JP2018093401A - 映像監視装置、映像監視方法および映像監視システム - Google Patents
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【課題】映像監視システム内における使用帯域を大きく変化させることなく、重要な物体の監視を継続するために各カメラに必要なネットワークの帯域を配分することを目的とする。【解決手段】複数のカメラによって撮影物体を監視する映像監視システム内において、検出した撮影物体の重要度または他のカメラから受信した帯域変更要求に基づいて当該カメラの使用するネットワーク帯域を決定し、撮影物体がカメラの検出範囲外となる前に他のカメラを選定し、選定した他のカメラとの間でネットワーク帯域を調整する。【選択図】図1
Description
本発明は、映像監視装置、映像監視方法および映像監視システムに関する。
ネットワークカメラを監視カメラとして利用して遠隔監視を行い、撮影した映像を逐次サーバに送信する映像監視システムが広く実用化されている。
こうした映像監視システムにおいて、例えば、固定の撮影映像をサーバに保存し続けるだけではシステムの利用者が望む物体を撮影できない可能性がある。そのため、監視カメラに映像の解析機能を持たせて撮影領域内の物体を自動追尾する技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、映像監視システムではカメラが撮影した映像を常にサーバに送信するため、必要なネットワーク帯域が大きくなる。そのため、例えば、ネットワーク負荷の状況に応じてカメラがサーバに送信するデータの形式を動画と静止画とを切り替える技術が開示されている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1は撮影領域内にシステムの利用者が希望する物体を可能な限り捉えることを実現しているが、カメラが使用するネットワーク帯域についての制御は行っていない。そのため、物体が存在しない状況においても、設定情報に応じたデータをネットワーク上に送信し続けることになり、ネットワーク帯域の負荷が高くなるという課題がある。
また、特許文献2は、ネットワーク負荷に応じてカメラが送信するデータ形式を変更することでネットワーク負荷を低下させることを実現しているが、システム利用者にとって重要な物体を撮影しているカメラにおいてもデータ形式を変更してしまうという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、映像監視システム内における、使用帯域を大きく変化させることなく、重要な物体の監視を継続するために各カメラに必要なネットワーク帯域を配分することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の撮影装置は、他の撮影装置の情報および撮影物体の重要度を記憶する記憶手段と、映像の撮影を行う撮像手段と、前記撮像手段が撮影した前記映像から前記撮影物体を検出する撮影物体検出手段と、前記撮影物体検出手段が新たな撮影物体を検出した場合、当該検出した撮影物体の前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第1の帯域決定手段と、他の撮影装置からの帯域変更要求を受信する帯域変更要求受信手段と、前記帯域変更要求受信手段が前記帯域変更要求を受信した場合に、前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第2の帯域決定手段と、前記撮影物体検出手段で検出している前記撮影物体が前記撮影物体検出手段の検出範囲外となる前に前記他の撮影装置を選定する選定手段と、前記選定手段によって選定された撮影装置に帯域変更要求を送信する帯域変更要求送信手段と、前記帯域変更要求送信手段が前記帯域変更要求を送信した場合、前記重要度に基づき前記選定手段によって選定された撮影装置との間でネットワーク帯域の調整を行う帯域調整手段と、前記第1の帯域決定手段、前記第2の帯域決定手段および前記帯域調整手段の何れか1つが決定したネットワーク帯域に応じて前記撮像手段によって撮影した映像のデータを所定のデータ形式でデバイス制御装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、映像監視システム内において、各カメラ間で必要とするネットワーク全体の帯域を大きく変化させることなく、重要な物体の監視を継続するために各カメラに必要なネットワーク帯域を配分することが可能となる。
以下、本発明の実施形態による映像監視システムの一例について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
[第1の実施形態]
<映像監視システム全体の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る映像監視システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る映像監視システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
本システムは、複数台のカメラ100(例:カメラ100A、カメラ100B、カメラ100C)と、サーバ300から構成され、カメラ100およびサーバ300それぞれネットワーク200を介して接続される。
なお、図1に示す映像監視システムにおいては、カメラ100を3台、サーバ300を1つの場合を例示しているが、カメラ100およびサーバ300の台数は図示の例に限定されるものではない。これ以降ではカメラ100A、カメラ100B、カメラ100Cとサーバ300がネットワーク200を介して接続された構成を例に説明する。
<カメラ100の内部構成>
図2は、図1のカメラ100の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2は、図1のカメラ100の内部構成の一例を示すブロック図である。
ここでは、カメラ100Aを例として説明する。カメラ100Bおよびカメラ100Cも同様の構成である。
カメラ100Aは、ハードウェア構成として、CPU151、入力部152、表示部153、メモリ154、通信部155、および記憶部110等を備え、これらのハードウェアは内部バスで相互に接続されている。
CPU151はカメラ100全体の制御を司る。入力部152は、各種入力操作を行いカメラ100を操作するために、例えば、ボタン、タッチパネルなどを備えている。表示部153として、例えば、液晶モニタが用いられる。メモリ154はRAMおよびROM等である。
通信部155はLANに接続するためのインターフェースであって、他のカメラおよびサーバ300とデータ送受信を行う。
記憶部110には、ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下「OS」と呼ぶ:図示せず)、撮影部101、撮影物体検出部102、帯域決定部103、情報記憶部104、ネットワーク通信部105が記憶されるともに、他の機能に係るソフトウェアが記憶されている。なお、これらのソフトウェアはメモリ154に読み出されて、CPU151の制御により動作する。
撮影部101は、映像の撮影を行う機能部である。
撮影物体検出部102は、撮影部101が撮影した映像内に写り込んでいる特定の物体と、物体の移動方向を識別する機能部である。なお、撮影物体検出部102は、撮影領域内の物体が何であるかを認識することが可能であり、これにより特定の物体を識別する。例えば、カメラ100が監視カメラである場合は、特定の動きをする人物を検出して識別して、当該人物を追従する。
帯域決定部103は、サーバ300や他のカメラ(カメラ100B、カメラ100C)から帯域変更要求を受けた場合と、撮影物体検出部102が認識した物体のうち撮影物体重要度106(後述)に基づいて決定された監視対象が撮影領域にフレームインまたは撮影領域からフレームアウトして撮影領域内の監視対象が変更された場合に帯域の変更を行う機能部である。帯域決定部103は、サーバ300からの撮影開始の要求を受信すると、後述する帯域管理情報305および/または撮影物体重要度106に基づき、初期設定として使用する帯域を決定する。例えば、カメラ100は、カメラの台数に応じて均等に帯域を使用する。
監視対象の変更があった場合には、帯域決定部103が変更の要因となった監視対象の移動方向を予測して、他のカメラ(カメラ100Bまたはカメラ100C)から帯域変更要求先を選定する。選定した帯域変更要求先のカメラ100に対して後述する撮影物体重要度106に基づき帯域変更要求を送信し、カメラ100Aの帯域の変更を行う。帯域の変更は、サーバ300に送信する映像のデータ形式を変更することにより実現する。例えば、送信する映像のデータ形式を決定し、動画、静止画の間で変更することにより実現可能である。メタデータのように、時刻、検知したオブジェクトの種類や位置など記録したデータを送信してもよい。また、ネットワーク上に送信する映像のデータのサイズを小さくして帯域の使用量を削減できれば、例えば動画や静止画における解像度、圧縮率、色数などの変更によっても実現可能である。また、動画におけるフレームレートの変更によっても実現可能である。
情報記憶部104は、内部に保持しているデータの読み出しと、サーバ300や他のカメラ(カメラ100B、カメラ100C)から取得した情報の保存を行う機能部である。情報記憶部104が管理する情報は、後述する撮影物体重要度106、他カメラ情報一覧107、カメラ属性情報108の3つから構成される。
撮影物体重要度106、他カメラ情報一覧107の一例を図6、図7に示す。
図6はカメラ100の撮影物体重要度106の一例を示す図である。
撮影物体重要度106は、カメラ100Aが識別する物体の種類である物体種別と、カメラ100Aの使用帯域の決定に使用する重要度から構成され、後述するサーバ300が備えるカメラ管理部301によって設定される。なお、カメラ100Aの識別性能に応じて、物体種別は人物の服装や車の色などを含む構成であっても良い。
図示の例では、物体種別として人、車、犬、猫があり、それぞれ重要度が4、1、0、0として設定されている。
図7はカメラ100の他カメラ情報一覧107の一例を示す図である。
他カメラ情報一覧107は、カメラ識別情報とカメラ属性から構成される。
カメラ識別情報は、カメラ100Aがネットワーク200を通じてカメラ100B、カメラ100Cと通信を行う際に必要な情報である。図7では、IPアドレスとサブネットマスクを例示としているが、通信相手のカメラを一意に決定可能な情報であれば別の情報であっても良い。また、通信プロトコルにより構成を変更することも可能である。
カメラ属性はカメラ位置や撮影方位など、カメラ100の物理的な配置の情報から構成される。カメラ位置はカメラ100Aからカメラ100B、カメラ100Cの位置と方位を算出するために使用する情報である。なお、図7では、カメラ位置としてGPS座標の緯度と経度を例示したが、カメラ100Aからカメラ100B、カメラ100Cの相対的な位置(距離)と方位の情報による構成でもよい。また、撮影方位はカメラ100B、カメラ100Cの撮影方向から構成される。この撮影方位は、東西南北の4パターンではなく、より詳細に分割された方位や、方位角であってもよい。
図2の説明に戻り、カメラ属性情報108は、カメラの位置、撮影の向きなど物理的な配置の情報と、撮影解像度やフレームレートなど、サーバ300に送信するカメラ100Aの設定情報とから構成される。
ネットワーク通信部105は、サーバ300や他のカメラ(カメラ100B、カメラ100C)と通信部155を介した通信を制御し、記憶部110内に具備する他の機能部との通信を仲介するためのソフトウェアである。
<サーバ300の内部構成>
図3は、図1のサーバ300の内部構成の一例を示すブロック図である。
図3は、図1のサーバ300の内部構成の一例を示すブロック図である。
サーバ300は、ハードウェア構成として、CPU351、入力部352、表示部353、メモリ354、通信部355、および記憶部310等を備え、これらのハードウェアは内部バスで相互に接続されている。
CPU351はサーバ300全体の制御を司る。入力部352は、例えば、キーボードやマウスなどを備えている。表示部353として、例えば、液晶モニタが用いられる。メモリ354はRAMおよびROM等である。
通信部355はLANに接続するためのインターフェースであって、カメラ100とデータ送受信を行う。
記憶部310には、ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下「OS」と呼ぶ:図示せず)、カメラ管理部301、情報記憶部302、ネットワーク通信部303が記憶されるともに、他の機能に係るソフトウェアが記憶されている。なお、これらのソフトウェアはメモリ354に読み出されて、CPU351の制御により動作する。
カメラ管理部301は、各カメラ100から情報を取得する、また、各カメラ100の設定を行う機能部である。
情報記憶部302は、自身に保持しているデータの読み出しと、カメラ管理部301がカメラ100から取得した情報の保存を行う機能部である。情報記憶部302が記憶・管理する情報は、カメラ管理情報304、帯域管理情報305、監視データ306の3つである。
カメラ管理情報304は、カメラ100の撮影物体重要度106および全てのカメラ100のカメラ属性情報108から構成される。
帯域管理情報305は、ネットワーク全体で使用可能な帯域の値である。なお、カメラ100は、サーバ300からの撮影開始の要求を受信すると、この帯域管理情報305に基づき撮影を開始する。例えば、カメラ100が最初に使用する帯域は、受け取った帯域管理情報305をカメラの台数に応じて均等に使用する。あるいは帯域管理情報305とカメラ管理情報304を組み合わせて使用する帯域を決定し、使用する。
監視データ306は、カメラ100から受信したデータ(例:動画、静止画、メタデータ)である。
ネットワーク通信部303は、通信部355を介したカメラ100との通信を制御し、記憶部310内に具備する他の機能部との通信を仲介するためのソフトウェアである。
なお、サーバ300の機能部をカメラ100に内蔵することで、サーバ300が存在しないシステム構成も可能である。
<映像監視システムの処理フローについて>
第1の実施形態における映像監視システム全体の処理の流れを説明する。
第1の実施形態における映像監視システム全体の処理の流れを説明する。
図4は、サーバ300がカメラ100に撮影指示を行うまでの処理について説明するフローチャートである。これ以降、説明する一連の流れにより、カメラ100が撮影を行うまでを初期設定とする。
まず、サーバ300のカメラ管理部301が、ネットワーク200で接続されているカメラ100からカメラ属性情報108を収集し(ステップS101)、カメラ管理情報304に保存する(ステップS102)。
サーバ300は、全てのカメラ100(カメラ100A〜カメラ100C)からカメラ属性情報108を取得したか判断を行う(ステップS103)。
ステップS103でNoの場合、再度カメラ100のカメラ属性情報108を取得するまで、ステップS101〜ステップ102の処理を繰り返す。
ステップS103でYesの場合、サーバ300はカメラ管理情報304から全てのカメラ100の他カメラ情報一覧107を生成する(ステップS104)。
サーバ300のカメラ管理部301が各カメラ100に対して他カメラ情報一覧107および帯域管理情報305を送信する(ステップS105)。
サーバ300は、全てのカメラ100に対して他カメラ情報一覧107および帯域管理情報305を送信したか判断を行う(ステップS106)。
ステップS106でNoの場合、ステップS105に戻り、再度カメラ100に対して他カメラ情報一覧107、帯域管理情報305を送信する。
ステップS106でYesの場合、サーバ300のカメラ管理部301が全てのカメラ100に対して、撮影開始を要求する(ステップS107)。
サーバ300は全てのカメラ100に対して撮影開始を要求したか判断を行う(ステップS108)。
ステップS108がNoの場合、ステップS107に戻り、再度、撮影を開始していないカメラ100に撮影開始を要求する。ステップS108がYesの場合、フローを終了する。
以上により、本システムの初期設定が完了し、全てのカメラ100が撮影を開始する。
次に、カメラ100の監視処理を説明する。
<カメラ100の処理フローについて>
図5はカメラ100における帯域変更処理について説明するフローチャートである。ここではカメラ100Aを例とし、カメラ100Aはサーバ300から撮影開始要求を受信し、帯域決定部103が初期設定に応じて使用する帯域を決定し、決定した帯域で撮影を行っているとして説明する。
図5はカメラ100における帯域変更処理について説明するフローチャートである。ここではカメラ100Aを例とし、カメラ100Aはサーバ300から撮影開始要求を受信し、帯域決定部103が初期設定に応じて使用する帯域を決定し、決定した帯域で撮影を行っているとして説明する。
まず、カメラ100Aは、他のカメラ(カメラ100Bまたはカメラ100C)から帯域変更の要求を受信したかどうかを判断する(ステップS201)。
ステップS201でYesの場合、カメラ100Aは、帯域変更の要求に応じてカメラ100Aの帯域を変更し(ステップS206)、ステップS201に戻る。
ステップS201でNoの場合、撮影物体検出部102は、撮影映像のフレーム内の監視対象が変化したかどうかを判断する(ステップS202)。
ステップS202でNoの場合、ネットワーク通信部105は、サーバ300に撮影したデータを監視データ306として送信し(ステップS207)、ステップS201に戻る。
ステップS202でYesの場合、帯域決定部103は、撮影物体重要度106から変化した監視対象の重要度を取得し、複数ある監視対象について重要度の総和を計算して、カメラ100Aの使用すべき帯域を算出する(ステップS203)。ステップS203で算出した帯域に基づきサーバ300に配信するデータを変更する。
なお、帯域の算出方法については、本実施形態では監視対象となる全物体の重要度の総和に基づき算出しているが、監視対象の中で最大の重要度を基に算出してもよい。そのため、監視対象の中で最大の重要度を基に算出することで、他のカメラ(カメラ100Bやカメラ100C)が重要度の低い物体を多数撮影している場合においても、カメラ100Aが重要度の高い監視対象の物体を撮影している場合は、カメラ100Aの使用帯域の増加させることが可能である。
また、特定の物体が撮影されている場合は重要度を固定の値に変更してもよい。例えば、建物内部の監視警備において、警備員が撮影領域に存在していて、カメラによる監視が不要な場合に、使用帯域を減少させることにより減少させた分のネットワーク帯域を他の監視対象となる物体を監視しているカメラに割り当てることが可能である。
帯域決定部103は、カメラ100Aの使用帯域をステップS203で算出した帯域に変更するため、帯域変更を要求する他カメラを選定し(ステップS204)、選定したカメラに対して要求を送信する(ステップS205)。
カメラ100Aの使用帯域を増加させる場合と減少させる場合では、帯域変更を要求するカメラの選定方法が異なる。
本実施形態においては、カメラ100Aの帯域を増加させる場合、帯域決定部103は、他カメラ情報一覧107に基づき、監視対象となる物体がフレームインした直後の動きと逆の方向にあり、監視対象との距離が最も遠いカメラを帯域変更要求先として選定する。
また、カメラ100Aの帯域を減少させる場合、帯域決定部103は、他カメラ情報一覧107を基に、監視対象となる物体がフレームアウトする直前の動きと同じ方向にあり、監視対象との距離の最も近いカメラを帯域変更要求先として選定する。
上記の帯域決定部103により、監視対象となる物体がフレーム内に進入した場合には帯域を増加して、監視対象となる物体がフレーム外に出た場合は、次に物体を撮影する可能性の高いカメラの帯域を増加させることが出来る。
なお、帯域変更の要求先は、本実施形態ではカメラの方位と監視物体との距離のみで選定しているが、カメラの向き(カメラのスペック・性能)や解像度などの情報も含めて選定してもよい。また、複数の情報を用いて選定を行う場合は、各情報に重み付けを行ってもよい。情報に重み付けを行うことで、例えば、1台だけ解像度の高いカメラがシステム内に存在するような場合に、選定先に偏りが発生することを防ぐことが可能である。
最後に自カメラ(カメラ100A)の使用する帯域を変更し(ステップS206)、ステップS201に戻る。
<撮影物体が複数のカメラの撮影領域間を移動する際の各カメラ間の連携について>
映像監視システムにおいて、監視処理を開始後、物体がカメラ100Aの撮影領域にフレームインしてから、カメラ100Aの撮影領域からフレームアウトし、カメラ100Bの撮影領域にフレームインする場合の処理の流れを説明する。
映像監視システムにおいて、監視処理を開始後、物体がカメラ100Aの撮影領域にフレームインしてから、カメラ100Aの撮影領域からフレームアウトし、カメラ100Bの撮影領域にフレームインする場合の処理の流れを説明する。
図8はカメラ100A、カメラ100B、カメラ100Cと、撮影物体400の位置関係を表した図である。撮影物体400は、撮影物体重要度106に基づき決定された監視対象となる物体であり、カメラ100Aの撮影領域の外からカメラ100Aの撮影領域に向かって移動している。このとき、カメラ100A、カメラ100B、カメラ100Cは撮影物体400を撮影していないため、カメラ属性情報108の設定に従い、サーバ300に監視データを送信する。
図9は、図8の撮影物体400がカメラ100Aの撮影領域にフレームインした際の位置関係を表した説明図である。
撮影物体400がカメラ100Aの撮影領域にフレームインすると、カメラ100Aは撮影物体400の種別を識別し、撮影物体重要度106から自カメラが使用すべき帯域を算出する。次に帯域の変更要求先を選定する。カメラ100Aは、撮影物体400を撮影している状態に遷移したため、使用帯域を増加させる。そのため、他カメラ情報一覧107に基づき、撮影物体400がカメラ100Aにフレームインした直後の動きと逆の方向にあり、距離の最も遠いカメラ100Cを帯域変更要求先として選定する。カメラ100Aはカメラ100Cに対して帯域の減少を要求し、自カメラの使用帯域を増加させる。
図10は、図9の撮影物体400がカメラ100Aの撮影領域に留まっている際の位置関係を表した説明図である。
監視している物体(撮影物体400)が変化しないため、カメラ100A、カメラ100B、カメラ100Cはカメラ属性情報108の設定に従い、サーバ300に監視データを送信する。
図11は、図10の撮影物体400がカメラ100Aの撮影領域からフレームアウトした際の位置関係を表した説明図である。撮影物体400がカメラ100Aの撮影領域からフレームアウトすると、カメラ100Aは撮影物体400の種別と撮影物体重要度106から、自カメラが使用すべき帯域を算出する。次に帯域の変更要求先を選定する。カメラ100Aは、撮影物体400が撮影領域の外に移動したことにより撮影物体400を撮影していない状態に遷移したため、使用帯域を減少させる。そのため、他カメラ情報一覧107に基づき、撮影物体400がカメラ100Aからフレームアウトする直前の動きと同じ方向にあり、撮影物体400と最も距離が近いカメラ100Bを帯域変更要求先として選定する。カメラ100Aはカメラ100Bに対して帯域の増加を要求し、自カメラの使用帯域を減少させる。
なお、図11では、カメラ100Aはカメラ100Aの撮影領域から撮影物体400がフレームアウトした後も同方向に動き続けることを予測して、カメラ100Bの使用帯域を増加させている。しかし、撮影物体400が予測と異なる動きをして、カメラ100Aやカメラ100Cの撮影領域にフレームインした場合は、図9を用いて説明したカメラ100Aの撮影領域にフレームインした際と同様の処理を実施して、自カメラの帯域を増加させる。
以上のように、映像監視システム内の複数のカメラ100各々が自カメラで使用する帯域を互いに調整することで、映像監視システム内のカメラが必要とする帯域を使用できないネットワーク環境において、ネットワーク全体が使用する帯域を変化させることなく、重要な物体を撮影しているカメラに必要なネットワーク帯域を配分することが出来る。
また、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して処理を実行することによっても達成することができる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されるように構成してもよい。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれたあと、このプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU当が実際の処理の一部または全部を実行し、その処理に応じて上述した実施形態が実現される場合も含んでいる。
なお、プログラムコードを供給するため、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CDやDVDに代表される光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM当の記憶媒体を用いることができる。または、プログラムコードは、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
100A, 100B, 100C:カメラ
101:撮影部
102:撮影物体検出部
103:帯域決定部
104:情報記憶部
105:ネットワーク通信部
106:撮影物体重要度
107:他カメラ情報一覧
108:カメラ属性情報
200:ネットワーク(LAN)
300:サーバ
301:カメラ管理部
302:情報記憶部
303:ネットワーク通信部
304:カメラ管理情報
305:帯域管理情報
306:監視データ
400:撮影物体
101:撮影部
102:撮影物体検出部
103:帯域決定部
104:情報記憶部
105:ネットワーク通信部
106:撮影物体重要度
107:他カメラ情報一覧
108:カメラ属性情報
200:ネットワーク(LAN)
300:サーバ
301:カメラ管理部
302:情報記憶部
303:ネットワーク通信部
304:カメラ管理情報
305:帯域管理情報
306:監視データ
400:撮影物体
Claims (15)
- 他の撮影装置の情報および撮影物体の重要度を記憶する記憶手段と、
映像の撮影を行う撮像手段と、
前記撮像手段が撮影した前記映像から前記撮影物体を検出する撮影物体検出手段と、
前記撮影物体検出手段が新たな撮影物体を検出した場合、当該検出した撮影物体の前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第1の帯域決定手段と、
他の撮影装置からの帯域変更要求を受信する帯域変更要求受信手段と、
前記帯域変更要求受信手段が前記帯域変更要求を受信した場合に、前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第2の帯域決定手段と、
前記撮影物体検出手段で検出している前記撮影物体が前記撮影物体検出手段の検出範囲外となる前に前記他の撮影装置を選定する選定手段と、
前記選定手段によって選定された撮影装置に帯域変更要求を送信する帯域変更要求送信手段と、
前記帯域変更要求送信手段が前記帯域変更要求を送信した場合、前記重要度に基づき前記選定手段によって選定された撮影装置との間でネットワーク帯域の調整を行う帯域調整手段と、
前記第1の帯域決定手段、前記第2の帯域決定手段および前記帯域調整手段の何れか1つが決定したネットワーク帯域に応じて前記撮像手段によって撮影した映像のデータを所定のデータ形式でデバイス制御装置へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。 - 前記第1の帯域決定手段、前記第2の帯域決定手段および前記帯域調整手段は、前記撮影装置が使用すべき帯域を前記撮影物体検出手段が検出した監視対象となる全物体の前記重要度の総和に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記第1の帯域決定手段、前記第2の帯域決定手段および前記帯域調整手段は、前記撮影物体検出手段が特定の物体を検出している場合、前記特定の物体の前記重要度を固定値とし、前記特定の物体に使用する分のネットワーク帯域を他の撮影物体を撮影している自装置または他の撮影装置に割り当てることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮影装置。
- 前記選定手段は、前記他の撮影装置の撮影性能に応じて帯域変更を要求する他の撮影装置を選定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮影装置。
- 前記選定手段は、前記他の撮影装置の位置や向き、撮影性能に重み付けされた情報を用いて帯域変更を要求する他の撮影装置を選定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮影装置。
- 前記所定のデータ形式は、動画、静止画またはメタデータの何れか1つの形式であり、
前記送信手段は前記所定のデータ形式を選択することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の撮影装置。 - 複数の請求項1乃至請求項6の何れか1項の撮影装置と、ネットワークを介して前記撮影装置に接続されたデバイス制御装置から構成される映像監視システムであって、
前記デバイス制御装置は、
前記撮影装置に関する情報を収集する収集手段と、
前記収集手段が収集した前記撮影装置に関する情報および撮影物体の重要度を管理する管理手段と、
前記複数の撮影装置に前記撮影装置に関する情報および前記重要度を送信する送信手段と、
前記複数の撮影装置から映像のデータを所定のデータ形式で受信する受信手段と、を備え、
前記撮影装置は、前記デバイス制御装置から受信した前記他の撮影装置の情報に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する帯域決定手段をさらに備えることを特徴とする映像監視システム。 - 前記デバイス制御装置は、前記複数の撮影装置に関する情報を管理する撮影装置管理情報、前記使用できるネットワーク帯域である帯域管理情報および/または前記受信手段が前記複数の撮影装置から受信した前記データを記憶する第2の情報記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の映像監視システム。
- 前記デバイス制御装置の機能が前記撮影装置に内蔵された請求項7または請求項8に記載の映像監視システム。
- 他の撮影装置の情報および撮影物体の重要度を記憶する記憶ステップと、
映像の撮影を行う撮像ステップと、
前記撮像ステップで撮影した前記映像から前記撮影物体を検出する撮影物体検出ステップと、
前記撮影物体検出ステップで新たな撮影物体を検出した場合、当該検出した撮影物体の前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第1の帯域決定ステップと、
帯域変更要求受信ステップで前記他の撮影装置から前記帯域変更要求を受信した場合に、前記重要度に基づき当該撮影装置が使用するネットワーク帯域を決定する第2の帯域決定ステップと、
前記撮影物体検出ステップで検出している前記撮影物体が検出範囲外となる前に前記他の撮影装置を選定する選定ステップと、
帯域変更要求送信ステップで前記選定した撮影装置へ前記帯域変更要求を送信した場合に、前記重要度に基づき前記他の撮影装置との間でネットワーク帯域の調整を行う帯域調整ステップと、
前記第1の帯域決定ステップ、前記第2の帯域決定ステップおよび前記帯域調整ステップの何れか1つで決定したネットワーク帯域に応じて前記撮像ステップで撮影した映像のデータを所定のデータ形式でデバイス制御装置へ送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする撮影方法。 - 前記第1の帯域決定ステップ、前記第2の帯域決定ステップおよび前記帯域調整ステップは、前記撮影装置が使用すべき帯域を前記撮影物体検出ステップで検出した監視対象となる全物体の前記重要度の総和に基づいて決定することを特徴とする請求項10に記載の撮影方法。
- 前記第1の帯域決定ステップ、前記第2の帯域決定ステップおよび前記帯域調整ステップは、前記撮影物体検出ステップで特定の物体を検出している場合、前記特定の物体の重要度を固定値とし、前記特定の物体に使用する分のネットワーク帯域を他の撮影物体を撮影している自装置または他の撮影装置に割り当てることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の撮影方法。
- 前記選定ステップは、前記他の撮影装置の撮影性能に応じて帯域変更を要求する他の撮影装置を選定することを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れか1項に記載の撮影方法。
- 前記選定ステップは、前記他の撮影装置の位置や向き、撮影性能に重み付けされた情報を用いて帯域変更を要求する他の撮影装置を選定することを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れか1項に記載の撮影方法。
- 前記所定のデータ形式は、動画、静止画またはメタデータの何れか1つの形式であり、
前記送信ステップは前記所定のデータ形式を選択することを特徴とする請求項10乃至請求項14の何れか1項に記載の撮影方法。
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