JP2018087068A - テープ貼付装置 - Google Patents

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健一 今泉
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健一 今泉
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Abstract

【課題】シンプルな構成であるため占有空間の省スペース化を図ることができるとともに円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼る際の作業効率および均一性を向上させることのできるテープ貼付装置を提供する。【解決手段】テープ貼付装置1は、円筒状のワークを支持するワーク支持部10と、帯状のテープを供給するためのテープ供給部20と、ワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面に、テープ供給部20から供給されたテープを貼り付ける貼付ローラ30と、を備えており、貼付ローラ30は、その外周面がワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼付するためのテープ貼付装置に関する。
従来から、円筒状のワーク(例えば、円筒パイプ等)に対して塗装や表面処理等を行う際に、円筒状のワークの内周面における所定の箇所に塗装等が施されないようにテープ等を貼付すること(すなわち、マスキング)が行われている。また、円筒状のワークの内周面に装飾性を有するテープを貼付することにより、円筒状のワークを装飾することも行われている。また、機能性を有するテープを円筒状のワークの内周面に貼付することにより、当該テープの有する機能等(例えば、耐食性等)を円筒状のワークに付与することも行われている。このような円筒状のワークの内周面にテープを貼付する作業は、これまで作業者の手作業により行われていた。
一方で、円筒状のワークの外周面にラベル等を貼付する作業については自動化されており、このような装置の例として特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1に開示されている装置は、様々な外径を有する円筒状のワークの外周面にラベルを貼付するためのものである。より詳細には、この装置は、横倒状態においてコンベア上を搬送される円筒状のワークに対してラベルを保持した貼付ヘッドを上方から近づけ、ラベルを円筒状のワークの外周面に押し付けることにより、ラベルを貼付するようになっている。
特開2000−326942号公報
上述したように、円筒状のワークの内周面にテープ等を貼り付ける作業はこれまで作業者の手作業によって行われていた。このため、テープ等の貼付を行う際に、当該テープ等が望ましい貼付位置からずれてしまうという問題があった。とりわけ、円筒状のワークの内周面において、当該ワークの円周方向にテープ等を貼付する場合には、作業スペース等の問題から作業が行いにくいため、円筒状のワークの軸方向(すなわち、テープを貼付する方向と直交する方向)においてテープ等の貼付位置がずれてしまうという問題(すなわち、テープ等を均質に貼付することができないという問題)があった。このような問題は、テープを複数回巻く必要があるときに特に顕著である。また、このような問題を避けるためにテープ等を慎重に貼付する場合には、作業効率が悪くなってしまうという問題があった。
また、特許文献1に開示される装置は、あくまで円筒状のワークの外周面にラベルを貼付するものであるため、円筒状のワークの内面にテープ等を貼付する際に用いることができないという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、シンプルな構成であるため占有空間の省スペース化を図ることができるとともに円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼る際の作業効率および均一性を向上させることのできるテープ貼付装置を提供することを目的とする。
本発明のテープ貼付装置は、帯状のテープを円筒状のワークの内周面に貼付するためのテープ貼付装置であって、円筒状のワークを支持するワーク支持部と、帯状のテープを供給するためのテープ供給部と、前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークの内周面に、前記テープ供給部から供給されたテープを貼り付ける貼付ローラと、を備え、前記貼付ローラは、その外周面が前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されていること特徴とする。
このようなテープ貼付装置によれば、ワーク支持部に支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に貼付ローラが配置されており、テープ供給部により供給されたテープがこの貼付ローラにより貼り付けられるようになっているためシンプルな構成を実現することができ、よって占有空間の省スペース化を図ることができるとともに円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼る際の作業効率および均一性を向上させることができる。
本発明のテープ貼付装置においては、前記ワーク支持部は、水平方向に延びる軸を中心として回転可能となるよう円筒状のワークを支持するようになっていてもよい。
また、前記ワーク支持部は、円筒状のワークが載置される一対の支持ローラを有していていてもよい。
この場合、前記ワーク支持部には、円筒状のワークが前記軸を中心として回転するよう各前記支持ローラを回転させるための支持ローラ駆動部が設けられていてもよい。
本発明のテープ貼付装置においては、前記ワーク支持部には、円筒状のワークの軸方向における位置決めを行うための位置決め部材が設けられていてもよい。
この場合、前記ワーク支持部には、円筒状のワークが前記軸を中心として回転するよう前記位置決め部材を駆動する位置決め部材駆動部が設けられていてもよい。
本発明のテープ貼付装置においては、前記貼付ローラには、当該貼付ローラを円筒状のワークの内周面に向かって押圧するための押圧機構が設けられていてもよい。
また、前記貼付ローラの外周面の周速度と、円筒状のワークの内周面の周速度とが略同一となるよう前記貼付ローラが回転させられるようになっていてもよい。
本発明のテープ貼付装置においては、前記テープ供給部は、帯状のテープが巻き出される巻き出しローラと、前記巻き出しローラから巻き出されたテープの向きを変更するためのガイドローラとを有していてもよい。
この場合、前記ガイドローラは、その軸方向が貼付ローラの軸方向に対して角度をなすよう配置されていてもよい。
本発明のテープ貼付装置においては、前記巻き出しローラに巻かれているテープには剥離紙が取り付けられており、前記テープ供給部は、前記巻き出しローラから巻き出されたテープから剥離紙を剥離するための剥離部材を更に有していてもよい。
本発明のテープ貼付装置は、前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークに対して、前記貼付ローラおよび前記ガイドローラを円筒状のワークの軸方向に相対的にスライドさせるスライド機構を更に備えていてもよい。
また、前記ガイドローラは、前記貼付ローラによりテープが円筒状のワークの内周面に貼り付けられるときに円筒状のワークの中空部分に位置するようになっていてもよい。
本発明のテープ貼付装置においては、前記貼付ローラと前記ガイドローラとを支持するための支持部材が更に設けられており、前記支持部材には、前記貼付ローラにより円筒状のワークの内周面に貼り付けられたテープを円筒状のワークの内周面に押し付けるための押圧部材が設けられており、前記押圧部材は、その先端が円筒状のワークの内周面に向かって押圧されるようになっていてもよい。
本発明のテープ貼付装置によれば、占有空間の省スペース化を図ることができるとともに円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼る際の作業効率および均一性を向上させることができる。
本発明の実施の形態によるテープ貼付装置の構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示すテープ貼付装置を右側から見たときの貼付ローラの近傍の構成を概略的に示す側面図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1および図2は、本実施の形態によるテープ貼付装置を示す図である。このうち、図1は、本発明の実施の形態によるテープ貼付装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1に示すテープ貼付装置を右側から見たときの貼付ローラの近傍の構成を概略的に示す側面図である。なお、図1および図2において、円筒状のワークを参照符号Wで示している。また、図1において円筒状のワークの回転軸を参照符号Xで示しており、巻き出しローラから巻き出されたテープを参照符号Tで示しており、巻き出しローラから巻き出されたテープから剥離された剥離紙を参照符号Uで示している。
図1および図2に示すように、本実施の形態によるテープ貼付装置1は、円筒状のワークを支持するためのワーク支持部10と、帯状のテープを供給するためのテープ供給部20と、ワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面にテープ供給部20から供給されたテープを貼り付けるための貼付ローラ30とを備えている。また、ワーク支持部10は、円筒状のワークを水平方向に延びる軸(図1において参照符号Xで表示)を中心として回転可能となるよう支持するようになっており、貼付ローラ30は、その外周面がワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されるようになっている。そして、このようなテープ貼付装置1を用いて円筒状のワークの内周面にテープを貼付するにあたり、作業者は、円筒状のワークをワーク支持部10に支持させ、各位置決めローラ13、14(後述)を用いた円筒状のワークの位置決めおよび貼付ローラ30等の位置決めを行った後に、ワーク支持部10に支持されている円筒状のワークを回転させながら、テープ供給部20から供給されたテープを貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼付する。このようなテープ貼付装置1の詳細について以下に説明する。
図1に示すように、ワーク支持部10は、所定の距離だけ離した状態かつ互いに平行となる状態で設けられた一対の支持ローラ11、12から構成されており、各支持ローラ11、12は、水平方向(すなわち、図1における左右方向)に延びる軸を中心として回転可能となっている。また、円筒状のワークは、各支持ローラ11、12の長手方向(すなわち、図1における左右方向)と円筒状のワークの軸(図1において参照符号Xで表示)の延びる方向が一致するとともに各支持ローラ11、12にまたがるよう載置されるようになっている。このため、円筒状のワークが各支持ローラ11、12に載置されているときに、この円筒状のワークの外周面が各支持ローラ11、12の外周面と当接するようになっている。このことにより、各支持ローラ11、12を回転させたときに、各支持ローラ11、12の外周面と、円筒状のワークの外周面との間に働く摩擦力によって各支持ローラ11、12に載置されている円筒状のワークを水平方向に延びる軸を中心として回転させることができるようになっている。なお、図1および図2において、各支持ローラ11、12が回転する向きおよび各支持ローラ11、12に載置される円筒状のワークが回転する向きを矢印で示している。
上述したように、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、円筒状のワークは、各支持ローラ11、12にまたがるよう載置されるようになっている。より詳細には、図2に示すように、各支持ローラ11、12により載置されている円筒状のワークは、当該円筒状のワークの下方にある一部分が、各支持ローラ11、12の間の領域15に向かって突出するようになっている。このため、各支持ローラ11、12は、所定の直径を有する特定の種類の円筒状のワークだけでなく、互いに異なる直径を有する複数の種類の円筒状のワークを支持することができるようになっている。
また、各支持ローラ11、12が上述したような構成となっていることにより、円筒状のワークの軸方向と直交する方向におけるこの円筒状のワークの位置決めは、当該円筒状のワークを各支持ローラ11、12に載置したときに行われるようになっている。
また、各支持ローラ11、12には、駆動モータ等の支持ローラ駆動部16が設けられており、当該支持ローラ駆動部16によって各支持ローラ11、12が回転させられることにより円筒状のワークが水平方向に延びる軸を中心として回転させられるようになっている。なお、各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークを回転させる手段は、支持ローラ駆動部16を用いたものに限定されることはない。例えば、各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークに対し、作業者が手等により直接力を加えることによって各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークを回転させるようにしてもよい。この場合には、支持ローラ駆動部16の設置を省略することができるようになる。
また、ワーク支持部10には、円筒状のワークの軸方向における位置決めを行うための一対の位置決めローラ13、14が設けられており、当該位置決めローラ13、14は、鉛直方向(すなわち、図1における上下方向)に延びる軸を中心として回転可能となっている。また、各位置決めローラ13、14は、その外周面の高さ(すなわち、図1の上下方向における位置)が、各支持ローラ11、12に支持された状態の円筒状のワークの軸方向における両端面にそれぞれ当接するように設けられている。また、各位置決めローラ13、14は、図1における左右方向(すなわち、各支持ローラ11、12の延びる方向)に移動可能となるよう設けられている。このことにより、各位置決めローラ13、14の間の距離を調整することができ、よって軸方向において異なる長さを有する様々な種類の円筒状のワークの位置決めを行うことができるようになっている。具体的には、各位置決めローラ13、14は、円筒状のワークの軸方向における両端面を挟み込むように位置決めを行うようになっている。
また、各位置決めローラ13、14が鉛直方向に延びる軸を中心として回転可能となっているため、当該位置決めローラ13、14は、その外周面と、円筒状のワークの軸方向における両端面とがそれぞれ当接した状態において(すなわち、各位置決めローラ13、14により円筒状のワークの位置決めをした状態において)、円筒状のワークとともに連れ回るようになっている。このことにより、各位置決めローラ13、14は、各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークの回転を妨げることなく、その軸方向における位置決めを行うことができるようになっている。
また、ワーク支持部10には、各位置決めローラ13、14を鉛直方向に延びる軸を中心として回転させるための位置決め部材駆動部17が設けられていてもよい。この場合には、各支持ローラ11、12に支持され、各位置決めローラ13、14によりその軸方向に位置決めされた状態の円筒状のワークを、水平方向に延びる軸を中心として自動で回転させることができるようになる。
また、テープ供給部20は、円筒状のワークの内周面に貼付されるべき帯状のテープが巻き出される巻き出しローラ21と、巻き出しローラ21から巻き出されたテープに取り付けられている剥離紙を剥離するための剥離部材22と、剥離部材22によりテープから剥離された剥離紙を巻き取るための巻き取りローラ23と、巻き出しローラ21から巻き出されたテープの向きを変更するためのガイドローラ24とを有している。また、テープ供給部20は、巻き出しローラ21から巻き出されたテープを貼付ローラ30(後述)に供給するようになっている。なお、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、剥離部材22および巻き取りローラ23が設けられているが、剥離紙が取り付けられていないテープが巻き出しローラ21に巻かれている場合には、これらの部材の設置が省略されていてもよい。
また、巻き出しローラ21には巻き芯保持部(図示せず)が設けられており、この巻き芯保持部に保持されている巻き芯に巻かれたテープ(図1において参照符号Tで表示)が、巻き出しローラ21から図1に示す矢印方向に巻き出されるようになっている。また、巻き出しローラ21には、巻き芯保持部に保持されている巻き芯が自由に回転してしまうことを防止するためのブレーキ部材(例えば、パウダーブレーキ(図示せず))が設けられている。このことにより、貼付ローラ30に設けられたモータ(後述)や巻き取りローラ23に設けられたモータ(後述)により巻き出しローラ21からテープが巻き出されるときにこの巻き出されるテープに対して適切な大きさの張力が与えられるようになり、よって巻き出しローラ21から巻き出されるテープが弛んでしまうことや、シワ等が発生してしまうことを防止することができるようになっている。
また、剥離部材22は、巻き出しローラ21から巻き出されたテープに取り付けられている剥離紙(図1において参照符号Uで表示)を剥離するようになっている。具体的には、剥離部材22は、例えば鉛直方向(すなわち、図1における上下方向)に延びる軸を中心として回転可能となっている一対のローラから構成されている。また、剥離部材22は、巻き出しローラ21から巻き出されるテープに取り付けられている剥離紙を湾曲させることによってこの剥離紙を剥離するようになっている。また、剥離部材22により剥離された剥離紙は、巻き取りローラ23に送られるようになっている。
また、巻き取りローラ23は、剥離部材22によりテープから剥離された後の剥離紙を巻き取るようになっている。具体的には、図示しないモータ(例えば、トルクモータ)により巻き取りローラ23が回転させられることによってテープから剥離された後の剥離紙が巻き取りローラ23に巻き取られるようになっている。
また、ガイドローラ24は、貼付ローラ30の真上に設けられており、貼付ローラ30の軸方向(すなわち、図1における左右方向)に対して略45°の角度をなすよう配置されている(図1参照)。具体的には、図1に示すように、ガイドローラ24は、当該ガイドローラ24の巻き出しローラ21がある側の端部の高さ(すなわち、図1の上下方向における位置)が、もう一方の端部の高さと比較して上方に位置するように配置されている。また、ガイドローラ24は、その軸を中心として回転可能となるよう設けられている。このことにより、巻き出しローラ21から巻き出され、剥離部材22により剥離紙が剥離された後のテープは、ガイドローラ24によりその向きが変更され、貼付ローラ30がある側に向かうようになっている。具体的には、略水平方向(すなわち、図1における左方向)に送られてガイドローラ24に当接したテープは、その向きが略90°変更され、貼付ローラ30のある側(すなわち、図1における下側)に向かうようになっている。このようなガイドローラ24が設けられていることにより、巻き出しローラ21、剥離部材22、巻き取りローラ23を円筒状のワークの中空部分の外側(すなわち、円筒状のワークから離れた位置)に配置することができるようになっている。
また、ガイドローラ24の外周面は、例えば樹脂等の滑りやすい部材から構成されている。このことにより、巻き出しローラ21から巻き出されたテープが両面に粘着層を有するテープ(すなわち、いわゆる両面テープ)である場合に、このテープがガイドローラ24の外周面に貼り付けられてしまい、貼付ローラ30まで案内されないような事態を防止することができるようになっている。なお、巻き出しローラ21から巻き出されたテープが一方の面にのみ粘着層を有するテープである場合には、このテープは、粘着層を有する面がガイドローラ24に当接せずに貼付ローラ30に案内されるようになる(図1参照)。
また、貼付ローラ30は、その外周面がワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されており、当該貼付ローラ30は、水平方向(すなわち、図1における左右方向)に延びる軸を中心として回転可能となっている。また、貼付ローラ30には、当該貼付ローラ30を回転させるためのモータ(例えば、サーボモータ(図示せず))と、貼付ローラ30を円筒状のワークの内周面に向かって押圧するための押圧機構31とがそれぞれ設けられている。
より詳細には、押圧機構31は、例えばエアシリンダやばね等から構成されており、これらのエアシリンダやばね等により貼付ローラ30が円筒状のワークの内周面に向かって押圧されるようになっている。このことにより、貼付ローラ30は、テープ供給部20により供給されたテープを円筒状のワークの内周面に向かって押圧することができ、よってこのテープを円筒状のワークの内周面に貼付することができるようになっている。なお、貼付ローラ30の外周面は、例えば樹脂等の滑りやすい部材から構成されている。このことにより、ガイドローラ24から供給されたテープが両面に粘着層を有するテープ(すなわち、いわゆる両面テープ)である場合に、このテープが貼付ローラ30に貼り付けられてしまい、円筒状のワークの内周面に貼付されないような事態を防止することができるようになっている。
また、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、貼付ローラ30を回転させるためのモータ(例えば、サーボモータ)と、巻き取りローラ23を回転させるためのモータ(例えば、トルクモータ)とが、同期して駆動されるようになっている。具体的には、貼付ローラ30および巻き取りローラ23は、貼付ローラ30によりテープが円筒状のワークの内周面に貼付されるときの当該テープの速度と、巻き取りローラ23により剥離紙が巻き取られるときの当該剥離紙の速度とが略同一となるよう駆動されるようになっている。このことにより、剥離部材22によりテープから剥離紙を剥離する際に綺麗に剥離することができるようになる。
また、本実施の形態によるテープ貼付装置1を用いて、円筒状のワークの円周方向における同一箇所に複数回テープを貼付する場合には、テープを貼付する回数に応じてテープが貼付される箇所の厚さ(高さ)が変化するため、以下のような機構が押圧機構31に設けられていてもよい。すなわち、円筒状のワークの内周面における同一箇所にテープを貼付した回数等に応じて、円筒状のワークの内周面に加える押圧力の大きさや押圧機構31の高さ(すなわち、図1における上下方向における位置)を変化させるようになっていてもよい。あるいは、押圧機構31に、円筒状のワークの内周面においてテープが貼付される高さを検知するための高さ検知センサ等を設け、この高さ検知センサ等により検知された情報に基づいて、押圧機構31による押圧力の大きさや押圧機構31の高さを変更するようになっていてもよい。この場合には、円筒状のワークの円周方向における同一箇所に複数回テープを貼付するときに、円筒状のワークの内周面に貼付されるテープを押圧し過ぎることを防止することができるようになる。
また、上述したように、ガイドローラ24は、貼付ローラ30の真上に設けられている。このため、テープ供給部20から供給されたテープを貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼り付けるときには、貼付ローラ30およびガイドローラ24等は、円筒状のワークの中空部分に位置するようになっている。
また、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、貼付ローラ30の外周面の周速度と、各支持ローラ11、12支持された円筒状のワークの内周面の周速度が略同一となるよう貼付ローラ30が回転させられるようになっている。このことにより、円筒状のワークの内周面に貼り付けられたテープにシワ等が発生してしまうことを防ぐことができるようになっている。このような構成は、例えば各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークを作業者が手等により回転させる場合には、円筒状のワークと貼付ローラ30とが連れ回るようにすることにより実現することが可能となる。また、各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークを支持ローラ駆動部16より回転させる場合には、円筒状のワークと、貼付ローラ30とを同期させて回転させることによって実現できるようになる。なお、各支持ローラ11、12に支持された円筒状のワークを作業者が手等により回転させる場合には、貼付ローラ30を回転させるためのモータの設置が省略されるようになっていてもよい。
また、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、貼付ローラ30およびガイドローラ24等は、一対の板状の支持部材35に支持されている。また、図1における右側に位置する支持部材35には、当該支持部材35を水平方向(すなわち、図1における左右方向)にスライドさせるためのスライド機構36が設けられており、貼付ローラ30およびガイドローラ24等を図1に示す矢印の方向(すなわち、図1における左右方向)に一体的にスライドさせることができるようになっている。このことにより、ワーク支持部10により支持される円筒状のワークに対する貼付ローラ30等の相対的な位置を調整することができるようになり、よって円筒状のワーク軸方向における異なった位置にテープを容易に貼付することができるようになる。具体的には、例えば円筒状のワークの内周面において円周方向にテープを貼付した後、スライド機構36により支持部材35(すなわち、貼付ローラ30およびガイドローラ24等)をテープの幅方向における長さ分だけ移動させることにより、円筒状のワーク軸方向における異なった位置にテープを容易に貼付することができるようになる。なお、スライド機構36が設けられる支持部材35は、図1における右側に位置する支持部材35に限定されることはない。具体的には、図1における左側に位置する支持部材35にスライド機構36が設けられていてもよい。
また、スライド機構36を用いた円筒状のワークの内周面にテープを貼付するときの態様は、上述したものに限定されることはない。例えば、円筒状のワークの内周面において円周方向に一周するようテープを貼付した後、スライド機構36により支持部材35(すなわち、貼付ローラ30およびガイドローラ24等)をテープの幅方向における長さの半分やそれ以下の距離だけ移動させることにより、テープをより緻密に貼付することができるようになっていてもよい。
また、スライド機構36により貼付ローラ30およびガイドローラ24等をスライドさせる動作を含んだテープの貼付の態様において、スライド機構36により貼付ローラ30およびガイドローラ24等をスライドさせる際に、円筒状のワークの内周面に貼付されたテープが捩れてしまうとき等には、貼付ローラ30の近傍等にテープを切断するための切断部材(例えば、カッター等)を設けるようにしてもよい。この場合には、一度円筒状のワークの内周面に貼付されたテープを切断した後に、スライド機構36により貼付ローラ30およびガイドローラ24等をスライドさせることができるようになり、よって上述したような問題を防ぐことができるようになる。
なお、スライド機構36により貼付ローラ30およびガイドローラ24等をスライドさせる代わりに、円筒状のワークの位置決めをした後に各位置決めローラ13、14を一体的にスライドさせるためのスライド機構(図示せず)がテープ貼付装置1に設けられていてもよい。この場合であっても、ワーク支持部10により支持される円筒状のワークに対する貼付ローラ30等の相対的な位置を調整することができるようになり、よって円筒状のワークの軸方向における異なる位置にテープを貼付することができるようになる。
また、図2に示すように、一方の支持部材35(例えば、図1における右側に位置する支持部材35)にはシワ伸ばし用の刷毛やブレードから構成される押圧部材37が設けられており、この押圧部材37は、貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼付されたテープを円筒状のワークの内周面に向かって押圧するようになっている。具体的には、この押圧部材37は、水平方向(すなわち、図2において紙面に直交する方向)に延びる軸37aを中心として回転可能となるよう一方の支持部材35に取り付けられるとともに、当該軸37aに設けられた図示しないねじりバネ等により図2に示す矢印の方向に付勢されている。このことにより、仮に貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼付されたテープにシワ等が生じた場合であっても、押圧部材37を用いてこのシワを取り除く(すなわち、シワを伸ばす)ことができるようになり、よってテープをより均質に円筒状のワークの内周面に貼付することができるようになる。
なお、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、押圧部材37は、図2において手前側にある支持部材35から右側に突出するよう設けられているが、押圧部材37が設けられる位置は、このような位置に限定されることはない。例えば、押圧部材37は、図2において奥側にある支持部材35から右側に突出するよう設けられていてもよい。なお、図2では、図2における反時計回りの向きに円筒状のワークを回転させる場合における押圧部材37を設けるべき位置が示されている。一方、円筒状のワークを図2における時計回りの向きに回転させる場合には、押圧部材37は、図2において手前側あるいは奥側にある支持部材35の左側に突出するように設けられるようになる。
次に、このような構成からなるテープ貼付装置1を用いた、円筒状のワークの内周面にテープを貼付する動作について図1を用いて説明する。
最初に、作業者は、円筒状のワークを各支持ローラ11、12上に載置し、各位置決めローラ13、14によりその軸方向における位置決めを行う。次に、スライド機構36を用いることにより、貼付ローラ30およびガイドローラ24等を円筒状のワークの中空部分に位置させるようにする。なお、スライド機構36により貼付ローラ30およびガイドローラ24等を所定の位置に位置決めした後に、作業者が貼付ローラ30等を手等により持ち上げたまま円筒状のワークの位置決めを行うようにしてもよい。
そして、作業者は、円筒状のワークの内周面に貼付すべきテープを巻き出しローラ21から巻き出し、ガイドローラ24を介して貼付ローラ30に供給する。また、このとき、テープに取り付けられている剥離紙の先端を、剥離部材22を介して巻き取りローラ23に取り付ける。なお、これらの作業は最初にテープ貼付装置1を使用する際、あるいはテープを交換した後の1回目の使用時に必要な作業であり、2回目以降の使用時にはこのような作業は不要である。また、本実施の形態によるテープ貼付装置1においては、円筒状のワークの内周面にテープの先端を貼り付ける作業は作業者により行われるようになっているが、貼付ローラ30に複数の吸気口等を設けるとともにこの貼付ローラ30を吸引ポンプ等に接続することにより、吸引ポンプ等による負圧によってテープを貼付ローラ30に保持させておき、作業者の手によらずに円筒状のワークの内周面にテープの先端を貼り付けることができるようになっていてもよい。
次に、押圧機構31により貼付ローラ30を円筒状のワークの内周面に押し付け、貼付ローラ30の外周面が、テープを介して、円筒状のワークの内周面に押し付けられるようにする。そして、作業者が手等により各支持ローラ11、12に支持された状態の円筒状のワークを回転させるか、各支持ローラ11、12に設けられた支持ローラ駆動部16を駆動することによって円筒状のワークを回転させ、貼付ローラ30の外周面の周速度と、円筒状のワークの内周面の周速度とが略同一となるようにしてテープを円筒状のワークの内周面に貼付する。なお、上述したように、本実施の形態によるテープ貼付装置1には、押圧部材37が設けられているため、仮に円筒状のワークの内周面に貼付されたテープにシワ等が生じてしまった場合であっても、このシワ等を押圧部材37により取り除くことができるようになっている。
そして、円筒状のワークの内周面に予め決められた長さ(複数回テープを貼付する場合には、予め決められた回数)だけテープを貼付した後に、作業者は、カッター等によりテープを切断する。このようにして、テープ貼付装置1を用いた円筒状のワークの内周面へテープを貼付する作業が終了する。なお、貼付ローラ30の近傍等に切断部材(例えば、カッター等)が設けられている場合には、この切断部材を用いてテープを切断する。
以上のような構成からなるテープ貼付装置1によれば、貼付ローラ30は、その外周面がワーク支持部10により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されており、貼付ローラ30は、ワーク支持部10に支持された円筒状のワークの内周面に テープ供給部20から供給されたテープを貼り付けるような構成となっている。このことにより、シンプルな構成を実現することができ、よって占有空間の省スペース化を図ることができるとともに円筒状のワークの内周面に帯状のテープを貼る際の作業効率および均一性を向上させることができる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、ワーク支持部10は、水平方向に延びる軸を中心として回転可能となるよう円筒状のワークを支持するようになっている。この場合には、所定の直径を有する特定の種類の円筒状のワークだけでなく、互いに異なる直径を有する複数の種類の円筒状のワークを支持することができるようになる。さらに、ワーク支持部10は、円筒状のワークが載置される一対の支持ローラ11、12を有している。この場合には、円筒状のワークをワーク支持部10に支持させるときにこの円筒状のワークの幅方向における位置決めを行うことができるようになる。また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、ワーク支持部10に円筒状のワークが軸を中心として回転するよう各支持ローラ11、12を回転させるための支持ローラ駆動部16が設けられている。この場合には、円筒状のワークを自動で回転させることができるようになる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、ワーク支持部10には、円筒状のワークの軸方向における位置決めを行うための位置決め部材(すなわち、各位置決めローラ13、14)が更に設けられている。この場合には、円筒状のワークの軸方向における位置決めを容易に行うことができるようになるとともに、円筒状のワークに貼付されたテープがその軸方向においてずれてしまうことを防止することができるようになる。さらに、ワーク支持部10に支持された円筒状のワークが軸を中心として回転するよう位置決め部材(すなわち、各位置決めローラ13、14)を駆動する位置決め部材駆動部17が設けられている場合にも、円筒状のワークを自動で回転させることができるようになる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、貼付ローラ30には、当該貼付ローラ30を円筒状のワークの内周面に向かって押圧するための押圧機構31が設けられている。この場合には、円筒状のワークの内周面に貼付されたテープにシワ等が発生してしまうことを防止することができるようになる。さらに、貼付ローラ30の外周面の周速度と、円筒状のワークの内周面の周速度とが略同一となるよう貼付ローラ30が回転させられるようになっている場合には、円筒状のワークの内周面に貼付されるテープにシワ等が発生してしまうことを更に防ぐことができるようになる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、テープ供給部20は、帯状のテープが巻き出される巻き出しローラ21と、巻き出しローラ21から巻き出されたテープの向きを変更するためのガイドローラ24とを有しており、ガイドローラ24は、その軸方向が貼付ローラ30の軸方向に対して角度(具体的には、例えば45°)をなすよう配置されている。この場合には、巻き出しローラ21から巻き出されたテープの向きを変更して貼付ローラ30にテープを供給することができるようになる。このことにより、円筒状のワークの中空部分よりも外側(すなわち、円筒状のワークから離れた位置)に巻き出しローラ21等を配置することができるようになる。また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、ガイドローラ24は、貼付ローラ30によりテープを円筒状のワークの内周面に貼り付けるときに円筒状のワークの中空部分に位置するようになっている。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、巻き出しローラ21に巻かれているテープには剥離紙が取り付けられており、テープ供給部20には、巻き出しローラ21から巻き出されたテープから剥離紙を剥離するための剥離部材22が設けられている。この場合には、巻き出しローラ21から巻き出されたテープに取り付けられている剥離紙を剥離する作業を作業者が手で行う必要がなくなる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、貼付ローラ30およびガイドローラ24等を円筒状のワークの軸方向に一体的にスライドさせるスライド機構36を更に有している。この場合には、円筒状のワークの中空部分に貼付ローラ30およびガイドローラ24等を位置させる作業をより容易にすることができるとともに、円筒状のワークの軸方向において異なる位置にテープをより容易に貼付することができるようになる。
また、本実施の形態のテープ貼付装置1においては、上述したように、貼付ローラ30とガイドローラ24とを支持するための支持部材35が更に設けられており、支持部材35には、貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼り付けられたテープを円筒状のワークの内周面に押し付けるための押圧部材37が取り付けられており、押圧部材37は、その先端が円筒状のワークの内周面に向かって押圧されるようになっている。この場合には、仮に貼付ローラ30により円筒状のワークの内周面に貼付されたテープにシワ等が生じてしまったときにも、このシワ等を取り除く(すなわち、シワを伸ばす)ことができるようになる。
なお、本実施の形態によるテープ貼付装置1は上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、本実施の形態によるテープ貼付装置1において、各支持ローラ11、12の外周面には、弾性ゴム等の高摩擦部材が設けられていてもよい。この場合には、円筒状のワークの外周面が例えば樹脂等の滑りやすい材料から構成されているときにも、各支持ローラ11、12の外周面の周速度と、円筒状のワークの外周面の周速度とをより確実に略一致させることができるようになる。
また、各支持ローラ11、12の間の距離を変更できるような機構が設けられていてもよい。この場合には、各支持ローラ11、12の間の距離が固定されている場合と比較して、より大きな直径やより小さな直径を有する円筒状のワークをうまく支持することができるようになり、よってテープ貼付装置1の適用対象となる円筒状のワークの種類を増やすことができるようになる。
また、各位置決めローラ13、14の上下方向(すなわち、図1における上下方向)における高さを変更できるような機構が設けられていてもよい。この場合には、各位置決めローラ13、14の高さが固定されている場合と比較して、より小さな肉厚を有する円筒状のワークを上手く位置決めすることができるようになり、テープ貼付装置1の適用対象となる円筒状のワークの種類を増やすことができるようになる。
また、テープ供給部20、貼付ローラ30および支持部材35等を、上下方向(すなわち、図1における上下方向)に一体的に移動させることができるようになっていてもよい。この場合には、円筒状のワークをテープ貼付装置1にセットする際の作業効率を更に向上させることができるようになる。
また、一対の支持部材35は、図2における左右方向に延びる軸を中心として揺動可能となっていてもよい。この場合には、円筒状のワークの内周面がテーパ等の傾斜を有する場合であっても、水平方向に対する円筒状のワークの傾斜角度と、水平方向に対する貼付ローラ30の傾斜角度とを略同一とすることにより、円筒状のワークの内周面にテープを貼付することができるようになる。
また、一対の支持部材35は、図2における上下方向に延びる軸を中心として揺動可能となっていてもよい。この場合にも、図2における上下方向に延びる軸を中心とした各支持部材35の角度を調整することにより、その内周面にテーパ等の傾斜を有する円筒状のワークの内周面にテープを貼付することができるようになる。
1 テープ貼付装置
10 ワーク支持部
11、12 支持ローラ
13、14 位置決めローラ
15 各支持ローラの間の領域
16 支持ローラ駆動部
17 位置決め部材駆動部
20 テープ供給部
21 巻き出しローラ
22 剥離部材
23 巻き取りローラ
24 ガイドローラ
30 貼付ローラ
31 押圧機構
35 支持部材
36 スライド機構
37 押圧部材
37a 軸

Claims (14)

  1. 帯状のテープを円筒状のワークの内周面に貼付するためのテープ貼付装置であって、
    円筒状のワークを支持するワーク支持部と、
    帯状のテープを供給するためのテープ供給部と、
    前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークの内周面に、前記テープ供給部から供給されたテープを貼り付ける貼付ローラと、
    を備え、
    前記貼付ローラは、その外周面が前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークの内周面に近接する位置に配置されている、テープ貼付装置。
  2. 前記ワーク支持部は、水平方向に延びる軸を中心として回転可能となるよう円筒状のワークを支持する、請求項1記載のテープ貼付装置。
  3. 前記ワーク支持部は、円筒状のワークが載置される一対の支持ローラを有している、請求項1または2記載のテープ貼付装置。
  4. 前記ワーク支持部には、円筒状のワークが前記軸を中心として回転するよう各前記支持ローラを回転させるための支持ローラ駆動部が設けられている、請求項3記載のテープ貼付装置。
  5. 前記ワーク支持部には、円筒状のワークの軸方向における位置決めを行うための位置決め部材が設けられている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  6. 前記ワーク支持部には、円筒状のワークが前記軸を中心として回転するよう前記位置決め部材を駆動する位置決め部材駆動部が設けられている、請求項5記載のテープ貼付装置。
  7. 前記貼付ローラには、当該貼付ローラを円筒状のワークの内周面に向かって押圧するための押圧機構が設けられている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  8. 前記貼付ローラの外周面の周速度と、円筒状のワークの内周面の周速度とが略同一となるよう前記貼付ローラが回転させられるようになっている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  9. 前記テープ供給部は、帯状のテープが巻き出される巻き出しローラと、前記巻き出しローラから巻き出されたテープの向きを変更するためのガイドローラとを有している、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  10. 前記ガイドローラは、その軸方向が貼付ローラの軸方向に対して角度をなすよう配置されている、請求項9記載のテープ貼付装置。
  11. 前記巻き出しローラに巻かれているテープには剥離紙が取り付けられており、
    前記テープ供給部は、前記巻き出しローラから巻き出されたテープから剥離紙を剥離するための剥離部材を更に有している、請求項9または10記載のテープ貼付装置。
  12. 前記ワーク支持部により支持される円筒状のワークに対して、前記貼付ローラおよび前記ガイドローラを円筒状のワークの軸方向に相対的にスライドさせるスライド機構を更に備えた、請求項9乃至11のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  13. 前記ガイドローラは、前記貼付ローラによりテープが円筒状のワークの内周面に貼り付けられるときに円筒状のワークの中空部分に位置するようになっている、請求項9乃至12のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
  14. 前記貼付ローラと前記ガイドローラとを支持するための支持部材が更に設けられており、
    前記支持部材には、前記貼付ローラにより円筒状のワークの内周面に貼り付けられたテープを円筒状のワークの内周面に押し付けるための押圧部材が設けられており、
    前記押圧部材は、その先端が円筒状のワークの内周面に向かって押圧される、請求項9乃至13のいずれか1項に記載のテープ貼付装置。
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