JP2018079612A - タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 - Google Patents
タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018079612A JP2018079612A JP2016222865A JP2016222865A JP2018079612A JP 2018079612 A JP2018079612 A JP 2018079612A JP 2016222865 A JP2016222865 A JP 2016222865A JP 2016222865 A JP2016222865 A JP 2016222865A JP 2018079612 A JP2018079612 A JP 2018079612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- printing
- rim portion
- rim
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 4
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
Description
タイヤを水平方向に保持して回転するタイヤ保持具であって、
タイヤの上方のサイド部の開口部を塞ぐように取付けられる第1保持部材と、前記第1保持部材に対して対向配置され、前記タイヤの下方のサイド部の開口部を塞ぐように取付けられる第2保持部材とを備え、
前記第1及び第2保持部材には、それぞれ、前記開口部を保持する、円形状のリム部が設けられており、
前記リム部は、タイヤ幅方向の内側から順に、前記開口部の径サイズに応じて異なる外径を有する第1リム部及び第2リム部が設けられて複数段に形成されており、
前記第2リム部の中心位置は、前記第1リム部の中心位置に対して、前記第1及び第2保持部材で同方向に同じ距離偏心していることを特徴とするタイヤ保持具である。
前記第2リム部より小さい外径を有する前記第1リム部の中心位置は、前記第1及び第2保持部材の回転中心と一致していることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ保持具である。
前記第2リム部の偏心量が、1〜20mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ保持具である。
前記第1リム部及び第2リム部の高さが、2〜8mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ保持具である。
前記第1保持部材において、前記第2リム部の高さが前記第1リム部の高さより小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ保持具である。
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ保持具と、
前記タイヤ保持具を回転させて印刷位置の直下までタイヤを移送して所定の位置に載置する回動装置と、
載置されたタイヤのサイド部に印刷パットを下降させて印刷を行なう印刷手段とを備えていることを特徴とするタイヤ印刷装置である。
請求項6に記載のタイヤ印刷装置を用いてタイヤのサイド部に印刷を施すタイヤ印刷方法であって、
前記タイヤ保持具によってタイヤを保持するタイヤ保持ステップと、
前記回動装置を用いて、前記タイヤ保持具に保持されたタイヤを回転させて印刷位置の直下まで移送して所定の位置に載置する移載ステップと、
載置されたタイヤのサイド部に前記印刷パットを下降させて、前記タイヤに印刷を施す印刷ステップとを備えていることを特徴とするタイヤ印刷方法である。
最初に、本実施の形態に係るタイヤ保持具について説明する。図1は、本実施の形態に係るタイヤ保持具にタイヤが保持された時の状態を示す概略図である。図1に示すように、タイヤ保持装置1は、タイヤ20を保持する上下一対の保持部材からなるタイヤ保持具10、タイヤ保持具10を下側から支持する下側支持機構2、タイヤ保持具10を上側から支持する上側支持機構3、及び保持されたタイヤ20を回動軸3cの駆動により印刷装置(図示せず)の印刷位置の直下まで移送して所定の位置に載置する回動装置(図示せず)を備えている。
次に、本実施の形態に係る印刷装置について説明する。
本実施の形態に係るタイヤ印刷方法は、リム交換を行なうことなく異なるサイズのタイヤに印刷を施すことが可能な印刷方法であり、以下に記載する手順に従って実施される。
最初に、図1に示すように、印刷対象であるタイヤ20をタイヤ保持具10に横向きに保持する。具体的には、下側保持部材11上にタイヤ20を載置してサイズに合ったリムにセットし、上側保持部材15をタイヤ20の上側からセットし、上下の保持部材11、15でタイヤ20を上下から挟み込むことによってタイヤ20を保持する。
次に、回動装置の駆動によって回転するアーム部3bにより、タイヤが保持されたタイヤ保持具10を所定の角度(例えば、180°)回転させることにより、タイヤを印刷位置の直下まで移送して所定の位置に載置する。
本実施の形態によれば、タイヤ保持具を構成する下側保持部材及び上側保持部材には、サイズに応じて異なる外径の第2リム部及び第1リム部が設けられているため、異なるサイズのタイヤを1台のタイヤ保持具で保持することができ、リム交換を行なう手間を省くことができる。
小径の第1リム部としてサイズ5インチのタイヤ用のリム部、大径の第2リム部としてサイズ6インチのタイヤ用のリム部が形成されたタイヤ保持具を作製し、作製したタイヤ保持具を用いて、サイズ5インチ及び6インチのサイズが異なる2種類のタイヤの各サイド部に印刷を行なった。このとき、タイヤ保持具としては、表1に示すように、上記実施の形態で示したタイヤ保持具と同様の2段偏心式を使用した。なお、これらのタイヤ保持具においては、第2リム部と第1リム部の高さは等しく、第2リム部の偏心量、リム部(第2リム部、第1リム部)の高さは種々異なる。偏心量は0〜25mmの範囲で設定しており、リム部の高さは2〜20mmの範囲で設定している。印刷パットはタイヤの径方向に稼働しない固定式である。
そして、実験例8のタイヤ保持具は、表1に示すように、リム部が1つの1段式である。なお、リム部の高さは8mmであり、印刷パットはタイヤの径方向に移動しない固定式である。なお、この実験例8は従来例に相当する。
5インチタイヤ及び6インチタイヤのサイド部に印刷を行ない、作業時間を測定すると共に設備が印刷に及ぼす影響を観察して作業効率及び設備影響について評価すると共に、印刷精度についても評価を行うことにより、総合的な評価を判定した。
2 下側支持機構
3 上側支持機構
3b アーム部
3c 回動軸
6 印刷パット
10 タイヤ保持具
10a リム部
11 下側保持部材
11a、15a 第2リム部
11b、15b 第1リム部
12、13、16、17 係合部
12a、13a、16a、17a 外周部
12b、13b、16b、17b 底面部
15 上側保持部材
20 タイヤ
21 サイズの大きなタイヤ
22 サイズの小さなタイヤ
Oa 第1リム部の中心軸(中心位置)
Ob 第2リム部の中心軸(中心位置)
P1、P2 印刷箇所
T1、T3 第2リム部の高さ
T2、T4 第1リム部の高さ
X 偏心方向
Claims (7)
- タイヤを水平方向に保持して回転するタイヤ保持具であって、
タイヤの上方のサイド部の開口部を塞ぐように取付けられる第1保持部材と、前記第1保持部材に対して対向配置され、前記タイヤの下方のサイド部の開口部を塞ぐように取付けられる第2保持部材とを備え、
前記第1及び第2保持部材には、それぞれ、前記開口部を保持する、円形状のリム部が設けられており、
前記リム部は、タイヤ幅方向の内側から順に、前記開口部の径サイズに応じて異なる外径を有する第1リム部及び第2リム部が設けられて複数段に形成されており、
前記第2リム部の中心位置は、前記第1リム部の中心位置に対して、前記第1及び第2保持部材で同方向に同じ距離偏心していることを特徴とするタイヤ保持具。 - 前記第2リム部より小さい外径を有する前記第1リム部の中心位置は、前記第1及び第2保持部材の回転中心と一致していることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ保持具。
- 前記第2リム部の偏心量が、1〜20mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ保持具。
- 前記第1リム部及び第2リム部の高さが、2〜8mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ保持具。
- 前記第1保持部材において、前記第2リム部の高さが前記第1リム部の高さより小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ保持具。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ保持具と、
前記タイヤ保持具を回転させて印刷位置の直下までタイヤを移送して所定の位置に載置する回動装置と、
載置されたタイヤのサイド部に印刷パットを下降させて印刷を行なう印刷手段とを備えていることを特徴とするタイヤ印刷装置。 - 請求項6に記載のタイヤ印刷装置を用いてタイヤのサイド部に印刷を施すタイヤ印刷方法であって、
前記タイヤ保持具によってタイヤを保持するタイヤ保持ステップと、
前記回動装置を用いて、前記タイヤ保持具に保持されたタイヤを回転させて印刷位置の直下まで移送して所定の位置に載置する移載ステップと、
載置されたタイヤのサイド部に前記印刷パットを下降させて、前記タイヤに印刷を施す印刷ステップとを備えていることを特徴とするタイヤ印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016222865A JP6765637B2 (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016222865A JP6765637B2 (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018079612A true JP2018079612A (ja) | 2018-05-24 |
JP6765637B2 JP6765637B2 (ja) | 2020-10-07 |
Family
ID=62196780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016222865A Active JP6765637B2 (ja) | 2016-11-16 | 2016-11-16 | タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6765637B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022501217A (ja) * | 2018-09-24 | 2022-01-06 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 特にカラー印刷によってタイヤにマークを付ける方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0596914A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タイヤと識別管理方法と符号の形成方法 |
JPH05131463A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-05-28 | Kobe Steel Ltd | ポストキユアインフレータ上下リム及び上下リム交換装置 |
JP2012196929A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Bridgestone Corp | タイヤ用印刷装置 |
JP2013224055A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Bridgestone Corp | タイヤ保持具及びタイヤ印刷方法並びにタイヤ印刷装置 |
JP2014226810A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用マーキング装置 |
JP2016151535A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機のリム交換方法 |
-
2016
- 2016-11-16 JP JP2016222865A patent/JP6765637B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0596914A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タイヤと識別管理方法と符号の形成方法 |
JPH05131463A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-05-28 | Kobe Steel Ltd | ポストキユアインフレータ上下リム及び上下リム交換装置 |
JP2012196929A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Bridgestone Corp | タイヤ用印刷装置 |
JP2013224055A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Bridgestone Corp | タイヤ保持具及びタイヤ印刷方法並びにタイヤ印刷装置 |
JP2014226810A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用マーキング装置 |
JP2016151535A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機のリム交換方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022501217A (ja) * | 2018-09-24 | 2022-01-06 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 特にカラー印刷によってタイヤにマークを付ける方法 |
JP7337917B2 (ja) | 2018-09-24 | 2023-09-04 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 特にカラー印刷によってタイヤにマークを付ける方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6765637B2 (ja) | 2020-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103978493B (zh) | 一种自定心机械手 | |
TWI545031B (zh) | 輪胎保持裝置 | |
TWI448677B (zh) | Marking device | |
CN102909941B (zh) | 面板的印刷装置 | |
ITMO20060275A1 (it) | Macchina per il montaggio e lo smontaggio di ruote di veicoli | |
CN103056509A (zh) | 摩擦搅拌接合装置和摩擦搅拌接合方法 | |
JP4722766B2 (ja) | 圧入部品取付装置 | |
JP2014113625A (ja) | 横置き型メカニカル拡管装置 | |
JP5160162B2 (ja) | 工作機械におけるワークの有無検出装置 | |
JP2018079612A (ja) | タイヤ保持具、タイヤ印刷装置及びタイヤ印刷方法 | |
JP2011016186A (ja) | 電極の研磨装置およびその自動システム | |
CN204035882U (zh) | 吊臂顶级臂头部的制造装置 | |
JP2015229211A (ja) | ワークの自動芯出し装置及び自動芯出し方法 | |
CN100528723C (zh) | 一种卷轴和卷轴收放机构的夹持装置 | |
CN204366547U (zh) | 快捷式发动机缸体端面铣削夹具 | |
JP2013224055A (ja) | タイヤ保持具及びタイヤ印刷方法並びにタイヤ印刷装置 | |
JP2013220458A (ja) | ワーク保持変更方法及びワーク支持具 | |
CN105127242B (zh) | 一种轴类零件弯曲校正方法 | |
KR101240948B1 (ko) | 롤 프린팅기의 롤과 필름간의 닙포스 유지장치 | |
JP2001071179A (ja) | 溶接位置決め装置 | |
EP1707314B1 (en) | Polishing apparatus | |
CN103753384A (zh) | 旋转工作台 | |
JP5826666B2 (ja) | タイヤバランス測定装置、およびタイヤのダイナミックバランス測定方法 | |
JP2012200821A (ja) | 移載装置 | |
CN207290136U (zh) | 上工件机械手总成 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6765637 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |