JP2018090044A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示内容をはっきりと表示することが可能となる表示装置を提供する。【解決手段】ドアハンドル装置1は車両3に取り付けられる。ドアハンドル装置1は、表示体18a、空洞部H、開口部O1、導光板18b、及び、光源18cを備える。表示体18aは、車両3の外側から視認可能な外面S1を有する。表示体18aは、車両3に取り付けられるとともに車両ドア5の施錠の有無を表示する。空洞部Hは、表示体18aの内部に形成される。開口部O1は、表示体18aの外面S1に形成されて空洞部Hに通じる。導光板18bは、空洞部Hにおいて開口部O1に対向して位置する。光源18cは、導光板18bに光を照射する。【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置に関する。
例えば、特許文献1には、発光機能を備えた車両用ドアハンドル装置が開示されている。
国際公開第2013/022027号
このようなドアハンドル装置の発光機能に代えて、例えば、図17に示す表示装置を設けることが考えられる。具体的には、光が透過可能な文字が印刷されたフィルムFの裏面に導光板Gを配置し、導光板Gの一端に配置した色が異なる光源L1、L2を発光させることにより、表示を実行する表示装置を設けることが考えられる。
このような表示装置では、フィルムの文字部分を透過した光により文字が表示される。そのため、光源L1、L2から遠い場所にあるフィルム上の文字は暗く表示されやすい。
本発明の課題は、表示内容をはっきりと表示することが可能となる表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の表示装置は、
移動体に取り付けられる表示装置であって、
移動体の外側から視認可能な外面を有し、移動体に取り付けられるとともに移動体に関する状態を表示する表示体と、
表示体の内部に形成される空洞部と、
移動体の外面に形成されて空洞部に通じる開口部と、
空洞部において開口部に対向して位置する導光部と、
導光部に光を照射する光源と、
を備えることを特徴とする。
本発明の表示装置では、空洞部内に導光部が位置するため、導光部からの光が効率よく開口部から放射され、開口部により表示される表示内容をはっきり表示させることが可能となる。
本発明の実施態様では、空洞部、開口部及び導光部のペアを複数有し、複数の空洞部は、互いに通じることなく個別に位置する。
これによれば、空洞部内の光が他の空洞部に漏れるのを防止することができる。そのため、導光部とペアになる開口部のみを照射できる。
本発明の実施態様では、開口部は、第1開口部であり、移動体の外側から視認可能であるとともに移動体の表面に形成される第2開口部を備え、表示体は、少なくとも一部が第2開口部を通じて視認可能である。
これによれば、移動体の第2開口部を通じて移動体に表示される状態を把握することが可能となる。
本発明の実施態様では、開口部は、文字状又は記号状である。
これによれば、開口部により文字又は記号を表示できる。
本発明の実施態様では、空洞部、開口部、導光部及び光源のペアを複数有する。
これによれば、各開口部(第1開口部)を個別に照らすことが可能になるとともに、各開口部(第1開口部)による表示をはっきりさせることができる。
本発明の実施態様では、光源のオンとオフを切り替える制御部を備える。
これによれば、制御部が各光源のオンとオフを個別に切り替えることにより特定の開口部(第1開口部)による表示だけを表示させることが可能となる。図17の表示装置では、光源L1、L2の色が異なることにより、表示内容の色を変えることができるものの、フィルム上の任意の文字のみを表示(発光)させることは困難である。それに対し、この実施態様では、特定の開口部に光源から光を照射させることができる。そのため、特定の開口部により表示される表示内容のみを表示することが可能となる。
本発明の実施態様では、複数の開口部は、第1文字列及び第2文字列を有し、複数の導光部は、第1文字列の一部となる各開口部に対向する第1導光部と、第2文字列の一部となる各開口部に対向する第2導光部を有し、複数の光源は、第1導光部に光を照射する第1光源と、第2導光部に光を照射する第2光源を有し、制御部は、第1光源及び第2光源のオンとオフを制御する。
これによれば、第1文字列と第2文字列をそれぞれ個別に表示したり、非表示にしたりすることが可能となる。
本発明の実施態様では、第1光源が照射する光の色と第2光源が照射する色が異なる。
これによれば、第1文字列と第2文字列との間で表示させる表示内容の色を変えることが可能となる。
本発明の実施態様では、第1文字列と第2文字列の文字列が重複する第3文字列を有し、第3文字列の一部となる各開口部に光を導く導光部には第1光源及び第2光源からの光が照射される。
これによれば、第3文字列による表示内容については、表示させる色を択一的に変えることが可能となる。
本発明の実施態様では、移動体の状態を検出する検出部を備え、制御部は、検出部の検出結果に基づき第1光源及び第2光源のオンとオフを制御する。
これによれば、移動体の状態に基づいて第1文字列と第2文字列の表示内容を表示したり、非表示にしたりすることが可能となる。
本発明の一例であるドアハンドル装置を用いたシステムの概略を示すブロック図。 図1の車両の概略を示す概略図。 図2のドアハンドルを示す模式正面図。 図3のIV−IV模式断面図(ただし、内部構造を省略してある)。 図3のドアハンドルの表示部を示す模式斜視図(ただし、光源は省略してある)。 表示部における表示体、導光板及び光源を示す模式斜視図。 図6の表示体と導光板を分解した模式斜視図。 図7の表示体の模式正面図。 図8のIX−IX模式断面図。 図8のX−X模式断面図。 図9の空洞部に導光板を装着した模式断面図。 図10の空洞部に導光板及び光源を装着した模式断面図。 図8の表示体に導光板及び光源を装着させるとともに、表示体の一部を透過させた模式正面図。 図1の通信ECUのROMに格納された通信プログラム等の処理を示すフローチャート。 図1のドアECUのROMに格納された制御プログラム等の処理を示すフローチャート。 図1のハンドルECUのROMに格納された制御プログラム等の処理を示すフローチャート。 表示装置の参考例を示す原理図。
以下、本発明の一例である表示装置をドアハンドル装置1に適用した例を説明する。図1にはドアハンドル装置1を用いたシステム2が示される。システム2には、車両3及び車両3の乗員が所持する携帯端末4が備わる。システム2では、車両3と携帯端末4との間の通信を利用して車両ドア5の施錠と解錠がなされる。
車両3はドアハンドル装置1を備える。ドアハンドル装置1は携帯端末4との通信結果に基づき制御をする。ドアハンドル装置1は、このような制御をするための電子制御ユニットであるECU(Electronic Control Unit)を複数、備える。具体的には、ドアハンドル装置1は、携帯端末4との通信に関する通信ECU6、車両ドア5に関するドアECU7、及び、後述するドアハンドル16に関するハンドルECU8を備える。ドアハンドル装置1は、これらのECUの他に、ドアハンドル16、ロック機構9、検出部10、カーテシスイッチ11、及び、送受信機12を備える。これらの装備は、I/Oポート13(入出力インターフェース)により接続され、車両3内通信(例えば、CAN通信)によりデータの送受信が可能となる。
ロック機構9は、例えば、ドアECU7からの信号に基づいて車両ドア5の施錠又は解錠をする機構である。
検出部10は、例えば、ドアECU7からの信号に基づいて車両ドア5が施錠されているか否か(施錠状態か解錠状態か)を検出する。検出結果は、例えば、検出部10からドアECU7に送信される。
カーテシスイッチ11は、車両ドア5の開閉を検出する。例えば、車両ドア5が開放されると、カーテシスイッチ11は車両ドア5が開放されたことを示す検出結果をドアECU7に送信する。
送受信機12は、携帯端末4と無線通信する。送受信機12は、送信機12a及び受信機12bを備える。送信機12aは、電波を送信する送信領域(車外向けの送信領域、車内向けの送信領域)に対応して車両3の各部に複数のアンテナを備える。受信機12bは、電波を受信する受信領域(車外向けの受信領域、車内向けの受信領域)に対応して車両3の各部に複数のアンテナを備える。送信機12aは携帯端末4に向けて長波(LF信号)を送信する。受信機12bは携帯端末4からの無線信号(RF信号)を受信する。送信機12aにおける長波(LF信号)の送信、及び、受信機12bにおける無線信号(RF信号)の受信は、通信ECU6により制御される。
送受信機12により車両3側と通信をする携帯端末4は、車両ドア5の施錠と解錠を操作する操作部13、車両3側の送受信機12との間で無線通信する送受信機14(送信部14a及び受信部14b)並びに操作部13及び送受信機14に接続される制御部15を備える。制御部15は、CPU15a、RAM15b及びROM15cがバス15dによりI/Oポート13´(入出力インターフェース)に接続されたマイコンとして構成される。CPU15aは、車両ドア5の施錠と解錠、車両3のエンジンの始動及びデータ通信等を含むあらゆる情報処理を司る。RAM15bは、CPU15aの作業領域として機能する揮発性の記憶部である。ROM15cは、携帯端末4での情報処理に必要なデータやソフトウェア(プログラム)を記憶する不揮発性の記憶部であり、車両3と通信する通信プログラム15c1等が格納される。
次に車両3の詳細を説明する。車両3は、ドアハンドル装置1を有する。ドアハンドル装置1は携帯端末4との通信結果に基づき制御をする。以下、最初にドアハンドル装置1における主要部となるドアハンドル16を説明した後、ドアハンドル装置1における各種のECU(通信ECU6、ドアECU7、ハンドルECU8)について説明する。
ドアハンドル装置1は、図2に示すように車両ドア5に取り付けられるドアハンドル16を備える。ドアハンドル16は、車両3の乗員が車両ドア5を開扉又は閉扉する際に操作される。
ドアハンドル16は、車両ドア5を操作する際に車両3の乗員により把持される図3に示す横長状の取っ手17並びに取っ手17に取り付けられる表示部18及び操作部19を備える。
取っ手17は、図4(内部の構造は省略してある)に示すように中空の筐体として形成される。取っ手17の表面には中空の内部に通じる開口部17aが形成される。図3に示すように開口部17aは取っ手17に対応して横長状に形成され、取っ手17の外側から開口部17aが視認可能である。
表示部18は、図5に示すように取っ手17の外側から視認可能なカバー体C及びカバー体Cを通じて視認可能な表示体18aを備える。また、表示部18は、図6に示すように表示体18aに光を導く導光板18b、及び、導光板18bに光を照射する光源18cを備える。
図5に戻って、カバー体Cは横長の透明板状に形成される。カバー体Cは表面側が横長状に隆起する隆起部C1を備える。隆起部C1は、図3に示す取っ手17の開口部17aに嵌るように形成される。カバー体Cは、図4に示す取っ手17の内側に配置され、隆起部C1が取っ手の17の内側から開口部17aに嵌まり込んで位置する。カバー体Cの裏面には、図6に示す表示体18aが取り付けられる。
表示体18aは横長の板状に形成され、車両ドア5の施錠の有無を表示する不透明の板状部材(不透明体)である。表示体18aは、取っ手17の外側から透明のカバー体Cを通して視認可能な横長状の表面S1、表面S1に対向する裏面S2、及び、表面S1と裏面S2を接続する枠状の側面S3を有する。表面S1、裏面S2及び側面S3により形成される表示体18aの内側には、図7に示すように複数(6つ)の空洞部Hが形成される。
図8には表示体18aの正面図が示される。図8に示すように表面S1には各空洞部H(図7)に通じる複数の開口部O1が形成される。図8の各開口部O1は文字状に形成され、表面S1上に同一列状に位置する。複数の開口部O1によりUNLOCKの文字列が形成され、UNLOCKの1文字1文字に対応する計6つの開口部O1(U、N、L、O、C、Kの各文字に対応する開口部O1)が表面S1に形成される。また、図8のIX−IX模式断面図であると、図8のX−X模式断面図である図10に示すように裏面S2には空洞部Hに通じるとともに開口部O1に対向する開口部O2が形成される。そして、図7に示すように側面S3には複数の開口部O3が形成される。図7に示される上側の側面S3には、各空洞部Hに通じるように6つの開口部O3が形成される。また、図7に示される下側の側面S3には、図示右側の4つの各空洞部Hに通じるように4つの開口部O3が形成される。表示体18aには、開口部O1、開口部O2及び空洞部Hのペアが複数(6つ)形成される。
開口部O1、O2、O3が通じる空洞部Hは、表示体18aの内部において直方体状に形成された空間である。複数の空洞部Hは、同一列状に配置される。また、複数の空洞部Hは、互いに独立した空間であり、互いに直接、通じない。空洞部Hは導光板18bを収納可能な大きさに形成され、空洞部Hには導光板18bが取り付けられる。
導光板18bは開口部O2及び空洞部Hに対応する形状(例えば、直方体状)に形成される。導光板18bは、図9及び図10に示す空洞部H内に取り付けられる。空洞部H内に取り付けられた導光板18bは、図11及び図12に示すように光源18c(図12)からの光を拡散させて開口部O1から光を照射させる部材である。導光板18bが開口部O2及び空洞部H(図9及び図10)に取り付けられた状態で、導光板18bは開口部O1、O3に対向して位置する。各導光板18bは、例えば、アクリル部材により形成される。
図13には導光板18b及び光源18cが装着された表示体18aが示される。図13では表示体18aの一部を透過させて図示しており、表示体18aとともに導光板18b及び光源18cが示される。図13に示すように光源18cは、表示体18aの開口部O3内に位置するとともに、導光板18bを挟むように位置する。図13では、導光板18bの上下から複数の光源18cが導光板18bを挟んで位置する。光源18cは、図13の上側に位置する6つの赤色光源18c1及び下側に位置する4つの青色光源18c2を有する。図13の各赤色光源18c1は表示体18aにおける上側の各開口部O3内に位置し、導光板18bに赤色の光を照射する。図13の各青色光源18c2は表示体18aにおける下側の各開口部O3内に位置し、導光板18bに青色の光を照射する。赤色光源18c1からの光は導光板18bにより開口部O1から照射され、UNLOCKの赤い文字列を表示させる。青色光源18c2からの光は同様にしてLOCKの青い文字列を表示させる。
図3に戻って、操作部19は、車両3の乗員が車両ドア5の施錠と解錠を操作する際に操作される部位である。操作部19は、取っ手17を操作する際に操作可能なタッチセンサーとして構成される。例えば、携帯端末4を所持する車両3の乗員が操作部19に触れると、操作部19からドアECU7(図1)に車両ドア5を施錠又は解錠させる信号が送信される。送信された信号に基づきドアECU7がロック機構9を制御することにより、車両ドア5の施錠又は解錠がなされる。そのため、操作部19は、車両ドア5の施錠又は解錠を操作する機能及び車両4の乗員による操作部19の操作を検出する機能を備える。なお、操作部19としては、タッチセンサーに限らず、施錠用ボタンとして構成してもよく、車両ドア5の施錠又は解錠の少なくとも一方を操作することができる部位であればよい。
次にドアハンドル装置1における各ECU(通信ECU6、ドアECU7及びハンドルECU8)を説明する。各ECUは、それぞれCPU、RAM及びROMを備え、それらがバスで接続される。具体的には、通信ECU6は、CPU6a、RAM6b、ROM6c及びバス6dを備える。同様にドアECU7は、CPU7a、RAM7b、ROM7c及びバス7dを備える。ハンドルECU8は、CPU8a、RAM8b、ROM8c及びバス8dを備える。
CPU6aは、通信ECU6におけるデータ通信等の情報処理の全般を司り、RAM6bは、CPU6aの作業領域として機能する揮発性の記憶部である。ROM6cは、通信ECU6で必要な処理をするためのデータ及びソフトウェア(プログラム)を記憶する不揮発性の記憶部である。ドアECU7のCPU7a、RAM7b及びROM7c並びにハンドルECU8のCPU8a、RAM8b及びROM8cについても同様である。以下、通信EUC6、ドアECU7及びハンドルECU8について具体的に説明する。
通信ECU6は、携帯端末4が車両3に対応する正規の端末であるか否かを照合する主体である。ROM6cには、通信プログラム6c1及び照合プログラム6c2並びに携帯端末4の固有の識別データ6c3等が格納される。通信プログラム6c1は車両3の内外に設けられた送受信機12を通じて携帯端末4と無線通信するために用いるプログラムである。照合プログラム6c2は、車両3と携帯端末4との間の通信で携帯端末4から送信される情報を識別データ6c3と照合するプログラムである。
ドアECU7は、車両ドア5の施錠と解錠を制御する主体である。ROM7cには、車両ドア5の施錠と解錠を制御する制御プログラム7c1及び車両ドア5における施錠の有無を検出する施錠検出プログラム7c2並びに車両ドア5の開閉を検出する開閉検出プログラム7c3が格納される。制御プログラム7c1は、車両3と携帯端末4の間の照合が成立していることを条件に次の制御をする。制御プログラム7c1は、ドアハンドル16の操作部19(図3)から送信される信号に基づいてロック機構9を制御し、車両ドア5の施錠又は解錠をする。また、施錠検出プログラム7c2は、検出部10による検出結果に基づいて車両ドア5における施錠の有無を検出する。そして、開閉検出プログラム7c3は、カーテシスイッチ11による検出結果に基づいて車両ドア5の開閉(開放されているか閉鎖されているか)を検出する。
ハンドルECU8は、ドアハンドル16の表示部18(図3)に車両ドア5が施錠されているか否かを表示する主体である。ROM8cには制御プログラム8c1が格納される。制御プログラム8c1は、検出プログラム7c2による検出結果(車両ドア5の施錠の有無)等に基づき光源18c(図13)のオンとオフを切り替える。車両ドア5が施錠状態ならば、制御プログラム8c1により、赤色光源18c1がオフかつ青色光源18c2がオンとなる。一方で、車両ドア5が解錠状態ならば、赤色光源18c1をオンかつ青色光源18c2をオフとなる。
次に図14〜16のフローチャートを参照して前述の各種プログラムの内容を説明する。
図14の処理は通信ECU6における処理である。図1のCPU6aがRAM6bのワークメモリを作業領域として通信プログラム6c1及び照合プログラム6c2を実行する。通信ECU6では携帯端末4の照合をするため、CPU6aにより送信機12aから定期的にポーリング信号を発信させる(S1)。携帯端末4がポーリング信号を受信すると、ポーリング信号に応答するRF信号が携帯端末4から送信される。このRF信号が受信機12bを通じて車両3側で受信されると、CPU6aが受信したRF信号を応答データとしてRAM6bに格納する。CPU6aは、応答データと、ROM6cに格納された携帯端末4の識別データ6c3とを比較して携帯端末4が車両3に対応する携帯端末4であるか照合する(S2)。そして、CPU6aは、照合結果(データd1)をRAM6bに書き込む。その後、CPU6aは、RAM6bからデータd1を読み出してドアECU7に送信する(S3)。この一連の処理は、定期的に繰り返し実行される。
図15の処理はドアECU7における処理である。図1のCPU7aがRAM7bのワークメモリを作業領域として制御プログラム7c1、施錠検出プログラム7c2及び開閉検出プログラム7c3を実行する。ドアECU7には通信ECU6から車両3と携帯端末4の照合結果(データd1)が適宜送信される。照合が成立する場合には(S11:Yes)、S12に進む。照合が不成立の場合には(S11:No)、処理を終える。S12では、車両3の乗員により操作部19が操作されたか(操作部19からドアECU7に信号が送信されたか)を判定する。操作部19が操作された場合には(S12:Yes)、S13に進む。操作部19が操作されていない場合には、S14に進む。S13では、CPU7aは検出部10により車両ドア5が施錠状態であるか解錠状態であるかを検出してS15に進む。S15では、CPU7aはロック機構9を制御する。例えば、車両ドア5が施錠状態である場合は、CPU7aはロック機構9により車両ドア5を解錠させる。一方、車両ドア5が解錠状態である場合は、CPU7aはロック機構9により車両ドア5を施錠させる。そして、車両ドア5の施錠又は解錠がされたことをCPU7aが検出部10を通じて検出した後、S16に進む。ここで、S12において操作部19が操作されていない場合に進むS14では、CPU7aはカーテシスイッチ11により車両ドア5が開放されたかを判定する。車両ドア5が開放している場合は(S14:Yes)、CPU7aが検出部10を通じて車両ドア5の解錠を検出した後、S16に進む。一方で、車両ドア5が開放していない場合は(S14:No)、S17に進む。S17では、CPU7aは検出部10により車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)を検出してS16に進む。S16では、車両ドア5の施錠の有無をデータd2としてハンドルECU8に送信する。例えば、S13→S15→S16の処理の場合は、S15の処理で検出した車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。また、S14→S17→S16の処理の場合にはS17の処理で検出された車両ドア5の状態を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。一方、S14→S16の処理の場合には、車両ドア5の開放(解錠状態)を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。この一連の処理は、例えば、車両3と携帯端末4との間で通信が行われる限り、繰り返し実行される。
図16の処理はハンドルECU8における処理である。図1のCPU8aがRAM8bのワークメモリを作業領域として制御プログラム8c1を実行する。ハンドルECU8にはドアECU7から車両ドア5の状態(データd2)が適宜送信される。車両ドア5が開放している場合(S21:Yes)は、S22に進む。車両ドア5が開放していない場合(S21:No)は、S23に進む。S22では、CPU8aは、図13の上側に位置する赤色光源18c1を全てオンにするとともに図13の下側に位置する青色光源18c2を全てオフにし、処理を終える。これにより、UNLOCKの文字列が赤く表示される。一方、S21において車両ドア5が開放されていない場合に進むS23では、車両ドア5が施錠状態であるかが判定される。ドアECU7から送信されるデータd2により車両ドア5が解錠状態の場合は(S23:No)、S22に進む。一方、車両ドア5が施錠状態の場合は(S23:Yes)、S24に進む。S24では、CPU8aは、図13の上側に位置する赤色光源18c1を全てオフにするとともに図13の下側に位置する青色光源18c2を全てオンにし、処理を終える。これにより、LOCKの文字列のみが青く表示される。この一連の処理は、例えば、車両3と車両3の外に存在する携帯端末4との間の通信が行われる限り、又は車両3のエンジンが始動するまで繰り返し実行される。
図16のS23以降の処理では、車両ドア5の状態(施錠状態か否か)に基づき図3の表示部18にUNLOCK又はLOCKの文字列を表示する。そのため、車両3の乗員は、車両ドア5が施錠されているか否かを把握することができる。また、表示部18はドアハンドル16を操作する際に視線が向かいやすい取っ手17に形成される。そのため、取っ手17を操作する際に車両ドア5の施錠の有無を車両3の乗員に把握させることができる。ここで、図15のS12→S13→S15の処理では、車両3の乗員が操作部19(タッチセンサー)に触れるだけで車両ドア5の施錠又は解錠がされる。よって、車両3に乗りなれた乗員が無意識に車両ドア5の施錠又は解錠をする場合がある。しかし、その場合においても、車両ドア5が施錠されているか(UNLOCK又はLOCKの文字列)が表示部18に表示される。そのため、車両3の乗員が再度、車両ドア5の施錠又は解錠をするなどの操作の二度手間を抑制することができる。
また、図15において、S11(車両3の外の携帯端末5との間で照合が成立)→S12→S14→S17→S16の順に進む場合は、携帯端末4を所持する乗員が車両3の周辺(車両3の外側の周辺)にいる場合の処理となる。この場合、S17において車両ドア5の施錠の有無が検出され、図16のS22又はS24により車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)が表示される。つまり、車両3の周辺に携帯端末4を所持した乗員がいるだけで車両ドア5が施錠されているか否かが表示され、乗員は車両ドア5の状態を把握できる。
なお、図16のS21では、車両ドア5の状態(開放されているか否か)を判定する。車両ドア5が開放されている場合には、S22でドアハンドル16の表示部18に車両ドア5の解錠を示すUNLOCKとの文字列が表示される。そのため、車両3から乗員が降りて車両ドア5を閉める際には、表示部18に車両ドア5の解錠を示す文字列が表示される。よって、車両3の乗員に車両ドア5の施錠を促すことができる。
ドアハンドル装置1により制御される図3に示す表示部18は、車両3の乗員が車両ドア5を開扉又は閉扉する際に操作する取っ手17に配置される。そのため、車両3の乗員が取っ手17を操作する際に車両ドア5の施錠の有無を認識し易くなる。また、表示部18に隣接して操作部19が配置される。そのため、車両3の乗員が操作部19を操作する前に表示部18により車両ドア5の施錠の有無を認識し易くなる。
ドアハンドル16では、取っ手17の開口部17a(図3)を通じて視認可能な位置に図8に示す表示体18aが配置され、表示体18aの表面S1が視認可能となる。そして、表面S1には車両ドア5の状態を示すUNLOCKとの文字が複数の開口部O1により形成される。更に各開口部O1は図10に示すようにそれぞれ空洞部Hに通じており、空洞部Hには図12に示すように光源18cから光が照射される導光板18bが配置される。そのため、各導光板18bからの光が効率よく各開口部O1から放射される。また、空洞部H、開口部O1、導光板18b及び光源18cがペアになっているため、光源18cを制御することで、開口部O1を個別に照らすことができる。言い換えれば、開口部O1毎に光源18cが配置されるため、光源18cとペアになる文字(開口部O1)だけを表示させることができる。具体的には、複数の開口部O1は、UNLOCKとの文字列とLOCKとの文字列を有する。そして、図13の上側に位置する赤色光源18c1と図13の下側に位置する青色光源18c2のオンとオフをハンドルECU8(図1)により個別に制御することで、UNLOCKとLOCKの文字列を択一的に表示できる。そして、UNLOCKとLOCKの文字列は違う色で表示できる。加えて、重複しているLOCKの文字列は、青色と赤色のいずれでも色を表示することができる。なお、表示体18aが不透明であることで導光板18bからの光が効率よく開口部O1から照射される。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその具体的な記載に限定されることなく、例示した構成等を技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせて実施することも可能であるし、またある要素、処理を周知の形態に置き換えて実施することもできる。
上記の説明では、本発明の表示装置の一例としてドアハンドル装置1を例示した。表示装置としては、ドアハンドル装置1に限らず、車両用計器、インテリアなど種々のものを採用することができる。
上記の説明では、表示部18に文字を表示する例を示した。表示部18に表示するものとしては、車両3の状態を示すアイコンなどの記号、車両3の状態を示す赤や青などの色、又はそれらと文字との組み合わせを表示してもよい。
上記の説明では、表示部18に表示する車両3に関する状態の一例として車両ドア5の施錠の有無を示した。車両3に関する状態としては、車両ドア5の施錠の有無に限らず、車両3のガソリン残量、携帯端末4のバッテリーの残量など種々の状態を表示することができる。
上記の説明では、ハンドルECU8により光源18cのオンとオフを制御する例を示した。光源18cを制御する方法としては、オンとオフを制御する以外にも光源18cの出力を増減させたりするなど種々の制御方法を採用することが可能である。
上記の説明では、移動体の一例としての車両3を例示した。移動体としては、車両3に限らず、航空機、船舶などの種々のものを採用することができる。
1 ドアハンドル装置(表示装置)
3 車両 4 携帯端末
5 車両ドア 6 通信ECU
7 ドアECU 8 ハンドルECU(制御部)
9 ロック機構 10 検出部
11 カーテシスイッチ 16 ドアハンドル
17 取っ手 17a 開口部(第2開口部)
18 表示部 18a 表示体
18b 導光板(導光部) 18c 光源
18c1 赤色光源(第1光源) 18c2 青色光源(第2光源)
19 操作部 S1 表面(外面)
H 空洞部 О1 開口部(第1開口部)

Claims (10)

  1. 移動体に取り付けられる表示装置であって、
    前記移動体の外側から視認可能な外面を有し、前記移動体に取り付けられるとともに前記移動体に関する状態を表示する表示体と、
    前記表示体の内部に形成される空洞部と、
    前記外面に形成されて前記空洞部に通じる開口部と、
    前記空洞部において前記開口部に対向して位置する導光部と、
    前記導光部に光を照射する光源と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記空洞部、前記開口部及び前記導光部のペアを複数有し、
    複数の前記空洞部は、互いに通じることなく個別に位置する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記開口部は、第1開口部であり、
    前記移動体の外側から視認可能であるとともに前記移動体の表面に形成される第2開口部を備え、
    前記表示体は、少なくとも一部が前記第2開口部を通じて視認可能である、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記開口部は、文字状又は記号状である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記空洞部、前記開口部、前記導光部及び前記光源のペアを複数有する、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記光源のオンとオフを切り替える制御部を備える、請求項5に記載の表示装置。
  7. 複数の前記開口部は、第1文字列及び第2文字列を有し、
    複数の前記導光部は、前記第1文字列の一部となる各前記開口部に対向する第1導光部と、前記第2文字列の一部となる各前記開口部に対向する第2導光部を有し、
    複数の前記光源は、前記第1導光部に光を照射する第1光源と、前記第2導光部に光を照射する第2光源を有し、
    前記制御部は、前記第1光源及び前記第2光源のオンとオフを制御する、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1光源が照射する光の色と前記第2光源が照射する色が異なる、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1文字列と前記第2文字列の文字列が重複する第3文字列を有し、
    前記第3文字列の一部となる各前記開口部に光を導く前記導光部には前記第1光源及び前記第2光源からの光が照射される、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記移動体の状態を検出する検出部を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づき前記第1光源及び前記第2光源のオンとオフを制御する、請求項7ないし9のいずれか1項に記載の表示装置。
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