JP2018089321A - リラクゼーション&マインドフルネス椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間椅子に座って仕事、あるいは勉強する人の疲労回復、老化防止、と精神集中することができるR&M椅子を提供する。【解決手段】電気式コントローラーと、モーターと、脚部と、背もたれ部と、ヘッドレストと、座部と、肘掛部と、を有し、電気式コントローラーからの入力に伴った前記モーターの駆動により、 脚部上部一体部が周期的に前後に傾斜し、座部が周期的に左右に傾斜、又は、周期的に回転し、ヘッドレストからスピーカーにより音を発生できること、を特徴とするR&M椅子。【選択図】図1
Description
本発明は椅子に関し、より具体的には、例えば、1日中椅子に座って仕事をする人、及び勉強をする学生が、無理なくリラックス出来、集中することができるR&M椅子に関する。
近年の健康志向の高まりから、種々の椅子が提案されているが、そのほとんどが体に高負荷を与えるものであるか、ただ単に座る事が目的のものであった。
ここで、事務員や学生など比較的長時間椅子に座る人に関しては、アメリカのNASAによれば老化を早めるとの研究発表がなされている。その理由として耳の奥にある耳石が動かない事によるとしている。
静かに椅子に座っていた場合、少なくとも30分に一度立ち上がるか、頭を振ると効果が出る。そこで、仕事や勉強に高い負荷をかけることなく耳石のトレーニングにより健康効果、が期待でき、さらにこの椅子は、鐘の音などを聞き、短時間ではあるが目を閉じ座禅の心境を実現することができ、最近求められている、マインドフルネスが可能な状態になり、集中心を鍛え、また比較的低い負荷で、さらに日常的に、会社や家庭等で、安全かつ簡単に使用できる椅子が求められている。
ここで、事務員や学生など比較的長時間椅子に座る人に関しては、アメリカのNASAによれば老化を早めるとの研究発表がなされている。その理由として耳の奥にある耳石が動かない事によるとしている。
静かに椅子に座っていた場合、少なくとも30分に一度立ち上がるか、頭を振ると効果が出る。そこで、仕事や勉強に高い負荷をかけることなく耳石のトレーニングにより健康効果、が期待でき、さらにこの椅子は、鐘の音などを聞き、短時間ではあるが目を閉じ座禅の心境を実現することができ、最近求められている、マインドフルネスが可能な状態になり、集中心を鍛え、また比較的低い負荷で、さらに日常的に、会社や家庭等で、安全かつ簡単に使用できる椅子が求められている。
特許文献1(特表2010−505507号公報)では、通常の椅子として使用しながら股関節を保護するような動きをさせるなどの機能性を追及した椅子が提案されている。
また、特許文献2(特開2007−202862号公報)では、リニアアクチュエーターを備え背もたれ部、座部、またはフットレスト部の傾斜状態を制御する制御部を有する。この椅子の目的は、椅子の動きに合わせ体を屈伸させて、着座した使用者に対し効果的なストレッチ運動を自動的に行わせることができる椅子を提供している。
また、特許文献3(特開2005−074228号公報)では、患者の心地よさ及びオペレーターに対する利便性を向上させる椅子が提案されている。
さらに、特許文献4(実登3154780号広報)では振り子式電動揺り椅子が提案されている。制御装置を有し駆動部のコントロールを実現している。
しかし、特許文献1〜3に開示されている椅子は、従来の椅子の機能をわずかに改善しているにすぎず、長時間同じ椅子に座っている疲労回復や、ストレスの回復には寄与していない。加えて、日常的に長時間椅子に座らねばならない人の為には、自由な時間に疲労やストレスを開放できることが望ましい。
また、特許文献4に開示されている椅子は、動力を用い、またその動力を制御する努力をしているが、癒し、疲労回復、さらにストレス解放を目的としているが、事務机や勉強机の前で使用される椅子ではない。以上の問題点に鑑み、今回考案のR&M椅子は事務机や勉強机とともに使用されるよう考案している。
以上のような従来技術における問題点に鑑み、本発明の目的は、例えば、長時間事務椅子や勉強椅子にすわる人の疲労と、ストレスを和らげる、さらにR&M椅子は事務机、や勉強机にマッチングして使用されるよう考案している。
本発明者は上記目的を達成すべく、着座姿勢の変化が伴わない負荷について多くの研究を調べた結果、耳の奥にある耳石が、あたかも宇宙空間にあるように宙にういて動かないことが人の健康を損ない老化につながるとの資料を発見した。その結果椅子の座部より上部等をゆっくりと周期的に傾斜、回転等させることが極めて有効であることを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、電気式コントローラーと、モーターと、移動しにくい固定された脚部と一体となった脚部上部、すなわち座部、背もたれ部、肘掛け部を有するR&M椅子であって、前記電気式コントローラーからの入力に伴った前記モーターの駆動により、前記、一体となった脚部上部が周期的に前後に傾斜し、円を描くよう回転すること、を特徴とするR&M椅子を提供する。
本発明のR&M椅子においては、前記電気式コントローラーからの出力により、前記背もたれ部上部に取り付けられたヘッドレストに、スピーカーが取り付けられ、疑似音、音楽などを制御可能であること、また前記ヘッドレストは後頭部に合わせ湾曲している方が好ましい。
また、半固定の脚部は5本の脚をもち、椅子前部の2脚のみ移動のためのコロが取り付けられ、その他後ろの3脚はしっかり床を保持できるアヒルの水かきのような形をとることが好ましい。しかし転倒などの事故を排除するため、安全を考慮し後方傾斜角度は20度までとし、前方傾斜角度は35度までとする変形円運動をすることが好ましい。また一体となった脚部上部、すなわち座部、背もたれ部、肘掛け部の回転スピードは、前記電気式コントローラーで自由に設定できるが、安全を考慮して、0.1〜2回転/秒の範囲とすることが好ましい。
しかし、傾斜している床の上で使用すると危険が伴う。そのためヘッドレスト部に加速度センサーを設置して、もし転倒などの危険を予知した場合、前記電気式コントローラーに指令を送り動作の修正を行えるようにすることが好ましい。
本発明によれば、例えば、比較的長時間椅子に拘束される人を、ゆったり椅子に座っている状態で、きわめて短時間に、開始ボタンを押すか、時間がたてば、自動的に無理なく疲労を回復し、ストレスを開放し、さらに業務、勉強に集中できる椅子を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明のR&M椅子の代表的な実施形態について詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する場合がある。
また、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、表された各構成要素の寸法やそれらの比は実際のものとは異なる場合もある。
また、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、表された各構成要素の寸法やそれらの比は実際のものとは異なる場合もある。
図1は本発明のR&M椅子の一実施形態の概略斜視図である。また、図2は本発明のR&M椅子の一実施形態の概略側面図である。R&M椅子1は、背もたれ部2、背もたれ取付部4(例えば、シャフト状の背もたれ取付部)、座部6、固定台座8、肘掛部10、コントローラー操作部12、脚14、及びボックス16を有している。
背もたれ部2は背もたれ取付部4と一体に連結されており、背もたれ取付部4は固定台座8と一体に連結されている。また、座部6は背もたれ取付部4と一体に連結されており、肘掛部10は固定台座8の側面に一体に連結されている。
一体となった背もたれ部4、座部6、及び肘掛部10を駆動させるための制御系は、コントローラー操作部12とコントローラー本体から構成される。コントローラー操作部12は肘掛部10の先端に担持され、コントローラー本体はボックス16中か、コントローラー操作部の中に収納されている。また、ボックス16には、モーター及びギア等の、R&M椅子1の各部位を駆動させるための機器も収納されている。
≪脚部上部の一体となっている、背もたれ部、座部、肘掛け部のの傾斜、及び回転≫
固定脚部に収められているボックス16中に、収納されているモーター及びギア等により、垂直方向に伸びた主軸上に脚部上部一体となっている、背もたれ部、座部、肘掛け部は可働屈曲部20によって、前後、左右に周期的に駆動することができる。ここで、脚部上部一体部21の前後可動角度は前方35°〜後方20°の範囲で設定することができ、耳石を動かす効果が期待できる。
固定脚部に収められているボックス16中に、収納されているモーター及びギア等により、垂直方向に伸びた主軸上に脚部上部一体となっている、背もたれ部、座部、肘掛け部は可働屈曲部20によって、前後、左右に周期的に駆動することができる。ここで、脚部上部一体部21の前後可動角度は前方35°〜後方20°の範囲で設定することができ、耳石を動かす効果が期待できる。
また、このような条件のなかで座る状態によってバランスを崩すことが考えられる。そのためヘッドレスト3に加速度センサーを内蔵し、バランスを崩す寸前に修正をしコントローラーに記憶しその後の危険を避ける、のが好ましい。
さらに、もう1つのマインドフルネスの効果を期待できるよう、ヘッドレストに小さなスピーカーを埋め込み鐘の音や、妙なる音楽を流すような構造になっている。しかしR&M椅子はモーターにより脚部上部一体部が回転し、耳石の効果を期待する動作と、マインドフルネスの効果を期待する動作とは同時に行うことはできない。
この異なる動作をいつ行うか、またどれだけの周期で行うかは、コントローラー操作部12の設定によるか、肘掛け部に設置されている押ボタンを自由に押す事により行うことができる。ただし実施時間は長くとも10分程度とする、ことが好ましい。
マインドフルネスの効果は精神をゆったりとし、神経集中が期待でき、長時間椅子に座り仕事や勉強をする人にとっては絶大なる効果が期待できる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、それら設計変更は全て本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、脚部上部一体部の動きも前後、左右、上下、回転とそれぞれの動きが可能であるし、さらにコントローラーなしで押し釦のみの稼働も考えられる。目的はただ2つ、耳石を動かしリラクゼーションし、老化を防止する効果と、マインドフルネスを実行できる環境を作り、神経集中できる効果を期待することにある。
1・・・R&M椅子
2・・・背もたれ部
3・・・ヘッドレスト
4・・・背もたれ取付部
6・・・座部
8・・・固定台座
10・・肘掛部
12・・コントローラー操作部
14・・脚部
16・・ボックス
20・・脚部上部可動屈曲部
21・・脚部上部一体部
2・・・背もたれ部
3・・・ヘッドレスト
4・・・背もたれ取付部
6・・・座部
8・・・固定台座
10・・肘掛部
12・・コントローラー操作部
14・・脚部
16・・ボックス
20・・脚部上部可動屈曲部
21・・脚部上部一体部
Claims (4)
- 電気式コントローラーと、モーターと、背もたれ部と、座部と、肘掛部と、脚部を 有する椅子であって、 前記電気式コントローラーからの入力に伴った前記モーターの駆動により、 動きを止められた前記脚部を中心に、脚部より上部に取り付いている、前記背もたれ部と、座部と、肘掛け部一体を周期的に前後左右に傾斜、又は、脚部の上端を基点に上部、すなわち、前記背もたれ部と座部と肘掛け部一体が円を描くように回転すること、を特徴とする、リラクゼーション&マインドフルネス(以後R&Mという)椅子。
- 前記電気式コントローラーからの入力により、短時間ではあるが、前記脚部を中心に、背もたれ部、前記座部、及び前記肘掛部の駆動速度及び/又は駆動周期を制御可能であること、を特徴とする請求項1に記載のR&M椅子。
- 前期R&M椅子の背もたれ部、座部は、従来通りの手による高さ調節や、回転、または傾斜することができる、を特徴とする請求項1又は2に記載のR&M椅子。
- 後頭部を保持するように作られたヘッドレストの両サイドにスピーカーを有し、鐘の音、妙なる音楽等を鳴らすよう作られたこと、及び転倒予防の安全のため加速度センサーを備えていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のR&M椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016248451A JP2018089321A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | リラクゼーション&マインドフルネス椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016248451A JP2018089321A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | リラクゼーション&マインドフルネス椅子 |
Publications (1)
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JP2018089321A true JP2018089321A (ja) | 2018-06-14 |
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Family Applications (1)
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JP2016248451A Pending JP2018089321A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | リラクゼーション&マインドフルネス椅子 |
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JP (1) | JP2018089321A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7037158B1 (ja) | 2021-12-20 | 2022-03-16 | 有限会社池谷製作所 | 仮想空間における移動を操作する家具型機器 |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016248451A patent/JP2018089321A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP7037158B1 (ja) | 2021-12-20 | 2022-03-16 | 有限会社池谷製作所 | 仮想空間における移動を操作する家具型機器 |
JP2023091250A (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-30 | 有限会社池谷製作所 | 仮想空間における移動を操作する家具型機器 |
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