JP2018091007A - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018091007A
JP2018091007A JP2016233923A JP2016233923A JP2018091007A JP 2018091007 A JP2018091007 A JP 2018091007A JP 2016233923 A JP2016233923 A JP 2016233923A JP 2016233923 A JP2016233923 A JP 2016233923A JP 2018091007 A JP2018091007 A JP 2018091007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
handle
light source
handle device
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016233923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6800719B2 (ja
Inventor
小林 敏夫
Toshio Kobayashi
敏夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakae Riken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakae Riken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakae Riken Kogyo Co Ltd filed Critical Sakae Riken Kogyo Co Ltd
Priority to JP2016233923A priority Critical patent/JP6800719B2/ja
Publication of JP2018091007A publication Critical patent/JP2018091007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6800719B2 publication Critical patent/JP6800719B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】ドアハンドルが取り付けられる対象物に関する状態を表示することができるドアハンドル装置を提供する。【解決手段】ドアハンドル装置1は、車両3に取り付けられて車両ドア5を操作するための車両3の乗員に操作される。ドアハンドル装置1は、取っ手17及び表示部18を備える。取っ手17は、車両ドア5の外側に位置して車両ドア5を操作するために車両3の乗員により操作される。表示部18は、取っ手16に位置して取っ手16の外側から視認可能な位置に設けられる。また、表示部18は、車両ドア5の状態(解錠されていることを示すOPENの文字列と施錠されていることを示すCLOSEの文字列)を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、ドアハンドル装置に関する。
例えば、特許文献1には、発光機能を備えた車両用ドアハンドル装置が開示されている。
国際公開第2013/022027号
特許文献1のドアハンドル装置は発光機能を有するが、車両に関する状態をドアハンドルに表示するものではない。
本発明の課題は、ドアハンドルが取り付けられる対象物に関する状態を表示することができるドアハンドル装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のドアハンドル装置は、
ドアを有する対象物に取り付けられて、そのドアを操作するためのドアハンドル装置であって、
ドアの外側に位置してドアを操作するための取っ手と、
取っ手に位置して取っ手の外側から視認可能な位置に設けられ、対象物に関する状態を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする。
本発明のドアハンドル装置は表示部を備える。そのため、表示部によりドアハンドル装置が取り付けられる対象物に関する状態を表示することができる。
本発明の実施態様では、取っ手の外側から視認可能であるとともに取っ手の表面に形成される開口部を備え、表示部は、少なくとも一部が取っ手の内側に位置して開口部を通じて視認可能である。
これによれば、取っ手の開口部を通じて対象物に関する状態を把握することが可能となる。
本発明の実施態様では、表示部は、対象物に関する状態としてドアの施錠の有無を少なくとも表示する。
これによれば、取っ手を操作する際に視線が向かいやすい取っ手にドアが施錠されているか否かが表示される。そのため、例えば、取っ手を操作する際にドアの施錠の有無を使用者に把握させることが可能となる。
本発明の実施態様では、取っ手又は取っ手の周辺部には、ドアの施錠又は解錠の少なくとも一方を操作する操作部が備わる。
これによれば、上記と同様に操作部を操作する際にドアの施錠の有無を使用者に把握させることが可能となる。
本発明の実施態様では、表示部は、取っ手の外側から視認可能に位置して状態(対象物に関する状態)を表示するフィルムと、取っ手の内側からフィルムに光を透過させて取っ手の外側に光を照射する光源と、光源を制御する制御部と、を備える。
これによれば、フィルムを透過する光により対象物に関する状態を表示することが可能となる。
本発明の実施態様では、対象物に関する状態を検出する検出部を備え、検出部の検出結果に基づいて制御部は光源のオンとオフを切り替え、フィルムを透過する光により状態を表示する。
これによれば、対象物に関する状態に基づいて対象物に関する状態を表示することができる。
本発明の実施態様では、フィルムは、着色された第1領域と、第1領域とは異なる色に着色された第2領域を有し、光源は、第1領域を着色した色に対応する光を第1領域に向けて照射する第1光源と、第2領域を着色した色に対応する光を第2領域に向けて照射する第2光源を有し、制御部は、検出結果に基づいて第1光源及び第2光源のオンとオフを制御する。
これによれば、2つの表示内容を択一的に表示させることが可能であり、表示内容毎に表示される色を変えることも可能になる。
本発明の実施態様では、フィルムの裏面に沿って位置してフィルムに光を導く導光部を備え、導光部に隣接して第1光源及び第2光源が位置する。
これによれば、光源によりフィルム全体を照らすことが可能となる。
本発明の実施態様では、第1領域は、互いに独立した複数の第3領域を有し、第2領域は、互いに独立した複数の第4領域を有し、フィルムには第3領域と第4領域が交互に位置する。
これによれば、第3領域と第4領域が全体として同じような場所に位置する。そのため、第3領域の表示内容と第4領域の表示内容を同じような場所に表示することができる。
本発明の実施態様では、第1領域にはドアが施錠された状態であることを示す文字列、記号又は色の少なくとも1つが表示され、第2領域にはドアが解錠された状態であることを示す文字列、記号又は色の少なくとも1つが表示される。
これによれば、施錠と解錠に対応する文字列などを表示することが可能となる。
本発明の実施態様では、表示部は、取っ手の外側から視認可能な外面を有して状態(対象物に関する状態)を表示する表示体と、表示体の内部に形成される空洞部と、表示体の外面に形成されて空洞部に通じるとともに対象物に関する状態を示す表示となる第2開口部と、空洞部において第2開口部に対向して位置する導光部と、導光部に光を照射する光源と、を備える。
これによれば、第2開口部から漏れ出す光により対象物に関する状態を表示することができる。
本発明の実施態様では、空洞部、第2開口部及び導光部のペアを複数有し、複数の空洞部は、互いに通じることなく個別に位置する。
これによれば、1つの空洞部から別の空洞部に光が漏れるのを防止することができる。
本発明の実施態様では、空洞部、第2開口部、導光部及び光源のペアを複数有する。
これによれば、各第2開口部を個別に照らすことが可能になるとともに、各第2開口部による表示をはっきりさせることができる。
本発明の実施態様では、対象物に関する状態を検出する検出部を備え、検出部の検出結果に基づいて光源のオンとオフを切り替える制御部を備える。
これによれば、対象物に関する状態に基づいて対象物に関する状態を表示することができる。また、制御部が各光源のオンとオフを個別に切り替えることにより特定の第2開口部だけを表示させることが可能となる。
本発明の実施態様では、対象物は移動体である。
これによれば、移動体に関する状態(例えば、ドアが施錠されているか否かなど)を表示部により使用者が確認することが可能となる。
また、本発明の第2のドアハンドル装置は、
移動体のドアに外側に位置してドアを操作するための取っ手と、
取っ手に位置して取っ手の外側から視認可能な位置に設けられ、移動体に関する状態を表示する表示部と、
取っ手又は取っ手の周辺部に位置してドアの施錠又は解錠の少なくとも一方を操作する操作部と、
移動体の乗員による操作部の操作を検出する第1検出部と、
ドアが施錠状態か解錠状態かを検出する第2検出部と、
第1検出部が操作を検出することを条件に、第2検出部の検出結果に基づいて状態を表示部に表示する制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2のドアハンドル装置では、移動体のドアの施錠又は解錠が操作されたことを条件に、ドアが施錠状態か解錠状態であるかを検出し、ドアが施錠状態か解錠状態かを表示する。よって、例えば、操作部によりドアが施錠された後に第2検出部がドアの施錠状態を検出した場合には、表示部にドアが施錠状態であると表示できる。そのため、移動体の乗員が無意識にドアの施錠又は解錠の操作をしたとしても、表示部に施錠の有無を表示することが可能となる。したがって、移動体の乗員が再度、ドアの施錠又は解錠をするなどの操作の二度手間を抑制することが可能となる。
本発明の実施態様では、移動体と移動体の乗員が所持する携帯端末との間の無線通信による照合の成立を条件に、制御部は第2検出部の検出結果に基づいて状態(移動体に関する状態)を表示部に表示する。
これによれば、携帯端末と移動体が通信可能な範囲内、言い換えれば、その携帯端末を所持する乗員が移動体の周辺等にいる時に表示部に表示がされる。そのため、移動体の乗員は、移動体の周辺(例えば、移動体の外)にいるだけで移動体のドアが施錠されているか否かを把握することが可能となる。
本発明の一例(実施例1)であるドアハンドル装置を用いたシステムの概略を示すブロック図。 図1の車両の概略を示す概略図。 図2のドアハンドルを示す模式正面図。 図3のIV−IV模式断面図。 図4のフィルムを示す模式正面図。 図1の通信ECUのROMに格納された通信プログラム等の処理を示すフローチャート。 図1のドアECUのROMに格納された制御プログラム等の処理を示すフローチャート。 図1のハンドルECUのROMに格納された制御プログラム等の処理を示すフローチャート。 本発明の一例である実施例2のドアハンドル装置の表示部を示す模式斜視図(ただし、光源は省略してある)。 表示部における表示体、導光板及び光源を示す模式斜視図。 図10の表示体と導光板を分解した模式斜視図。 図11の表示体の模式正面図。 図12のXIII−XIII模式断面図。 図12のXIV−XIV模式断面図。 図13の空洞部に導光板を装着した模式断面図。 図14の表示対に導光板及び光源を装着した模式断面図。 図12の表示体に導光板及び光源を装着させるとともに、表示体の一部を透過させた模式正面図。 図3のドアハンドルの変形例を示す模式正面図。
図1には、本発明の一例であるドアハンドル装置1を用いたシステム2が示される。システム2には、車両3及び車両3の乗員が所持する携帯端末4が備わる。システム2では、車両3と携帯端末4との間の通信を利用して車両ドア5の施錠と解錠がなされる。
車両3はドアハンドル装置1を備える。ドアハンドル装置1は携帯端末4との通信結果に基づき制御をする。ドアハンドル装置1は、このような制御をするための電子制御ユニットであるECU(Electronic Control Unit)を複数、備える。具体的には、ドアハンドル装置1は、携帯端末4との通信に関する通信ECU6、車両ドア5に関するドアECU7、及び、後述するドアハンドル16に関するハンドルECU8を備える。ドアハンドル装置1は、これらのECUの他に、ドアハンドル16、ロック機構9、検出部10、カーテシスイッチ11、及び、送受信機12を備える。これらの装備は、I/Oポート13(入出力インターフェース)により接続され、車両3内通信(例えば、CAN通信)によりデータの送受信が可能となる。
ロック機構9は、例えば、ドアECU7からの信号に基づいて車両ドア5の施錠又は解錠をする機構である。
検出部10は、例えば、ドアECU7からの信号に基づいて車両ドア5が施錠されているか否か(施錠状態か解錠状態か)を検出する。検出結果は、例えば、検出部10からドアECU7に送信される。
カーテシスイッチ11は、車両ドア5の開閉を検出する。例えば、車両ドア5が開放されると、カーテシスイッチ11は車両ドア5が開放されたことを示す検出結果をドアECU7に送信する。
送受信機12は、携帯端末4と無線通信する。送受信機12は、送信機12a及び受信機12bを備える。送信機12aは、電波を送信する送信領域(車外向けの送信領域、車内向けの送信領域)に対応して車両3の各部に複数のアンテナを備える。受信機12bは、電波を受信する受信領域(車外向けの受信領域、車内向けの受信領域)に対応して車両3の各部に複数のアンテナを備える。送信機12aは携帯端末4に向けて長波(LF信号)を送信する。受信機12bは携帯端末4からの無線信号(RF信号)を受信する。送信機12aにおける長波(LF信号)の送信、及び、受信機12bにおける無線信号(RF信号)の受信は、通信ECU6により制御される。
送受信機12により車両3側と通信をする携帯端末4は、車両ドア5の施錠と解錠を操作する操作部13、車両3側の送受信機12との間で無線通信する送受信機14(送信部14a及び受信部14b)並びに操作部13及び送受信機14に接続される制御部15を備える。制御部15は、CPU15a、RAM15b及びROM15cがバス15dによりI/Oポート13´(入出力インターフェース)に接続されたマイコンとして構成される。CPU15aは、車両ドア5の施錠と解錠、車両3のエンジンの始動及びデータ通信等を含むあらゆる情報処理を司る。RAM15bは、CPU15aの作業領域として機能する揮発性の記憶部である。ROM15cは、携帯端末4での情報処理に必要なデータやソフトウェア(プログラム)を記憶する不揮発性の記憶部であり、車両3と通信する通信プログラム15c1等が格納される。
次に車両3の詳細を説明する。車両3は、ドアハンドル装置1を有する。ドアハンドル装置1は携帯端末4との通信結果に基づき制御をする。以下、最初にドアハンドル装置1における主要部となるドアハンドル16を説明した後、ドアハンドル装置1における各種のECU(通信ECU6、ドアECU7、ハンドルECU8)について説明する。
ドアハンドル装置1は、図2に示すように車両ドア5に取り付けられるドアハンドル16を備える。ドアハンドル16は、車両3の乗員が車両ドア5を開扉又は閉扉する際に操作される。
ドアハンドル16は、車両ドア5を操作する際に車両3の乗員により把持される図3に示す横長状の取っ手17並びに取っ手17に取り付けられる表示部18及び操作部19を備える。
取っ手17は、図4に示すように中空の筐体として形成される。取っ手17の表面には中空の内部に通じる開口部17aが形成される。図3に示すように開口部17aは取っ手17に対応して横長状に形成され、取っ手17の外側から開口部17aが視認可能である。
表示部18は、図4に示すように取っ手17の外側から視認可能なフィルム18a、フィルム18aに光を導く導光板18b、及び、導光板18bに光を照射する光源18cを備える。
フィルム18aは、開口部17aに収まるように横長状に形成される。フィルム18aは、図5に示すようにOPENとの文字列が表示された第1領域R1、CLOSEとの文字列が表示された第2領域R2、及び、無地の領域R(第1領域R1と第2領域R2を除いた領域)を備える。図示省略してあるが、第1領域R1は赤色であり、第2領域R2は青色であり、領域Rは黒色である。このようにフィルム18aは、複数の領域に色分けされる。第1領域R1は、OPENの1文字1文字に対応する4つ(英文字О、P、E、Nの4つ)の第3領域R3を有する。4つの第3領域R3は互いに隙間をあけて島状に配置される。第2領域R2は、CLOSEの1文字1文字に対応する5つ(英文字C、L、O、S、Eの5つ)の第4領域R4を有する。5つの第4領域R4は互いに隙間をあけて島状に配置される。第3領域R3及び第4領域R4は、全体として同一列状に交互に配置される。フィルム18aは、図4に示すように導光板18bの表面に取り付けられる。
導光板18bは、フィルム18aの裏面に位置して光源18cからの光を拡散させてフィルム18a全体に光を導くための部材である。導光板18bはフィルム18aに対応して横長状に形成される。図4においては、導光板18bは肉厚の、例えば、アクリル部材により形成される。
光源18cは、導光板18bの外縁(短手方向の一辺)に隣接して位置する。図4には導光板18bに隣接する赤色光源18c1が図示される。図示省略してあるが、図4の断面図の切断面に関して赤色光源18c1と対称となるように導光板18bに隣接して青色光源18c2が位置する。赤色光源18c1はフィルム18aの第1領域R1(図5)の赤色に対応する光を導光板18bに向けて照射する。青色光源18c2はフィルム18aの第2領域R2(図5)の青色に対応する光を導光板18bに向けて照射する。赤色光源18c1からの光は導光板18bからフィルム18aの第1領域R1(図5)を透過してOPENの赤い文字列を表示させる。青色光源18c2からの光は同様に第2領域R2(図5)を透過してCLOSEの青い文字列を表示させる。
図3に戻って、操作部19は、車両3の乗員が車両ドア5の施錠と解錠を操作する際に操作される部位である。操作部19は、取っ手17を操作する際に操作可能なタッチセンサーとして構成される。例えば、携帯端末4を所持する車両3の乗員が操作部19に触れると、操作部19からドアECU7(図1)に車両ドア5を施錠又は解錠させる信号が送信される。送信された信号に基づきドアECU7がロック機構9を制御することにより、車両ドア5の施錠又は解錠がなされる。そのため、操作部19は、車両ドア5の施錠又は解錠を操作する機能及び車両4の乗員による操作部19の操作を検出する機能を備える。なお、操作部19としては、タッチセンサーに限らず、施錠用ボタンとして構成してもよく、車両ドア5の施錠又は解錠の少なくとも一方を操作することができる部位であればよい。
次にドアハンドル装置1における各ECU(通信ECU6、ドアECU7及びハンドルECU8)を説明する。各ECUは、それぞれCPU、RAM及びROMを備え、それらがバスで接続される。具体的には、通信ECU6は、CPU6a、RAM6b、ROM6c及びバス6dを備える。同様にドアECU7は、CPU7a、RAM7b、ROM7c及びバス7dを備える。ハンドルECU8は、CPU8a、RAM8b、ROM8c及びバス8dを備える。
CPU6aは、通信ECU6におけるデータ通信等の情報処理の全般を司り、RAM6bは、CPU6aの作業領域として機能する揮発性の記憶部である。ROM6cは、通信ECU6で必要な処理をするためのデータ及びソフトウェア(プログラム)を記憶する不揮発性の記憶部である。ドアECU7のCPU7a、RAM7b及びROM7c並びにハンドルECU8のCPU8a、RAM8b及びROM8cについても同様である。以下、通信EUC6、ドアECU7及びハンドルECU8について具体的に説明する。
通信ECU6は、携帯端末4が車両3に対応する正規の端末であるか否かを照合する主体である。ROM6cには、通信プログラム6c1及び照合プログラム6c2並びに携帯端末4の固有の識別データ6c3等が格納される。通信プログラム6c1は車両3の内外に設けられた送受信機12を通じて携帯端末4と無線通信するために用いるプログラムである。照合プログラム6c2は、車両3と携帯端末4との間の通信で携帯端末4から送信される情報を識別データ6c3と照合するプログラムである。
ドアECU7は、車両ドア5の施錠と解錠を制御する主体である。ROM7cには、車両ドア5の施錠と解錠を制御する制御プログラム7c1及び車両ドア5における施錠の有無を検出する施錠検出プログラム7c2並びに車両ドア5の開閉を検出する開閉検出プログラム7c3が格納される。制御プログラム7c1は、車両3と携帯端末4の間の照合が成立していることを条件に次の制御をする。制御プログラム7c1は、ドアハンドル16の操作部19(図3)から送信される信号に基づいてロック機構9を制御し、車両ドア5の施錠又は解錠をする。また、施錠検出プログラム7c2は、検出部10による検出結果に基づいて車両ドア5における施錠の有無を検出する。そして、開閉検出プログラム7c3は、カーテシスイッチ11による検出結果に基づいて車両ドア5の開閉(開放されているか閉鎖されているか)を検出する。
ハンドルECU8は、ドアハンドル16の表示部18(図3)に車両ドア5が施錠されているか否かを表示する主体である。ROM8cには制御プログラム8c1が格納される。制御プログラム8c1は、検出プログラム7c2による検出結果(車両ドア5の施錠の有無)等に基づき光源18c(図4)のオンとオフを切り替える。車両ドア5が施錠状態ならば、制御プログラム8c1により、赤色光源18c1がオフかつ青色光源18c2(不図示)がオンとなる。一方で、車両ドア5が解錠状態ならば、赤色光源18c1をオンかつ青色光源18c2をオフとなる。
次に図6〜8のフローチャートを参照して前述の各種プログラムの内容を説明する。
図6の処理は通信ECU6における処理である。図1のCPU6aがRAM6bのワークメモリを作業領域として通信プログラム6c1及び照合プログラム6c2を実行する。通信ECU6では携帯端末4の照合をするため、CPU6aにより送信機12aから定期的にポーリング信号を発信させる(S1)。携帯端末4がポーリング信号を受信すると、ポーリング信号に応答するRF信号が携帯端末4から送信される。このRF信号が受信機12bを通じて車両3側で受信されると、CPU6aが受信したRF信号を応答データとしてRAM6bに格納する。CPU6aは、応答データと、ROM6cに格納された携帯端末4の識別データ6c3とを比較して携帯端末4が車両3に対応する携帯端末4であるか照合する(S2)。そして、CPU6aは、照合結果(データd1)をRAM6bに書き込む。その後、CPU6aは、RAM6bからデータd1を読み出してドアECU7に送信する(S3)。この一連の処理は、定期的に繰り返し実行される。
図7の処理はドアECU7における処理である。図1のCPU7aがRAM7bのワークメモリを作業領域として制御プログラム7c1、施錠検出プログラム7c2及び開閉検出プログラム7c3を実行する。ドアECU7には通信ECU6から車両3と携帯端末4の照合結果(データd1)が適宜送信される。照合が成立する場合には(S11:Yes)、S12に進む。照合が不成立の場合には(S11:No)、処理を終える。S12では、車両3の乗員により操作部19が操作されたか(操作部19からドアECU7に信号が送信されたか)を判定する。操作部19が操作された場合には(S12:Yes)、S13に進む。操作部19が操作されていない場合には、S14に進む。S13では、CPU7aは検出部10により車両ドア5が施錠状態であるか解錠状態であるかを検出してS15に進む。S15では、CPU7aはロック機構9を制御する。例えば、車両ドア5が施錠状態である場合は、CPU7aはロック機構9により車両ドア5を解錠させる。一方、車両ドア5が解錠状態である場合は、CPU7aはロック機構9により車両ドア5を施錠させる。そして、車両ドア5の施錠又は解錠がされたことをCPU7aが検出部10を通じて検出した後、S16に進む。ここで、S12において操作部19が操作されていない場合に進むS14では、CPU7aはカーテシスイッチ11により車両ドア5が開放されたかを判定する。車両ドア5が開放している場合は(S14:Yes)、CPU7aが検出部10を通じて車両ドア5の解錠を検出した後、S16に進む。一方で、車両ドア5が開放していない場合は(S14:No)、S17に進む。S17では、CPU7aは検出部10により車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)を検出してS16に進む。S16では、車両ドア5の施錠の有無をデータd2としてハンドルECU8に送信する。例えば、S13→S15→S16の処理の場合は、S15の処理で検出した車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。また、S14→S17→S16の処理の場合にはS17の処理で検出された車両ドア5の状態を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。一方、S14→S16の処理の場合には、車両ドア5の開放(解錠状態)を示すデータd2をハンドルECU8に送信する。この一連の処理は、例えば、車両3と携帯端末4との間で通信が行われる限り、繰り返し実行される。
図8の処理はハンドルECU8における処理である。図1のCPU8aがRAM8bのワークメモリを作業領域として制御プログラム8c1を実行する。ハンドルECU8にはドアECU7から車両ドア5の状態(データd2)が適宜送信される。車両ドア5が開放している場合(S21:Yes)は、S22に進む。車両ドア5が開放していない場合(S21:No)は、S23に進む。S22では、CPU8aは、図4の赤色光源18c1をオンにするとともに青色光源18c2(不図示)をオフにし、処理を終える。これにより、図5に示すOPENの文字列のみが赤く表示される。一方、S21において車両ドア5が開放されていない場合に進むS23では、車両ドア5が施錠状態であるかが判定される。ドアECU7から送信されるデータd2により車両ドア5が解錠状態の場合は(S23:No)、S22に進む。一方、車両ドア5が施錠状態の場合は(S23:Yes)、S24に進む。S24では、CPU8aは、図4の赤色光源18c1をオフにするとともに青色光源18c2(不図示)をオンにし、処理を終える。これにより、図5に示すCLOSEの文字列のみが青く表示される。この一連の処理は、例えば、車両3と車両3の外に存在する携帯端末4との間の通信が行わる限り、又は車両3のエンジンが始動するまで繰り返し実行される。
図8のS23以降の処理では、車両ドア5の状態(施錠状態か否か)に基づき図3の表示部18にОPEN又はCLOSEの文字列を表示する。そのため、車両3の乗員は、車両ドア5が施錠されているか否かを把握することができる。また、表示部18はドアハンドル16を操作する際に視線が向かいやすい取っ手17に形成される。そのため、取っ手17を操作する際に車両ドア5の施錠の有無を車両3の乗員に把握させることができる。ここで、図7のS12→S13→S15の処理では、車両3の乗員が操作部19(タッチセンサー)に触れるだけで車両ドア5の施錠又は解錠がされる。よって、車両3に乗りなれた乗員が無意識に車両ドア5の施錠又は解錠をする場合がある。しかし、その場合においても、車両ドア5が施錠されているか(OPEN又はCLOSEの文字列)が表示部18に表示される。そのため、車両3の乗員が再度、車両ドア5の施錠又は解錠をするなどの操作の二度手間を抑制することができる。
また、図7において、S11(車両3の外の携帯端末4との間で照合が成立)→S12→S14→S17→S16の順に進む場合は、携帯端末4を所持する乗員が車両3の周辺(車両3の外側の周辺)にいる場合の処理となる。この場合、S17において車両ドア5の施錠の有無が検出され、図8のS22又はS24により車両ドア5の状態(施錠状態か解錠状態か)が表示される。つまり、車両3の周辺に携帯端末4を所持した乗員がいるだけで車両ドア5が施錠されているか否かが表示され、乗員は車両ドア5の状態を把握できる。
なお、図8のS21では、車両ドア5の状態(開放されているか否か)を判定する。車両ドア5が開放されている場合には、S22でドアハンドル16の表示部18に車両ドア5の解錠を示すOPENとの文字列が表示される。そのため、車両3から乗員が降りて車両ドア5を閉める際には、表示部18に車両ドア5の解錠を示す文字列が表示される。よって、車両3の乗員に車両ドア5の施錠を促すことができる。
ドアハンドル装置1により制御される図3に示す表示部18は、車両3の乗員が車両ドア5を開扉又は閉扉する際に操作する取っ手17に配置される。そのため、車両3の乗員が取っ手17を操作する際に車両ドア5の施錠の有無を認識し易くなる。また、表示部18に隣接して操作部19が配置される。そのため、車両3の乗員が操作部19を操作する前に表示部18により車両ドア5の施錠の有無を認識し易くなる。
更にドアハンドル16では、図4に示すように取っ手17の外側から視認可能な位置にフィルム18aが配置される。そして、フィルム18aに光源18cからの光を透過させ、車両ドア5の施錠の有無を表示する。更に、フィルム18aは、図5に示すように第1領域R1(赤色の領域)と第2領域R2(青色の領域)を有する。そのため、図4に示す赤色光源18c1と青色光源18c2(不図示)のオンとオフをハンドルECU8(図1)により個別に制御することにより、フィルム18a上にOPENとCLOSEの文字列を択一的に表示できるとともに、2つの文字列を違う色で表示することができる。また、図5に示すOPENの各文字(第3領域R3)とCLOSEの各文字(第4領域R4)が同一列状に交互に位置するため、OPENの文字列とCLOSEの文字列をフィルム18a上の似たような場所に表示することができる。
上記の説明では、図4に示すフィルム18aを有する表示部18により車両ドア5の施錠の有無を表示する例を説明した。車両ドア5の施錠の有無等を表示するものとしては、表示部18に代えて図9に示す表示部118を用いてもよい。以下において実施例1と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。
表示部118は、カバー体Cを有する。更に、表示部118は、図10に示すように車両ドア5の施錠の有無を表示する表示体118a、表示体118aに光を導く導光板118b、及び、導光板118bに光を照射する複数の光源118cを備える。
図9に戻って、カバー体Cは、透明板状に形成されるとともに、一部が開口部17a(図4)に嵌まり込む板状部材である。カバー体Cの裏面側(図9に示されるカバー体Cの裏面側)には図10に示す表示体118aが取り付けられる。
表示体118aは、横長の板状に形成され、車両ドア5の施錠の有無を表示する不透明の板状部材(不透明体)である。表示体118aは、取っ手17の外側から視認可能な横長状の表面S1、表面S1に対向する裏面S2、及び、表面S1と裏面S2を接続する枠状の側面S3を有する。表面S1、裏面S2及び側面S3により形成される表示体118aの内側には、図11に示すように複数(6つ)の空洞部Hが形成される。
図12には表示体118aの正面図が示される。図12に示すように表面S1には各空洞部H(図11)に通じる複数の開口部O1が形成される。図12の各開口部O1は文字状に形成され、表面S1上に同一列状に位置する。複数の開口部O1によりUNLOCKの文字列が形成され、UNLOCKの1文字1文字に対応する計6つの開口部O1(U、N、L、O、C、Kの各文字に対応する開口部O1)が表面S1に形成される。また、図12のXIII−XIII模式断面図である図13と、図12のXIV−XIV模式断面図である図14に示すように裏面S2には空洞部Hに通じるとともに開口部O1に対向する開口部O2が形成される。そして、図11に示すように側面S3にも複数の開口部O3が形成される。図11に示される上側の側面S3には、各空洞部Hに通じるように6つの開口部O3が形成される。また、図11に示される下側の側面S3には、図示右側の4つの各空洞部Hに通じるように4つの開口部O3が形成される。表示体118aには、開口部O1、開口部O2及び空洞部Hのペアが複数(6つ)形成される。
開口部O1、O2、O3が通じる空洞部Hは、表示体118aの内部において直方体状に形成された空間である。複数の空洞部Hは、同一列状に配置される。また、複数の空洞部Hは、互いに独立した空間であり、互いに直接、通じない。空洞部Hは導光板18bを収納可能な大きさに形成され、空洞部Hには導光板118bが取り付けられる。
導光板118bは開口部O2及び空洞部Hに対応する形状(例えば、直方体状)に形成される。導光板118bは、図13及び図14に示す空洞部H内に取り付けられる。空洞部H内に取り付けられた導光板118bは、図15及び図16に示すように光源118c(図16)からの光を拡散させて開口部O1から光を照射させる部材である。導光板118bが開口部O2及び空洞部H(図13及び図14)に取り付けられた状態で、導光板118bは開口部O1、O3に対向して位置する。
図17には導光板118b及び光源118cが装着された表示体118aが示される。図17では表示体118aの一部を透過させて図示しており、表示体118aとともに導光板118b及び光源118cが示される。図17に示すように光源118cは、表示体118aの開口部O3内に位置するとともに、導光板118bを挟むように位置する。図17では、導光板118bの上下から複数の光源118cが導光板118bを挟んで位置する。光源118cは、図17において上側に位置する6つの赤色光源118c1及び下側に位置する4つの青色光源118c2を有する。図17の各赤色光源118c1は表示体118aにおける上側の各開口部O3内に位置し、導光板118bに赤色の光を照射する。また、図17の各青色光源118c2は表示体118aにおける下側の各開口部O3内に位置し、導光板118bに青色に光を照射する。赤色光源118c1からの光は導光板118bにより開口部O1から照射され、UNLOCKの赤い文字列を表示させる。青色光源118c2からの光は同様にLOCKの青い文字列を表示させる。これらの光源118c1、118c2は、上記と同様に車両ドア5の施錠の有無に基づきハンドルECU8により制御される。
ハンドルECU8により光源118c1、118c2が制御されると、導光板118bから開口部O1に光が照射される。そして、図11及び図13に示すように各導光板118bが取り付けられる空洞部Hが互いに独立して形成されるため、1つの空洞部Hから別の空洞部Hに光が漏れるのを防止できる。また、空洞部Hに導光板118bを装着した図15及び図16に示すように空洞部H、開口部O1、導光板118b及び光源118c(図16)がペアになっているため、光源118cを個別に制御することで、開口部O1を個別に照らすことができる。言い換えれば、開口部O1毎に光源118cが配置されるため、光源118cとペアになる文字(開口部O1)だけを表示させることができる。更に、光源118cは、車両ドア5の状態(施錠の有無)に基づきハンドルECU8によりオンとオフが切り替えられる。この際にハンドルECU8により各光源118cのオンとオフを個別に切り替えることにより特定の開口部O1のみを表示させることができる。その結果、上述のようにUNLOCKとLOCKの文字列を択一的に表示することができる。なお、表示体118aが不透明であることで導光板118bからの光が効率よく開口部O1から照射される。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその具体的な記載に限定されることなく、例示した構成等を技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせて実施することも可能であるし、またある要素、処理を周知の形態に置き換えて実施することもできる。
上記の説明では、図3に示すように取っ手17に操作部19が備わる例を説明した。操作部19は、取っ手17以外にも取っ手17の周辺部(例えば、図18に示すように取っ手17に隣接して位置するハンドルカバー17´)に配置してもよい。また、上記の説明では、取っ手17として、使用者が握ることができるグリップタイプのものを例示した。取っ手17としては、使用者が手を差し込んで引くことができるプルアップタイプのものを採用してもよい。これ以外にもフラッシュサーフェイスタイプ又はEラッチタイプのものなど種々のものを採用することができる。
上記の説明では、表示部18、118に表示する車両3に関する状態の一例として車両ドア5の施錠の有無を示した。車両3に関する状態としては、車両ドア5の施錠の有無に限らず、車両3のガソリン残量、携帯端末4のバッテリーの残量など種々の状態を表示することができる。
上記の説明では、表示部18、118に文字を表示する例を示した。表示部18、118に表示するものとしては、車両3の状態を示すアイコンなどの記号、車両3の状態を示す赤や青などの色、又はそれらと文字との組み合わせなどを表示してもよい。
上記の説明では、ハンドルECU8により光源18c、118cのオンとオフを制御する例を示した。光源18c、118cを制御する方法としては、オンとオフを制御する以外にも光源18c、118cの出力を増減させたりするなど種々の制御方法を採用することが可能である。
上記の説明では、対象物(移動体)の一例としての車両3にドアハンドル装置1が適用される例を示した。ドアハンドル装置1は、車両3に限らず、航空機、船舶などの種々のものに適用することができる。また、対象物は移動体に限らず種々のものに適用することも可能である。
1 ドアハンドル装置 2 システム
3 車両 4 携帯端末
5 車両ドア 6 通信ECU
7 ドアECU 8 ハンドルECU(制御部)
9 ロック機構 10 検出部(第2検出部)
11 カーテシスイッチ 16 ドアハンドル
17 取っ手 17a 開口部(第1開口部)
18 表示部 18a フィルム
18b 導光板(導光部) 18c 光源
18c1 赤色光源 18c2 青色光源
19 操作部(第1検出部) R1 第1領域
R2 第2領域 R3 第3領域
R4 第4領域 118 表示部
118a 表示体 118b 導光板(導光部)
118c 光源 S1 表面(外面)
H 空洞部 О1 開口部(第2開口部)

Claims (17)

  1. ドアを有する対象物に取り付けられて前記ドアを操作するためのドアハンドル装置であって、
    前記ドアの外側に位置して前記ドアを操作するための取っ手と、
    前記取っ手に位置して前記取っ手の外側から視認可能な位置に設けられ、前記対象物に関する状態を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とするドアハンドル装置。
  2. 前記取っ手の外側から視認可能であるとともに前記取っ手の表面に形成される開口部を備え、
    前記表示部は、少なくとも一部が前記取っ手の内側に位置して前記開口部を通じて視認可能である、請求項1に記載のドアハンドル装置。
  3. 前記表示部は、前記状態として前記ドアの施錠の有無を少なくとも表示する、請求項1又は2に記載のドアハンドル装置。
  4. 前記取っ手又は前記取っ手の周辺部には、前記ドアの施錠又は解錠の少なくとも一方を操作する操作部が備わる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  5. 前記表示部は、
    前記取っ手の外側から視認可能に位置して前記状態を表示するフィルムと、
    前記取っ手の内側から前記フィルムに光を透過させて前記取っ手の外側に光を照射する光源と、
    前記光源を制御する制御部と、
    を備える、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  6. 前記状態を検出する検出部を備え、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記制御部は前記光源のオンとオフを切り替え、前記フィルムを透過する光により前記状態を表示する、請求項5に記載のドアハンドル装置。
  7. 前記フィルムは、着色された第1領域と、前記第1領域とは異なる色に着色された第2領域を有し、
    前記光源は、前記第1領域を着色した色に対応する光を前記第1領域に向けて照射する第1光源と、前記第2領域を着色した色に対応する光を前記第2領域に向けて照射する第2光源を有し、
    前記制御部は、前記検出結果に基づいて前記第1光源及び前記第2光源のオンとオフを制御する、請求項6に記載のドアハンドル装置。
  8. 前記フィルムの裏面に沿って位置して前記フィルムに光を導く導光部を備え、
    前記導光部に隣接して前記第1光源及び前記第2光源が位置する請求項7に記載のドアハンドル装置。
  9. 前記第1領域は、互いに独立した複数の第3領域を有し、
    前記第2領域は、互いに独立した複数の第4領域を有し、
    前記フィルムには前記第3領域と前記第4領域が交互に位置する、請求項8に記載のドアハンドル装置。
  10. 前記第1領域には前記ドアが施錠された前記状態であることを示す文字列、記号又は色の少なくとも1つが表示され、前記第2領域には前記ドアが解錠された前記状態であることを示す文字列、記号又は色の少なくとも1つが表示される、請求項7ないし9のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  11. 前記表示部は、
    前記取っ手の外側から視認可能な外面を有して前記状態を表示する表示体と、
    前記表示体の内部に形成される空洞部と、
    前記外面に形成されて前記空洞部に通じるとともに前記状態を示す表示となる第2開口部と、
    前記空洞部において前記第2開口部に対向して位置する導光部と、
    前記導光部に光を照射する光源と、
    を備える、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  12. 前記空洞部、前記第2開口部及び前記導光部のペアを複数有し、
    複数の前記空洞部は、互いに通じることなく個別に位置する、請求項11に記載のドアハンドル装置。
  13. 前記空洞部、前記第2開口部、前記導光部及び前記光源のペアを複数有する、請求項12に記載のドアハンドル装置。
  14. 前記状態を検出する検出部を備え、
    前記検出部の検出結果に基づいて前記光源のオンとオフを切り替える制御部を備える、請求項13に記載のドアハンドル装置。
  15. 前記対象物は移動体である、請求項1ないし14のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  16. 移動体のドアに外側に位置して前記ドアを操作するための取っ手と、
    前記取っ手に位置して前記取っ手の外側から視認可能な位置に設けられ、前記移動体に関する状態を表示する表示部と、
    前記取っ手又は前記取っ手の周辺部に位置して前記ドアの施錠又は解錠の少なくとも一方を操作する操作部と、
    前記移動体の乗員による前記操作部の操作を検出する第1検出部と、
    前記ドアが施錠状態か解錠状態かを検出する第2検出部と、
    前記第1検出部が前記操作を検出することを条件に、前記第2検出部の検出結果に基づいて前記状態を前記表示部に表示する制御部と、
    を備えることを特徴とするドアハンドル装置。
  17. 前記移動体と前記移動体の乗員が所持する携帯端末との間の無線通信による照合の成立を条件に、前記制御部は前記第2検出部の検出結果に基づいて前記状態を前記表示部に表示する、請求項16に記載のドアハンドル装置。
JP2016233923A 2016-12-01 2016-12-01 ドアハンドル装置 Active JP6800719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016233923A JP6800719B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドアハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016233923A JP6800719B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドアハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018091007A true JP2018091007A (ja) 2018-06-14
JP6800719B2 JP6800719B2 (ja) 2020-12-16

Family

ID=62563559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016233923A Active JP6800719B2 (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドアハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6800719B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50150285U (ja) * 1974-05-30 1975-12-13
JP2004211539A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Denso Corp 電子キーシステム
DE202010016305U1 (de) * 2010-12-02 2011-02-17 Schott, Bernd Signaleinrichtung der Zentralverriegelung an Kraftfahrzeugen aller Art
WO2013022027A1 (ja) * 2011-08-08 2013-02-14 布施真空株式会社 自動車用機能部品
JP2015017496A (ja) * 2010-10-28 2015-01-29 アイシン テクニカル センター オブ アメリカ インコーポレイテッド 乗り物のための照明ドアハンドル
US20160221501A1 (en) * 2015-01-29 2016-08-04 Ford Global Technologies Llc Closure lock status display system and related method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50150285U (ja) * 1974-05-30 1975-12-13
JP2004211539A (ja) * 2002-12-19 2004-07-29 Denso Corp 電子キーシステム
JP2015017496A (ja) * 2010-10-28 2015-01-29 アイシン テクニカル センター オブ アメリカ インコーポレイテッド 乗り物のための照明ドアハンドル
DE202010016305U1 (de) * 2010-12-02 2011-02-17 Schott, Bernd Signaleinrichtung der Zentralverriegelung an Kraftfahrzeugen aller Art
WO2013022027A1 (ja) * 2011-08-08 2013-02-14 布施真空株式会社 自動車用機能部品
US20160221501A1 (en) * 2015-01-29 2016-08-04 Ford Global Technologies Llc Closure lock status display system and related method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6800719B2 (ja) 2020-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105781278B (zh) 一种汽车后备箱开启控制方法及系统
CN105840015A (zh) 关闭件锁状态显示系统及相关方法
CN107109860B (zh) 车载通信系统及车载设备
EP1695880A1 (en) Vehicle remote-operation apparatus
US20160138305A1 (en) Smart entry system
CN106254027B (zh) 屏蔽通信系统
JP2009264095A (ja) スマートキー感知システム及び感知方法
JP4142378B2 (ja) 車両ドア施錠/解錠制御システム
JPWO2014125577A1 (ja) 車両用ロック制御装置
CN104832010B (zh) 门锁系统
JP2015175090A (ja) 携帯機および制御システム
ES2646322T3 (es) Procedimiento para generar una señal de conmutación para cambiar el estado de bloqueo de un sistema de bloqueo de puerta de vehículo y sistema de desbloqueo de puerta para la realización de un procedimiento de este tipo
JP2005068715A (ja) 車両のドア解錠制御装置
US20220025682A1 (en) Locking device for car doors
KR101827173B1 (ko) 입력기구 및 이를 포함하는 전자식 잠금장치, 전자식 잠금장치의 제어방법
JP2014098242A (ja) 車両の電子キーシステム
JP2018091007A (ja) ドアハンドル装置
JP6797652B2 (ja) 表示装置
JP2015168325A (ja) 車両用警報システム
US20160098136A1 (en) Keyless entry system
JP2009138325A (ja) 車両用制御装置
EP2963214A1 (en) Operation input confirmation device, and vehicle door handle device
JP6875844B2 (ja) 認証機能付き什器
US20210114555A1 (en) Vehicle control device and vehicle
JP2015206237A (ja) 電子キーシステム、携帯機、及び車載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6800719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150