JP2018078977A - 眼科撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】眼科撮影装置は、走査系と、検出系と、画像形成部110と、画像合成部123とを含む。走査系は、被検眼の眼底を光で走査する。検出系は、この光の被検眼からの戻り光のうち互いに異なる第1偏光成分と第2偏光成分とを検出する。画像形成部は、第1偏光成分の検出結果に基づいて第1画像を形成し、第2偏光成分の検出結果に基づいて第2画像を形成する。画像合成部は、第1画像と第2画像との合成画像を形成する。
【選択図】図3
Description
実施形態に係る眼科撮影装置の第2の態様は、上記走査系が、直線偏光の光で上記眼底を走査することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第3の態様は、上記直線偏光の光の偏光軸と上記第1偏光成分の偏光軸とが成す角度と、上記直線偏光の光の偏光軸と上記第2偏光成分の偏光軸とが成す角度とが異なることを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第4の態様は、上記走査系が、第1偏光軸の直線偏光の光である第1走査光で上記眼底を走査し、且つ、上記第1偏光軸と異なる第2偏光軸の直線偏光の光である第2走査光で上記眼底を走査し、上記検出系が、上記第1走査光の上記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を上記第1偏光成分として検出し、且つ、上記第2走査光の上記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を上記第2偏光成分として検出することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第5の態様は、上記走査系が、直線偏光の光を出力する光源部を含み、上記走査系の光軸を中心に上記光源部の少なくとも一部を回転させる第1駆動部と、上記第1駆動部を制御することにより、上記第1走査光での走査と上記第2走査光での走査とを切り替える第1制御部とを備えることを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第6の態様は、上記走査系が、1/2波長板を含み、上記走査系の光軸を中心に上記1/2波長板を回転させ、又は、上記走査系の光路に対して上記1/2波長板を挿脱する第2駆動部と、上記第2駆動部を制御することにより、上記第1走査光での走査と上記第2走査光での走査とを切り替える第2制御部とを備えることを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第7の態様は、上記走査系が、直線偏光の光の偏光軸を回転する偏光回転器を含み、上記偏光回転器を制御することにより、上記第1走査光での走査と上記第2走査光での走査とを切り替える第3制御部を備えることを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第8の態様は、上記走査系が、所定方向の直線偏光の光で上記眼底を走査し、上記検出系が、上記光の上記被検眼からの戻り光のうち上記所定方向に対して第1角度を成す偏光成分を上記第1偏光成分として検出し、且つ、上記所定方向に対して上記第1角度と異なる第2角度を成す偏光成分を上記第2偏光成分として検出することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第9の態様は、上記検出系が、上記被検眼からの戻り光を直線偏光の光に変換する直線偏光子と、上記直線偏光子により生成された上記直線偏光の光を検出する光検出器とを含み、上記検出系の光軸を中心に上記直線偏光子を回転する第3駆動部と、上記第3駆動部を制御することにより、上記第1偏光成分の検出と上記第2偏光成分の検出とを切り替える第4制御部とを備えることを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第10の態様は、上記検出系が、上記被検眼からの戻り光を2つの偏光成分に分割する第1偏光ビームスプリッターと、上記2つの偏光成分の一方を上記第1偏光成分として検出する第1光検出器と、上記2つの偏光成分の他方を上記第2偏光成分として検出する第2光検出器とを含むことを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第11の態様は、上記走査系が、円偏光又は楕円偏光の光で上記眼底を走査することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第12の態様は、上記走査系が、円偏光又は楕円偏光の光である第3走査光及び第4走査光のそれぞれで上記眼底を走査し、上記検出系が、上記第3走査光の上記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を上記第1偏光成分として検出し、且つ、上記第4走査光の上記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を上記第2偏光成分として検出することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第13の態様は、上記検出系が、上記円偏光又は楕円偏光の光の上記被検眼からの戻り光を2つの偏光成分に分割する第2偏光ビームスプリッターと、上記2つの偏光成分の一方を上記第1偏光成分として検出する第3光検出器と、上記2つの偏光成分の他方を上記第2偏光成分として検出する第4光検出器とを含むことを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第14の態様は、上記画像合成部が、上記第1画像の少なくとも一部である第1領域と、上記第1領域に対応する上記第2画像の領域である第2領域とを加算平均合成する加算平均合成部を含むことを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第15の態様は、上記画像合成部が、上記第1画像及び上記第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、上記第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定する部分領域特定部を含み、上記第1部分領域及び上記第2部分領域の一方のみを含む上記合成画像を形成することを特徴とする。
実施形態に係る眼科撮影装置の第16の態様は、上記画像合成部が、上記第1画像及び上記第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、上記第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定する部分領域特定部と、上記第1部分領域と異なる上記第1画像の領域である第3部分領域と、上記第3部分領域に対応する上記第2画像の領域である第4部分領域とを加算平均合成する加算平均合成部と、上記第1部分領域及び上記第2部分領域の一方と、上記加算平均合成部により形成された加算平均画像とを合成して上記合成画像を形成する合成処理部とを含むことを特徴とする。
第1実施形態に係る眼科撮影装置は、被検眼の眼底を光で走査し(走査系)、この光の被検眼からの戻り光のうち互いに異なる第1偏光成分と第2偏光成分とを順次に検出し(検出系)、第1偏光成分の検出結果に基づいて第1画像を形成し、第2偏光成分の検出結果に基づいて第2画像を形成し、第1画像と第2画像との合成画像を形成する。典型的な例においては第1偏光成分の偏光軸と第2偏光成分の偏光軸とが互いに直交するが、実施形態はこれに限定されない。
第1実施形態に係る眼科撮影装置の構成の例を図1〜図3に示す。図1は、光学系の例を表す。図2は、走査系の光路と検出系の光路とを合成する光学素子(光路合成部材)の例を表す。図3は、処理系の例を示す。
図1に示す光学系は、被検眼Eの眼底Efを光ビームでスキャンしてデータを収集する。そのために、光学系は、光ビームで眼底Efをスキャンする走査系と、被検眼Eからの光ビームの戻り光を検出する検出系とを含む。検出系からの出力(つまり、光学系により収集されたデータ)に基づいて眼底Efの画像が構築される。
第1実施形態に係る眼科撮影装置の処理系の構成例を図3に示す。処理系は、各種のデータ処理(信号処理、画像処理、演算、制御、記憶等)を実行するための1以上のプロセッサを含む。
前述したように、眼底Efを走査するための走査光は直線偏光である。走査光回転駆動部30は、走査光の偏光方向(偏光軸)を回転するために走査系の光学素子を駆動する。本例では、少なくとも第1偏光子3Aが回転される。その回転可能範囲は任意であってよく、例えば90度である。
制御部100は、眼科撮影装置の各部を制御するための構成を備える。制御部100は、主制御部101と、記憶部102とを含む。主制御部101の機能は、1以上のプロセッサ等によって実現される。記憶部102には、各種のデータ、各種の情報、各種のコンピュータプログラムなどが記憶される。記憶部102は、半導体メモリ、磁気記憶装置などを含む。
主制御部101は、プロセッサを含み、各種の制御信号の生成及び送信を行う。それにより、眼科撮影装置の各部が制御される。例えば、主制御部101は、第1光源1A、第2光源1B、光スキャナ9、第1光検出器16A、第2光検出器16B、走査光回転駆動部30等を制御する。
記憶部102には、眼科撮影装置により利用される情報、データ、コンピュータプログラム等が記憶される。また、記憶部102には、眼科撮影装置により取得されたデータや、外部から取得したデータが格納される。
画像形成部110は、光学系により収集されたデータに基づいて眼底Efの画像を形成する。より具体的には、画像形成部110は、従来のSLOと同様に、第1光検出器16A(又は第2光検出器16B)から入力される検出信号と、制御部100から入力される画素位置信号とに基づいて、画像を形成する。
データ処理部120は、各種のデータ処理を実行する。データ処理の例として、画像形成部110又は他の装置により形成された画像データに対する処理がある。この処理の例として、各種の画像処理や、画像に対する解析処理や、画像データに基づく画像評価などの診断支援処理がある。
典型的な実施形態では、画像形成部110により形成された第1画像及び第2画像が、部分領域特定部121に入力される。部分領域特定部121は、第1画像及び第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定する。
典型的な実施形態では、部分領域特定部121により実行された上記特定処理の結果が加算平均合成部122に入力される。部分領域特定部121が、第1画像及び第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定した場合、加算平均合成部122は、第1部分領域と異なる第1画像の領域である第3部分領域と、第3部分領域に対応する第2画像の領域である第4部分領域とを加算平均合成する。
典型的な実施形態では、部分領域特定部121により実行された上記特定処理の結果と、加算平均合成部122により得られた加算平均画像とが、合成処理部123に入力される。合成処理部123は、部分領域特定部121により特定された第1部分領域及び第2部分領域の一方と、加算平均合成部122により形成された加算平均画像とを合成することにより合成画像を形成する。
ユーザインターフェイス(UI)部130は、ユーザと眼科撮影装置との間で情報のやりとりを行うための機能を備える。ユーザインターフェイス部130は、表示デバイスと操作デバイス(入力デバイス)とを含む。表示デバイスは、例えば液晶ディスプレイ(LCD)を含む。操作デバイスは、各種のハードウェアキー及び/又はソフトウェアキーを含む。制御部100は、操作デバイスに対する操作内容を受け、この操作内容に対応した制御信号を各部に出力する。操作デバイスの少なくとも一部と表示デバイスの少なくとも一部とを一体的に構成することが可能である。タッチパネルディスプレイはその一例である。
第1実施形態に係る眼科撮影装置の動作について説明する。第1実施形態における動作の例を図11に示す。本動作例では、図4A〜図10に示す画像や処理を例示として説明する。
まず、検者が、被検眼Eの前眼部を観察する。前眼部の観察は、例えば、前述した前眼部撮影系(図示せず)を用いて行われる。
前眼部撮影系により得られる画像と、前述した指標投影系(図示せず)とを用いて、被検眼Eに対する光学系(走査系、検出系)のアライメントが行われる。このアライメントの手法は、例えば、従来と同様のオートアライメント又はマニュアルアライメントであってよい。
ステップS2のアライメントが完了したら、予備的撮影が行われる。予備的撮影は、例えば、近赤外光源(第2光源1B)を用いて行われる。予備的撮影では、例えば、近赤外光を用いたラスタースキャンが繰り返し行われる。それにより、眼底Efの近赤外動画像が得られる。
ステップS3で得られる近赤外動画像に基づいて、フォーカス方向(眼底Efの深さ方向、走査光の軸方向)のアライメントが行われる。例えば、予備的撮影と並行して、指標投影系によりフォーカス指標が眼底Efに投影され、近赤外動画像に描出されたフォーカス指標の像に基づいてオートフォーカシング又はマニュアルフォーカシングが行われる。或いは、予備的撮影により得られる近赤外動画像の画質を評価しつつ、好適な画質の近赤外動画像が得られるようにオートフォーカシング又はマニュアルフォーカシングが行われる。
ステップS4のアライメントが完了したら、必要に応じ、主制御部101が、走査光回転駆動部30を制御することで、光学系を直交ニコル状態に設定する。主制御部101は、第1光源1A(可視光源)、光スキャナ9、第1光検出器16A等を制御することで、直交ニコル状態での撮影(データ収集)を行う。画像形成部110は、収集されたデータに基づいて第1画像G1を形成する(図4Aを参照)。
ステップS5の直交ニコル状態での撮影が完了したら、主制御部101は、走査光回転駆動部30を制御することで、光学系を平行ニコル状態に設定する。
主制御部101は、第1光源1A(可視光源)、光スキャナ9、第1光検出器16A等を制御することで、平行ニコル状態での撮影(データ収集)を行う。収集されたデータは画像形成部110に送られる。画像形成部110は、収集されたデータに基づいて第2画像G2を形成する(図4Bを参照)。
部分領域特定部121は、ステップS5で得られた第1画像G1の中央領域H1を特定する(図6を参照)。また、部分領域特定部121は、ステップS7で得られた第2画像G2の中央領域H2を特定する(図5を参照)。
加算平均合成部122は、第1画像G1の周辺領域J1(図7を参照)と、第2画像G2の周辺領域J2(図8を参照)とを加算平均合成する。それにより、図9に示す加算平均画像G3が形成される。
合成処理部123は、ステップS8で第1画像G1から特定された中央領域H1と、ステップS9で形成された加算平均画像G3とを合成する。それにより、図10に示す合成画像Gが形成される。
第1実施形態に係る眼科撮影装置が奏する作用及び効果について、幾つかの例を説明する。
第2実施形態に係る眼科撮影装置について説明する。第2実施形態に係る眼科撮影装置の構成の例を図12及び図13に示す。図12は光学系の例を表す。図13は処理系の例を示す。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態のそれと同様であってよい。
第3実施形態に係る眼科撮影装置について説明する。第3実施形態に係る眼科撮影装置の構成の例を図14及び図15に示す。図14は光学系の例を表す。図15は処理系の例を示す。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態等のそれと同様であってよい。
において、第1実施形態と異なる。なお、同様の構成を第2走査光路OP2側にも設けることが可能である。
第4実施形態に係る眼科撮影装置について説明する。第4実施形態に係る眼科撮影装置は、第1実施形態と同様の光学系を備えていてよい(図1を参照)。第4実施形態に係る眼科撮影装置の処理系の構成の例を図16に示す。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態等のそれと同様であってよい。
第5実施形態に係る眼科撮影装置について説明する。第5実施形態に係る眼科撮影装置の構成の例を図17及び図18に示す。図17は光学系の例を表す。図18は処理系の例を示す。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態等のそれと同様であってよい。
第6実施形態では、円偏光又は楕円偏光の光で眼底の走査を行う場合の例を説明する。第6実施形態に係る眼科撮影装置の光学系の構成の例を図20に示す。処理系は、例えば、第4実施形態と同様であってよい(図16を参照)。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態等のそれと同様であってよい。
第7実施形態でも、円偏光又は楕円偏光の光で眼底の走査を行う場合の例を説明する。第7実施形態に係る眼科撮影装置の光学系の構成の例を図21に示す。特に言及しない限り、本実施形態に係る眼科撮影装置の要素は、第1実施形態等のそれと同様であってよい。第7実施形態に係る眼科撮影装置は、円偏光又は楕円偏光の光で眼底の走査を行いつつ、第1偏光成分の検出と第2偏光成分の検出とを並行して(つまり同時に)行うように構成されている。
以上に示された第1〜第7実施形態は、この発明を実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内において任意の変形、省略、追加等を施すことが可能である。
3A 第1偏光子
5 光路合成部材
9 光スキャナ
11 対物レンズ
12 ダイクロイックミラー
13A 第1直線偏光子
16A 第1光検出器
16C 光検出器
16D 光検出器
17A 偏光ビームスプリッター
21 1/2波長板
22 偏光回転器
23 波長板
24 波長板
30 走査光回転駆動部
31 走査光回転駆動部
32 検出光回転駆動部
100 制御部
110 画像形成部
120 データ処理部
121 部分領域特定部
122 加算平均合成部
123 合成処理部
Claims (16)
- 被検眼の眼底を光で走査する走査系と、
前記光の前記被検眼からの戻り光のうち互いに異なる第1偏光成分と第2偏光成分とを検出する検出系と、
前記第1偏光成分の検出結果に基づいて第1画像を形成し、前記第2偏光成分の検出結果に基づいて第2画像を形成する画像形成部と、
前記第1画像と前記第2画像との合成画像を形成する画像合成部と
を備える眼科撮影装置。 - 前記走査系は、直線偏光の光で前記眼底を走査する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 前記直線偏光の光の偏光軸と前記第1偏光成分の偏光軸とが成す角度と、前記直線偏光の光の偏光軸と前記第2偏光成分の偏光軸とが成す角度とが異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、第1偏光軸の直線偏光の光である第1走査光で前記眼底を走査し、且つ、前記第1偏光軸と異なる第2偏光軸の直線偏光の光である第2走査光で前記眼底を走査し、
前記検出系は、前記第1走査光の前記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を前記第1偏光成分として検出し、且つ、前記第2走査光の前記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を前記第2偏光成分として検出する
ことを特徴とする請求項3に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、直線偏光の光を出力する光源部を含み、
前記走査系の光軸を中心に前記光源部の少なくとも一部を回転させる第1駆動部と、
前記第1駆動部を制御することにより、前記第1走査光での走査と前記第2走査光での走査とを切り替える第1制御部と
を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、1/2波長板を含み、
前記走査系の光軸を中心に前記1/2波長板を回転させ、又は、前記走査系の光路に対して前記1/2波長板を挿脱する第2駆動部と、
前記第2駆動部を制御することにより、前記第1走査光での走査と前記第2走査光での走査とを切り替える第2制御部と
を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、直線偏光の光の偏光軸を回転する偏光回転器を含み、
前記偏光回転器を制御することにより、前記第1走査光での走査と前記第2走査光での走査とを切り替える第3制御部を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、所定方向の直線偏光の光で前記眼底を走査し、
前記検出系は、前記光の前記被検眼からの戻り光のうち前記所定方向に対して第1角度を成す偏光成分を前記第1偏光成分として検出し、且つ、前記所定方向に対して前記第1角度と異なる第2角度を成す偏光成分を前記第2偏光成分として検出する
ことを特徴とする請求項3に記載の眼科撮影装置。 - 前記検出系は、
前記被検眼からの戻り光を直線偏光の光に変換する直線偏光子と、
前記直線偏光子により生成された前記直線偏光の光を検出する光検出器と
を含み、
前記検出系の光軸を中心に前記直線偏光子を回転する第3駆動部と、
前記第3駆動部を制御することにより、前記第1偏光成分の検出と前記第2偏光成分の検出とを切り替える第4制御部と
を備える
ことを特徴とする請求項8に記載の眼科撮影装置。 - 前記検出系は、
前記被検眼からの戻り光を2つの偏光成分に分割する第1偏光ビームスプリッターと、
前記2つの偏光成分の一方を前記第1偏光成分として検出する第1光検出器と、
前記2つの偏光成分の他方を前記第2偏光成分として検出する第2光検出器と
を含む
ことを特徴とする請求項8に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、円偏光又は楕円偏光の光で前記眼底を走査する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 前記走査系は、円偏光又は楕円偏光の光である第3走査光及び第4走査光のそれぞれで前記眼底を走査し、
前記検出系は、前記第3走査光の前記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を前記第1偏光成分として検出し、且つ、前記第4走査光の前記被検眼からの戻り光の所定の偏光成分を前記第2偏光成分として検出する
ことを特徴とする請求項11に記載の眼科撮影装置。 - 前記検出系は、
前記円偏光又は楕円偏光の光の前記被検眼からの戻り光を2つの偏光成分に分割する第2偏光ビームスプリッターと、
前記2つの偏光成分の一方を前記第1偏光成分として検出する第3光検出器と、
前記2つの偏光成分の他方を前記第2偏光成分として検出する第4光検出器と
を含む
ことを特徴とする請求項11に記載の眼科撮影装置。 - 前記画像合成部は、前記第1画像の少なくとも一部である第1領域と、前記第1領域に対応する前記第2画像の領域である第2領域とを加算平均合成する加算平均合成部を含む
ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の眼科撮影装置。 - 前記画像合成部は、
前記第1画像及び前記第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、前記第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定する部分領域特定部を含み、
前記第1部分領域及び前記第2部分領域の一方のみを含む前記合成画像を形成する
ことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の眼科撮影装置。 - 前記画像合成部は、
前記第1画像及び前記第2画像のうちの一方の画像の一部である第1部分領域と、前記第1部分領域に対応する他方の画像の領域である第2部分領域とを特定する部分領域特定部と、
前記第1部分領域と異なる前記第1画像の領域である第3部分領域と、前記第3部分領域に対応する前記第2画像の領域である第4部分領域とを加算平均合成する加算平均合成部と、
前記第1部分領域及び前記第2部分領域の一方と、前記加算平均合成部により形成された加算平均画像とを合成して前記合成画像を形成する合成処理部と
を含む
ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の眼科撮影装置。
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