JP2018076108A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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三浦 正樹
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正樹 三浦
和志 松清
Kazushi Matsukiyo
和志 松清
秀人 門前
Hideto Monzen
秀人 門前
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Abstract

【課題】底部の可動部が容器内方側に変形した減圧吸収の状態からもとの変形前の状態に戻り難い構造の合成樹脂製容器を提供することである。【解決手段】 容器胴部13から下方に続く底部14に形成された可動部17を備え、可動部17が、該可動部17の外周縁17aより容器外方に向けて膨出した形状であり、外周縁17aより容器内方に変形して減圧吸収を行う合成樹脂製容器であって、可動部17は、中央側から放射状に形成されて周方向に交互に配列される第1形状部分19a〜19hと第2形状部分20a〜20hとを有し、第1形状部分19a〜19hは、可動部17の中央側から外周縁17a側に向かう方向Drにおいて当該容器外方に膨出するように湾曲した凸状形状を有し、前記第2形状部分20a〜20hは、可動部17の中央側から外周縁17a側に向かう方向Drにおいて当該容器内方に膨出するように湾曲した凸状形状を有する構成となる。【選択図】図3

Description

本発明は、容器胴部から下方に続く底部に形成され、容器内方側への変形によって減圧吸収を行う可動部を有する合成樹脂製容器に係り、特に、底部可動部の容器内方側への変形状態を維持可能な合成樹脂製容器に関する。
内容物の保存性を高めるために、内容物を熱いうちに充填する、いわゆる熱間充填を行うことは、ポリエステル等の合成樹脂製の容器(例えば、PETボトル)において広く行われている。内容物の熱間充填が行われる合成樹脂製容器では、キャップを閉じた後の冷却に伴う内容物の容積収縮により減圧状態になる。従来、このような減圧状態によって容器胴部が変形してしまうことを防止することのできる合成樹脂製容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の合成樹脂製容器では、胴部から下方に続く底部に、当該容器の内方側への変形(もち上がり)が可能な上げ底部(可動部)が形成されている。そして、熱間充填、冷却後の減圧時に前記上げ底部の容器内方へのもち上がりによって容積を低減させて減圧吸収がなされる。
特開2013−144560号公報
上げ底部のもち上がり等、底部の形状を変化させることで、容積変化を図って減圧吸収を行うこの種の合成樹脂製容器では、底部の変形によって確実に減圧吸収がなされることが重要であるとともに、底部の変形後の搬送中の振動やキャップの開放時の大気の吸入等によってその形状がもとに戻らないことが重要である。上述した従来の合成樹脂製容器では、上げ底部(可動部)の凹部や凸部の形状について、当該上げ底部がもち上がって減圧吸収した後に、搬送中の振動等で、もとの状態に戻らないような考慮が必ずしもなされていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、底部の可動部が容器内方側に変形した減圧吸収の状態からもとの変形前の状態に戻り難い構造の合成樹脂製容器を提供するものである。
本発明に係る合成樹脂製容器は、容器胴部から下方に続く底部に形成された可動部を備え、前記可動部が、該可動部の外周縁より容器外方に向けて膨出した形状であり、前記外周縁より容器内方に変形して減圧吸収を行う合成樹脂製容器であって、前記可動部は、中央側から放射状に形成されて周方向に交互に配列される第1形状部分と第2形状部分とを有し、前記第1形状部分は、当該可動部の中央側から外周縁に向かう方向において当該容器外方に膨出するように湾曲した凸状形状を有し、前記第2形状部分は、当該可動部の中央側から外周縁に向かう方向において当該容器内方に膨出するように湾曲した凸状形状を有する構成となる。
このような構成により、減圧吸収時において、底部の可動部は、その外周縁より容器外方に向けて膨出した状態から、容器内方に変形する際に、それぞれ逆側に湾曲した凸形状の第1形状部分と第2形状部分とが変形する。この底部の可動部は、変形前後の形状が安定した状態である。変形途中では、変形前または、変形後の形に戻り易い。そのため、この減圧吸収時の変形後の状態から、前記第1形状部分と第2形状部分とが再びもとの状態に変形するために必要な大きな力が容器外方に向けて作用しなければもとの状態に戻らない。
本発明に係る合成樹脂製容器によれば、底部の可動部の周方向に交互に配列される第1形状部分と第2形状部分とがそれぞれ容器外方及び容器内方の逆方向に湾曲した凸形状になっているので、当該可動部が減圧吸収後の状態からもとの状態に戻り難いものとなる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る合成樹脂製容器(ボトル)の全体示す正面図である。 図2は、図1に示す合成樹脂製容器(ボトル)の底部を示す下面図である。 図3は、図2に示す底部のA−A断面(A´−A´断面)を表す概略図であって、内容物の熱間充填前の底部の状態を示す。 図4Aは、図2に示す底部のA−A断面(A´−A´断面)を表す概略図であって、上げ底部のもち上がりの途中の状態を示す。 図4(B)は、図2に示す底部のA−A断面(A´−A´断面)表す概略図であって、上げ底部がもち上がって減圧吸収した後の状態を示す。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る合成樹脂製容器(以下、単にボトルという)は、図1〜図3に示すように構成される(内容物の熱間充填前の状態)。なお、図1は、ボトルの全体を示す正面図、図2はボトルの底部を示す下面図である。そして、図3は、図2に示す底部のA−A断面(A´−A´断面)の概略図であり、本発明を理解しやすくするため、A−A断面における上げ底部の奥行き線を省略し、代わりに仮想的に第1形状部分19bと第2形状部分20dの対応する縦断面A´―A´を重ね合せた図である。
図1において、ボトル10は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の公知の合成樹脂を一旦、射出成形、圧縮成形により前成形体であるプリフォームに成形し、このプリフォームを二軸延伸ブロー成形することによって形成される。ボトル10は、上から順番に、口部11、肩部12、胴部13及び胴部13から更に下方に続く底部14により構成されている。胴部13には必要に応じ、ある間隔をもって配列された複数の環状凹溝15を形成し、胴部13の機械的強度及び内圧変形に対する保形性を確保するのが好ましい。また、胴部13の外周面には環状凹溝15のいくつかに隣接して平滑領域が形成されており、その平滑領域を支えにラベルを巻き付けて貼ることができる。
なお、胴部13の底部14との境界に環状凹溝15が形成されて、胴部13と底部14とが明確に区画されているが、胴部13と底部14とは環状凹溝15、或いはリブ等によって明確に区画されていなくてもよい。
図1と共に図2及び図3を参照するに、底部14は、下面視で円形(図2参照)であり、胴部13から下方に続く外壁部16a、外壁部16aに続く、ボトル10を載置する際にその載置面に当接する接地部16b、外壁部16aに対向して接地部16bから上方に立ち上がる内壁部16cとからなる脚部16と、この脚部16の内側に配置された上げ底部17(可動部)と、脚部16の内壁部16cの内周縁と上げ底部17外周側の外周縁17aとを接続し、外周縁17aを支持する環状の外接続部18とを有している。外接続部18は、図示しないボトル10高さ方向の中心(中心軸)を通る縦断面形状がボトル10の内方に突出するように湾曲した溝状である(図3参照)。この湾曲した溝状により、外接続部18は曲がり易くなるので、上げ底部17がボトル10の内方側へ変形(もち上がり)し易くなる。
上げ底部17の外周縁17aは、脚部16の内壁部16cから続く外接続部18により支持されており、上げ底部17は、全体として、外接続部18からボトル10の外方(下方)に向けて凸状に膨出した形状を有している。外接続部18により支持された上げ底部17の最下点である円形中央部21は、脚部16の接地部16bより上方に位置している。
上げ底部17は、中央側(円形中心部21側)から放射状に形成されて周方向に交互に配列される8つの第1形状部分19a,19b,19c,19d,19e,19f,19g,19hと、8つの第2形状部分20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g,20hと、円形中央部21と、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hの内周縁と、円形中央部21の外周縁とを接続する内接続部22とを有している。第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hの外周縁は、上げ底部17の外周縁17aとして前述したように外接続部18に接続されている。即ち、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hは、外接続部18と内接続部22との間の円環帯の領域に交互に配列されるように形成されている。
なお、内接続部22も、外接続部18と同様に、図示しないボトル10高さ方向の中心軸を通る縦断面形状がボトル10の内方に突出するように湾曲した溝状である(図3参照)。この湾曲した溝状により、内接続部22も曲がり易くなるので、上げ底部17はもち上がり易くなる。
第1形状部分19a〜19hのそれぞれは、上げ底部17の中央側から外周縁17a側に向かう方向(径の外側方向Dr:図3の破線矢印(2本)参照)においてボトル10の外方に膨出するように湾曲した凸形状を有している(図3参照)。また、第2形状部分20a〜20hのそれぞれは、上げ底部17の中央側から外周縁17a側に向かう方向(径の外側方向Dr)においてボトル10の内方に膨出するように湾曲した凸形状を有している(図3参照)。第1形状部分19a〜19hのそれぞれの湾曲した凸形状を表す第1湾曲線(例えば、図3における参照符号19bが指す湾曲線や参照符号19eが指す湾曲線)と、第2形状部分20a〜20hのそれぞれの湾曲した凸形状を表す第2湾曲線(例えば、図3における参照符号20aが指す湾曲線や参照符号20dが指す湾曲線)とは同様の曲線に設定されている。具体的には、前記第1湾曲線(図3における参照符号19b、19e参照)及び第2湾曲線(図3における参照符号20a、20d参照)のそれぞれは、第1湾曲線の曲率半径と第2湾曲線の曲率半径とが等しい同様の円弧状(膨出方向が異なるが、膨出方向をそろえれば同じ円弧を含む形状)に設定されている。
底部14の脚部16の接地部16bの直径に対する、第1湾曲線及び第2湾曲線の曲率半径は、上げ底部17のもち上がり易さと、もち上がった後からもち上がる前への戻り難さの点から、35〜50%が好ましく、更に、40〜45%がより好ましい。例えば、接地部16の直径が63mmに設定されている場合、第1湾曲線及び第2湾曲線それぞれの曲率半径は、約27mmに設定(約43%)される。
なお、上げ底部17が、図2に示すように、中央側(円形中央部21側)から放射状に形成されて周方向に交互に配列される第1形状部分19a〜19hと、第2形状部分20a〜20hとを有する構造となっているので、上げ底部17の表面積が広くなり、ブロー成形時にプリフォーム底部側が放射状に均等かつ十分延伸され、また、構造上からも、耐熱性が改善される。また、外接続部18、第1形状部19a〜19h、第2形状部20a〜20h、内接続部22の肉厚は、0.20〜0.35mmにあると、耐熱性と減圧吸収変形上、好ましい。
上述したような構造の底部14を有するボトル10では、次のようにして減圧吸収がなされる。
ボトル10に対して内容物(飲料物)の常温より高い温度での充填、乃至、熱間充填(30〜93℃)が行われ、口部11がキャップによって閉じられる。この状態で、内容物の重みを受ける上げ底部17は、ボトル10の外方に膨出するように湾曲した凸形状の第1形状部分19a〜19h及びボトル10の内方に膨出するように湾曲した凸形状の第2形状部分20a〜20hによって、外接続部18に支持された外周縁17aからボトル10の外方に向けて膨出した状態を維持し、その最下点である円形中央部21は、脚部16の接地部16bの面に達することはない。
前述したように内容物が充填されたボトル10が冷えて内容物の容積収縮によりボトル10が減圧状態になり、内容物が適当な温度(例えば、25〜40℃の範囲、かつ、充填直後の温度より低い温度)に達したところで、上げ底部17は、ボトル内部の減圧度により自然にボトル10内方に向けてもち上がるか、図示しないロッド等の押圧部材で底上げ部17の、例えば、円形中央部21を押し上げることで、ボトル10の内方に向けて上がる。これにより、上げ底部17は、外接続部18に支持された外周縁17aを支点にしてもち上がる。全体としてボトル10の外方に膨出した上げ底部17(図3参照)の立体表面における中心部から外周縁17aに至る長さが、その外周縁17aを支持する外接続部18の半径より長いことに起因して、上げ底部17がもち上がる過程で、上げ底部17に対して外周縁17a側から中心側に向けて力が作用するとともに、その力に抗する中心側から外周縁17aに向けた力が発生する。これらの力によって、上げ底部17の第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hのそれぞれが縮むように変形するとともに、それぞれ溝状の外接続部18及び内接続部22が撓むように変形する。
そして、図4Aに示すように、(図3では、上げ底部17の最下点に位置していた)円形中央部21が、外接続部18の高さに達したときに、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hの変形が最大となって不安定な状態になる。円形中央部21がこの位置を通過すると、縮むように変形した第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hのもとの形状への復元力によって、上げ底部17は、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hがもとの湾曲の曲率半径、乃至、もとの湾曲の曲率半径に近い状態に戻りつつ、外接続部18に支持される外周縁17aからボトル10の内方にもち上げられ、例えば、図4Bに示すように、全体として、ボトル10の内方に膨出した形状となる。
上述したように、上げ底部17が、図3に示すように、外接続部18に支持された外周縁17aからボトル10の外方に膨出した状態から、図4Bに示すように、外周縁17aよりボトル10の内方にもち上げられて、ボトル10の内方に膨出した状態になることにより、ボトル10の容積が減少し、結果として、減圧吸収がなされる。
例えば、図4Bに示すように、外接続部18に支持された外周縁17aよりボトル10の内方にもち上がった状態の減圧吸収後の上げ底部17は、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hが再び、例えば、図4Aに示すように、最大に縮むように変形するのに必要な大きな力がボトル10の外方(下方)に向けて作用しなければ、図3に示すようなもとの状態に戻らない。この場合、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hが、それぞれボトル10の外方及び内方の逆方向に湾曲した凸形状になっているので、上げ底部17が、減圧吸収後の状態(図4B参照)からもとの状態(図3参照)に戻るためには、大きな力が作用しなければならず、もとの状態に戻り難い。
このように、上述したボトル10は、減圧吸収後の状態(図4B参照)になった上げ底部17がもとの状態(図3参照)に戻り難い構造となるので、搬送時等に想定される上げ底部17に作用する力の範囲内において、上げ底部17の肉厚をより薄くすることが可能になる。
なお、第1形状部分19a〜19h及び第2形状部分20a〜20hそれぞれの形状は、第1湾曲線(図3における参照符号19b、19e参照)及び第2湾曲線(図3における参照符号20a、20d参照)の形状が円弧状でなくても、凸状に湾曲しているものであれば、楕円弧や他の2次曲線でもよい。また、第1湾曲線(図3における参照符号19b、19e参照)と第2湾曲線(図3における参照符号20a、20d参照)とが同じ曲率半径ではない等、第1形状部分19a〜19hを表す第1湾曲線と第2形状部分20a〜20hを表す第2湾曲線とは異なった形状であってもよい。その場合であっても、第1湾曲線と第2湾曲線の曲線長さは等しいほうが、上げ底部17がもち上がった状態で安定し、そこから、もち上がる前の状態へ戻り難くなり、好ましい。
以上、本発明のいくつかの実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
例えば、第1形状部分,第2形状部分は実施の形態の8個ずつに限らず、いくつでもよいが、それぞれ5〜10個ずつが、耐熱性や、上げ底部17のもち上げ、もち上がった後からもち上がる前の状態への戻り難さ、などの点から好ましい。
また、上げ底部17がもち上がった状態で、ボトル内の減圧(陰圧)が軽減され吸収されるものであれば、上げ底部17がもち上がった状態でボトル内が大気圧と同等、乃至、陽圧になるものでもよい。
10 ボトル(合成樹脂製容器)
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
15 環状凹溝
16 脚部
16a 外壁部
16b 接地部
16c 内壁部
17 上げ底部(可動部)
17a 外周縁
18 外接続部
19a〜19h 第1形状部分
20a〜20h 第2形状部分
21 円形中央部
22 内接続部

Claims (5)

  1. 容器胴部から下方に続く底部に形成された可動部を備え、前記可動部が、該可動部の外周縁より容器外方に向けて膨出した形状であり、前記外周縁より容器内方に変形して減圧吸収を行う合成樹脂製容器であって、
    前記可動部は、中央側から放射状に形成されて周方向に交互に配列される第1形状部分と第2形状部分とを有し、
    前記第1形状部分は、当該可動部の中央側から外周縁側に向かう方向において当該容器外方に膨出するように湾曲した凸状形状を有し、
    前記第2形状部分は、当該可動部の中央側から外周縁側に向かう方向において当該容器内方に膨出するように湾曲した凸状形状を有する合成樹脂製容器。
  2. 前記第1形状部分の湾曲した凸形状を表す第1湾曲線と、前記第2形状部分の湾曲した凸形状を表す第2湾曲線とは同様の曲線からなる請求項1記載の合成樹脂製容器。
  3. 前記第1湾曲線及び前記第2湾曲線は円弧状である請求項2記載の合成樹脂製容器。
  4. 前記底部は、前記胴部から下方に続く外壁部、該外壁部に続く接地部、及び該接地部から上方に立ち上がる内壁部からなる脚部と、該脚部の内側に配置された前記可動部と、
    前記脚部の内壁部と前記可動部の外周縁とを接続する環状の外接続部とを有する請求項1乃至3のいずれかに記載の合成樹脂製容器。
  5. 前記外接続部の、容器高さ方向の中心を通る縦断面形状が、容器内方に突出するように湾曲した溝状である請求項4記載の合成樹脂製容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104866A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社吉野工業所 ブロー成形容器

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