JP2018090091A - 電池パック支持体 - Google Patents

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一慶 扇谷
Kazuyoshi Ogiya
一慶 扇谷
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Abstract

【課題】車両に搭載される複数の電池セルを収容した電池パックを支持する電池パック支持体において、車両の衝突時に電池パックを保護する。【解決手段】電池パック支持体1は、電池パック100の下方に配置された床部10と、床部を車両の前後方向から挟み込むように配置された一対の床支持部30と、を備えている。両床支持部はそれぞれ、床部の側へ張り出して床部の床上面部10aに接合された上側フランジ部30bと、床部を挟んで上側フランジ部と対向して設けられているとともに床部の側へ張り出して床部の床下面部10bに接合された下側フランジ部30cと、を備えている。下側フランジ部の張り出し寸法H2は、上側フランジ部の張り出し寸法H1よりも大きく設定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、電池パック支持体に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車には、その電動源である複数の電池セルを収容した電池パックが搭載されている。電池パックは、車体に設けられた専用の電池パック支持体で支持されている。特許文献1に開示された電池パック支持体(保護フレーム構造体)は、左右一対で設けられた立壁状のサイドフレームと、両サイドフレームの下端部をフロント側において連結したフロントフレームと、両サイドフレームの下端部をリア側において連結した及びリアフレームと、を備えている。両サイドフレームはそれぞれ、互いの側へ張り出した上下一対のフランジ部(連結用リブ)を、フロントフレーム及びリアフレームと対応する位置に個々に備えている。フロントフレーム及びリアフレームはそれぞれ、対応する上下のフランジ部で挟持されている。電池パックは、立壁状の両サイドフレームの間でフロントフレーム及びリアフレームの上面側に配置される。なお、各フランジ部の張り出し寸法は一致している。
特開2011−6037号公報
車両に衝突が発生し、両サイドフレームの側からフロントフレーム及びリアフレームに力がかかった際、フロントフレーム及びリアフレームは、上方側または下方側のいずれかに座屈する。上述のとおり、特許文献1では上下のフランジ部の張り出し寸法が一致している。この場合、フロントフレーム及びリアフレームが座屈する方向(上方側または下方側)は一意に定まらず、フロントフレーム及びリアフレームは上方側にも下方側にも座屈し得る。フロントフレーム及びリアフレームが上方側に座屈した場合、フロントフレーム及びリアフレームは電池パックの側へ変形するため、電池パックに接触して電池パックを傷つける虞がある。
本発明の課題は、車両に搭載される複数の電池セルを収容した電池パックを支持する電池パック支持体において、車両の衝突時に電池パックを保護することにある。
上記の課題を解決するため、本発明はつぎの手段をとる。
本発明の第1発明は、車両に搭載される複数の電池セルを収容した電池パックを直接または間接的に支持する電池パック支持体であって、電池パックの下方に配置された床上面部と、床上面部の下方に配置された床下面部と、を有する床部と、床部を車両の前後方向または左右方向から挟み込むように配置された一対の床支持部と、を備えている。両床支持部はそれぞれ、床部の側へ張り出して床上面部に接合された上側フランジ部と、床部を挟んで上側フランジ部と対向して設けられているとともに床部の側へ張り出して床下面部に接合された下側フランジ部と、上側フランジ部と下側フランジ部とを接続するフランジ支持部と、を備えている。両フランジ支持部、両上側フランジ部、両下側フランジ部、床上面部、及び床下面部によって閉じ断面が形成されている。両下側フランジ部のうち少なくとも一方の張り出し寸法は、対向する上側フランジ部の張り出し寸法よりも大きく設定されている。
本発明の第2発明は、第1発明に記載された電池パック支持体であって、両上側フランジ部は、床上面部に対して上方から接合されている。両下側フランジ部は、床下面部に対して下方から接合されている。
本発明の第3発明は、第1発明または第2発明に記載された電池パック支持体であって、両床支持部はそれぞれ、上側フランジ部が床部とは反対側へ延長された上側フランジ延長部と、下側フランジ部が床部とは反対側へ延長された下側フランジ延長部と、上側フランジ延長部と下側フランジ延長部とが接続された補強部と、を備えている。
本発明の第1発明においては、両下側フランジ部のうち少なくとも一方の張り出し寸法が、対向する上側フランジ部の張り出し寸法よりも大きく設定されている。これによって、床下面部を支持する強度が床上面部を支持する強度に比べて向上されている。したがって、例えば車両に衝突が発生して両床支持部の側から床部に対して力がかかった際に、床下面部よりも床上面部が先に座屈し易く、これにより床上面部及び床下面部は床下面部の側(下方側)へ座屈する。したがって、床上面部が電池パックから離れる側へ座屈するため、床上面部と電池パックとの接触が回避されて、電池パックが保護される。
例えば両フランジ部と床部とが溶接によって接合されている場合がある。本発明の第2発明においては、上側フランジ部が床上面部に対して上方から接合されている。これによって、上側フランジ部が床上面部に対して下方から接合されている場合に比べて、上側フランジ部と床上面部との溶接作業が容易となる。同様に、第2発明においては、下側フランジ部が床下面部に対して下方から接合されている。これによって、下側フランジ部が床下面部に対して上方から接合されている場合に比べて、下側フランジ部と床下面部との溶接作業が容易になる。
本発明の第3発明においては、床支持部が、上側フランジ延長部と下側フランジ延長部と両フランジ部を接続する補強部とを備えている。これらの上側フランジ延長部と下側フランジ延長部と補強部とによって、床支持部の強度が向上する。
電気自動車における電池パック支持体及び電池パックの配置を表した側面図である。 電池パック支持体及び電池パックの斜視図である。 電池パック支持体及び電池パックの分解斜視図である。 電池パック支持体及び電池パックを左方から視た断面図である。 床部に対して両床支持部の側から力がかかった際の電池パック支持体の変形の様子の例を表した図4に対応する断面図である。 床支持部及び床部の変更例を表した断面図である。 床支持部及び床部の変更例を表した断面図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。なお、各図において、前、後、左、右、上、下はそれぞれ、電気自動車200の前、後、左、右、上、下を指す。図1に示す電気自動車200は、その電動源となる電池パック100を搭載している。電池パック100は、電池パック支持体1によって支持(固定)されている。図1の例では、電池パック支持体1が、電気自動車200の後部に固定されている。電池パック支持体1は、例えば後部座席の下部等、車両の中央近傍に固定してもよい。
電池パック支持体1は、図2〜図4に示すように、床部10と、一対の床支持部30と、一対の立上部50と、天井部70と、を備えている。床部10と、両床支持部30と、両立上部50は、中空断面形状のアルミ押出し材によって構成されている。天井部70は、例えばアルミ製のパネル材によって構成されている。天井部70は、アルミ押出し材によって構成してもよい。なお、電池パック支持体1は、図1の例に示すように、当該電池パック支持体1が電気自動車200の後部に配置される場合には、後方からの衝突に対して電池パック100を保護するため、両床支持部30が床部10に対して前後一対で配置される。この場合、電池パック支持体1は、前後対称に構成される。電池パック支持体1は、当該電池パック支持体1が電気自動車200の後部座席の下部等、車両の中央近傍に配置される場合には、側方からの衝突に対して電池パック100を保護するため、両床支持部30が床部10に対して左右一対で配置される。この場合、電池パック支持体1は、左右対称に構成される。以下では、両床支持部30が床部10に対して前後一対で配置された場合の例を説明する。
床部10は、図2〜図4に示すように、直方体状に構成されている。床部10は、床上面部10a、床下面部10b、床側面部10c、仕切部10dを備えている。これらの各部10a,10b,10c,10dはそれぞれ、所定の厚みを有した板状に構成されている。床上面部10aは、電池パック100の下方に配置されている。床下面部10bは、床上面部10aの下方に配置されている。床上面部10a及び床下面部10bは、ともに略水平に配置され、上下方向に相対向している。床上面部10a及び床下面部10bは、所定の左右幅にて前後方向に連続している。床側面部10cは、床上面部10aと床下面部10bとを、これらの左右両縁において接続している。両床側面部10cは、床上面部10a及び床下面部10bの前後両縁に亘って連続している。床部10の内部には、空間部10eが形成されている。空間部10eは、左右方向に並列で複数(例えば3つ)形成されている。各空間部10eは、床部10の前後の両端面10fに亘って連続している。各空間部10eは、仕切部10dによって仕切られている。仕切部10dは、床上面部10aと床下面部10bとを接続している。
両床支持部30は、図2〜図4に示すように、床部10を前後方向から挟み込むように配置されている。両床支持部30はそれぞれ、フランジ支持部30a、上側フランジ部30b、下側フランジ部30c、上側フランジ延長部30d、下側フランジ延長部30e、補強部30f、外側フランジ部30g、内側フランジ部30h、を備えている。これらの各部30a,30b,30c,30d,30e,30f,30g,30hはそれぞれ、所定の厚みを有した板状に構成されている。
フランジ支持部30aは、床部10の端面10fと対向している。フランジ支持部30aは、床部10の端面10fに沿って配置され、当該端面10fの左右両縁に亘って連続している。
上側フランジ部30bは、図2〜図4に示すように、フランジ支持部30aの上端部から床部10の側へ張り出している。上側フランジ部30bは、床部10の床上面部10aの上面10a1(図4参照)に沿って配置され、当該上面10a1に溶接によって接合されている。本実施形態のように、上側フランジ部30bが床上面部10aの上面10a1に接合されている場合には、例えば上側フランジ部30bが床上面部10aの下面10a2に接合されている場合(図6参照)に比べて、上側フランジ部30bと床上面部10aとの溶接作業が容易になる。上側フランジ部30bは、図3に示すように、フランジ支持部30aの左右両縁に亘って連続している。
下側フランジ部30cは、図2〜図4に示すように、フランジ支持部30aの下端部から床部10の側へ張り出している。下側フランジ部30cは、床部10の床下面部10bの下面10b2(図4参照)に沿って配置され、当該下面10b2に溶接によって接合されている。本実施形態のように、下側フランジ部30cが床下面部10bの下面10b2に接合されている場合には、例えば下側フランジ部30cが床下面部10bの上面10b1に接合されている場合(図6参照)に比べて、下側フランジ部30cと床下面部10bとの溶接作業が容易になる。下側フランジ部は、図3に示すように、フランジ支持部30aの左右両縁に亘って連続している。
下側フランジ部30cは、図4に示すように、床部10を挟んで上側フランジ部30bと相対向している。下側フランジ部30cの張り出し寸法H2は、対向する上側フランジ部30bの張り出し寸法H1よりも大きく設定されている。
上側フランジ延長部30dは、図2〜図4に示すように、フランジ支持部30aに対して上側フランジ部30bが床部10とは反対側へ延長されている。上側フランジ延長部30dは、フランジ支持部30aの左右両縁に亘って連続している。下側フランジ延長部30eは、フランジ支持部30aに対して下側フランジ部30cが床部10とは反対側へ延長されている。下側フランジ延長部30eは、フランジ支持部30aの左右両縁に亘って連続している。補強部30fは、上側フランジ延長部30dと下側フランジ延長部30eとを接続している。補強部30fは、両フランジ延長部30d,30eの左右両縁に亘って連続している。上側フランジ延長部30dと、下側フランジ延長部30eと、補強部30fと、によって、床支持部30の強度が向上されている。上側フランジ延長部30dと、下側フランジ延長部30eと、補強部30fと、フランジ支持部30aとは、これらによって取り囲んだ空間部30kを形成している。
外側フランジ部30gは、図2〜図4に示すように、上側フランジ延長部30dに対して補強部30fが上方に延長されている。外側フランジ部30gは、後述する立上部50の立上外面部50bに沿って配置され、立上外面部50bに溶接によって接合されている。外側フランジ部30gは、上側フランジ延長部30dの左右両縁に亘って連続している。
内側フランジ部30hは、図2〜図4に示すように、上側フランジ延長部30dに対してフランジ支持部30aが上方に延長されている。内側フランジ部30hは、後述する立上部50の立上内面部50aに沿って配置され、立上内面部50aに溶接によって接合されている。内側フランジ部30hは、上側フランジ延長部30dの左右両縁に亘って連続している。
両立上部50は、図2〜図4に示すように、直方体状に構成されている。両立上部50はそれぞれ、立上内面部50a、立上外面部50b、立上側面部50c、仕切部50d、を備えている。これらの各部50a,50b,50c,50dは、所定の厚みを有した板状に構成されている。立上内面部50a及び立上外面部50bは、ともに略垂直に配置され、前後方向に相対向している。立上内面部50aは、電池パック100と相対向している。立上外面部50bは、立上内面部50aに対して電池パック100とは反対側に配置されている。立上内面部50a及び立上外面部50bは、所定の左右幅にて上下方向に連続している。立上側面部10cは、立上内面部50aと立上外面部50bとを、これらの左右両縁において接続している。両立上側面部10cは、立上内面部50a及び立上外面部50bの上下両縁に亘って連続している。立上部50の内部には、空間部50eが形成されている。空間部50eは、左右方向に並列で複数(例えば3つ)設けられている。各空間部50eは、立上部50の上下の両端面50fに亘って連続している。各空間部50eは、仕切部50dで仕切られている。仕切部50dは、立上内面部50aと立上外面部50bとを接続している。
天井部70は、両立上部50の上方側の端面50fを接続している。
図4に示すように、電池パック支持体1は、左方向から視た断面視において、両床支持部30のそれぞれのフランジ支持部30a、上側フランジ部30b、及び下側フランジ部30cと、床部10の床上面部10a及び床下面部10bと、によって閉じ断面を形成している。閉じ断面を形成することによって、電池パック支持体1は強度が向上されている。図4では、電池パック100及び接続具90が側面視で示されている。
電池パック100は、図2〜図4に示すように、例えば直方体状のケース100bの内部に複数の電池セル100aが収容されている。各電池セル100aは、例えば前後方向に積層されている。ケース100bは例えば樹脂製である。ケース100bの前後左右の寸法は、床部10の床上面部10aの前後左右の寸法よりも一回り小さい。ケース100bの上下左右の寸法は、立上部50の立上内面部50aの上下左右の寸法よりも一回り小さい。電池パック100は、床部10と両床支持部30と両立上部50と天井部70とが形成する枠内に配置されている。電池パック100は、接続具90を介して電池パック支持体1に支持(固定)されている。電池パック100は、床部10の床上面部10aに対して浮いた状態で配置されている。
接続具90は、電池パック100に対して前後一対で配置されている。接続具90は、電池パックを挟み込んでいる。接続具90は、水平部90aと垂直部90bとを備えたL字状に構成されている。水平部90aは、床支持部30の上側フランジ部30bに沿って配置され、上側フランジ部30bに例えばボルト結合されている。垂直部90bは、電池パック100のケース100bの端面に例えばボルト結合されている。接続具90は、床支持部30の左右両縁に亘って連続している。
図5は、例えば後方からの衝突が発生して、床部10に対して両床支持部30の側(前後方向)から荷重Fが加わった際の電池パック支持体1の変形の様子を示している。上述したとおり、両床支持部30においては、下側フランジ部30cの張り出し寸法H2(図4参照)が上側フランジ部30bの張り出し寸法H1よりも大きく設定されている。これによって、床下面部10bを支持する強度が床上面部10aを支持する強度に比べて向上されている。したがって、床部10に対して両床支持部30の側から荷重Fが加わった際、床下面部10bよりも床上面部10aが先に座屈し易く、これにより床上面部10a及び床下面部10bは床下面部10bの側(下方側)へ座屈する。したがって、床上面部10aが電池パック100から離れる方向へ座屈するため、床上面部10aと電池パック100との接触が回避され、電池パック100が保護される。
以上は本発明を実施するための一実施の形態を図面に関連して説明したが、本発明は他の実施形態でも実施可能である。上述の実施形態においては、両床支持部30において、下側フランジ部30cの張り出し寸法H2が上側フランジ部30bの張り出し寸法H1よりも大きく設定されていた。この形態に代えて、両床支持部30のうち一方のみにおいて下側フランジ部30cの張り出し寸法H2を上側フランジ部30bの張り出し寸法H1よりも大きく設定してもよい。この場合、他方の床支持部30においては、下側フランジ部30cと上側フランジ部30bとの張り出し寸法を略一致させる。
上述の実施形態においては、接続具90を介して電池パック100が間接的に電池パック支持体1によって支持されていた。この形態に代えて、例えば床部10の床上面部10aに電池パック100を直に配置する等、電池パック支持体1によって電池パック100を直接支持する構成としてもよい。なお、接続具90の構成は、上述の実施形態に示したものに限定されず、電池パック100を電池パック支持体1に固定できれば、どのような構成であってもよい。
上述の実施形態においては、床支持部30の上側フランジ部30bが、床部10の床上面部10aの上面10a1に接合されていた。また、床支持部30の下側フランジ部30cが、床部10の床下面部10bの下面10b2に接合されていた。この形態に代えて、図6に示す床支持部31に示すように、上側フランジ部30bを床上面部10aの下面10a2に接合(溶接)し、下側フランジ部31cを床下面部10bの上面10b1に接合(溶接)してもよい。なお、下側フランジ部31cは、床下面部10bの厚みの分だけ下側フランジ延長部30eに対して上方に配置されている。接続具90の水平部90aは、床上面部10aに例えばボルト結合されている。なお、図6では、電池パック100が床上面部10aに直に配置された例が示されている。図6において図4と同一もしくは実質同一な構成・機能を有すると考えられる部位には、図4と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。なお、図6は、図4に対応する断面図を、後方側の床支持部31の周辺域において示している。
例えば、上側フランジ部を床上面部10aの上面10a1に接合(図4参照)し、下側フランジ部を床下面部10bの上面10b1に接合(図6参照)してもよい。また、上側フランジ部を床上面部10aの下面10a2に接合(図6参照)し、下側フランジ部を床下面部10bの下面10b2に接合(図4参照)してもよい。
上側フランジ部と床上面部10aとの接合、及び、下側フランジ部と床下面部10bとの接合は、溶接に限定されるものではなく、例えばボルト接続でもよい。同様に、床支持部30の外側フランジ部30gと立上部50の立上外面部50bとの接合、及び、床支持部30の内側フランジ部30hと立上部50の立上内面部50aとの接合は、溶接に限定されるものではなく、例えばボルト接続でもよい。
上述の実施形態においては、床部10が、床上面部10aと床下面部10bとを一体に備えたアルミ押出し材によって構成されていた。この形態に代えて、図7に示す床部11のように、床上面部11aと床下面部11bとをそれぞれ個別のパネル材で構成してもよい。パネル材は例えばアルミ製である。同様に、立上部は、立上内面部と立上外面部とをそれぞれ個別のパネル材で構成してもよい。立上部は、図3に示した立上部50において各空間部50eを廃止し、立上内面部50aと立上外面部50bとを一体に備えた肉厚のパネル材で構成してもよい。図7において図4と同一もしくは実質同一な構成・機能を有すると考えられる部位には、図4と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。なお、図7は、図4に対応する断面図を、後方側の床支持部32の周辺域において示している。
上述の実施形態においては、床支持部30と立上部50とが別体で設けられていた。この形態に代えて、図7に示す床支持部32のように、床支持部32に立上部51を一体に設けてもよい。立上部51の立上内面部32h及び立上外面部32gは、上側フランジ延長部30dに連続している。立上内面部30hは、上側フランジ延長部30dに対してフランジ支持部30aが上方へ延長されている。立上内面部30hは、上側フランジ延長部30dに対して補強部30fが上方へ延長されている。立上部51には、左右方向に亘って貫通された空間部32kが複数形成されている。各空間部32kは、立上内面部32hと立上外面部32gとを接続した仕切部32mで仕切られている。
既に説明したとおり、電池パック支持体1及び電池パック100を配置する位置は、電気自動車200の後部に限定されるものではなく、例えば前部座席や後部座席の下部でもよく、他の箇所でもよい。既に説明したとおり、電池パック支持体1及び電池パック100を配置する位置に対応させて、両床支持部30が床部10に対して前後一対または左右一対で配置される。本発明の車両は、電気自動車200に限定されるものではなく、例えばハイブリッド自動車や燃料電池自動車でもよい。また、本発明の車両は、自動車に限定されるものではなく、如何なる車両でもよい。
1 電池パック支持体
10,11 床部
10a,11a 床上面部
10b,11b 床下面部
30,31,32 床支持部
30a フランジ支持部
30b 上側フランジ部
30c 下側フランジ部
30d 上側フランジ延長部
30e 下側フランジ延長部
30f 補強部
100 電池パック
100a 電池セル
200 電気自動車(車両)

Claims (3)

  1. 車両に搭載される複数の電池セルを収容した電池パックを直接または間接的に支持する電池パック支持体であって、
    前記電池パックの下方に配置された床上面部と、前記床上面部の下方に配置された床下面部と、を有する床部と、
    前記床部を前記車両の前後方向または左右方向から挟み込むように配置された一対の床支持部と、を備え、
    両前記床支持部はそれぞれ、前記床部の側へ張り出して前記床上面部に接合された上側フランジ部と、前記床部を挟んで前記上側フランジ部と対向して設けられているとともに前記床部の側へ張り出して前記床下面部に接合された下側フランジ部と、前記上側フランジ部と前記下側フランジ部とを接続するフランジ支持部と、を備え、
    両前記フランジ支持部、両前記上側フランジ部、両前記下側フランジ部、前記床上面部、及び前記床下面部によって閉じ断面が形成され、
    両前記下側フランジ部のうち少なくとも一方の張り出し寸法は、対向する前記上側フランジ部の張り出し寸法よりも大きく設定されている電池パック支持体。
  2. 請求項1に記載された電池パック支持体であって、
    両前記上側フランジ部は、前記床上面部に対して上方から接合され、両前記下側フランジ部は、前記床下面部に対して下方から接合されている電池パック支持体。
  3. 請求項1または2に記載された電池パック支持体であって、
    両前記床支持部はそれぞれ、前記上側フランジ部が前記床部とは反対側へ延長された上側フランジ延長部と、前記下側フランジ部が前記床部とは反対側へ延長された下側フランジ延長部と、前記上側フランジ延長部と前記下側フランジ延長部とが接続された補強部と、を備えている電池パック支持体。
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