JP2018081554A - 通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラム - Google Patents

通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに適切なタイミングで利用時間に関する情報をユーザに通知することができる通知装置を提供する。【解決手段】通知装置2は、アプリケーションが実行されたことを検出する検出部243と、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する時間設定部244と、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、設定時間が経過すると、利用に関する情報を通知する通知部245と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラムに関する。
近年、携帯端末の利用への過度の依存が問題となっている。このような問題に対して、アプリケーションの長時間の利用を抑制することが行われている。例えば特許文献1には、監視対象とするネットワークアプリケーションが最前面で処理されている時間に基づいて、当該ネットワークアプリケーションの利用を制限するシステムが開示されている。
特開2009−042873号公報
アプリケーションの長時間の利用を抑制する方法として、アプリケーションの利用を直接制限せずに、アプリケーションの利用時間が予め設定された規定時間を超えたことを通知する方法も行われている。このようにすることで、ユーザにアプリケーションを長時間利用していたことを認識させ、長時間の利用に対する抑止の意識を高めることができる。
ところで、アプリケーションには、コミュニケーションを行うためのアプリケーションや、コンテンツを閲覧するためのアプリケーションといったように様々な種類のアプリケーションが存在しており、これらのアプリケーションの平均的な利用時間は異なる。
これに対し、様々な種類のアプリケーションの規定時間を一律に定めると、アプリケーションによっては、不適切なタイミングで利用時間に関する情報が通知され、ユーザに不快感を与えてしまうという問題がある。例えば、コンテンツを閲覧するためのアプリケーションの平均的な利用時間に対して規定時間が短い場合、ユーザが当該アプリケーションを閲覧してリラックスしている最中に、利用時間に関する情報が通知されてしまい、ユーザに不快感を与えてしまう。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、適切なタイミングで利用時間に関する情報をユーザに通知することができる通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る通知装置は、アプリケーションが実行されたことを検出する検出部と、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する時間設定部と、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部と、を備える。
前記通知装置は、前記アプリケーションが利用される目的を特定する目的特定部を更に備え、前記時間設定部は、前記目的に対して定められている前記設定時間を特定し、前記通知部は、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、特定された前記目的に対して定められている前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知してもよい。
前記通知部は、現在時刻が属する時間帯に基づいて、前記利用に関する情報を通知してもよい。
前記通知装置は、ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部を更に備え、前記通知部は、特定されたユーザの状態に基づいて、前記利用に関する情報を通知してもよい。
本発明の第2の態様に係る通知システムは、アプリケーションを実行する通知装置と、前記アプリケーションの利用に関する情報を管理する管理装置とを備える通知システムであって、前記管理装置は、前記通知装置において実行される複数の前記アプリケーションのそれぞれの実行履歴を取得する取得部と、取得された複数の前記実行履歴に基づいて、複数の前記アプリケーションのそれぞれに対して、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する算出部とを有し、前記通知装置は、前記アプリケーションが実行されたことを検出する検出部と、複数の前記アプリケーションのそれぞれに対して算出された前記設定時間に基づいて、実行が検出された前記アプリケーションに対応する前記設定時間を設定する時間設定部と、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部とを有する。
前記算出部は、取得された複数の前記実行履歴に基づいて前記アプリケーションごとに連続利用時間の累積分布を特定し、当該累積分布に基づいて前記アプリケーションごとの前記設定時間を算出してもよい。
前記管理装置は、前記アプリケーションが利用される第1目的を特定する第1目的特定部を更に有し、前記算出部は、複数の前記アプリケーションのそれぞれの実行履歴と、複数の前記アプリケーションのそれぞれにおいて特定された前記第1目的とに基づいて、前記第1目的ごとに前記設定時間を算出し、前記通知装置は、実行されたことが検出された前記アプリケーションに対応する第2目的を特定する第2目的特定部を更に有し、前記時間設定部は、前記第1目的ごとに算出された前記設定時間に基づいて、実行されたことが検出された前記アプリケーションに対して特定された前記第2目的に対応する前記設定時間を設定し、前記通知部は、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、特定された前記第2目的に対応する前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知してもよい。
前記第1目的特定部は、取得された複数の前記実行履歴に基づいて前記アプリケーションごとに連続利用時間の累積分布の特徴を特定し、当該特徴に基づいて前記アプリケーションが利用される前記第1目的を特定してもよい。
前記算出部は、取得された複数の前記実行履歴と、特定された前記アプリケーションの前記第1目的とに基づいて、前記第1目的ごとに連続利用時間の累積分布を特定し、当該累積分布に基づいて前記第1目的ごとの前記設定時間を算出してもよい。
前記第1目的特定部は、複数の前記通知装置のそれぞれのユーザの属性を特定し、前記属性に基づいて前記第1目的を特定してもよい。
前記実行履歴には、前記アプリケーションが実行された時間を示す時間情報が含まれており、前記算出部は、前記時間情報に基づいて、時間帯ごとに前記設定時間を算出してもよい。
前記通知システムは、複数の前記通知装置を備えており、前記取得部は、複数の前記通知装置から前記実行履歴を取得し、前記算出部は、複数の前記通知装置から取得した前記実行履歴に基づいて前記設定時間を算出してもよい。
前記算出部は、複数の前記通知装置のそれぞれのユーザの属性を特定し、前記属性ごとに前記設定時間を算出してもよい。
前記通知装置は、ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部と、特定されたユーザの状態が所定状態であるときの前記実行履歴を前記管理装置に送信する送信部とを更に有し、前記取得部は、前記通知装置から送信された前記実行履歴を取得してもよい。
前記通知装置は、ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部と、特定されたユーザの状態を示す状態情報と前記実行履歴とを前記管理装置に送信する送信部とを更に有し、前記取得部は、前記通知装置から送信された前記状態情報と前記実行履歴とを取得し、前記算出部は、前記ユーザの状態が所定状態であるときの前記実行履歴に基づいて前記設定時間を算出してもよい。
本発明の第3の態様に係る通知方法は、コンピュータが実行する、アプリケーションが実行されたことを検出するステップと、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定するステップと、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知するステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係る通知プログラムは、コンピュータを、アプリケーションが実行されたことを検出する検出部、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する時間設定部、及び、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部、として機能させる。
本発明によれば、適切なタイミングで利用時間に関する情報をユーザに通知することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る通知システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る管理装置における設定時間を通知するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 累積分布の変化量を示すグラフである。 第1実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る通知装置におけるうながし情報の通知に係る処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。
<第1実施形態>
[通知システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る通知システムSの概要を示す図である。通知システムSは、管理装置1と、携帯電話回線やインターネット等の通信ネットワークを介して管理装置1と通信可能な複数の通知装置2とを備える。通知システムSは、通知装置2において、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間が経過すると、アプリケーションの利用に関する情報を通知するためのシステムである。
アプリケーションの利用に関する情報は、例えば、「そろそろ休憩しませんか」や「アプリケーションを20分利用しています」といったように、アプリケーションの利用を中断することを促す情報である。以下の説明において、アプリケーションの利用に関する情報をうながし情報という。
本実施形態において、管理装置1はサーバであり、通知装置2はスマートフォン等の携帯端末である。本実施形態において、通知装置2は複数存在するものとする。
図1に示されるように、管理装置1は、複数の通知装置2のそれぞれから、通知装置2において実行されるアプリケーションの実行履歴を取得する(図1の(1))。管理装置1は、取得した実行履歴に基づいて、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出し(図1の(2))、当該設定時間を複数の通知装置2のそれぞれに通知する(図1の(3))。
通知装置2は、アプリケーションの実行を検出すると(図1の(4))、当該アプリケーションに対して設定時間を設定する(図1の(5))。通知装置2は、アプリケーションの実行が検出されてから設定時間が経過すると、うながし情報を通知する(6)。このようにすることで、通知システムSは、通知装置2のユーザに適切なタイミングでうながし情報を通知することができる。
続いて、管理装置1及び通知装置2の構成について説明する。
[管理装置1の構成例]
図2は、本実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。
管理装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部11は、管理装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、管理装置1の制御部12を、後述する取得部121、算出部122、及び通知部123として機能させる管理プログラムを記憶する。また、記憶部11は、複数の通知装置2のそれぞれから取得したアプリケーションの実行履歴を記憶する。
制御部12は、例えばCPUである。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、管理装置1に係る機能を制御する。制御部12は、取得部121と、算出部122と、通知部123とを備える。
以下に、管理装置1が通知装置2に設定時間を通知するまでの処理の流れを参照しながら、制御部12の各機能の詳細について説明する。図3は、管理装置1における設定時間を通知するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
取得部121は、複数の通知装置2のそれぞれから、通知装置2において実行される複数のアプリケーションのそれぞれの実行履歴を取得する(S10)。ここで、実行履歴には、アプリケーションの実行開始時刻を示す開始時刻情報と、アプリケーションの実行終了時刻を示す終了時刻情報とが含まれている。開始時刻情報は、アプリケーションを識別するアプリケーションIDと、アプリケーションが実行された時間を示す時間情報とを関連付けた情報である。終了時刻情報は、アプリケーションIDと、アプリケーションの実行が終了した時刻を示す時間情報とを関連付けた情報である。取得部121は、取得した実行履歴を記憶部11に記憶させる。
算出部122は、取得部121によって複数の通知装置2のそれぞれから取得され、記憶部11に記憶されている複数の実行履歴に基づいて、複数のアプリケーションのそれぞれに対して、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する(S20)。
具体的には、算出部122は、取得された複数の実行履歴に含まれているアプリケーションIDに基づいて、実行履歴をアプリケーションごとに分類する。算出部122は、実行履歴に含まれている開始時刻情報と終了時刻情報とに基づいて、アプリケーションごとに連続した利用時間の累積分布を特定し、当該累積分布に基づいてアプリケーションごとの設定時間を算出する。
例えば、算出部122は、アプリケーションごとに累積分布の特徴として、累積分布を示す関数の種類を特定し、当該関数の種類に基づいて設定時間を算出する。図4は、累積分布の変化量を示すグラフである。
算出部122は、図4(a)に示すように、累積分布の変化量を示すグラフをガンマ関数で近似できる場合には、当該関数において累積値が90%となる時間を設定時間として算出する。また、算出部122は、図4(b)に示すように、累積分布の変化量を示すグラフを正規分布関数で近似できる場合には、累積分布の平均値μと、標準偏差σとを算出し、平均値μに標準偏差σを加算して得られる値を設定時間として算出する。ここで、算出部122は、図4(c)に示すように、累積分布の変化量を示すグラフの一部が正規分布関数で近似できる場合にも、当該正規分布関数で近似できる部分の平均値μに標準偏差σを加算して得られる値を設定時間として算出してもよい。
なお、算出部122は、実行履歴に含まれる時間情報に基づいて、時間帯ごとに設定時間を算出してもよい。例えば、算出部122は、実行履歴に含まれる開始時刻情報及び終了時刻情報に基づいて、実行履歴を時間帯別に分類する。ここで、時間帯は、9時〜11時、12時〜14時といったように、1日を複数の時間に区切ったもの、曜日ごとに区切ったもの、又は、平日と休日で区切ったものである。
通知部123は、算出部122によって算出された複数のアプリケーションのそれぞれの設定時間を示す設定時間情報を複数の通知装置2に送信することにより、複数の通知装置2に設定時間を通知する(S30)。例えば、通知部123は、アプリケーションIDと、時間帯と、設定時間とを関連付けた設定時間情報を複数の通知装置2に送信する。
[通知装置2の構成例]
続いて、通知装置2の構成について説明する。図5は、本実施形態に係る通知装置2の構成を示す図である。
通知装置2は、表示部21と、入力部22と、記憶部23と、制御部24とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。
入力部22は、例えば、表示部21に対応して配置される接触センサ等により構成されるタッチパネルやボタンである。入力部22は、通知装置2のユーザから操作入力を受け付ける。
記憶部23は、例えば、ROM及びRAMである。記憶部23は、通知装置2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部23は、制御部24を、取得部241、送信部242、検出部243、時間設定部244、及び通知部245として機能させる通知プログラムを記憶する。
また、記憶部23は、実行中及び実行済みのアプリケーションの開始時刻情報と終了時刻情報とを含む実行履歴を記憶する。また、記憶部23は、管理装置1から取得した設定時間情報を記憶する。
制御部24は、例えばCPUである。制御部24は、記憶部23に記憶されている各種プログラムを実行することにより、通知装置2に係る機能を制御する。制御部24は、取得部241、送信部242、検出部243、時間設定部244、及び通知部245として機能する。
以下に、通知装置2がうながし情報を通知するまでの処理の流れを参照しながら、制御部24が備える各機能の詳細について説明する。図6は、本実施形態に係る通知装置2におけるうながし情報の通知に係る処理の流れを示すフローチャートである。
取得部241は、通信ネットワークを介して管理装置1から、アプリケーションIDと、時間帯と、設定時間とを関連付けた設定時間情報を受信することにより、設定時間情報を取得する(S110)。取得部241は、取得した設定時間情報を記憶部23に記憶させる(S120)。
検出部243は、通知装置2においてアプリケーションが実行されたことを検出する(S130)。例えば、検出部243は、通知装置2にインストールされているOSのアプリケーション管理機能を利用し、所定時間おきに実行中のアプリケーションのリストを取得する。当該リストには、実行中のアプリケーションのアプリケーションIDが含まれている。検出部243は、前回取得したリストと、新たに取得したリストとに基づいて、新たに実行されたアプリケーションのアプリケーションIDを特定することにより、アプリケーションが実行されたことを検出する。検出部243は、アプリケーションが実行されたことを検出すると、アプリケーションIDと、検出時刻(開始時刻)とを関連付けて開始時刻情報として記憶部23に記憶させる(S140)。
時間設定部244は、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する(S150)。具体的には、時間設定部244は、記憶部23に記憶されている設定時間情報を参照し、実行されたことが検出されたアプリケーションに対応する設定時間を特定する。ここで、時間設定部244は、設定時間情報を参照し、現在時刻に対応する時間帯に関連付けられている設定時間を特定する。時間設定部244は、特定した設定時間を、実行されたアプリケーションの設定時間として設定する。
通知部245は、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、現在時刻に対応する時間帯に基づいて特定された設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。
具体的には、通知部245は、アプリケーションが実行されたことを検出してから計時を開始する。通知部245は、アプリケーションが実行されたことを検出してから設定時間が経過したか否かを判定する(S160)。通知部245は、設定時間が経過したと判定すると、S170に処理を移し、設定時間が経過していないと判定すると、S160を再実行する。
S170において、通知部245は、うながし情報を通知する。例えば、通知部245は、表示部21に表示されている、実行されているアプリケーションの画面に、うながし情報をポップアップ表示させることにより、うながし情報を通知する。
続いて、検出部243は、通知装置2においてアプリケーションの実行が終了したか否かを判定する(S180)。検出部243は、アプリケーションの実行が終了したと検出すると、S190に処理を移し、アプリケーションIDと、検出時刻(終了時刻)とを関連付けて終了時刻情報として記憶部23に記憶させる。また、検出部243は、アプリケーションの実行が終了していないと判定すると、S180を再実行する。
続いて、送信部242は、記憶部23に記憶されている実行履歴を管理装置1に送信する(S200)。具体的には、送信部242は、記憶部23に記憶されている開始時刻情報と終了時刻情報とを含む実行履歴を取得し、当該実行履歴を管理装置1に送信する。
[第1実施形態における効果]
以上のとおり、第1実施形態に係る通知システムSでは、通知装置2は、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を設定し、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、当該設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。
このようにすることで、通知装置2は、複数のアプリケーションのそれぞれに対応する設定時間に基づいて、アプリケーションごとに、うながし情報を通知するまでの時間を異ならせることができる。アプリケーションに対して適切な設定時間を予め関連付けておくことにより、通知装置2は、適切なタイミングで利用時間に関する情報をユーザに通知することができる。
また、管理装置1は、通知装置2において実行される複数のアプリケーションのそれぞれの実行履歴を取得し、取得された複数の実行履歴に基づいて、複数のアプリケーションのそれぞれに対して、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する。これにより、管理装置1は、実行履歴に基づいて複数のアプリケーションのそれぞれに対して適切な設定時間を算出することができる。
また、通知装置2は、管理装置1において算出された設定時間に基づいて、実行が検出されたアプリケーションに対応する設定時間を設定する。このようにすることで、通知装置2は、管理装置1において算出された設定時間に基づいて、適切なタイミングでうながし情報をユーザに通知することができる。
<第2実施形態>
[アプリケーションが利用される目的に対して設定時間を定める]
続いて、第2実施形態について説明する。アプリケーションは様々な用途で使用される。例えば、メッセンジャー等のコミュニケーションを行うためのアプリケーションは、短時間でメッセージのやり取りが可能であることから、利用時間も短時間である。また、動画を視聴するアプリケーションは、動画の長さにもよるが、基本的には長時間にわたって利用される傾向にある。そして、これらのアプリケーションは、利用の目的がそれぞれ異なっている。
そこで、第2実施形態に係る通知システムSでは、管理装置1が、アプリケーションが利用される目的ごとに設定時間を算出しておき、通知装置2が、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、当該アプリケーションが利用される目的に対して定められている設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。以下、第2実施形態に係る通知システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図7は、第2実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。図7に示すように、第2実施形態に係る管理装置1の制御部12は、第1目的特定部124を備える。第1目的特定部124は、アプリケーションが利用される目的としての第1目的を特定する。
具体的には、第1目的特定部124は、取得された複数の実行履歴に基づいてアプリケーションごとに連続利用時間の累積分布の特徴を特定し、当該特徴に基づいてアプリケーションが利用される第1目的を特定する。例えば、第1目的特定部124は、取得された複数の実行履歴に基づいてアプリケーションごとに累積分布の変化量を示すグラフに対応する関数の種類を特定する。ここで、特定される関数の種類は、ガンマ関数、正規分布関数、及びガンマ関数と正規分布関数との合成関数である。
第1目的特定部124は、特定した関数の種類に基づいて、アプリケーションが利用される第1目的を特定する。例えば、第1目的特定部124は、アプリケーションに対して特定された関数がガンマ関数に近似される場合、当該アプリケーションの利用目的が、他者とのコミュニケーションを行うことであると特定する。第1目的特定部124は、アプリケーションに対して特定された関数が正規分布関数に近似される場合、当該アプリケーションの利用目的が、情報を発信すること、又は学習用・理解用であると特定する。第1目的特定部124は、アプリケーションに対して特定された関数がガンマ関数と正規分布関数との合成関数に近似される場合、当該アプリケーションの利用目的が、リラックスすることであると特定する。
算出部122は、複数のアプリケーションのそれぞれの実行履歴と、複数のアプリケーションのそれぞれにおいて特定された第1目的とに基づいて、第1目的ごとに設定時間を算出する。具体的には、算出部122は、取得部121によって取得された複数の実行履歴と、第1目的特定部124によって特定されたアプリケーションの第1目的とに基づいて、第1目的ごとに連続利用時間の累積分布を特定する。そして、算出部122は、第1目的ごとに特定した累積分布に基づいて、第1目的ごとの設定時間を算出する。例えば、算出部122は、第1実施形態においてアプリケーションごとに設定時間を算出したときと同様に、累積分布の種類に基づいて、第1目的ごとの設定時間を算出する。
通知部123は、算出部122によって算出された複数の第1目的のそれぞれの設定時間を示す設定時間情報を複数の通知装置2に送信することにより、複数の通知装置2に、複数の第1目的のそれぞれの設定時間を通知する。例えば、通知部123は、第1目的を示す目的IDと、設定時間とを関連付けた目的別設定時間情報を複数の通知装置2に送信する。また、通知部123は、アプリケーションIDと、当該アプリケーションの目的を示す目的IDとを関連付けた目的情報を複数の通知装置2に送信する。
続いて、通知装置2の構成について説明する。図8は、第2実施形態に係る通知装置2の構成を示す図である。図8に示すように、第2実施形態に係る通知装置2の制御部24は、第2目的特定部246を備える。
第2実施形態に係る取得部241は、管理装置1から、設定時間情報と、目的別設定時間情報と、目的情報とを取得し、これらの情報を記憶部23に記憶させる。
第2目的特定部246は、検出部243によって実行されたことが検出されたアプリケーションに対応する第2目的を特定する。具体的には、第2目的特定部246は、検出部243によって実行されたことが検出されたアプリケーションのアプリケーションIDを特定する。そして、第2目的特定部246は、記憶部23に記憶されている目的情報を参照し、当該アプリケーションIDに関連付けられている目的IDを特定することにより、実行されたことが検出されたアプリケーションに対応する第2目的を特定する。
時間設定部244は、管理装置1において第1目的ごとに算出された設定時間に基づいて、実行されたことが検出されたアプリケーションに対して特定された第2目的に対応する設定時間を設定する。具体的には、時間設定部244は、記憶部23に記憶されている目的別設定時間情報に基づいて、第2目的特定部246によって特定された第2目的と一致する第1目的に関連付けられている設定時間を特定する。そして、時間設定部244は、特定した設定時間を第2目的に対応する設定時間として設定する。
通知部245は、アプリケーションが実行されたことが検出されてから特定された第2目的に対応する設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。ここで、通知部245は、アプリケーションに対して設定された設定時間が経過したことに応じてうながし情報を通知するとともに、第2目的に対応する設定時間が経過したことに応じてうながし情報を通知するようにしてもよい。また、通知部245は、アプリケーションに対して設定された設定時間と、第2目的に対応する設定時間とのうち、いずれかの設定時間が経過したことに応じてうながし情報を通知するようにしてもよい。
また、時間設定部244がアプリケーションのそれぞれに対して設定時間を設定するとともに、通知部245が、アプリケーションの実行が検出されてからの経過時間を計時したが、これに限らない。例えば、第1のアプリケーションの実行が終了してから所定時間以内に、第1のアプリケーションと第2目的が同じ第2アプリケーションが実行された場合には、通知部245は、1つの目的のアプリケーションが実行され続けていると判定し、第1アプリケーションに対する計時を継続してもよい。そして、第2アプリケーションの実行中において、第1アプリケーションの実行が検出されてからの計時時間が、設定時間を超えたことに応じてうながし情報を通知してもよい。
[第2実施形態における効果]
以上のとおり、第2実施形態に係る通知システムSでは、通知装置2は、アプリケーションが利用される目的を特定し、当該目的に対して定められている設定時間を特定し、当該アプリケーションが実行されたことが検出されてから、特定された当該目的に対して定められている設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。
このようにすることで、通知装置2は、アプリケーションの目的に適したタイミングでユーザにうながし情報を通知することができる。
また、管理装置1は、通知装置2において実行される複数のアプリケーションのそれぞれの実行履歴を取得し、取得された複数の実行履歴に基づいて、複数のアプリケーションのそれぞれが利用される第1目的に基づいて、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する。アプリケーションの利用時間は、利用目的によって大きく異なることから、アプリケーションの利用目的ごとに設定時間を算出することにより、管理装置1は、アプリケーションのそれぞれに対して適した設定時間を算出することができる。
<第3実施形態>
[ユーザの属性に基づいて設定時間を算出する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る通知システムSでは、通知装置2のユーザの属性に基づいて設定時間を算出する点で第1実施形態と異なる。
第3実施形態において、算出部122は、複数の通知装置2のそれぞれのユーザの属性を特定し、当該属性ごとに、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する。例えば、取得部121は、複数の通知装置2のそれぞれから、実行履歴情報と、当該通知装置2のユーザの属性を示す属性情報とを取得し、記憶部11に記憶させる。ここで、ユーザの属性は、例えば、年齢、性別、所属、居住している地域、趣味である。算出部122は、実行履歴に基づいて設定時間を算出する場合に、実行履歴をアプリケーション及び属性ごとに分類する。算出部122は、分類された実行履歴に基づいて、アプリケーション及び属性ごとに設定時間を算出する。
通知部123は、算出部122によって算出された設定時間を示す設定時間情報を複数の通知装置2に送信することにより、複数の通知装置2に設定時間を通知する。
通知装置2の取得部241は、設定時間情報を取得して記憶部23に記憶させる。
時間設定部244は、検出部243によってアプリケーションの実行が検出されると、記憶部23に記憶されている設定時間情報に基づいて、当該アプリケーションに対応するとともに、通知装置2のユーザの属性に対応する設定時間を設定する。例えば、時間設定部244は、実行されたアプリケーションのアプリケーションIDを特定するとともに、記憶部23に記憶されているユーザのプロフィール情報等を参照することによりユーザの属性を特定する。そして、時間設定部244は、設定時間情報を参照し、特定したアプリケーションID及びユーザの属性に関連付けられている設定時間を特定する。
通知部245は、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。
[第3実施形態における効果]
以上のとおり、第3実施形態に係る通知システムSでは、管理装置1は、複数の通知装置2のそれぞれのユーザの属性を特定し、当該属性ごとに、うながし情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する。このようにすることで、通知装置2では、ユーザの属性に基づいて、ユーザに適した時間にうながし情報を通知することができる。
なお、第3実施形態に係る管理装置1は、第2実施形態に示した第1目的特定部124を備えてもよい。そして、第1目的特定部124が、アプリケーションが利用される第1目的を特定する場合に、複数の通知装置2のユーザの属性を特定し、当該属性に基づいて第1目的を特定してもよい。例えば、第1目的特定部124は、ユーザの属性に基づいて実行履歴を分類して、当該実行履歴に基づいてアプリケーションごとの累積分布の特徴を特定し、当該特徴に基づいて第1目的を特定する。アプリケーションの利用形態は、ユーザの属性によって異なることがあるところ、ユーザの属性に基づいて第1目的を特定することにより、通知装置2では、ユーザの属性に基づいて、ユーザに適した時間にうながし情報を通知することができる。
<第4実施形態>
[通知装置のユーザの状態に基づいてうながし情報を通知する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態に係る通知システムSでは、通知装置2のユーザの状態に基づいて、うながし情報を通知する点で第1実施形態と異なる。
図9は、第4実施形態に係る通知装置2の構成を示す図である。図9に示すように、第4実施形態に係る通知装置2の制御部24は、状態特定部247を備える。
状態特定部247は、ユーザが通知装置2を利用している状態である利用状態を特定する。例えば、利用状態は、ユーザが在宅している状態である自宅待機状態、移動している状態である移動状態、及び外出している状態である外出状態等を含む。状態特定部247は、例えば、通知装置2の位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて利用状態を特定する。
通知部245は、特定されたユーザの利用状態に基づいて、うながし情報を通知する。例えば、通知部245は、ユーザの利用状態が自宅待機状態である場合に、アプリケーションが実行されたことが検出されてから、設定時間が経過すると、うながし情報を通知する。また、通知部245は、ユーザの利用状態が自宅待機状態ではない場合に、設定時間が経過しても、うながし情報を通知しないように制御する。
また、送信部242は、特定されたユーザの利用状態が自宅待機状態(所定状態)であるときの実行履歴を管理装置1に送信する。
管理装置1の取得部121は、通知装置2から送信された実行履歴を取得し、記憶部11に記憶させる。
算出部122は、ユーザの利用状態が自宅待機状態であるときの実行履歴に基づいて設定時間を算出する。
なお、本実施形態では、送信部242が特定されたユーザの利用状態が所定状態であるときの実行履歴を管理装置1に送信することとしたが、これに限らない。例えば、送信部242は、ユーザの状態を示す利用状態情報と実行履歴とを管理装置1に送信してもよい。この場合において、管理装置1の取得部121は、通知装置2から送信された状態情報と実行履歴とを取得し、算出部122は、ユーザの状態が所定状態であるときの実行履歴に基づいて設定時間を算出してもよい。
[第4実施形態における効果]
以上のとおり、第4実施形態に係る通知システムSでは、通知装置2は、ユーザの利用状態に基づいてうながし情報を通知する。このようにすることで、通知装置2は、利用状態に応じて、うながし情報を通知するか否かを制御したり、通知までの時間を変化させたりすることができる。例えば、ユーザが学生である場合には、自宅待機状態においてうながし情報を通知することで、自宅におけるアプリケーションの長時間利用を抑制することができる。
また、第4実施形態に係る通知システムSでは、管理装置1は、ユーザの利用状態が所定状態であるときの実行履歴に基づいて設定時間を算出する。このようにすることで、管理装置は、所定状態とは異なる状態に対応する実行履歴の影響を排除して設定時間を算出することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述の複数の実施形態を組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態では、通知装置2が、管理装置1から取得した設定時間情報、目的別設定時間情報、目的情報を記憶部23に記憶させておき、アプリケーションが実行されたことを検出したことに応じて、当該設定時間情報、目的別設定時間情報、目的情報に基づいて、アプリケーションに対応する設定時間及びアプリケーションの目的に対応する設定時間を設定したが、これに限らない。例えば、管理装置1の記憶部11に、設定時間情報、目的別設定時間情報、目的情報を記憶しておき、通知装置2が、アプリケーションが実行されたことを検出したことに応じて、当該アプリケーションのアプリケーションIDを管理装置1に送信することにより、当該アプリケーションIDに関連付けられている設定時間の取得を要求してもよい。
また、通知装置2が、管理装置1の機能を備えるようにしてもよい。例えば、通知装置2が、管理装置1の取得部121及び算出部122を備え、通知装置2において記憶されている実行履歴に基づいて設定時間情報、目的別時間情報、及び目的情報を記憶部23に記憶するようにしてもよい。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・管理装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・取得部、122・・・算出部、123・・・通知部、124・・・第1目的特定部、2・・・通知装置、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・記憶部、24・・・制御部、241・・・取得部、242・・・送信部、243・・・検出部、244・・・時間設定部、245・・・通知部、246・・・第2目的特定部、247・・・状態特定部、S・・・通知システム

Claims (17)

  1. アプリケーションが実行されたことを検出する検出部と、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する時間設定部と、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部と、
    を備える通知装置。
  2. 前記アプリケーションが利用される目的を特定する目的特定部を更に備え、
    前記時間設定部は、前記目的に対して定められている前記設定時間を特定し、
    前記通知部は、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、特定された前記目的に対して定められている前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する、
    請求項1に記載の通知装置。
  3. 前記通知部は、現在時刻が属する時間帯に基づいて、前記利用に関する情報を通知する、
    請求項1又は2に記載の通知装置。
  4. ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部を更に備え、
    前記通知部は、特定されたユーザの状態に基づいて、前記利用に関する情報を通知する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通知装置。
  5. アプリケーションを実行する通知装置と、前記アプリケーションの利用に関する情報を管理する管理装置とを備える通知システムであって、
    前記管理装置は、
    前記通知装置において実行される複数の前記アプリケーションのそれぞれの実行履歴を取得する取得部と、
    取得された複数の前記実行履歴に基づいて、複数の前記アプリケーションのそれぞれに対して、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間を算出する算出部とを有し、
    前記通知装置は、
    前記アプリケーションが実行されたことを検出する検出部と、
    複数の前記アプリケーションのそれぞれに対して算出された前記設定時間に基づいて、実行が検出された前記アプリケーションに対応する前記設定時間を設定する時間設定部と、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部とを有する、
    通知システム。
  6. 前記算出部は、取得された複数の前記実行履歴に基づいて前記アプリケーションごとに連続利用時間の累積分布を特定し、当該累積分布に基づいて前記アプリケーションごとの前記設定時間を算出する、
    請求項5に記載の通知システム。
  7. 前記管理装置は、前記アプリケーションが利用される第1目的を特定する第1目的特定部を更に有し、
    前記算出部は、複数の前記アプリケーションのそれぞれの実行履歴と、複数の前記アプリケーションのそれぞれにおいて特定された前記第1目的とに基づいて、前記第1目的ごとに前記設定時間を算出し、
    前記通知装置は、実行されたことが検出された前記アプリケーションに対応する第2目的を特定する第2目的特定部を更に有し、
    前記時間設定部は、前記第1目的ごとに算出された前記設定時間に基づいて、実行されたことが検出された前記アプリケーションに対して特定された前記第2目的に対応する前記設定時間を設定し、
    前記通知部は、前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、特定された前記第2目的に対応する前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する、
    請求項5又は6に記載の通知システム。
  8. 前記第1目的特定部は、取得された複数の前記実行履歴に基づいて前記アプリケーションごとに連続利用時間の累積分布の特徴を特定し、当該特徴に基づいて前記アプリケーションが利用される前記第1目的を特定する、
    請求項7に記載の通知システム。
  9. 前記算出部は、取得された複数の前記実行履歴と、特定された前記アプリケーションの前記第1目的とに基づいて、前記第1目的ごとに連続利用時間の累積分布を特定し、当該累積分布に基づいて前記第1目的ごとの前記設定時間を算出する、
    請求項7又は8に記載の通知システム。
  10. 前記第1目的特定部は、複数の前記通知装置のそれぞれのユーザの属性を特定し、前記属性に基づいて前記第1目的を特定する、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の通知システム。
  11. 前記実行履歴には、前記アプリケーションが実行された時間を示す時間情報が含まれており、
    前記算出部は、前記時間情報に基づいて、時間帯ごとに前記設定時間を算出する、
    請求項5から10のいずれか1項に記載の通知システム。
  12. 前記通知システムは、複数の前記通知装置を備えており、
    前記取得部は、複数の前記通知装置から前記実行履歴を取得し、
    前記算出部は、複数の前記通知装置から取得した前記実行履歴に基づいて前記設定時間を算出する、
    請求項5から11のいずれか1項に記載の通知システム。
  13. 前記算出部は、複数の前記通知装置のそれぞれのユーザの属性を特定し、前記属性ごとに前記設定時間を算出する、
    請求項5から12のいずれか1項に記載の通知システム。
  14. 前記通知装置は、ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部と、
    特定されたユーザの状態が所定状態であるときの前記実行履歴を前記管理装置に送信する送信部とを更に有し、
    前記取得部は、前記通知装置から送信された前記実行履歴を取得する、
    請求項5から12のいずれか1項に記載の通知システム。
  15. 前記通知装置は、ユーザが前記通知装置を利用している状態を特定する状態特定部と、
    特定されたユーザの状態を示す状態情報と前記実行履歴とを前記管理装置に送信する送信部とを更に有し、
    前記取得部は、前記通知装置から送信された前記状態情報と前記実行履歴とを取得し、
    前記算出部は、前記ユーザの状態が所定状態であるときの前記実行履歴に基づいて前記設定時間を算出する、
    請求項5から12のいずれか1項に記載の通知システム。
  16. コンピュータが実行する、
    アプリケーションが実行されたことを検出するステップと、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定するステップと、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知するステップと、
    を備える通知方法。
  17. コンピュータを、
    アプリケーションが実行されたことを検出する検出部、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記アプリケーションの利用に関する情報が通知されるまでの時間を示す設定時間をアプリケーションごとに設定する時間設定部、及び、
    前記アプリケーションが実行されたことが検出されてから、前記設定時間が経過すると、前記利用に関する情報を通知する通知部、
    として機能させる通知プログラム。
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