JP2019045939A - 通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラム - Google Patents

通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが携帯端末の使用に依存していることを示す情報を適切に出力する。【解決手段】通知装置1は、携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部121と、所定期間における使用履歴に基づいて、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部122と、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する出力部124と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが携帯端末の使用に依存していることを示す情報を出力する通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラムに関する。
近年、携帯端末の使用への過度の依存が問題となっている。このような問題に対して、例えば特許文献1には、監視対象とするネットワークアプリケーションが最前面で処理されている時間に基づいて、当該ネットワークアプリケーションの使用を制限するシステムが開示されている。
特開2009−042873号公報
ところで、携帯端末への過度の依存は、携帯端末にインストールされている長時間の利用とは異なる形式の依存もある。例えば、携帯端末の使用時間は少ないものの、友人等とコミュニケーションをとるために携帯端末を頻繁に使用するユーザや、所定のアプリケーションを使用していないと欲求不満になるユーザや、他に用事があったり携帯端末を使用するのに抵抗感を感じていたりするにもかかわらず携帯端末を使用してしまうユーザが存在する。そこで、これらのユーザに対して適切に携帯端末の使用に依存していることを通知することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが携帯端末の使用に依存していることを示す情報を適切に出力することができる通知装置、通知システム、通知方法及び通知プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る通知装置は、携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部と、所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部と、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する出力部と、を備える。
前記出力部は、特定されたアプリケーションの数にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記特定部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおける前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定し、前記出力部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおいて特定されたアプリケーションの数と、複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況とに基づいて、前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおいて特定されたアプリケーションの数が第1範囲内であり、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2範囲内である場合に、前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、特定されたアプリケーションの数が第1閾値以上であるとともに、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2閾値以上である場合に、前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、特定されたアプリケーションの数が第1閾値以上であるとともに、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2閾値以上である場合に、前記通知情報として、前記ユーザが前記携帯端末を使用していない場合に情緒が不安定になる形態、又は、前記携帯端末を使用することに誘因される形態であることを示す情報を出力してもよい。
前記出力部は、前記特定されたアプリケーションの前記所定期間における実行回数にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、前記特定された1以上のアプリケーションのそれぞれの前記所定期間における実行回数であるアプリケーション別実行回数にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記アプリケーションは、複数のカテゴリの少なくともいずれかに関連付けられており、前記出力部は、前記アプリケーション別実行回数が相対的に高いアプリケーションに関連付けられているカテゴリにさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、前記アプリケーション別実行回数が相対的に高いアプリケーションに関連付けられているカテゴリにさらに基づいて、前記通知情報として、前記携帯端末を使用することを躊躇しながらも前記携帯端末を使用する形態、又は、承認欲求を満たすために前記携帯端末を使用する形態であることを示す情報を出力してもよい。
前記特定部は、特定されたアプリケーションから遷移先のアプリケーションに遷移した回数である遷移回数をさらに特定し、前記出力部は、前記遷移回数にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、特定された複数のアプリケーションにおいて、他の全てのアプリケーションに遷移したときの遷移数に対する、特定された複数のアプリケーションの他のアプリケーションへの実際の遷移数の比率にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記特定部は、連続して使用したアプリケーションの数が所定数以上である場合に、当該アプリケーションを、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションとして特定してもよい。
前記出力部は、アプリケーションの連続使用において連続して使用されたアプリケーションの数にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記特定部は、前記使用履歴において、複数のアプリケーションの使用時間の間に、所定のイベントが含まれない場合に、当該複数のアプリケーションを、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションとして特定してもよい。
前記アプリケーションは、複数のカテゴリの少なくともいずれかに関連付けられており、前記特定部は、前記使用履歴に基づいて、所定のカテゴリのアプリケーションのうち、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定してもよい。
前記出力部は、前記使用履歴において示される前記アプリケーションが実行された時刻にさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記出力部は、前記使用履歴において示される前記アプリケーションの使用時間の長さにさらに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
前記特定部は、特定されたアプリケーションをノード、特定された複数のアプリケーションのそれぞれの遷移関係をエッジとしたグラフを生成し、前記出力部は、前記グラフにおけるノードの数とエッジの数とに基づいて前記通知情報を出力してもよい。
本発明の第2の態様に係る通知システムは、通知装置と、携帯端末とを備える通知システムであって、前記通知装置は、前記携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部と、所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部と、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を前記携帯端末に出力する出力部とを有し、前記携帯端末は、表示部と、前記通知装置から出力された前記通知情報を前記表示部に表示させる表示制御部とを有する。
本発明の第3の態様に係る通知方法は、コンピュータが実行する、携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得するステップと、所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定するステップと、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力するステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係る通知プログラムは、コンピュータを、携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部、所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部、及び、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する出力部、として機能させる。
本発明によれば、ユーザが携帯端末の使用に依存していることを示す情報を適切に出力することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る通知システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。 本実施形態における制御部における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る使用履歴情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る特定部がアプリチェーンを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係る使用履歴が図4に示すものである場合に生成されたアプリチェーンを示す図である。 本実施形態に係る特定部がグラフを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係るグラフの一例と、当該グラフに対応する隣接行列を示す図である。 本実施形態に係る判定部が携帯端末の使用にユーザが依存しているかを判定する処理の詳細を示すフローチャートである。
[通知システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る通知システムSの概要を示す図である。通知システムSは、通知装置1と、携帯電話回線やインターネット等の通信ネットワークを介して通知装置1と通信可能な携帯端末2とを備える。通知システムSは、携帯端末2を使用するユーザが、携帯端末2の使用に依存している場合に、携帯端末2の使用に依存していることをユーザに通知するシステムである。
図1に示されるように、通知装置1は、携帯端末2におけるアプリケーションの使用履歴を携帯端末2から取得する(図1の(1))。通知装置1は、取得した使用履歴に基づいて、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する(図1の(2))。
通知装置1は、特定したアプリケーションの数と、アプリケーションの遷移状況とに基づいて、ユーザが携帯端末2の使用に依存しているか否かを判定する(図1の(3))。ここで、アプリケーションの遷移とは、ユーザが使用中のアプリケーションが移り変わるこという。通知装置1は、ユーザが携帯端末2の使用に依存していると判定すると、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを示す通知情報を携帯端末2に出力する。
携帯端末2の使用に依存しているユーザは、携帯端末2を使用する度に特定のアプリケーションを使用したり特定の複数のアプリケーションを順番に使用したりする傾向が高い。これに対して、通知装置1は、ユーザが連続して使用した複数のアプリケーションの数及び遷移状況に基づいて、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを精度良く判定することができる。これにより、通知装置1は、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを示す情報を適切に出力することができる。
以下、通知装置1の構成について説明する。
[通知装置1の構成例]
図2は、本実施形態に係る通知装置1の構成を示す図である。
通知装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。記憶部11は、通知装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、通知装置1の制御部12を、後述する取得部121、特定部122、判定部123、及び出力部124として機能させる通知プログラムを記憶する。
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、通知装置1に係る機能を制御する。制御部12は、通知プログラムを実行することにより、取得部121、特定部122、判定部123、及び出力部124として機能する。
以下に、制御部12における処理の流れを示すフローチャートを参照しながら、制御部12が備える各機能について説明を進める。図3は、本実施形態における制御部12における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、取得部121は、携帯端末2におけるアプリケーションの使用履歴を取得する(S10)。例えば、携帯端末2には、ユーザが携帯端末2の使用に依存しているか否かを通知するための端末側プログラムが記憶されている。携帯端末2は、端末側プログラムが実行されている場合に、所定時間(例えば、1日)おきにアプリケーションの使用履歴を示す使用履歴情報を通知装置1に送信する。例えば、取得部121は、所定時間おきに携帯端末2から送信される使用履歴情報を受信することにより使用履歴を取得する。取得部121は、携帯端末2から取得した使用履歴情報を記憶部11に記憶させる。
図4は、本実施形態に係る使用履歴情報の一例を示す図である。図4に示すように、使用履歴情報には複数のレコードが含まれている。複数のレコードのそれぞれには、携帯端末2を識別するデバイスIDと、携帯端末2において発生したイベントの名称を示すイベント名と、イベントが発生した日時と、イベントによって実行されたアプリケーションの名称とが含まれている。
なお、図4には示さないが、各レコードには、スクリーン情報と、ロック画面情報と、バックライト状態と、画面ロック状態と、電源状態とが含まれている。スクリーン情報は、携帯端末2の表示部に各種情報が表示されているか否かを示す情報である。ロック画面情報は、携帯端末2の操作を制限するロック画面が表示されているか否かを示す情報である。バックライト状態は、携帯端末2の表示部の背面に設けられているバックライトの状態を示す情報である。画面ロック状態は、携帯端末2の画面がロックされているか否かを示す情報である。
図3に説明を戻し、特定部122は、取得部121により取得され、記憶部11に記憶された所定期間における携帯端末2の使用履歴に基づいて、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する。ここで、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを示す情報をアプリチェーンという。すなわち、特定部122は、所定期間における携帯端末2の使用履歴に基づいて、アプリチェーンを生成する(S20)。
特定部122は、使用履歴において、複数のアプリケーションの使用時間の間に所定のイベントが含まれない場合に、当該複数のアプリケーションをアプリチェーンに含まれる複数のアプリケーションとして特定する。所定のイベントは、例えば、スクリーンのON、OFFを示すイベント、画面のロック解除を示すイベント等の携帯端末2のOS(オペレーティングシステム)の機能に関するイベントである。このようにすることで、通知装置1は、正確にアプリチェーンを生成することができる。
以下に、アプリチェーンを生成する処理の詳細について説明する。図5は、本実施形態に係る特定部122がアプリチェーンを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。まず、特定部122は、使用履歴情報を参照し、最も古いレコードの取得を試行する(S21)。
続いて、特定部122は、S21における試行の結果、レコードが取得できたか否かを判定する(S22)。特定部122は、レコードが取得できたと判定すると、S23に処理を移し、レコードが取得できなかったと判定すると、本フローチャートの処理を終了する。
続いて、特定部122は、直前に取得したレコードが、アプリケーションの起動に関するレコードであるか否かを判定する(S23)。特定部122は、アプリケーションの起動に関するレコードである場合には、S24に処理を移し、アプリケーションの起動に関するレコードではない場合には、S25に処理を移す。
S24において、特定部122は、直前に取得されたレコードに対応するアプリケーションの実行終了時間を特定する。具体的には、特定部122は、新たに取得したレコードに含まれる日時を、直前に取得されたレコードに対応するアプリケーションの実行終了時間と特定する。
S25において、特定部122は、新たに取得されたレコードに含まれるイベントに基づいて、当該レコードがアプリケーションの起動に関するレコードであるか否かを判定する。特定部122は、アプリケーションの起動に関するレコードであると判定すると、S26に処理を移し、アプリケーションの起動に関するレコードではないと判定すると、S21に処理を移す。
S26において、特定部122は、新たに取得されたレコードに対応するアプリケーションの実行開始時間を特定する。具体的には、特定部122は、新たに取得されたレコードに含まれる日時を、新たに取得されたレコードに対応するアプリケーションの実行開始時間と特定する。
S27において、特定部122は、S24において特定されたアプリケーションの実行終了時間と、S26において特定されたアプリケーションの実行開始時間とに基づいて、アプリケーションが連続して実行されたか否かを判定する。例えば、特定部122は、S24において特定された実行終了時間と、S26において特定された実行開始時間との時間差が所定時間(例えば、10秒)以内か否かを判定する。特定部122は、時間差が所定時間よりも長いと判定すると、S28に処理を移す。特定部122は、時間差が所定時間以内と判定すると、S29に処理を移す。
S28において、特定部122は、アプリチェーンを新たに生成する。特定部122は、新たに取得されたレコードに含まれているアプリケーション名と、日時(実行開始時間)とをアプリチェーンに含めることによりアプリチェーンを生成する。
S29において、特定部122は、新たに取得されたレコードに含まれるアプリケーション名及び日時(実行開始時間)を生成中のアプリチェーンに追加する。特定部122は、S29の処理が終了するとS21に処理を移す。
なお、同一のアプリケーションの起動に対応する2つのレコードの間に1以上のアプリケーションの起動に対応していないレコードが存在する場合、すなわち、同一のアプリケーションが、アプリケーションの起動に対応していないレコードを挟んで2回起動された場合、ユーザが同一のアプリケーションを使用していたに過ぎず、異なるアプリケーションの連続使用に該当しない。このため、特定部122は、同一のアプリケーションの起動に対応する2つのレコードの間に1以上のアプリケーションの起動に対応していないレコードが存在する場合には、S29において、新たに取得されたレコードに含まれる、当該同一のアプリケーションに対応するアプリケーション名及び日時を生成中のアプリチェーンに追加しないようにしてもよい。
図6は、本実施形態に係る使用履歴が図4に示すものである場合に生成されたアプリチェーンを示す図である。特定部122は、図6に示すように、18:00:15から18:12:57までの間に実行された4つのアプリケーション(メールアプリ、SNS(Social Networking Service)アプリA、SNSアプリB、ブラウザアプリ)に対応するアプリチェーンを生成する。また、特定部122は、図6に示すように、18:23:40から18:27:38までの間に実行された2つのアプリケーション(SNSアプリA、SNSアプリB)に対応するアプリチェーンを生成する。
なお、アプリケーションは、複数のカテゴリの少なくともいずれかに関連付けられていてもよい。カテゴリは、例えば、コミュニケーション、ブラウザ、動画、教育、ゲーム、ショッピング等である。そして、特定部122は、使用履歴に基づいて、所定のカテゴリのアプリケーションのうち、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを、アプリチェーンに含まれる複数のアプリケーションとして特定してもよい。
例えば、所定のカテゴリは、コミュニケーション、ブラウザ、動画等の、携帯端末2の使用依存に与える影響が高いと考えられるアプリケーションが属するカテゴリである。このようにすることで、通知装置1は、携帯端末2の設定を行うアプリケーションや、セキュリティを保護するためのアプリケーション等の、携帯端末2の使用依存に与える影響が低いアプリケーションを除外し、携帯端末2の使用依存に与える影響が高いアプリケーションから構成されるアプリチェーンを特定することができる。
また、特定部122は、連続して使用したアプリケーションの数が所定数以上である場合に、当該アプリケーションを、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションとして特定してもよい。すなわち、特定部122は、連続して使用したアプリケーションの数が所定数以上である場合に限定してアプリチェーンを生成し、連続して使用したアプリケーションの数が所定数未満である場合に、アプリチェーンを生成しないようにしてもよい。このようにすることで、アプリケーションの連続使用のみに基づいてユーザが携帯端末2の使用依存であるかを判定することができる。
図3に説明を戻す。特定部122は、連続して使用された複数のアプリケーションを特定することにより、アプリチェーンを生成すると、アプリチェーンに含まれる当該複数のアプリケーションをノード、当該複数のアプリケーションのそれぞれの遷移関係をエッジとしたグラフを生成する(S30)。本実施形態において、特定部122は、アプリチェーンに含まれるノードと、エッジとを示す隣接行列を生成することにより、グラフを生成する。
図7は、本実施形態に係る特定部122がグラフを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、特定部122は、生成された全てのアプリチェーンを参照し、アプリチェーンに含まれるアプリケーションをノードとして特定する(S31)。
続いて、特定部122は、特定したノード(アプリケーション)の個数に基づいて隣接行列を生成する(S32)。ノードの数をnとした場合、特定部122は、n×nの隣接行列を生成する。ここで、隣接行列における各要素の初期値は0である。
続いて、特定部122は、複数のアプリチェーンを参照し、ノードの遷移関係に基づいて隣接行列の各要素の値を更新する(S33)。具体的には、特定部122は、アプリチェーンに含まれているアプリケーション名と、アプリケーションの実行開始時間とに基づいて、アプリケーションが実行された順序を特定し、当該順序に基づいてエッジを特定する。そして、特定部122は、エッジに対応する隣接行列の要素の値を更新する。全てのエッジに基づいて隣接行列の要素の値が更新されると、隣接行列はグラフを示すこととなる。
図8は、本実施形態に係るグラフの一例と、当該グラフに対応する隣接行列を示す図である。図8(a)は、グラフの一例であり、図8(b)は、図8(a)に対応する隣接行列である。図8(a)において、アプリケーション「SNSアプリA」、「SNSアプリB」、「メールアプリ」、「ブラウザアプリ」、「ドキュメントアプリ」は、それぞれノードN1、ノードN2、ノードN3、ノードN4、ノードN5に対応している。また、図8は、エッジに対して向きを規定した有向グラフである。また、図8(b)に示す隣接行列のi番目は、ノードに割り当てた番号に対応している。図8(b)に示す例では、有向グラフにおけるエッジの向きを反映した隣接行列である。
なお、本実施形態では、有向グラフに基づいてエッジの向きを反映した隣接行列を生成したが、これに限らず、無向グラフを用いて隣接行列を生成してもよい。この場合、隣接行列は対称行列となる。
図8に示すように、「SNSアプリA」から最も多くのエッジが形成されており、ユーザが、「SNSアプリA」を中心としてアプリケーションを使用していることが確認できる。このように、グラフ及び隣接行列から、ユーザの行動パターンや嗜好を把握することができる。
特定部122は、特定したアプリチェーンに含まれる1以上のアプリケーションのそれぞれの、所定期間における実行回数を特定する。ここで、アプリケーションのそれぞれの所定期間における実行回数をアプリケーション別実行回数という。特定部122は、アプリケーション別実行回数を、生成されたグラフにおける各ノードの次数とする。
また、特定部122は、特定したアプリチェーンに含まれる1以上のアプリケーションのそれぞれについて、当該アプリケーションから遷移先のアプリケーションに遷移した回数である遷移回数を特定する。例えば、図4に示す例において抽出された、4つのアプリケーションを含むアプリチェーンにおいて、アプリケーション「メールアプリ」の遷移先のアプリケーションは、「SNSアプリA」である。特定部122は、アプリケーションにおける遷移回数を、当該アプリケーションに対応するエッジの次数とする。
図3に説明を戻す。判定部123は、特定部122により特定されたアプリチェーンに含まれる2以上のアプリケーションの数(ノード数)と、1以上のアプリケーションの遷移状況(エッジ数)とに基づいて、携帯端末2のユーザが、携帯端末2の使用に依存しているか否かを判定する(S40)。
図9は、本実施形態に係る判定部123が携帯端末2の使用にユーザが依存しているかを判定する処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、判定部123は、隣接行列に基づいて、グラフのノード数、エッジ数、及びグラフの密度を特定する(S401)。
ここで、グラフの密度は、特定された複数のアプリケーションにおいて、他の全てのアプリケーションに遷移したときの遷移数に対する、特定された複数のアプリケーションの他のアプリケーションへの実際の遷移数の比率に基づいて算出される。すなわち、グラフの密度は、グラフにおいて取り得るエッジ数の最大値に対する実際のエッジ数の比率に基づいて算出される。
続いて、判定部123は、最大次数を有するノードを特定する(S402)。
続いて、判定部123は、ノード数が閾値Th1以上か否かを判定する(S403)。判定部123は、ノード数が閾値Th1以上である場合には、S405に処理を移す。判定部123は、ノード数が閾値Th1未満である場合には、ユーザが携帯端末2の使用に依存していないと判定し(S404)、本フローチャートに係る処理を終了する。
S405において、判定部123は、グラフの密度に基づいて分岐処理を行う。具体的には、判定部123は、グラフの密度が閾値Th2以上かつ閾値Th3未満である場合にはS406に処理を移し、閾値Th3以上である場合にはS407に処理を移し、閾値Th2未満である場合には、S408に処理を移す。
S406において、判定部123は、ユーザが誘因型依存の使用依存状態にあると判定する。誘因型依存は、例えば、ユーザが携帯端末2を使用することに誘因される形態の使用依存である。
S407において、判定部123は、ユーザが情緒型依存の使用依存状態にあると判定する。情緒型依存は、例えば、ユーザが携帯端末2を使用していない場合に情緒が不安定になる形態の使用依存である。
S408において、判定部123は、S402において特定されたノードに対応する次数、すなわち、グラフにおけるノードの最大次数が閾値Th4以上であるか否かを判定する。判定部123は、最大次数が閾値Th4以上であると判定すると、S409に処理を移し、最大次数が閾値Th4未満であると判定すると、ユーザが統制不全型依存の使用依存状態にあると判定する(S411)。
ここで、統制不全型依存は、携帯端末2の使用することを躊躇しながらも携帯端末2を使用する形態の使用依存である。ユーザが統制不全型依存である場合、ユーザは、携帯端末2において、無意識に様々なアプリケーションを使用する。
判定部123は、ノードの次数が相対的に高いノード(アプリケーション)に関連付けられているカテゴリに基づいて、承認欲求型依存又は統制不全型依存であるかを判定する。具体的には、判定部123は、S409において、最大次数のノードのカテゴリがコミュニケーションであるか否かを判定する。判定部123は、最大次数のノードのカテゴリがコミュニケーションであると判定すると、ユーザが承認欲求型依存の使用依存状態にあると判定する(S410)。また、判定部123は、最大次数のノードのカテゴリがコミュニケーション以外と判定すると、ユーザが統制不全型依存の使用依存状態にあると判定する(S411)。
ここで、承認欲求型依存は、承認欲求を満たすために携帯端末2を使用する形態の使用依存である。ユーザが承認欲求型依存である場合、ユーザは、他のユーザから承認を得ようとするために、携帯端末2において、頻繁にコミュニケーションに係るアプリケーションを使用する。
判定部123は、ユーザの依存状態を判定すると、本フローチャートに係る処理を終了する。
なお、本フローチャートにおいて、判定部123は、ノード数及び密度に基づいて誘因型依存及び情緒型依存と判定したが、これに限らず、ノード数及びエッジ数に基づいて誘因型依存及び情緒型依存と判定してもよい。この場合において、判定部123は、ノード数が閾値Th1(第1閾値)以上であるとともに、エッジ数が第2閾値以上である場合に、誘因型依存及び情緒型依存と判定してもよい。
また、判定部123は、エッジの次数に基づいてユーザが使用依存状態にあるか否かを判定してもよい。例えば、特定部122は、次数が所定の閾値よりも高いエッジに基づいてグラフを生成し、判定部123は、当該グラフに基づいてユーザが使用依存状態にあるかを判定してもよい。このように生成されたグラフは、例外的に使用されたアプリケーションに対応するエッジが反映されないものとなる。したがって、判定部123は、ユーザが連続して使用する傾向が強いアプリケーションのみに基づいて、ユーザが使用依存状態にあるかを精度良く判定することができる。
また、判定部123は、使用履歴又はアプリチェーンにおいて示されるノードを示すアプリケーションが実行された時刻やアプリケーションの実行時間の長さに基づいてユーザが使用依存状態にあるか否かを判定してもよい。
この場合において、まず、特定部122は、グラフを生成する場合に、使用履歴情報、又は生成されたアプリチェーンに含まれるアプリケーションが実行された時間に基づいて、ノードの次数及びエッジの次数に重み付けを行う。例えば、特定部122は、深夜帯にアプリケーションが実行されている場合、又は、アプリケーションの使用時間の長さが所定時間よりも長い場合、当該アプリケーションに対応するノードの次数が大きくなるように重み付けを行う。これにより、判定部123は、最大次数のノードを選択する場合に、アプリケーションが実行された時刻やアプリケーションの実行時間の長さを考慮してノードを選択し、ユーザが使用依存状態にあるかを精度良く判定することができる。
また、判定部123は、アプリケーションの連続使用において連続して使用されたアプリケーションの数、すなわち、アプリチェーンの長さに基づいて、ユーザが使用依存状態にあるか否かを判定してもよい。アプリチェーンの長さが大きく、多くのアプリケーションを連続して使用している場合には、ユーザが携帯端末2を使用することにより、リラックスしていると考えられる。よって、例えば、判定部123は、アプリチェーンの長さが所定の長さよりも大きい場合に、ユーザが情緒型依存の使用依存状態にあると判定する。
また、判定部123は、複数の所定期間のそれぞれに対応するアプリチェーンに基づいて、ユーザが使用依存状態にあるかを判定してもよい。この場合において、特定部122は、記憶部11に記憶されている複数の所定期間のそれぞれに対応する使用履歴情報に基づいて、複数の所定期間のそれぞれに対応するアプリチェーンを生成する。そして、特定部122は、複数の所定期間のそれぞれに対応するアプリチェーンに基づいて、複数の所定期間のそれぞれのグラフを生成する。
そして、判定部123は、生成された複数の所定期間のそれぞれのグラフが類似している場合に、ユーザが使用依存状態にあると判定する。具体的には、判定部123は、複数の所定期間のそれぞれにおいて生成されたグラフのノードの数が第1範囲内であり、エッジの数が第2範囲内である場合に、複数のグラフが類似しており、ユーザが使用依存状態にあると判定する。このようにすることで、判定部123は、習慣的に携帯端末2を多用しているユーザを、使用依存状態にあると判定することができる。
また、判定部123は、生成されたグラフに対応する複数のノードのそれぞれの次数に基づいて、ユーザが使用依存状態にあるかを判定してもよい。例えば、判定部123は、所定数のノードの次数が所定の次数を超える場合に、ユーザが使用依存状態にあると判定してもよい。このようにすることで、判定部123は、ユーザが複数のアプリケーションのそれぞれを頻繁に使用しているユーザを携帯端末2の使用に依存しているユーザと判定することができる。
出力部124は、アプリチェーンに含まれるアプリケーションの数、及びアプリケーションの遷移状況に基づいて判定部123が判定すると、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する(S50)。
具体的には、出力部124は、ユーザが携帯端末2の使用に依存していると判定部123が判定すると、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを示す通知情報を携帯端末2に出力する。ここで、出力部124は、判定部123による判定結果が示すユーザの携帯端末2の使用依存の種類(誘因型依存、情緒型依存、承認欲求型依存、統制不全型依存)を含む通知情報を携帯端末2に出力してもよい。
携帯端末2は、表示制御部として機能し、通知情報を受信すると、自身が備える表示部に当該通知情報を表示させる。これにより、ユーザは、自身が携帯端末2の使用に依存していることを認識し、依存の解消に対応することができる。
なお、出力部124は、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを示す情報を携帯端末2の識別情報と関連付けて記憶部11に記憶させたり、通知装置1を管理する管理者が使用する管理端末(不図示)に出力したりしてもよい。
[本実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係る通知装置1は、携帯端末2における所定期間におけるアプリケーションの使用履歴に基づいて、携帯端末2のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定し、特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する。
携帯端末2の使用に依存しているユーザは、携帯端末2を使用する度に特定のアプリケーションを使用したり特定の複数のアプリケーションを順番に使用したりする傾向が高い。これに対して、通知装置1は、ユーザが連続して使用した複数のアプリケーションの数及び遷移状況に基づいて、ユーザが携帯端末2の使用に依存していることを示す情報を適切に出力することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
例えば、上述の実施形態では、判定部123が、図9に示すフローチャートに基づいてユーザが携帯端末2の使用に依存しているか否かを判定したが、これに限らない。例えば、判定部123は、グラフのノード、エッジ、密度の少なくともいずれかに基づいてユーザが携帯端末2の使用に依存しているか否かを判定してもよい。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、携帯端末2が、取得部121、特定部122、判定部123、及び出力部124を備え、通知装置1として機能するようにしてもよい。
1・・・通知装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・取得部、122・・・特定部、123・・・判定部、124・・・出力部、2・・・携帯端末、S・・・通知システム

Claims (22)

  1. 携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部と、
    所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部と、
    特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する出力部と、
    を備える通知装置。
  2. 前記出力部は、特定されたアプリケーションの数にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1に記載の通知装置。
  3. 前記特定部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおける前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定し、
    前記出力部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおいて特定されたアプリケーションの数と、複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況とに基づいて、前記通知情報を出力する、
    請求項2に記載の通知装置。
  4. 前記出力部は、複数の前記所定期間のそれぞれにおいて特定されたアプリケーションの数が第1範囲内であり、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2範囲内である場合に、前記通知情報を出力する、
    請求項3に記載の通知装置。
  5. 前記出力部は、特定されたアプリケーションの数が第1閾値以上であるとともに、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2閾値以上である場合に、前記通知情報を出力する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の通知装置。
  6. 前記出力部は、特定されたアプリケーションの数が第1閾値以上であるとともに、特定された複数のアプリケーションの遷移先のアプリケーションの数が第2閾値以上である場合に、前記通知情報として、前記ユーザが前記携帯端末を使用していない場合に情緒が不安定になる形態、又は、前記携帯端末を使用することに誘因される形態であることを示す情報を出力する、
    請求項5に記載の通知装置。
  7. 前記出力部は、前記特定されたアプリケーションの前記所定期間における実行回数にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の通知装置。
  8. 前記出力部は、前記特定された1以上のアプリケーションのそれぞれの前記所定期間における実行回数であるアプリケーション別実行回数にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の通知装置。
  9. 前記アプリケーションは、複数のカテゴリの少なくともいずれかに関連付けられており、
    前記出力部は、前記アプリケーション別実行回数が相対的に高いアプリケーションに関連付けられているカテゴリにさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項8に記載の通知装置。
  10. 前記出力部は、前記アプリケーション別実行回数が相対的に高いアプリケーションに関連付けられているカテゴリにさらに基づいて、前記通知情報として、前記携帯端末を使用することを躊躇しながらも前記携帯端末を使用する形態、又は、承認欲求を満たすために前記携帯端末を使用する形態であることを示す情報を出力する、
    請求項9に記載の通知装置。
  11. 前記特定部は、特定されたアプリケーションから遷移先のアプリケーションに遷移した回数である遷移回数をさらに特定し、
    前記出力部は、前記遷移回数にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の通知装置。
  12. 前記出力部は、特定された複数のアプリケーションにおいて、他の全てのアプリケーションに遷移したときの遷移数に対する、特定された複数のアプリケーションの他のアプリケーションへの実際の遷移数の比率にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の通知装置。
  13. 前記特定部は、連続して使用したアプリケーションの数が所定数以上である場合に、当該アプリケーションを、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションとして特定する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の通知装置。
  14. 前記出力部は、アプリケーションの連続使用において連続して使用されたアプリケーションの数にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の通知装置。
  15. 前記特定部は、前記使用履歴において、複数のアプリケーションの使用時間の間に、所定のイベントが含まれない場合に、当該複数のアプリケーションを、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションとして特定する、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の通知装置。
  16. 前記アプリケーションは、複数のカテゴリの少なくともいずれかに関連付けられており、
    前記特定部は、前記使用履歴に基づいて、所定のカテゴリのアプリケーションのうち、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する、
    請求項1から15のいずれか1項に記載の通知装置。
  17. 前記出力部は、前記使用履歴において示される前記アプリケーションが実行された時刻にさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から16のいずれか1項に記載の通知装置。
  18. 前記出力部は、前記使用履歴において示される前記アプリケーションの使用時間の長さにさらに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から17のいずれか1項に記載の通知装置。
  19. 前記特定部は、特定されたアプリケーションをノード、特定された複数のアプリケーションのそれぞれの遷移関係をエッジとしたグラフを生成し、
    前記出力部は、前記グラフにおけるノードの数とエッジの数とに基づいて前記通知情報を出力する、
    請求項1から18のいずれか1項に記載の通知装置。
  20. 通知装置と、携帯端末とを備える通知システムであって、
    前記通知装置は、
    前記携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部と、
    所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部と、
    特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を前記携帯端末に出力する出力部とを有し、
    前記携帯端末は、
    表示部と、
    前記通知装置から出力された前記通知情報を前記表示部に表示させる表示制御部とを有する、
    通知システム。
  21. コンピュータが実行する、
    携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得するステップと、
    所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定するステップと、
    特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力するステップと、
    を備える通知方法。
  22. コンピュータを、
    携帯端末におけるアプリケーションの使用履歴を取得する取得部、
    所定期間における前記使用履歴に基づいて、前記携帯端末のユーザが連続して使用した複数のアプリケーションを特定する特定部、及び、
    特定された複数のアプリケーションにおけるアプリケーションの遷移状況に基づいて、前記ユーザが前記携帯端末の使用に依存していることを通知する通知情報を出力する出力部、
    として機能させる通知プログラム。
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