JP2014143575A - プログラム、および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理負荷を抑えつつ、アプリケーションプログラムについて、迅速かつ適切な使用制限を行う技術を提供とすることを課題とする。
【解決手段】情報処理装置1を、実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、当該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する監視間隔決定部101と、決定されている監視間隔ごとに、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する監視部102と、当該監視の時に使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する使用制限部104として機能させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置におけるアプリケーションプログラムの使用に係るプログラム、および情報処理方法に関する。
従来、カード読取装置にIDカードが挿入されたことが検知され、アプリケーション起動指示手段により利用者のアプリケーションプログラムの起動指示が受領されると、アプリケーション起動判定手段により、IDカードから読取られた利用者の役職を示す情報とアプリケーション情報記憶手段に記憶された各アプリケーションプログラムの起動制御情報とが対照され、アプリケーション起動判定手段により当該アプリケーションプログラムの起動の可否が判定される技術が提案されている(特許文献1を参照)。
特開平9−292989号公報
例えば、スマートフォンなどの情報処理装置で使用することができる多数のアプリケーションプログラムの中には、情報処理装置に記憶された電話帳などの個人情報をユーザの承諾なしに外部に送信する処理等を行う、悪意あるアプリケーションプログラム、未成年等が使用することが望ましくないアプリケーションプログラム等、使用制限が望まれるアプリケーションプログラムが存在する。このため、このような使用制限が望まれるアプリケーションプログラムが、起動され、画面表示やユーザによる操作の受付等がされ、使用可能となる前に、迅速に、かつ適切に、その使用を制限することが望まれている。
しかし、このような使用制限を実現するために、例えば、使用可能となるアプリケーションプログラムを非常に短い周期で監視し続ける等の処理を行うことは、情報処理装置に対する処理負荷を増大させるため、ユーザが情報処理装置を快適に利用することを妨げ得るという問題があった。特にスマートフォンにおいては、早期に電池電力量の残量が低下し、スマートフォンが利用不可能となり得るという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、処理負荷を抑えつつ、アプリケーションプログラムについて、迅速かつ適切な使用制限を行う技術を提供とすることを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、情報処理装置を、実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する監視間隔決定手段と、前記監視間隔決定手段によって決定されている前記監視間隔ごとに、前記使用可能アプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得し、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する監視手段と、前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する使用制限手段と、として機能させるプログラムである。
ここで、情報処理装置とは、コンピュータであって、Android(登録商標)を搭載するスマートフォンなどの携帯電話機、タブレット端末、ゲーム機、ラップトップコンピュータ、その他大型コンピュータを含むものである。また、使用可能とは、アプリケーションプログラムが、表示され、GUI(Graphical User Interface)によって操作できる状態に限らず、例えば、音声や文字入力によって操作できる状態も含む。また、使用可能アプリケーションプログラムは、1つに限らず複数である場合も含む。また、アプリケーションプログラムについて、実行中とは、アプリケーションプログラムの起動が完了し、ユーザが操作等できる場合に限らず、アプリケーションプログラムが起動中である場合も含む。
本発明によれば、情報処理装置において、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高低に応じた監視間隔を用いて、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを検知するため、処理負荷を抑えつつ、実行中のアプリケーションプログラムについて、迅速かつ適切な使用制限を行うことができる。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、携帯電話機であってもよい。
本発明によれば、宅内に据え置くデスクトップコンピュータ等と比較して、未成年等が、保護者等の監視が行き届かない場所で、当該未成年等の使用が不適切なアプリケーションプログラムが使用される蓋然性が高い携帯電話機について、当該アプリケーションプログラムの使用を制限することができる。また、携帯電話機が個人情報を管理する場合に、個人情報を不適切に外部に送信等するアプリケーションプログラムが所定の使用制限条件を満たすようにすることで、このようなアプリケーションプログラムの不適切な個人情報の送信等を抑制することができる。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記監視間隔決定手段は、前記使用制限手段によってユーザによる使用を制限してから所定の期間内であるときに、第1の時間間隔を監視間隔として決定し、前記使用制限手段によってユーザによる使用を制限してから前記所定の期間内でないときに、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔を監視間隔として決定してもよい。
また、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記監視手段によって監視された前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化したことを検知する検知手段としてさらに機能させ、前記使用制限手段は、前記検知手段によって検知がされた場合に限り、前記アプリケーションプログラムが前記所定の使用制限条件を満たすか否かを判定し、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの使用を制限するものであってもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、表示装置を有し、前記使用可能アプリケーションプログラムは、前記表示装置に視認可能に表示される1つ以上のアプリケーションプログラムであり、前記監視手段は、前記表示装置に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得することで、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記使用可能アプリケーションプログラムは、前記情報処理装置の表示において最前面に表示されるアプリケーションプログラムであり、前記監視手段は、前記最前面に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得することで、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監
視してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記使用制限手段は、所定の条件に基づいて、アプリケーションプログラムの動作を停止させること、または、アプリケーションプログラムに係る表示より前面に、該表示を覆う画面を表示することによって、該アプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムの集合を示すブロックリストに含まれているアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、前記ブロックリストを記憶するサーバとネットワークを介して通信可能に接続しており、本発明に係るアプリケーションプログラムは、前記情報処理装置を、前記使用制限手段によって用いられる前記ブロックリストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得するブロックリスト取得手段としてさらに機能させてもよい。
また、本発明に係るアプリケーションプログラムにおいて、前記情報処理装置は、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムの集合を示すブロックリストおよび使用制限の対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示すブロック解除リストを記憶するサーバとネットワークを介して通信可能に接続しており、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記使用制限手段が前記アプリケーションプログラムの使用を制限した際に、ユーザの指示を受け付け、該指示に応じて、該アプリケーションプログラムの使用制限の解除要求を前記サーバに通知することで、該サーバに対して、該サーバにおいて該解除要求が受理された場合に、該アプリケーションプログラムを前記ブロック解除リストが示す集合に追加させる解除要求通知手段と、前記ブロック解除リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることで取得するブロック解除リスト取得手段と、前記ブロックリストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得するブロックリスト取得手段と、としてさらに機能させ、前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、取得された前記ブロックリストに含まれ、かつ、取得された前記ブロック解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限するプログラムであってよい。
また、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リストに含まれているアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する警告手段として、さらに機能させてもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リスト、および警告対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示す警告解除リストを記憶するサーバと、ネットワークを介して通信可能に接続しており、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記警告手段が前記アプリケーションプログラムの使用に対する所定の警告情報を出力した際に、ユーザの指示を受け付け、該指示に応じて、該アプリケーションプログラムの使用に対する警告の解除要求を前記サーバに通知することで、該サーバに対して、該サーバにおいて該解除要求が受理された場合に、該アプリケーションプログラムを前記警告解除リストに追加させる警告解除要求通知手段と、前記警告解除リストを、前記サーバに要求し、前記情
報処理装置へ送信させることで取得する警告解除リスト取得手段と、前記警告リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得する警告リスト取得手段と、前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、取得された前記警告リストに含まれ、かつ、取得された前記警告解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する警告手段と、としてさらに機能させてもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記ブロックリストの要素の全部または一部は、前記情報処理装置が記憶する個人情報を前記情報処理装置の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記警告リストの要素の全部または一部は、前記情報処理装置が記憶する個人情報を前記情報処理装置の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、使用時間量による使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間量制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間量制限アプリケーションプログラムリスト、および各時間量制限アプリケーションプログラムの上限の使用時間量を示す上限使用時間量を記憶しており、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記監視手段によって監視された前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムが使用可能な状態であった期間の時間量累積することで、各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累計の時間量を示す累計使用時間量を算出する使用時間量算出手段と、としてさらに機能させ、前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションとして、前記上限使用時間量アプリケーションプログラムリストに含まれ、かつ、前記使用時間量算出手段によって算出される前記累積使用時間量が前記上限使用時間量を超えているアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限してもよい。
ここで、使用時間量とは、基準となる時刻からアプリケーションプログラムが延べ時間としてどれだけ使用されたかの量を意味する。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、時間帯に応じた使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間帯制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間帯制限アプリケーションプログラムリスト、および各時間帯制限アプリケーションプログラムの制限時間帯を記憶しており、前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、前記時間帯制限アプリケーションプログラムリストに含まれるアプリケーションプログラムであって、前記制限時間帯に現在時刻が該当するアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限してもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、時刻を管理する時刻サーバとネットワークを介して通信可能に接続し、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記時刻サーバと通信することで前記時刻サーバが管理する現在時刻を取得する現在時刻取得手段としてさらに機能させ、前記使用制限手段は、前記現在時刻取得手段によって取得された現在時刻に基づいて、現在時刻が前記アプリケーションプログラムの前記制限時間帯に該当しているか否かを判定してもよい。
また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記
録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
また、本発明は、コンピュータによって、実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する監視間隔決定ステップと、前記監視間隔決定ステップにおいて決定されている前記監視間隔ごとに、前記使用可能アプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得し、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する監視ステップと、前記監視ステップにおける監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する使用制限ステップと、が実行される情報処理方法であってもよい。
本発明の一側面によれば、処理負荷を抑えつつ、アプリケーションプログラムについて、迅速かつ適切な使用制限を行う技術を提供とすることができる。
実施形態に係るプログラムが実行される情報処理装置を含む情報システムの構成を示す概略図である。 実施形態に係るプログラムが実行される情報処理装置の機能構成の概略を示す図である。 実施形態に係るサーバに記憶されるブロックリスト等を構成するデータの例である。 実施形態に係るユーザによる使用を制限した際の画面例である。 実施形態に係る使用制限の解除要求を受理する際の画面例である。 実施形態に係る使用制限および解除要求の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 実施形態に係るプログラムによる監視間隔決定、検知、使用制限、警告の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態において、情報処理装置は、GUIによるアプリケーションプログラムの操作機能を備え、当該情報処理装置上で実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムは、最前面に表示されるアプリケーションプログラムであるものとして実施される。また、本実施形態に係るプログラムは、情報処理装置にインストールされているOS(Operating System)とは別個の「フィルタプログラム」として実施される。また、本実施形態において、時刻サーバは、サーバとして実施される。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明を実施するにあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されることが好ましい。
<構成>
図1は、本実施形態に係るプログラム(フィルタプログラム)が実行される情報処理装置を含む情報システムの構成を示す概略図である。情報システムは、フィルタプログラムが実行される1つ以上の情報処理装置1、および、サーバ2を備える。情報処理装置1およびサーバ2は、ネットワーク3に接続されている。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置14、NIC(Network Interface Card)15、ユーザの操作を受け付けるタッチパネル等である操作部16、表示装置である表示部17、および時刻を管理する時計18を備えたコンピュータである。情報処理装置1は、スマートフォンなどの携帯電話機、タブレット端末、ゲーム機、ラップトップコンピュータ、その他のコンピュータ等である。情報処理装置1では、プリインストールされたアプリケーションプログラム、あるいは適宜インストールされたアプリケーションプログラムが、ユーザによる操作部16を介した操作等により、起動され、視認可能に表示され、動作する。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令およびデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14、NIC15、操作部16、表示部17等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、不揮発性の補助記憶装置であり、RAM12にロードされるOSや本実施形態に係るプログラムであるフィルタプログラムや情報処理装置1において動作するアプリケーションプログラム等の各種プログラム等、主にコンピュータの電源を落としても保持したい情報が書き込まれ、読み出される。
補助記憶装置14には、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムの集合を示すブロックリスト、および使用制限の対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示すブロック解除リストも、適切なデータ構造で記憶される。また、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リスト、警告対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示す警告解除リスト、使用時間量による使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間量制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間量制限アプリケーションプログラムリスト、各時間量制限アプリケーションプログラムの上限の使用時間量を示す上限使用時間量および各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累計の時間量を示す累計使用時間量、並びに、時間帯に応じた使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間帯制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間帯制限アプリケーションプログラムリストおよび各時間帯制限アプリケーションプログラムの制限時間帯も、適切なデータ構造で記憶される。また、アプリケーションプログラムを分類するカテゴリごとに所定の使用制限理由、および所定の警告メッセージも、適切なデータ構造で記憶される。
NIC15は、ネットワーク3に接続し、サーバ2等と通信することを可能にする。
サーバ2は、情報処理装置1と同様に、CPU21、RAM22、ROM23、補助記憶装置24、NIC25、および時計28を備えたコンピュータである。本実施形態のサーバ2は、時刻を管理する時刻サーバの役割を持つ。
補助記憶装置24には、情報処理装置1でのアプリケーションプログラムの使用制限に係るブロックリスト、ブロック解除リスト、警告リスト、警告解除リスト、時間量制限アプリケーションプログラムリスト、上限使用時間量、時間帯制限アプリケーションプログラムリストおよび各時間帯制限アプリケーションプログラムの制限時間帯、アプリケーションプログラムのカテゴリごとに所定の使用制限理由、並びに、所定の警告メッセージが適切なデータ構造で記憶される。
なお、1台のコンピュータがサーバ2の提供するすべての機能やデータを提供する形態
だけでなく、複数のコンピュータがこれらを提供する形態であってもよい。
本実施形態において、ネットワーク3は、インターネットである。情報処理装置1とサーバ2とは、ネットワーク3を介して所定のプロトコルで通信を行う。なお、ネットワーク4には、携帯電話網、プライベートネットワーク、イントラネット等を採用してもよい。
図2は、本実施形態に係るプログラムが実行される情報処理装置1の機能構成の概略を示す図である。
補助記憶装置14に記憶されているフィルタプログラムは、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、監視間隔決定部101、監視部102、検知部103、使用制限部104、ブロックリスト取得部105、ブロック解除リスト取得部106、解除要求通知部107、使用時間算出部108、現在時刻取得部109、警告リスト取得部110、警告解除リスト取得部111、警告部112、および、警告解除要求通知部113として機能する。なお、本実施形態では、コンピュータの備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部または全部は、1または複数の専用プロセッサによって実行されてもよい。
本実施形態において、監視間隔決定部101は、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、当該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する。本実施形態において、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性は、その時点において、直後に使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する見込みの程度を意味する。監視間隔決定部101は、具体的には、フィルタプログラムがユーザによる使用を制限してから所定の期間内であるZ秒内であるとき(当該可能性が高いと推定される)に、第1の時間間隔(Yミリ秒)を監視間隔として決定し、ユーザによる使用を制限してからZ秒内でないとき(当該可能性が高いとは推定されない)に、Yミリ秒より長い第2の時間間隔(Xミリ秒)を監視間隔として決定する。未だ、ユーザによる使用の制限をしていない場合は、Xミリ秒を監視間隔として決定する。また、本実施形態において、複数回ユーザによる使用を制限がされた場合は、最後に使用を制限した時刻を基準として、ユーザによる使用を制限してからZ秒内であるか否かが判定され、監視間隔が決定される。
ここで、本実施形態において、Xミリ秒は、ユーザがアプリケーションプログラムの起動を開始する操作や切り替えをする操作をした後、当該アプリケーションプログラムが、ユーザに視認され、操作できる状態になる時間よりも十分に短い時間である。このため、検知部103は、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを、ユーザによって起動されたアプリケーションプログラムが操作されるよりも前に、迅速に、使用可能アプリケーションプログラムを検知することが可能となる。
また、本実施形態において、Xミリ秒は、これを用いた検知部103による監視処理が、ユーザの情報処理装置1の快適な利用を妨げる程の高負荷の処理とならない程度に、十分長い時間である。このため、監視部102および検知部103に係る処理が過度に高負荷なものとならず、情報処理装置1における操作応答の低下や、過度な電力量消費が発生することを防ぐことができる。
ここで、本実施形態において、Yミリ秒は、監視間隔にYミリ秒を用いる監視部102の監視処理自体に必要な時間より大きな時間であって、Xミリ秒よりも十分短い時間である。なお、Yミリ秒は、情報処理装置1において、アプリケーションプログラムの起動や切り替え等の処理が頻発し、高い負荷の状態にあるときでも、Yミリ秒に基づいた検知部
103による検知が遅れて、使用制限されるべきアプリケーションプログラムが表示され、操作できる状態となってしまう期間が発生しない程度に、十分短い時間であってもよい。このようなYミリ秒が監視間隔として決定されることによって、使用制限が望まれるアプリケーションプログラムが一定時間表示され、ユーザに視認されてしまうことや、操作されてしまうことを抑制することができる。
ここで、本実施形態において、Z秒は、情報処理装置1において使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性が高いと推定される時間である。本実施形態に係るプログラムが、あるアプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限した直後は、ユーザが、アプリケーションプログラムを、新たに起動したり、切り替えたりする操作を行う可能性が高い。使用が制限されたアプリケーションプログラムを繰り返し、起動する等の操作が短期間に行われることも予想される。このような、ユーザがアプリケーションプログラムの起動等、関連する操作をしていると考えられるタイミング(一定の期間)をZ秒として用いる。
本実施形態の監視間隔決定部101によれば、情報処理装置1において使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの状況が変化する可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定するので、情報処理装置1の処理負荷の状況等により、監視部102による監視や使用制限部104による使用制限の処理が遅れ、使用制限が望まれるアプリケーションプログラムがある程度の時間表示され、ユーザに視認されてしまうことを抑制ができるとともに、監視部102における処理が過度に高負荷なものとならいようにすることができる。
本実施形態の監視間隔決定部101では、本実施形態に係るプログラムがユーザによる使用を制限してから所定の期間内であるZ秒内であるか否かに基づいて、監視間隔を決定したが、例えば、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの状況が最後に変化してからZ秒以内であるか否かに基づいて、監視間隔を決定してもよい。また、本実施形態の監視間隔決定部101では、Xミリ秒とYミリ秒との2つの時間間隔を監視間隔として採用したが、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高低に応じて、3つ以上時間間隔を監視間隔として採用してもよい。また、監視間隔を決定する際、情報処理装置1の現在の負荷状況や情報処理装置1が携帯電話機である場合における電池残量等にも基づいてもよい。
本実施形態において、監視部102は、監視間隔決定部101によって決定されている監視間隔ごとに、使用可能アプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得し、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを検知する。具体的には、監視部102は、最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得する。
ここで、識別情報は、アプリケーションプログラムを一意に識別する情報であり、本実施形態では、アプリケーションプログラムのコンポーネントが属するパッケージ名の情報である。識別情報は、例えば、「zz.yy.xx.aa.aapp」などの文字列で表現される。本実施形態の監視部102は、例えば、OSが提供するAPI(Application Program Interface)を用いて、実行中のアプリケーションプログラムのタスクに関する情報から、トップに位置するコンポーネントのパッケージ名を取り出すことで、識別情報を取得する。
本実施形態において、検知部103は、監視部102によって監視された使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化したことを検知する。具体的には、検知部103は、監視部102によって監視され、その時々に取得される使用可能アプリケーシ
ョンプログラム(最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラム)の識別情報を次回の監視時までRAM12に記憶する。また、検知部103は、新たに取得された識別情報と、1回前に取得して記憶した識別情報とを比較し、両者が異なっていれば使用可能なアプリケーションプログラムが何れであるかかが変化したものとして、その変化を検知する。なお、フィルタプログラムが実行された、初回の監視については、使用可能なアプリケーションプログラムが何れであるかかが変化したものとして、その変化を検知する。
OSによっては、アプリケーションプログラムの切り替え等に関するイベント等をシステムのログに出力するものもある。しかし、システムのログは、システムの動作状況の記録を後から確認できるようにする趣旨で設計されるため、その内容が出力され、その情報を読み取れるようにまでにある程度の時間がかかり、読み取れるログの内容と現在の動作状況とが齟齬してしまっていることが多い。本実施形態の監視部102および検知部103によれば、最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得して監視するため、このようなログを監視することを採用した場合に比べ、迅速に、ユーザに現在使用可能なアプリケーションプログラムが何れであるかの状況の変化を検知することができる。また、OSが、アプリケーションプログラムの切り替えに関するイベント等の全部あるいは一部をログに出力しない状況であったとしても、本実施形態の監視部102および検知部103によれば、ユーザに現在使用可能なアプリケーションプログラムが何れであるかの状況変化を、適切に検知することができる。
本実施形態において、使用制限部104は、監視部102による監視の時に使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラム(最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラム)であって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する。このとき、使用制限部104は、検知部103によって変化の検知がされた場合に限り、アプリケーションプログラムが所定の使用制限条件を満たすか否かを判定し、ユーザによる使用制限をする。具体的には、使用制限部104は、所定の条件に基づいて、ユーザに現在使用可能な実行中のアプリケーションプログラムの動作を停止させること、または、ユーザに現在使用可能な実行中のアプリケーションプログラムに係る表示より前面に、当該表示を覆う画面を表示することによって、当該アプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限する(ブロックする)。
ここで、本実施形態において、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとは、(1)ブロックリストに含まれ、かつ、ブロック解除リストに含まれていないアプリケーションプログラム、(2)上限使用時間量アプリケーションプログラムリストに含まれ、かつ、使用時間量算出部105によって算出される累積使用時間量が上限使用時間量を超えているアプリケーションプログラム、(3)アプリケーションプログラムが時間帯制限アプリケーションプログラムリストに含まれ、かつ、アプリケーションプログラムであって、制限時間帯に現在時刻が該当するアプリケーションプログラム、の何れかである。また、ここで、ブロックリスト、ブロック解除リスト、上限使用時間量アプリケーションプログラムリスト、上限使用時間量、時間帯制限アプリケーションプログラムリスト、および、制限時間帯は、情報処理装置1の補助記憶装置14に記憶されている情報であって、サーバ2の補助記憶装置24に記憶されている情報が、ブロックリスト取得部105、ブロック解除リスト取得部106、その他の本実施形態に係るフィルタプログラムの機能によってネットワーク3を介して取得されたものである。
図3は、本実施形態に係るサーバ2に記憶されるブロックリスト等を構成するデータの例である。本実施例では、ブロックリスト、ブロック解除リスト、上限使用時間量アプリケーションプログラムリスト、上限使用時間量、時間帯制限アプリケーションプログラム
リスト、および、制限時間帯が、1つのテーブル形式のデータベースとして記憶されている。情報処理装置1は、このデータベースの内容をネットワーク介して取得し、補助記憶装置14に記憶する。
図3の各フィールドについて説明する。「アプリID」フィールドは、アプリケーションプログラムの識別情報を示す。「カテゴリ」は、アプリケーションプログラムが分類されるカテゴリを示す。「カテゴリ」は、各カテゴリに属するか否かの情報がビットにより表され、各アプリケーションプログラムは複数のカテゴリに属することができる。各カテゴリは、例えば、「アダルト」、「暴力」、「コミュニケーション」である。「名前」は、アプリケーションプログラムの名前(アプリケーション名)であり、ユーザ向けに提示されるために用いられる。「制御方法」は、当該レコードのアプリケーションプログラムに対する制御方法を示し、各レコードデータが、ブロックリスト、ブロック解除リスト、上限使用時間量アプリケーションプログラムリスト、時間帯制限アプリケーションプログラムリストの何れの要素を表しているかに対応する。「上限使用時間」は、上限使用時間量アプリケーションプログラムの上限の使用時間量を示す。「制限時間帯」は、時間帯制限アプリケーションプログラムの制限時間帯を示す。
図3のデータの例におけるブロックリストは、制御方法が「禁止」となっているAアプリ(アプリID「zz.yy.xx.aa.aapp」)、Bアプリ(アプリID「zz.yy.xx.bb.bapp」)、および、Cアプリ(アプリID「zz.yy.xx.cc.capp」)を含む集合となる。図3の例におけるブロック解除リストは、制御方法が「許可」となっているCアプリ(アプリID「zz.yy.xx.cc.capp」)を含む集合となる。図3の例における上限使用時間量アプリケーションプログラムリストは、制御方法が「時間量制限」となっているDアプリ(アプリID「zz.yy.xx.dd.dapp」)を含む集合となり、Dアプリの上限使用時間量は「2時間」である。図3の例における時間帯制限アプリケーションプログラムリストは、制御方法が「時間帯制限」となっているEアプリ(アプリID「zz.yy.xx.ee.eapp」)を含む集合となり、Eアプリの制限時間帯は「9:00−17:00」である。
ユーザによる使用を制限する方法について説明する。使用制限部104は、所定の条件を満たす場合として、アプリケーションプログラムを強制終了させることが可能である場合に、強制終了により、当該アプリケーションプログラムの動作を停止させ、ユーザによる使用を制限する。また、使用制限部104は、所定の条件を満たさない場合として、アプリケーションプログラムを強制終了させることが可能ではない場合に、当該アプリケーションプログラムに係る表示(操作画面等)より前面に、当該表示を覆う画面(ブロック画面)を表示することによって、当該アプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限する。
図4は、本実施形態に係るユーザによる使用を制限した際の画面例である。この画面は、使用制限部104が、アプリケーションプログラムの表示を覆う画面(ブロック画面SC1)の例である。本実施形態においては、使用制限部104がアプリケーションプログラムを強制終了により停止させた場合も、ブロック画面SC1が表示される。ブロック画面SC1には、使用制限がされた旨のメッセージ、アプリケーション名SC11、カテゴリごとに所定である使用制限理由(ブロック理由SC12)が表示される。
本実施形態に係る使用制限部104によれば、アプリケーションプログラムの表示を覆う画面を前面に表示するので、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムが停止できない場合であっても、当該アプリケーションプログラムの使用を制限することができる。また、本実施形態に係る使用制限部104によれば、累積使用時間量に基づいたアプリケーションプログラムの使用を制限するため、未成年等のユーザが、過度にアプリケーションプログラムを使うことを防止することができる。また、本実施形態に係る使用制限
部104によれば、制限時間帯に基づいたアプリケーションプログラムの使用を制限するため、未成年等のユーザが、夜間等の特定の時間にアプリケーションプログラムを使いすぎることを防止することができる。
また、本実施形態に係る使用制限部104によれば、検知部103によって検知がされた場合に限り、アプリケーションプログラムが所定の使用制限条件を満たすか否かを判定するため、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかに変化がない場合に、判定処理等を省くことができ、情報処理装置1の負荷を低減できる。
本実施形態において、ブロックリスト取得部105は、使用制限部104によって用いられるブロックリストを、ネットワーク3を介して、サーバ2に要求し、情報処理装置1へ送信させることによって、取得する。ブロックリスト取得部105は、定期的にブロックリストを取得し、補助記憶装置14に記憶する。本実施形態のブロックリスト取得部105によれば、サーバ2でブロックリストを管理できるため、ブロックリストの追加、更新等の管理を容易にできる。なお、ブロックリストの取得を行う契機として、検知部103による検知のタイミング等別の契機を採用してもよい。
本実施形態において、ブロック解除リスト取得部106は、ブロック解除リストを、ネットワーク3を介して、サーバ2に要求し、情報処理装置1へ送信させることで取得する。ブロックリスト取得部105は、定期的にブロック解除リストを取得し、補助記憶装置14に記憶する。本実施形態のブロック解除リスト取得部106によれば、サーバ2でブロック解除リストを管理できるため、ブロック解除リストの追加、更新等の管理を容易にできる。
本実施形態において、解除要求通知部107は、使用制限部104がアプリケーションプログラムの使用を制限した際に、ユーザの解除申請の指示を受け付け、当該指示に応じて、当該アプリケーションプログラムの使用制限の解除要求をサーバ2に通知する。解除要求を通知されたサーバ2は、通知された解除要求が、解除要求を許可する権限を有する許可者に受理された場合に、当該アプリケーションプログラムをブロック解除リストに追加する。
本実施形態において、解除要求通知部107は、ユーザの解除申請の指示を、ユーザがブロック画面SC1(図4)に配置される解除申請ボタンSC13(図4)を押下した場合に受け付ける。この際、ユーザは、解除申請にメッセージを付加することができ、付加した当該メッセージは、通知される解除要求の情報に含まれる。
本実施形態において、サーバ2は、通知された解除要求を補助記憶装置24に記憶する。解除要求を許可する権限を持つ許可者は、ブロック画面SC1(図4)に配置される管理アクセスリンクSC14(図4)を押下し、権限の有無を確認するためのパスワードを入力してログインをすることで、サーバ2が提供する解除要求を受理するための画面(申請受理画面)を情報処理装置1の表示部17に表示させることができる。ここで、許可者は、例えば、情報処理装置1のユーザが未成年である場合における当該ユーザの保護者である。
図5は、本実施形態に係る使用制限の解除要求を受理する際の画面例である。申請受理画面SC2には、サーバ2に通知された解除要求の情報が表示される。サーバ2は、許可者が、申請受理画面SC2の許可ボタンSC21を押下した場合に、解除要求を受理する。また、サーバ2は、許可者が、申請受理画面SC2の不許可ボタンSC22を押下した場合に、解除要求を受理しない。なお、サーバ2が、申請受理画面SC2を、情報処理装置1以外のその他のネットワーク3に接続されたコンピュータに提供することを採用して
もよい。
サーバ2は、解除要求が許可者に受理された場合に、当該アプリケーションプログラムを補助記憶装置24に記憶しているブロック解除リストに追加する。
本実施形態の解除要求通知部107によれば、アプリケーションプログラムの使用制限を好適に解除することができる。
本実施形態において、使用時間算出部108は、監視部102によって監視された使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムが使用可能な状態であった期間の時間量累積することで、各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累計の時間量を示す累計使用時間量を算出する。使用時間算出部108は、監視部102によって監視に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムについて、使用可能アプリケーションプログラムであるか否かが変化する監視時の時刻に基づいて、使用可能アプリケーションプログラムであった期間の時間を所定の規則に基づいて算出し、累積する。
本実施形態において、現在時刻取得部109は、時刻サーバの役割を有するサーバ2と通信することで、サーバ2が時計26を用いて管理する現在時刻を取得する。取得された現在時刻は、時計18に設定され、現在時刻として取り扱われる。現在時刻取得部109によれば、サーバ2から現在時刻を取得するため、情報処理装置1の時計18の現在時刻が誤っていた状況であっても、適切にアプリケーションプログラムの使用制限をすることができる。
本実施形態において、警告リスト取得部110は、警告リストを、サーバ2に要求し、情報処理装置1へ送信させることによって、取得する。警告リスト取得部110は、定期的に警告リストを取得し、補助記憶装置14に記憶する。
本実施形態において、警告解除リスト取得部111は、警告解除リストを、サーバ2に要求し、情報処理装置1へ送信させることで取得する。警告解除リスト取得部111は、定期的に警告解除リストを取得し、補助記憶装置14に記憶する。
本実施形態において、警告部112は、監視部102による監視の時に使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラム(最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラム)であって、警告リストに含まれ、かつ、警告解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する。警告部112は、当該アプリケーションプログラムを停止等せずに、警告情報をユーザに伝える画面として表示することで、所定の警告情報を出力する。警告部112は、表示する画面に、警告対象となるアプリケーションプログラムに応じて定まる警告理由のメッセージも表示する。本実施形態において、警告部112は、検知部103によって検知がされた場合に限り、警告リストに含まれ、かつ、警告解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムであるか否かを判定し、警告情報を出力の処理を行う。
なお、警告部112は、警告理由を、情報処理装置1がAndroid(登録商標)を搭載するスマートフォンである場合における、ステータスバー(画面の一部を占有する通知のための領域)に表示してもよい。
本実施形態において、警告解除要求通知部113は、警告部112がアプリケーションプログラムの使用に対する所定の警告を出力した際に、ユーザの指示を受け付け、当該指示に応じて、アプリケーションプログラムの使用に対する警告の解除要求をサーバ2に通
知する。警告に係る解除要求を通知されたサーバ2は、通知された解除要求が許可者に受理された場合に、当該アプリケーションプログラムを警告解除リストに追加する。本実施形態において、警告解除要求通知部113の処理、および、対応するサーバ2における処理は、解除要求通知部107の例と同様である。
<処理の流れ>
図6および図7のフローチャートを用いて、本実施形態に係るプログラムおよびサーバ2等の処理の流れを説明する。なお、図に示された処理の具体的な内容および順序は一例であり、処理内容および順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
図6は、実施形態に係る使用制限および解除要求の処理の流れの例を示すシーケンス図である。図6には、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムであるAアプリP3が起動され、使用制限され、その後AアプリP3の解除要求がされ、当該解除要求が受理される流れが記載されている。図6において、フィルタプログラムP1、OSP2、および、AアプリP3は、情報処理装置1で実行されている。
ステップS101では、監視部102が、最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報をOSP2から取得する。ここでは、最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムが何れであるかの状況に変化がないため、検知部103は、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化を検知しない。
ステップS102およびS103では、情報処理装置1のユーザのAアプリP3を起動する操作によって、AアプリP3の起動が開始される。このとき、OSP2内部では、最前面に視認可能に表示されアプリケーションプログラムがAアプリP3に切り替わる。
ステップS104では、監視部102が、最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報をOSP2から取得する。ここでは、AアプリP3の識別情報が取得され、ステップS101で取得した識別情報と異なっているため、検知部103が、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化を検知する。
ステップS105からS107まででは、AアプリP3が停止される。まず、検知部103は、使用制限条件として、ブロックリストにAアプリP3が含まれており、かつ、ブロック解除リストに含まれていないことが満たされていると判定する(ステップS105)。次に、使用制限部104は、AアプリP3が強制終了させることが可能であると判定して、OSP2を介して、強制終了により、AアプリP3の動作を停止させる(ステップS106およびS107)。
ステップS104からS107までの処理は、ステップS103でAアプリP3の起動が開始されてから、十分短い時間で実施される。このため、原則、AアプリP3の操作画面等が情報処理装置1の表示部17に表示されるより前に、AアプリP3は停止し、ユーザによる使用が制限される。
ステップS108およびS109では、AアプリP3の使用制限に関するブロック画面SC1が情報処理装置1の表示部17に表示される。
ステップS110およびS111では、解除要求通知部107が、ブロック画面SC1を介してユーザの解除申請の指示を受け付け、当該指示に応じて、AアプリP3使用制限の解除要求をサーバ2に通知する。なお、この際、通知を受けたサーバ2が、解除要求の
通知があったことを事前に登録された許可者のメールアドレス宛てに電子メールで通知することを採用してもよい。
ステップS112では、許可者によって、サーバ2が提供する申請受理画面SC2を介して、サーバ2における解除要求が受理される。次に、ステップS113では、サーバ2が、補助記憶装置24に記憶されるブロック解除リストに、AアプリP3を追加する。
ステップS114では、ブロック解除リスト取得部106が、ブロック解除リストを、サーバ2に要求する。ステップS115では、サーバ2が、AアプリP3が追加されたブロック解除リストを情報処理装置1へ送信し、ブロック解除リスト取得部106は、新たなブロック解除リストを取得し、補助記憶装置14に記憶する。このことによって、情報処理装置1では、使用制限部104によって、AアプリP3の使用が制限されなくなる。
図7は、本実施形態に係るプログラム(フィルタプログラム)による監視間隔決定、検知、使用制限、警告の処理の流れを示すフローチャートである。フィルタプログラムによるこの処理の流れは、図6におけるステップS101、S104、およびS105の処理を、別の側面から示したものである。また、この処理の流れは、フィルタプログラムが情報処理装置1で実行されたことを契機に開始され、フィルタプログラムが実行されている間、継続される。なお、処理の開始時点において、監視間隔は、Xミリ秒に決定されている。
ステップS201では、監視部102が、監視間隔決定部101によって決定されている監視間隔の時間、フィルタプログラムの処理を待機させる。フィルタプログラムは、待機しているため、情報処理装置1のCPU11に負荷をかけないこととなる。
ステップS202およびS203では、監視間隔の決定が行われる。まず、ステップS202では、監視間隔決定部101が、最後にアプリケーションプログラムの使用を制限した時刻を基準としてZ秒を経過したか否かを判定する。ステップ202で、最後にアプリケーションプログラムの使用を制限した時刻を基準としてZ秒を経過したと判定された場合は、監視間隔決定部101は、監視間隔をXミリ秒に変更する(ステップS203)。すなわち、後述のステップS207で、監視間隔がYミリ秒に変更されている場合に、監視間隔をXミリ秒に戻すこととなる。ステップ202で、最後にアプリケーションプログラムの使用を制限した時刻を基準としてZ秒を経過していないと判定された場合は、処理はステップS204へ進む。
ステップS204では、まず、監視部102が、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムの識別情報を取得し、次に、検知部103が、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムが何れであるかの状況に変化があったか否かを判定する。ステップS204で、監視に係る当該状況に変化があったと判定された場合(検知された場合)は、処理はステップS205へ進む。ステップS204で、監視に係る当該状況に変化がなかったと判定された場合(検知されなかった場合)は、処理はステップS201へ戻る。
ステップS205では、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムが、使用制限の対象であるか判定される。具体的には、使用制限部104が、当該アプリケーションプログラムが所定の使用制限条件を満たすか否かを判定する。ステップS205で、当該アプリケーションプログラムが使用制限の対象であると判定された場合は、処理はステップS206に進む。ステップS205で、当該アプリケーションプログラムが使用制限の対象でないと判定された場合は、処理はステップS208に進む。
ステップS206では、使用制限部104が、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムの動作を停止させること、または、ブロック画面SC1を当該アプリケーションプログラムの操作部より前面に表示することによって、当該アプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限する。
ステップS207では、監視間隔決定部101が、監視間隔をYミリ秒に変更する。この際、本実施形態のフィルタプログラムは、最後にアプリケーションプログラムの使用を制限した時刻として、現在時刻をRAM12に保存する。ステップS207の後、処理はステップS201へ戻る。
ステップS208では、警告部112によって、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムが、警告対象であるか否かが判定される。ステップS208で、当該アプリケーションプログラムが警告対象であると判定された場合は、処理はステップS209に進む。ステップS208で、当該アプリケーションプログラムが警告対象でないと判定された場合は、処理はステップS201に戻る。
ステップS209では、警告部112が、最前面に位置して視認可能に表示されるアプリケーションプログラムの使用に対する所定の警告情報を画面に表示する。ユーザは、表示された画面を閉じることにより、当該アプリケーションプログラムを使用することができる。
なお、本実施形態では、ステップS209における警告情報の出力の後に、ステップS207における監視間隔をYミリ秒に変更する処理を行わないこと採用しているが、ステップS209における警告情報の出力の後に、ステップS207における監視間隔をYミリ秒に変更する処理を行う処理フローを採用してもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、ユーザによる使用を制限してから所定の期間内であるZ秒内であるか否か応じて、Xミリ秒、またはYミリ秒の監視間隔を用いて、情報処理装置1の最前面に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを監視し、使用制限を行うため、処理負荷を抑えつつ、アプリケーションプログラムについて、迅速かつ適切な使用制限を行うことができる。
なお、ブロックリストの要素の全部または一部は、情報処理装置1が記憶する個人情報(例えば、情報処理装置1が携帯電話機である場合における、電話帳の連絡先等)を情報処理装置1の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示すものを採用してもよい。また、警告リストの要素の全部または一部は、情報処理装置1が記憶する個人情報を情報処理装置1の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示すものを採用してもよい。このようにすることで、個人情報を扱うアプリケーションプログラムの使用について、注意喚起や規制をすることができる。フィルタプログラムを利用するユーザは、使用しようとするアプリケーションプログラムによって個人情報が送信されているか否かを具体的に確認しなくても、個人情報を流出させるような悪意あるアプリケーションプログラムの使用が制限されるため、安心してアプリケーションプログラムを使用することができる。
1 情報処理装置(携帯電話機、コンピュータ)
2 サーバ(時刻サーバ)
3 ネットワーク
SC1 ブロック画面
SC2 申請受理画面
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リスト、および警告対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示す警告解除リストを記憶するサーバと、ネットワークを介して通信可能に接続しており、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記警告リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得する警告リスト取得手段と、前記警告解除リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることで取得する警告解除リスト取得手段と、前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、取得された前記警告リストに含まれ、かつ、取得された前記警告解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する警告手段と、前記警告手段が前記アプリケーションプログラムの使用に対する所定の警告情報を出力した際に、ユーザの指示を受け付け、該指示に応じて、該アプリケーションプログラムの使用に対する警告の解除要求を前記サーバに通知することで、該サーバに対して、該サ
ーバにおいて該解除要求が受理された場合に、該アプリケーションプログラムを前記警告解除リストに追加させる警告解除要求通知手段と、としてさらに機能させてもよい。
また、本発明に係るプログラムにおいて、前記情報処理装置は、使用時間量による使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間量制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間量制限アプリケーションプログラムリスト、および各時間量制限アプリケーションプログラムの上限の使用時間量を示す上限使用時間量を記憶しており、本発明に係るプログラムは、前記情報処理装置を、前記監視手段によって監視された前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムが使用可能な状態であった期間の時間量累積することで、各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累の時間量を示す累使用時間量を算出する使用時間量算出手段と、としてさらに機能させ、前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションとして、前記時間量制限アプリケーションプログラムリストに含まれ、かつ、前記使用時間量算出手段によって算出される前記累積使用時間量が前記上限使用時間量を超えているアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限してもよい。
本実施形態において、使用時間算出部108は、監視部102によって監視された使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムが使用可能な状態であった期間の時間量累積することで、各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累の時間量を示す累使用時間量を算出する。使用時間算出部108は、監視部102によって監視に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムについて、使用可能アプリケーションプログラムであるか否かが変化する監視時の時刻に基づいて、使用可能アプリケーションプログラムであった期間の時間を所定の規則に基づいて算出し、累積する。

Claims (18)

  1. 情報処理装置を、
    実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する監視間隔決定手段と、
    前記監視間隔決定手段によって決定されている前記監視間隔ごとに、前記使用可能アプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得し、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する使用制限手段と、
    として機能させるプログラム。
  2. 前記監視間隔決定手段は、前記使用制限手段によってユーザによる使用を制限してから所定の期間内であるときに、第1の時間間隔を監視間隔として決定し、前記使用制限手段によってユーザによる使用を制限してから前記所定の期間内でないときに、前記第1の時間間隔より長い第2の時間間隔を監視間隔として決定する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記情報処理装置を、
    前記監視手段によって監視された前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化したことを検知する検知手段としてさらに機能させ、
    前記使用制限手段は、前記検知手段によって検知がされた場合に限り、前記アプリケーションプログラムが前記所定の使用制限条件を満たすか否かを判定し、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの使用を制限する、請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記情報処理装置は、表示装置を有し、
    前記使用可能アプリケーションプログラムは、前記表示装置に視認可能に表示される1つ以上のアプリケーションプログラムであり、
    前記監視手段は、前記表示装置に視認可能に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得することで、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する、請求項1から3の何れか一項に記載のプログラム。
  5. 前記使用可能アプリケーションプログラムは、前記情報処理装置の表示において最前面に表示されるアプリケーションプログラムであり、
    前記監視手段は、前記最前面に表示されるアプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得することで、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記使用制限手段は、所定の条件に基づいて、アプリケーションプログラムの動作を停止させること、または、アプリケーションプログラムに係る表示より前面に、該表示を覆う画面を表示することによって、該アプリケーションプログラムのユーザによる使用を制限する、請求項4または5に記載のプログラム。
  7. 前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムの集合を示すブロックリストに含まれているアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する、請求項1か
    ら6の何れか一項に記載のプログラム。
  8. 前記情報処理装置は、前記ブロックリストを記憶するサーバとネットワークを介して通信可能に接続しており、
    前記情報処理装置を、
    前記使用制限手段によって用いられる前記ブロックリストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得するブロックリスト取得手段としてさらに機能させる、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記情報処理装置は、使用制限の対象となるアプリケーションプログラムの集合を示すブロックリスト、および使用制限の対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示すブロック解除リストを記憶するサーバと、ネットワークを介して通信可能に接続しており、
    前記情報処理装置を、
    前記使用制限手段が前記アプリケーションプログラムの使用を制限した際に、ユーザの指示を受け付け、該指示に応じて、該アプリケーションプログラムの使用制限の解除要求を前記サーバに通知することで、該サーバに対して、該サーバにおいて該解除要求が受理された場合に、該アプリケーションプログラムを前記ブロック解除リストが示す集合に追加させる解除要求通知手段と、
    前記ブロック解除リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることで取得するブロック解除リスト取得手段と、
    前記ブロックリストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得するブロックリスト取得手段と、
    としてさらに機能させ、
    前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、取得された前記ブロックリストに含まれ、かつ、取得された前記ブロック解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する、請求項1から6の何れか一項に記載のプログラム。
  10. 前記情報処理装置を、
    前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リストに含まれているアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する警告手段として、さらに機能させる請求項1から9の何れか一項に記載のプログラム。
  11. 前記情報処理装置は、警告対象となるアプリケーションプログラムの集合を示す警告リスト、および警告対象とならないアプリケーションプログラムの集合を示す警告解除リストを記憶するサーバと、ネットワークを介して通信可能に接続しており、
    前記情報処理装置を、
    前記警告手段が前記アプリケーションプログラムの使用に対する所定の警告情報を出力した際に、ユーザの指示を受け付け、該指示に応じて、該アプリケーションプログラムの使用に対する警告の解除要求を前記サーバに通知することで、該サーバに対して、該サーバにおいて該解除要求が受理された場合に、該アプリケーションプログラムを前記警告解除リストに追加させる警告解除要求通知手段と、
    前記警告解除リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることで取得する警告解除リスト取得手段と、
    前記警告リストを、前記サーバに要求し、前記情報処理装置へ送信させることによって、取得する警告リスト取得手段と、
    前記監視手段による監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するア
    プリケーションプログラムであって、取得された前記警告リストに含まれ、かつ、取得された前記警告解除リストに含まれていないアプリケーションプログラムの、使用に対する所定の警告情報を出力する警告手段と、
    としてさらに機能させる請求項1から9の何れか一項に記載のプログラム。
  12. 前記ブロックリストの要素の全部または一部は、前記情報処理装置が記憶する個人情報を前記情報処理装置の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示す、請求項7から9の何れか一項に記載のプログラム。
  13. 前記警告リストの要素の全部または一部は、前記情報処理装置が記憶する個人情報を前記情報処理装置の外部に送信または出力するアプリケーションプログラムを示す、請求項10または11に記載のプログラム。
  14. 前記情報処理装置は、使用時間量による使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間量制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間量制限アプリケーションプログラムリスト、および各時間量制限アプリケーションプログラムの上限の使用時間量を示す上限使用時間量を記憶しており、
    前記情報処理装置を、
    前記監視手段によって監視された前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかの変化に基づいて、各時間量制限アプリケーションプログラムが使用可能な状態であった期間の時間量累積することで、各時間量制限アプリケーションプログラムの使用可能であった累計の時間量を示す累計使用時間量を算出する使用時間量算出手段と、
    としてさらに機能させ、
    前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションとして、前記上限使用時間量アプリケーションプログラムリストに含まれ、かつ、前記使用時間量算出手段によって算出される前記累積使用時間量が前記上限使用時間量を超えているアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する、請求項1から6の何れか一項に記載のプログラム。
  15. 前記情報処理装置は、時間帯に応じた使用制限の対象となるアプリケーションプログラムである時間帯制限アプリケーションプログラムの集合を示す時間帯制限アプリケーションプログラムリスト、および各時間帯制限アプリケーションプログラムの制限時間帯を記憶しており、
    前記使用制限手段は、前記所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムとして、前記時間帯制限アプリケーションプログラムリストに含まれるアプリケーションプログラムであって、前記制限時間帯に現在時刻が該当するアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する、請求項1から6の何れか一項に記載のプログラム。
  16. 前記情報処理装置は、時刻を管理する時刻サーバとネットワークを介して通信可能に接続し、
    前記情報処理装置を、
    前記時刻サーバと通信することで前記時刻サーバが管理する現在時刻を取得する現在時刻取得手段としてさらに機能させ、
    前記使用制限手段は、前記現在時刻取得手段によって取得された現在時刻に基づいて、現在時刻が前記アプリケーションプログラムの前記制限時間帯に該当しているか否かを判定する、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記情報処理装置は、携帯電話機である請求項1から16の何れか一項に記載のプログラム。
  18. コンピュータによって、
    実行中のアプリケーションプログラムのうち、ユーザによって現在使用可能なアプリケーションプログラムである、使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかが変化する可能性の高いときに短くなる、該可能性の高低に応じた時間間隔を、監視間隔として決定する監視間隔決定ステップと、
    前記監視間隔決定ステップにおいて決定されている前記監視間隔ごとに、前記使用可能アプリケーションプログラムを識別する識別情報を取得し、前記使用可能アプリケーションプログラムが何れであるかを監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにおける監視の時に前記使用可能アプリケーションプログラムに該当するアプリケーションプログラムであって、所定の使用制限条件を満たすアプリケーションプログラムの、ユーザによる使用を制限する使用制限ステップと、
    が実行される情報処理方法。
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