JP2018084665A - メガネフレームのツル継手構造 - Google Patents

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啓一 渡辺
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Abstract

【課題】 メガネフレームのフロント部両側に取付けたツルがガタ付くことなく折畳み出来るように連結したツル継手構造の提供。
【解決手段】 継手4はバネ材を用いたコ形として上板5と下板6及び側板7から成り、フロント部1のヨロイ先端11とツル基部12が重なり合ってコ形継手4の内部空間9に嵌ると共に、上板5と下板6にてバネ力を付勢し、軸ネジ10を貫通して連結している。
【選択図】 図2

Description

本発明はメガネフレームのツルが折り畳み出来るように取付けられる継手構造に関するものである。
図6は一般的な金属製メガネフレームを示している具体例であり、フロント部(イ)とツル(ロ)、(ロ)から成り、2本のツル(ロ)、(ロ)はフロント部(イ)の両側に折畳み出来るように取付けられている。
フロント部(イ)はレンズが嵌るリム(ハ)、(ハ)が連結部材(ニ)にて左右対称に連結され、又リム(ハ)、(ハ)の外側(フロント部外側)には概略L形をしたヨロイ(ホ)、(ホ)がロウ付けされ、ヨロイ(ホ)、(ホ)には上記ツル(ロ)、(ロ)が蝶番(ヘ)、(ヘ)を介して折畳み出来るように取付けされている。一方、リム(ハ)、(ハ)の内側(フロント部中央)には鼻当てパット(ト)、(ト)が取着されている。
ところで、このようなメガネフレームの上記ツル(ロ)は蝶番(ヘ)を介して折畳み可能な構造と成っているが、該蝶番(ヘ)は図7に拡大図を示すように、両蝶片(チ)、(リ)が軸ネジ(ヌ)を中心として屈曲することが出来、一方の蝶片(チ)はヨロイ(ホ)に、他方の蝶片(リ)はツル(ロ)にそれぞれロウ付けされている。
そして、各蝶片(チ)、(リ)に形成した凹凸部が互いに噛み合って軸ネジ(ヌ)にて連結されているが、この軸ネジ(ヌ)は噛み合い部の軸穴内周面に接することで、ツル(ロ)の折畳み操作に伴って緩みが生じ、又各蝶片(チ)、(リ)の噛み合い摺動面(ル)、(ル)が磨耗するために、ツル(ロ)にはガタが発生する。
したがって、この軸ネジ(ヌ)を時々増し締めしてツル(ロ)のガタ付きを是正しているのが現実である。ところで、このような蝶番構造では噛み合い摺動面(ル)、(ル)がネジ締めにて圧接されることになるが、面接触状態となる噛み合い摺動面(ル)、(ル)を適度な面圧状態になるようにネジ締めし、しかしツル(ロ)の繰り返し折畳み操作に伴い、この面圧状態を持続することは不可能である。
一方、該蝶番(ヘ)は高精度で加工しなくてはならず、製作するには多くの工数を要す。
近年では、上記蝶番以外に色々な継手が採用され、ツルが何時までもガタ付くことなく安定して折畳み操作が出来るように構成した継手構造が知られている。
特開2001−183607号に係る「メガネフレームのツル継手構造」は、簡単な構造でもって、しかも軸が緩んでツルがガタ付くことのないようにしている。
そこで、フロント部の両側に設けているヨロイとツルは凹凸部を介して互いに噛み合わせて継手部を設け、この継手部には軸穴を貫通して設け、貫通した軸穴にはツバを形成したブッシュを嵌め、そしてブッシュ穴にはツバを備えたピンを反対側から圧入し、このピンは中間部の外径を僅かに大きくした太鼓型としている。
特開2000−275584号に係る「メガネフレームのツル継手構造」は、ツルのガタ付きを防止し、仮にガタ付きが発生した場合には、補修することができるようにしている。
そこで、フロントフレームの外側に設けたヨロイにはボールを取着し、一方ツル端には湾曲部を先端に形成したアームを備え、この両アームをボール外周に形成した溝に嵌めてボールを挟み込んでツルを折畳み自在に連結している。
特開2001−183607号に係る「メガネフレームのツル継手構造」 特開2000−275584号に係る「メガネフレームのツル継手構造」
このように、ツルの継手は蝶番以外にも色々あり、何時までもガタ付くことなく折畳み操作を行うことが出来ることを目的としている。本発明はロウ付け工程を要すことなく簡単に製作することが出来、ツルは何時までも安定して折畳み操作を持続することが出来るツル継手構造を提供する。
本発明のツルはフロント部の両側に取付けられ、継手を介して折畳み出来るように成っている。そこで、上記継手は上板と下板及び側板を有すコ形部材とし、このコ形部材にフロント部のヨロイ先端とツルの基部が嵌合し、軸ネジを介して互いに連結している。ヨロイ先端とツル基部は上板と下板にて挟まれ、貫通した穴に上記軸ネジが挿通している。
ここで、上記コ形部材から成る継手は一般に板バネで構成され、ヨロイ先端とツル基部は上板と下板によってバネ力が付勢された状態で挟まれ、その為にヨロイ先端、ツル基部は互いに密着し、また上板と下板との間に僅かな隙間を残すことはない。コ形継手は内側が開口していることで、ツルの折畳み操作は可能であり、開く際には側板に当たってストッパーとなるが、側板の一部にスリットを入れてバネ片を形成することも出来る。
本発明のツル継手構造は、コ形部材によって構成した継手を用いている。すなわち、コ形継手の上板と下板の間にヨロイ先端とツル基部を重ね合せた状態で嵌入して挟み込み、軸ネジによって連結している。このコ形継手は一般にバネ材を曲げ成形したものであり、ヨロイ先端とツル基部が上板と下板によって挟まれると共にバネ力が付勢され、その為にツルがガタ付くことはない。ツルの開閉操作を繰り返すことで摺動面が摩耗しても、ヨロイ先端とツル基部には上板と下板によって常にバネ力が作用し、その為に軸ネジを締め直す必要はない。
一方、側板の一部にスリットを形成してバネ片とするならば、ツルが開いた状態から該ツルを外方向へ僅かに押し開くことが出来る。すなわち、上記バネ片が外方向へ撓み変形することでツルは外方向へ押し開かれ、従来のバネ蝶番を介してツルが連結していると同じように機能することが出来る。
さらに、本発明の継手はバネ材を曲げ成形して簡単に製作することが出来、従来の蝶番継手などと比較してその加工工数は小さく成る。
勿論、コ形継手は曲げ成形する場合に限らず、ブロック体を切削加工して製作することも可能である。
本発明のツル継手構造を備えたメガネフレーム。 ツル継手構造を示す詳細図。 コ形継手を示す具体例。 ツル継手構造の断面拡大図。 コ形継手を示す他の具体例。 従来の一般的なメガネフレーム。 ツル継手として一般的に用いられる蝶番。
図1は本発明のツル継手構造を備えた金属製のメガネフレームを示す実施例であり、同図の1はフロント部、2はツルを示し、その基本的な形態は前記図6に示しているメガネフレームと同じである。上記ツル2,2はフロント部1の両側にロウ付けしているヨロイ3,3の先端に継手4,4を介して折畳み出来るように取付けられている。
図2は継手部の拡大図を示しているが、ヨロイ3の先端とツル2の基部は継手4を介して連結している。ここで、ヨロイ先端は90°捩られ、同じくツル基部も90°捩られて互いに重ね合わされた状態で継手4にて連結している。
該継手4は図3に単独で表わしているように、上板5と下板6及び側板7から成るコ形部材を有し、上板5と下板6には同一線上に穴8,8を設けている。
ヨロイ先端とツル基部には穴が貫通し、これらは上記コ形継手4の内部空間9に嵌り、該穴8に軸ネジ10が挿通している。
図4はツル継手構造の断面図であり、図2のA−A断面拡大図を示している。同図に示すように、ヨロイ先端11とツル基部12は重なり合った状態でコ形継手4の上板5と下板6にて挟まれ、上方から軸ネジ10が挿通している。該コ形継手4はヨロイ先端11に固定され、ツル基部12は軸ネジ10を中心として回転することが出来、その結果、ツル2は折畳まれる。
ところで、コ形継手4はバネ材を曲げ成形して構成され、重なり合ったヨロイ先端11とツル基部12は上板5と下板6にて挟まれ、しかも上板5と下板6からバネ力が付勢されている。すなわち、ヨロイ先端11とツル基部12は互いに密着し、またツル基部12と上板5、及びヨロイ先端11と下板6との間に隙間を生じることはなく、上記上板5と下板6からバネ力が作用する。
コ形継手4にヨロイ先端11とツル基部12を嵌める場合、上板5と下板6は押し開かれ、その為にバネ力が付勢されるように成っている。従って、ツル基部12の摺動面にはある程度の摩擦力が作用し、ツル2はガタ付くことなく開閉することが出来る。しかも、ツル2の繰り返し開閉に伴って、ヨロイ先端11とツル基部12の摺動面が摩耗しても、付勢されるバネ力がなくなることはなく、何時までもツル2にガタ付きを生じることはない。
図5はコ形継手13を示す他の実施例であり、基本的な形態は前記図3のコ形継手4と同じである。同図のコ形継手13は、上板5と側板7のコーナーの一部にスリット15を切込み、同じく下板6と側板7のコーナーの一部にもスリット15を切り込んで、バネ片14を形成している。バネ片14はツル側に設けられ、ツル2を外方向へ押し開くならば、該バネ片14は外側へ撓み変形することが出来る。
前記図3のコ形継手4を備えたメガネフレームでは、ツル2を開く際には側板7がストッパーとなって開き度は規制される。ところが、図5に示すコ形継手13を備えたメガネフレームでは、ツル2の開き度は側板7にて規制されるが、開いた状態から外方向へ押し開くことが出来る。
すなわち、バネ片14に当たったツル2は外方向へ作用する押圧力にて該バネ片14を撓み変形させ、ツル2を元の位置に押し戻すバネ力が働く。これは、従来のバネ蝶番を備えた場合と同じように機能することが出来る。
ところで、本発明の継手構造を構成するコ形継手4は、一般的に板バネをコ形に曲げ成形することで簡単に製作することが可能であるが、必ずしも板バネを用いる場合に限定するものではない。コ形断面の引抜き材や押出し材を用い、これを一定長さに切断してもよく、又はブロック体を切削して製作することも出来る。
一方、材質は金属に限らず、樹脂製のコ形継手としてもよい。
1 フロント部
2 ツル
3 ヨロイ
4 継手
5 上板
6 下板
7 側板
8 穴
9 内部空間
10 軸ネジ
11 ヨロイ先端
12 ツル基部
13 コ形継手
14 バネ片
15 スリット



















Claims (4)

  1. メガネフレームのフロント部両側に取付けたツルが折畳み出来るように連結した継手において、該継手はコ形として上板と下板及び側板から成り、フロント部のヨロイ先端とツル基部が重なり合ってコ形継手の内部空間に嵌ると共に、上板と下板にて挟み込み、軸ネジを貫通して連結したことを特徴とするメガネフレームのツル継手構造。
  2. 上記コ形継手を板バネを曲げ成形してコ形とした請求項1記載のメガネフレームのツル継手構造。
  3. 上記コ形継手を樹脂製とした請求項1記載のメガネフレームのツル継手構造。
  4. 上記コ形継手の上板と側板のコーナーの一部にスリットを設け、下板と側板のコーナーの一部にスリットを設けて、押し開かれるツルに押圧されて外方向へ撓み変形するバネ片を形成した請求項1、請求項2、又は請求項3記載のメガネフレームのツル継手構造。






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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021081466A (ja) * 2019-11-14 2021-05-27 株式会社ニコン レンズ鏡筒及び撮像装置

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