JP2010112922A - 時計バンドの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で、腕時計ケースに対する時計バンドのガタつきを防ぐことができると共に、腕時計ケースに対して時計バンドを円滑に回転させることができる時計バンドの取付構造を提供する。
【解決手段】 一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに、これに対面する時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに接触して、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を形成する突部21を設けた。従って、腕時計ケース1の側面1aに突部21を設けるだけの簡単な構造で、腕時計ケース1に対する時計バンド8のガタつきを確実に防ぐことができると共に、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの接触面積を小さくでき、これにより腕時計ケースに対して時計バンドを円滑に回転させることができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、腕時計に用いられる時計バンドの取付構造に関する。
従来、時計バンドの取付構造においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースの側部に設けられたバンド取付部の一対の取付突起部にそれぞれ取付孔を設け、この取付孔に軟質部材をそれぞれ取り付け、バンド取付部の一対の取付突起部の間に配置される時計バンドの先端部に貫通孔を軟質部材に形成された挿入穴に対応させて設け、この時計バンドの貫通孔にばね棒を挿入し、この状態で時計バンドの先端部を一対の取付突起部の間に配置させて、ばね棒の両端を一対の取付突起部の取付孔に設けられた軟質部材の挿入穴に挿入させることにより、腕時計ケースに時計バンドを取り付けるよう構成されたものが知られている。
特開2007−93218
このような時計バンドの取付構造では、時計バンドの貫通孔に挿入されたばね棒の両端が腕時計ケースのバンド取付部における一対の取付突起部の取付孔に設けられた軟質部材の挿入穴に挿入することにより、この軟質部材の弾力によってばね棒をバンド取付部にガタつくことなく取り付けることができ、これにより時計バンドの先端面をこれに対向する腕時計ケースの側面に弾接させて、腕時計ケースに対する時計バンドのガタつきを抑えている。
しかしながら、このような従来の時計バンドの取付構造では、軟質部材の弾力によってばね棒をバンド取付部にガタつくことなく取り付けることにより、時計バンドの先端面をこれに対向する腕時計ケースの側面に弾接させているため、腕時計ケースに対する時計バンドの接触面積が大きくなり、腕時計ケースに対して時計バンドを回転させる際、円滑に回転させることができないという問題があるほか、腕時計ケースのバンド取付部における一対の取付突起部の各取付孔に、ばね棒の両端部が挿入する挿入穴を有する軟質部材をそれぞれ取り付けなければならないため、部品点数が増え、構造が複雑になるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で、腕時計ケースに対する時計バンドのガタつきを防ぐことができると共に、腕時計ケースに対して時計バンドを円滑に回転させることができる時計バンドの取付構造を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、側部に設けられた一対の取付突起部にそれぞれ取付穴が互いに対向して形成された腕時計ケースと、前記一対の取付突起部の間に配置される先端部に貫通孔が前記一対の取付突起部の前記各取付穴に対応して連続する状態で形成された時計バンドと、前記一対の取付突起部の前記各取付穴および前記時計バンドの前記貫通孔に連続して挿入するばね棒とを備え、前記一対の取付突起部の間に位置する前記腕時計ケースの側面と、この側面に対面する前記時計バンドの前記先端部の先端面との一方に、その他方に接触して前記腕時計ケースの前記側面と前記時計バンドの前記先端面との間に隙間を形成する突部を設けたことを特徴とする時計バンドの取付構造である。
請求項2に記載の発明は、前記突部が、断面ほぼ半円形状に形成され、前記腕時計ケースに対する前記時計バンドの相対的な回転方向に沿って細長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の時計バンドの取付構造である。
請求項3に記載の発明は、前記時計バンドの前記先端部は、前記一対の取付突起部の間に配置される樹脂駒と、この樹脂駒の両側に設けられて前記一対の取付突起部の先端面に対応する一対の金属駒とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の時計バンドの取付構造である。
この発明によれば、一対の取付突起部の間に位置する腕時計ケースの側面と、この腕時計ケースの側面に対面する時計バンドの先端部の先端面との一方に設けられた突部が、その他方に接触することにより、腕時計ケースの側面と時計バンドの先端面との間に隙間を形成して、これらの接触面積を小さくすることができる。このため、腕時計ケースの側面と時計バンドの先端部の先端面との一方に突部を設けるだけの簡単な構造で、腕時計ケースに対する時計バンドのガタつきを確実に防ぐことができると共に、腕時計ケースに対して時計バンドを円滑に回転させることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図6を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、金属からなり、図3に示すように、その上部外周面に第1、第2の各ベゼル2、3が設けられた構成になっている。
また、この腕時計ケース1の上側開口部には、図3に示すように、時計ガラス4がパッキン4aを介して取り付けられており、腕時計ケース1の下部には、裏蓋5が防水リング5aを介してビス5bによって取り付けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、図3に示すように、時計モジュール6が設けられている。さらに、この腕時計ケース1の3時側および9時側の側部には、図1および図2に示すように、各種の押釦スイッチ7が設けられている。
また、この腕時計ケース1の12時側と6時側の各側部には、図1〜図4に示すように、時計バンド8がばね棒9によって取り付けられるバンド取付部10がそれぞれ設けられている。このバンド取付部10は、図2に示すように、腕時計ケース1の側部から外部側方に向けて突出して設けられた一対の取付突起部11と、この一対の取付突起部11の間に設けられた装着凹部12とを備えている。一対の取付突起部11には、図4に示すように、取付穴13が互いに対向して設けられている。この取付穴13は、取付突起部11を貫通することなく、一対の取付突起部11の互いに対向する内面からその内部の中間部に亘って形成されている。
一方、時計バンド8は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1のバンド取付部10に取り付けられる先端部8aが、ウレタン樹脂などの合成樹脂からなる樹脂駒14と、この樹脂駒14に取付ピン16によって取り付けられた金属駒15とを備えた構成になっている。樹脂駒14は、図2および図4に示すように、ほぼ長方形の厚板形状に形成されている。
すなわち、この樹脂駒14は、図2に示すように、その先端側(図2では上辺側)に位置するほぼ半分がバンド取付部10における一対の取付突起部11の間に位置する装着凹部12内に配置され、後端側(図2では下辺側)に位置するほぼ半分が一対の取付突起部11の先端面11a側に向けて突出するように形成されている。この樹脂駒14には、図3および図4に示すように、一対の取付突起部11にそれぞれ設けられた取付穴13に対応して連続する貫通孔17が設けられている。この貫通孔17は、その内径が一対の取付突起部11における各取付穴13の内径よりも大きく形成されている。
また、金属駒15は、図2に示すように、樹脂駒14の両側に位置する一対の駒部15aと、この一対の駒部15を連結する連結片15bとからなり、上方から見て全体がほぼH字形状に形成されている。すなわち、この金属駒15は、図3に示すように、連結片15bの下側から腕時計ケース1側に位置する駒部15aの間に樹脂駒14の一部が配置され、この状態で取付ピン16によって樹脂駒14に取り付けられている。
この場合、金属駒15の一対の駒部15aは、図2に示すように、その先端面15c(図2の6時側における上辺側の面)がバンド取付部10における一対の取付突起部11の先端面11a(図2の6時側における下辺側の面)に対面し、この対面した先端面15cの幅が一対の取付突起部11における先端面11aの幅とほぼ同じ大きさに形成されていると共に、一対の駒部15aの先端面15cとこれに対面する一対の取付突起部11の先端面11aとの間に隙間S2が設けられるように構成されている。
ところで、腕時計ケース1のバンド取付部10に時計バンド8を取り付けるためのばね棒9は、図4に示すように、時計バンド8の樹脂駒14に形成された貫通孔17に挿入するパイプ部18と、このパイプ部18内に設けられたコイルばね19と、このコイルばね19によってパイプ部18の両側から出没可能に押し出されて一対の取付突起部11にそれぞれ設けられた各取付穴13に挿入する一対の係止ピン20とを備えている。
パイプ部18は、図4に示すように、その外径が時計バンド8の樹脂駒14に形成された貫通孔17の内径とほぼ同じ大きさに形成され、これにより樹脂駒14の貫通孔17内に挿入されるように構成されている。一対の係止ピン20は、その外径が一対の取付突起部11に設けられた取付穴13の内径とほぼ同じ大きさに形成されている。
これにより、一対の係止ピン20は、パイプ部18が樹脂駒14の貫通孔17に挿入された状態で、樹脂駒14が一対の取付突起部11の間に位置するバンド取付部10の装着凹部12に配置されて、パイプ部18の両端部が一対の取付突起部11に設けられた各取付穴13に対応したときに、コイルばね19のばね力によって押し出されて各取付穴13にそれぞれ挿入することにより、樹脂駒14をバンド取付部10に取り付けるように構成されている。
この場合、一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aには、図5および図6に示すように、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに接触して腕時計ケース1の側面1aと樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を形成するため突部21が2本設けられている。この突部21は、その断面がほぼ半円形状に形成され、腕時計ケース1に対する時計バンド8の相対的な回転方向に沿って細長く形成され、これにより樹脂駒14の先端面14aに線接触するように構成されている。
次に、このような腕時計ケース1に時計バンド8を取り付ける場合について説明する。
この場合には、予め、時計バンド8の先端部8aにおける樹脂駒14に金属駒15を取り付けることにより時計バンド8を製作する。この状態で、時計バンド8の樹脂駒14に形成された貫通孔17内にばね棒9のパイプ部18を挿入する。このときには、パイプ部18の両側に位置する一対の係止ピン20がコイルばね19のばね力によって樹脂駒14の貫通孔17の両側から外部に押し出される。
この状態で、時計バンド8の樹脂駒14を腕時計ケース1のバンド取付部10に取り付ける。この場合には、ばね棒9の一対の係止ピン20をコイルばね19のばね力に抗してパイプ部18内に押し込み、時計バンド8の樹脂駒14をバンド取付部10における一対の取付突起部11の間に位置する装着凹部12に配置し、ばね棒9の両端部を一対の取付突起部11に形成された各取付穴17に対応させる。
このときには、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aをバンド取付部10における一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに向けて押し付ける。すると、腕時計ケース1の側面1aに形成された突部21が樹脂駒14の先端面14aを弾性変形させて樹脂駒14の先端面14aに食い込む。このため、腕時計ケース1の側面1aと樹脂駒14の先端面14aとの間の隙間S1が狭くても、ばね棒9の両端部を一対の取付突起部11に形成された各取付穴17に対応させることができる。
これにより、図4に示すように、ばね棒9の両側に位置する一対の係止ピン20がコイルばね19のばね力によってパイプ部18の両側から押し出され、この押し出された一対の係止ピン20が一対の取付突起部11に形成された各取付穴17に挿入する。これにより、時計バンド8がばね棒9によって腕時計ケース1のバンド取付部10に取り付けられる。
この状態では、腕時計ケース1の側面1aに形成された突部21によって、図5および図6に示すように、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとバンド取付部10における一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aとの間に隙間S1が形成されると共に、一対の取付突起部11の先端面11aと時計バンド8の金属駒15の先端部15cとの間にも隙間S2が形成される。このため、時計バンド8がばね棒9を中心に腕時計ケース1に対して相対的に円滑に回転する。
このように、この時計バンド8の取付構造によれば、一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに設けられた突部21が、これに対面する時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに接触することにより、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を形成して、これらの接触面積を小さくすることができる。このため、腕時計ケース1の側面1aに突部21を設けるだけの簡単な構造で、腕時計ケース1に対する時計バンド8のガタつきを確実に防ぐことができると共に、腕時計ケース1に対して時計バンド8を円滑に回転させることができる。
この場合、突部21は、断面がほぼ半円形状に形成され、腕時計ケース1に対する時計バンド8の相対的な回転方向に沿って細長く形成されていることにより、この突部21によって腕時計ケース1の側部1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に確実に隙間S1を形成することができる共に、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aを突部21に線接触させることができ、これにより腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの接触面積を小さくすることができるので、腕時計ケース1に対して時計バンド8を円滑に回転させることができる。
また、突部21は、一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側部1aに2本設けられているので、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を安定させた状態で設けることができ、これにより腕時計ケース1に対する時計バンド8のガタつきを確実に防ぐことができる。この場合には、突部21によって時計バンド8の金属駒15の先端面15cと一対の取付突起部11の先端面11aとの間にも隙間S2を形成することができるので、時計バンド8が腕時計ケース1に対して相対的に回転する際、時計バンド8の金属駒15の先端面15cとバンド取付部10における一対の取付突起部11の先端面11aとが互いに傷付かないようにすることができる。
さらに、この時計バンド8の取付構造によれば、バンド取付部10に時計バンド8をばね棒9によって取り付ける際、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aを一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに向けて押し付けると、腕時計ケース1の側面1aに形成された突部21によって樹脂駒14の先端面14aを弾性変形させることができる。これにより、腕時計ケース1の側部1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間の間隔S1を狭くしても、時計バンド8をバンド取付部10に容易に組み付けることができる。
(実施形態2)
次に、図7および図8を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図6に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに突部25を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この突部25は、図7および図8に示すように、断面がほぼ半円形状に形成され、バンド取付部10における一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに対向する時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに、時計バンド8の回転方向に沿って細長く2本形成されている。これにより、突部25は、腕時計ケース1の側面1aに対して線接触すると共に、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を形成するように構成されている。
このような時計バンド8の取付構造においても、実施形態1と同様、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに設けられた突部25が、これに対面する腕時計ケース1の側面1aに接触することにより、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を形成して、これらの接触面積を小さくすることができる。このため、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに突部25を設けるだけの簡単な構造で、腕時計ケース1に対する時計バンド8のガタつきを確実に防ぐことができると共に、腕時計ケース1に対して時計バンド8を円滑に回転させることができる。
この場合にも、突部25は、断面がほぼ半円形状に形成され、時計バンド8の回転方向に沿って細長く形成されていることことにより、この突部25によって腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に確実に隙間S1を形成することができると共に、突部25を腕時計ケース1の側面1aに線接触させることができ、これにより腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの接触面積を小さくすることができるので、実施形態1と同様、腕時計ケース1に対して時計バンド8を円滑に回転させることができる。
また、突部25は、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aに2本設けられているので、腕時計ケース1の側面1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間に隙間S1を安定させた状態で設けることができ、これにより腕時計ケース1に対する時計バンド8のガタつきを確実に防ぐことができる。この場合にも、突部25によって時計バンド8の金属駒15と一対の取付突起部11の先端との間にも隙間S2を形成することができるので、時計バンド8が腕時計ケース1に対して相対的に回転する際、時計バンド8の金属駒15の先端面15cと一対の取付突起部11の先端部11aとが互いに傷付かないようにすることができる。
さらに、この時計バンド8の取付構造においても、バンド取付部10に時計バンド8をばね棒9によって取り付ける際、時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aが一対の取付突起部11の間に位置する腕時計ケース1の側面1aに向けて押し付けられると、突部25が腕時計ケース1の側面1aに押されて弾性変形するので、腕時計ケース1の側部1aと時計バンド8の樹脂駒14の先端面14aとの間の間隔S1を狭くしても、時計バンド8をバンド取付部10に容易に組み付けることができる。
なお、上記実施形態1、2では、突部21、25をバンド取付部10に対して2本ずつ設けた場合について述べたが、必ずしも2本ずつ設ける必要はなく、バンド取付部10に対して3本以上ずつ設けても良い。
この発明を適用した腕時計の実施形態1を示した外観斜視図である。 図1の腕時計を示した拡大正面図である。 図2のA−A矢視における拡大断面図である。 図2のB−B矢視における拡大断面図である。 図1の腕時計の裏面側を示した拡大斜視図である。 図5のA部を示した要部の拡大斜視図である。 この発明を適用した腕時計の実施形態2において裏面側を示した外観斜視図である。 図7のB部を示した要部の拡大斜視図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
1a 腕時計ケースの側面
8 時計バンド
8a 時計バンドの先端部
9 ばね棒
10 バンド取付部
11 一対の取付突起部
11a 取付突起部の先端面
12 装着凹部
13 取付穴
14 樹脂駒
14a 樹脂駒の先端面
15 金属駒
15c 金属駒の先端面
17 貫通孔
18 パイプ部
19 コイルばね
20 一対の係止ピン
21、25 突部

Claims (3)

  1. 側部に設けられた一対の取付突起部にそれぞれ取付穴が互いに対向して形成された腕時計ケースと、
    前記一対の取付突起部の間に配置される先端部に貫通孔が前記一対の取付突起部の前記各取付穴に対応して連続する状態で形成された時計バンドと、
    前記一対の取付突起部の前記各取付穴および前記時計バンドの前記貫通孔に連続して挿入するばね棒とを備え、
    前記一対の取付突起部の間に位置する前記腕時計ケースの側面と、この側面に対面する前記時計バンドの前記先端部の先端面との一方に、その他方に接触して前記腕時計ケースの前記側面と前記時計バンドの前記先端面との間に隙間を形成する突部を設けたことを特徴とする時計バンドの取付構造。
  2. 前記突部は、断面がほぼ半円形状に形成され、前記腕時計ケースに対する前記時計バンドの相対的な回転方向に沿って細長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の時計バンドの取付構造。
  3. 前記時計バンドの前記先端部は、前記一対の取付突起部の間に配置される樹脂駒と、この樹脂駒の両側に設けられて前記一対の取付突起部の先端面に対応する一対の金属駒とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の時計バンドの取付構造。
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