JP2018091319A - 合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造 - Google Patents

合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 合成樹脂製オイルパン10の外側面側からドレンナット11を簡単に組付可能とする。アンダーカットを解消して、オイルパン10の製造コストを低減する。【解決手段】 ドレンナット11は、ドレンプラグ12が締結される雌ねじ部13が形成された六角形のナット部15と、円筒部14と、両者間の大径部16と、を有する。オイルパン10の外側面に、ナット部15が嵌合する非円形のナット嵌合部31を備える。ナット嵌合部31の底面に開口形成された段部32と大径部16との間にOリング34が介装される。円筒部14は、オイルパン10の内側面に並設された複数の片部37からなる円筒嵌合部38の内部に嵌合する。円筒部14の先端に設けられた鍔部21に、複数の片部37の先端が係止することで、ドレンナット11が軸方向に固定される。【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関や自動変速機のオイルパン等として好適な合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造に関する。
例えば内燃機関のオイルパンは、一般には鋼板製のものが多く用いられているが、近年、FRP等の合成樹脂製オイルパンの利用が試みられている。内燃機関のオイルパンには、内部からオイルを排出するために着脱可能なねじ式のドレンプラグが必要である。その一例として、特許文献1には、合成樹脂製オイルパンに雌ねじ部を有する金属製のドレンナットをオイルパンの内側面側より組み付け、このドレンナットにドレンプラグをオイルパンの外側面側から螺着する構成が開示されている。
すなわち、この特許文献1では、ドレンナットが六角形のナット部を有する円筒状をなしており、合成樹脂製オイルパンの内側面側に形成した六角形のナット嵌合部に上記ナット部を嵌合させることによって回転を規制するとともに、オイルパンを貫通した円筒状部分にドレンプラグをオイルパンの外側面側より締結することで、ドレンナットをオイルパンに保持する構成となっている。
合成樹脂製カバーとドレンナットとの間はOリングによって径方向にシールされており、このOリング以外の部分では合成樹脂製カバーとドレンナットとの間には径方向に微小間隙が確保されている。従って、Oリングの弾性による自己センタリング作用により合成樹脂製カバーとドレンナットとが同心状に配置され、Oリングの全周に亘って良好なシール性が得られる。
特開2012−255373号公報
しかしながら、上記の取付構造では、ドレンナットをオイルパンの内側面側より組み付けて、このドレンナットを脱落しないように仮保持した状態でドレンプラグを締結する必要があり、組付作業が繁雑である。特に、オイルパンの内側面側はオイルを貯留するための箱形の立体形状をなしているとともにバッフルプレートやオイルストレーナ等の周辺部品が付近に配置されるために、組付作業用の工具を配置するための十分なスペースの余裕がなく、作業性が悪い。
上記の特許文献1では、ドレンプラグの脱着時の作業性を考慮して、ドレンナットをナット嵌合部に抜け止めするようにした実施例も記載されている。すなわち、ナット嵌合部の先端に内側へ向かって突出する係合突起を設け、この係合突起をナット部の上端縁に係合させることで、抜け止め保持している。
しかしながら、合成樹脂製オイルパンの内側面に凹設されたナット嵌合部の底面には一回り小さい貫通孔が貫通形成されており、このナット嵌合部の先端に内側へ向けて突出する係合突起を設けると、ナット嵌合部の上下で径方向内方へ突出する部分が生じることとなり、離型が困難ないわゆるアンダーカットを生じるため、合成樹脂製オイルパンを成形する際の金型構造が複雑となり、生産コストが嵩んでしまう。
本発明は、合成樹脂製カバーに金属製のドレンナットが保持されてなる合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造に関する。上記ドレンナットは、外周面が非円形をなし、中心に、ドレンプラグが螺合する雌ねじ部が貫通形成されたナット部と、上記ナット部と同心状の円筒状をなす円筒部と、上記ナット部と円筒部との間に同軸状に設けられ、外径が上記円筒部よりも大きく上記ナット部よりも小さい円筒状をなす大径部と、を有している。上記合成樹脂製カバーは、当該合成樹脂製カバーの外側面に一端が開口し、上記ナット部が嵌合する非円形のナット嵌合部と、上記ナット嵌合部の底面に一端が開口し、内周面が円筒面をなす段部と、この段部の底面に一端が開口する貫通孔の周囲を囲うように、周方向に所定の間隙を介して上記合成樹脂製カバーの内側面に環状に並設された複数の片部からなる円筒嵌合部と、を有している。
上記段部の内周面と上記大径部の外周面との間には、両者を径方向にシールするOリングが配設されている。そして、上記円筒部の先端に、径方向外方へ張り出して、上記複数の片部の先端を係止する鍔部が設けられている。
従って、ドレンナットを合成樹脂製カバーの外側面に開口するナット嵌合部に差し込み、適宜な工具等を用いてドレンナットを押し込んでいくことにより、複数の片部の先端を鍔部に係止させて、ドレンナットを合成樹脂製カバーに対して軸方向に抜け止めされた状態に保持させることで、ドレンナットを合成樹脂製カバーに簡単に取りつけることができる。また、ドレンナットを合成樹脂製カバーの外側面側から取り付ける構造としたため、内側面側から装着する場合に比して、周囲の形状も簡素であるために、工具を配置するための十分なスペースの余裕があり、作業性にも優れている。更に、ドレンナットとドレンプラグの双方が合成樹脂製カバーの外側面側から装着する構造であるため、例えばドレンプラグを装着した状態のドレンナットを合成樹脂製カバーに取り付けることも可能である。
また、ドレンナットを合成樹脂製カバーの外側面側から取り付ける構造とすることで、ドレンナットを取りつける部分の合成樹脂製カバーの構造が、外側面側から内側面側へ向かって徐々に内周側の径方向寸法が縮小する構造、つまり外側面側から順に、ナット嵌合部,段部,円筒嵌合部(貫通孔)の順に内径が徐々に縮小する構造となることから、合成樹脂製カバーを成形する際に、離型が困難となる凸形状や凹形状のアンダーカットを生じることがなく、製造コストを削減することができる。
本発明の好ましい一つの態様では、上記円筒部には、内周面から外周面へ貫通するドレン孔が、直径方向に互いに対向する少なくとも二箇所に形成されている。この構成により、ドレンプラグを外して合成樹脂製カバー内の流体(例えば、オイル)を排出する際に、このドレン孔の位置から流体を排出することができるために、排出後にカバー内に残存する流体の残存量を十分に低減することができる。また、直径方向に互いに対向する少なくとも二箇所にドレン孔を設けることで、ドレンナットを合成樹脂製カバーに組み付ける際の回転方向の位置にかかわらず、少なくとも一方のドレン孔が下側寄りに位置することとなり、上記の残存量低減効果が得られる。従って、ドレンナットを合成樹脂製カバーに組み付ける際に回転方向の位置決めを行なう必要がない。
また、本発明の好ましい一つの態様では、上記複数の片部の先端には、径方向内方へ突出する爪部が設けられ、上記爪部の内周面と上記鍔部の外周面とは、先端へ向かうに従って径方向内方へ傾斜するテーパ面をなしている。従って、ドレンナットの組付時にドレンナットを合成樹脂製カバーの外側面側より差し込んで押し込んでいったときに、爪部と鍔部のテーパ面同士が摺接して、テーパ面に沿う形で片部を容易に拡径方向へ変形させることができ、圧入作業を比較的容易に行なうことができる。
さらに、本発明の好ましい一つの態様では、上記ドレンナットは、上記ナット部と上記ナット嵌合部との間の微小間隙を上記合成樹脂製カバーの外側面側から覆うように、上記ナット部の外周面から外周側へ張り出した第2の鍔部をさらに有する。さらに好ましくは、上記合成樹脂製カバーの外側面に、上記第2の鍔部の外周縁が嵌合する凹部が形成されている。この凹部は、一つの例では、上記合成樹脂製カバーの外側面に上記第2の鍔部の外形に沿って突出形成された突条部によって構成することができる。
このように第2の鍔部を備えることによって、ナット部とナット嵌合部との間における微小間隙を通したダストや異物の侵入が抑制される。そのため、ダストや異物の付着によるOリングのシール性悪化を防止できる。第2の鍔部が凹部内に嵌合した構成とすれば、ダストや異物の侵入がより確実に抑制される。特に凹部を突条部によって構成すれば、合成樹脂製カバーの外側面を異物や液滴等が伝わって落ちてきたような場合に、第2の鍔部との間に侵入しにくくなる。
本発明によれば、ドレンナットを合成樹脂製カバーの外側面側から簡単に装着することが可能である。また、ドレンナットが嵌合する部分の合成樹脂製カバーの構造が、外側面側から内側面側へ向かって徐々に内周側の径方向寸法が縮小する構造としているために、アンダーカットを生じることがなく、製造コストを削減することができる。
この発明をオイルパンのドレンナットに適用した一実施例を示す断面図。 図1のA部を拡大して示す拡大図。 ドレンナットをオイルパンに組み付けた状態で示す斜視図。 本実施例の各部品を分解して示す斜視図。 ドレンナットの組付工程を示す説明図。 オイルパンの外側面が水平面とほぼ平行な場合における、オイル排出後にオイルパン内に残存する油面の高さを示す説明図。 オイルパンの外側面が水平面に対して傾斜している場合における、オイル排出後にオイルパン内に残存する油面の高さを示す説明図。 第2実施例のドレンナット取付構造を示す斜視図。 第2実施例におけるドレンナットを示す斜視図。 第2実施例におけるオイルパン側の構成を示す斜視図。 ドレンナットを取り付けた状態の断面斜視図。 ドレンナットにドレンプラグを装着した状態の斜視図。 第2の鍔部を四角形とした第3実施例の斜視図。 第2の鍔部を円形とした第4実施例の斜視図。 第2実施例においてオイルパン内に残存する油面の高さを示す説明図。
以下、この発明に係るドレンナット取付構造を自動車用内燃機関の底部に設けられる合成樹脂製カバーとしてのオイルパンに適用した一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、オイルパン10の底部にオイル排出のためにドレンプラグ12が着脱可能に装着されるドレンナット11を配置したドレンナット取付構造を示した断面図である。図2は、図1のA部を拡大して示す断面図である。
図1〜図4を参照して、オイルパン10は、例えばポリアミド系の繊維強化合成樹脂のような強度ならびに剛性の高い合成樹脂材料にて一体に射出成形されている。このオイルパン10の底壁の適宜位置、一般的には、車載状態で最も低位となる位置に、金属製のドレンナット11が装着され、このドレンナット11に、金属製のドレンプラグ12が締結されている。
ドレンナット11は、中心に雌ねじ部13が貫通形成されているとともに、この雌ねじ部13と同心状をなす円筒部14を有し、かつこの円筒部14の一端に、外周面の断面形状が六角形をなすナット部15が設けられている。円筒部14とナット部15との間には、円筒部14よりも外径の大きい円筒状をなす2つの大径部16,17が同軸状かつ階段状に形成されている。つまり、円筒部14からナット部15へ向かうに従って、円筒部14,第1大径部16,第2大径部17の順に外径が段階的に大きくなるように形成されている。
円筒部14及び大径部16,17の外周面は円筒面をなし、円筒部14と第1大径部16との間の段差面18,第1大径部16と第2大径部17との間の段差面19,及び第2大径部17とナット部15との間の段差面20は、いずれも雌ねじ部13の中心線に直交する平面をなしている。
円筒部14の先端には、径方向外方へ張り出した鍔部21が設けられている。この鍔部21は、断面台形状(あるいは三角形状)をなし、その外周面が先端へ向かうに従って径方向内方へ傾斜するテーパ面22をなし、かつ、円筒部14に接続する根元側のストッパ面21Aが雌ねじ部13の中心線に直交する平坦な平面として構成されている。また、円筒部14には、直径方向に互いに対向する二箇所に、この円筒部14の周壁部分を内周面から外周面へ貫通する2つのドレン孔23が貫通形成されている。ドレン孔23は、円筒部14のうちで比較的ナット部15寄りの位置に形成されている。
上記ドレンナット11に組み合わされる金属製のドレンプラグ12は、上記雌ねじ部13に螺合する雄ねじ部25を有するとともに、六角形の頭部26を有し、かつこの頭部26の基部に円形に拡がったフランジ部27を有している。このフランジ部27の端面つまりフランジ面は、上記雌ねじ部13が形成された孔の径よりも大径である。そして、このドレンプラグ12は、雄ねじ部25の外周に円環状のガスケット28を装着した状態でドレンナット11に締結される。
ガスケット28としては、例えば塑性変形可能な銅などの比較的軟質な金属からなる平坦な金属製シールワッシャが用いられるが、非金属のガスケットなど他の形式のガスケットを用いることも勿論可能である。このガスケット28は、互いに剛性の高いドレンナット11のナット部15の端面とドレンプラグ12のフランジ面との間で狭圧される。
オイルパン10は、車外に露出する外側面(換言すればオイルパン底壁の下面)に、ドレンナット11のナット部15に対応した非円形の多角形状、つまり六角形の壁部からなるナット嵌合部31が開口形成されている。ナット嵌合部31は、オイルパン10の厚肉な底壁に六角形に窪んだ凹部として凹設されている。ナット嵌合部31の六角形の対向する2辺の間隔は、ここに嵌合するナット部15の2辺の間隔よりも僅かに大きく設定されている。従って、両者は径方向に微小間隙D1を残した状態で嵌合する。
ナット嵌合部31の底面31Aには、円筒形の段部32が開口形成されている。この段部32は、ナット嵌合部31の底面31Aと平行な段部底面32Aと、円筒面をなす内周面と、を有する。この段部32の直径は、ここに嵌合する第2大径部17の直径よりも僅かに大きく、かつ第1大径部16の直径よりもはるかに大きく設定されている。従って、第1大径部16と段部32との間には比較的大きな環状の空間(Oリング収容部33)が形成され、この空間に後述するOリング34が配設される。また、第2大径部17と段部32との間には、微小間隙D2が確保されている。なお、段部32の直径は、図示例ではナット嵌合部31の六角形の対向する2辺の間隔よりも小さくなっているが、2辺の間隔と実質的に等しい直径とすることも可能である。
また、オイルパン10へドレンナット11を組み付ける際の作業性を考慮して、ナット嵌合部31と段部32とのコーナー部には斜めに傾斜もしくは湾曲する面取り部35が形成されている。
段部32の底面32Aには、更に、段部32と同心状の貫通孔36が開口形成されている。そして、この貫通孔36の周囲を囲うように、オイルパン10の内側面には、周方向に所定の間隙を介して環状に並設された複数の片部37からなる円筒嵌合部38が設けられている。各片部37は、オイルパン10の内側面(つまり、オイルパン底壁の上面)からほぼ直角に折曲するように起立しており、僅かに内方へ傾斜しつつ上方へ突出する帯状をなしている。また、複数の片部37からなる円筒嵌合部38が全体としてほぼ円形の内周面を構成するように、各片部37は所定の曲率を以て周方向に湾曲しており、この円筒嵌合部38の内側に上記の円筒部14が嵌合する。
各片部37の先端には、径方向内方へ突出する爪部39が設けられている。爪部39は、断面ほぼ逆三角形状をなし、爪部39の内周面には、上記の鍔部21の外周面と同様、先端へ向かうに従って径方向内方へ傾斜するテーパ面40が形成されている。また、爪部39の先端面41は、オイルパン10の底壁の両側面と平行な平面をなしている。
ドレンナット11がナット嵌合部31に嵌合した状態では、ドレンナット11の第1大径部16をオイルパン10の段部32が覆う形となり、これによって、円環状に連続した空間であるOリング収容部33がオイルパン10とドレンナット11との間に形成される。このOリング収容部33は、断面矩形をなし、段部32の内周面と、第1大径部16の外周面と、オイルパン10側の段部底面32Aと、ドレンナット11側の段差面19と、の4つの面に囲まれている。このOリング収容部33内に収容されるOリング34は、シリコーンゴム等からなる一般的なOリングであり、組付状態では、段部32の内周面と第1大径部16の外周面との間に圧縮状態で挟み込まれており、両者の間を径方向にシールしている。
図5は、オイルパン10へのドレンナット11の組付手順を示している。図5(a)に示すように、ドレンナット11の段部32にOリング34を嵌合させた状態で、図5(b)に示すように、このドレンナット11をオイルパン10の外側面側よりナット嵌合部31へ差し込んでいく。そして、図5(c)に示すように、ドレンナット11の先端の鍔部21の外周面に形成されたテーパ面22が、片部37の先端の爪部39の内周面に形成されたテーパ面40に当接し、更に、エアーシリンダー等の適宜な工具42を用いてドレンナット11を押し込んでいくと、ドレンナット11のテーパ面22が片部37のテーパ面40を押し開くようにして、合成樹脂材料からなる片部37が拡径方向に弾性変形する。そして、図5(d)に示すように、片部37の先端の爪部39がドレンナット11の先端の鍔部21を乗り越えると、拡径方向に変形していた爪部39が縮径方向へ復元して、爪部39が鍔部21の下側へと嵌り込む。この状態では、図2にも示すように、鍔部21のストッパ面21Aと爪部39の先端面41とが微小間隙D3を介して対向し、鍔部21のストッパ面21Aによって複数の片部37の先端面41が軸方向に係止された状態、つまりドレンナット11がオイルパン10に対して抜け止めされた状態に保持される。このようにドレンナット11をオイルパン10に対して差し込むだけで組付可能な、いわゆるスナップフィット方式の簡素な組付構造となっている。
このように本実施例では、ドレンナット11をオイルパン10の外側面側から装着するようにしたため、オイルパン10の内側面側から装着する場合に比して、オイルパン10の外側面側は周囲の形状も簡素であるために、組付作業用の工具42を配置するためのスペース的な余裕も多く、作業性に優れている。また、ドレンナット11とドレンプラグ12の双方ともにオイルパン10の外側面側から装着する構造であるため、例えばドレンプラグ12を組み付けた状態のドレンナット11をオイルパン10に取り付けることも可能である。
このようにドレンナット11をオイルパン10の外側面側から取り付ける構造とすることで、ドレンナット11を取り付ける部分のオイルパン側の構造が、外側面側から内側面側へ向かって徐々に内周側の径方向寸法が縮小する構造、つまり外側面側から順に、ナット嵌合部31,段部32,円筒嵌合部38,及び爪部39の順に内径が徐々に縮小する構造となる。従って、合成樹脂製のオイルパン10を成形する際に、離型が困難となる凸形状や凹形状のアンダーカットを生じることがなく、製造が容易で製造コストを削減することができる。
径方向の各部の寸法関係として、ドレンナット11をオイルパン10に組み付けた組付状態では、ドレンナット11とオイルパン10とは、実質的にOリング34の部分でのみ接触し、その他の部位、つまり、ナット部15とナット嵌合部31、第2大径部17と段部32、及び円筒部14と円筒嵌合部38の間には、それぞれ適宜な間隙が確保されている。従って、ドレンナット11はドレンプラグ12とともに、上記の間隙の範囲内で半径方向に移動可能であり、Oリング34の弾性によってドレンナット11の自己センタリングがなされる。つまり、ドレンナット11はドレンプラグ12とともに段部32の内周面に対し常に同心位置となり、段部32の内周面と第1大径部16の外周面との間の半径方向の間隔が全周に亘って常に一定となる。従って、Oリング34の全周に亘って良好なシール性が得られ、例えば合成樹脂製オイルパン10とドレンナット11との間の相対的な熱膨張等があっても、オイルの滲みや漏れが生じることがない。
一方、軸方向の各部の寸法関係としては、仮にドレンナット11のナット部15の段差面20がナット嵌合部31の底面31Aに接しているときに、鍔部21のストッパ面21Aと爪部39の先端面41とが微小間隙D3を介して対向するように設定されている。従って、各部の寸法が多少ばらついても、オイルパン10の底壁が過剰な圧縮荷重を受けることはない。また、上記の微小間隙D3の範囲でドレンナット11はオイルパン10に対して移動可能ではあるものの、Oリング34が径方向に圧縮状態でドレンナット11とオイルパン10との間に挟持されているために、実際にはドレンナット11がオイルパン10に対して軸方向にぐらつくことはない。
ドレンプラグ12は、所定の基準の締結トルクでもってドレンナット11に締結される。ドレンプラグ12とドレンナット11との間は、ドレンプラグ12のフランジ面とドレンナット11の端面との間で狭圧されるガスケット28によって軸方向にシールされる。ドレンプラグ12とドレンナット11とはいずれも金属製で剛性が高いので、シールに必要な軸力を確実に与えることができ、良好なシール性が得られる。また、この軸力がオイルパン10に作用することはなく、オイルパン10の底壁が圧縮荷重を受けることはない。
次に、図6及び図7を参照して、オイル排出時にオイルパン10内に残存するオイルのオイル残存量について説明する。
図6は、車両搭載姿勢におけるオイルパン10の底壁が水平面とほぼ平行に配置されて、オイルパン10内の油面が水平面とほぼ平行となる例を示している。仮にドレン孔23を設けない場合、油面H0はドレンナット11の先端付近となり、オイル残存量が増加してしまう。これに対して本実施例のように、円筒部14の途中、特にナット部15寄りの位置にドレン孔23を貫通形成した場合、このドレン孔23を通してオイルを排出することができるため、油面H1がドレン孔23の付近まで低下する。従って、油面H1が上記の油面H0に対して十分に低い位置となり、オイル残存量を十分に低減することができる。
図7は車両搭載姿勢におけるオイルパン10の底壁が水平面に対して傾斜して配置されて、オイルパン10内の油面が水平面に対して傾斜する例を示している。この場合であっても同様に、仮にドレン孔23が存在しない場合、油面H2はドレンナット11の先端部分となり、オイル残存量が増加してしまう。これに対して本実施例のように、円筒部14の途中にドレン孔23を形成した場合には、やはり油面H3がドレン孔23の付近まで低下するため、オイル残存量を十分に低減することができる。
更に本実施例では、直径方向に互いに対向する二箇所にドレン孔23を形成しているために、オイルパン10に対してドレンナット11を組み付ける際の回転方向の位置にかかわらず、一方のドレン孔23が下側寄りに位置することとなり、オイル排出時に残存する油面高さを十分に低く抑制することができる。従って、オイルパン10にドレンナット11を組み付ける際に、回転方向の位置を特定する必要がない。
なお、ドレン孔23の個数は2個に限らず、3個以上設けるようにしても良い。また、ドレン孔23の形状は円形に限らず、例えば周方向に長い長孔形状としても良い。
上記実施例においては、ドレンナット11のナット部15として六角形のものを示したが、このナット部15は、ドレンナット11をオイルパン10に対し回転しないように保持できる形状であれば、どのような形状であってもよい。例えば、四角形,星形などの形状であっても良く、あるいはセレーションやスプライン状の凹凸形状等とすることもできる。
次に、図8〜図12を参照して、本発明の第2実施例を説明する。なお、前述した実施例の各部と実質的に変わりがない部分については、前述した実施例と同じ参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図8および図11は、第2実施例のドレンナット110をオイルパン100(一部を切り取って示す)に取り付けた状態を示しており、図9はドレンナット110のみを示し、図10はオイルパン100側の構成を示す。この第2実施例も基本的な取付構造は前述した実施例と同様であり、ドレンナット110は、六角形のナット部15を有し、オイルパン100は、六角形のナット嵌合部31を有し、両者の嵌合によってドレンプラグ12の締結トルクに対抗する構成となっている。
ここで、第2実施例においては、ナット部15とナット嵌合部31との間の微小間隙D1(図11参照)をオイルパン100の外側面側から覆うように、ドレンナット110のナット部15基端面に沿って、ナット部15の外周面から外周側へ張り出した第2の鍔部51が設けられている。この第2の鍔部51は、ナット部15の六角形と相似の六角形をなしており、6つの頂部は、適宜な曲率半径の円弧形に丸められている。つまり、ナット部15とナット嵌合部31との間で六角形に生じる微小間隙D1の形状に対応して、ナット部15の六角形を大きくした六角形に沿って第2の鍔部51が形成されている。従って、第2の鍔部51の外周縁51aと六角形をなす微小間隙D1との間には、全周に亘って一定の距離が確保される。ナット部15は、第2の鍔部51の内周側に円形の座面52を備えており、図12に示すように、この座面52にドレンプラグ12の頭部26(フランジ部27)がガスケット28(図4参照)を介して圧接する。なお、図示例では、座面52が第2の鍔部51の外側面に対して軸方向に窪んだ形に構成されているが、両者が同一平面を呈するように構成することも可能である。
上記の第2の鍔部51に対応して、オイルパン100側には、第2の鍔部51の外周縁51aが微小間隙D4を介して嵌合する凹部55が設けられている。この凹部55は、図10に示すように、ナット嵌合部31に軸方向に連続した形となり、かつ第2の鍔部51の外形に対応した六角形をなしている。ここで図示例では、オイルパン100の外側面から一定厚の壁状に突出形成された突条部56によって上記凹部55が構成されている。つまり、オイルパン100の外側の壁面から窪んだ形に凹部55を形成するのではなく、凹部55の周囲を囲む突条部56を突出形成することによって、相対的に窪んだ形に凹部55を構成してある。突条部56は、第2の鍔部51の外形に対応した六角形に連続した構成となっている。図示例では、オイルパン100の底面に隣接した配置となる突条部56の下半部が、ナット嵌合部31や段部32を囲むように構成された六角形の筒状部57の一部として成形されている。なお、この実施例では、ドレンナット110の中心軸線の傾斜角度が水平に近い(例えば、水平に対し10°の傾斜角度を有する)レイアウトとなっており、ドレンナット110は、オイルパン100の底部周縁部(換言すれば底面と側面とが交わるコーナ部)に配置されている。第2の鍔部51の外周縁51aと突条部56(凹部55内周縁)との間の微小間隙D4は、ドレンナット110にドレンプラグ12から締付トルクが作用した際に、このトルクを第2の鍔部51が受けることがないように、ナット部15とナット嵌合部31との間の微小間隙D1に比較して僅かに大きく設定されている。
以上のように構成された第2実施例においては、ナット部15とナット嵌合部31との間の微小間隙D1が第2の鍔部51によって覆われているため、この微小間隙D1を通したダストや異物の侵入が抑制される。そのため、ダストや異物の付着によるOリング34のシール性悪化を防止できる。すなわち、自動車用内燃機関のオイルパン100は、路面近くに位置することから、車輪が巻き上げるダストや細かい砂等の異物に常に晒されており、これらが微小間隙D1を通して侵入しやすい。上記第2実施例では、微小間隙D1が第2の鍔部51によって覆われることで、ダストや異物が飛来しても微小間隙D1に直線的に侵入することはない。
また第2の鍔部51の外周縁51aが凹部55内に嵌合して半径方向に覆われるので、ダストや異物の侵入可能な経路が屈曲した迷路となり、ダストや異物のOリング34への到達がより確実に抑制される。
しかも第2の鍔部51を囲む凹部55が突条部56によって構成されているので、例えば、異物や雨滴等がオイルパン100の外側面を伝わって下方へ落ちてきたような場合に、突条部56によって遮蔽される。従って、第2の鍔部51と凹部55との微小間隙D4への侵入がより確実に抑制される。
ここで、上記のように凹部55ないし突条部56を備えたオイルパン100にあっても、ナット嵌合部31の外周側に凹部55ないし突条部56が成形されることから、前述した実施例と同様に、成形時にいわゆるアンダーカットを生じることはない。
なお、第2実施例におけるドレンナット110においては、ドレン孔23の径が図1〜図7の第1実施例に比較して大きく設定されている。これは、前述したように取付状態でのドレンナット110の中心軸線の傾斜角度が水平に近い(例えば、水平に対し10°)ことを考慮したものであり、図15(a),(b)に示すように、ドレン孔23の周方向の向きに拘わらず、オイル排出後の油面H4が円筒部14の内周面の接線位置まで低下し得るように、ドレン孔23の径が比較的に大きく設定されている。図15(a)は、2つのドレン孔23が垂直方向に整列した回転姿勢を示し、図15(b)は、これから120°回転した回転姿勢を示しているが、油面H4は、双方で実質的に等しいものとなっている。六角形のナット部15を有する第2実施例のドレンナット110では、回転姿勢は120°ずつ変化するので、結局、ドレンナット110をどのような回転姿勢で取り付けても、油面H4の高さは変化しない。
第2の鍔部51の外形状は、必ずしもナット部15の外形状(例えば六角形)と相似形である必要はなく、任意の形状とすることが可能である。
例えば、図13は、第2の鍔部51を四角形とした第3実施例を示している。四角形の四つの角部は、やはり円弧形に丸められている。オイルパン100側には、第2の鍔部51の外形に対応した四角形の凹部55が突条部56によって構成されている。
また、図14は、第2の鍔部51を円形とした第4実施例を示している。オイルパン100側には、第2の鍔部51の外形に対応した円形の凹部55が突条部56によって構成されている。
以上、この発明を内燃機関のオイルパンに適用した実施例を詳細に説明したが、この発明の合成樹脂製カバーは、オイルパンに限定されず、ドレンプラグを装着するためのドレンナットが必要な種々のカバー類に広く適用することが可能である。
10,100…合成樹脂製オイルパン(合成樹脂製カバー)
11,110…ドレンナット
12…ドレンプラグ
13…雌ねじ部
14…円筒部
15…ナット部
16…第1大径部
17…第2大径部
22…テーパ面
23…ドレン孔
21…鍔部
31…ナット嵌合部
32…段部
33…Oリング収容部
34…Oリング
36…貫通孔
37…片部
38…円筒嵌合部
39…爪部
40…テーパ面
51…第2の鍔部
55…凹部
56…突条部

Claims (6)

  1. 合成樹脂製カバーに金属製のドレンナットが保持されてなる合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造であって、
    上記ドレンナットは、
    外周面が非円形をなし、中心に、ドレンプラグが螺合する雌ねじ部が貫通形成されたナット部と、
    上記ナット部と同心状の円筒状をなす円筒部と、
    上記ナット部と円筒部との間に同軸状に設けられ、外径が上記円筒部よりも大きく上記ナット部よりも小さい円筒状をなす大径部と、
    を有し、
    上記合成樹脂製カバーは、
    当該合成樹脂製カバーの外側面に一端が開口し、上記ナット部が嵌合する非円形のナット嵌合部と、
    上記ナット嵌合部の底面に一端が開口し、内周面が円筒面をなす段部と、
    この段部の底面に一端が開口する貫通孔の周囲を囲うように、周方向に所定の間隙を介して上記合成樹脂製カバーの内側面に環状に並設された複数の片部からなる円筒嵌合部と、
    を有し、
    上記段部の内周面と上記大径部の外周面との間には、両者を径方向にシールするOリングが配設され、
    かつ、上記円筒部の先端に、径方向外方へ張り出して、上記複数の片部の先端を軸方向に係止する鍔部が設けられていることを特徴とする合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
  2. 上記円筒部には、内周面から外周面へ貫通するドレン孔が、直径方向に互いに対向する少なくとも二箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
  3. 上記複数の片部の先端には、径方向内方へ突出する爪部が設けられ、
    上記爪部の内周面と上記鍔部の外周面とは、先端へ向かうに従って径方向内方へ傾斜するテーパ面をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
  4. 上記ドレンナットは、上記ナット部と上記ナット嵌合部との間の微小間隙を上記合成樹脂製カバーの外側面側から覆うように、上記ナット部の外周面から外周側へ張り出した第2の鍔部をさらに有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
  5. 上記合成樹脂製カバーの外側面に、上記第2の鍔部の外周縁が嵌合する凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
  6. 上記凹部は、上記合成樹脂製カバーの外側面に上記第2の鍔部の外形に沿って突出形成された突条部によって構成されている、ことを特徴とする請求項5に記載の合成樹脂製カバーのドレンナット取付構造。
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