JP2018083308A - 切欠き模様付加飾成形体およびその製法 - Google Patents

切欠き模様付加飾成形体およびその製法 Download PDF

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Abstract

【課題】環状の周面を有する成形体において、その周面に沿って美麗な切欠き模様が形成された切欠き模様付加飾成形体およびその製法を提供する。【解決手段】回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面2aを有するベース体3と、少なくとも上記ベース体3の周面2aに形成された金属薄膜層4とを備え、上記金属薄膜層4が部分的に切欠かれて切欠き開口を有し、その切欠き開口からベース体3の表面が露出することによって切欠き模様R、Sが形成された蓋部2である。そして、上記周面2aを周方向にn分割した各所定領域における切欠き模様R、Sの切欠き開口が、それぞれの所定領域を回転中心軸Pに対し真上に位置決めした状態において垂直下向きに形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、環状に設けられた周面に切欠き模様が付与された切欠き模様付加飾成形体およびその製法に関するものである。
化粧料を収容したコンパクト容器や口紅容器等には、単に機能性だけでなく、見栄えがよい、商品イメージを反映したデザインである、といった意匠性も要求される。このような要求に応えるために、例えば、コンパクト容器の蓋部に、アルミニウム蒸着等によって金属薄膜層を形成して金属光沢を与えたものや、複雑な色模様が印刷された転写シートを貼着したもの等、様々な技術を駆使して、容器外観のアイキャッチ効果を高めたものが提案されている。
また、最近は、より複雑な模様を付与するために、上記金属薄膜層や転写シートの一部をレーザ照射によって除去し、その除去部から容器の地の部分や地の部分の上に形成された着色層を露出させて文字や図柄模様を形成することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。さらに、成形体の表面に予め凹凸模様を形成し、その上に金属薄膜層等の被覆層を形成した後、その凹凸模様の凹凸に合わせて、レーザ照射により被覆層を部分的に除去して、より印象的な凹凸模様を得ることが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2007−216417号公報 特開2006−334122号公報
ところで、このような表面加飾は、通常、成形体の表面が平面であるか、ごくなだらかな褶曲面であることを前提としている。すなわち、加飾しようとする対象面の反りが大きかったり凹凸面であったりすると、転写シートをきれいに貼着することができず、美麗な加飾を付与することができない。また、レーザ照射によって被覆層を部分的に除去する場合も、対象面の反りや凹凸によってレーザ光が乱反射を生じて除去予定部以外の被覆層を余分に除去してしまったり、凹凸になった被覆層の除去予定部がきれいに除去できなかったりするおそれがある。このため、湾曲面や凹凸面に対し、簡単かつ美麗に加飾を付与する技術の確立が強く望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、環状の周面を有する成形体において、その周面に沿って美麗な切欠き模様が形成された切欠き模様付加飾成形体およびその製法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して形成された金属薄膜層とを備え、上記金属薄膜層が部分的に切欠かれて切欠き開口を有し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面が露出することによって切欠き模様が形成された加飾成形体であって、上記切欠き模様が、周面の周方向に沿って連続的もしくは断続的に形成されており、上記周面を周方向にn分割した各所定領域における切欠き模様の切欠き開口が、それぞれの所定領域を回転中心軸Pに対し真上に位置決めした状態において垂直下向きに形成されている切欠き模様付加飾成形体を第1の要旨とする。
また、本発明は、回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して形成された金属薄膜層とを備え、上記金属薄膜層が部分的に切欠かれて切欠き開口を有し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面が露出することによって切欠き模様が形成された加飾成形体であって、上記切欠き模様が、周面の周方向に沿って連続的もしくは断続的に形成されており、上記切欠き模様の切欠き開口が、全て回転中心軸Pに向かって形成されている切欠き模様付加飾成形体を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記ベース体の周面に、凹凸模様が形成されており、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様が形成されている切欠き模様付加飾成形体を第3の要旨とする。
そして、本発明は、回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体を準備する工程と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して金属薄膜層を形成する工程と、上記金属薄膜層の所定部分にレーザ照射を行い、金属薄膜層を部分的に除去して金属薄膜層に切欠き開口を形成し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面を露出させることにより切欠き模様を得る工程とを備えた切欠き模付加飾成形体の製法であって、上記切欠き模様を得る工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体の周面を、周方向にn分割し、その分割された一つの所定領域に対し垂直方向にレーザ照射を行い切欠き開口を形成する動作と、ベース体を回動させて分割された所定領域を順次、レーザ照射を受ける位置に位置決めする動作とを交互に行うようにした切欠き模様付加飾成形体の製法を第4の要旨とする。
また、本発明は、回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体を準備する工程と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して金属薄膜層を形成する工程と、上記金属薄膜の所定部分にレーザ照射を行い、金属薄膜層を部分的に除去して金属薄膜層に切欠き開口を形成し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面を露出させることにより切欠き模様を得る工程とを備えた切欠き模付加飾成形体の製法であって、上記切欠き模様を得る工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体を周方向に連続的に回動させながらレーザ照射を行い切欠き開口を形成するようにした切欠き模様付加飾成形体の製法を第5の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記ベース体を準備する工程において、ベース体として、その周面に凹凸模様が形成されたものを準備し、上記切欠き模様を形成する工程において、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様を形成するようにした切欠き模様付加飾成形体の製法を第6の要旨とする。
そして、本発明は、そのなかでも、特に、上記ベース体を準備する工程において、ベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記ベース体の周面を、周方向に連続的もしくは所定角度ずつ断続的に回動させながら、ベース体の周面における凹凸模様形成予定部にレーザ照射を行い、凹凸模様形成予定部を凹状に揮発除去することによって凹凸模様を形成したものを準備し、上記凹凸模様形成時のレーザ照射データを、上記切欠き模様形成時のレーザ照射データに利用するようにした切欠き模様付加飾成形体の製法を第7の要旨とする。
すなわち、本発明の切欠き模様付加飾成形体は、回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有する形状のベース体において、その周面に金属薄膜層が形成され、その金属薄膜層が形成された周面の周方向に沿って、連続的もしくは断続的に切欠き模様が形成された構成になっている。そして、上記切欠き模様を構成する切欠き開口が、切欠き模様が形成された周面を周方向にn分割した各所定領域において、それぞれ回転中心軸Pに対し特定の向きで形成されているか、全ての切欠き開口が回転中心軸Pに向かって形成されている。なお、本発明において、「n分割する」とは仮想的に分割することをいう。
この構成によれば、切欠き模様の切欠き開口が、いずれもベース体の回転中心軸Pに対し特定の向きで形成されているため、金属薄膜層の切り欠かれた開口端面と、露出した開口面とがなす角度に、規則的な統一性がある。したがって、切欠き模様が、どの部分も鮮明で、非常に美麗な印象を与えるものとなる。また、微細な点や線による繊細な絵柄や文字も、鮮明に表現されるため、従来にない、優れたアイキャッチ効果を発揮する。
そして、本発明のなかでも、特に、上記ベース体の周面に、凹凸模様が形成されており、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様が形成されている切欠き模様付加飾成形体は、切欠き模様が付与されている部分の少なくとも一部に凹凸模様が付与されているため、凹凸模様と切欠き模様とが相俟って、立体的な陰影が生じており、より印象的な外観を有したものとなる。
また、本発明の第1の製法は、上記切欠き模様付加飾成形体を得る方法であって、上記切欠き模様を形成する工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体の周面を、周方向にn分割し、その分割された一つの所定領域に対し垂直方向にレーザ照射を行い切欠き開口を形成する動作と、ベース体を回動させて分割された所定領域を順次、レーザ照射を受ける位置に位置決めする動作とを交互に行うようにしたものである。
この製法によれば、金属薄膜層が形成されたベース体の全周にわたってレーザ照射加工を行う際、加工対象となる周面を、周方向にn分割してその分割領域ごとにレーザ照射を行うため、1回のレーザ照射のために取り扱う加工データの量が小さくなり、短時間で、断続的に処理を行うことができる。したがって、処理品を移動させるタイミングを短くすることができ、処理効率を高めることができる。ただし、レーザ照射が断続的になるため、そのレーザ照射の開始点と終了点において切欠き模様がずれないよう注意を要する。
さらに、本発明の第2の製法は、同じく上記切欠き模様付加飾成形体を得る方法であって、上記切欠き模様を得る工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体を周方向に連続的に回動させながらレーザ照射を行い切欠き開口を形成するようにしたものである。
この製法によれば、金属薄膜層が形成されたベース体の全周にわたってレーザ照射加工を行う際、加工対象となる周面を、連続的に回転させながらレーザ照射を行うため、上記第1の製法のように、加工が途切れた境界部における切欠き模様のずれを気にする必要がなく、周面のどの部分についても美麗な仕上がりとなる。ただし、切欠き模様のデザインによっては、1回のレーザ照射のために取り扱う加工データの量が膨大になり、1回の処理に時間がかかるため、切欠き模様のデザインや要求される単位時間当たりの処理量に応じて、上記第1の製法と、この第2の製法とを使い分けることが望ましい。
そして、それらの製法のなかでも、特に、上記ベース体を準備する工程において、ベース体として、その周面に凹凸模様が形成されたものを準備し、上記切欠き模様を形成する工程において、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様を形成するようにしたものは、凹凸模様と切欠き模様とが重なった、より印象深い模様の加飾成形体を、簡単に得ることができ、好適である。
また、そのなかでも、特に、上記ベース体を準備する工程において、ベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記ベース体の周面を、周方向に連続的もしくは所定角度ずつ断続的に回動させながら、ベース体の周面における凹凸模様形成予定部にレーザ照射を行い、凹凸模様形成予定部を凹状に揮発除去することによって凹凸模様を形成したものを準備し、上記凹凸模様形成時のレーザ照射データを、上記切欠き模様形成時のレーザ照射データに利用するようにしたものは、凹凸模様と切欠き模様が高い位置精度で重なるものを、簡単に得ることができ、より好適である。
本発明の一実施の形態である切欠き模様付加飾成形体を示す斜視図である。 上記実施の形態の蓋部側周面の展開図である。 (a)は上記実施の形態における切欠き模様の説明図、(b)はその形成方法の説明図である。 上記実施の形態の切欠き模様の形成に用いられる装置の説明図である。 (a)は上記欠き模様の形成方法の一例を示す模式的な説明図、(b)は上記切欠き模様の形成方法の他の例を示す模式的な説明図である。 (a)、(b)、(c)は、いずれも本発明の他の実施の形態の説明図である。 本発明のさらに他の実施の形態の説明図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明をマスカラ容器の蓋部に適用した一実施の形態を示している。このマスカラ容器は、マスカラ液を収容する有底筒状の本体部1と、この本体部1の上端部に着脱自在に嵌合する有天筒状の蓋部2とを備えており、上記本体部1の外周面が、下にいくほどやや縮径されている。なお、上記蓋部2の内側には、下向きに延びるマスカラ塗布具が嵌入固定されているが、上記マスカラ塗布具に特別な特徴はなく、その図示と説明を省略する。
上記マスカラ容器の本体部1と蓋部2は、ともに、赤色に着色された樹脂成形体[この例ではポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂]からなるベース体3の表面に、アルミニウムを蒸着してなる金属薄膜層4が形成され、全体として赤みがかった金属光沢色が付与されている[図3(b)を参照]。
上記蓋部2について、詳細に説明する。まず、蓋部2の側周面(以下、単に「周面」という)2aには、この面を展開して平面的に示す図2に示すように、下側に、花と花びらとを示す模様が、周囲から盛り上がってレリーフ状に形成されている(凹凸模様T)。そして、花を示す部分には、斜線状のスリットからなる第1の切欠き模様Rが形成されている。また、上記第1の切欠き模様Rの上側には、周方向に連続して延びる帯状領域に、縦縞状のスリットからなる第2の切欠き模様Sが形成されている。
上記第1の切欠き模様Rは、図3(a)に示すように、花を示す凹凸模様Tに対し、その膨らみに陰影をつけるかのように、部分的に形成されている。切欠き模様Rは、斜線状のスリット、すなわち1本1本が線状の切欠き開口5によって構成されており、各切欠き開口5では、金属薄膜層4が除去されて、その下の、赤色に着色されたベース体3の表面が露出して、赤い線としてみえている。また、上記切欠き模様S(図2参照)も、同様に線状の切欠き開口5によって構成されており、赤い線としてみえている。
上記蓋部2は、例えばつぎのようにして得ることができる。すなわち、まず、樹脂材料として赤色に着色されたPET樹脂を用い、蓋部2の周面2aとなる部分に花や花びらを立体的に示すレリーフ調の凹凸模様Tが形成された有底筒状のベース体3を準備する。ベース体3の成形には、型による射出成形、射出ブロー成形、ブロー成形等、適宜の成形方法が用いられる。
つぎに、上記ベース体3の天面と周面に、アルミニウムを蒸着して、金属薄膜層4を形成する。そして、上記金属薄膜層4の所定部分にレーザ照射を行い、図3(b)に示すように、金属薄膜層4を部分的に揮発除去して、切欠き模様R、Sを形成する[図2、図3(a)を参照]。なお、レーザ照射による金属薄膜層4の除去加工は、レーザ装置に予め加工する位置のデータを入力しておき、それに基づいてレーザ光を断続的に走査させることによって行われる。
上記レーザ照射は、例えば図4に示すような装置を用い、金属薄膜層4が形成されたベース体3を回転させながら行うことが好適である。より詳しく説明すると、この装置は、ベース体3を水平に支受するワーク支受部11と、上記ワーク支受部11に支受されたベース体3に回転動作を与えるモータ12とを備えている。
上記ワーク支受部11は、ベース体3の中空部と嵌合してベース体3の開口側を支受する支持軸11aと、ベース体3の天面中心を押し付け保持する押さえ軸11bとで構成されており、この両者によって、ベース体3が水平に支受されるようになっている。そして、上記支持軸11aの外周面と、ベース体3の開口部内周面には、互いに係合する周り止め部が設けられており(図示せず)、モータ12からの回転がこの支持軸11aに伝達されると、ベース体3が支持軸11aと一体的に回転するようになっている。
また、上記ワーク支受部11の上方には、レーザ装置の出力部13が配置されており、矢印で示すように、ワーク支受部11によって支受されたベース体3の表面に向かって垂直にレーザ光が照射されるようになっている。
そして、例えば図5(a)に示すように、金属薄膜層4が形成されたベース体3の表面を周方向に3分割し、まず、周面全体の1/3の領域に対し、真上からレーザ照射を行い、部分的に切欠き模様R、Sを形成する(図2でX1として示す部分)。つぎに、ベース体3を120°回転させて同様にレーザ照射を行い、図2でX2として示す部分の加工を行う。さらに、ベース体3を120°回転させて同様にレーザ照射を行い、図2にX3として示す部分の加工を行う。なお、Pは回転中心軸である[図5(b)も同じ]。
このようにして、金属薄膜層4が形成されたベース体3の周面全体に加工を施して、目的とする、周面2aに切欠き模様R、Sが形成された蓋部2を得ることができる。得られた切欠き模様R、Sの切欠き開口5は、図5(a)に示すように、3分割された周面の部分が、それぞれ真上に配置された状態でレーザ照射を受けるため、その配置において、垂直下向きに形成される。
なお、金属薄膜層4が形成されたベース体3の表面にレーザ照射を行う際、上記のように、ベース体3の表面を周方向にn分割(上記の例では3分割)し、ベース体3を(360/n)°ずつ回転させて、n回のレーザ照射を断続的に行うと、1回のレーザ照射のために取り扱う加工データの量が、全周を一度に加工する場合の1/nとなり、短時間での断続処理となる。したがって、処理品の搬送等のタイミングを短くすることができ、生産効率を高めることができる。ただし、レーザ照射が断続的になるため、そのレーザ照射の開始点と終了点において、切欠き模様がずれないよう注意を要する。
そして、金属薄膜層4を除去して露出させるベース体3の材質によっては、レーザ照射時に生じる乱反射光が、図5(a)において鎖線Eで示すように、ベース体3に入射し、さらに屈折して金属薄膜層4に入射して除去予定部以外の個所に切欠き開口を形成するおそれがある。そこで、レーザの種類、ベース体3の材質等を勘案して、1回のレーザ照射領域を広く設定しすぎないよう注意を要する。
このような観点から、レーザ照射をn回に分けて断続的に行う場合、通常、nは3以上に設定することが好ましく、より好ましくは4以上である。
また、金属薄膜層4が形成されたベース体3の表面にレーザ照射を行う際、上記のように、レーザ照射をn回に分けて断続的に行うのではなく、図5(b)に示すように、ベース体3を回転しながらレーザ照射を行い、周面全体に対し連続的に切欠き模様を形成することもできる。このようにして得られた切欠き模様R、Sの切欠き開口5は、図示のように、全て回転中心軸Pに向かって形成される。
この方法によれば、上記のようにレーザ照射を断続的に行う場合とは異なり、加工が途切れた境界部における切欠き模様のずれを気にする必要がなく、周面のどの部分についても美麗な仕上がりとなる。ただし、切欠き模様R、Sのデザインによっては、1回のレーザ照射のために取り扱う加工データの量が膨大になり、1回の処理に時間がかかるため、切欠き模様のデザインや要求される単位時間当たりの処理量に応じて、上記のように、n分割して断続的にレーザ照射を行うか、1回で全周の加工を連続的に行うかを使い分けることが望ましい。
このようにして得られた蓋部2は、全体が、金属薄膜層4によって赤味がかった金属光沢をしており、その周面の一部が盛り上がって、花と花びらの模様がレリーフ状の凹凸模様Tとなっている。そして、その凹凸模様Tと部分的に重なって、その凹凸を強調するかのように、赤い斜線状のスリットからなる切欠き模様Rが形成されているため、その凹凸が強調されている。また、赤い縦縞状のスリットからなる切欠き模様Sによって、周方向に流れのある、統一感のあるデザインとなっている。
特に、上記切欠き模様R、Sの切欠き開口5が、いずれもベース体3の回転中心軸P(図5参照)に対し特定の向きで形成されているため、金属薄膜層4の切り欠かれた開口端面と、露出した開口面とがなす角度に、規則的な統一性がある。したがって、切欠き模様R、Sが、微細な斜線や縦縞によって構成されているにもかかわらず、どの部分も鮮明に表現されており、レリーフ状の凹凸模様Tと相俟って、優れたアイキャッチ効果を発揮する。
しかも、上記切欠き模様R、Sによって、蓋部2の周面2aが、滑らかな金属薄膜層4で完全に被覆されているのではなく、ところどころ、斜線状もしくは縦縞状のスリットによるざらつきが付与されているため、蓋部2を本体部1から外すときや、この蓋部2から延びる塗布具(図示せず)を利用してまつげにマスカラ液を塗布するときに、蓋部2が滑らず、使い勝手がよいという利点を有する。
なお、上記の例において、ベース体3の材質は、PETに限るものではなく、成形可能な各種の合成樹脂を用いることができる。なかでも、上記PET樹脂の他、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、アクリロニトリル−スチレン(AS)樹脂、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)等を用いることが、成形性、耐久性、軽量性の点で好ましい。そして、上記ベース体3の色は、赤色に限らず、マスカラ容器全体のデザインに応じて選択され、透明、不透明を問わず、また有色、無色も問わない。
また、上記ベース体3の成形方法は、すでに述べたとおり、射出成形や射出ブロー成形、ブロー成形等、どのようなものであってもよいが、鮮明な凹凸模様を形成するには、例えば、上記切欠き模様R、Sを形成する場合に用いたと同様の装置(図4、図5参照)を用い、周面に凹凸のないベース体(中間体)を回転させながら、レーザ照射によって凹凸模様Tを形成してもよい。この方法によれば、凹凸模様の凹凸を、正確に形成することができ、微細かつ美麗な凹凸模様Tを得ることができる。
とりわけ、上記凹凸模様Tの凹凸が、抜き勾配の関係で鮮明に得られないようなデザインである場合、複雑な金型を用いることなく、簡単にデザイン通りの凹凸模様Tを得ることができ、好適である。しかも、レーザ照射によって凹凸模様Tを形成する場合、その加工データを、切欠き模様R、Sを形成するときの加工データに利用することができるため、煩雑な調整を行うことなく、凹凸模様Tに対し、的確な配置で切欠き模様R、Sを形成することができる。
さらに、上記の例では、金属薄膜層4を、アルミニウムの蒸着によって形成したが、金属の種類は、アルミニウムに限らず、ステンレス等、他の金属材料からなる薄膜であってもよい。また、金属薄膜層4の上に、ホログラム形成層やパール調付与層等をさらに形成したものであってもよい。これらの場合、より複雑な金属光沢色調を得ることでき、デザインの幅が広がる。
そして、上記の例では、切欠き模様Rと組み合わせる凹凸模様Tが、周面2aに対し、レリーフ調の凸部からなるものであったが、例えば、図6(a)に示すように、凹部からなるものであってもよい。
また、本発明における切欠き模様は、上記の例における切欠き模様Sのように、必ずしも凹凸模様Tと組み合わせる必要はなく、図6(b)に示すように、プレーンな周面において、切欠き開口5を形成しただけのものであってもよい。すなわち、本発明では、蓋部2の周面2aに形成された切欠き開口5が、いずれも周方向に統一性をもって、端正に形成されており、充分に美麗な外観を有する。
さらに、本発明において、図6(c)に示すように、ベース体3と金属薄膜層4の間に、他の層(着色層やアンダーコート層)20が形成されており、切欠き模様R、Sにおいて、他の層20の表面が露出するものであってもよい。もちろん、前述のように、金属薄膜層4の上に他の層が形成されていてもよい。あるいは、切欠き模様R、Sを形成した後、切欠き開口5と金属薄膜層4の表面全体に、トップコート層等の他の層を形成してもよい。
そして、これらの例において、切欠き模様R、Sを形成するためのレーザ照射は、YAGレーザを用いて行なっているが、これに代えて、ルビーレーザ、YVO4レーザ、半導体レーザ等、各種のレーザ装置を用いて行うことができる。なかでも、制御性、仕上がり性において、YAGレーザ、YVO4レーザ、半導体レーザのいずれかを用いることが好適である。
なお、上記の例は、全体が略円柱状のマスカラ容器の蓋部2に本発明を適用したが、本発明が対象とする成形体は、必ずしも回転中心軸Pを中心とする完全な回転体である必要はなく、例えば三角柱や四角柱のような多角柱であってもよい。また、円柱や角柱において、軸方向に緩やかな湾曲やテーパを有するものであっても差し支えない。
そして、上記マスカラ容器や口紅容器の蓋部や本体部のように、軸方向に長い周面を有するものの他、例えば図7に示すように、平面視四角状のコンパクト容器(もちろん平面視が円形や楕円形等のコンパクト容器であってもよい)において、その蓋部2もしくは本体部1の側面となる周面に、連続的もしくは断続的に切欠き模様Rを施す場合にも、本発明を適用することができる。
さらに、本発明は、マスカラ容器や口紅容器、コンパクト容器、といった化粧料容器への加飾だけでなく、周面への美麗な加飾が求められる、各種の樹脂成形品に広く適用可能である。例えば、携帯電話、文房具、家電製品、玩具、各種ケース等に応用することができる。
本発明は、美麗な切欠き模様が周面に連続的もしくは断続的に形成された、興趣に富む加飾成形体およびその製法に利用することができる。
2 蓋部
2a 周面
3 ベース体
4 金属薄膜層
R、S 切欠き模様

Claims (7)

  1. 回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して形成された金属薄膜層とを備え、上記金属薄膜層が部分的に切欠かれて切欠き開口を有し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面が露出することによって切欠き模様が形成された加飾成形体であって、
    上記切欠き模様が、周面の周方向に沿って連続的もしくは断続的に形成されており、上記周面を周方向にn分割した各所定領域における切欠き模様の切欠き開口が、それぞれの所定領域を回転中心軸Pに対し真上に位置決めした状態において垂直下向きに形成されていることを特徴とする切欠き模様付加飾成形体。
  2. 回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して形成された金属薄膜層とを備え、上記金属薄膜層が部分的に切欠かれて切欠き開口を有し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面が露出することによって切欠き模様が形成された加飾成形体であって、
    上記切欠き模様が、周面の周方向に沿って連続的もしくは断続的に形成されており、上記切欠き模様の切欠き開口が、全て回転中心軸Pに向かって形成されていることを特徴とする切欠き模様付加飾成形体。
  3. 上記ベース体の周面に、凹凸模様が形成されており、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様が形成されている請求項1または2記載の切欠き模様付加飾成形体。
  4. 回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体を準備する工程と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して金属薄膜層を形成する工程と、上記金属薄膜層の所定部分にレーザ照射を行い、金属薄膜層を部分的に除去して金属薄膜層に切欠き開口を形成し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面を露出させることにより切欠き模様を得る工程とを備えた切欠き模付加飾成形体の製法であって、
    上記切欠き模様を得る工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体の周面を、周方向にn分割し、その分割された一つの所定領域に対し垂直方向にレーザ照射を行い切欠き開口を形成する動作と、ベース体を回動させて分割された所定領域を順次、レーザ照射を受ける位置に位置決めする動作とを交互に行うようにしたことを特徴とする切欠き模様付加飾成形体の製法。
  5. 回転中心軸Pを有しその回転中心軸Pを中心として環状に延びる周面を有するベース体を準備する工程と、少なくとも上記ベース体の周面に、直接もしくは他の層を介して金属薄膜層を形成する工程と、上記金属薄膜の所定部分にレーザ照射を行い、金属薄膜層を部分的に除去して金属薄膜層に切欠き開口を形成し、その切欠き開口からベース体もしくは他の層の表面を露出させることにより切欠き模様を得る工程とを備えた切欠き模付加飾成形体の製法であって、
    上記切欠き模様を得る工程において、金属薄膜層が形成されたベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記金属薄膜層が形成されたベース体を周方向に連続的に回動させながらレーザ照射を行い切欠き開口を形成するようにしたことを特徴とする切欠き模様付加飾成形体の製法。
  6. 上記ベース体を準備する工程において、ベース体として、その周面に凹凸模様が形成されたものを準備し、上記切欠き模様を形成する工程において、上記凹凸模様の少なくとも一部と重なる配置で、上記切欠き模様を形成するようにした請求項4または5記載の切欠き模様付加飾成形体の製法。
  7. 上記ベース体を準備する工程において、ベース体を、その回転中心軸Pを中心として回転自在に支受し、上記ベース体の周面を、周方向に連続的もしくは所定角度ずつ断続的に回動させながら、ベース体の周面における凹凸模様形成予定部にレーザ照射を行い、凹凸模様形成予定部を凹状に揮発除去することによって凹凸模様を形成したものを準備し、上記凹凸模様形成時のレーザ照射データを、上記切欠き模様形成時のレーザ照射データに利用するようにした請求項6記載の切欠き模様付加飾成形体の製法。
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