時計バンドの端部を腕時計ケースのバンド取付部に取り付けるように構成されたものが知られている。
特開2015−136547号公報
この種のバンド取付装置は、時計バンドの端部に装着凹部を設け、この装着凹部内に補強部材を第1のピン部材によって取り付け、この補強部材と共に時計バンドの端部を腕時計ケースのバンド取付部に第2のピン部材で取り付けることにより、第2のピン部材を中心に時計バンドの端部が腕時計ケースのバンド取付部に回転可能に取り付けられるように構成されている。
しかしながら、このような腕時計のバンド取付装置では、第2のピン部材によって時計バンドの端部を補強部材と共に腕時計ケースのバンド取付部に取り付けた構成であるから、時計バンドの端部が第2のピン部材を中心に回転するため、時計バンドの端部と腕時計ケースとの合わせ目に隙間が生じ易くなり、時計バンドと腕時計ケースとの一体感が得られないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、バンドとケースとの一体感を得ることができるバンド取付装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、バンド取付部が設けられたケースと、前記バンド取付部に配置され、前記ケースに当接または接近する境界部が表面に設けられたバンドと、前記バンドを前記バンド取付部に固定する第1の取付部材と、前記第1の取付部材の近傍に位置して、前記バンドを前記ケースに対して取り付ける第2の取付部材と、を備え、前記第1の取付部材は、前記バンドの前記境界部より前記ケース側に備えていることを特徴とするバンド取付装置である。
この発明によれば、第1の取付部材と第2の取付部材とによって、バンドをケースのバンド取付部に対して回転させないように取り付けることができるので、バンドとケースとの合わせ目に隙間が生じないようにすることができ、これによりバンドとケースとの一体感を得ることができる。
この発明を腕時計に適用した第1実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計のA−A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図2に示されたバンド取付装置のB−B矢視における要部を示した拡大断面図である。 この発明を腕時計に適用した第2実施形態において、その要部を示した拡大断面図である。 図4に示されたバンド取付装置のC−C矢視における要部を示した拡大断面図である。 図4に示された第2実施形態の変形例を示した要部の拡大断面図である。 この発明を腕時計に適用した第3実施形態において、時計バンドを取り外した状態における要部を示した拡大断面図である。 図7に示されたバンド取付装置において、時計バンドを取り付けた状態のD−D矢視における要部を示した拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図3を参照して、この発明を腕時計に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、ケース本体2と外装部材3とで構成されている。ケース本体2は、硬質の合成樹脂で形成され、その内部に金属製の補強部材2aが埋め込まれた構成になっている。外装部材3は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂で形成され、ケース本体2の外周部に取り付けられるように構成されている。
この腕時計ケース1の上部開口部、つまりケース本体2の上部開口部には、図1および図2に示すように、時計ガラス4がガラスパッキン4aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の下部、つまりケース本体2の下部には、裏蓋5が防水リング5aを介して取り付けられている。
また、この腕時計ケース1の内部、つまりケース本体2の内部には、図2に示すように、時計モジュール6が設けられている。この時計モジュール6は、図示ないが、指針を運針させて時刻を指示すると時計ムーブメント、時刻や日付、曜日などの情報を電気光学的に表示する表示部、これらを電気的に駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の電子部品を備えている。
また、この腕時計ケース1は、図1に示すように、2時側、4時側、8時側、10時側に複数のスイッチ部7が設けられた構成になっている。さらに、この腕時計ケース1は、その12時側と6時側とに時計バンド10がバンド取付装置11によって取り付けられている共に、腕時計ケース1の外面にプロテクタ12が設けられた構成になっている。
この場合、プロテクタ12は、図1に示すように、ワイヤーなどの線状部材を折り曲げたものであり、金属または硬質の合成樹脂で形成されている。このプロテクタ12は、12時側と6時側とに位置する時計バンド10に係止された状態で、外装部材3の上面における両側、つまり1時側と5時側との間の箇所、および7時側と11時側との間の箇所に亘って連続して設けられていることにより、腕時計ケース1を保護するように構成されている。
ところで、バンド取付装置11は、図2および図3に示すように、腕時計ケース1のケース本体2に設けられたバンド取付部13と、時計バンド10の端部に設けられてバンド取付部13に配置されるバンド装着部14と、このバンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第1の取付部材15と、この第1の取付部材15の近傍に位置して、時計バンド10を腕時計ケース1に対して取り付ける第2の取付部材16と、を備えている。
腕時計ケース1のバンド取付部13は、図2および図3に示すように、腕時計ケース1のケース本体2の外周面から突出した一対の突起部13aを備え、これら一対の突起部13aの上部にケース本体2と外装部材3との庇部1aが設けられた構成になっている。時計バンド1は、シリコーン樹脂やウレタン樹脂などの屈曲自在な軟質の合成樹脂で形成されている。この時計バンド10のバンド装着部14は、時計バンド10の端部に形成され、バンド取付部13の一対の突起部13a間に配置されるように構成されている。
この場合、時計バンド10のバンド装着部14には、図2に示すように、腕時計ケース1のケース本体2における下部に弾接する第1当接部10aと、腕時計ケース1のケース本体2におけるバンド取付部13の先端上部に位置する外装部材3に弾接する第2当接部10b(境界部)と、が設けられている。
これにより、時計バンド10は、図2に示すように、バンド装着部14がバンド取付部13の一対の突起部13a間に配置された際に、第1当接部10aがケース本体2の下部に下側から弾接し、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接するように構成されている。また、第2当接部10bは弾接していなくても良く、腕時計ケース1に当接または近接していれば良い。
第1の取付部材15と第2の取付部材16とは、図2および図3に示すように、時計バンド10の長手方向に互いに離れた位置で、かつ時計バンド10の長手方向と直交する状態で、時計バンド10を腕時計ケース1に対して取り付けるように構成されている。すなわち、第1の取付部材15は、ケース本体2に近い位置で、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける。第2の取付部材16は、第1の取付部材15よりもケース本体2から離れた位置で、腕時計ケース1に対して固定されて、時計バンド10を腕時計ケース1に取り付ける。
第1の取付部材15は、図2および図3に示すように、ピン状部材であり、バンド取付部13の一対の突起部13aに同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた一対の取付孔13bと、時計バンド10のバンド装着部14に一対の取付孔13bと同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた連通孔14aと、に挿入するように構成されている。
この場合、一対の取付孔13bは、図2および図3に示すように、一対の突起部13aに時計バンド10の長手方向と直交する方向に貫通しない状態で設けられているが、貫通した状態で設けられていても良い。また、連通孔14aは、その内径が一対の取付孔13bの各内径よりも大きく、かつその軸方向の長さがバンド装着部14における時計バンド10の長手方向と直交する方向の長さと同じで、バンド装着部14に貫通して設けられている。
このピン状部材である第1の取付部材15は、図3に示すように、ばね棒であり、バンド装着部14の連通孔14aに挿入するパイプ部15aと、このパイプ部15a内の両端部に出没可能に設けられて、バンド取付部13の一対の突起部13aに設けられた一対の取付孔13bに挿入する一対の係止ピン15bと、パイプ部15aの内部に設けられて一対の係止ピン15bを弾力的に押し出す方向に付勢するばね部材15cと、を備えている。
この場合、パイプ部15aは、図3に示すように、その外径がバンド装着部14の連通孔14aの内径と同じ大きさで、その軸方向の長さが連通孔14aの軸方向の長さとほぼ同じ長さに形成されている。一対の係止ピン15bは、その外径がパイプ部15aの外径よりも小さく、かつ一対の突起部13aの各取付孔13bの内径とほぼ同じ大きさで、その各軸方向の長さが各取付孔13bの軸方向の長さよりも少し短い長さで形成されている。
これにより、ばね棒である第1の取付部材15は、図2および図3に示すように、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた連通孔14aにパイプ部15aが挿入されて、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部13a間に配置された際に、一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によって押し出されて一対の突起部13aの各取付孔13bに挿入されることにより、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けるように構成されている。
一方、第2の取付部材16は、図1〜図3に示すように、腕時計ケース1を保護するプロテクタ12の一部であり、腕時計ケース1のバンド取付部13から時計バンド10の長手方向に離れた時計バンド10の箇所に設けられた係止部17に係止されるように構成されている。これにより、第2の取付部材16は、第1の取付部材15の近傍に位置して、時計バンド10の係止部17に係止されることにより、時計バンド10を腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付けて腕時計ケース1に取り付けるように構成されている。
すなわち、この第2の取付部材16は、図1〜図3に示すように、時計バンド10にその長手方向と直交して対応するプロテクタ12の12時側と6時側とに位置する箇所の線状部である。このため、この第2の取付部材16は、プロテクタ12と兼用した構成になっている。
また、係止部17は、図2および図3に示すように、時計バンド10にその長手方向と直交する方向に設けられたほぼ矩形状の溝であり、その表面側(上面側)から裏面側(下面側)に向けてほぼ水平方向、つまり時計ガラス4および裏蓋5の各面方向と平行な方向に切り欠かれて、一対の突起部13aの各表面側に開放された構成になっている。
これにより、第2の取付部材16は、図1〜図3に示すように、プロテクタ12を腕時計ケース1に取り付ける際に、第2の取付部材16であるプロテクタ12の一部の線状部が、時計バンド10に設けられた係止部17に挿入されて係止されることにより、時計バンド10を腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付けて腕時計ケース1に取り付けるように構成されている。
次に、このような腕時計のバンド取付装置11の作用について説明する。
このバンド取付装置11によって腕時計ケース1に時計バンド10を取り付ける場合には、まず、第1の取付部材15によって腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。
このときには、予め、第1の取付部材15を時計バンド10のバンド装着部14に取り付ける。すなわち、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた連通孔14aに第1の取付部材15のパイプ部15aを挿入させ、このパイプ部15aの両端部からばね部材15cのばね力によって押し出された一対の係止ピン15bをバンド装着部14の両側部から突出させる。
この状態で、第1の取付部材15が取り付けられた時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部13a間に配置させる際には、バンド装着部14の両側部から突出した第1の取付部材15の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。
この状態で、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部13a間に配置させて、一対の突起部13aの各取付孔13bとバンド装着部14の連通孔14aとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部14の連通孔14a内に挿入された第1の取付部材15の一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によってパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の突起部13aの各取付孔13bにそれぞれ挿入される。
これにより、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた連通孔14aに第1の取付部材15のパイプ部15aが挿入され、かつ第1の取付部材15の一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によって押し出されて腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部13aの各取付孔13bに挿入されていることにより、第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けられる。
このときには、時計バンド10の端部に設けられた第1当接部10aがケース本体2の下部に下側から弾接し、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接する。これにより、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15を中心に腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転しないように取り付けられる。
そして、腕時計ケース1の外面にプロテクタ12を取り付け、このプロテクタ12の一部の線状部である第2の取付部材16によって、12時側と6時側とに位置する時計バンド10を、12時側と6時側とに位置する腕時計ケース1の各バンド取付部13に押し付けて腕時計ケース1に取り付ける。
このときには、プロテクタ12を腕時計ケース1の外装部材3の上面における両側、つまり1時側と5時側との間の箇所、および7時側と11時側との間の箇所に亘って連続させて配置させ、この状態で12時側と6時側とに位置するプロテクタ12の一部の線状部である第2の取付部材16を時計バンド10に設けられた係止部17に係止させる。これにより、腕時計ケース1の外面にプロテクタ12が取り付けられる。
このように、プロテクタ12を腕時計ケース1の外面に取り付ける際には、プロテクタの一部である第2の取付部材16を、時計バンド10に設けられた係止部17に食い込ませて係止させることにより、プロテクタの一部である第2の取付部材16が時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付けた状態で、プロテクタ12が腕時計ケース1の外面に取り付けられる。
これにより、プロテクタ12の一部の線状部である第2の取付部材16が時計バンド10の係止部17bに係止されていることにより、この第2の取付部材16が、第1の取付部材15の近傍に位置した状態で、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付ける。
このため、時計バンド10の端部に設けられた第1当接部10aがケース本体2の下部に下側から弾接し、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接し、かつ時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付けられた状態で、プロテクタ12の一部の線状部である第2の取付部材16によって時計バンド10が腕時計ケース1に取り付けられる。
このような腕時計を時計バンド10によって腕に取り付けて使用する際には、腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15によって取り付けられ、この第1の取付部材15の近傍において、第2の取付部材16が時計バンド10を腕時計ケース1に取り付けていることにより、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがない。
このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材16とによって腕時計ケース1のバンド取付部13に対して固定されているので、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けた際、または取り外した際に、バンド装着部14がバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがない。これにより、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じることがないため、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感が得られる。
このように、この腕時計のバンド取付装置11によれば、腕時計ケース1に設けられたバンド取付部13と、時計バンド10の端部に設けられてバンド取付部13に配置されるバンド装着部14と、このバンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第1の取付部材15と、この第1の取付部材15の近傍に位置して、時計バンド10を腕時計ケース1に対して取り付ける第2の取付部材16と、を備えていることにより、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
すなわち、この腕時計のバンド取付装置11では、互いに異なる位置の第1の取付部材15と第2の取付部材16とによって、時計バンド10を腕時計ケース1に対して取り付けているので、これら第1の取付部材15と第2の取付部材16とによって、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転したり変形したりしないように、バンド装着部14をバンド取付部13に対して取り付けることができる。
このため、この腕時計のバンド取付装置11では、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計ケース1を腕に取り付けたり取り外したりした際に、バンド装着部14がバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じないようにすることができ、これにより時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
この場合、第2の取付部材16は、腕時計ケース1から第1の取付部材15よりも時計バンド10の長手方向に離れた位置で、時計バンド10を腕時計ケース1に取り付けていることにより、時計バンド10の長手方向に互いに離れた第1の取付部材15と第2の取付部材16とによって時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがなく、時計バンド10を腕時計ケース1に確実にかつ良好に取り付けることができる。
また、このバンド取付装置11では、第1の取付部材15が、バンド取付部13の一対の突起部13aに設けられた一対の取付孔13bと、バンド装着部14に一対の取付孔13bと同一軸上に対応して設けられた連通孔14aと、に挿入するピン状部材であり、第2の取付部材16が、時計バンド10に係止されて腕時計ケース1の外面に配置されることにより、腕時計ケース1を保護する線状のプロテクタ12の一部であることにより、第1の取付部材15と第2の取付部材16とで時計バンド10を腕時計ケース1に確実にかつ良好に取り付けることができると共に、部品点数を削減することができる。
この場合、ピン状部材である第1の取付部材15は、パイプ部15aと、このパイプ部15aの両端部に出没可能に設けられた一対の係止ピン15bと、パイプ部15aの内部に設けられて一対の係止ピン15bを弾力的に押し出す方向に付勢するばね部材15cと、を備えたばね棒であることにより、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
すなわち、ばね棒である第1の取付部材15は、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた連通孔14aにパイプ部15aを挿入させて、バンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13の一対の突起部13a間に配置させた際に、一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力によって押し出して一対の突起部13aの各取付孔13bに挿入させることができるので、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
また、第2の取付部材16は、腕時計ケース1の外面に配置されて腕時計ケース1を保護する線状のプロテクタ12の一部であることにより、第2の取付部材16をプロテクタ12と兼用することができるので、別部品としての第2の取付部材16を必要としないため、部品点数を削減することができると共に、プロテクタ12の一部である第2の取付部材16を時計バンド10に係止させるだけであるから、時計バンド10を腕時計ケース1に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
この場合、第2の取付部材16は、時計バンド10にその長手方向と直交する方向に設けられた係止部17にプロテクタ12の一部が食込んで係止される構成であるから、腕時計ケース1を保護する線状のプロテクタ12を腕時計ケース1の外面に配置する際に、第2の取付部材16であるプロテクタ12の一部を時計バンド10の係止部17に食い込ませるだけで、第2の取付部材16を時計バンド10に簡単に係止させることができる。
このため、この第2の取付部材16は、プロテクタ12の一部を時計バンド10にその長手方向と直交する方向に配置させることができるので、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に押し付けて、時計バンド10の端部に設けられた第1当接部10aをケース本体2の下部に下側から弾接させ、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接させた状態で、腕時計ケース1に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
この場合、係止部17は、時計バンド10にその表面側(上面側)から裏面側(下面側)に向けてほぼ水平方向に切り欠かれたほぼ矩形状の溝であり、表面側が開放された構成であるから、プロテクタ12を腕時計ケース1の外面に配置する際に、そのプロテクタ12の一部である第2の取付部材16を係止部17に容易に食い込ませて確実に係止させることができる。
なお、上述した第1実施形態では、時計バンド10に設けられた係止部17がほぼ矩形状の溝である場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば時計バンド10にその表面側に突出して設けられた突起部であっても良い。
(第2実施形態)
次に、図4および図5を参照して、この発明を腕時計に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図3に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、図4および図5に示すように、バンド取付装置20の第2の取付部材21が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
このバンド取付装置20は、図4および図5に示すように、腕時計ケース1に設けられたバンド取付部13と、時計バンド10の端部に設けられてバンド取付部13に配置されるバンド装着部14と、このバンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第1の取付部材15と、この第1の取付部材15の近傍に位置して、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第2の取付部材21と、を備えている。
この場合、腕時計ケース1のバンド取付部13は、図4および図5に示すように、ケース本体2から外部に向けて突出する一対の突起部22の突出長さが、第1実施形態の一対の突起部13aよりも長く形成されている。これにより、バンド取付部13は、第1の取付部材15と第2の取付部材21とが時計バンド10の長手方向に互いに離れた状態で取り付けられるように構成されている。
また、これら第1の取付部材15と第2の取付部材21とは、図4および図5に示すように、時計バンド10の長手方向に互いに離れた位置で、かつ時計バンド10の長手方向と直交する状態で、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付けるように構成されている。すなわち、第1の取付部材15は、ケース本体2に近い位置で、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける。第2の取付部材21は、第1の取付部材15よりもケース本体2から離れた位置で、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける。
第1の取付部材15は、図4および図5に示すように、第1実施形態と同様、ピン状部材であり、バンド取付部13の一対の突起部22に同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた一対の第1取付孔22aと、時計バンド10のバンド装着部14に一対の第1取付孔22aと同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた第1連通孔14bと、に挿入するように構成されている。
この場合、一対の第1取付孔22aは、図4および図5に示すように、一対の突起部22に時計バンド10の長手方向と直交する方向に貫通しない状態で設けられているが、貫通した状態で設けられていても良い。また、第1連通孔14bは、その内径が一対の第1取付孔22aの各内径よりも大きく、かつその軸方向の長さがバンド装着部14における時計バンド10の長手方向と直交する方向の長さと同じで、バンド装着部14に貫通して形成されている。
第2の取付部材21は、図4および図5に示すように、第1の取付部材15と同様、ピン状部材であり、バンド取付部13の一対の突起部22に同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた一対の第2取付孔22bと、時計バンド10のバンド装着部14に一対の第2取付孔22bと同一軸上に対応した状態で、時計バンド10の長手方向と直交する方向に設けられた第2連通孔14cとに挿入するように構成されている。
この場合にも、一対の第2取付孔22bは、図4および図5に示すように、一対の突起部22に時計バンド10の長手方向と直交する方向に貫通しない状態で設けられているが、貫通した状態で設けられていても良い。また、第2連通孔14cは、その内径が一対の第2取付孔22bの各内径よりも大きく、かつその軸方向の長さがバンド装着部14における時計バンド10の長手方向と直交する方向の長さと同じで、バンド装着部14に貫通して形成されている。
この場合、第1取付孔22aと第2取付孔22bとは、図4および図5に示すように、その内径および軸方向の長さが同じ大きさで、時計バンド10の長手方向に互いに離れた位置に設けられている。また、第1連通孔14bと第2連通孔14cとは、その内径および軸方向の長さが同じ大きさで、時計バンド10の長手方向に互いに離れた位置に設けられている。このため、第1の取付部材15と第2の取付部材21とは、同じ大きさで同じ形状に形成され、部品の共通化が図られるように構成されている。
また、第1の取付部材15と第2の取付部材21との各ピン状部材は、図4および図5に示すように、第1実施形態と同様、ばね棒であり、バンド装着部14の第1連通孔14bと第2連通孔14cとに挿入するパイプ部15aと、このパイプ部15a内の両端部に出没可能に設けられて、バンド取付部13の一対の突起部22に設けられた各第1取付孔22aと各第2取付孔22bとに挿入する一対の係止ピン15bと、パイプ部15aの内部に設けられて一対の係止ピン15bを弾力的に押し出す方向に付勢するばね部材15cと、を備えている。
この場合、パイプ部15aは、図5に示すように、その外径がバンド装着部14の第1連通孔14bと第2連通孔14cとの各内径と同じ大きさで、その軸方向の長さが第1連通孔14bと第2連通孔14cとの各軸方向の長さと同じ長さに形成されている。一対の係止ピン15bは、その外径がパイプ部15aの外径よりも小さく、かつ一対の突起部22の各第1取付孔22aと各第2取付孔22bとの各内径とほぼ同じ大きさで、その各軸方向の長さが各第1取付孔22aと各第2取付孔22bとの各軸方向の長さよりも少し短い長さで形成されている。
これにより、ばね棒である第1の取付部材15は、図4および図5に示すように、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bにパイプ部15aが挿入されて、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置された際に、一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によって押し出されて一対の突起部22の各第1取付孔22aに挿入されることにより、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けるように構成されている。
また、ばね棒である第2の取付部材21は、図4および図5に示すように、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第2連通孔14cにパイプ部15aが挿入されて、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置された際に、一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によって押し出されて一対の突起部22の各第2取付孔22bに挿入されることにより、第1の取付部材15の近傍において、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けるように構成されている。
この場合、時計バンド10には、図4に示すように、時計バンド10を屈曲させ易くするための屈曲溝23が、腕時計ケース1からバンド取付部13よりも時計バンド10の長手方向に離れた位置で、かつ時計バンドの長手方向と直交する方向に設けられている。これにより、時計バンド10は、バンド装着部14から時計バンド10の長手方向に離れた位置で、屈曲溝23を中心に回転方向に屈曲するように構成されている。
次に、このような腕時計のバンド取付装置20の作用について説明する。
このバンド取付装置20によって腕時計ケース1に時計バンド10を取り付ける場合には、第1の取付部材15と第2の取付部材21とのうち、例えば第1の取付部材15によって腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。
このときには、第1実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bに第1の取付部材15のパイプ部15aを挿入させて、バンド装着部14の両側部から突出した第1の取付部材15の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、第1の取付部材15が取り付けられた時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第1取付孔22aと時計バンド10のバンド装着部14の第1連通孔14bとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部14の第1連通孔14b内に挿入された第1の取付部材15の一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によってパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の突起部22の各第1取付孔22aにそれぞれ挿入される。
これにより、第1実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bに第1の取付部材15のパイプ部15aが挿入され、かつ第1の取付部材15の一対の係止ピン15bが腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第1取付孔22aに挿入されていることにより、第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けられる。
このときには、第1実施形態と同様、時計バンド10の端部に設けられた第1当接部10aがケース本体2の下部に下側から弾接し、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接する。このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15を中心に腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転しないように取り付けられる。
そして、第2の取付部材21によって腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。このときには、ケース本体2の下部に弾接している第1当接部10aの弾力と、ケース本体2と外装部材3との庇部1aに弾接している第2当接部10bの弾力とに抗して、第1の取付部材15を中心にバンド装着部14を回転させる。すると、バンド装着部14がバンド取付部13の下側に向けて変形して変位し、バンド装着部14の第2連通孔14cが露出する。
この状態で、バンド装着部14の第2連通孔14cに第2の取付部材21のパイプ部15aを挿入させる。そして、バンド装着部14の両側部から突出した第2の取付部材21の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、変形したバンド装着部14の形状を元の形状に復帰させて、第2の取付部材21が取り付けられたバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に再び配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第2取付孔22bと時計バンド10のバンド装着部14の第2連通孔14cとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部14の第2連通孔14c内に挿入された第2の取付部材21の一対の係止ピン15bが、ばね部材15cのばね力によってそれぞれパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の突起部22の各第2取付孔22bに挿入される。
これにより、第2の取付部材21が、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第2取付孔22bと、これに対応する時計バンド10のバンド装着部14の第2連通孔14cと、に挿入されていることにより、第1の取付部材15の近傍において、第2取付部材21が時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付ける。
このような腕時計を時計バンド10によって腕に取り付けて使用する際には、腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって取り付けられていることにより、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがない。
このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって腕時計ケース1のバンド取付部13に固定されているので、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けた際、または取り外した際に、時計バンド10のバンド装着部14が回転したり変形したりすることがない。これにより、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感が得られる。
このように、この腕時計のバンド取付装置20によれば、腕時計ケース1に設けられたバンド取付部13と、時計バンド10の端部に設けられてバンド取付部13に配置されるバンド装着部14と、このバンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第1の取付部材15と、この第1の取付部材15の近傍に位置して、バンド装着部14をバンド取付部13に取り付ける第2の取付部材21と、を備えていることにより、第1実施形態と同様、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
すなわち、この腕時計のバンド取付装置20では、第1実施形態と同様、互いに異なる位置の第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付けているので、これら第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転させないように取り付けることができる。
このため、この腕時計のバンド取付装置20では、第1実施形態と同様、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けたり取り外したりした際に、バンド装着部14がバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じないようにすることができ、これにより時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
この場合、第2の取付部材21は、第1実施形態と同様、腕時計ケース1から第1の取付部材15よりも時計バンド10の長手方向に離れた位置で、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けていることにより、時計バンド10の長手方向に互いに離れた第1の取付部材15と第2の取付部材21とを中心に時計バンド10のバンド装着部14が回転したり変形したりすることがなく、時計バンド10のバンド装着部14と腕時計ケース1のバンド取付部13とを確実にかつ良好に取り付けることができる。
また、このバンド取付装置20では、第1の取付部材15が、バンド取付部13の一対の突起部22に設けられた第1取付孔22aと、バンド装着部14に第1取付孔22aと同一軸上に対応して設けられた第1連通孔14bと、に挿入するピン状部材であり、第2の取付部材21が、バンド取付部13の一対の突起部22に設けられた第2取付孔22bと、バンド装着部14に第2取付孔22bと同一軸上に対応して設けられた第2連通孔14cと、に挿入するピン状部材であることにより、第1の取付部材15と第2の取付部材21とで時計バンド10を腕時計ケース1に確実に取り付けることができる。
この場合、ピン状部材である第1の取付部材15は、第1実施形態と同様、パイプ部15aと、このパイプ部15aの両端部に出没可能に設けられた一対の係止ピン15bと、パイプ部15aの内部に設けられて一対の係止ピン15bを弾力的に押し出す方向に付勢するばね部材15cと、を備えたばね棒であることにより、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
すなわち、ばね棒である第1の取付部材15は、第1実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bにパイプ部15aを挿入させて、バンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13の一対の突起部22間に配置させた際に、一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力によって押し出して一対の突起部22の各第1取付孔22aに挿入させることができるので、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
また、第2の取付部材21は、第1の取付部材15と同様、パイプ部15aと、このパイプ部15aの両端部に出没可能に設けられた一対の係止ピン15bと、パイプ部15aの内部に設けられて一対の係止ピン15bを弾力的に押し出す方向に付勢するばね部材15cと、を備えたばね棒であることにより、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に確実に取り付けることができると共に、第2の取付部材21を第1の取付部材15と同じ大きさで同じ形状に形成することができるので、部品の共通化を図ることができる。
すなわち、この第2の取付部材21は、第1の取付部材15と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第2連通孔14cにパイプ部15aを挿入させて、バンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13の一対の突起部22間に配置させた際に、一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力によって押し出して一対の突起部22の各第2取付孔22bに挿入させることができるので、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に簡単にかつ確実に取り付けることができる。
この場合、このバンド取付装置20では、ばね棒である第1の取付部材15によってバンド装着部14をバンド取付部13に取り付け、この第1の取付部材15を中心にバンド装着部14を回転させてバンド取付部13の下側に向けて変形させて変位させることができ、この変位したバンド装着部14にばね棒である第2の取付部材21のパイプ部15aを挿入させた状態で、変形したバンド装着部14を元の形状に復帰させて、バンド取付部13の各突起部22間に再び配置させることができる。
このため、このバンド取付装置20では、バンド取付部13の各突起部22間に配置されたバンド装着部14に取り付けられた第2の取付部材21の一対の係止ピン15bを、ばね部材15cのばね力によってバンド取付部13の各第2取付孔22bに挿入させて係止させることができるので、第1の取付部材15と第2の取付部材21とによってバンド装着部14をバンド取付部13に確実にかつ良好に取り付けることができる。
(変形例)
次に、図6を参照して、この発明を腕時計に適用した第2実施形態の変形例について説明する。この場合には、図4および図5に示された第2実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計は、図6に示すように、バンド取付装置25における時計バンド10のバンド装着部26が第2実施形態と異なる構成であり、これ以外は第2実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、時計バンド10のバンド装着部26は、図6に示すように、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置され、この状態で第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、第2実施形態と同様にバンド取付部13に取り付けられるように構成されている。
この場合、バンド装着部26には、図6に示すように、第1の取付部材15のパイプ部15aが挿入する第1連通孔26aが、一対の突起部22に設けられた各第1取付孔22aと同一軸上に対応して設けられている。また、このバンド装着部26には、第2の取付部材21のパイプ部15aが挿入する第2連通孔26bが、一対の突起部22に設けられた各第2取付孔22bと同一軸上に対応して設けられている。
ところで、このバンド装着部26は、図6に示すように、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置されて、第1の取付部材15によってバンド取付部13に取り付けられた際に、この第1の取付部材15を中心にバンド装着部26がバンド取付部13に対して当接することなく回転する形状に形成されている。
すなわち、このバンド装着部26は、図6に示すように、腕時計ケース1側に位置する端部26cが第1の取付部材15を中心とする円弧状に形成されている。この場合、バンド装着部26は、その円弧状の端部26cがバンド取付部13に対応するケース本体2の下端部の縁部に接触した状態で第1の取付部材15を中心に回転し、バンド装着部26の上面がバンド取付部13に対応するケース本体2と外装部材3との庇部1aの下面に接離可能に当接するように構成されている。
次に、このような腕時計のバンド取付装置25の作用について説明する。
このバンド取付装置25によって腕時計ケース1に時計バンド10を取り付ける場合には、第2実施形態と同様、第1の取付部材15と第2の取付部材21とのうち、例えば第1の取付部材15によって腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。
このときには、第2実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部26に設けられた第1連通孔26aに第1の取付部材15のパイプ部15aを挿入させ、バンド装着部14の両側部から突出した第1の取付部材15の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、第1の取付部材15が取り付けられた時計バンド10のバンド装着部26を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第1取付孔22aと時計バンド10のバンド装着部26の第1連通孔26aとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部26の第1連通孔26a内に挿入された第1の取付部材15の一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によってパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の突起部22の各第1取付孔22aにそれぞれ挿入される。
これにより、第2実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部26に設けられた第1連通孔26aに第1の取付部材15のパイプ部15aが挿入され、かつ第1の取付部材15の一対の係止ピン15bが腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第1取付孔22aに挿入されていることにより、第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部26が腕時計ケース1のバンド取付部13に回転可能な状態で取り付けられる。
そして、第2の取付部材21によって腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。このときには、バンド装着部26の端部26cが第1の取付部材15つまり第1連通孔26aを中心とする円弧状に形成されているため、第1の取付部材15を中心にバンド装着部26を円滑にかつ良好に矢印X方向に回転させることができる。これにより、バンド装着部26の第2連通孔26b側をバンド取付部13の下側に向けて回転移動させ、バンド装着部26の第2連通孔26bを容易に露出させることができる。
この状態で、バンド装着部26の第2連通孔26bに第2の取付部材21のパイプ部15aを挿入させて、バンド装着部14の両側部から突出した第2の取付部材21の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、バンド取付部13の下側に向けて回転移動したバンド装着部26を矢印Y方向に回転させて、第2の取付部材21が取り付けられたバンド装着部26を腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22間に再び配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第2取付孔22bと時計バンド10のバンド装着部26の第2連通孔26bとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部26の第2連通孔26b内に挿入された第2の取付部材21の一対の係止ピン15bが、ばね部材15cのばね力によってそれぞれパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の突起部22の各第2取付孔22bに挿入される。
これにより、第2の取付部材21が、腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の突起部22の各第2取付孔22bと、これに対応する時計バンド10のバンド装着部26の第2連通孔26bと、に挿入されていることにより、第1の取付部材15の近傍において、第2取付部材21が時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付ける。
この状態では、腕時計ケース1のバンド取付部13に時計バンド10のバンド装着部26が、互いに異なる位置の第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって取り付けられていることにより、時計バンド10のバンド装着部26が腕時計ケース1のバンド取付部13に対して回転したり変形したりすることがない。
このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって腕時計ケース1のバンド取付部13に固定されているので、第2実施形態と同様、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けた際、または取り外した際に、時計バンド10のバンド装着部26が回転したり変形したりすることがない。これにより、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感が得られる。
なお、上述した第2実施形態およびその変形例では、第1の取付部材15で時計バンド10のバンド装着部14、26を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けた後に、第2の取付部材21で時計バンド10のバンド装着部14、26を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けた場合について述べたが、この発明はこれに限られない。
例えば、第2の取付部材21によって、まず、時計バンド10のバンド装着部14、26を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付け、この状態で第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部14、26を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けるようにしても良い。
また、この発明は、上述した取付手順に限らず、第1の取付部材15と第2の取付部材21とで、同時に時計バンド10のバンド装着部14、26を腕時計ケース1のバンド取付部13に取り付けても良い。この場合には、まず、第1の取付部材15と第2の取付部材21との各パイプ部15aをバンド装着部14、26の第1連通孔14b、26aと第2連通孔14c、26bとにそれぞれ挿入させる。
この状態で、各一対の係止ピン15bを各パイプ部15aに押し込んで、バンド装着部14、26をバンド取付部13の一対の突起部22間に配置させて、バンド装着部14、26の第1連通孔14b、26aと第2連通孔14c、26bとをバンド取付部13の第1取付孔22aと第2取付孔22bとに対応させることにより、各一対の係止ピン15bを一対の突起部22の各第1取付孔22aと各第2取付孔22bとに同時に挿入させるようにすれば良い。
(第3実施形態)
次に、図7および図8を参照して、この発明を腕時計に適用した第3実施形態について説明する。この場合にも、図4および図5に示された第2実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、図7および図8に示すように、バンド取付装置30のバンド取付部31が第2実施形態と異なる構成であり、これ以外は第2実施形態とほぼ同じ構成になっている。
このバンド取付部31は、図7および図8に示すように、腕時計ケース1のケース本体2の外周面から突出して設けられた一対の突起部32と、これら一対の突起部32の各対向面に設けられて、ケース本体2側から一対の突起部32よりも長く突出する一対の補助部材33と、を備え、これら一対の補助部材33間に時計バンド10のバンド装着部14が配置されるように構成されている。
この場合、一対の突起部32は、図7および図8に示すように、ケース本体2の外周面から突出する長さが、第2実施形態の各突起部22の突出長さよりも短く形成されている。これら一対の突起部32は、その各対向面それぞれに各補助部材33が配置される取付凹部34が、外部に突出する先端側からケース本体2側に亘って設けられた構成になっている。この取付凹部34におけるケース本体2側に位置する端部には、抜止め凹部34aが上下方向に突出して設けられている。
一対の補助部材33は、図7および図8に示すように、一対の突起部32の各取付凹部34に配置されるほぼ長方形の金属板であり、一対の突起部32から突出する先端側が円弧状に形成されている。すなわち、これら一対の補助部材33は、その上下方向の長さが、一対の突起部32の各取付凹部34の上下方向の長さと同じ長さで、時計バンド10の長手方向の長さが、ケース本体2から突出する一対の突起部32の突出長さよりも長く形成されている。このように一対の補助部材33により、一対の突起部32の突出する長さを第1の実施形態のように短くすることができる。また、第2の実施形態のように一対の突起部32の突出する長さを長くしても良い。
また、これら一対の補助部材33は、図7および図8に示すように、ケース本体2側に位置する各端部に抜止め部35がそれぞれ上下方向に突出して設けられ、この抜止め部35が一対の突起部32に設けられた各取付凹部34の各抜止め凹部34a内に配置されるように構成されている。この場合、一対の補助部材33は、一対の突起部32の各取付凹部34内に両面接着テープなどの接着剤(図示せず)によって貼り付けられるように構成されている。
これにより、一対の補助部材33は、図7および図8に示すように、一対の突起部32の各取付凹部34内に両面接着テープなどの接着剤(図示せず)によって貼り付けられた状態で、一対の突起部32間に時計バンド10のバンド装着部14が配置されることにより、バンド装着部14によって一対の突起部32の各取付凹部34内に押し付けられて固定されるように構成されている。
このため、これら一対の補助部材33は、図7および図8に示すように、一対の突起部32から時計バンド10の長手方向に突出していても、一対の突起部32の各取付凹部34内に配置されていることにより、上下方向にガタツクことがなく、かつ抜止め部35が取付凹部34の抜止め凹部34a内に配置されて係止されていることにより、時計バンド10の長手方向に沿って抜け出すことがなく、一対の突起部32の各取付凹部34内に確実に固定されるように構成されている。
ところで、これら一対の補助部材33には、図7および図8に示すように、第1の取付部材15の係止ピン15bが挿入する第1補助取付孔33aと、第2の取付部材21の係止ピン15bが挿入する第2補助取付孔33bと、が時計バンド10の長手方向にそれぞれ並んで設けられている。
すなわち、第1補助取付孔33aは、図7および図8に示すように、時計バンド10のバンド装着部14の第1連通孔14bと同一軸上に対応して設けられている。この第1補助取付孔33aは、ケース本体2に近い箇所に設けられて、一対の突起部32で覆われるように構成されている。このため、一対の突起部32には、第1の取付部材15の係止ピン15bが挿入する第1取付孔32aが設けられていることが望ましい。
第2補助取付孔33bは、図7および図8に示すように、時計バンド10のバンド装着部14の第2連通孔14cと同一軸上に対応して設けられている。この第2補助取付孔33bは、ケース本体2から第1補助取付孔33aよりも時計バンド10の長手方向に離れて、一対の突起部32から突出した箇所に設けられ、一対の突起部32で覆われることなく外部に露出するように構成されている。
次に、このような腕時計のバンド取付装置30の作用について説明する。
このバンド取付装置30によって腕時計ケース1に時計バンド10を取り付ける場合には、予め、腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32の各対向面に一対の補助部材33を取り付ける。
このときには、一対の補助部材33の各抜止め部35を一対の突起部32の各対向面に設けられた各取付凹部34の各抜止め凹部34aに対応させた状態で、一対の補助部材33を一対の突起部32の各取付凹部34内に両面接着テープなどの接着剤(図示せず)によってそれぞれ貼り付ける。
これにより、一対の補助部材33が一対の突起部32から時計バンド10の長手方向に突出した状態で、一対の突起部32の各取付凹部34内に配置される。このため、一対の補助部材33は、上下方向にガタツクことがなく、かつ抜止め部35が取付凹部34の抜止め凹部34a内に配置されて係止されていることにより、時計バンド10の長手方向に沿って抜け出すことがなく、一対の突起部32の各取付凹部34内に固定される。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部31に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける場合には、第1の取付部材15と第2の取付部材21とのうち、例えば第1の取付部材15によって腕時計ケース1のバンド取付部31に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。
このときには、第2実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bに第1の取付部材15のパイプ部15aを挿入させ、バンド装着部14の両側部から突出した第1の取付部材15の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、第1の取付部材15が取り付けられた時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32の各対向面に固定された一対の補助部材33間に配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32に固定された一対の補助部材33の各第1補助取付孔33aと時計バンド10のバンド装着部14の第1連通孔14bとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部14の第1連通孔14b内に挿入された第1の取付部材15の一対の係止ピン15bがばね部材15cのばね力によってそれぞれパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の補助部材33の各第1補助取付孔33aにそれぞれ挿入されると共に、一対の突起部32の各第1取付孔32aに挿入される。
これにより、第2実施形態と同様、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1連通孔14bに第1の取付部材15のパイプ部15aが挿入され、かつ第1の取付部材15の一対の係止ピン15bが腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32にそれぞれ固定された一対の補助部材33の各第1補助取付孔33aに挿入されていることにより、第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の補助部材33に取り付けられる。
このときにも、時計バンド10の端部に設けられた第1当接部10aがケース本体2の下部に下側から弾接し、第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに下側から弾接する。このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15を中心に腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の補助部材33に対して回転しないように取り付けられる。
そして、第2の取付部材21によって腕時計ケース1のバンド取付部31に時計バンド10のバンド装着部14を取り付ける。このときには、ケース本体2の下部に弾接している第1当接部10aの弾力と、ケース本体2と外装部材3との庇部1aに弾接している第2当接部10bの弾力とに抗して、第1の取付部材15を中心にバンド装着部14を回転させることにより、バンド装着部14をバンド取付部31の下側に向けて変形させて変位させて、バンド装着部14の第2連通孔14cを露出させる。
この状態で、バンド装着部14の第2連通孔14cに第2の取付部材21のパイプ部15aを挿入させる。そして、バンド装着部14の両側部から突出した第2の取付部材21の一対の係止ピン15bをばね部材15cのばね力に抗してパイプ部15aの両端部内に押し込む。この状態で、変形したバンド装着部14の形状を元の形状に復帰させて、第2の取付部材21が取り付けられた時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32に固定された一対の補助部材33間に再び配置させる。
そして、腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32に固定された一対の補助部材33の各第2補助取付孔33bと時計バンド10のバンド装着部14の第2連通孔14cとを同一軸上に対応させる。すると、バンド装着部14の第2連通孔14c内に挿入された第2の取付部材21の一対の係止ピン15bが、ばね部材15cのばね力によってそれぞれパイプ部15aの両端部から押し出されて一対の補助部材33の各第2補助取付孔33bに挿入される。
これにより、第1の取付部材15と同様、腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32に固定された一対の補助部材33の各第2補助取付孔33bに第2の取付部材21の各係止ピン15bが挿入し、時計バンド10のバンド装着部14の第2連通孔14cに第2の取付部材21のパイプ部15aが挿入される。このため、第1の取付部材15の近傍において、第2取付部材21によって時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部13における一対の補助部材33に取り付けられる。
このような腕時計を時計バンド10によって腕に取り付けて使用する際には、腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の突起部32の各対向面に設けられた一対の補助部材33に、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって取り付けられていることにより、時計バンド10のバンド装着部14が腕時計ケース1のバンド取付部31に対して回転したり変形したりすることがない。
このため、時計バンド10のバンド装着部14が第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって腕時計ケース1のバンド取付部31における一対の補助部材33に固定されているので、第2実施形態と同様、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けた際、また取り外した際に、時計バンド10のバンド装着部14が回転したり変形したりすることがない。これにより、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感が得られる。
このように、この腕時計のバンド取付装置30によれば、腕時計ケース1のバンド取付部31の両側部に一対の補助部材33を時計バンド10の長手方向に延長させて設け、これら一対の補助部材33に時計バンド10のバンド装着部14を、互いに異なる位置の第1の取付部材15と第2の取付部材21とで取り付けていることにより、第2実施形態と同様、時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
すなわち、この腕時計のバンド取付装置30では、第2実施形態と同様、互いに異なる位置の第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、腕時計ケース1のバンド取付部31に設けられた一対の補助部材33に時計バンド10のバンド装着部14を取り付けているので、これら第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31に対して回転しないように取り付けることができる。
このため、この腕時計のバンド取付装置30では、第2実施形態と同様、時計バンド10が軟質の合成樹脂で形成されていても、腕時計を腕に取り付けた際、また取り外した際に、バンド装着部14がバンド取付部31に対して回転したり変形したりすることがないので、時計バンド10と腕時計ケース1との合わせ目に隙間が生じないようにすることができ、これにより時計バンド10と腕時計ケース1との一体感を得ることができる。
この場合、この腕時計のバンド取付装置30では、腕時計ケース1のバンド取付部31が、ケース本体2から外部に突出する一対の突起部32を備え、これら一対の突起部32の各対向面に各取付凹部34が設けられ、これら各取付凹部34内に一対の補助部材33が配置されて一対の突起部32から時計バンド10の長手方向に突出し、この状態で一対の補助部材33の各抜止め部35が各取付凹部34に設けられた抜止め凹部34aに係止されて両面接着テープなどの接着剤で貼り付けられた構成であるから、一対の補助部材33を一対の突起部32の各対向面に確実に固定することができる。
すなわち、一対の補助部材33は、一対の突起部32から時計バンド10の長手方向に突出していても、一対の突起部32の各取付凹部34内に配置されていることにより、上下方向にガタツクことがなく、かつ抜止め部35が取付凹部34の抜止め凹部34a内に配置されて係止されていることにより、時計バンド10の長手方向に沿って抜け出すことがなく、一対の突起部32の各取付凹部34内に一対の補助部材33を確実に固定することができる。
この場合、一対の補助部材33は、一対の突起部32の各取付凹部34内に両面接着テープなどの接着剤で貼り付けられていても、これら一対の補助部材33間に時計バンド10のバンド装着部14が配置されることにより、このバンド装着部14によって一対の補助部材33を一対の突起部32の各取付凹部34内に押し付けることができるので、一対の突起部32の各取付凹部34内に一対の補助部材33を確実に固定することができる。
また、このバンド取付装置30では、一対の補助部材33に第1の取付部材15の係止ピン15bが挿入する第1補助取付孔33aと、第2の取付部材21の係止ピン15bが挿入する第2補助取付孔33bと、が時計バンド10の長手方向にそれぞれ並んで設けられていることにより、第1の取付部材15と第2の取付部材21とで時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31に設けられた一対の補助部材33に取り付けることができ、これにより時計バンド10を腕時計ケース1に対して確実に取り付けることができる。
すなわち、このバンド取付装置30では、第1の取付部材15と第2の取付部材21との各パイプ部15aがバンド装着部14の第1連通孔14bと第2連通孔14cとにそれぞれ挿入され、かつ第1の取付部材15と第2の取付部材21との各一対の係止ピン15bがバンド取付部31の一対の突起部32の各対向面に固定された一対の補助部材33の第1補助取付孔33aと第2補助取付孔33bとに挿入されることにより、時計バンド10を腕時計ケース1に対して確実に取り付けることができる。
この場合、このバンド取付装置30では、第1の取付部材15によってバンド装着部14をバンド取付部13の各補助部材33に取り付け、この第1の取付部材15を中心にバンド装着部14を回転させることにより、このバンド装着部14を一対の補助部材33の下側に向けて変形させて変位させることができ、この変位したバンド装着部14に第2の取付部材21のパイプ部15aを挿入させることができ、この状態で変形したバンド装着部14を元の形状に戻して一対の補助部材33間に再び配置させることができる。
このため、このバンド取付装置30では、第2の取付部材21の一対の係止ピン15bを一対の補助部材33の各第2補助取付孔33bに挿入させて係止させることができるので、第1の取付部材15と第2の取付部材21とによってバンド装着部14をバンド取付部13の各補助部材33に確実にかつ良好に取り付けることができる。
なお、上述した第3実施形態では、時計バンド10のバンド装着部14に設けられた第1当接部10aがケース本体2の下部に弾接し、バンド装着部14に設けられた第2当接部10bがバンド取付部13の先端上部に位置するケース本体2と外装部材3との庇部1aに弾接するように構成されている場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば第2実施形態の変形例のように、バンド装着部14の端部を円弧状に形成して、第1の取付部材15を中心にバンド装着部14が回転し易くなるように構成しても良い。
また、上述した第3実施形態では、第1の取付部材15で時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31の一対の補助部材33に取り付けた後に、第2の取付部材21で時計バンド10のバンド装着部14を一対の補助部材33に取り付けた場合について述べたが、この発明はこれに限られない。
例えば、第2の取付部材21によって時計バンド10のバンド装着部14をバンド取付部31の一対の補助部材33に取り付け、この状態で第1の取付部材15によって時計バンド10のバンド装着部14をバンド取付部31の一対の補助部材33に取り付けるようにしても良い。
また、この発明は、上述した取付手順に限らず、第1の取付部材15と第2の取付部材21とによって、同時に時計バンド10のバンド装着部14を腕時計ケース1のバンド取付部31に設けられた一対の補助部材33に取り付けるようにしても良い。
この場合には、第1の取付部材15と第2の取付部材21との各パイプ部15aをバンド装着部14の第1連通孔14bと第2連通孔14cとにそれぞれ挿入させ、この状態で各一対の係止ピン15bを各パイプ部15aに押し込んで、バンド装着部14をバンド取付部31の一対の補助部材33間に配置させて、各一対の係止ピン15bを一対の補助部材33の第1補助取付孔33aと第2補助取付孔33bとに同時に挿入させれば良い。
また、上述した第1〜第3実施形態では、腕時計ケース1のバンド取付部13、31が一対の突起部13a、22、32を備え、これら一対の突起部13a、22、32間に時計バンド10のバンド装着部14、26を配置させるように構成した場合について述べたが、この発明はこれに限らない。
例えば、時計バンド10のバンド装着部14、26を凹部状に形成することにより、バンド装着部14、26に一対の突起部を形成し、この一対の突起部間に腕時計ケース1のバンド取付部を配置させるように構成しても良い。この場合には、バンド取付部の両側部に一対の補助部材33を設けるようにすれば良い。
さらに、上述した第1〜第3実施形態では、第1の取付部材15と第2取付部材21とがばね棒である場合について述べたが、この発明は必ずしもばね棒である必要はなく、例えば棒状のピン部材であっても良く、またねじ部材であっても良い。また、第1の取付部材15は、ばね棒やピン部材ではなく、例えば、時計バンド10のバンド装着部14、26に突起部等が設けられ、時計バンド10のバンド装着部14、26がバンド取付部13、31、補助部材33に嵌合して固定する構造であっても良い。
なおまた、上述した第1〜第3実施形態およびその変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えば腕に装着して使用する腕装着装置や、バッグ、鞄などにも適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、バンド取付部が設けられたケースと、前記バンド取付部に配置され、前記ケースに当接または接近する境界部が表面に設けられたバンドと、前記バンドを前記バンド取付部に固定する第1の取付部材と、前記第1の取付部材の近傍に位置して、前記バンドを前記ケースに対して取り付ける第2の取付部材と、を備え、前記第1の取付部材は、前記バンドの前記境界部より前記ケース側に備えていることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた取付孔と前記バンド装着部に前記取付孔と同一軸上に対応して設けられた連通孔とに挿入するピン状部材であり、前記第2の取付部材は、前記バンドに係止されて前記ケースの外面に配置されることにより、前記ケースを保護する線状のプロテクタの一部であることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のバンド取付装置において、前記バンドには、前記第2の取付部材である前記プロテクタの前記一部を係止する係止部が設けられていることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた第1の取付孔と前記バンド装着部に前記第1の取付孔と同一軸上に対応して設けられた第1の連通孔とに挿入するピン状部材であり、前記第2の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた第2の取付孔と前記バンド装着部に前記第2の取付孔と同一軸上に対応して設けられた第2の連通孔とに挿入するピン状部材であることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のバンド取付装置において、前記バンド取付部の両側部に一対の補助部材が前記バンドの長手方向に延長されて設けられ、前記一対の補助部材間に前記バンド装着部が前記第1の取付部材と前記第2の取付部材とによって取り付けられていることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との前記ピン状部材は、パイプ部の両端部に係止ピンが出没可能に弾力的に突出して設けられたばね棒であることを特徴とするバンド取付装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜請求項7のいずれかに記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材とはそれぞれ前記ばね棒であり、前記2本のばね棒のうち、1本のばね棒で前記バンド装着部を前記バンド取付部に対して取り付け、この取り付けられた前記1本のばね棒を中心に前記バンド装着部を回転させて前記バンド取付部に対して変位させ、この変位した前記バンド装着部に他の1本のばね棒の前記パイプ部を挿入させた上、前記バンド取付部に対する前記バンド装着部の変位を元の状態に戻して前記他の1本のばね棒の前記係止ピンを前記バンド取付部に対して係止させることにより、前記2本のばね棒で前記バンド装着部を前記バンド取付部に取り付けたことを特徴とするバンド取付装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載されたバンド取付装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
2 ケース本体
3 外装部材
11、20、25、30 バンド取付装置
12 プロテクタ
13、31 バンド取付部
13a 突起部
13b 取付孔
14、26 バンド装着部
14a 連通孔
14b、26a 第1連通孔
14c、26b 第2連通孔
15 第1の取付部材
15a パイプ部
15b 係止ピン
15c ばね部材
16、21 第2の取付部材
17 係止部
22、32 突起部
22a、32a 第1取付孔
22b 第2取付孔
33 補助部材
33a 第1補助取付孔
33b 第2補助取付孔
34 取付凹部
34a 抜止め凹部
35 抜止め部

Claims (9)

  1. バンド取付部が設けられたケースと、
    前記バンド取付部に配置され、前記ケースに当接または接近する境界部が表面に設けられたバンドと、
    前記バンドを前記バンド取付部に固定する第1の取付部材と、
    前記第1の取付部材の近傍に位置して、前記バンドを前記ケースに対して取り付ける第2の取付部材と、
    を備え、
    前記第1の取付部材は、前記バンドの前記境界部より前記ケース側に備えていることを特徴とするバンド取付装置。
  2. 請求項1に記載のバンド取付装置において、前記第2の取付部材は、前記ケースから前記第1の取付部材よりも前記バンドの長手方向に離れた位置で、前記バンドを前記ケースに対して取り付けることを特徴とするバンド取付装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた取付孔と前記バンド装着部に前記取付孔と同一軸上に対応して設けられた連通孔とに挿入するピン状部材であり、前記第2の取付部材は、前記バンドに係止されて前記ケースの外面に配置されることにより、前記ケースを保護する線状のプロテクタの一部であることを特徴とするバンド取付装置。
  4. 請求項3に記載のバンド取付装置において、前記バンドには、前記第2の取付部材である前記プロテクタの前記一部を係止する係止部が設けられていることを特徴とするバンド取付装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた第1の取付孔と前記バンド装着部に前記第1の取付孔と同一軸上に対応して設けられた第1の連通孔とに挿入するピン状部材であり、前記第2の取付部材は、前記バンド取付部に設けられた第2の取付孔と前記バンド装着部に前記第2の取付孔と同一軸上に対応して設けられた第2の連通孔とに挿入するピン状部材であることを特徴とするバンド取付装置。
  6. 請求項5に記載のバンド取付装置において、前記バンド取付部の両側部に一対の補助部材が前記バンドの長手方向に延長されて設けられ、前記一対の補助部材間に前記バンド装着部が前記第1の取付部材と前記第2の取付部材とによって取り付けられていることを特徴とするバンド取付装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との前記ピン状部材は、パイプ部の両端部に係止ピンが出没可能に弾力的に突出して設けられたばね棒であることを特徴とするバンド取付装置。
  8. 請求項5〜請求項7のいずれかに記載のバンド取付装置において、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材とはそれぞれ前記ばね棒であり、前記2本のばね棒のうち、1本のばね棒で前記バンド装着部を前記バンド取付部に対して取り付け、この取り付けられた前記1本のばね棒を中心に前記バンド装着部を回転させて前記バンド取付部に対して変位させ、この変位した前記バンド装着部に他の1本のばね棒の前記パイプ部を挿入させた上、前記バンド取付部に対する前記バンド装着部の変位を元の状態に戻して前記他の1本のばね棒の前記係止ピンを前記バンド取付部に対して係止させることにより、前記2本のばね棒で前記バンド装着部を前記バンド取付部に取り付けたことを特徴とするバンド取付装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載されたバンド取付装置を備えていることを特徴とする時計。


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