JP2018090556A - メークアップ化粧料 - Google Patents

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【課題】カバー力と透明感並びに凹凸補正効果を兼ね備え、自然な仕上がりを実現させるメークアップ化粧料を提供すること。【解決手段】次の成分(a)〜(e):(a)硫酸バリウムに金属酸化物を被覆してなる粉体、(b)フォトクロミック性を有する酸化チタンと酸化鉄の複合物、(c)顔料級酸化チタン、(d)600〜800nmの波長領域における透過率が5〜55%である粉体、(e)パール顔料を含有することを特徴とするメークアップ化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、メークアップ化粧料に関する。
ファンデーション等のメークアップ化粧料には、肌あれ、シミ、シワといった各種肌悩みを隠ぺいすると同時に、肌の質感・印象を自然に調整する機能が求められており、各種技術提案がなされている。
例えば、特許文献1では、粒子径の小さい粉体と金属酸化物を配合することで、カバー力と凹凸補正を両立する技術が開示されている。また特許文献2では、赤色のパール顔料と金属酸化物を配合することで、カバー力と透明感の付与を両立する技術が開示されている。しかし、両公報で開示された技術ではカバー力の不足による肌悩み解消が達成しにくい懸念がある。特許文献3や4では、酸化チタンが10質量%配合された実施例が開示されているが、過度な隠ぺいにより可視光の透過性が悪くなることで透明感が不足し、自然な仕上がりを得ることは難しかった。
さらに、室内灯と太陽光とでは光の性質に違いがみられることから、室内灯の下では自然な仕上がりであったとしても、ひとたび屋外に出ると酸化チタン由来の白浮きが原因で仕上がりの不自然さが際立ってしまうという別の問題がある。特許文献5では、フォトクロミック性粉体を配合することで、屋外での白浮きを防いでいるが、透明感に欠ける懸念がある。
上記の通り、カバー力と透明感並びに肌の凹凸を目立たなくすることを同時に達成することは難しく、消費者の要求を満たすような自然な仕上がりが得られるメークアップ化粧料の実現には未だ至っていなかった。
特許第5782256号公報 特開2015−229652号公報 特開平11−12493号公報 特開平11−35840号公報 特開2014−169234号公報
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、十分なカバー力及び透明感並びに凹凸補正効果に優れたメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
前記目的を達成するために、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、(a)硫酸バリウムに金属酸化物を被覆してなる粉体、(b)フォトクロミック性を有する酸化チタンと酸化鉄の複合物、(c)顔料級酸化チタン、(d)600〜800nmの波長領域における透過率が5〜55%である粉体、(e)パール顔料を含有することにより、カバー力及び透明感並びに凹凸補正効果に優れたメークアップ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成したものである。
本発明によれば、厚化粧感の原因になりうる顔料級酸化チタンの配合量を少なくしても十分なカバー力を有し、かつ透明感のある肌色で、肌の凹凸が目立たない自然な仕上がりを兼ね備えたメークアップ化粧料を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態を詳述する。
<(a)硫酸バリウムに金属酸化物を被覆してなる粉体>
本発明に用いられる(a)は、透過光を散乱する性質が特に優れる硫酸バリウムを基板とすることが好ましい。
硫酸バリウムの形状は、特に限定されないが、パウダーファンデーション、おしろい、又は化粧下地においては、成型性の観点から板状であることが好ましい。
前記成分(a)の平均粒子径は、特に限定されないが、1〜30μmが好ましく、より好ましくは5〜20μmである。
前記成分(a)を被覆する金属酸化物としては、酸化チタン、酸化鉄、酸化スズ、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛及び酸化ジルコニウム等が挙げられるが、硫酸バリウムの特性を損なわずにカバー力を付与するためには、酸化チタンが好ましい。
前記成分(a)の配合量は特に限定されないが、全組成物に対して1〜10質量%が好ましく、より好ましくは1.5〜7質量%であり、さらに好ましくは1〜5質量%である。
市販品としては、「SILSEEM(商標登録) MATTE BALANCE POWDERシリーズ」等が挙げられ、その中でも「BT−HLW」(いずれも日本光研工業社製)が最も好ましい。
<(b)フォトクロミック性を有する酸化チタンと酸化鉄の複合物>
本発明に用いられる(b)であるフォトクロミック性を有する酸化チタンと酸化鉄の複合物とは、酸化チタンと酸化鉄とを混合、焼成して得られる化合物である。酸化チタンの結晶形には、ルチル型、アナターゼ型、ブルカイト型があるが、他の結晶形よりも酸化鉄と複合体を形成しやすいアナターゼ型が優れたフォトクロミック性を有するため、より好ましい。
本発明における粉体のフォトクロミック性は、以下に示す方法で定義する。
評価対象粉体を圧縮して中皿に成型した評価サンプルを室温・暗所下に一定時間静置し、分光測色機で測色する。次に、この評価サンプルに照射量が3.6J/cmとなるように紫外線を照射し、照射サンプルの色を測色する。この照射サンプルを室温・暗所下に一定時間静置し、再度色を
Figure 2018090556
あり、且つ照射前の測色値と照射完了から一定時間静置させた後の測定値
Figure 2018090556
するとみなす。
このようにフォトクロミック性を有する物質は、紫外線によって暗色に変化し、紫外線が当たらなければゆっくりと元の色に回復する特徴を持つ。本発明ではこの点に着目し、化粧が白浮きしやすいとされる日差しの強い屋外においてフォトクロミック性を有する物質が暗色に変化することで白浮きを抑制し、室内外で見比べた時に生じる顔色の違和感の解消と、自然な仕上がりを実現した。
前記成分(b)の平均粒子径は、0.3〜1.0μmが好ましく、より好ましくは0.6〜0.8μmである。
前記成分(b)の配合量は、特に限定されないが、全組成物に対して0.3〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜4質量%であり、さらに好ましくは1〜3質量%である。
市販品としては、「フォトライト(商標登録)PK−S」、「フォトライト(商標登録)LY−S」(いずれもヤマグチマイカ社製)等が挙げられる。
<(c)顔料級酸化チタン>
本発明に用いられる(c)は、顔料級の酸化チタンであれば特に限定されるものではなく、結晶形に関しても、ルチル型、アナターゼ型、ブルカイト型があるが、特に限定されるものではなく、1種または2種類以上を組み合わせて使用することができる。
前記成分(c)の配合量は、特に限定されないが、全組成物に対して0.3〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜4質量%であり、さらに好ましくは1〜3質量%である。
市販品としては、例えば、「タイペーク(商標登録)TiOCR−50」(石原産業社製)等が挙げられる。
<(d)600〜800nmの波長領域における透過率が5〜55%である粉体>
本発明で用いられる(d)は、600〜800nmの波長領域における透過率が5〜55%である粉体であり、さらに期待される効果を得るには透過率が25〜55%であることがより好ましい。
このような性質を有する粉体は、可視光の長波長領域を選択的に透過することで、肌内部からの反射光に由来する血色感のある肌印象を演出できるとともに、顔料級酸化チタンを多量に使用する際等に見られるような白浮きによりメークアップの仕上がりが青白く不自然に見えてしまうことに対する色彩的な補正を行うことができ、血色がよく明るい自然な仕上がりと透明感のある肌を実現させるのに有効である。ただし、長波長領域の光を肌内部に取り込むことができる粉体であれば、形状や成分は特に限定されない。
また、前記成分(d)である粉体の配合量は特に限定されないが、全組成物に対して0.3〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜4質量%であり、さらに好ましくは1〜3質量%である。
600〜800nmの波長領域における透過率は、以下に示す方法で測定できる。
評価対象粉体を、紫外部吸収がなく且つ粉体の凝集等が起こらない液状油に30質量%の割合で均一分散する。この分散物を石英板に滴下して6.9μm厚の塗膜を作成し、600〜800nmにおける透過スペクトルを分光光度計で測定する。液状油を対照として求めた評価対象粉体の透過率曲線から、特定波長域の透過率を得る。紫外部吸収がなく、粉体の凝集等が起こらない液状油とは、例えば、「KF7312J」(信越化学工業社製)等が挙げられるが、特にこれに限定されない。
市販品としては、「シルキータッチ酸化チタンST−700シリーズ」(チタン工業社製)や「マイクロマリモ(商標登録)」(テイカ社製)、「TTO(商標登録)−A−1」(石原産業社製)等が挙げられ、好ましくは「ST−710」または「ST−705SA」(いずれもチタン工業社製)である。
<(e)パール顔料>
本発明に用いられる(e)は、製剤を肌へ塗布した後の自然な透明感を付与するために配合することが好ましく、より血色のよい仕上がりとするためには赤色の干渉色を呈するパール顔料がより好ましい。
前記成分(e)の基板は、製剤を肌へ塗布した際の感触や塗布した後のぎらつきを抑えるといった観点からタルクであることが特に好ましいが、他にマイカやガラスフレーク、シリカ、セリサイト等通常化粧料に用いられる基板でもよく、特に限定されるものではない。
前記成分(e)は、光の干渉効果を高めるために、金属酸化物が被覆されていることが好ましい。金属酸化物の例としては、酸化チタン、酸化鉄、酸化スズ、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛及び酸化ジルコニウム等が挙げられ、好ましくは酸化チタンである。
前記成分(e)の平均粒子径は、0.5〜100μmであることが好ましく、1〜80μmであることが特に好ましい。
前記成分(e)の配合量は、全組成物に対して1〜40質量%であることが好ましく、より好ましくは3〜35質量%、さらに好ましくは5〜25質量%である。
また、本発明に用いるパール顔料は、1種のみであってもよく、2種以上を組み合わせて利用してもよい。
市販品としては、「ティミロン(商標登録)シリーズ」(MERCK社製)、「SILSEEM(商標登録) Misty Pearlシリーズ」(日本光研工業社製)等が挙げられるが、特にこれらに限定されない。
本発明に用いられる(a)〜(e)のいずれにおいても、表面処理の有無に制限はなく、以下に表面処理の例を記すが、特にこれらに限定されるものではない。撥水化表面処理の例としては、メチルハイドロジェンポリシロキサン処理、シリコーンレジン処理、シリコーンガム処理、アクリルシリコーン処理、フッ素化シリコーン処理等のオルガノシロキサン処理、ステアリン酸亜鉛処理等の金属石鹸処理、シランカップリング剤処理、アルキルシラン処理等のシラン処理、有機チタネート処理、有機アルミネート処理、パーフルオロアルキルシラン、パーフルオロアルキルリン酸エステル塩、パーフルオロポリエーテル処理等のフッ素化合物処理、N−ラウロイル−L−リジン処理等のアミノ酸処理、スクワラン処理等の油剤処理、アクリル酸アルキル処理等のアクリル処理等が挙げられ、これらの1種、またはそれ以上を組み合わせて使用することが可能である。また、親水化表面処理の例としては、寒天処理、デオキシリボ核酸処理、レシチン処理、ポリアクリル酸処理、シリカ処理、アルミナ処理、ジルコニア処理等が挙げられ、これらの1種、またはそれ以上を組み合わせて使用することが可能である。
本発明には、前記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品または医薬部外品で常用される成分を特に制限なく使用することができる。具体的には、各種薬効成分、紫外線散乱剤、紫外線吸収剤、油剤、粉体、防腐剤、香料、着色剤、清涼剤、ビタミン類、中和剤、精製水、芳香水、温泉水、海洋深層水、アルコール、界面活性剤、粘剤、保湿剤、高分子類、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤等の成分が挙げられるが、これらに限定されない。
前記の油剤としては、揮発性及び不揮発性の油剤、溶剤、ならびに樹脂等が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体のいずれであっても構わない。
界面活性剤としては、例えばアニオン型界面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。
本発明のメークアップ化粧料としては、パウダーファンデーション、油性ファンデーション、クリームファンデーション、リキッドファンデーション、コンシーラー、おしろい、化粧下地等が挙げられる。
以下、実施例、及び比較例に基づいて本発明を詳明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。
実施例1〜6および比較例1〜5(パウダーファンデーションの調製)
成分をミキサーにて均一に混合した。得られた粉末をアトマイザーにて粉砕し、メッシュを通した後、金型を用いて金皿に打型して製品を得た。
前記の各実施例及び比較例で得られた化粧料の評価は下記のように行った。
<パウダーファンデーションの有用性評価試験>
評価専門パネル10名に実施例1〜6および比較例1〜5に挙げるパウダーファンデーションを使用してもらい、カバー力、透明感、凹凸補正効果について、各自以下の基準に従って5段階評価し、パウダーファンデーション毎に評点を付した。さらに全パネルの評点について平均点を出し、以下の判定基準に従って判定した。
<5段階評価基準>
「評価結果」 : 「評点」
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
<評価基準>
「評点の平均点」 : 「判定」
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
実施例1〜6および比較例1〜5のパウダーファンデーションの評価結果を表1に示す。
Figure 2018090556
実施例1〜6のパウダーファンデーションは、上記表1に明らかなように、いずれも全ての項目において優れたものであった。一方、比較例1〜5のパウダーファンデーションは、いずれかの評価項目において実施例1〜6と比較して劣るものであった。
実施例7(クリームファンデーションの調製)
以下に示す配合割合で各成分を用い、均一に混合することで、クリームファンデーションを得た。
得られたクリームファンデーションは、カバー力、透明感、凹凸補正効果の項目に優れたクリームファンデーションであった。
(成分) (質量%)
(1) セリサイト 5.5
(2) カオリン 4
(3) 流動パラフィン 5
(4) シクロペンタシロキサン 12
(5) ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重 4
合体
(6) 精製水 残量
(7) PEG−10ジメチコン 1
(8) 濃グリセリン 5
(9) 防腐剤 微量
(10) シリコーン処理ベンガラ 0.36
(11) シリコーン処理黄酸化鉄 0.8
(12) シリコーン処理黒酸化鉄 0.16
(13) 成分(a)*1 1.5
(14) 成分(b)*2 1
(15) 成分(c)*3 1
(16) 成分(d)*4 1
(17) 成分(e)*5 5.5
(18) 香料 微量
実施例8(リキッドファンデーションの調製)
以下に示す配合割合で各成分を用い、均一に混合することで、リキッドファンデーションを得た。
得られたリキッドファンデーションは、カバー力、透明感、凹凸補正効果の項目に優れたリキッドファンデーションであった。
(成分) (質量%)
(1) タルク 3
(2) ベントナイト 0.5
(3) モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタ 0.9

(4) トリエタノールアミン 1
(5) 濃グリセリン 10
(6) 精製水 残量
(7) ステアリン酸 2.2
(8) オクチルドデカノール 7
(9) モノステアリン酸グリセリン 2
(10) ラノリン 2
(11) 流動パラフィン 8
(12) 防腐剤 微量
(13) 香料 微量
(14) シリコーン処理ベンガラ 0.5
(15) シリコーン処理黄酸化鉄 1.4
(16) シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
(17) 成分(a)*1 2.5
(18) 成分(b)*2 1.5
(19) 成分(c)*3 1.5
(20) 成分(d)*4 1.5
(21) 成分(e)*5 8.5
実施例9(おしろいの調製)
以下に示す配合割合で各成分を用い、均一に混合することで、おしろいを得た。
得られたおしろいは、カバー力、透明感、凹凸補正効果の項目に優れたおしろいであった。
(成分) (質量%)
(1) タルク 残量
(2) カオリン 5
(3) ミリスチン酸亜鉛 5
(4) 炭酸マグネシウム 5
(5) セリサイト 7
(6) 酸化亜鉛 5
(7) シリコーン処理ベンガラ 0.1
(8) シリコーン処理黄酸化鉄 0.3
(9) シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
(10) 成分(a)*1 3
(11) 成分(b)*2 1
(12) 成分(c)*3 1
(13) 成分(d)*4 1
(14) 成分(e)*5 10
(15) 流動パラフィン 3.5
(16) 酸化防止剤 微量
(17) ミリスチン酸イソプロピル 1.5
(18) 香料 微量
(19) 防腐剤 微量
実施例10(化粧下地の調製)
以下に示す配合割合で各成分を用い、均一に混合することで、化粧下地を得た。
得られた化粧下地は、カバー力、透明感、凹凸補正効果の項目に優れた化粧下地であった。
(成分) (質量%)
(1) メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
(2) ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸 1
ヘキシル
(3) 微粒子酸化亜鉛 3
(4) 微粒子酸化チタン 3
(5) ヒアルロン酸Na 0.05
(6) アクリレーツコポリマー 0.45
(7) (アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウ 1.2
リンNa)コポリマー
(8) ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 3
(9) ステアリン酸ソルビタン 0.28
(10) ジイソステアリン酸ポリグリセリル−10 0.75
(11) キサンタンガム 0.4
(12) 防腐剤 微量
(13) 濃グリセリン 10
(14) キレート剤 微量
(15) pH調整剤 微量
(16) 精製水 残量
(17) シリコーン処理ベンガラ 0.1
(18) シリコーン処理黄酸化鉄 0.3
(19) シリコーン処理黒酸化鉄 0.1
(20) 成分(a)*1 1
(21) 成分(b)*2 0.5
(22) 成分(c)*3 0.5
(23) 成分(d)*4 0.5
(24) 成分(e)*5 3
本発明を用いれば、カバー力と透明感並びに凹凸補正効果に優れ、自然な仕上がりを実現させるメークアップ化粧料を提供することができる。

Claims (6)

  1. 次の成分(a)〜(e):
    (a)硫酸バリウムに金属酸化物を被覆してなる粉体
    (b)フォトクロミック性を有する酸化チタンと酸化鉄の複合物
    (c)顔料級酸化チタン
    (d)600〜800nmの波長領域における透過率が5〜55%である粉体
    (e)パール顔料
    を含有することを特徴とするメークアップ化粧料。
  2. 前記成分(a)の配合量が1〜10質量%、前記成分(b)の配合量が0.3〜5質量%、前記成分(c)の配合量が0.3〜5質量%、前記成分(d)の配合量が0.3〜5質量%、前記成分(e)の配合量が1〜40質量%であることを特徴とする請求項1に記載のメークアップ化粧料。
  3. 前記成分(a)の金属酸化物が酸化チタンであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のメークアップ化粧料。
  4. 前記成分(d)が酸化チタン凝集粒子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメークアップ化粧料。
  5. 前記成分(e)が赤色の干渉色を呈するパール顔料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のメークアップ化粧料。
  6. ファンデーション、おしろい、又は化粧下地であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のメークアップ化粧料。
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