JP2018080930A - オープンコレクタ方式の回転センサの自己診断回路 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、オープンコレクタ方式の回転センサ1と自己診断回路の一実施例を示す図である。回転センサ1は、センサ回路2とスイッチ素子Q1(第一のスイッチ素子)とスイッチ素子Q2(第二のスイッチ素子)とを有する。また、回転センサ1は、スイッチ素子Q1のコレクタ端子を抵抗R1を介して電源端子VDDと接続し、スイッチ素子Q2のコレクタ端子を抵抗R2を介して電源端子VDDと接続し、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2のエミッタ端子をグランド端子GNDと接続して用いる。また、回転センサ1は、センサ回路2に設けられるA相用センサが計測したA相信号(第一の信号:パルス信号)をスイッチ素子Q1を介して出力し、センサ回路2に設けられるB相用センサが計測したB相信号(第二の信号:パルス信号)をスイッチ素子Q2を介して出力する。なお、スイッチ素子Q1、Q2はトランジスタである。また、B相信号はA相信号に対して90度の位相差を有する。
[1]回転センサ1に短絡異常が発生していない場合
図2は、回転センサ1に短絡異常が発生していない場合のA相信号、B相信号、短絡検出信号の信号波形を示す図である。図2のAは、スイッチ素子Q1のコレクタ端子から出力されているA相信号の信号波形を示している。図2のBは、スイッチ素子Q2のコレクタ端子から出力されているB相信号の信号波形を示している。図2のCは、短絡検出時間(短絡検出開始時刻t0から短絡検出終了時刻t1)において、制御回路4から出力される短絡検出信号(ハイレベルの信号)の信号波形を示している。図2のDは、短絡異常がない場合で、かつ短絡検出信号がハイレベルのときにおいて、検出回路3でB相信号を検出したときの信号波形を示している。また、時間T1は、図2のA、BにおいてA相信号とB相信号がともにローレベルになる時間を示し、時間T2は、図2のA、BにおいてA相信号がハイレベルでB相信号がローレベルになる時間を示し、時間T3は、図2のA、BにおいてA相信号とB相信号がともにハイレベルになる時間を示し、時間T4は、図2のA、BにおいてA相信号がローレベルでB相信号がハイレベルになる時間を示している。
[2]回転センサ1に短絡異常が発生した場合
図3は、回転センサ1に短絡異常が発生した場合のA相信号、B相信号、短絡検出信号の信号波形を示す図である。図3のAは、スイッチ素子Q1のコレクタ端子から出力されているA相信号の信号波形を示している。図3のBは、スイッチ素子Q2のコレクタ端子から出力されているB相信号の信号波形を示している。図3のCは、短絡異常がある場合で、かつ短絡検出信号がローレベルのときにおいて、検出回路3でA相信号を検出したときの信号波形を示している。図3のDは、短絡異常がある場合で、かつ短絡検出信号がローレベルのときにおいて、検出回路3でB相信号を検出したときの信号波形を示している。図3のEは、短絡検出時間(短絡検出開始時刻t0から短絡検出終了時刻t1)において、制御回路4から出力される短絡検出信号(ハイレベルの信号)の信号波形を示している。図3のFは、短絡異常がある場合で、かつ短絡検出信号がハイレベルのときにおいて、検出回路3でA相信号を検出したときの信号波形を示している。図3のGは、短絡異常がある場合で、かつ短絡検出信号がハイレベルのときにおいて、検出回路3でB相信号を検出したときの信号波形を示している。また、時間T1は、図3のA、BにおいてA相信号とB相信号がともにローレベルになる時間を示し、時間T2は、図3のA、BにおいてA相信号がハイレベルでB相信号がローレベルになる時間を示し、時間T3は、図3のA、BにおいてA相信号とB相信号がともにハイレベルになる時間を示し、時間T4は、図3のA、BにおいてA相信号がローレベルでB相信号がハイレベルになる時間を示している。
変形例1では、上記説明したオープンコレクタ方式の回転センサ1の自己診断回路に、短絡検出時間以外においてA相信号とB相信号を監視する回路を追加し、短絡異常の検出精度を向上させる。
変形例2について説明する。
図5は、変形例2のA相信号、B相信号、短絡検出信号の信号波形を示す図である。図5のAは、スイッチ素子Q1のコレクタ端子から出力されているA相信号の信号波形を示している。図5のBは、スイッチ素子Q2のコレクタ端子から出力されているB相信号の信号波形を示している。図5のCは、短絡異常がないときに、制御回路4でA相信号を移動平均した信号波形を示している。図5のDは、短絡異常がないときに、制御回路4でB相信号を移動平均した信号波形を示している。図5のEは、短絡異常があるときに、検出回路3でA相信号を検出した場合の信号波形を示している。図5のFは、短絡異常があるときに、検出回路3でB相信号を検出した場合の信号波形を示している。図5のGは、短絡異常があるときに、制御回路4でA相信号を移動平均した場合の信号波形を示している。図5のHは、短絡異常があるときに、制御回路4でB相信号を移動平均した場合の信号波形を示している。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
2 センサ回路、
3 検出回路、
4 制御回路、
Q1 スイッチ素子、
Q2 スイッチ素子、
Q3 スイッチ素子(スイッチ回路)、
R1、R2 抵抗
Claims (3)
- 第一のスイッチ素子と第二のスイッチ素子のコレクタ端子を電源端子と接続し、前記第一のスイッチ素子と前記第二のスイッチ素子のエミッタ端子をグランド端子と接続して用いるオープンコレクタ方式の回転センサの自己診断回路であって、
前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子及び前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子と接続され、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子から出力される第一の信号と、前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子から出力される前記第一の信号に対して90度の位相差を有する第二の信号とを検出する検出回路と、
前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子又は前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子のいずれか一方と接続する端子と、前記グランド端子に接続する端子と、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡しているか否かを診断するための短絡検出信号を入力する制御端子とを有するスイッチ回路と、
予め設定した短絡検出開始時刻になると、前記第一の信号又は前記第二の信号の一周期以上の短絡検出時間、前記短絡検出信号をハイレベルにして前記制御端子に出力し、前記短絡検出時間、前記第一の信号と前記第二の信号がローレベルであるとき、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡していると診断する制御回路と、
を備えることを特徴とするオープンコレクタ方式の回転センサの自己診断回路。 - 請求項1に記載の自己診断回路であって、
前記制御回路は、前記第一の信号のデューティと前記第二の信号のデューティがともに、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡していることを示す所定デューティ以下になると、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡していると診断する、
ことを特徴とするオープンコレクタ方式の回転センサの自己診断回路。 - 請求項1に記載の自己診断回路であって、
前記制御回路は、前記第一の信号を移動平均した電圧レベルと前記第二の信号を移動平均した電圧レベルがともに、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡していることを示す所定電圧以下になると、前記第一のスイッチ素子のコレクタ端子と前記第二のスイッチ素子のコレクタ端子が短絡していると診断する、
ことを特徴とするオープンコレクタ方式の回転センサの自己診断回路。
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WO2022009520A1 (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | ジヤトコ株式会社 | 回転センサ |
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