JP2018077459A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体に対してユニットを着脱可能とした構成において、ユニットを構成する部材に損傷等が発生するのを防ぐことが可能な技術を提供する。【解決手段】装置本体に対して着脱可能に構成された第1ユニット及び第2ユニットと、装置本体における第1ユニット及び第2ユニットが収容される空間を開閉する開閉部材と、装置本体に設けられ、空間において第1ユニットをガイドする第1ガイド部と、装置本体に設けられ、空間において第2ユニットをガイドする第2ガイド部と、開閉部材が開位置にあるとき、空間における挿抜方向と直交する高さ方向において、第2ガイド部に比べて高い位置の第1ガイド部へ第1ユニットをガイド可能なスロープ部材であって、開閉部材が空間を閉じる閉位置にあるときは、空間に位置するように、装置本体と開閉部材との間に連結されたスロープ部材と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置では、感光ドラム及びこれに作用するプロセス手段を一体的なカートリッジとしてユニット化し、装置本体に対して着脱可能としたプロセスカートリッジ方式が知られている。画像形成装置の画像形成工程では、レーザ、LED或いはランプなどの画像情報に対応した光を感光ドラムに照射し、感光ドラムに静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置により現像し、感光ドラムに形成された現像剤像を記録材へ転写することによって記録材に画像を形成する。上記の過程において、カートリッジ(ユニット)は、装置本体装着時に感光ドラムが記録材と対向する位置や感光ドラムに作用する本体側プロセス手段に対向する部位を露出させる必要がある。カートリッジの交換を行う際には、感光ドラムの表面を傷つけないために装置本体と接触しないように挿入する必要がある。
特許文献1には、カートリッジの挿入方法として、交換のための画像形成装置開口部を開閉するドアに挿抜ガイドとしてのリブを設け、そのリブの上にカートリッジを載せて装着させる構成が記載されている。また、特許文献2には、カートリッジに長手方向に取り外し可能な保護カバーを設け、保護カバーの挿入方向先端下部に設けられた凸部を画像形成装置本体の凹部に嵌合させて、位置決めした状態でカートリッジを案内し、装着させる構成が記載されている。
特許第5787490号公報 特許第3535604号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような構成においては、以下に述べるような課題がある。特許文献1のような装置構成においては、画像形成装置内にカートリッジが装着された状態と、リブの上にカートリッジを載せている状態とにおいて、装置本体に対するカートリッジの高さが略同一となるように構成される。したがって、感光ドラムがカートリッジの上方に露出するような構成の場合に、カートリッジがリブから浮いてしまったときに装置本体と接触して感光ドラムの表面を傷つける可能性がある。
また、特許文献2に記載されたような構成においては、カートリッジを装置本体に装着する前にユーザが誤って保護カバーを外してしまった場合、カートリッジを案内する機能が失われてしまうことが懸念される。
本発明の目的は、画像形成装置本体に対してユニットを着脱可能とした構成において、ユニットを構成する部材に損傷等が発生するのを防ぐことが可能な技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
装置本体と、
前記装置本体に対して着脱可能に構成された第1ユニット及び第2ユニットと、
前記装置本体における前記第1ユニット及び前記第2ユニットが収容される空間を開閉する開閉部材と、
前記装置本体に設けられ、前記空間において前記第1ユニットをガイドする第1ガイド部と、
前記装置本体に設けられ、前記空間において前記第2ユニットをガイドする第2ガイド部と、
前記開閉部材が前記開位置にあるとき、前記空間における挿抜方向と直交する高さ方向において、前記第2ガイド部に比べて高い位置の前記第1ガイド部へ前記第1ユニットをガイド可能なスロープ部材であって、前記開閉部材が前記空間を閉じる閉位置にあるときは、前記空間に位置するように、前記装置本体と前記開閉部材との間に連結されたスロープ部材と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、
装置本体と、
前記装置本体に対して着脱可能に構成された第1ユニットと、
前記装置本体に対して着脱可能に構成された第2ユニットと、
前記第1ユニットを前記装置本体の第1装着位置にガイドする、前記装置本体に設けられた第1ガイド部と、
前記第2ユニットを前記装置本体の第2装着位置にガイドする、前記装置本体に設けられた第2ガイド部と、
を有し、
前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、前記装置本体の鉛直方向における高さが異なることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体に対してユニットを着脱可能とした構成において、ユニットを構成する部材に損傷等が発生するのを防ぐことが可能となる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略斜視図 本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略断面図 本発明の実施例1におけるプロセスカートリッジの概略斜視図 本発明の実施例1に係る画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図 本発明の実施例1における当接離間手段の構成を説明する模式図 本発明の実施例1における当接離間手段の構成を説明する模式図 本発明の実施例1における当接離間手段の構成を説明する模式図 本発明の実施例1におけるアクセスドアの開閉動作を説明する模式図 本発明の実施例1におけるアクセスドアの開閉動作を説明する模式図 本発明の実施例1におけるガイドレールとアクセスドアの関係を説明する模式図 本発明の実施例1におけるガイドレール、アクセスドアと連動する軸等の構成を示す斜視図 本発明の実施例1におけるスロープ部材の構成を説明する部分断面図 本発明の実施例2におけるガイドレール、アクセスドアと連動する軸等の構成を示す斜視図 本発明の実施例2に係る画像形成装置の概略斜視図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に
詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
本発明が適用可能な画像形成装置としては、電子写真方式を利用して記録材上に画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などが挙げられ、ここではカラーレーザプリンタに適用した場合について説明する。本実施例の画像形成装置は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーのレーザビームプリンタであり、紙などの記録材にカラー画像形成を行う。また、この画像形成装置は、第1〜第4の4個のプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着して使用するプロセスカートリッジ着脱方式である。
ここで、画像形成装置において、正面側又は手前側とは、アクセスドア101を配設した側である。背面側又は奥側とは、その反対側である。前後方向とは、背面側から正面側へ向う方向(前方向または正面方向)と、その逆方向(後方向または背面方向)である。左右とは、画像形成装置を正面側から見て左又は右である。左右方向とは、右から左に向う方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。前後方向及び左右方向はそれぞれ水平方向と平行な方向であり、高さ方向は、鉛直方向であり、前後方向及び左右方向にそれぞれ直交する方向である。また、画像形成装置本体とは、プロセスカートリッジ以外の画像形成装置の構成部分である。また、プロセスカートリッジ又はその構成部材、あるいは装置本体側の構成部材に関して、長手方向とは、像担持体である電子写真感光ドラム1の軸線方向或いはその軸線方向に平行な方向である。
[画像形成装置]
図1は、プロセスカートリッジ7(カートリッジ)を画像形成装置本体(装置本体)に対し着脱可能な画像形成装置としてのプリンタ100の模式的斜視図である。図1(a)は、カートリッジ7の交換のために装置本体に設けられた開口部を開閉するアクセスドア101が閉塞状態にあるときの図である。図1(b)は、アクセスドア101が開放状態にあるときの図であり、アクセスドア101が開かれた状態において、カートリッジ7は装置正面方向に引き出すことが可能となる。
図2は、正面側から見たプリンタ100の概略断面図である。プリンタ100の下部には、カセット11が引き出し可能に収納されている。カセット11には記録材としての転写材Sが積載収容されており、転写材Sを1枚毎に分離され、給送されるようになっている。プリンタ100は、一列に並設してなる画像形成手段として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎に対応するカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を備えている。カートリッジ7は、現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)と、感光ドラムを持つドラムユニット(クリーナユニット)5(5a、5b、5c、5d)の2体から構成される。市場においては、ユーザのプリント内容により、トナーが早く消耗するケースや、感光ドラムが早く消耗するケースもある。すなわち、トナーの補充(現像ユニットの交換)が必要となるタイミングと感光ドラムの交換(ドラムユニットの交換)が必要となるタイミングは必ずしも一致しない。本実施例では、カートリッジ7を2体化し、装置本体の第2装着位置に現像ユニット4が、また装置本体の第1装着位置にドラムユニット5が、それぞれ個別に交換可能としている。これにより、ユーザ視点でのプリントコストの低減、省資源化が可能となる。
カートリッジ7のうち、ドラムユニット5は、像担持体である感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)と、感光ドラム1の表面を均一にマイナス帯電する帯電装置2(2a、
2b、2c、2d)とを備える。また、ドラムユニット5は、トナー像の転写後に感光ドラム1に残る残留トナーを除去するクリーニングブレード8(8a、8b、8c、8d)と、転写残トナーを収容するトナー容器と、を備える。
現像ユニット4は、現像剤担持体としての現像ローラ24(24a、24b、24c、24d)と、現像剤塗布ローラ25(25a、25b、25c、25d)とが、トナー収容容器を兼ねる枠体に回転可能に支持されている。現像ローラ24は、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像(現像剤像)として現像する役割を担い、感光ドラム1との当接位置において感光ドラム1表面に押し付けられるように付勢され、トナーを付着させる。
ここで、本願明細書において、当接位置とは、感光ドラム1の静電潜像にトナーを付着させ、トナー像を形成することが可能な現像位置であって、現像ローラ24が感光ドラム1に当接する位置あるいは現像ローラ24が感光ドラム1に近接する位置をいう。即ち、感光ドラム1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する為の位置であれば現像ローラ24が感光ドラム1に当接していなくてもよい(この場合も、便宜上、当接位置と呼ぶこととする)。
図3は、本実施例における現像ユニット4とドラムユニット5の2体化したプロセスカートリッジ7の模式的斜視図である。図3(a)、図3(b)は、現像ユニット4とドラムユニット5を、画像形成時のように、画像形成に関し相互に作用する配置状態で示した図である。図3(c)は現像ユニット4の斜視図、図3(d)はドラムユニット5の斜視図である。現像ユニット4の枠体は、大きくは現像フレーム4fと現像容器4gからなり、それらはピン27を揺動中心として互いに揺動可能に構成されている。これにより、現像ローラ24は感光ドラム1に対して当接離間可能(当接位置と離間位置との間を移動可能)な構成になっている。現像ユニット4及びドラムユニット5にはそれぞれ把手部4j、5eが設けられている。
この構成により、感光ドラム1に形成された静電潜像にトナーを付着させ現像するタイミングに合わせて、現像ローラ24を感光ドラム1に当接させる(当接状態)。そして、それ以外の期間ではなるべく感光ドラム1から現像ローラ24を離間させておき(待機状態)、現像ローラ24や感光ドラム1の寿命を向上させている。プロセスカートリッジ7の下方には、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光ドラム1上に静電潜像を形成するスキャナユニット3が、プロセスカートリッジ7の上方には中間転写ユニット12が設けられている。
中間転写ユニット12は、一次転写ローラ12a、12b、12c、12d、無端円筒状の中間転写ベルト12e、駆動ローラ12f、テンションローラ12g、中間転写ベルト12e上のトナーを除去するクリーニング装置22を備える。クリーニング装置22は、中間転写ベルト12eの移動方向(図2の矢印Eの方向)に関して、感光ドラム1aと一次転写ローラ12aとで形成される一次転写部よりも上流に配置されている。且つ、駆動ローラ12fと二次転写ローラ16とで形成される二次転写部15よりも下流に配置されている。
さらに、クリーニング装置22は、テンションローラ12gの軸で位置決めされ保持されており、テンションローラ12gの位置変動に追従する構成になっている。また、中間転写ベルト12eとクリーニング装置22は消耗品であるため、クリーニング装置22と一体となった中間転写ユニット12は装置本体に着脱可能となっている。また、クリーニング装置22で回収された中間転写ベルト12e上の残留トナーはプリンタ100内に配置されたトナー回収容器26に蓄積される。
駆動ローラ12fが、モータ(不図示)などの駆動源により回転駆動することで、中間転写ベルト12eは、図2の矢印Xの方向に所定の速度で回転する。一次転写は、一次転写ローラ12a、12b、12c、12dにプラスのバイアス電圧を印加して、マイナス帯電された感光ドラム1表面との電位差を利用することで感光ドラム1から中間転写ベルト12e上へのトナー転写(一次転写)を行っている。
Y、M、C、Kの各画像形成ステーションにおいて一次転写ローラ12a、12b、12c、12dと感光ドラム1とで形成される各一次転写部で感光ドラム1のトナー像が中間転写ベルト12e上に重ねて一次転写される。中間転写ベルト12e上に転写されたトナー像は、駆動ローラ12fと二次転写ローラ16とで形成される二次転写部15で転写材Sに転写される。その後、転写画像の定着を行う定着装置14を転写材Sが通過し、排出ローラ対20に搬送され転写材積載部に排出される。
ここで、給送装置13は、転写材Sを収納した給紙カセット11内から転写材Sを給紙する給紙ローラ9と、給紙された転写材Sを搬送する搬送ローラ対10とを有している。給紙カセット11に収納された転写材Sは、給紙ローラ9に圧接され、分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。そして、給送装置13から搬送された転写材Sはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。
定着装置14は、転写材S上に形成した画像に熱及び圧力を加えて転写材Sに定着させるものである。14aは円筒状の定着ベルトであり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14cにガイドされている。14bは弾性加圧ローラであり、定着ベルト14aを挟みベルトガイド部材14cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。
また、画像形成装置としてのプリンタ100は、以下に説明するように、プリンタ100による画像形成動作を制御する制御部200を有する。
[制御部]
図4を参照して、プリンタ100の画像形成動作を制御する制御部200について説明する。図4は、本実施例に係る画像形成装置であるプリンタ100の制御部200の構成を示すブロック図である。プリンタ100には装置の制御を行うための電気回路が搭載された制御部200があり、制御部200にはCPU40が搭載されている。CPU40は、転写材Sの搬送やプロセスカートリッジ7等駆動源の制御を行う駆動制御部50、画像形成に関する制御を行う高圧制御部41、現像ローラ24の当接離間を制御する当接離間制御部45等を備え、画像形成装置の動作を一括して制御している。
駆動制御部50は、画像形成時の駆動制御として、感光ドラム駆動部51、中間転写ベルト駆動部52、一次転写機構駆動部53を制御している。高圧制御部41は、画像形成に必要な電圧を生成する帯電バイアス生成部42、現像バイアス生成部43、転写バイアス生成部44を制御する。また、制御部200は、後述する現像当接離間機構の当接離間モータ(モータ)90(図5参照)等の駆動を制御するモータドライブIC(モータ駆動部)47を備える。そして、CPU40がモータドライブIC47へパルス信号(本実施例では、励磁方式を2相励磁としている)を送信することにより、モータ90の励磁切り替えを行う。
パルス信号を受信したモータドライブIC47は、パルス信号に対応してモータ90のコイルに流れる電流の方向を制御しており、その際にモータ90内の界磁極が反転してロータマグネットが回転する仕組みになっている。なお、モータ90の回転速度は、CPU40から送られるパルス信号の周波数(以下、駆動周波数と定義する)に依存しており、
駆動周波数が高い程、モータ90内における界磁極の反転周期が短くなりモータ90の回転速度も速くなる。
当接離間のタイミング等を制御する当接離間制御部45はモータ90を駆動するためパルス制御部46を制御し、パルス制御部46で生成したパルス信号はモータ駆動部(モータドライブIC)47へ送られる。また、後述する位置検知センサであるフォトインタラプタ49の信号は、駆動タイミング制御部48に送られ、当接離間制御に用いられる。本実施例において、現像離間から現像当接に至る遷移としては、当接離間手段(図5〜図7)を用いる。
(当接離間手段)
図5〜図7を参照して、当接離間手段について、感光ドラム1と現像ローラ24とが現像当接状態から現像離間状態に至る遷移を例にとって説明する。その概要を示せば、以下の通りである。即ち、先ず当接離間手段を駆動させるモータ90の回転で、第1のカム80が水平方向に延びる回転軸を中心に回動する。ここで、水平面に沿って連動するリンク機構(それぞれが水平面に平行に移動する複数の部材により構成されるリンク機構)として、レバー34と、スライダー35と、感光ドラム1に対して現像ローラ24を付勢するための加圧バネ32と、が設けられている。レバー34は、水平面に垂直な回転軸を中心として回動し、スライダー35と加圧バネ32は、第1のカム80の回転軸に平行な方向(感光ドラム1の軸線方向)に変位する。そして、スライダー35の変位に連動して回動する移動部材31の回動によって、移動部材31のリブ31fが現像ユニット4のリブ4eから離間する(図5(d))。これにより、感光ドラム1と現像ローラ24とが現像当接状態から現像離間状態に至る。
より具体的に示せば、図5(a)に示すように、回転による第1のカム80(80a、80b、80c、80d)のカム半径の増大に伴い、図7(d)に示す矢印Fのようにレバー34がまず揺動する。そして、次にスライダー35が装置正面から背面方向に矢印Hのように直線的に移動する。加圧バネ32とスライダー35の当接部には2箇所の曲げ部35jがあり、移動部材31のリブ31hと接触することが可能となっている(図7(d)の部分拡大図)。このため、スライダー35が一定以上動くと、スライダー35により移動部材31は図7(d)の矢印Rのように回動し始める。次に、加圧バネ32は次第に圧縮されていく。そして、移動部材31のリブ31gが現像ユニット4のリブ4eを装置左方から装置右方へ移動させる(図7(d)の矢印J)。
次に、当接離間手段について、図5、図6、図7の夫々に対し詳細に説明する。
1)図5について
図5(a)は当接離間手段の駆動部の斜視図、図5(b)は当接離間手段の駆動部のフォトインタラプタ49周辺の部分的な斜視図である。また、図5(c)は現像当接時、図5(d)は現像離間時におけるプロセスカートリッジ及び当接離間手段の概略断面図である。
感光ドラム1に対する現像ローラ24の位置(当接位置、離間位置)を切り替えるための駆動源であるモータ90はステッピングモータを使用しており、ギア91・92を介して駆動切り替えシャフト(シャフト)95と接続されている。
シャフト95には各色のカムギア94(94a、94b、94c、94d)を駆動するためのウォームギア93(93a、93b、93c、93d)が設けられている。モータ90の回転によりシャフト95を回転させることで、カムギア94を回転させ第1のカム80(80a、80b、80c、80d)の回転位相を変化させる。第1のカム80は、後述する図6に示す当接離間手段を介して、現像ユニット4及び現像ローラ24の位置を
規制可能で、現像ユニット4のリブ4eを押圧することで、感光ドラム1と現像ローラ24の当接と離間を切り替える。
このように、図5(a)に示すように、シャフト95及び第1のカム80(80a、80b、80c、80d)を、1つのモータ90により回転駆動させ、現像ローラ24の感光ドラム1に対する位置(当接位置、離間位置)を変更可能とする。そして、図5(c)、(d)に示すように、現像ユニット4は、現像ローラ24を回転可能に支持しつつ、現像フレーム4fに対して、現像容器4gを揺動中心のピン27を中心に回動可能としている。これにより、現像ローラ24が、感光ドラム1に対して時計回り方向(第1のカム80に当接する方向)に付勢手段としての加圧バネ32(図6)により付勢される。
2)図6について
図6は、当接離間手段のプロセスカートリッジ7を付勢する構成の斜視図である。図6(a)は現像当接時の1つのステーションの付勢構成を示す斜視図、図6(b)は説明のために図6(a)からスライダー35を削除して示した図である。また、図6(c)は図6(a)の装置背面側の部品の裏側を示す図、図6(d)は図6(a)に対して現像離間時の構成を示す図である。
図6(a)〜(c)において、第1のカム80に対して従動するレバー34がある。レバー34はボス部34eがあり、装置本体のフレーム102(図2)に設けられた穴(不図示)に回動可能に保持される。また、レバー34には別のボス部34f(図6(b))があり、スライダー35の長丸穴35h(図6(a))に嵌合している。
図6(a)、(d)に示すように、スライダー35は、フレーム102に固定されたスライダーガイド28、29(図6(b))により、装置正面・背面方向に直線的にスライド可能に保持される。スライダーガイド28、29には、2箇所のピン30が設けられ、スライダー35の装置上方への抜け止めとなっている。
また、図6(b)に示すように、装置正面・背面方向の2箇所に、移動部材31、加圧バネ(圧縮バネ)32、バネ座33が配置される。移動部材31はボス部31eが形成され、レバー34と同様にフレーム102に対して回動可能となっている。フレーム102にバネ座33は固定されており、移動部材31とバネ座33の間の装置本体に加圧バネ32が取り付けられている。
本実施例では、図6(a)から、第1のカム80の回転に従って、レバー34は回動し、スライダー35は装置正面から背面方向にLだけ移動する(図6(d))。そのとき、移動部材31はスライダー35の移動に伴い、ボス31eを中心に図6(d)の角度θ分回動し、最終的に図5(c)の現像当接状態から図5(d)の現像離間状態にすることが可能となる。また、装置前後の移動部材31の相対差を小さく抑えることができる。
3)図7について
図7(a)は現像当接時の装置正面から見た部分拡大図、図7(b)は図7(a)の部分断面図で装置上方から当接離間手段及び現像ユニット4のリブ4eとの関係を示した図である。図7(c)、(d)は、現像離間時における図7(a)、(b)と同様の関係を示す図である。
現像当接時には、加圧バネ32の弾性力により、移動部材31のリブ31fが現像ユニット4のリブ4eを図7(b)の矢印Gのように装置正面方向の2箇所で付勢する。これにより、現像ローラ24は感光ドラム1に当接する。
一方、現像離間時(待機状態)には、加圧バネ32の圧縮により、移動部材31のリブ31fが現像ユニット4のリブ4eに対し図7(d)の矢印Jのように装置前後方向の2箇所で離間する。これにより、現像ローラ24は感光ドラム1から離間する。
図8〜図11を用いて、開閉部材としてのアクセスドア101の開放・閉塞に連動してプロセスカートリッジをフレーム102に付勢・位置決めする構成について詳述する。
1)図8について
図8は、水平面(左右方向)に直交する面内で、アクセスドア101とプロセスカートリッジ7、そしてプロセスカートリッジ7のガイドレール63周辺を示す部分拡大断面図である。アクセスドア101の開閉動作とプロセスカートリッジ7等の位置関係を示している。図8(a)は、アクセスドア101が装置本体におけるプロセスカートリッジ7が収容される空間を閉じる閉位置にある状態を、図8(b)は、プロセスカートリッジ7が収容される空間を開放する開位置にある状態を、それぞれ装置右方から見た図である。
フレーム102(図2)に、両端を回動可能に支持された軸61があり、これに連動レバー60が固定されている。アクセスドア101には回転軸101bがあり、アクセスドア101の回動支点となっている。アクセスドア101には係合ボス101gが設けられており、アクセスドア101が閉塞から開放状態に遷移する途中で、係合ボス101gが連動レバー60と係合する。そして、アクセスドア101の開放に伴い、軸61は図8(b)の実線矢印で示す方向に所望の角度回転する。
2)図9について
図9(a)は、水平面(装置前後方向)に直交する面内で、アクセスドア101が閉塞された状態を、図9(b)は開放された状態をKステーションの正面から拡大図示している。図9(c)はレール63のみのドラムガイド部63h近傍の形状を示す部分拡大図である。
カートリッジ7のドラムユニット5の下部5fは略T字形状をなしており、図9(c)の破線で示すように断面が略U字形状のドラムガイド部63hに嵌合している。そして、ドラムユニット5の上部は、感光ドラム1の両端を支持する支持部において円弧形状を有し、該円弧形状が上部フレームのV字形状103eに位置決めされる。V字形状103eへの付勢は、ガイドレール63(63a、63b、63c、63d)内に配置された押圧部材64(64a、64b、64c、64d)によりなされる。これにより、アクセスドア101の閉塞状態において、プロセスカートリッジ7は、装置上方に付勢されている。現像ユニット4に対しても、ガイドレール63の略U字溝の現像ガイド部63gに現像フレーム4fのリブ4hが嵌合し、さらに、現像フレーム4fの上部円弧形状4kが上部フレームのV字形状103fに位置決めされる。
本実施例においては、装置の省スペース化と、ガイドレール63自身の剛性を確保するため、ドラムガイド部63hと、現像ガイド部63gと、が一体的に形成されたガイドレール63としている。画像形成装置の内部において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎に対応するカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)が順次、隣接するように配置されている。カートリッジ7は、感光ドラム1を持つドラムユニット5と、このドラムユニット5の感光ドラム1に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像ローラ24に加え、現像剤が収容された容器(第1容器)を有する現像ユニット4と、を備えている。本実施例では、隣接する二つのうち、一方のカートリッジ7のドラムユニット5をガイドするドラムガイド部63hと、他方のカートリッジ7の現像ユニット4をガイドする現像ガイド部63gと、を一体としたガイドレール63とした。しかし、これに限らず、ドラムガイド部63hと、現像ガイド部63gと、を別体としたレール部材としてもよい。
ガイドレール63のドラムガイド部(第1ガイド部)63hは、現像ガイド部(第2ガイド部)63gよりも高い位置に設けられている。これにより、ドラムユニット5のサイズを高さ方向に小型化できるため、ユーザの交換ユニットの保管スペース削減につながる。また、現像ユニット4の高さ方向のサイズはドラムユニット5と比べて大型化できるため、内容するトナー容量の大容量化が可能となっている。
アクセスドア101の開放状態においては、V字形状103e、103fへのカートリッジの付勢が解除される。このため、操作力を低く抑えながら、現像離間状態でカートリッジ7を装置本体から引き出すことが可能となっている。
3)図10について
図10は、水平面(装置左右方向)に直交する面内で、ガイドレール63とアクセスドア101の関係を示す模式図である。図10(a)、(b)は、それぞれアクセスドア101が閉塞・開放された状態を示している。
ガイドレール63には、装置前後方向の2か所に押圧部材収納部63eがある。押圧部材収納部63eと押圧部材64の間には付勢部材(圧縮バネ)67が設けられ、ガイドレール63に対して、押圧部材64は装置上方にカートリッジ7を付勢する構成となっている。
また、ガイドレール63は、レールアーム65(65a、65b、65c、65d)によって軸61と連結され、装置背面側において、レールアーム66によって不図示のフレームと連結されており、リンク機構としての4節平行リンクが形成されている。そして、ガイドレール63とフレーム間には不図示の引張りばねが設けられ、ガイドレール63を図10(b)に示す状態から図10(a)に示す状態に変化するように付勢している。これにより、アクセスドア101の開閉動作により、ガイドレール63及びプロセスカートリッジ7を昇降・付勢させることが可能になっている。
4)図11について
図11は、シアン(C)、ブラック(K)に対応するガイドレール63c、63dと軸61との構成を示した部分的な斜視図である。上記のように、現像ユニット4に対しては、現像フレーム4fのリブ4hを押圧する押圧部材68dがガイドレール63cに設けられている。押圧部材68dは、ドラムユニット5に対する押圧部材64と同様に、付勢部材(圧縮バネ)により装置上方に付勢されている(図10(a)、(b)参照)。
[スロープ部材]
図11及び図12を参照して、本実施例におけるスロープ部材69の構成について説明する。図12は、装置左右方向に直交する面内における、スロープ部材69の近傍の部分断面図であり、図12(a)はアクセスドア101が閉塞された状態、図12(b)はアクセスドア101が解放された状態をそれぞれ示している。
スロープ部材69は、ガイドレール63(63a〜63d)と(ガイドレール63を介して装置本体のフレーム102と)、アクセスドア101とにそれぞれ連結されている。スロープ部材69は、ガイドレール63に設けられた係合ボス63fが係合する係合穴69dを有し、ガイドレール63に対しては、係合孔69dを中心に回転可能に支持されている。また、アクセスドア101に対しては、アクセスドア101に設けられた係合ボス101hが係合する係合溝69eを有し、係合ボス101hが係合溝69e内をスライドすることでアクセスドア101に対する姿勢を変化可能に支持されている。すなわち、スロープ部材69は、アクセスドア101に対するなす角度を変化させつつアクセスドア101との連結位置を変化させるように、アクセスドア101に対する姿勢を変化させることが可能に構成されている。また、アクセスドア101と装置本体は、スロープ部材69をプロセスカートリッジ7が収容される空間に収容可能とている。スロープ部材69は、アクセスドア101が開位置から閉位置へ移動する際に、アクセスドア101に対するなす角度を小さくしつつ上記空間に収容されるように、アクセスドア101に対する姿勢を変化させる。これにより、スロープ部材69は、アクセスドア101が閉位置にあるときは、ユニットの挿抜方向においてアクセスドア101の内側に位置する状態となる。
図12(a)に示すように、アクセスドア101が閉塞状態のとき、スロープ部材69はアクセスドア101の内部(収納部)に潜り込むように格納されるため、製品サイズを装置正面方向に大きくすることなく、省スペースで配置可能である。また、図11及び図12(b)に示すように、アクセスドア101が開放状態のとき、スロープ部材69はアクセスドア101と共に、装置正面方向に飛び出した状態となる。また、アクセスドア101には、第3ガイド部としてのガイド部101iが設けられている。ガイド部101iは、装置本体のプロセスカートリッジ7が収容される空間よりも外側において、ユニットの挿抜方向と直交する高さ方向において第1ガイド部であるガイドレール63よりも低い位置でユニットを挿抜方向にガイドする。
スロープ部材69は、上方面に、第1ガイド部に近い側(装着方向下流側)の端部としての平面部69aと斜面部69bが形成されている。斜面部69bは、ユニットの挿抜方向(水平方向)に対して傾斜した方向にユニットをガイドする。平面部69aの高さはガイドレール63のドラムガイド部63hと略同一高さとなっている。装置正面側の一端(上流側)における斜面部69bの高さは、アクセスドア101に設けられたガイド部101iよりも低くなっている。斜面部69bの他端(下流側)は、平面部69aと滑らかに接続している。このようにスロープ部材69は、アクセスドア101が開位置にあるとき、挿抜方向と直交する高さ方向において、ドラムガイド部63hに比べて高い位置の現像ガイド部63gへドラムユニット5をガイド可能としている。なお、平面部は、第2ガイド部に近い側の端部にも設けてよい。ガイド部101i、斜面部69b、平面部69aの両端には壁が設けられており、その幅はドラムユニット5(5a、5b、5c、5d)の下部5fの幅と略同一幅となっている。ここで、装置正面から見たときのスロープ部材69の装置左右方向位置は、ドラムユニット5の重心位置の略下方に配置されている。そのため、ドラムユニット5の挿入時に装置左右方向にドラムユニット5が倒れてしまうことを防いでいる。
ユーザがドラムユニット5を装置本体に挿入する場合、把手部5eをつまんで下部5fの挿入方向先端をガイド部101iに置いた後、下部5fをガイド部101i、斜面部69b、平面部69a、ドラムガイド部63hの順に通過させながら挿入をする。そのため、感光ドラム1(1a〜1d)が装置内に装着された状態よりも低い位置から挿入されるため、感光ドラム1の表面を傷つけることなく装着可能となる。
ユーザがドラムユニット5を装置本体に装着した状態から抜去する場合、把手部5eをつまんで、下部5fをドラムガイド部63h、平面部69a、斜面部69b、ガイド部101iの順に通過させながら抜去する。そのとき、ドラムガイド部63hとガイド部101iに平面を有するため、ドラムユニット5が勢いよく抜去されることを防ぎ、落下させることなく抜去することが可能となる。
斜面部69bには、挿入指示部(表示部)69cとして矢印形状の刻印が設けられている。ユーザがドラムユニット5を挿入するとき、挿入指示部69cの方向に挿入することで、スムーズな挿入を行うことが可能となる。
本実施例によれば、製品サイズの大型化やプロセスカートリッジのコスト増加を抑えつつ、カートリッジ挿入時の感光ドラムの表面の傷等の損傷の発生を防ぐことでき、ユーザビリティ・メンテナンス性の向上を図ることができる。
アクセスドア101は、カートリッジ7(7a〜7d)の挿抜時に、ガイドとしてその重量を支える必要がある。本実施例では複数備えられたスロープ部材69がそれぞれ係合ボス63fと係合ボス101hに支持されるため、単一のアクセスドア101を装置本体のフレーム102に対して4本のスロープ部材69で懸架して補強する構成となっている
。そのため、別途懸架部材を追加することなく、アクセスドア101の強度が低い場合においても、カートリッジ7の重量を支えることが可能となっている。
[本実施例の変形例]
本実施例では、スロープ部材69の挿入指示部69cは挿入方向を指示する矢印形状の刻印であったが、これはラベルや印刷等であってもよいし、挿入方向ではなく抜去方向を表示する表示部としてもよい。また、矢印形状の代わりに、ドラムユニット5を表す「DRUM」等の文字や形状、YMCK等の色情報やカートリッジのステーションナンバー等を表記したりこれらを併記してもよい。すなわち、案内すべきユニットを表示する表示部を設けてもよい。アクセスドア101に対してスロープ部材69を区別させて、ユーザに対してドラムユニット5の挿抜ガイドを目立たせるためアクセスドア101とスロープ部材69の部品色を変えてもよい。4本のスロープ部材69は、コストおよび組立性改善のため同様の部品を流用しているが、これらの実現のために、別部品を用いてもよい。
また、本実施例ではドラムユニット5の4ステーション共通化によるユーザの交換ユニットの保管スペース削減のため、カートリッジ7は現像ユニット4とドラムユニット5の2体に分割されているものを用いたが、これに限定されるものではない。例えば、現像ユニット4とドラムユニット5が1体で構成されたカートリッジ7を用いてもよい。その場合、アクセスドア101のガイド部101i、スロープ部材69の平面部69a、斜面部69b、ガイドレール63のドラムガイド部63hがカートリッジ7の挿抜をガイドすればよい。
装置本体の開口部を開閉するアクセスドア101は、装置本体の外装を兼ねるものであったが、外装のドアを別途設け、アクセスドア101を装置本体内部のドアとしてもよい。その場合、装置本体内部のアクセスドア101の開閉にスロープ部材69が連動して稼働する構成とすればよい。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、アクセスドア101開放時に高さの異なるガイド部を有するガイドレール63を備えた構成において、アクセスドア101のガイド部101iとガイドレール63のドラムガイド部63hを連結するスロープ部材69を備えた構成とした。しかしながら、スロープ部材69を設けない構成としてもよい。以下では、スロープ部材69を設けない実施例2について、説明を行う。なお、画像形成装置の全体構成等、実施例1と同様の構成については、同様の符号を付して説明は省略する。
図13及び図14を参照して、本実施例におけるガイドレール63の構成について説明する。本実施例では、実施例1同様、ガイドレール63のドラムガイド部63hは、現像ガイド部63gよりも鉛直方向において高い位置に設けられている。つまり、ドラムユニット5に応じたドラムガイド部63h、現像ユニット4に応じた現像ガイド部63gを、それぞれ鉛直方向における高さを異ならせて設けている。これにより、ドラムユニット5、現像ユニット4、それぞれに対応するガイド部をユーザが取り違え、誤って装着しようとすることを避けることができる。この結果、カートリッジ挿入時において、感光ドラムの表面や、現像ローラの表面を傷つけること抑制することができる。また本実施例に係る構成とすることにより、ドラムユニット5のサイズを高さ方向に小型化でき、交換ユニットの保管スペースを削減することができる。加えて、現像ユニット4の高さ方向のサイズはドラムユニット5と比べて大型化できるため、現像容器のトナー容量の大容量化を可能とすることができる。
なお本実施例では、実施例1のスロープ部材69を設けない代わりに、ドラムガイド部63hの挿入方向上流側端部に傾斜部を設けた構成としている。傾斜部は、挿入方向上流
側から下流側に向けて、装置本体の下方から上方へ向かうように傾斜するように設けている。これにより、より簡易な構成としつつ、ガイド部101iに置いたドラムユニット5をドラムガイド部63hへ安定してスムーズに挿入することができるようにされている。
4…現像ユニット、5…ドラムユニット、7…プロセスカートリッジ(カートリッジ)、63…ガイドレール(ガイド部材)、69…スロープ部材、100…画像形成装置(プリンタ)、101…アクセスドア、101i…ガイド部、102…フレーム

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能に構成された第1ユニット及び第2ユニットと、
    前記装置本体における前記第1ユニット及び前記第2ユニットが収容される空間を開閉する開閉部材と、
    前記装置本体に設けられ、前記空間において前記第1ユニットをガイドする第1ガイド部と、
    前記装置本体に設けられ、前記空間において前記第2ユニットをガイドする第2ガイド部と、
    前記開閉部材が開位置にあるとき、前記空間における挿抜方向と直交する高さ方向において、前記第2ガイド部に比べて高い位置の前記第1ガイド部へ前記第1ユニットをガイド可能なスロープ部材であって、前記開閉部材が前記空間を閉じる閉位置にあるときは、前記空間に位置するように、前記装置本体と前記開閉部材との間に連結されたスロープ部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記スロープ部材は、前記開閉部材が前記開位置にあるときに、前記高さ方向において低い位置から前記第1ガイド部と同じ高さまで、前記挿抜方向に対して傾斜した方向に前記第1ユニットをガイドする斜面部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記スロープ部材は、前記斜面部の前記開閉部材に対するなす角度を変化させつつ前記開閉部材との連結位置を変化させるように、前記開閉部材に対する姿勢を変化させることが可能に構成されており、
    前記開閉部材と前記装置本体は、前記スロープ部材を前記空間に収容可能とされており、
    前記スロープ部材は、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置へ移動する際に、前記斜面部の前記開閉部材に対するなす角度を小さくしつつ前記空間に収容されるように、前記開閉部材に対する姿勢を変化させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記スロープ部材は、前記開閉部材が前記開位置にあるときの前記挿抜方向に対する前記斜面部のなす角度に比べ、前記開閉部材が前記閉位置にあるときの前記高さ方向に対する前記斜面部のなす角度が小さいことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記スロープ部材は、前記挿抜方向における上流側及び下流側の少なくとも一方に、前記第1ユニットを前記挿抜方向に案内する平面部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記開閉部材は、前記スロープ部材を介して前記第1ガイド部に繋がり、前記開閉部材が前記空間を開放する開位置にあるとき、前記高さ方向において前記第1ガイド部よりも低い位置で前記第1ユニットをガイドする第3ガイド部を有し、
    前記第1ユニットは、前記第3ガイド部、前記スロープ部材、前記第1ガイド部、で順次、ガイドされることにより装着可能とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記スロープ部材は、前記第1ユニットの挿抜方向を示す表示部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記スロープ部材は、案内すべきユニットを示す表示部を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1ガイド部は、前記空間において前記第1ユニットを位置決めする位置決め部でもあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1ユニットは、感光ドラムを有するドラムユニットであり、
    前記第2ユニットは、現像ローラと、現像剤が収容された容器と、を有する現像ユニットであり、
    前記ドラムユニットが前記第1ガイド部によってガイドされる前記高さ方向の高さは、前記現像ユニットが前記第2ガイド部によってガイドされる前記高さ方向の高さよりも高いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能に構成された第1ユニットと、
    前記装置本体に対して着脱可能に構成された第2ユニットと、
    前記第1ユニットを前記装置本体の第1装着位置にガイドする、前記装置本体に設けられた第1ガイド部と、
    前記第2ユニットを前記装置本体の第2装着位置にガイドする、前記装置本体に設けられた第2ガイド部と、
    を有し、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、前記装置本体の鉛直方向における高さが異なることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、一体の部材で形成されていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第1ユニットは、少なくとも感光ドラムを持つドラムユニットであり、
    前記第2ユニットは、少なくとも前記感光ドラムに形成された静電潜像を現像剤で現像する現像ローラと、現像剤が収容された容器と、を有する現像ユニットであり、
    前記第1ガイド部は、前記装置本体の鉛直方向における高さが前記第2ガイド部に比べ、高いことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 第1感光ドラムを持つ第1ドラムユニットと、
    前記第1感光ドラムに形成された静電潜像を現像剤で現像する第1現像ローラに加え、現像剤が収容された第1容器を有する第1現像ユニットと、
    前記第1現像ユニットに隣接して配置された、第2感光ドラムを持つ第2ドラムユニットと、
    前記第2感光ドラムに形成された静電潜像を現像剤で現像する第2現像ローラに加え、現像剤が収容された第2容器を有する第2現像ユニットと、
    を有する画像形成装置において、
    前記第1ユニットは、前記第2ドラムユニットであり、
    前記第2ユニットは、前記第1現像ユニットであり、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、一体的の部材で形成されていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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