JP2018078254A - ダイヤモンド半導体装置、それを用いたロジック装置、及びダイヤモンド半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(構成1)
ダイヤモンド基板上に水素終端ダイヤモンド半導体層、第1のゲート絶縁膜層及びゲートメタル層がこの順に積層された構造を有する第1のMOSトランジスタと、該水素終端ダイヤモンド半導体層上に第2のゲート絶縁膜層及びゲートメタル層を有する第2のMOSトランジスタを有するダイヤモンド半導体装置において、
前記第1の絶縁膜は、下層を原子層成長法によって形成された絶縁膜、上層をスパッタリング法によって形成された絶縁膜又は原子層成長法によって形成されたTiO2膜とする2層の絶縁膜であり、
前記第2の絶縁膜は、原子層成長法によって形成された単層の絶縁膜、
とすることを特徴としたダイヤモンド半導体装置。
前記第1の絶縁膜の下層は、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であり、
前記第1の絶縁膜の上層は、スパッタリング法によって形成されたLaAlO3、Al2O3、ZrO2、AlN、Ta2O5、TiO2、HfO2、又は原子層成長法によって形成されたTiO2からなるいずれか1の膜であり、
前記第2の絶縁膜は、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることを特徴とした構成1記載のダイヤモンド半導体装置。
前記第1の絶縁膜の上層は、スパッタリング法によって形成されたLaAlO3膜であることを特徴とした構成1又は2記載のダイヤモンド半導体装置。
前記第1のMOSトランジスタはエンハンスメントモードのMOSトランジスタであり、前記第2のMOSトランジスタはデプリーションモードのMOSトランジスタであることを特徴とした構成1及至3のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置。
構成1及至4のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置を用いたことを特徴とするNOT動作をするロジック装置。
構成1及至4のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置を用いたことを特徴とするNOR動作をするロジック装置。
ダイヤモンド半導体基板上に水素終端ダイヤモンド半導体層を形成する半導体層形成工程と、
前記半導体層上に第1のゲートパターンを開口部として有する第1のレジストパターン形成工程と、
前記第1のレジストパターンの開口部に前記半導体層上に接して第1の絶縁膜からなる第1の絶縁膜パターンを形成する第1の絶縁膜パターン形成工程と、
前記第1の絶縁膜パターン上に金属からなる第1のゲートメタルパターンを形成する第1のゲートメタルパターン形成工程と、
前記第1のレジストパターンをリフトオフにより除去する第1のレジストパターン除去工程と、
前記半導体層上に第2のゲートパターンを開口部として有する第2のレジストパターン形成工程と、
前記第2のレジストパターンの開口部に前記半導体層上に接して第2の絶縁膜からなる第2の絶縁膜パターンを形成する第2の絶縁膜パターン形成工程と、
前記第2の絶縁膜パターン上に金属からなる第2のゲートメタルパターンを形成する第1のゲートメタルパターン形成工程と、
前記第2のレジストパターンをリフトオフにより除去する第2のレジストパターン除去工程と、
金属からなる配線層を形成する配線層形成工程と、
前記第1及び第2の絶縁膜に対して熱処理を行う熱処理工程を有し、
前記第1の絶縁膜は、原子層成長法によって絶縁膜Aを形成する下層膜形成工程と、スパッタリング法による絶縁膜B又は原子層成長法によるTiO2からなる絶縁膜Bを形成する上層膜形成工程によって形成される2層膜からなり、
前記第2の絶縁膜は、原子層成長法によって形成される単層の絶縁膜Cからなり、
前記第1の絶縁膜パターン及び前記第1のメタルゲートパターンを有するエンハンスメントモード動作の第1のMOSトランジスタ、及び、前記第2の絶縁膜パターン及び前記第2のメタルゲートパターンを有するデプリーションモード動作の第2のMOSトランジスタを形成することを特徴としたダイヤモンド半導体装置の製造方法。
前記絶縁膜AはAl2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であり、前記絶縁膜Bはスパッタリング法によって形成されたLaAlO3、Al2O3、ZrO2、AlN、Ta2O5、TiO2、HfO2、又は原子層成長法によって形成されたTiO2からなるいずれか1の膜であり、前記絶縁膜CはAl2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることを特徴とした構成7記載のダイヤモンド半導体装置の製造方法。
前記熱処理の温度は、150℃以上350℃以下であることを特徴とする構成7又は8記載のダイヤモンド半導体装置の製造方法。
以下本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
最初に、本発明の第1のMOSトランジスタであるE−modeMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタであるD−modeMOSトランジスタ及びその混載トランジスタについて説明する。
第1のE−modeMOSトランジスタ100は、図1に示すように、半導体層である水素終端ダイヤモンド層1上に形成された絶縁膜とメタル層5からなるゲート8、ソース6及びドレイン7からなる。そして、その絶縁膜は、原子層成長(ALD)法によって形成された下層絶縁膜層2と、スパッタリング法又は原子層成長法によって形成されたTiO2膜からなる上層絶縁層3からなる2層膜である。
下層絶縁膜層2の材料は、原子層成長法によって形成された絶縁膜であれば特に制約はないが、成長温度は80℃以上150℃以下にするのが好ましい。さらにトランジスタとして良好な電気特性を得るためには、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることが好ましい。また、その厚さも特に制約はないが、1nm以上10nm以下が好ましく、2nm以上5nm以下がより好ましい。
スパッタリング法によって形成される上層絶縁膜層3の材料は、絶縁膜であれば特に制約はないが、トランジスタとして良好な電気特性を得るためには、LaAlO3、Al2O3、ZrO2、AlN、Ta2O5、TiO2、HfO2からなるいずれか1の膜であることが好ましい。特にLaAlO3はリーク電流が少なくなるので特に好ましい。上層絶縁膜層3の厚さは特に制約はないが、10nm以上50nm以下が好ましく、20nm以上40nm以下がより好ましい。
メタル層5、ソース6及びドレイン7はメタルからなる。メタルの材料は特に制約を受けないが、チタン(Ti)、金(Au)、タングステン(W)、白金(Pt)などを好んで用いることができる。特にTiをバリヤ層として下層に、上層に電気抵抗が低く腐食性も少ないAuを用いることが好ましい。
絶縁層4の材料は、原子層成長法によって形成された絶縁膜であれば特に制約はないが、成長温度は80℃以上150℃以下にするのが好ましい。さらにトランジスタとして良好な電気特性を得るためには、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることが好ましい。また、その厚さも特に制約はないが、10nm以上50nm以下が好ましく、20nm以上40nm以下がより好ましい。
水素終端ダイヤモンド層1、メタル層5、ソース6及びドレイン7は第1のMOSトランジスタと同じである。
次に、このE−modeとD−modeの混載MOSトランジスタ102の製造方法を図3から6を用いて説明する。
まず、図3(a)に示すように、ダイヤモンド基板10を準備する。ダイヤモンド基板としては、例えば、結晶面が100のIbタイプが好んで用いられる。
この工程で素終端ダイヤモンド半導体層1が触れるのは下層レジスト膜131とアルカリ現像液だけであり、素終端ダイヤモンド半導体層1はほとんどダメージを受けない。
DCスパッタリングの場合は、例えば絶縁膜BとしてAl2O3をデポジションする場合は、Alターゲットを用い、反応性ガスとしてO2ガス、バッファーガスとしてArガスなどを用いればよい。
RFスパッタリングは物理衝撃を伴うデポジションであるが、水素終端ダイヤモンド半導体層1の半導体面としてダメージとか汚染とかが問題となる界面は絶縁膜Aや下層レジスト膜131で覆われているため、この種の問題は起こりにくい構成となっている。
さらに、絶縁膜14の形成と同じレジストパターン13を使用しているので、セルフアラインでゲート絶縁膜パターンの上にメタル層が形成された第1のMOSトランジスタのゲート(図1参照)を形成することができる。加えて、絶縁膜14のデポジションによってレジストパターン13の開口部の間口が狭まるので、メタルがゲート絶縁膜パターンからはみ出して水素終端ダイヤモンド半導体層1に接触することを防ぐことができる。
このメタルのデポジションはある程度物理衝撃を伴うデポジションであるが、水素終端ダイヤモンド半導体層1の半導体面としてダメージとか汚染とかが問題となる界面は絶縁膜14,17や下層レジスト膜161で覆われているため、この種の問題は起こりにくい構成となっている。
さらに、絶縁膜17の形成と同じレジストパターン16を使用しているので、セルフアラインでゲート絶縁膜パターンの上にメタル層が形成された第2のMOSトランジスタのゲート(図2参照)を形成することができる。加えて、絶縁膜17のデポジションによってレジストパターン16の開口部の間口が狭まるので、メタルがゲート絶縁膜パターンからはみ出して水素終端ダイヤモンド半導体層1に接触することを防ぐことができる。
その後、図6(b)に示すように、電極を形成するためのレジストパターン19を形成する。電極はリフトオフ法により形成するため、レジストパターン19は下層レジスト膜191と上層レジスト膜192からなり、上層レジスト膜192にリソグラフィにより電極形成用パターンを形成し、下層レジスト膜191をアルカリ現像液によりエッチングして、リフトオフに好適なオーバーハング形状を得る。
しかる後、図6(d)に示すように、レジストパターン19をNMPなどのレジストストリッパー(有機溶剤)を用いて除去し、不要なメタルをリフトオフ除去して、E−mode,D−modeが混在しているMOSトランジスタ102を製造する。
E−modeMOSトランジスタ単体を製造した場合は、400℃でも十分安定したE−modeMOSトランジスタが得られたので、この事実はE−modeMOSトランジスタとD−modeMOSトランジスタを混載して製造した場合は、E−modeMOSトランジスタ単体を製造した場合とは異なるということを示している。
次に、NOT回路の製造方法を図7を用いて説明する。なお、個々の詳細プロセスとその条件は前述の「混載MOSトランジスタの製造方法」を参照されたい。
まず、図7(a)に示すように、ダイヤモンド基板10を準備する。
その後、図7(b)に示すように、ダイヤモンド基板上10上に水素終端のダイヤモンド層11をエピタキシャル成長させる。
その後、水素終端ダイヤモンド層11上にレジストパターンをリソグラフィにより形成し、そのレジストパターンをマスクにして水素終端ダイヤモンド層11をエッチングしてメサ加工された水素終端ダイヤモンド半導体層1を形成する(図7(c)参照)。
その後、図7(d)に示すように、第1のMOSトランジスタ(E−modeMOSトランジスタ)のゲート120(断面構造は図1の8を参照)を形成する。
次に、図7(e)に示すように、第2のMOSトランジスタ(D−modeMOSトランジスタ)のゲート121(断面構造は図2の9を参照)を形成する。
その後、図7(f)に示すように、電極122を形成する。ここで、電極のパターンは、第1のMOSトランジスタのドレインと第2のMOSトランジスタのソースとゲートが電気的に接触するレイアウトとする。本方法によって、本発明のE−modeMOSトランジスタとD−modeMOSトランジスタからなるNOT回路の103が製造される。その特性については実施例2のところで述べる。
次に、NOR回路の製造方法を図8を用いて説明する。なお、個々の詳細プロセスとその条件は前述の「混載MOSトランジスタの製造方法」を参照されたい。
まず、図8(a)に示すように、ダイヤモンド基板10を準備する。
その後、図8(b)に示すように、ダイヤモンド基板上10上に水素終端のダイヤモンド層11をエピタキシャル成長させる。
その後、水素終端ダイヤモンド層11上にレジストパターンをリソグラフィにより形成し、そのレジストパターンをマスクにして水素終端ダイヤモンド層11をエッチングしてメサ加工された水素終端ダイヤモンド半導体層1を形成する(図8(c)参照)。
その後、図8(d)に示すように、第1のMOSトランジスタ(E−modeMOSトランジスタ)のゲート120を形成する。
次に、図8(e)に示すように、第2のMOSトランジスタ(D−modeMOSトランジスタ)のゲート121を形成する。
その後、図8(f)に示すように、電極122を形成する。本方法によって、本発明のE−modeMOSトランジスタとD−modeMOSトランジスタからなるNOR回路の104が製造される。その特性については実施例3のところで述べる。
実施例1では、本発明による半導体装置の製造方法とその電気特性について述べる。
<半導体装置の製造方法>
まず、Element Six CompanyのIbタイプのダイヤモンド基板10を準備した(図3(a)参照)。その結晶面は100である。
その後、図3(b)に示すように、ダイヤモンド基板上10上に水素終端のダイヤモンド層11を約150nmの厚さでエピタキシャル成長させた。その成膜には、CH4ガスとH2ガスを使用したマイクロ波プラズマCVDを用いた。CH4及びH2のガス流量はそれぞれ0.5sccm、500sccmとした。圧力は80Paである。成膜中の温度は900℃から940℃まで変化した。
レジストとしてはAZ5214E(Clariant(株))を用い、その膜厚は0.3〜0.7μmとし、レジスト塗布後110℃2分のベークを行った。描画にはレーザーライターを用い、TMAH(Tetramethylammonium hydroxide)が2.38重量%の現像液を用いて1.0〜2.0分の現像を行った。
水素終端ダイヤモンド層11のエッチングは容量結合プラズマRIEで行った。O2ガスを用い、その流量は100sccmとした。圧力は10Paである。50Wで1.5分エッチングした。
しかる後、図4(a)に示すように、レジストパターン12をNMP(n−methyl−2−pyrrolidone)で除去した。除去時間は30分であり、室温下で除去した。
その後、図6(b)に示すように、電極を形成するためのレジストパターン19を形成した。レジストパターン19は下層レジスト膜191と上層レジスト膜192からなる。下層レジスト膜191としては、LOA 5Aを用い、その膜厚は1.5〜2.0μmとした。塗布後のベーク温度は180℃であり、ベーク時間は5分とした。また、上層レジスト膜192としては、AZ5214Eを用い、その膜厚は0.3〜0.7μmとし、レジスト塗布後110℃2分のベークを行った。描画にはレーザーライターを用い、TMAHが2.38重量%の現像液を用いて1.5〜3.0分の現像を行った。
しかる後、図6(d)に示すように、レジストパターン19をNMPを用いて除去した。この除去は室温下で3時間かけて行った。この際、不要なメタルはリフトオフ除去された。
以上の工程により、E−mode,D−modeが混在しているMOSトランジスタ102を製造した。
前述の「半導体装置の製造法」によって作製した第1のトランジスタ(E−modeMOSトランジスタ)と第2のトランジスタ(D−modeMOSトランジスタ)の上面SEM(Scanning Electron Microscope)像を、それぞれ図9(a)及び図9(b)に示す。第1のMOSトランジスタのゲート長(Lg)は2.0μm、第2のMOSトランジスタのゲート長(Lg)は3.0μmであった。
また、各々のゲートは各々に対するソースおよびドレインに対してオフセット形成されており、第1のトランジスタの場合は、ゲートとソースの間隔が1.2μm、ゲートとドレインの間隔が1.3μmであった。第2のトランジスタの場合は、ゲートとソースの間隔が1.5μm、ゲートとドレインの間隔が2.0μmであった。
以上のことから、想定通りに、第1のトランジスタはE−modeMOSトランジスタとしての動作を行い、第2のトランジスタはD−modeMOSトランジスタとしての動作をすることを確認した。
実施例2では、本発明によるNOTロジック回路について述べる。
実施例1で述べた製造プロセスを用いて図12に示すNOTロジック回路を作製し、その電気特性を調べた。
図12の(a)は作製したNOTロジック回路の上面光学顕微鏡写真であり、(b)はその電気回路図を示す。作製したロジック回路は、第1のトランジスタ(E−modeMOSトランジスタ)のソースをグラウンドとし、第1のトランジスタのドレインと第2のトランジスタ(D−modeMOSトランジスタ)のソース及びゲートを電気的に接合して出力端子とした回路となっている。入力端子は第1のトランジスタのゲートであり、電源を第2のトランジスタのドレインから供給する。
実施例3では、本発明によるNORロジック回路について述べる。
図15の(a)は作製したNORロジック回路の上面光学顕微鏡写真であり、(b)はその電気回路図を示す。作製したロジック回路は、2個のE−modeMOSトランジスタと1個のD−modeMOSトランジスタからなり、2個のE−modeMOSトランジスタはソース同士が電気的に繋がれて、グラウンドに落とされている。また、2個のE−modeMOSトランジスタのドレインとD−modeMOSトランジスタのソース及びゲートを電気的に接合して出力端子とした回路になっている。電源はD−modeMOSトランジスタのドレイン側から供給し、2個のE−modeMOSトランジスタのゲートからそれぞれ入力信号1及び2を供給する構成となっている。
2:下層絶縁層
3:上層絶縁層
4:絶縁層
5:メタル層
6:ソース
7:ドレイン
8:ゲート
9:ゲート
10:ダイヤモンド基板
11:水素終端ダイヤモンド半導体層
12:レジストパターン
13:レジストパターン
14:第1の絶縁膜
15:メタル
16:レジストパターン
17:第2の絶縁膜
18:メタル
19:レジストパターン
20:メタル
100:E−modeMOSトランジスタ
101:D−modeMOSトランジスタ
102:D−mode,E−mode混載MOSトランジスタ
103:NOT回路
104:NOR回路
16:レジストパターン
17:第2の絶縁膜
131:下層レジスト膜
132:上層レジスト膜
161:下層レジスト膜
162:上層レジスト膜
191:下層レジスト膜
192:上層レジスト膜
Claims (9)
- ダイヤモンド基板上に水素終端ダイヤモンド半導体層、第1のゲート絶縁膜層及びゲートメタル層がこの順に積層された構造を有する第1のMOSトランジスタと、該水素終端ダイヤモンド半導体層上に第2のゲート絶縁膜層及びゲートメタル層を有する第2のMOSトランジスタを有するダイヤモンド半導体装置において、
前記第1の絶縁膜は、下層を原子層成長法によって形成された絶縁膜、上層をスパッタリング法によって形成された絶縁膜又は原子層成長法によって形成されたTiO2膜とする2層の絶縁膜であり、
前記第2の絶縁膜は、原子層成長法によって形成された単層の絶縁膜、
とすることを特徴としたダイヤモンド半導体装置。 - 前記第1の絶縁膜の下層は、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であり、
前記第1の絶縁膜の上層は、スパッタリング法によって形成されたLaAlO3、Al2O3、ZrO2、AlN、Ta2O5、TiO2、HfO2、又は原子層成長法によって形成されたTiO2からなるいずれか1の膜であり、
前記第2の絶縁膜は、Al2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることを特徴とした請求項1記載のダイヤモンド半導体装置。 - 前記第1の絶縁膜の上層は、スパッタリング法によって形成されたLaAlO3膜であることを特徴とした請求項1又は2記載のダイヤモンド半導体装置。
- 前記第1のMOSトランジスタはエンハンスメントモードのMOSトランジスタであり、前記第2のMOSトランジスタはデプリーションモードのMOSトランジスタであることを特徴とした請求項1及至3のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置。
- 請求項1及至4のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置を用いたことを特徴とするNOT動作をするロジック装置。
- 請求項1及至4のいずれか1に記載のダイヤモンド半導体装置を用いたことを特徴とするNOR動作をするロジック装置。
- ダイヤモンド半導体基板上に水素終端ダイヤモンド半導体層を形成する半導体層形成工程と、
前記半導体層上に第1のゲートパターンを開口部として有する第1のレジストパターン形成工程と、
前記第1のレジストパターンの開口部に前記半導体層上に接して第1の絶縁膜からなる第1の絶縁膜パターンを形成する第1の絶縁膜パターン形成工程と、
前記第1の絶縁膜パターン上に金属からなる第1のゲートメタルパターンを形成する第1のゲートメタルパターン形成工程と、
前記第1のレジストパターンをリフトオフにより除去する第1のレジストパターン除去工程と、
前記半導体層上に第2のゲートパターンを開口部として有する第2のレジストパターン形成工程と、
前記第2のレジストパターンの開口部に前記半導体層上に接して第2の絶縁膜からなる第2の絶縁膜パターンを形成する第2の絶縁膜パターン形成工程と、
前記第2の絶縁膜パターン上に金属からなる第2のゲートメタルパターンを形成する第1のゲートメタルパターン形成工程と、
前記第2のレジストパターンをリフトオフにより除去する第2のレジストパターン除去工程と、
金属からなる配線層を形成する配線層形成工程と、
前記第1及び第2の絶縁膜に対して熱処理を行う熱処理工程を有し、
前記第1の絶縁膜は、原子層成長法によって絶縁膜Aを形成する下層膜形成工程と、スパッタリング法による絶縁膜B又は原子層成長法によるTiO2からなる絶縁膜Bを形成する上層膜形成工程によって形成される2層膜からなり、
前記第2の絶縁膜は、原子層成長法によって形成される単層の絶縁膜Cからなり、
前記第1の絶縁膜パターン及び前記第1のメタルゲートパターンを有するエンハンスメントモード動作の第1のMOSトランジスタ、及び、前記第2の絶縁膜パターン及び前記第2のメタルゲートパターンを有するデプリーションモード動作の第2のMOSトランジスタを形成することを特徴としたダイヤモンド半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁膜AはAl2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であり、前記絶縁膜Bはスパッタリング法によって形成されたLaAlO3、Al2O3、ZrO2、AlN、Ta2O5、TiO2、HfO2、又は原子層成長法によって形成されたTiO2からなるいずれか1の膜であり、前記絶縁膜CはAl2O3とHfO2からなるいずれか1の膜であることを特徴とした請求項7記載のダイヤモンド半導体装置の製造方法。
- 前記熱処理の温度は、150℃以上350℃以下であることを特徴とする請求項7又は8記載のダイヤモンド半導体装置の製造方法。
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