JP2018093585A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの回転位置を検出できるモータを提供する。【解決手段】モータは、回転軸2と、回転軸2を支える軸受17と、磁石3と、ロータコア6と、磁気センサ35とを備えている。磁石3は、周方向に複数の磁極を有する。ロータコア6は、磁石3の内側に配置されている。磁石3は、回転軸2の方向において、ロータコア6よりも軸受17側に突出した突出部4aを有している。磁気センサ35は、回転軸2の方向においてロータコア6と軸受17との間に位置し、かつ、突出部4aの内周面4bよりも内側に位置している。【選択図】図5

Description

この発明は、モータに関し、特に、磁気センサを用いてロータの位置を検出するモータに関する。
モータでは、例えばホール素子などの磁気センサを用いて、ロータの回転位置(回転角)が検出される。
下記特許文献1には、ロータ部のマグネットにステータコアからシャフトの軸方向に突き出た突出部が設けられており、径方向に突出部に対向するステータ部の樹脂材に配置されたホール素子によってマグネットの回転位置を検出するように構成されたモータの構造が記載されている。
特開2016−193662号公報
ところで、上記の特許文献1に記載されているようなモータでは、ホール素子がコイルの直上に配置されているため、ホール素子がコイルから生じる磁束の影響を受けやすく、ロータの回転位置を高精度に検出することが困難になる場合がある。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、ロータの回転位置を検出できるモータを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、モータは、回転軸と、回転軸を支える軸受と、周方向に複数の磁極を有する磁石と、磁石の内側に配置されたロータコアと、磁気センサとを備え、磁石は回転軸の方向においてロータコアよりも軸受側に突出した突出部を有し、磁気センサは、回転軸の方向においてロータコアと軸受との間に位置し、かつ、突出部の内周面よりも内側に位置している。
好ましくは、ロータコアは磁性体であり、磁気センサの検出面は突出部の内周面に対向している。
好ましくは、磁気センサの検出面は突出部と回転軸との間に位置している。
好ましくは、磁気センサは回転軸の方向において突出部の端部及び軸受から離れた位置にある。
好ましくは、磁気センサは磁石の径方向の磁束を検出する。
好ましくは、磁気センサを支持するホルダと、軸受を支持するブラケットを収容するハウジングとを備え、ホルダとブラケットは回転軸の方向に並んでいる。
好ましくは、磁気センサは回転軸の方向に延びた端子部を備え、磁気センサの端子部はホルダに取り付けられている。
好ましくは、外部と電気的に接続される通電端子を備え、通電端子はホルダに取り付けられている。
好ましくは、ホルダは単一の部材で形成されている。
好ましくは、モータは、複数の端子に電気的に接続される、導電性を有する板状部材を備え、磁気センサの端子部は複数の端子を備え、ホルダ内にある複数の板状部材はそれぞれ、回転軸方向にて並べて配置されている。
これらの発明に従うと、ロータの回転位置を検出できるモータを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるモータを示す斜視図である。 モータ1の平面図である。 図2のA−A線における断面を示すモータの断面斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 ホルダの斜視図である。 ホルダの平面図である。 ホルダの側面図である。 モータの内部構造を示す平面図である。 モータの平面における、磁石の磁束の向きを示す図である。
以下、本発明の実施の形態におけるモータについて説明する。
以下の説明において、図面において示される座標は、各図同士で共通している。座標のZ方向は、モータの回転軸方向(回転軸に平行な方向)である。X方向は、回転軸方向に垂直な方向である。Y方向は、回転軸方向に垂直な方向であって、X方向に垂直な方向である。なお、以下の説明において、Z方向を上下方向(原点から見てZ軸で正となる方向が上方向)ということがある。ここでいう「上下」、「上」、「下」等は、モータのみに着目したときに便宜上採用する示し方であって、このモータが搭載される機器における方向や、このモータが使用される姿勢について何ら限定するものではない。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるモータ1を示す斜視図である。図2は、モータ1の平面図である。
図1に示されるように、モータ1は、全体として、回転軸方向が高さ方向となる円柱状の外形を有する部分と、円柱状の部分から突出した回転軸2とを有している。回転軸2は、モータ1の円柱状の部分の上面にあるブラケット12から、上方に向けて突出している。回転軸2の突出した部分から、モータ1の駆動力を取り出すことができる。
モータ1は、いわゆる、インナーロータ型のブラシレスモータである。
モータ1のブラケット12には、3つの通電端子27(27u,27v,27w)と、センサ端子部37とが設けられている。センサ端子部37は、例えば5つの端子片が、X方向に並ぶようにして配置されている。通電端子27は、それぞれ、ブラケット12から上方に突出している。センサ端子部37は、ブラケット12から上方に突出している。図2に示されるように、上方から見て、回転軸2周りに等間隔となる位置に、センサ端子部37、通電端子27v、通電端子27w、通電端子27uが、この並び順で配置されている。通電端子27uと通電端子27vとが回転軸2を間に挟むようにしてX方向に並ぶように配置されており、通電端子27wとセンサ端子部37とが回転軸2を間に挟むようにしてY方向に並ぶように配置されている。通電端子とは、電力を供給できる端子をいう。
図3は、図2のA−A線における断面を示すモータ1の断面斜視図である。図4は、図2のA−A線断面図である。図5は、図2のB−B線断面図である。
図3に示されるように、モータ1は、大まかに、上端部が開口部となる有底の円筒形状のハウジング11の内部に各部材が配置され、ハウジング11の開口部が板状のブラケット12で塞がれた構造を有している。ブラケット12は、ハウジング11の開口部近傍の縁部にブラケット12の周縁部が固定されることで、ハウジング11に収容されている。ハウジング11の内部には、磁石3と、ロータコア6と、下端部側に設けられた軸受15(以下、下側の軸受と呼称する)と、上端部側に設けられた軸受17(以下、上側の軸受と呼称する)と、ステータコア21と、コイル23と、インシュレータ24,25と、ホルダ30とが配置されている。
下側の軸受15は、ハウジング11の底部中央に取り付けられている。軸受15の内輪には回転軸2の下端部がはめ込まれている。下側の軸受15は、ハウジング11の底部に設けられた折り返し部11bにより、ハウジング11に固定されている。この折り返し部11bは、ハウジング11の底部の一部が、ハウジング11の内部に向かって折り曲げられることで形成されている。折り返し部11bは下側の軸受け15を収容できるような、筒状の形状を備えている。
上側の軸受17は、ブラケット12の中央部に形成された窪みに外輪が圧入されてブラケット12に取り付けられている。軸受17の内輪には、回転軸2が圧入されている。
下側の軸受15と上側の軸受17とは、それぞれ、回転軸2を回転可能に支える。回転軸2が、軸受15,17に支持されていることで、回転時2と磁石3とロータコア6とを含むロータが、モータ1のハウジング11及びそれに固定されているステータに対して回転可能となっている。
回転軸2には、磁石3と、ロータコア6とが取り付けられている。磁石3は、環状に配置されており、ロータコア6は、磁石3の内側に配置されている。本実施の形態において、ロータコア6は、円筒面の外周形状を有している。磁石3は、円筒形状を有しており、ロータコア6の外周を覆うようにしてロータコア6に固定されている。
ロータコア6は、例えば、回転軸2に圧入された状態で、回転軸2に対して固定されている。また、磁石3は、例えば、ロータコア6に接着されて固定されている。なお、ロータコア6の回転軸2への固定方法や、磁石3のロータコア6への固定方法は、これに限られるものではなく、公知の方法を採用できる。
本実施の形態において、磁石3及びロータコア6は、上下に2つの部材に分かれている。すなわち、モータ1の上方には、磁石4とその内側のロータコア7とが配置されている。モータ1の下方には、磁石5とその内側のロータコア8とが配置されている。磁石4及び磁石5や、ロータコア7とロータコア8とは、ほとんど隙間を空けずに上下に並んでいる。
磁石3は、周方向に複数の磁極を有している。周方向において隣接する磁極は互いに異なっている。磁石3は、例えば、等方性のボンド磁石であるが、これに限られるものではない。磁石3は、例えば、極異方性の磁石であってもよい。
本実施の形態において、ロータコア6は、磁性体である。具体的には、ロータコア6は、例えば鉄製の部材で形成された、鉄心である。
本実施の形態において、上側(ブラケット12側)の磁石4は、回転軸方向において、ロータコア6よりも上側の軸受17側に突出した突出部4aを有している。換言すると、磁石3の回転軸方向の長さはロータコア6の回転軸方向の長さよりも大きく、かつ、磁石3とロータコア6とのそれぞれの下端部は、回転軸方向において略同じ位置にある。そのため、磁石3は、ロータコア6の上端部よりも回転軸方向において上方に位置する部位を有しており、この部位が突出部4aとなっている。突出部4aは、磁石4の他の部位と同様の厚みを有する円筒形状を有している。このような突出部4aが設けられていることにより、磁石3は、突出部4a部分において、ロータコア6の外周面に向き合わない内周面4bを有している。すなわち、磁石3は、対向する内周面4bを有する突出部4aを有している。
ステータコア21は、コイル23と、インシュレータ24,25とともに、ステータを構成する。ステータコア21は、それぞれ複数のティースを有する複数の鉄板などの薄板が重ねられて構成されている。ステータコア21は、外周部がハウジング11の内周面に固定されている。ステータコア21の上面、下面及び各ティースの表面は、ステータコア21の上側から配置されたインシュレータ24と、下側から配置されたインシュレータ25とで覆われている。コイル23は、インシュレータ24,25を介して、それぞれのティースに巻き付けられている。本実施の形態において、6つのティースが設けられており、コイル23は、3相で駆動されるように、通電端子27(27u,27v,27w)に接続されている。各通電端子27は、例えば金属板である。各通電端子27は、インシュレータ24に、インシュレータ24から上方に延びるように固定されており、ブラケット12を貫通している。
ホルダ30は、略中央部を回転軸2が貫通するように形成されており、磁気センサ35を支持する。ホルダ30は、例えば樹脂製の部材である。樹脂部材で形成されたホルダ30は、後述する磁気センサ35の複数の端子やセンサ端子部37の複数の端子それぞれを互いに絶縁している。ホルダ30とブラケット12とは、回転軸方向に並んでいる。ホルダ30は、ロータコア6やステータよりも上側の軸受17に近い位置、すなわちステータと軸受17との間の位置に配置されている。
図6は、ホルダ30の斜視図である。図7は、ホルダ30の平面図である。図8は、ホルダ30の側面図である。
図6、図7、及び図8に示されるように、本実施の形態において、ホルダ30は、磁石3の外径よりも大きい外径を有する円盤状部31と、円盤状部31から下方に突出する、円筒形状の突出部32(以下、ホルダ突出部32と呼称する)とを有している。円盤状部31には、センサ端子部37の一部が埋め込まれている。以下、このセンサ端子部37の一部を、埋め込み部37aと呼称する。センサ端子部37は、磁気センサ35の端子部35bを外部と接続するために、磁気センサ35の端子部35bとは別にホルダ30に設けられた、外部接続用の端子部である。この埋め込み部37aをセンサ端子部37と複数の磁気センサ35の端子35bを電気的に接続する、導電性を有する板状部材としても構わない。この場合、センサ端子部37が有する複数の端子それぞれに電気的に接続される、導電性を有する複数の板状部材がホルダ30内にあり、これら複数の板状部材はそれぞれ回転軸方向にて並べて配置されている。ホルダ突出部32は、ロータコア6の外径よりも小さい外径を有している。すなわち、ホルダ突出部32は、突出部4aの内周面4bの径よりも小さい外径を有している。なお、ホルダ突出部32は、円筒形状に限られず、他の形状であってもよい。
ホルダ30の円盤状部31の一部には、上方に向けて突出する保持部33(以下、端子保持部33と呼称する)が形成されている。ホルダ30は、端子保持部33がブラケット12を貫通するようにしてブラケット12に保持されていることにより、ブラケット12に取り付けられている。端子保持部33の内部を通って、磁気センサ35の端子部37(以下、センサ端子部37と呼称する)がモータ1の内部からブラケット12の上方に引き出されている。外部と電気的に接続される通電端子27は、ホルダ30に取り付けられており、端子保持部33により支持されている。
本実施の形態において、磁気センサ35は、複数設けられている。具体的には、例えば3つの磁気センサ35が設けられている。磁気センサ35は、例えば、ホール素子である。磁気センサ35は、磁気を検出可能な検出面35aを有している。磁気センサ35は、回転軸方向に延びる端子35bを備えている。端子35bは、上方に、すなわちブラケット12に向けて延びている。磁気センサ35の端子35bは、ホルダ30に取り付けられている。
センサ端子部37は、5つの端子38a1、38a2、38a3、38a4、38a5を有している。センサ端子部37が有する1つの端子38a1は、埋め込み部37aを介して、3つの磁気センサ35のうち1つの端子35b(35b1)に接続されている。また、もう1つの端子38a2は、埋め込み部37aを介して、3つの磁気センサ35のうち、他の1つの端子35b(35b2)に接続されている。また、他の3つの端子38a3、38a4、38a5のそれぞれは、埋め込み部37aを介して、3つの磁気センサ35のうち1つの端子35b(35b3)に接続されている。この端子35b3は、磁気センサ35から外部へ信号を出力するための信号用の端子である。これらの端子の埋め込み部37aは、回転軸方向に異なる位置の3層に分かれており、互いに絶縁された状態が保たれるように構成されている。すなわち、これら端子の埋め込み部37aを構成する端子の一部分が、回転軸方向に並んで配置されている。このようにホルダ30を用いて、磁気センサ35が保持され、かつ、磁気センサ35からセンサ端子部37までの配線が行われるので、回路基板等を用いずに配線を行うことができる。モータ1に磁気センサ35を取り付ける工程とは別に、事前に配線作業を行うことができるので、モータ1の組み立て工程を簡素化することができる。
図3、図4、及び図5に戻って、磁気センサ35は、回転軸方向において、ロータコア6と軸受17との間に位置している。具体的には、磁気センサ35は、回転軸方向において突出部4aの端部及び軸受17から離れた位置に位置している。換言すると、磁気センサ35は、突出部4aの上端部よりも下方に位置している。また、磁気センサ35は、突出部4aの内周面4bよりも内側に位置している。そして、磁気センサ35は、その検出面35aが突出部4aの内周面4bに対向するようにして配置されている。換言すると、磁気センサ35は、突出部4aと回転軸2との間において、磁気センサ35の検出面35aに磁石3から径方向に出る磁力線が通るような向きで配置されている。磁気センサ35は、磁石3の径方向の磁場又は磁力を検出する。
図9は、モータ1の内部構造を示す平面図である。
図9においては、磁気センサ35を除き、ブラケット12及びブラケット12に取り付けられているホルダ30や端子等の図示が省略されている。
図9に示されるように、3つの磁気センサ35は、回転軸2の周囲に略等間隔に(回転軸2を中心に120度の間隔を空けて)配置されている。いずれの磁気センサ35も、検出面35aが磁石3の突出部4aの内周面4bに対向するように、検出面35aを径方向外方に向けるようにして配置されている。
図10は、モータ1の平面における、磁石から生じた磁力線を示す図である。
図10には、図2のモータ1の平面とともに、磁石3(4、5)から生じた磁力線が示されている。磁石3は周方向に複数の磁極を有している。磁石3の磁極は、具体的にはN極、S極が交互に並んでいる。磁力線は、これら2つの磁極のうち、一方の磁極から隣接する他方の磁極に向かっている。このような複数の磁力線がある領域内に磁気センサ35が配置されている。磁気センサ35の検出面35aが磁石3の突出部4aの内周面4bに対向するように、検出面35aを径方向外方に向けるようにして配置されることで、磁気センサ35は効率よく磁石3から生じる磁場の大きさを検出できる。
モータ1は、以上のように構成されているので、以下のことが可能となる。
一般に、インナーロータ型のブラシレスモータにおいて、ホール素子を磁気センサとして用いる場合には、ロータの回転角を正確に検知するために50mT(ミリテスラ)以上の磁界が必要となる。そのため、磁気センサをできるだけ磁石に近づけて、強い磁界強度が得られるようにする必要がある。しかしながら、モータの内部のスペースは限られており、このように強い磁界強度が得られるように磁気センサを配置できる場所を確保することは困難であるという問題がある。
これに対して、本実施の形態においては、磁石4に、ロータコア6の上端面よりも上方にオーバーハングさせた突出部4aを設けて、突出部4aの内周面4bに検出面35aが近接するようにして磁気センサ35が配置されている。磁気センサ35は、コイル23から離れた位置にあるので、磁気センサ35がコイル23から出る磁束の影響を受けにくくなる。したがって、磁気センサ35のより回転軸2の回転位置を高精度に検出することができる。また、磁石3に近接されて磁気センサ35を配置するためにモータ1を大型化する必要がないため、モータ1を比較的小型化することができる。磁気センサ35は、軸方向の磁束密度分布の変化が比較的小さいエリアに配置されているので、振動等により磁気センサ35が軸方向に振動したとしても磁束の検出量が安定する。したがって、回転軸2の回転位置の検出結果の信頼性が高くなる。
[その他]
ロータコアは、他の磁性体であってもよい。また、ロータコアは、非磁性体により構成されていてもよい。非磁性体でロータコアが構成されている場合において、磁石は、例えば、極異方性マグネットを用いることができる。すなわち、磁石から周方向に磁路が発生する場合においても、磁石の突出部の内周面の近くに磁気センサを配置することにより、径方向に磁気センサを通る磁場又は磁力を磁気センサで検出することができる。
モータの極数や層数、スロット数などは、上述の実施の形態に限られるものではない。また、磁気センサとして、種々のものを用いることができる。
ホルダは、ブラケットではなく、ハウジング等の他の部分に固定されていてもよい。また、ホルダは、必ずしも用いられなくてもよい。また、ホルダは単一の部材で形成されていてもよく、この部材は樹脂等の公知の材料で形成されていても構わない。
磁気センサは、上述の実施の形態における下側の軸受に近い位置に配置されていてもよい。この場合、磁石の突出部が、下方の軸受に向けて突出しており、その内周面に向けて磁気センサの検出面が配置されるようにすればよい。
上記実施の形態では、ばねは設けられていないが、回転軸2と略同軸に、回転軸2が貫通するようにコイルばねを配置しても構わない。この場合、コイルばねは、下側の軸受15と下側のロータコア8との間に配置される。コイルばねは、軸受15から離れる方向に、ロータコア8を付勢する。なお、コイルばねに代えて、他の形式のばねであってもよいし、これとは異なる位置に配置されていてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 モータ
2 回転軸
3,4,5 磁石
4a 突出部
4b 内周面
6,7,8 ロータコア
11 ハウジング
12 ブラケット
15 軸受
17 軸受
21 ステータコア
23 コイル
24,25 インシュレータ
27(27u,27v,27w) 通電端子
30 ホルダ
31 円盤状部
32 ホルダ突出部
33 端子保持部
35 磁気センサ
35a 検出面
37 センサ端子部

Claims (10)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸を支える軸受と、
    周方向に複数の磁極を有する磁石と、
    前記磁石の内側に配置されたロータコアと、
    磁気センサとを備え、
    前記磁石は前記回転軸の方向において前記ロータコアよりも前記軸受側に突出した突出部を有し、
    前記磁気センサは、前記回転軸の方向において前記ロータコアと前記軸受との間に位置し、かつ、前記突出部の内周面よりも内側に位置している、モータ。
  2. 前記ロータコアは磁性体であり、
    前記磁気センサの検出面は前記突出部の内周面に対向している、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記磁気センサの検出面は前記突出部と前記回転軸との間に位置している、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記磁気センサは前記回転軸の方向において前記突出部の端部及び前記軸受から離れた位置にある、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記磁気センサは前記磁石の径方向の磁束を検出する、請求項4に記載のモータ。
  6. 前記磁気センサを支持するホルダと、
    前記軸受を支持するブラケットを収容するハウジングとを備え、
    前記ホルダと前記ブラケットは前記回転軸の方向に並んでいる、請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
  7. 前記磁気センサは前記回転軸の方向に延びた端子部を備え、
    前記磁気センサの端子部は前記ホルダに取り付けられている、請求項6に記載のモータ。
  8. 外部と電気的に接続される通電端子を備え、
    前記通電端子は前記ホルダに取り付けられている、請求項7に記載のモータ。
  9. 前記ホルダは単一の部材で形成されている、請求項8に記載のモータ。
  10. 前記複数の端子に電気的に接続される、導電性を有する板状部材を備え、
    前記磁気センサの端子部は複数の端子を備え、
    前記ホルダ内にある前記複数の板状部材はそれぞれ、回転軸方向にて並べて配置されている、請求項7に記載のモータ。
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