JP2018076091A - 密封口栓 - Google Patents
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Abstract
Description
前記キャップ本体の天板部には、細状ノズルが立設され、該細状ノズルの先端部には、薄肉連結部を介してノズル閉塞部材が設けられ、該ノズル閉塞部材の上面には、開封用係止部が設けられ、
前記上蓋の天面部の内面に設けたインナーリングの外側の偏心位置に、前記開封用係止部に嵌合可能な、係合部を備えた収容部が設けられていることを特徴とするノズルキャップを提案している。
容器本体の上部に取り付けられ外方に突出する注出筒を有するノズルキャップと、注出筒に挿嵌する液止め機構を有するオーバーキャップと、からなり、
オーバーキャップは、オーバーキャップ天板と、オーバーキャップ天板周縁から下方へ伸びるオーバーキャップ側壁と、からなり、
オーバーキャップ天板は、中央の内面から垂下した筒状のインナー突起を有し、
前記インナー突起がノズルキャップ先端の注出筒内面に挿入されてなる口栓において、
インナー突起は、高さ方向の中央に、筒を閉鎖する仕切り板を有し、
注出筒は、傾斜面を有する筒状の注出筒側壁と、外方に拡がる形状の注出筒先端と、からなり、
注出筒側壁の内面に、仕切り板外径より小径のリング状突起を有し、
上記挿嵌する液止め機構は、仕切り板より下方のインナー突起の先端側挿嵌部と注出筒内面に設けたリング状突起によって液止め可能な第1挿嵌当接部と、
該リング状突起で挿嵌し液止めした相対位置で第1挿嵌当接部より注出筒先端側で当接する第2挿嵌当接部と、
の2箇所に液止め可能な挿嵌当接部を有することを特徴とする密封口栓である。
本発明の密封口栓は、2箇所に液止め可能な挿嵌当接部を有するインナー突起を有するもので、その実施形態例1を図1に示した。実施形態例1では、図1−1で示すように、容器本体3と、容器本体上部の口先に取り付けられ凸形状の注出筒21を有するノズルキャップ2と、ノズルキャップ注出筒21に挿嵌し液止め機構を有するオーバーキャップ1とからなる。
注出筒21は、先端に外側へ広がった液ダレ防止の注出筒先端211と、内側に突出するリング状突起212が形成されている。
外ネジ部231を用いる場合、オーバーキャップ側壁12外周に、ローレット123を設ける。
ノズルキャップ2と容器本体3との打栓式の嵌合では、互いに回転しないよう、形状を角状にするか、リブ等を設けることが望ましい。
また、ノズルキャップ2と容器本体3の打栓による嵌合に際しては、製造工程等の問題で、ノズルキャップ2にオーバーキャップ1をセット(螺合)した状態で行なう場合があり、その際、オーバーキャップ1に加えた打栓の為の荷重がしっかりとノズルキャップ2に伝わるように、突き当てリング115を設けることが望ましい。
仕切り板112より下方のインナー突起先端挿嵌部114と注出筒内面に設けたリング状突起212によって、液止め可能な第1挿嵌当接部213を形成する。かつ、該リング状突起212で挿嵌し液止めした相対位置で、第1挿嵌当接部213より注出筒先端側の注出筒21内面と天板側挿嵌部113とが当接する第2挿嵌当接部214を形成する。
オーバーキャップ1の突き当てリング115がノズルキャップ天板22に当接した位置に来た時、あるいは、オーバーキャップ側壁12下端が、ノズルキャップ側壁23のオーバーキャップ嵌合部下端に設けた段差上端に当接した位置に来た時に、オーバーキャップ側壁12とノズルキャップ側壁23との間で螺合して締め切る状態となる。この時に、上記、第1挿嵌当接部213と第2挿嵌当接部214の2箇所に液止め可能な挿嵌当接部を有し、同時に挿嵌して当接するので、確実に液止めを行うことができる。
このガイドリブ13は、オーバーキャップ1等を容器本体3に打栓により嵌合する際、インナー突起111よりも下方で注出筒側壁210に当接させることで、嵌合による衝撃を下方に及ぼさないようにして、密封性を確実にしている。
図3−4に示したが、ガイドリブ13の数は、円周状に3枚以上、好ましくは6枚から8枚とし、等角で均等に設け、均一に周囲から注出筒の変形を抑えるようにする。
図2−1は、一度開封したオーバーキャップ1をノズルキャップ2に嵌合し挿嵌を開始した状態を示す図である。
注出筒21先端に設けられた注出筒先端211は、液切れを良くし、注出筒21の外側周縁に内容物を付着させないように設けられている。
オーバーキャップ1をノズルキャップ2に被せ、嵌合し始めると、インナー突起111の先端挿嵌部114が注出筒21内側に当接し、注出筒21内側先端近傍に付着した内容物が押し下げられ、容器内部にぬぐうように奥に戻される。
インナー突起111の先端挿嵌部114が注出筒21内側のリング状突起212に到達し、天板側挿嵌部113が注出筒21内側に当接し始めた状態である。
ここで、注出筒21先端は、無理やり広げられ、内面を再度ぬぐわれると共に、リング状突起212部分も広げられて、先端挿嵌部114が乗り越えやすくなる。
このようにして、注出筒21内側先端近傍に付着した内容物が押し下げられ、さらにオーバーキャップ1が下降すると、図1のように、第1挿嵌当接部213と第2挿嵌当接部214の2箇所が当接して、確実に液止めされた状態になる。
図3−1は平面図で、外周囲にローレットが加工されて、開閉操作がしやすくなっている。天板11の中央がドーム状に盛り上がり、さらにその中央に内面側へ突出するインナー突起111があって、中央が凹んだ形状になっている。
オーバーキャップ側壁12の内側には、2条ネジの内ネジ部121が設けられているが、その下端近傍にネジ部切り欠き122を有している。
図4−1は、ノズルキャップの平面図で、オーバーキャップ天板22の中央に注出筒21が設けられている。そして、天板周縁から垂下するノズルキャップ側壁23外周囲に外ネジ部231を有し、そのネジ下方2箇所に、ネジ切り欠きに係止する係止リブ232を有している。
ノズルキャップ脚部24周囲には、嵌合した容器本体から、ノズルキャップを取り外す為の分別用つまみ243を有している。分別用つまみ243は、段差部25とは切り離(分断)され、外面にはローレットのような滑り止めを有していることが望ましい。
分別用つまみ243の下端左側には、細い分別用つまみブリッジ2431が設けられ、容易に引き裂くことができるようになっている。又、分別用つまみブリッジ2431と反対側の右端には外観からは見えにくいが、脆弱線244で引き裂き可能な分別用バンド245が分別用つまみ243に繋がる形で設けられている。
ノズルキャップ脚部24において、部分的に嵌合突起241を無くした大きめの嵌合突起切り欠き部2410を設け、ここに、分別用つまみ243と分別用つまみブリッジ2431を設けている。その大きめの嵌合突起切り欠き部2410に隣接して脆弱部244を持つ分別用バンド245が繋がり、かつ、その先に小さめの嵌合突起切り欠き部2411を設けた。
その為、分別用つまみブリッジ2431を引き裂いて分別用つまみ243をつかみ、脆弱部244を引き続き引き裂いて、部分的に嵌合突起241の嵌合していない領域を広げることができる。嵌合突起241の嵌合していない領域を広げると、ノズルキャップのノズルキャップ脚部24が変形し易くなるので、容器本体の口先からノズルキャップを引き抜いて、容易に容器本体からノズルキャップを分別することができる。
ノズルキャップ側壁23下方からノズルキャップ脚部24に繋がる段差部25内側には、容器本体の口先内側に挿嵌するインナーリング251を有している。また、ノズルキャップ脚部24内側には容器本体4の口先外周に有する本体係止突起と係止可能な嵌合突起241を有している。インナーリング251と嵌合突起241によって、容器本体の口先41を内外から挟みこむように係止させることができる。
また、ノズルキャップ脚部24の一部に脆弱部244を有している。脆弱部244は、分別用つまみ243に繋がった分別用バンド245にそって設けられている。容器を廃棄する時に、分別用つまみ243周縁の分別用つまみブリッジ2431を引き裂き、引き続いて、脆弱部244を引き裂いて、嵌合突起241の一部を容器本体口先から外し、容器本体からノズルキャップ2を分離させやすくする役目に用いられる。
この実施形態例2では、実施形態例1と同じようにインナー突起111の外径は、第1挿嵌当接部213におけるインナー突起外径bを、第2挿嵌当接部214におけるインナー突起外径cよりも小さくする。しかし、仕切り板112の位置を、第1挿嵌当接部213
と第2挿嵌当接部214の間の第1挿嵌当接部213におけるインナー突起外径bを有する高さ範囲aに設けた。
このような密封口栓にすると、インナー突起の第1挿嵌当接部213外径が安定して製造できるので、落下などの衝撃が加わった場合でも漏れる恐れが無くなる。
この密封口栓では、第2挿嵌当接部214におけるインナー突起外径cを、第1挿嵌当接部213におけるインナー突起外径bに対し、仕切り板より第2挿嵌当接部214側の第1挿嵌当接部213におけるインナー突起肉厚dの2倍以上大きな径としている。
すなわち、下記式で表わされる。
このような密封口栓にすると、注出筒が細長いノズルキャップであっても、より挿嵌の密封性を高めることができる。また、油や界面活性剤などを含んだ浸透性の高い内容物を収納する密封口栓としても、利用できる。
そして、これらオーバーキャップやノズルキャップは、射出成形金型を用い、一般的な射出成形機で量産できるので、生産性も高い。
特に、空気中の酸素と反応して変質し易い内容物などであっても、閉栓時に、注出筒近傍
に付着した内容物を、容器内部にぬぐいながら押し込む構造になっているので、残液が付着しにくく、内容物が劣化したりして味覚等に問題を起こしにくい構造になっている。
さらに、通常の射出成形で製造できるので、生産性も高く、安価で量産可能であり、本発明のメリットは高い。
11・・・・・・・オーバーキャップ天板
111・・・・・・インナー突起
112・・・・・・仕切り板
113・・・・・・天板側挿嵌部
114・・・・・・先端側挿嵌部
115・・・・・・突き当てリング
12・・・・・・・オーバーキャップ側壁
121・・・・・・内ネジ部
122・・・・・・切り欠き(ネジ部切り欠き)
123・・・・・・ローレット
13・・・・・・・ガイドリブ
2・・・・・・・・ノズルキャップ
21・・・・・・・注出筒
210・・・・・・注出筒側壁
211・・・・・・注出筒先端
212・・・・・・リング状突起
213・・・・・・第1挿嵌当接部
214・・・・・・第2挿嵌当接部
22・・・・・・・ノズルキャップ天板
23・・・・・・・ノズルキャップ側壁
231・・・・・・外ネジ部
232・・・・・・係止リブ
24・・・・・・・ノズルキャップ脚部
241・・・・・・嵌合突起
2410・・・・・嵌合突起切り欠き部
243・・・・・・分別用つまみ
2431・・・・・分別用つまみブリッジ
244・・・・・・脆弱部
245・・・・・・分別用バンド
25・・・・・・・段差部
251・・・・・・インナーリング
3・・・・・・・・容器本体
a・・・・・・・・第1挿嵌当接部の外径を持ったインナー突起の高さ範囲
b・・・・・・・・第1挿嵌当接部におけるインナー突起外径
c・・・・・・・・第2挿嵌当接部におけるインナー突起外径
d・・・・・・・・第1挿嵌当接部におけるインナー突起肉厚
(仕切り板より第2挿嵌当接部側の第1挿嵌当接部における肉厚)
Claims (11)
- 容器本体の上部に取り付けられ外方に突出する注出筒を有するノズルキャップと、注出筒に挿嵌する液止め機構を有するオーバーキャップと、からなり、
オーバーキャップは、オーバーキャップ天板と、オーバーキャップ天板周縁から下方へ伸びるオーバーキャップ側壁と、からなり、
オーバーキャップ天板は、中央の内面から垂下した筒状のインナー突起を有し、
前記インナー突起がノズルキャップ先端の注出筒内面に挿入されてなる口栓において、
インナー突起は、高さ方向の中央に、筒を閉鎖する仕切り板を有し、
注出筒は、傾斜面を有する筒状の注出筒側壁と、外方に拡がる形状の注出筒先端と、からなり、
注出筒側壁の内面に、仕切り板外径より小径のリング状突起を有し、
上記挿嵌する液止め機構は、仕切り板より下方のインナー突起の先端側挿嵌部と注出筒内面に設けたリング状突起によって液止め可能な第1挿嵌当接部と、
該リング状突起で挿嵌し液止めした相対位置で第1挿嵌当接部より注出筒先端側で当接する第2挿嵌当接部と、
の2箇所に液止め可能な挿嵌当接部を有することを特徴とする密封口栓。 - インナー突起の仕切り板厚みを、仕切り板より上方の突起厚みよりも厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の密封口栓。
- ノズルキャップがノズルキャップ天板とノズルキャップ天板周縁から垂下したノズルキャップ側壁からなり、
オーバーキャップ側壁内側とノズルキャップ側壁外側との間に、互いに螺合するネジ部を有し、
螺合して締め切った相対位置で、第1挿嵌当接部と第2挿嵌当接部が、同時に当接して液止め可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の密封口栓。 - オーバーキャップ天板は下方に突き当てリングを有し、
オーバーキャップ側壁とノズルキャップ側壁との間で螺合して締め切る位置は、
オーバーキャップの突き当てリングがノズルキャップ天板に当接した位置であることを特徴とする請求項3に記載の密封口栓。 - ノズルキャップ側壁が、オーバーキャップ側壁と螺合するオーバーキャップ嵌合部と、容器本体と嵌合しオーバーキャップ嵌合部下端から段差を介して下方に繋がった容器本体嵌合部と、からなり、
オーバーキャップ側壁とノズルキャップ側壁との間で螺合して締め切る位置が、
オーバーキャップ側壁下端が、ノズルキャップ側壁のオーバーキャップ嵌合部下端に設けた段差上端に当接した位置であることを特徴とする請求項3に記載の密封口栓。 - インナー突起の外径は、第1挿嵌当接部の外径を、第2挿嵌当接部の外径よりも小さくすると共に、第1挿嵌当接部と第2挿嵌当接部の間の第1挿嵌当接部の外径を持った高さ範囲に仕切りリブを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の密封口栓。
- インナー突起の第1挿嵌当接部の外径を、第2挿嵌当接部の外径から、仕切り板より第2挿嵌当接部側の第1挿嵌当接部肉厚の2倍以上小さな径とすることを特徴とする請求項6に記載の密封口栓。
- 第1挿嵌当接部と第2挿嵌当接部の間の第1挿嵌当接部の外径を持った高さ範囲aに対し、範囲aの中心から上下に3/8×aの範囲に仕切り板を設けたことを特徴とする請求
項6又は7に記載の密封口栓。 - オーバーキャップ内側に、挿嵌状態で、注出口側壁の外周に当接するガイドリブを少なくとも3個以上設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の密封口栓。
- オーバーキャップ天板中央のインナー突起上端に、嵌合蓋を付加したことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の密封口栓。
- 仕切り板に射出ゲートを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の密封口栓。
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