JP2018090462A - 焼結体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼結時の変形を抑制できる焼結体の製造方法を提供すること。【解決手段】セラミック成形体を支持する焼成治具は、下端側が閉塞した有底筒状の壁部と、上端面が下端側に向かうにつれて窄む傾斜面であり連続的または断続的に環状に形成された傾斜面を有し壁部の内側に固定される支持部と、を備えている。焼成治具は、セラミック成形体の第2部の外周縁を傾斜面に支持する。焼成治具は、焼成工程において第2部の外周縁が傾斜面に接触した状態で、セラミック成形体、壁部および支持部により囲まれる第1空間と、第1空間の外側の炉内の第2空間と、を連通する穴部を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は焼結体の製造方法に関し、特に焼成治具に吊り下げた状態でセラミック成形体を焼成する焼結体の製造方法に関するものである。
スパークプラグは、アルミナ等のセラミックスで作られた絶縁体が主体金具と電極とを絶縁する。絶縁体は、長尺状のセラミック成形体を焼成して得られる焼結体である。特許文献1には、漏斗状の受け口を備える有底筒状の焼成治具を用いて、セラミック成形体を焼成する方法が開示されている。特許文献1に開示される技術では、テーパ状に拡径するセラミック成形体の端部を受け口で支持した後、受け口が蓋で覆われ、焼成治具が密閉される。セラミック成形体は、炉内に配置された焼成治具に吊り下げられた状態で焼成される。これにより、セラミック成形体を置いて焼成する場合に生じる焼結体の下部の座屈を防止できる。
特開平3−88279号公報
しかしながら上記従来の技術では、焼成治具が密閉されているので、炉からセラミック成形体への伝熱は、焼成治具の受け口からセラミック成形体の端部への熱伝導、及び、焼成治具からセラミック成形体への熱放射による。セラミック成形体の端部とそれ以外の部分との間に温度差が生じ易いので、焼成時の収縮率にばらつきが生じ易く、焼結体が変形し易いという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、焼結時の変形を抑制できる焼結体の製造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明の焼結体の製造方法は、成形工程により、長尺状の第1部よりも大径の第2部を備えるセラミック成形体が成形される。焼成工程により、焼成治具の鉛直方向に第1部が吊り下げられた状態で、焼成治具が炉内に配置されセラミック成形体が焼成される。焼成治具は、下端側が閉塞した有底筒状の壁部と、上端面が下端側に向かうにつれて窄む傾斜面であり連続的または断続的に環状に形成された傾斜面を有し壁部の内側に固定される支持部と、を備えている。焼成治具は、セラミック成形体の第2部の外周縁を傾斜面に支持する。焼成治具は、焼成工程において第2部の外周縁が傾斜面に接触した状態で、セラミック成形体、壁部および支持部により囲まれる第1空間と、第1空間の外側の炉内の第2空間と、を連通する穴部を備えている。
請求項1記載の焼結体の製造方法によれば、穴部は、焼成治具およびセラミック成形体が作る第1空間と第1空間の外側の炉内の第2空間とを連通する。炉からセラミック成形体への伝熱は、焼成治具の傾斜面からセラミック成形体の第2部の外周縁への熱伝導、及び、焼成治具からセラミック成形体への熱放射(輻射)に加え、穴部で連通する第1空間および第2空間の対流熱伝導によるので、焼成治具に吊り下げられたセラミック成形体に温度差を生じ難くできる。従って、焼成時のセラミック成形体の収縮率にばらつきを生じ難くすることができ、焼結体の焼成時の変形を抑制できる効果がある。
請求項2記載の焼結体の製造方法によれば、穴部は壁部に設けられているので、請求項1の効果に加え、対流熱伝導によりセラミック成形体の第1部に伝熱し易くできる効果がある。
請求項3記載の焼結体の製造方法によれば、穴部は支持部に設けられているので、請求項1又は2の効果に加え、対流熱伝導によりセラミック成形体の第1部に伝熱し易くできる効果がある。
請求項4記載の焼結体の製造方法によれば、傾斜面は連続的に設けられているので、セラミック成形体の第1部が吊り下げられると、第2部の外周縁の全周が傾斜面に接触する。その結果、請求項1から3のいずれかの効果に加え、セラミック成形体を安定に支持できる効果がある。
請求項5記載の焼結体の製造方法によれば、傾斜面は断続的に設けられている。穴部は、断続的な傾斜面に支持されたセラミック成形体と支持部との隙間である。よって、請求項1から3のいずれかの効果に加え、対流熱伝導によりセラミック成形体の第2部に伝熱し易くできる効果がある。
請求項6記載の焼結体の製造方法によれば、セラミック成形体は、第2部よりも外径が小さく、第2部を挟んで第1部の反対側に設けられた第3部を備えている。第3部は第1部よりも外径が小さいので、第1部が吊り下げられたセラミック成形体の重心の位置を上がり難くできる。よって、請求項1から5のいずれかの効果に加え、セラミック成形体を安定に支持できる効果がある。
請求項7記載の焼結体の製造方法によれば、セラミック成形体は、第2部よりも外径が小さく、第2部を挟んで第1部の反対側に設けられた第3部を備えている。第3部は第1部よりも外径が大きいので、第1部が吊り下げられることにより、第3部が吊り下げられる場合に比べて、鉛直方向に対する傾斜面の角度を設定できる範囲を大きくできる。よって、請求項1から5のいずれかの効果に加え、傾斜面の設計の自由度を大きくできる効果がある。
請求項8記載の焼結体の製造方法によれば、傾斜面は上に凸の湾曲面である。セラミック成形体は焼成によって第2部の外周縁の外径が小さくなるので、焼成時の収縮に伴い、傾斜面における第2部の外周縁の接触位置が下降する。セラミック成形体が下降するときには、セラミック成形体の軸が鉛直方向に対して傾いて焼結体が変形する可能性があるが、傾斜面が上に凸の湾曲面であると、傾斜面が下に凸の湾曲面や平面の場合に比べて、焼成時の収縮に伴う第2部の下降量を少なくできる。その結果、軸が傾いた状態に焼結体が変形する可能性を小さくできるので、請求項1から7のいずれかの効果に加え、軸が傾いた不良の焼結体の発生を抑制できる効果がある。
本発明の一実施の形態におけるスパークプラグの片側断面図である。 第1実施の形態における焼成治具の平面図である。 図2のIII−III線における焼成治具の断面図である。 炉内に配置された焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。 図4のVで示す部分を拡大した焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。 図5のVI−VI線における焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。 第2実施の形態における焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。 図7のVIII−VIII線における焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。 第3実施の形態における焼成治具およびセラミック成形体の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるスパークプラグ10の片側断面図である。図1では、紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という。スパークプラグ10は絶縁体11を備えている。
絶縁体11は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等のセラミックスにより形成された筒状の部材である。絶縁体11は、軸線Oに沿って貫通する軸孔12が形成されている。絶縁体11は、後端側から先端側へと軸線Oに沿って胴部13、大径部14、中胴部15及び脚長部16が連接されている。
胴部13は、絶縁体11の後端の円筒状の部分である。大径部14は、胴部13よりも大径の外周縁をもつ円環状の部分である。中胴部15は、胴部13及び大径部14よりも小径の円筒状の部分である。脚長部16は、中胴部15よりも小径の円筒状の部分である。絶縁体11は、中胴部15と脚長部16との境界に、先端側へ向かうにつれて外周が縮径する縮径部17が形成されている。中胴部15の先端および脚長部16の内側の部分の軸孔12に中心電極20が配置されている。
中心電極20は、軸線Oに沿って延びる棒状の部材であり、銅または銅を主成分とする芯材がニッケル又はニッケル基合金で覆われている。中心電極20は絶縁体11に保持され、先端が軸孔12から露出する。
端子金具21は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具21は、先端側が軸孔12に圧入された状態で、絶縁体11の後端に固定されている。端子金具21は、軸孔12の内部で中心電極20と電気的に接続されている。絶縁体11は、端子金具21と軸線O方向に間隔をあけて、外周の先端側に主体金具30が固定されている。
主体金具30は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成される略円筒状の部材である。主体金具30は、先端側の外周面にねじ部31が形成されている。エンジン(図示せず)のねじ穴にねじ部31が結合して主体金具30がエンジンに取り付けられる。主体金具30は、ねじ部31の径方向の内側の内周に、径方向の内側へ向かって突出する棚部32が形成されている。
主体金具30は、ねじ部31よりも後端側に、径方向の外側へ鍔状に張り出す円環状の座部33が設けられている。座部33とねじ部31との間に、エンジンのねじ穴からの燃焼ガスの漏洩を防止するガスケット36が配置される。主体金具30は、座部33よりも後端側にレンチ等の工具が係合する工具係合部34が設けられている。工具係合部34に係合した工具によってねじ部31が回される。
主体金具30は、工具係合部34の後端に被係合部35が連接されている。被係合部35は、主体金具30の後端縁が内側に折り曲げられた部分である。絶縁体11は、胴部13の外周に軸線O方向に間隔をあけて2つのリング部材37が配置されている。リング部材37は主体金具30の工具係合部34の径方向の内側に配置され、リング部材37、胴部13及び工具係合部34に囲まれた空間にタルク等の粉末38が充填されている。被係合部35は、リング部材37及び粉末38を介して絶縁体11の大径部14の後端部と係合する。
主体金具30は、絶縁体11の縮径部17に棚部32が係合した状態で、被係合部35が内側に折り曲げられ、被係合部35が絶縁体11の大径部14と係合する。被係合部35の屈曲により、主体金具30が絶縁体11に加締め固定される。絶縁体11は、軸線O方向の両側から被係合部35及び棚部32に大径部14及び縮径部17が挟まれて、主体金具30に保持される。
接地電極39は、主体金具30の先端に接合される金属製(例えばニッケル基合金製)の部材である。本実施の形態では、接地電極39は棒状に形成されており、先端側が屈曲し中心電極20と対向する。接地電極39は、中心電極20との間に火花ギャップを形成する。
スパークプラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。絶縁体11は、原料粉末から成形された成形体を焼成することにより作成される。まず、主成分であるアルミナと、焼結助剤として機能するSi,Mg,Ca,Ba等の元素の化合物と、を配合して原料粉末を準備する。ポリビニルアルコール等の親水性結合剤と水等の溶媒とを原料粉末に加え、混合してスラリーを調製する。スラリーをスプレードライ法等により乾燥し、造粒物を調製する。成形工程において、得られた造粒物を加圧成形または射出成形することによりセラミック成形体60(後述する)を得る。焼成工程において、セラミック成形体60を焼成して絶縁体11が得られる。
次いで、中心電極20を絶縁体11の軸孔12に挿入する。中心電極20は先端が軸孔12から外部に露出するように配置される。軸孔12に端子金具21を挿入し、端子金具21と中心電極20との導通を確保した後、予め接地電極39が接合された主体金具30を絶縁体11の外周に組み付ける。接地電極39が中心電極20と対向するように接地電極39を屈曲して、スパークプラグ10を得る。
図2から図6を参照して、絶縁体11(焼結体)の製造方法について説明する。図2は第1実施の形態における焼成治具40の平面図であり、図3は図2のIII−III線における焼成治具40の断面図である。焼成治具40は、アルミナ、マグネシア、スピネル等の耐火材により形成されている。
図2及び図3に示すように焼成治具40は、底板41と、底板41に載置された筒状の壁部42と、壁部42に載置された板状の支持部43と、を備えている。底板41に壁部42が載置されることにより、壁部42は下端側が閉塞した有底筒状に形成される。また、壁部42に支持部43が載置されることにより、支持部43は壁部42の内側に固定される。支持部43は、平面視が円形の開口44が形成されている。開口44は、支持部43を板厚方向(図3上下方向)に貫通する、
支持部43は、開口44から内側へ向けて突出し鉛直方向へ直線状に延びる複数(本実施の形態では4つ)の突条45を備えている。複数の突条45により、開口44の上端側から下端側へ向かうにつれて窄む環状の傾斜面46が、支持部43に断続的に形成される。本実施の形態では、傾斜面46は鉛直方向に対して直線状に傾斜している。
支持部43は板厚方向(図3上下方向)に貫通する穴部47が形成されている。壁部42は板厚方向(図3紙面垂直方向)に貫通する穴部48が形成されている。穴部47の大きさや数は、支持部43の機械的強度を維持できる範囲内で適宜設定される。同様に穴部48の大きさや数は、壁部42の機械的強度を維持できる範囲内で適宜設定される。穴部47,48の形状は任意に設定できる。
本実施の形態では便宜のため、断続的に形成された環状の傾斜面46が支持部43に1つ設けられる場合、即ち支持部43にセラミック成形体60が1つ支持される場合について説明するが、必ずしもこれに限られるものではない。支持部43の強度を確保できる範囲内で、支持部43に傾斜面46を複数形成すること、即ち支持部43にセラミック成形体60が複数支持されるようにすることは当然可能である。
図4は炉50の内部に配置された焼成治具40及びセラミック成形体60の断面図であり、図5は図4のVで示す部分を拡大した焼成治具40及びセラミック成形体60の断面図であり、図6は図5のVI−VI線における焼成治具40及びセラミック成形体60の断面図である。図5において、焼成前のセラミック成形体60は実線で図示され、セラミック成形体60を焼成して得られた絶縁体11(焼結体)は想像線(二点鎖線)で図示されている。
図4に示すように炉50は、炉壁および天井を作る断熱材51と、炉壁に沿って配置された発熱体52と、断熱材51に囲まれた炉内空間を移動する台車、ベルト、ローラ等の移動部材53とを備えている。炉50は、長手方向(図4紙面垂直方向)に連続する連続炉である。焼成治具40が配置された移動部材53が移動することにより、焼成治具40は炉50の予熱帯、加熱帯、冷却帯を通過する。焼成治具40に支持されたセラミック成形体60は、加熱帯において約1600℃の最高温度で焼成される。
図5に示すようにセラミック成形体60は、長尺状の第1部61と、第1部61よりも大径の第2部62と、第2部62よりも外径が小さく、第2部62を挟んで第1部61の反対側に設けられた第3部63とを備えている。第3部63は、第1部61よりも外径が大きい。なお、長尺状とは、物体の太さよりも物体の長さの方が長い棒状や筒状のことをいう。
焼成治具40は、セラミック成形体60の第2部62の外周縁64(角の部分)を傾斜面46に支持し、第1部61を鉛直方向に吊り下げる。セラミック成形体60の第3部63は、支持部43に対して鉛直方向の上側に突出する。第1部61は、焼成後は絶縁体11の中胴部15、脚長部16及び棚部32を構成する。セラミック成形体60の第2部62は、焼成後は絶縁体11の大径部14を構成する。セラミック成形体60の第3部63は、焼成後は絶縁体11の胴部13を構成する。
セラミック成形体60は、第1部61が支持部43に吊り下げられた状態で焼成され、焼成時の収縮に伴い自重によって下降する。セラミック成形体60は、焼成により第2部62の外径が小さくなるので、傾斜面46における外周縁64(角の部分)の接触位置が下降する。
図6に示すように、突条45は複数が互いに間隔をあけて開口44の内側へ突出しているので、傾斜面46は断続的に形成される。その結果、セラミック成形体60の第2部62と支持部43との隙間(隣り合う突条45の隙間)からなる穴部49が形成される。
図4に戻って説明する。焼成治具40は、第2部62が傾斜面46に接触してセラミック成形体60が吊り下げられた状態で、セラミック成形体60、底板41、壁部42及び支持部43により囲まれる第1空間65と、第1空間65の外側の炉50の内部の第2空間66と、に区画される。支持部43に形成された穴部47、壁部42に形成された穴部48、セラミック成形体60の第2部62と支持部43との隙間(穴部49)は、第1空間65と第2空間66とを連通する。
その結果、炉50からセラミック成形体60への伝熱は、焼成治具40の傾斜面46からセラミック成形体60の第2部62への熱伝導、焼成治具40からセラミック成形体60の第1部61への熱放射(輻射)、及び、炉50からセラミック成形体60の第3部63への対流熱伝導に加え、穴部47,48,49で連通する第1空間65及び第2空間66の対流熱伝導による。よって、焼成治具40に吊り下げられたセラミック成形体60に温度差を生じ難くできる。従って、焼成時のセラミック成形体60の収縮率にばらつきを生じ難くすることができ、焼結体(絶縁体11)の焼成時の変形を抑制できる。
セラミック成形体60の第2部62の外周縁64は焼成治具40の傾斜面46に線状に接触するので、接触面積を小さくできる。そのため、焼成治具40の傾斜面46からセラミック成形体60の第2部62への熱伝導の影響を小さくできる一方、熱放射や対流熱伝導の影響を相対的に大きくできる。その結果、セラミック成形体60の第1部61及び第3部63と第2部62との温度差をさらに小さくすることができ、焼結体の密度が不均一にならないようにできる。
セラミック成形体60は、焼成時の収縮により、傾斜面46における外周縁64(角の部分)の接触位置が下降するので、傾斜面46に擦れる部分は、第2部62の外周縁64(角の部分)だけである。その結果、傾斜面46に擦れて絶縁体11の大径部14に生じる可能性のある擦り傷(角の丸み等)を小さくできる。また、傾斜面46は断続的に形成されているので、傾斜面が連続する場合に比べて、接触面積を小さくできる。よって、絶縁体11に生じる擦り傷を小さくできる。
断続的に形成された傾斜面46に支持されたセラミック成形体60の第2部62と支持部43とに隙間(穴部49)があるので、穴部49は第1空間65と第2空間66とを連通する。その結果、穴部49による第1空間65と第2空間66との対流熱伝導によりセラミック成形体60の第2部62に伝熱し易くできる。
焼成治具40のうち、炉壁に配置された発熱体52と対向する壁部42に穴部48が設けられているので、発熱体52に熱せられた流体による対流熱伝導により、セラミック成形体60の第1部61に伝熱し易くできる。
焼成治具40のうち支持部43に穴部47が設けられているので、対流熱伝導によりセラミック成形体60の第1部61に伝熱し易くできる。特に、壁部42及び支持部43に穴部47,48が形成されているので、穴部48から焼成治具40の第1空間65へ進入した流体を穴部47から第2空間66へ移動させることができる。その結果、対流熱伝導を活発化させることができ、セラミック成形体60にムラなく伝熱できる。
セラミック成形体60の第3部63は第1部61よりも外径が大きい、即ち第1部61は第3部63より外径が小さいので、第1部61が吊り下げられることにより、第3部63が吊り下げられる場合に比べて、傾斜面46の下端部をセラミック成形体60から遠ざけ、傾斜面46と第1部61とを干渉し難くできる。その結果、鉛直方向に対する傾斜面46の角度を設定できる範囲を大きくできる。よって、傾斜面46の設計の自由度を大きくできる。また、第3部63の外径よりも第1部61の外径を小さくすることにより、第1部61を傾斜面46へ挿入し易くできる。
次に図7を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、下端側へ向かうにつれて窄む環状の傾斜面46が、周方向に断続的に支持部43に形成される場合について説明した。また、第1実施の形態では、傾斜面46が鉛直方向に対して直線状に傾斜する場合について説明した。
これに対し第2実施の形態では、環状の傾斜面72が周方向に連続して支持部71に形成される場合について説明する。また、傾斜面72が上に凸の湾曲面である場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図7は、第2実施の形態における焼成治具70及びセラミック成形体60の断面図である。図7は、セラミック成形体60の第2部62が焼成治具70に支持された状態において、図5と同様に、焼成治具70を鉛直方向に切断した断面図である。図8は図7のVIII−VIII線における焼成治具70及びセラミック成形体60の断面図である。傾斜面72が形成された支持部71は、壁部42の上端に載置されている。
図7に示すように、焼成治具70の支持部71に形成された環状の傾斜面72は、上に凸の湾曲面である。焼成治具70の壁部42及び支持部71には、板厚方向へ貫通する穴部(図示せず)が形成されている。壁部42及び支持部71に穴部が形成されているので、第1実施の形態と同様に、第1空間65(図4参照)と第2空間66との間の対流熱伝導による伝熱ができる。
セラミック成形体60は焼成によって第2部62の外周縁64の外径が小さくなるので、焼成時の収縮に伴い、傾斜面72における外周縁64の接触位置が下降する。セラミック成形体60が下降するときには、セラミック成形体60の軸が鉛直方向に対して傾いて焼結体(絶縁体11)が変形する可能性があるが、傾斜面72が上に凸の湾曲面であると、傾斜面が下に凸の湾曲面や平面(図5参照)の場合に比べて、焼成時の収縮に伴う第2部62の下降量を少なくできる。その結果、下降する第2部62の外周縁64の一部が傾斜面72に引っ掛かる可能性を小さくすることができ、軸が傾いた状態に絶縁体11が変形する可能性を小さくできる。よって、軸が傾いた不良の焼結体(絶縁体11)の発生を抑制できる。
図8に示すように、傾斜面72は周方向に連続的に設けられているので、セラミック成形体60の第1部61が吊り下げられると、第2部62の外周縁64(角の部分)の全周が傾斜面72に接触する。よって、傾斜面72に線状に接触する第2部62の外周縁64を安定に支持できる。
また、第2部62の外周縁64の全周が傾斜面72に接触するので、第2部62の外周縁64の周の一部が傾斜面に接触する場合に比べて接触面積を大きくできる。その結果、セラミック成形体60の自重によって第2部62が傾斜面72から受ける単位面積あたりの荷重を、第2部62の外周縁64の周の一部が傾斜面に接触するときに第2部62が受ける単位面積あたりの荷重よりも小さくできる。よって、傾斜面72に擦れて絶縁体11の大径部14に生じる可能性のある擦り傷を小さくできる。
次に図9を参照して第3実施の形態について説明する。第1実施の形態および第2実施の形態では、セラミック成形体60の第3部63の外径が第1部61の外径よりも大きい場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、第3部93の外径が第1部91の外径よりも小さいセラミック成形体90を焼成する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図9は、第3実施の形態における焼成治具80及びセラミック成形体90の断面図である。図9は、セラミック成形体90の第2部92が焼成治具80に支持された状態において、図5と同様に、焼成治具80を鉛直方向に切断した断面図である。図9において、焼成前のセラミック成形体90は実線で図示され、セラミック成形体90を焼成して得られた絶縁体11(焼結体)は想像線(二点鎖線)で図示されている。傾斜面82が形成された焼成治具80の支持部81は、壁部42の上端に載置されている。
図9に示すように、焼成治具80の支持部81に環状の傾斜面82が断続的に形成されている。焼成治具80の壁部42及び支持部81には、板厚方向へ貫通する穴部(図示せず)が形成されている。壁部42及び支持部81に穴部が形成されているので、第1実施の形態と同様に、第1空間65(図4参照)と第2空間66との間の対流熱伝導による伝熱ができる。
セラミック成形体90は、長尺状の第1部91と、第1部91よりも大径の第2部92と、第2部92よりも外径が小さく、第2部92を挟んで第1部91の反対側に設けられた第3部93とを備えている。第3部93は、第1部91よりも外径が小さい。
焼成治具80は、セラミック成形体90の第2部92の外周縁94(角の部分)を傾斜面82に支持し、第1部91を鉛直方向に吊り下げる。セラミック成形体90の第3部93は、支持部81に対して鉛直方向の上側に突出する。第1部91は、焼成後は絶縁体11の胴部13を構成する。セラミック成形体90の第2部92は、焼成後は絶縁体11の大径部14を構成する。セラミック成形体90の第3部93は、焼成後は絶縁体11の中胴部15、脚長部16及び棚部32を構成する。
セラミック成形体90の第3部93は第1部91よりも外径が小さいので、第1部91が吊り下げられたセラミック成形体90の重心の位置を上がり難くできる。よって、焼成治具80はセラミック成形体90を安定に支持できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、絶縁体11、セラミック成形体60,90及び焼成治具40,70,80の形状や大きさ等はこれに限られるものではなく、適宜設定できる。
上記各実施の形態では、スパークプラグ10の絶縁体11を製造するためのセラミック成形体60,90について説明した。しかし、セラミック成形体を焼成して得られる焼結体の用途は、必ずしもスパークプラグに限られるものではない。焼結体の用途は適宜設定できる。
上記各実施の形態では、セラミック成形体60,90を焼成する炉50が連続炉の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。一定量のセラミック成形体60,90を収容して焼成するバッチ炉を用いて焼結体を製造することは当然可能である。
上記各実施の形態では、焼成治具40,70,80の壁部42と底板41とが別々に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。底板41及び壁部42を一体成形品にすることは当然可能である。
また、連続炉の場合の移動部材53やバッチ炉の場合の棚板を利用して、焼成治具40,70,80の壁部42の開口する下端部を塞ぎ、壁部42を有底筒状にすることで第1空間65を形成できれば、底板41を省略することは当然可能である。
上記各実施の形態では、板状の支持部43,71,81に開口44を設け、開口44の内側に傾斜面46,72,82を形成する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。内側へ向かって突出する複数のアーム(支持部)を壁部42に設け、その複数のアームの端面に、壁部42の下端側へ向かって窄む傾斜面を形成することは当然可能である。この場合には、壁部42から突出するアーム間の隙間が、支持部に設けられた穴部となる。
上記各実施の形態では、壁部42及び支持部43,71,81の両方に穴部47,48が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。壁部42及び支持部43,71,81のいずれか一方の穴部を省略することは当然可能である。また、セラミック成形体60,90と支持部43との隙間を穴部49にする場合には、壁部42及び支持部43,71,81の穴部47,48を両方とも省略できる。
なお、上記の各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換できる。例えば、第2実施の形態で説明した傾斜面72を、第1実施の形態で説明した傾斜面46のように断続的にすることは当然可能である。その結果、対流熱伝導によりセラミック成形体60の第2部62に伝熱し易くできる。
同様に、第1実施の形態で説明した傾斜面46及び第3実施の形態で説明した傾斜面82を、第2実施の形態で説明した傾斜面46のように連続的にすることは当然可能である。その結果、傾斜面に線状に接触する第2部62,92の外周縁64,94を安定に支持できる。
また、第3実施の形態で説明したセラミック成形体90を、第1実施の形態や第2実施の形態で説明した焼成治具40,70を用いて焼成することは当然可能である。この場合も、セラミック成形体90の重心の位置が上がらないようできるので、セラミック成形体90を安定に支持できる。
上記実施の形態では、リング部材37及び粉末38を介して主体金具30の被係合部35が大径部14の後端部と係合する絶縁体11の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。リング部材37及び粉末38を省略して、主体金具30の被係合部35を絶縁体11の大径部14の後端部と係合させることは当然可能である。
上記実施の形態では、中心電極20の先端に接地電極39が対向するスパークプラグ10に用いられる絶縁体11について説明したが、スパークプラグの構造は必ずしもこれに限られるものではない。絶縁体11を備える他のスパークプラグに、本実施の形態における技術を適用することは当然可能である。他のスパークプラグとしては、例えば、中心電極20の側面に接地電極39が対向するスパークプラグ、主体金具30に複数の接地電極39を接合した多極のスパークプラグ、中心電極よりも軸方向に突出する主体金具の先端に円環状の接地電極を配置したスパークプラグ、接地電極39が省略され有底筒状の絶縁体に中心電極が覆われたスパークプラグなどが挙げられる。
なお「セラミック成形体を焼成して得られる焼結体の製造方法であって、長尺状の第1部と、前記第1部よりも大径の第2部とを備える前記セラミック成形体を成形する成形工程と、下端側が閉塞した有底筒状の壁部と、上端面が下端側に向かうにつれて窄む傾斜面であり連続的または断続的に環状に形成された傾斜面を有し前記壁部の内側に固定される支持部と、を備える焼成治具の前記傾斜面に前記セラミック成形体の前記第2部の外周縁を支持させ、前記第1部を鉛直方向に吊り下げた状態で、前記焼成治具を炉内に配置して前記セラミック成形体を焼成する焼成工程と、を備え、前記傾斜面は上に凸の湾曲面である焼結体の製造方法。」は、上記実施形態に含まれる発明である。
この発明によれば以下の効果がある。即ち、焼成によって第2部の外周縁の外径が小さくなるセラミック成形体は、焼成時の収縮に伴い、傾斜面における第2部の外周縁の接触位置が下降する。セラミック成形体が下降するときには、セラミック成形体の軸が鉛直方向に対して傾いて焼結体が変形する可能性があるが、傾斜面が上に凸の湾曲面であると、傾斜面が下に凸の湾曲面や平面の場合に比べて、焼成時の収縮に伴う第2部の下降量を少なくできる。その結果、軸が傾いた状態に焼結体が変形する可能性を小さくできるので、軸が傾いた不良の焼結体の発生を抑制できる効果がある。
11 絶縁体(焼結体)
40,70,80 焼成治具
42 壁部
43,71,81 支持部
46,72,82 傾斜面
47,48,49 穴部
50 炉
60,90 セラミック成形体
61,91 第1部
62,92 第2部
63,93 第3部
64,94 外周縁
65 第1空間
66 第2空間

Claims (8)

  1. セラミック成形体を焼成して得られる焼結体の製造方法であって、
    長尺状の第1部と、前記第1部よりも大径の第2部とを備える前記セラミック成形体を成形する成形工程と、
    下端側が閉塞した有底筒状の壁部と、上端面が下端側に向かうにつれて窄む傾斜面であり連続的または断続的に環状に形成された傾斜面を有し前記壁部の内側に固定される支持部と、を備える焼成治具の前記傾斜面に前記セラミック成形体の前記第2部の外周縁を支持させ、前記第1部を鉛直方向に吊り下げた状態で、前記焼成治具を炉内に配置して前記セラミック成形体を焼成する焼成工程とを備え、
    前記焼成治具は、前記焼成工程において前記第2部の前記外周縁が前記傾斜面に接触した状態で、前記セラミック成形体、前記壁部および前記支持部により囲まれる第1空間と、前記第1空間の外側の前記炉内の第2空間と、を連通する穴部を備える焼結体の製造方法。
  2. 前記穴部は前記壁部に設けられている請求項1記載の焼結体の製造方法。
  3. 前記穴部は前記支持部に設けられている請求項1又は2に記載の焼結体の製造方法。
  4. 前記傾斜面は連続的に設けられている請求項1から3のいずれかに記載の焼結体の製造方法。
  5. 前記傾斜面は断続的に設けられており、
    前記穴部は、断続的な前記傾斜面に支持された前記セラミック成形体と前記支持部との隙間である請求項1から3のいずれかの記載の焼結体の製造方法。
  6. 前記セラミック成形体は、前記第2部よりも外径が小さく、前記第2部を挟んで前記第1部の反対側に設けられた第3部を備え、
    前記第3部は、前記第1部よりも外径が小さい請求項1から5のいずれかに記載の焼結体の製造方法。
  7. 前記セラミック成形体は、前記第2部よりも外径が小さく、前記第2部を挟んで前記第1部の反対側に設けられた第3部を備え、
    前記第3部は、前記第1部よりも外径が大きい請求項1から5のいずれかに記載の焼結体の製造方法。
  8. 前記傾斜面は、上に凸の湾曲面である請求項1から7のいずれかに記載の焼結体の製造方法。
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