JP2018090313A - 包装体及び積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子レンジのマイクロ波による加熱及び発熱体による加熱により内容物を追加調理することができる、電子レンジ用の包装体及び積層体を提供すること。【解決手段】包装体1は、外層及び接着性樹脂からなる内層を有する、一枚の積層体2により構成された袋状の包装体1であって、電磁波を吸収して発熱する発熱部15を有する平面状の底面部11と、電磁波を透過する、底面部11と対向する平面状の上面部12と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子レンジにより加熱する内容物を収容する包装体及び包装体を構成する積層体に関する。
従前から、電子レンジにより加熱する内容物を収容する包装体として、種々の技術が提案されている。例えば、電子レンジ用の包装体として、所謂ピロータイプの袋状の包装体が知られている。また、このような包装体を構成するシート状の積層体として、全面に、電子レンジのマイクロ波によって発熱する発熱体を設ける技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)。この包装体は、内容物の表面及び包装体の内面を密着させて電子レンジで加熱することで、内容物に焦げ目を付け、また、クリスピーな食感に仕上げることができる。
特開2001−322684号公報
上述した包装体では、以下の問題があった。即ち、包装体を構成するシート材料の全面に発熱体を設けると、内容物に対して発熱体による熱で加熱ができるが、電子レンジにより生じるマイクロ波が発熱体によって吸収されるため、内容物の内部まで十分に加熱できない、と言う問題がある。
そこで、本発明は、電子レンジのマイクロ波による加熱及び発熱体による加熱により内容物を追加調理することができる、電子レンジ用の包装体及び積層体を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の包装体及び積層体は、次のように構成されている。
本発明の一態様として、包装体は、外層及び接着性樹脂からなる内層を有する、一枚の積層体により構成された袋状の包装体であって、電磁波を吸収して発熱する発熱部を有する平面状の底面部と、前記電磁波を透過する、前記底面部と対向する平面状の上面部と、を備える。
本発明の一態様として、積層体は、袋状の包装体を構成する一方向に長いシート状の積層体であって、基材層と、接着性樹脂からなるシール層と、前記基材層及び前記シール層の間の一部に設けられた、電磁波を吸収して発熱する発熱体層と、前記基材層及び前記シール層の間の他部に設けられた、前記電磁波を透過する中間層と、を備える。
本発明によれば、電子レンジのマイクロ波による加熱及び発熱体による加熱により内容物を追加調理することができる、電子レンジ用の包装体及び積層体を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る包装体の構成を示す斜視図。 同包装体の構成を示す斜視図。 同包装体の構成を示す断面図。 同包装体の発熱部の構成を示す平面図。 同包装体を構成する積層体の構成を示す平面図。 同積層体の要部構成を示す断面図。 同積層体の要部構成を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る包装体1の構成を、図1乃至図7を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る包装体1の構成を上面部12側から示す斜視図、図2は包装体1の構成を底面部11側から示す斜視図、図3は包装体1の構成を示す断面図、図4は包装体1の発熱部15の構成を示す平面図、図5は包装体1を成形する積層体2の構成を示す平面図、図6は図5中VI−VI線断面で示す積層体2の発熱体層32を有する部位の構成を示す断面図、図7は図5中VII−VII線断面で示す積層体2の中間層33を有する部位の構成する断面図である。
図1及び図2に示す包装体1は、図5乃至図7に示す樹脂材料を主体とするシート状の一枚の積層体2を製袋することで成形される。包装体1は、所謂ピロータイプの袋状に構成される。包装体1は、内部にピザ、焼き魚、焼き肉、ハンバーグ等の食品を内容物100として収容し、電子レンジで加熱することが可能な、電子レンジ用の包装体である。
ここで、積層体2は、図5乃至図7に示すように、印刷フィルムにより構成された基材層31と、基材層31の一部に設けられ、発熱フィルムにより構成された発熱体層32と、基材層31の他部に設けられた中間層33と、発熱体層32及び中間層33に設けられ、シーラントフィルムにより構成されたシール層34と、を備えている。また、積層体2は、基材層31、発熱体層32及びシール層34の間、及び、基材層31、中間層33及びシール層34の間に、接着層35を有する。
積層体2は、一方向に長いシート状に構成され、円筒状の芯材に捲回されたロール状で保管される。積層体2は、当該一方向に直交する方向、換言すると幅方向の両端縁、及び、幅方向の中央部に、当該一方向に沿って中間層33が設けられる。
積層体2は、積層体2の両端縁及び中央部に設けられた中間層33の間に、当該一方向に沿って発熱体層32が設けられる。即ち、積層体2は、幅方向で中心側に中間層33が設けられ、幅方向で外縁側に発熱体層32が設けられ、そして、外縁に中間層33が設けられる。このため、積層体2は、幅方向の中心を中心軸としたときに、対称形状に構成される。
基材層31は、基材であるPETフィルム41と、PETフィルム41の一面にグラビア印刷により内容物100の情報等が印刷されたグラビア印刷層42と、を備えている。
なお、基材層31の基材は、PETフィルム41以外の樹脂フィルムであってもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂や、ナイロン6等のポリアミド系樹脂等の熱可塑性樹脂フィルムを好適に使用することができる。基材層31は、包装体1の外層を構成する。
発熱体層32は、電磁波であるマイクロ波を吸収することで発熱する導電性物質の蒸着膜、導電性インク、金属箔等による薄膜により構成される。ここで、導電性物質としては、アルミニウム、錫、亜鉛、鉄、銅等の金属や、これら金属の酸化物の1種又は2種以上の混合物を使用することができる。
具体的には、発熱体層32は、基材であるPETフィルム51と、PETフィルム51の一面に設けられた金属蒸着膜52と、金属蒸着膜52の一面に設けられた保護層53と、を備えている。
金属蒸着膜52は、PETフィルム51の表面に金属蒸着によって、例えば、アルミニウムと酸化アルミニウムとの混合物により膜状に構成される。金属蒸着膜52は、電子レンジにより内容物100を加熱するときに発熱部15に求められる発熱量により、その面積、形状及び厚さ等が適宜設定される。
例えば、金属蒸着膜52の材料は、材料コストや生産性を鑑みると、アルミニウム単独、又はアルミニウムと酸化アルミニウムとの混合物による蒸着膜を使用することが好ましい。金属蒸着膜52の材料に当該混合物を使用する場合には、アルミニウムと酸化アルミニウムとの質量比は、4:1〜1:9であることがより好ましい。金属蒸着膜52の厚さは、30〜100nmが好ましい。
金属蒸着膜52は、図4及び図5に示すように、格子状にパターニングされることで、方形状の発熱体52aが等間隔で複数配置される。複数の発熱体52aは、積層体2の一の辺に対して傾斜する方向に並ぶように配列される。換言すると、発熱体層32の発熱体52aが形成されていない欠落部は、少なくとも積層体2の一の辺に対して傾斜する方向延在する格子状に形成されている。
金属蒸着膜52は、複数の発熱体52aを所定の大きさに分割することで、発熱体52aによる発熱温度を制御している。具体的には、発熱体52aの形状や間隔等を設定することで、発熱体52aによる発熱温度が、内容物100を加熱するのに十分な温度であって、且つ、積層体2自体が熱により損傷しない程度の温度に制御される。
金属蒸着膜52は、電子レンジにより内容物100を加熱した時に、発熱体52aがマイクロ波を吸収することで各発熱体52aが発熱する。このような金属蒸着膜52は、PETフィルム51の所定の範囲に金属蒸着膜を成形し、その金属蒸着膜上に耐酸性又は耐アルカリ性の保護層53を形成し、保護層53で覆われた部分以外を酸やアルカリによって洗浄して除去することで構成される。
保護層53は、塩化酢酸ビニル系樹脂等により構成される。なお、発熱体層32は、保護層53側の表面から接着層35が設けられることで、保護層53上、並びに、金属蒸着膜52及び保護層53が設けられていないPETフィルム51上が接着層35に覆われる。
中間層33は、PETフィルムにより構成される。中間層33は、電磁波を透過可能に構成される。なお、中間層33は、マイクロ波によって発熱しない材料であればよく、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂や、ナイロン6等のポリアミド系樹脂等の熱可塑性樹脂フィルムであってもよい。
シール層34は、熱接着性を有するシーラントフィルムにより構成される。シーラントフィルムを構成する樹脂としては、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等のオレフィン系樹脂が好適に使用できるが、本実施例では、比較的融点の高い無延伸ポリプロピレンフィルムを使用している。シール層34は、包装体1の内層を構成する。
接着層35は、接着性を有する熱硬化性樹脂を主体とすることが好ましい。例えば、接着層35は、接着性樹脂として、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシとポリエステルの共重合樹脂等の樹脂を主剤とし、メラミン樹脂、イソシアネート樹脂等の硬化剤を含む樹脂組成物よりなる接着性樹脂材料が使用できる。
図1乃至図3に示すように、包装体1は、底面部11と、上面部12と、背貼り接着部13と、一対の端縁熱接着部14と、を備えている。包装体1は、発熱部15及び電磁波透過部16を有している。
包装体1は、底面部11及び上面部12が一枚の積層体2により構成される。包装体1は、背貼り接着部13によって筒状に構成された底面部11及び上面部12の開口端を熱により接着して一対の端縁熱接着部14を構成することで、内容物100を収容した袋状に構成される。
底面部11は、平面状に構成される。底面部11は、発熱部15を有する。換言すると、底面部11は、積層体2の発熱体層32が設けられた部位で構成される。
上面部12は、底面部11と対向する平面状に構成される。上面部12は、例えば、包装体1に収容される内容物100の説明、商品名及びデザイン等の表示が設けられる。なお、当該表示は、基材層31の内容物100の情報等が印刷されたグラビア印刷層42により構成される。
背貼り接着部13は、中間層33が設けられた積層体2の幅方向の両端縁を熱接着させて合掌貼りすることで構成される。背貼り接着部13は、底面部11の中央部に配置される。背貼り接着部13は、一方向に長く構成される。
端縁熱接着部14は、背貼り接着部13を設けた積層体2に内容物100を配置し、内容物100を積層体2の長手方向で挟んだ2か所で熱接着させることで構成される。端縁熱接着部14は、背貼り接着部13と直交する包装体1の両端部に設けられる。端縁熱接着部14は、シート状に熱接着されることで、底面部11及び上面部12が平面状に構成する。
発熱部15は、図5に示すように、積層体2の発熱体層32が設けられた部位により構成される。発熱部15は、電磁波を吸収して発熱する。発熱部15は、底面部11の全面に設けられるとともに、上面部12の周辺部、換言すると、底面部11及び上面部12の境まで位置する。発熱部15は、内容物100の加熱する面と対向する。
電磁波透過部16は、図5に示すように、積層体2の中間層33が設けられた部位により構成される。電磁波透過部16は、電磁波を透過する。即ち、電磁波透過部16は、電磁波を透過させることで、包装体1に収容された内容物100にマイクロ波を照射させることが可能に構成される。電磁波透過部16は、包装体1の上面部12の全面に設けられる。
このように構成された包装体1は、内容物100を電子レンジで加熱するときに、底面部11が下方、上面部12が上方となるように電子レンジ内に配置される。包装体1は、電子レンジを駆動してマイクロ波が照射されると、マイクロ波が上面部12の電磁波透過部16を透過する。また、包装体1は、照射されたマイクロ波が底面部11の発熱部15に照射されると、発熱部15を構成する発熱体層32の金属蒸着膜52の発熱体52aがマイクロ波を吸収して発熱する。これにより、包装体1に包装された内容物100は、マイクロ波によって加熱されるとともに、発熱部15により、高温になった金属蒸着膜52の発熱体52aにより加熱される。
このように、包装体1は、電子レンジによって収容した内容物100を加熱することで、内容物100を内部まで十分に加熱可能となるとともに、発熱体52aによって焼き目や焦げ目を付けること、又は、クリスピーな食感に仕上げる追加調理が可能となる。即ち、内容物100を電子レンジの加熱によって、追加で調理することが可能となる。
また、包装体1は、背貼り接着部13を発熱部15が設けられた底面部11に設けることで、背貼り接着部13が包装体1の底面側、即ち裏面側に配置される。このような構成とすることで、店舗に商品として内容物100を包装した包装体1を陳列したときに、背貼り接着部13の無い上面部12が表面となることから、商品のデザイン性を高めることができる。
また、背貼り接着部13は、非発熱部として、積層体2の中間層33が設けられた部位で構成することで、レンジ加熱時に発熱体の熱により背貼り接着部13のシール強度が低下して内容物の一部が流出することを防止できる。また、背貼り接着部13は積層体2の両端縁が合掌貼りされた構成となっているため、背貼り接着部13を構成する積層体2の両端縁が発熱部であった場合、発熱部が発熱した際の熱が二重に作用し、背貼り接着部13が加熱されすぎることにより背貼り接着部13が損傷されて外観不良が発生する虞がある。また、発熱部15が上面部12の周辺部にまで位置していることにより、包装体1の製造時に、積層体2の位置が多少ずれて内容物100を包装しても、底面部11に発熱部15が確実に位置することになる。これにより、包装体1は、発熱部15によって、確実に内容物100を調理することができる。
また、包装体1は、背貼り接着部13の付け根部分に若干の隙間が生じることから、背貼り接着部13を底面部11に設けることで、当該隙間が、発熱部15により加熱された際に内容物100の底面側から発生した蒸気の流路となる。このため、当該蒸気が背貼り接着部13の隙間を通って包装体1外に逃げることから、包装体1は、内容物100に焼き目や焦げ目を付けることや、内容物100をクリスピーな食感に仕上げる、追加調理をより行うことが可能となる。
また、包装体1を構成する積層体2は、幅方向で対称形状に構成される。このため、円筒状の芯材に捲回されたロール状の積層体2は、幅方向、換言すると軸方向で対称形状となる。結果、中間層33及び発熱体層32で若干の厚みの差が生じたとしても、ロール状の積層体2は、軸方向の中心で対称形状となり、保管時の扱いが容易となる。
上述したように本発明の一実施形態に係る包装体1によれば、電子レンジのマイクロ波による加熱及び発熱体による加熱により内容物を追加調理することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではない。上述した例では、包装体1は、背貼り接着部13は底面部11に設ける構成を説明したがこれに限定されない。例えば、背貼り接着部13を上面部12に設ける構成としてもよい。このような構成の包装体1の積層体2は、中央部に発熱体層32を設け、外縁側に中間層33を設ける構成とすればよい。例えば、このような包装体1は、内容物100を収容した包装体1を、別途化粧箱等に収容した製品のような、上面部12のデザイン性を要しない場合に適用することができる。また、このような積層体2は、幅方向で対称形状であることから、筒状の芯材に捲回されたロール状の積層体2においても、軸方向で対称形状となり、保管時の取り扱いが容易となる。また、中央部に発熱体層32を設け、外縁側に中間層33を設ける構成でよく、上面部12を構成する中間層33及び背貼り接着部13を構成する中間層33を連続させることが可能となり、製造が容易となる。また、背貼り接着部13は、積層体2の両端縁を合掌貼りするのではなく、積層体2の一方の端縁の外面に他方の端縁の内面を重ねて接着するような接着形態であってもよい。
また、包装体1は、背貼り接着部13を、底面部11及び上面部12の一方の境界に設ける構成であってもよい。このような包装体1の積層体2は、幅方向の中心から一方側に中間層33を設け、他方側の外縁近くまで発熱体層32を設け、さらに、他方側の外肩部に中間層33を設ける構成とすればよい。但し、このような包装体1の積層体2は、幅方向で対称形状でないことから、中間層33及び発熱体層32の厚さが異なる場合には、ロール状の積層体2とすると、軸方向で対称形状でなく、保管性が低下する虞や、加工上の問題が生じる虞がある。
また、上述した例では、積層体2は、接着層35を介して基材層31及びシール層34の間に発熱体層32及び中間層33を設ける構成を説明したがこれに限定されない。例えば、積層体2は、基材層31と発熱体層32及び中間層33との間に、さらに、接着層35を介して遮光層を有する構成であってもよい。この遮光層は、例えば、チタンホワイトやカーボンブラック等の電磁波によって発熱しない顔料が添加された遮光インキにより構成される。遮光層は、外部からの光を遮断すると共に、発熱部の色が印刷フィルムに裏移りしないようにする効果を奏する。また、遮光層は、遮光インキの代わりに遮光フィルムを基材層31に積層する構成であってもよい。遮光フィルムは、例えば、ポリエチレン等の樹脂フィルムに、チタンホワイトやカーボンブラック等の電磁波によって発熱しない顔料を添加することで構成される。このように、遮光層を設けた積層体2により包装体1を成形することで、包装体1は、光により内容物100が劣化することを防止できる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…包装体、2…積層体、11…底面部、12…上面部、13…背貼り接着部、14…端縁熱接着部、15…発熱部、16…電磁波透過部、31…基材層、32…発熱体層、33…中間層、34…シール層、35…接着層、41…PETフィルム、42…グラビア印刷層、51…PETフィルム、52…金属蒸着膜、52a…発熱体、53…保護層、100…内容物。

Claims (6)

  1. 外層及び接着性樹脂からなる内層を有する、一枚の積層体により構成された袋状の包装体であって、
    電磁波を吸収して発熱する発熱部を有する平面状の底面部と、
    前記電磁波を透過する、前記底面部と対向する平面状の上面部と、
    を備える包装体。
  2. 前記積層体の端縁部同士を接着して構成され、前記電磁波を透過する背貼り接着部と、
    前記背貼り接着部と直交する両端部に設けられた端縁熱接着部と、を備える請求項1に記載の包装体。
  3. 前記背貼り接着部は、前記底面部に設けられる請求項2に記載の包装体。
  4. 前記発熱部は、前記上面部の周辺部まで配置される請求項1に記載の包装体。
  5. 袋状の包装体を構成する一方向に長いシート状の積層体であって、
    基材層と、
    接着性樹脂からなるシール層と、
    前記基材層及び前記シール層の間の一部に設けられた、電磁波を吸収して発熱する発熱体層と、
    前記基材層及び前記シール層の間の他部に設けられた、前記電磁波を透過する中間層と、
    を備える積層体。
  6. 前記中間層は、前記一方向に直交する方向の両端縁、及び、前記直交する方向の中央部に、前記一方向に沿って延設され、
    前記発熱体層は、前記両端縁及び前記中央部間に、前記一方向に沿って延設される、請求項5に記載の積層体。
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