JP2018090339A - 移載装置、ベルト式搬送手段、ベルト懸架構造及びベルト係合部材 - Google Patents

移載装置、ベルト式搬送手段、ベルト懸架構造及びベルト係合部材 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送用無端ベルトの蛇行を防ぎ搬送用無端ベルトが外れたり捲れることが少ない移載装置及びベルト式搬送手段を開発する。【解決手段】 物品の搬入方向を維持して下流に送り出す主搬送部と、物品の搬入方向を異なる方向に転換して下流に送り出す副搬送部を有している。副搬送部は、搬送用無端ベルト12が並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段であり、係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸50a,bが交差方向に配置された一対の回転部材36a,bが組み合わされた回転部材対40である。【選択図】図3

Description

本発明は、コンベアラインの一部を構成する移載装置に関するものであり、特に、搬送物の搬送方向を搬入方向に対して交差する方向に転換できる移載装置に関するものである。また本発明は、ベルト式搬送手段に関するものである。また本発明は、ベルト懸架構造、ベルト係合部材に関するものである。
製品の組み立てラインや、物品の配送場では、搬送物の搬送にコンベアラインが利用されることが多い。たとえば、配送場では多数のコンベアラインが縦横に設置されていて、コンベアラインが交錯する位置に移載装置が配置されている。移載装置は、物品を元のコンベアライン(主コンベアライン)から搬出し、他のコンベアライン(副コンベアライン)に乗り移らせて、所望の場所に搬送する機能を有する。
移載装置は、前記した機能を果たすべく、物品を搬送する二つの搬送手段と、搬送手段の高さ位置を変更する昇降手段が備えられている。二つの搬送手段は、それぞれ搬送物を載置して搬送する搬送路を有している。二つの搬送手段の搬送路は、搬送方向が互いに異なる。移載装置は、前記した昇降手段によって、2つの搬送路の相対的高さの変更が可能な構成となっている。
即ちこの種の移載装置は、昇降手段によって、搬送に関わらない側の搬送手段の搬送路の頂面をコンベアラインの搬送面よりも下方に退避させ、さらに搬送に寄与する側の搬送手段の頂面をコンベアラインの搬送面側にリフトして露出させる。そして搬送面側にリフトした側の搬送手段を作動(走行)させることで、搬送に関わらない搬送部に搬送を阻害されることなく、円滑な搬送を可能にしている。
例えば、搬送物を移載する移載装置は、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された移載装置では、主搬送部によって物品を主搬送ラインに沿った方向に搬送したり、副搬送部によって物品を主搬送ラインと交差する副搬送ラインに沿った方向に搬送することができる。
特許文献1に開示の移載装置では、主搬送部として複数の長尺ローラが平行に配されたローラ式搬送手段が採用されている。また副搬送部としてプーリに懸架された搬送用無端ベルトが並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段が採用されている。
特許文献1に開示されたベルト式搬送手段は、複数の単体ベルトユニットが並列に並べられたものである。単体ベルトユニットは、駆動ローラ(駆動プーリ)、従動プーリ、荷重支持プーリ、テンションプーリ、方向転換プーリ等の複数のプーリを有し、これらのプーリに幅の狭い搬送用無端ベルトが懸架されたものである。
ベルト式搬送手段は、幅の狭い搬送用無端ベルトを使用するものであり、ローラ式搬送手段のローラ間に搬送用無端ベルトが配置されている。
特開2013−230914号公報
稲田重男 森田鈞 「大学過程 機構学」 株式会社オーム社発行 昭和41年2月20日 第1版第1刷発行 昭和56年3月20日 第1版第36刷発行
搬送用無端ベルトを採用したベルト式搬送手段は、単体ベルトユニットの個々の搬送部が細長く、ローラ間の狭い領域に搬送用無端ベルトを配置することができるので、ローラ式搬送手段と組み合わせて移載装置を構成するのに適している。
その反面、搬送物から受ける外力や、搬送部を昇降させる際の引っ掛かり等を契機として、搬送用無端ベルトが蛇行し、搬送用無端ベルト外れたり、捲れてしまうことがあるという欠点がある。
なおベルトが蛇行したり偏りが生じた場合におけるベルトの挙動には諸説あり、プーリの周速が早い側にベルトが寄って行くという説がある。また非特許文献1には、ベルトの走行軌跡に起因してプーリの径が大きい方にベルトが寄って行く旨が記載されている。
本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、搬送用無端ベルトの蛇行を早期に収斂させ、搬送用無端ベルトが外れたり捲れることが少ない移載装置及びベルト式搬送手段を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための態様は、物品が搬送されるコンベアラインの一部を構成し、物品の搬送方向を搬入方向と異なる方向に送り出し可能な移載装置であって、物品の搬入方向を維持して下流に送り出す主搬送部と、物品の搬入方向を異なる方向に転換して下流に送り出す副搬送部を有し、前記主搬送部と副搬送部の少なくとも一方は、搬送用無端ベルトが並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段であり、各搬送用無端ベルトは、いずれも複数の係合部材と係合するものであり、前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であることを特徴とする移載装置である。
本発明の移載装置は、従来技術で採用されていたプーリの幾つかを特有の回転部材対に置き換えたものである。本発明で採用する回転部材対は、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされたものである。
本発明で採用する回転部材対は、回転中心軸が2軸あり、且つ回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対である。本発明によると、搬送用無端ベルトが蛇行しても、自動的にもとの走行状態に復帰し、脱落したり乗り上げることは少ない。
回転部材には軸芯が挿通されていて当該軸芯を回転中心軸として回転し、回転部材対の一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることが望ましい。
前記した各態様において、前記係合部材には、搬送用無端ベルトを駆動する駆動用係合部材と、搬送用無端ベルトの走行方向を変換する少なくとも1個の従動用係合部材があり、従動用係合部材の少なくとも1個が前記回転部材対であることが望ましい。
前記した各態様において、前記係合部材には、物品の荷重を支持する支持用係合部材があり、支持用係合部材の少なくとも一つが前記回転部材対であることが望ましい。
前記した各態様において、前記係合部材には、搬送用無端ベルトを駆動する駆動用係合部材があり、駆動用係合部材の回転中心軸は直線状であることが望ましい。
前記した各態様において、前記主搬送部と副搬送部の一方は、複数の長尺ローラが平行に配されたローラ式搬送手段であることが望ましい。
前記した各態様において、二本の直線部を備えた折れ線形状の軸芯と、二個の回転部材を有し、一方の回転部材は軸芯の一方の直線部に装着され、他方の回転部材は軸芯の一方の直線部に装着され、前記軸芯の両端には開口又は突起があり、前記両端の開口又は突起の中心軸は直線上に並ぶことが望ましい。
同様の課題を解決するもう一つの態様は、係合部材と係合する搬送用無端ベルトが並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段であって、前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト式搬送手段である。
本発明によると、搬送用無端ベルトが蛇行しても、自動的にもとの走行状態に復帰し、脱落したり乗り上げることは少ない。
同様の課題を解決するさらにもう一つの態様は、複数の係合部材と、無端ベルトによって構成され、無端ベルトが前記係合部材に懸架されたベルト懸架構造において、前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト懸架構造である。
同様の課題を解決するさらにもう一つの態様は、無端ベルトと係合して一連のベルト懸架構造を構成するベルト係合部材であって、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト係合部材である。
本発明の移載装置は、ベルト式搬送手段を利用した移載装置であり、ベルト式搬送手段の利点を生かしつつ、搬送用無端ベルトの蛇行を早期に収斂し、搬送用無端ベルトが外れたり捲れることが少ないという効果がある。
また本発明のベルト式搬送手段は、搬送用無端ベルトが外れたり捲れることが少ないという効果がある。
さらに本発明のベルト懸架構造、ベルト係合部材は、ベルトの蛇行を早期に収斂し、搬送用無端ベルトが外れたり捲れることが少ないという効果がある。
本発明の実施形態の移載装置のベルト式搬送手段における搬送用無端ベルトと係合部材のレイアウトである。 本発明の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対の斜視図である。 本発明の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対と搬送用無端ベルトの側面図である。 本発明の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対と搬送用無端ベルトの断面図である。 本発明の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る移載装置が配置されたコンベアラインを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る移載装置を示す斜視図である。 図7の移載装置を示す分解斜視図である。 図8の副搬送部の単体ベルトユニットを示す分解斜視図である。(駆動用のローラ一部省略) (a)〜(c)は移載装置によって物品が搬送される状況を示す説明図である。 本発明の他の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対と搬送用無端ベルトの段面図である。 本発明のさらに他の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対と搬送用無端ベルト及びこれらを支持する他部材の段面図である。 本発明のさらに他の実施形態のベルト式搬送手段の回転部材対と搬送用無端ベルト及びこれらを支持する他部材の側面図である。
以下、本発明の実施形態の移載装置1について説明する。
本発明の実施形態の移載装置1は、物品が搬送されるコンベアラインの一部を構成し、物品の搬送方向を搬入方向と異なる方向に送り出すものである。
移載装置1は、図6の様にコンベアラインの主搬送ライン100を搬送される物品の搬入方向を維持して下流に送り出す主搬送部2と、物品の搬入方向を異なる方向に転換して下流に送り出す副搬送部3を有し、主搬送部2と副搬送部3の一方がベルト式搬送手段10であり、他方がローラ式搬送手段11である。本実施形態では、主搬送部2にローラ式搬送手段11が採用され、副搬送部3にベルト式搬送手段10が採用されている。
ベルト式搬送手段10は、図1,7,8,9の様に搬送用無端ベルト12が並列に複数列並べて配されたものである。各搬送用無端ベルト12は、図1の様に係合部材(ベルト係合部材)20乃至31と係合しており、その内の幾つかの係合部材は、図2,3,4,5に示す様な回転中心軸50が交差方向に配置された一対の回転部材36a,bが組み合わされた回転部材対40である。
以下、ベルト式搬送手段10の概要を説明する。
図1は、ベルト式搬送手段10の単体ベルトユニット61の搬送用無端ベルト12と係合部材20乃至31のレイアウトである。
ベルト式搬送手段10は、後記する様に、二つの単体ベルトユニット61が接合されたものである。各単体ベルトユニット61は、搬送用無端ベルト12と複数の係合部材20乃至31によって構成され、ベルト式搬送手段10は、二つの単体ベルトユニット61が接合されて搬送用無端ベルト12が平行に2列配された構造となっている。
単体ベルトユニット61は、図1の様に1本の搬送用無端ベルト12を有している。そして搬送用無端ベルト12は複数の係合部材20乃至31と係合している。
係合部材20乃至31を力の伝達関係で分けると、駆動用係合部材と従動用係合部材に分類される。駆動用係合部材は自己が回転して搬送用無端ベルト12に力を付与する係合部材である。従動用係合部材は、逆に搬送用無端ベルト12側から力を受けて回転する係合部材である。
係合部材20乃至31の内、係合部材20が駆動用係合部材であり、他の係合部材21乃至31はいずれも従動用係合部材である。
係合部材を機能で分けると、搬送物の荷重を支持する支持用係合部材と、荷重を支持しない係合部材に分けられる。
係合部材20乃至31の内、上段に配置される係合部材22,23,25,26,27,29,30が支持用係合部材である。
また搬送用無端ベルト12に張力を付与するテンション付加用係合部材がある。
係合部材20乃至31の内、直線状の経路から外れた位置にある係合部材24,28がテンション付加用係合部材として機能する。
また経路の変更に寄与する機能がある経路変更用係合部材がある。
係合部材21,22,23,25,27,29,30,31が経路変更用係合部材である。
前記した様に、係合部材20乃至31の幾つかが回転中心軸50が交差方向に配置された一対の回転部材36a,bが組み合わされた回転部材対40である。本実施形態では、駆動用係合部材(係合部材20)以外の従動用係合部材(係合部材21乃至31)が全て回転部材対40である。
回転部材対40は、図2乃至5の様に、2個の回転部材36a,bを有している。回転部材36a,bは、本体38を有し、その片側だけにフランジ41が設けられている。本体38の形状は、ストレートの円筒形である。
回転部材36a,bの本体38には図5の様に中心孔42が開口しており、当該中心孔42にベアリング47が装着されている。
2個の回転部材36a,bは、図2,3,4の様にフランジ41が外側となる様に向き合っている。そして2個の回転部材36a,bには、折れ線状の軸芯45が挿通されている。
軸芯45は折れ線形状であり、二本の直線部48a,48bを有している。軸芯45には、図4、図5の様に貫通孔56が設けられている。貫通孔56は直線状に形成されており、貫通孔56の中心軸66は直線である。貫通孔56は、軸芯45の両端に開口するものであり、両端の開口部分の中心軸は、直線上にそろう。
本実施形態では、軸芯45の貫通孔56に支持軸57が挿通されている。支持軸57の全長は軸芯45よりも長く、支持軸57の両端は軸芯45の貫通孔56から突出する。
軸芯45を支持軸57を含めて観察すると、軸芯45の両端に支持軸57の両端によって構成される突起67があり、突起67の中心軸は直線上に並ぶこととなる。
軸芯45は、回転部材36a,bの回転中心軸50a,bとなるものである。従って2個の回転部材36a,bの回転中心軸50a,bは、交差方向に配置されている。
2個の回転部材36a,bの回転中心軸50a,bのなす角Aは、135度から175度程度である。
また回転部材対40の一方の回転部材36aの軸芯45aと、他方の回転部材36bの軸芯45bは一体化されて共通の軸芯45となっている。
そのため回転部材対40を構成する回転部材36a,bは、平行状態ではなく、傾斜した姿勢で対向している。即ち回転部材対40を図3の様に側面側から観察すると、本体38同士の一部(図3においては上部)が近接し、対向する部分(図3においては下部)が離れた状態となっている。
本体38同士が近接している部位の本体38の表面同士の稜線は、図3、図4の様にV型の谷状を構成している。
回転部材36aにはそれぞれベアリング47が装着されており、本体38はベアリング47を介して軸芯45に支持されているから、2個の回転部材36a,bの本体38は、自由回転可能である。また本体38はストレートの円筒形であり、回転した際の周速はどの部分でも同じである。
本実施形態では、2本の搬送用無端ベルト12を有するものであり、各搬送用無端ベルト12と従動用係合部材が一つの単体ベルトユニット61を構成し、二つの単体ベルトユニット61の搬送用無端ベルト12に共通の駆動用係合部材20が係合している。
共通の駆動用係合部材20は、図8,9の様にローラ状であり、回転中心軸は直線である。
前記した様に駆動用係合部材20を除く係合部材21乃至31には回転部材対40が採用されており、回転中心軸50は2本であり、非直線状であって傾斜している。
また回転部材対40は、図2,3,4の様に、本体38同士が近接する側に搬送用無端ベルト12が接する姿勢で取り付けられている。即ち回転部材対40は、二つの本体38が傾斜姿勢(非平行)で対向しているから、本体38同士が近接して二つの本体38の表面が成す輪郭が谷成りとなる側と、本体38同士が離れて二つの本体38の表面が成す輪郭が山成りとなる側ができる。
本実施形態では、回転部材対40は、本体38同士が近接して二つの本体38の表面が成す輪郭が谷成りとなる側に、搬送用無端ベルト12を係合させている。
次に本実施形態の移載装置1の全体構造について説明する。
本実施形態の移載装置1は、図6,7,8に示すように、主搬送ライン100の一部を構成する主搬送部2と、副搬送ライン101,102の一部を構成する副搬送部3と、主搬送部2及び副搬送部3の昇降動作を行う昇降部5と、移載装置1の土台を形成するベース部6とで構成されている。
主搬送部2は、図8に示すように、複数(本実施形態では4本)のローラ51を、一対のローラ用フレーム52,52間に平行に取り付けて形成されたローラ式搬送手段11である。そして本実施形態では、これらのローラ51のうちの1つに駆動源たるモータが内蔵されたモータ内蔵ローラ51aが採用され、その他のローラには空転する従動ローラ51bが採用されている。モータ内蔵ローラ51aは、ローラ本体内にモータが内蔵されたものであり、モータを駆動することによって外側のローラ本体が回転する。
各ローラ51には図示しない溝が設けられている。
本実施形態のローラ式搬送手段11は、一対のローラ用フレーム52,52に、4本のローラ51が取り付けられたものである。また、各ローラ51a,51bは、隣接するローラ51a,51bとの間でベルト55が懸架されている。即ち、各ローラ51a,51bは、それぞれに隣接する位置にあるローラ51a,51bと同期的に回転するべく、双方の溝にベルト55が懸架されている。従って主搬送部2では、各ローラ51a,51bが全て連動し、いずれか1つのローラ51a,51bが回転すると、他のローラ51a,51bも回転する。
副搬送部3は、ベルト式搬送手段10である。本実施形態で採用するベルト式搬送手段10は、図8に示すように、複数(本実施形態では2組)の単体ベルトユニット61と、それらの単体ベルトユニット61を連結する一対のベルト側連結部材62,62と、駆動用のローラ63とによって構成されている。
副搬送部3のローラ63は、モータ内蔵ローラであり、駆動用係合部材20として機能する。駆動用係合部材20は、回転中心軸が直線である。
各単体ベルトユニット61は、図9に示すように、いずれも1枚の板状部材46と、その板状部材46の側面に片持ち状に支持された各11個の係合部材21乃至31と、その係合部材21乃至31及び駆動用係合部材20として機能するローラ63に懸架される搬送用無端ベルト12と、駆動用のローラ63を支持するローラ固定部材65とによって構成されている。
係合部材21乃至31の構造は、前記した通りであり、2個の回転部材36によって構成される回転部材対40である。
係合部材21乃至31は、軸芯45に挿通された支持軸57を介して、板状部材46に固定されている。ここで支持軸57は直線状であるから、板状部材46に対して支持軸57を垂直に取り付けることにより、係合部材21乃至31を正規の姿勢で板状部材46に取り付けられる。
そしてこのように固定された係合部材21乃至31に搬送用無端ベルト12が懸架されている。
なお少なくとも搬送物の荷重を支持する支持用係合部材(係合部材22,23,25,26,27,29,30)は、図3,4の様に搬送用無端ベルト12の外周面が回転部材36a,bのフランジ41の高さ以上となる様に設定されている。そのため搬送物は、少なくとも搬送用無端ベルト12の外周面と接し、搬送用無端ベルト12によって搬送される。
ここで、本実施形態では、搬送用無端ベルト12が、図1,9に示すように、単に係合部材20乃至31の外側からだけではなく、係合部材20乃至31の内側からも懸架する懸架経路が採用されている。具体的には、搬送用無端ベルト12は、係合部材21,22,23,25,26,27,29,30,31においては、それらの係合部材に外側から接する(ベルトの内側が接する)ようにして懸架されている。これに対して、係合部材24,28においては、搬送用無端ベルト12がそれらの係合部材24,28に内側から接する(ベルトの外側が接する)ように懸架されている。このように、本実施形態では、搬送用無端ベルト12を、係合部材20乃至31の外側からだけでなく、係合部材20乃至31の内側からも接するように懸架している。この理由は、搬送用無端ベルト12に一定の張力を付与するためである。すなわち、本実施形態においては、高さ方向中間に位置する係合部材24,28は、搬送用無端ベルト12に張力を付与するテンション付加用係合部材として機能する。
また、単体ベルトユニット61では、この搬送用無端ベルト12に動力を与えるべく、係合部材20と係合部材31との間に、駆動用のローラ63(駆動用係合部材20)のローラ本体が当接されている。即ち搬送用無端ベルト12は、ローラ63に内側から接する(ベルトの外側が接する)ようにして懸架されている。これにより、例えば、ローラ63が正回転(図1,9を基準に時計回り方向に回転)すれば、搬送用無端ベルト12は反時計回り方向に移動し、逆に、ローラ63が逆回転(図1,9を基準に時計回り方向に回転)すれば、搬送用無端ベルト12は時計回り方向に移動する。
駆動用のローラ63は、ローラ固定部材65を介して、板状部材46に固定されている。
副搬送部3は、図8に示すように、2組の単体ベルトユニット61,61を、一対のベルト側連結部材62,62を介して一体的に接続されたものである。
昇降部5は、2系統の板カム8,9によって、主搬送部2及び副搬送部3を昇降可能な昇降機構を備えた部分で、図8に示すように、板カム8,9が装着される2本の昇降ローラ70,71と、隣接する昇降ローラ70,71の動作を同期させるクランク部材(動力伝達手段)72を有している。
本実施形態では、昇降ローラ70,71のうちの一方(昇降ローラ70)に、モータ内蔵ローラが採用されている。
ベース部6は、昇降部5と主搬送部2と副搬送部3の全てを集約し、それらのいずれの部材よりも下部に位置する土台部分である。ベース部6には、4つのガイドポール14が設けられている。
次に、本実施形態の移載装置1の各部材の位置関係について説明する。
本実施形態の移載装置1は、図8に示すように、最下部に土台たるベース部6が配され、その上部に昇降部5、副搬送部3、主搬送部2が配置されている。具体的には、昇降部5は、ベース部6に固定されており、昇降部5よりも上部に主搬送部2及び副搬送部3が配されている。
主搬送部2と副搬送部3は、ベース部6の4つのガイドポール14に、鉛直方向移動可能な状態で接続されている。
物品を搬送する搬送面を形成する部分に注目すると、図7の様に主搬送部2のローラ51と、副搬送部3の単体ベルトユニット61は、互いに平行に配置にされている。即ち主搬送部2のローラ51同士の間に単体ベルトユニット61の搬送用無端ベルト12が配置されている。また、単体ベルトユニット61は、基本的に主搬送部2のローラ用フレーム52,52の内側に位置している。したがって、主搬送部2と副搬送部3は、いずれか一方の動作に影響を受けることなく、独立的に動作し得る配置である。
主搬送部2及び副搬送部3は、昇降部5の板カム8,9と当接している。
次に、本実施形態の移載装置1の動作を説明する。
本実施形態の移載装置1は、上記したように、主搬送ライン100と副搬送ライン101,102が交差した位置に設けられており、主搬送ライン100の一部及び副搬送ライン101,102の一部を形成するものである。即ち、移載装置1は、搬入された物品を、その物品の搬送情報等に応じて、主搬送ライン100方向に送り出したり、副搬送ライン101,102方向に搬送方向を転換して送り出したりすることが可能である。
本実施形態では、移載装置1よりも搬送方向上流側から在荷センサ(図示しない)等によって物品Wに関する情報が検知される。そして、例えば、図10(a)に示す状態において、在荷センサによって検知された情報が、制御装置(図示しない)に入力され、移載装置1から物品Wを送り出す搬送方向を決定する。即ち、主搬送ライン100を維持して物品Wを搬送するか、主搬送ライン100から副搬送ライン101又は副搬送ライン102に方向転換して物品Wを搬送するかを決定する。そして移載装置1からの物品Wの搬送方向が決定されると、昇降部5が作動し、主搬送部2と副搬送部3のいずれかの搬送部(例えば主搬送部2)を搬送面から下方側に待避させる。そして図9(b)に示す状態において、所定のタイミングで物品Wの搬送に寄与する副搬送部3を搬送制御し、所望の方向に物品を搬送する。その後、図9(c)に示すように、物品Wの搬送を終えると、副搬送部3の搬送動作を停止し、再び、主搬送部2及び副搬送部3を昇降部5の作動前の姿勢に戻す。
本実施形態の移載装置1においても、物品Wが主搬送部2によって搬送され、主搬送ライン100を直進する際、副搬送部3を構成するベルト式搬送手段10の搬送用無端ベルト12が、物品Wから走行方向に対して横方向の力を受ける場合がある。
また本実施形態の移載装置1においても、主搬送部2及び副搬送部3を昇降させる際、副搬送部3を構成するベルト式搬送手段10の搬送用無端ベルト12が、何かに引っ掛かることがある。
そのため本実施形態の移載装置1においても、搬送用無端ベルト12が横方向に力を受け、走行路が乱れる場合がある。
しかしながら本実施形態の移載装置1では、多くの係合部材が回転部材対40であり、2個の回転部材36a,bの本体38の表面が成す輪郭が谷成りとなる側に搬送用無端ベルト12が係合している。さらに本実施形態の移載装置1では、回転部材対40が、2個の回転部材36a,bによって構成されており、それぞれの回転中心軸50a,bが交差方向に配置されている。
そのため搬送用無端ベルト12が走行方向に対して横方向の力に受けたり、引っ掛かりが生じても、搬送用無端ベルト12の蛇行は早期に収斂し、搬送用無端ベルト12が外れるといった致命的な事態には至らない。
以上説明した実施形態では、回転部材対40の軸芯45に貫通孔56を設け、貫通孔56に支持軸57を挿通して支持軸57の両端を軸芯45の貫通孔56から突出させた。そして当該支持軸57を他の部材に垂直に取り付けることにより、回転部材対40を正規の姿勢に維持させた。
しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、図11に示す様に、折れ線状の本体部分の端面から直接突起67が突出した形状の軸芯72を使用してもよい。
さらには図12に示す様に、折れ線状の本体部分の端面に開口73を設け、当該開口73にネジを形成し、ボルト75等を使用して回転部材対40を他の部材に固定してもよい。
図12に示す例では、ボルト75によって回転部材対40の両端を支持し、他部材76に回転部材対40を固定した例を示している。
図11,12に示す実施形態では、本体部分の端面から突出する突起67や、ボルト75を挿通する開口73は、その中心軸が直線上に並ぶ。
上記した各実施形態では、他の部材に対して回転部材対40を取り付け易い様に、軸芯45に貫通孔56を設けたり、突起67、開口73を設け、その中心軸を直線上に並べた。しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、図13の様に、傾斜姿勢の軸芯45a,bを直接的に他部材76に取り付けてもよい。
図13に示す実施形態では、他部材76を傾斜姿勢として回転部材対40を取り付けている。これに代わって、他部材76の取り付け孔68を他部材76の平面に対して傾斜させてもよい。
また上記した各実施形態では、回転部材対40の一方の回転部材36aの軸芯45aと、他方の回転部材36bの軸芯45bが一体化されて共通の軸芯45となっているが、図13に示す様に一方の回転部材36aの軸芯45aと、他方の回転部材36bの軸芯45bが別体であってもよい。
上記した実施形態では、駆動用係合部材(係合部材20)以外の従動用係合部材(係合部材21乃至31)を全て回転部材対40としたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば支持用係合部材だけを回転部材対40としてもよく、テンション付加用係合部材だけを回転部材対40としてもよく、経路変更用係合部材だけを回転部材対40としてもよい。
優先順位をつけるならば、従動用係合部材の中で、上部側に配され、且つ両端に設けられた係合部材22,30を回転部材対40とすることが望ましい。
また従動用係合部材であって、且つ支持用係合部材であり、且つテンション付加用係合部材の両端に位置する係合部材23,25,27,29を回転部材対40とすることが望ましい。
最も推奨されるのは、上部側に配され、且つ両端に設けられた係合部材22,30と、テンション付加用係合部材の両端に位置する係合部材23,25,27,29を回転部材対40とすることである。
駆動用係合部材20を回転部材対40としてもよい。
上記した搬送用無端ベルト12と、係合部材(ベルト係合部材)20乃至31によって構成されるベルト懸架構造は、移載装置1の搬送部に使用することを目的として開発されたものであるが、他の用途に応用することもできる。
例えば搬送用無端ベルト12を動力伝導ベルトに置き換えて、動力伝動用のベルト懸架構造とすることも可能である。
また係合部材(ベルト係合部材)20乃至31についても、同様に、他の用途に使用することができる。
1 移載装置
2 主搬送部
3 副搬送部
5 昇降部
6 ベース部
10 ベルト式搬送手段
11 ローラ式搬送手段
12 搬送用無端ベルト
20乃至31 係合部材
36a,b 回転部材
38 本体
40 回転部材対
41 フランジ
45,72 軸芯
47 ベアリング
50a,b 回転中心軸
51 ローラ
61 単体ベルトユニット
100 主搬送ライン
101,102 副搬送ライン

Claims (9)

  1. 物品が搬送されるコンベアラインの一部を構成し、物品の搬送方向を搬入方向と異なる方向に送り出し可能な移載装置であって、
    物品の搬入方向を維持して下流に送り出す主搬送部と、物品の搬入方向を異なる方向に転換して下流に送り出す副搬送部を有し、
    前記主搬送部と副搬送部の少なくとも一方は、搬送用無端ベルトが並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段であり、各搬送用無端ベルトは、いずれも複数の係合部材と係合するものであり、
    前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であることを特徴とする移載装置。
  2. 回転部材には軸芯が挿通されていて当該軸芯を回転中心軸として回転し、回転部材対の一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記係合部材には、搬送用無端ベルトを駆動する駆動用係合部材と、搬送用無端ベルトの走行方向を変換する少なくとも1個の従動用係合部材があり、
    従動用係合部材の少なくとも1個が前記回転部材対であることを特徴とする請求項1又は2に記載の移載装置。
  4. 前記係合部材には、物品の荷重を支持する支持用係合部材があり、
    支持用係合部材の少なくとも一つが前記回転部材対であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の移載装置。
  5. 前記主搬送部と副搬送部の一方は、複数の長尺ローラが平行に配されたローラ式搬送手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の移載装置。
  6. 二本の直線部を備えた折れ線形状の軸芯と、二個の回転部材を有し、一方の回転部材は軸芯の一方の直線部に装着され、他方の回転部材は軸芯の一方の直線部に装着され、前記軸芯の両端には開口又は突起があり、前記両端の開口又は突起の中心軸は直線上に並ぶことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の移載装置。
  7. 係合部材と係合する搬送用無端ベルトが並列に複数列並べて配されたベルト式搬送手段であって、
    前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト式搬送手段。
  8. 複数の係合部材と、無端ベルトによって構成され、無端ベルトが前記係合部材に懸架されたベルト懸架構造において、
    前記係合部材の少なくとも一つは、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト懸架構造。
  9. 無端ベルトと係合して一連のベルト懸架構造を構成するベルト係合部材であって、回転中心軸が交差方向に配置された一対の回転部材が組み合わされた回転部材対であり、一方の回転部材の軸芯と、他方の回転部材の軸芯は一体化されていることを特徴とするベルト係合部材。
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