JP2018074717A - 共用操作棒用接続アダプター - Google Patents

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裕之 森山
Hiroyuki Moriyama
裕之 森山
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【課題】先端工具の基端部の周囲を防護する共用操作棒用接続アダプターを提供する。【解決手段】接続アダプター10は、接続アダプター本体1と防護カバー2を備える。接続アダプター本体1は、共用操作棒7の先端部に接続自在な第1のジョイント部11を基端部に有し、先端工具と接続自在な接続金具12を先端部に有する。防護カバー2は、接続アダプター本体1の軸方向に移動自在に配置され、接続アダプター本体1の周囲を囲うことができる。又、接続アダプター10は、防護カバー2を移動自在に支持する一対の支柱部材3・3と、防護カバー2が第1のジョイント部11から接続金具12に向かって移動する力を付勢する付勢部材4を備える。付勢部材4に付勢されて、防護カバー2が接続金具12の周囲を囲う状態と、付勢部材4に抗して、防護カバー2が接続金具12を露出させる状態と、に変化できる。【選択図】図1

Description

本発明は、共用操作棒用接続アダプターに関する。特に、用途の異なる先端工具を共用できる共用操作棒の先端部に着脱自在に接続する接続アダプターであって、接続アダプターに接続される先端工具が金属製の装柱物などに電気的に接触することを防止するために、先端工具の基端部側の周囲を防護する防護カバーを備えた共用操作棒用接続アダプターの構造に関する。
高圧配電線を無停電状態で配電工事を行う活線作業には、直接活線工法と間接活線工法の二通りがあることが知られている。直接活線工法は、作業者が高圧ゴム手袋などの保護具を着用して、通電中の高圧配電線に直接触れて配電工事を行なっている。一方、間接活線工法は、作業者が絶縁操作棒(ホットスティック)などを用いて、通電中の高圧配電線に直接触れることなく配電工事を行なうことができる。
一般に、絶縁操作棒は、長尺の操作棒とこの操作棒の先端部に取り付けた配電作業用工具(以下、先端工具という)で構成している。そして、絶縁操作棒は、高圧配電線を把持、又は切断するなど、作業目的に対応して、先端工具を交換できるように構成している。
ところで、先端工具は、一般に、金属部材で構成している。このため、先端工具が金属製の装柱物などに電気的に接触して、地絡事故が発生することを防止するため、絶縁操作棒の先端部側から先端工具を円筒状の絶縁性を有するゴムカバーで覆って、間接活線工事を実施している。
例えば、絶縁性を有する熱収縮チューブで絶縁操作棒の先端部側を覆った間接活線工事用工具(絶縁操作棒)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平2−118412号公報
図7は、従来技術による絶縁操作棒の構成を示す正面図である。なお、本願の図7は、特許文献1の第1図に相当している。
図7を参照すると、従来技術による絶縁操作棒9は、工具部91、柄部92、及び把持部93を備えている。工具部91には、固定アーム91aと可動アーム91bを取り付けている。把持部93は、作業員が把持し易いように滑り止めが施されている。柄部92は、工具部91と把持部93とを連結し、絶縁性を有する長尺の管体からなっている。
図7を参照すると、柄部92は、円錐体状の水切り鍔92fを中間部に取り付けている。水切り鍔92fは、工具部91から進出する水を堰き止めることができる。又、柄部92は、細径の操作桿92rを内部に挿通している。
図7を参照すると、把持部93には、操作レバー93rを取り付けている。操作レバー93rを把持すると、操作桿92rの動作に連動して、固定アーム91aに向かって、可動アーム91bを閉じることができる。一方、操作レバー93rを解放すると、操作桿92rの動作に連動して、固定アーム91aに対して、可動アーム91bを開くことができる。このように、絶縁操作棒9は、操作レバー93rを操作することで、固定アーム91aに対して可動アーム91bを開閉できる。
図7を参照すると、柄部92は、その先端部側を熱収縮チューブ94で被装している。熱収縮チューブ94は、波状の襞94gを外周に形成している。
図7を参照すると、特許文献1による絶縁操作棒9は、柄部92の先端部側を熱収縮チューブ94で被装しているので、工具部91から流れる雨水を波状の襞94gで遮断でき、いわゆる、水切りを確実にできる、としている。これにより、特許文献1による絶縁操作棒9は、雨水が把持部93に進入してくることを阻止できる、としている。
図7に示した絶縁操作棒9は、遠隔に位置する高圧配電線を把持するのに適した、専用の間接活線工事用工具、いわゆる絶縁ヤットコである。例えば、高圧配電線を切断するためには、切断工具を先端部に備えた別の絶縁操作棒を用意する必要がある。
そこで、用途の異なる先端工具を先端部に着脱自在な共用操作棒が開発されている。図8は、一例による共用操作棒の構成を示す正面図である。図9は、共用操作棒の先端部に設けた工具部を拡大した斜視図である。
図8を参照すると、共用操作棒7は、工具部71、柄部72、及び把持部73を備えている。工具部71は、図示しない先端工具を着脱可能となっている。把持部73は、作業員が把持し易いように滑り止めが施されている。柄部72は、工具部71と把持部73とを連結し、絶縁性を有する長尺の管体からなっている。
図8を参照すると、柄部72は、円錐体状の水切り鍔7aを中間部に取り付けている。水切り鍔7aは、工具部71から進出する水を堰き止めることができる。又、柄部72と把持部73との接続部には、円錐体状の限界鍔7bを取り付けている。限界鍔7bの取り付け位置は、絶縁性を考慮して、共用操作棒7を安全に作業できる限界を示している。
図9を参照すると、工具部71は、円柱状の軸部71aと一対のピン71b・71bを備えている。又、工具部71は、プッシュロッド71cと及びリングナット71dを有している。軸部71aは、柄部72の軸方向に突出している。一対のピン71b・71bは、相反する向きに軸部71aの外周から突出している。
図9を参照すると、プッシュロッド71cは、工具部71に内蔵された圧縮コイルばね(図示せず)によって、力を付勢され、軸部71aの先端面から突出している。
図9を参照すると、リングナット71dは、軸部71aの下方に配置されている。リングナット71dは、軸部71aと螺合している。リングナット71dを一方の方向に回転すると、後述する菊座アダプター6のジョイント部61の底面に当接して(図10参照)、菊座アダプター6を固定できる。リングナット71dを他方の方向に回転すると、後述する菊座アダプター6のジョイント部61の底面(図10参照)からリングナット71dが離れて、菊座アダプター6を解放できる。
例えば、図8又は図9を参照して、共用操作棒7の工具部71に、菊座アダプターを介して、フック形状のバインド打ち器を取り付けることで、電線の被覆を剥離する電線被覆剥離工具を操作できる。
図10は、菊座アダプターの構成を示す正面図である。図11は、バインド打ち器の構成を示す図であり、図11(A)は、バインド打ち器の正面図、図11(B)は、バインド打ち器の左側面図である。
又、図12は、電線被覆剥離工具の一例を示す図であり、図12(A)は、電線被覆剥離工具の正面図、図12(B)は、図12(A)の左側面図である。図13は、電線被覆剥離工具の使用方法を示す状態変化図である。
図14は、共用操作棒及びバインド打ち器の正面図であり、菊座アダプターを介して、共用操作棒の先端部にバインド打ち器を取り付けた状態図である。
図10を参照すると、菊座アダプター6は、共用操作棒7の工具部71に着脱自在に取り付けできる(図8又は図9参照)。菊座アダプター6は、円筒状のジョイント部61と菊座部62で構成している。ジョイント部61は、菊座アダプター6の基端部側に設けられている。一方、菊座部62は、菊座アダプター6の先端部側に設けられている。
図10を参照すると、ジョイント部61は、底面が開口された円筒状に形成している。ジョイント部61には、軸部71a(図9参照)が嵌合する軸穴61aを有している。又、ジョイント部61には、一対のT字状の係合溝61b・61bを有している。一対のピン71b・71b(図9参照)を軸穴61aの軸方向に挿入した後に、これらのピン71b・71bを軸穴61aの周方向に回動することで、これらのピン71b・71bを係合溝61b・61bに係合できる。
上述したような係合手段は、ツイストロックと呼ばれている。そして、図8から図10を参照して、工具部71とジョイント部61が嵌合した状態では、プッシュロッド71cが軸穴61aの上壁を弾圧すると共に、リングナット71dが軸穴61aの底面に当接して、菊座アダプター6を工具部71に確実に固定できる。
図8又は図9に示した共用操作棒7は、間接活線工事に好適な絶縁操作棒の一種であるが、異なる用途の先端工具を共用できることから、特に、「共用操作棒」と呼ばれている。
図10を参照すると、菊座部62は、略円形の菊座62aと雄ねじ62bを備えている。菊座62aは、その表面から僅かに突出する複数の凸条621を円周上に配列している。雄ねじ62bは、菊座62aの略中心から立設している。又、雄ねじ62bには、蝶ナット63が螺合している。
一方、図11を参照すると、バインド打ち器8は、円板状の菊座部8bを基端部に備えている。菊座部8bの中央部に雄ねじ62bを挿通すると共に、蝶ナット63を雄ねじ62bに締結することで(図13参照)、共用操作棒7が延びる方向に対して、任意の角度でバインド打ち器8を固定できる(図9参照)。
図11を参照すると、バインド打ち器8は、棒状の軸部8sとフック部8aを備えている。フック部8aは、軸部8sから連続して、C字状に屈曲している。又、バインド打ち器8は、円柱状のピン部8pを備えている。ピン部8pは、フック部8aの開口8kと反対側に、軸部8sから突出している。なお、バインド打ち器の名称は、高圧配電線を碍子に支持するバインド線を操作できることに由来している。
図12を参照すると、電線被覆剥離工具(以下、剥離工具と略称する)5は、縦断面がC字状の本体フレーム51と移動台52を備えている。本体フレーム51は、円弧溝51aを形成した保持部511を一方の端部に形成している。円弧溝51aには、電線Wの外周面を部分的に当接できる(図13参照)。
又、図12を参照すると、本体フレーム51は、保持部511と離隔して対向配置された台部512を他方の端部に形成している。更に、本体フレーム51は、保持部511と台部512を片持ち状に結合する胴部513を形成している。
図12を参照すると、移動台52は、その後部が胴部513とスライド自在に連結している。又、移動台52は、円弧溝51aと対向するように配置された凹溝52aを形成している。凹溝52aには、電線Wを外周方向から受け入れることができる(図13参照)。そして、円弧溝51aと凹溝52aの間に、電線Wを導入できる。
図12を参照すると、移動台52は、その前面に片刃の刃体521を固定している。刃体521は、その刃先が円弧溝51aに向かうように移動台52に固定されている。図12に示すように、刃体521は帯状に形成され、その長手方向の長さによって、電線Wの被覆の剥離幅が規定されている。
図12を参照すると、剥離工具5は、アイハンドル53とアイボルト54を更に備えている。アイハンドル53とアイボルト54は、それらの軸中心が直交するように配置されている。
図12を参照すると、アイハンドル53は、送りねじ部53sと蝶形の把持部53cを有している。送りねじ部53sは、その先端部が移動台52の底部と回転自在に連結している。又、送りねじ部53sは、台部512とねじ結合している。把持部53cを回転することで、電線Wをその外周方向から押圧するように、移動台52を移動できる。
図12を参照すると、把持部53cは、バインド打ち器8に設けたフック部8aが係合可能な係合穴53hを中央部に開口している(図11参照)。係合穴53hにフック部8aを係止し、把持部53cを軸回りに一方の方向に回転することで、保持部511に向かって移動台52を進出できる。そして、保持部511と移動台52が相対的に近づくことで、刃体521の刃先を電線Wの被覆に食い込ませることができる。次に、剥離工具5を電線Wの回りに360度旋回することで、電線Wの被覆を剥離できる。
図12を参照すると、アイボルト54は、円柱状の絶縁シャフト54sと円環状の操作リング54rを備えている。絶縁シャフト54sは、その基端部を保持部511に固定している。又、絶縁シャフト54sは、その先端部に操作リング54rを取り付けている。
図12を参照して、一対の把持腕を先端部に有する絶縁操作棒(いわゆる、絶縁ヤットコ)を用いて、絶縁シャフト54sを把持でき、高所に配置された電線Wに剥離工具5を近づけることができる(図13参照)。そして、保持部511と移動台52の間に電線Wを導入して、円弧溝51aに電線Wを係止することで、剥離工具5を吊り下げることができる。次に、バインド打ち器8を用いて(図11参照)、把持部53cを軸回りに一方の方向に回転することで、電線Wを挟持できる。
次に、図13を参照して、電線被覆の剥離方法を説明する。最初に、間接活線工事用の把持工具(図示せず)を用いて、剥離工具5の近傍で、電線Wを下方から支持する。次に、係合穴53hにフック部8aを係止し、把持部53cを軸回りに一方の方向に回転することで、刃体521の刃先を電線Wの被覆に食い込ませることができる(図12参照)。
次に、図13を参照して、フック部8aをアイボルト54の操作リング54rに挿入し、剥離工具5が電線Wの回りに時計方向に回転する力に抗して、剥離工具5が電線Wの回りに反時計方向に360度回転することで、電線Wの被覆を剥離できる。そして、電線Wの被覆を軸方向に部分的に剥離でき、電線Wの芯線を露出できる。
図13を参照して、共用操作棒7を用いて(図8参照)、バインド打ち器8を操作すると、金属製の菊座アダプター6が金属製の装柱物などに電気的に接触する心配があった。
このため、図14に示すように、共用操作棒7の先端部側から絶縁性を有する伸縮自在なゴムパイプ(いわゆる、菊座アダプターカバー)7gで菊座アダプター6の下半部を覆って、菊座アダプター6の周囲を防護していた。
しかし、従来技術による菊座アダプターカバー7gは、工具部71の周囲を覆っていたので(図9参照)、工具部71への菊座アダプター6の着脱が容易でないという問題がある。
先端工具の基端部の周囲を防護すると共に、共用操作棒の先端部との着脱が容易な共用操作棒用接続アダプターが求められていた。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、先端工具の基端部の周囲を防護すると共に、共用操作棒の先端部との着脱が容易な共用操作棒用接続アダプターを提供することを目的とする。
本発明者は、共用操作棒用接続アダプターの周囲を防護する防護カバーをスライド自在に構成することで、先端工具が共用操作棒用接続アダプターに容易に着脱できると考え、これに基づいて、以下のような新たな共用操作棒用接続アダプターを発明するに至った。
(1)本発明による共用操作棒用接続アダプターは、用途の異なる先端工具を共用できる共用操作棒の先端部と着脱自在に接続する共用操作棒用接続アダプターであって、基端部側に配置され、前記共用操作棒の先端部に接続自在な円筒状の第1のジョイント部、及び、前記第1のジョイント部と同軸上に先端部側に配置され、前記先端工具の基端部に設けた第2のジョイント部と接続自在な円柱状の接続金具を先端部に有する接続アダプター本体と、前記接続アダプター本体の軸方向に移動自在に配置され、前記接続アダプター本体の周囲を囲う絶縁性を有する円筒状の防護カバーと、前記接続アダプター本体の中間部から外周方向に相反する向きに延び、前記防護カバーを移動自在に支持する一対の支柱部材と、一端部を前記防護カバーの底部側に係止し、他端部を一方の前記支柱部材に係止し、前記接続アダプター本体に対して、前記防護カバーが前記第1のジョイント部から前記接続金具に向かって移動する力を付勢する付勢部材と、を備え、前記防護カバーは、その軸方向に沿って開口し、前記支柱部材の先端部に案内される一対の長穴を外周に有し、前記付勢部材に付勢されて、前記支柱部材の先端部が前記長穴の長手方向の一端縁に位置した状態では、前記防護カバーが前記接続金具の周囲を囲う第1の停止位置を規定し、前記付勢部材に抗して、前記支柱部材の先端部が前記長穴の長手方向の他端縁側に位置した状態では、前記防護カバーが前記接続金具を露出させる第2の停止位置を規定している。
(2)前記支柱部材は、前記防護カバーの外壁にスライド自在に当接する鍔片を先端部に有することが好ましい。
(3)前記先端工具は、前記共用操作棒が延びる方向に対して、任意の角度でバインド打ち器を固定できる菊座部を有する菊座アダプターからなり、前記菊座部は、略円形の菊座と、前記菊座の略中心から立設した雄ねじと、前記雄ねじに螺合した蝶ナットと、を有し、前記防護カバーは、前記雄ねじ及び前記蝶ナットを下方から導入自在に、上部の外壁の一部が外周方向に膨出した膨出部を有していることが好ましい。
(4)前記付勢部材は、前記接続アダプター本体と前記防護カバーの間に伸縮自在に配置された引張コイルばねからなることが好ましい。
本発明による共用操作棒用接続アダプターは、先端工具を接続自在な接続金具の周囲を通常、絶縁性を有する防護カバーで防護しているので、先端工具が金属製の装柱物などに電気的に接触することを防止できる。一方、接続アダプター本体に対して、防護カバーを引き下げた状態では、接続金具を露出させるので、先端工具を容易に着脱できる。
本発明の一実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す正面図であり、接続アダプター本体の周囲を囲う防護カバーを縦断面図で示している。 前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す正面図であり、接続アダプター本体に対して防護カバーを下方に引き下げた状態図である。 前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す右側面図であり、接続アダプター本体の上部に菊座アダプターを接続した状態図である。 前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す外観図であり、図4(A)は、共用操作棒用接続アダプターの正面図、図4(B)は、共用操作棒用接続アダプターの背面図である。 前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す平面図である。 前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す下面図である。 従来技術による絶縁操作棒の構成を示す正面図である。 一例による共用操作棒の構成を示す正面図である。 共用操作棒の先端部に設けた工具部を拡大した斜視図である。 菊座アダプターの構成を示す正面図である。 バインド打ち器の構成を示す図であり、図11(A)は、バインド打ち器の正面図、図11(B)は、バインド打ち器の左側面図である。 バインド打ち器の構成を示す図であり、図11(A)は、バインド打ち器の正面図、図11(B)は、バインド打ち器の左側面図である。 電線被覆剥離工具の使用方法を示す状態変化図である。 共用操作棒及びバインド打ち器の正面図であり、菊座アダプターを介して、共用操作棒の先端部にバインド打ち器を取り付けた状態図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[共用操作棒用接続アダプターの構成]
最初に、本発明の一実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す正面図であり、接続アダプター本体の周囲を囲う防護カバーを縦断面図で示している。
図2は、前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す正面図であり、接続アダプター本体に対して防護カバーを下方に引き下げた状態図である。
図3は、前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す右側面図であり、接続アダプター本体の上部に菊座アダプターを接続した状態図である。
図4は、前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す外観図であり、図4(A)は、共用操作棒用接続アダプターの正面図、図4(B)は、共用操作棒用接続アダプターの背面図である。
図5は、前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す平面図である。図6は、前記実施形態による共用操作棒用接続アダプターの構成を示す下面図である。なお、従来技術で付した符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じにするので以下説明を省略することがある。
(全体構成)
次に、本発明の一実施形態による共用操作棒用接続アダプターの全体構成を説明する。図1から図3を参照すると、本発明の一実施形態による共用操作棒用接続アダプター(以下、接続アダプターと略称する)10は、共用操作棒7の先端部と着脱自在に接続できる。
図1から図6を参照すると、接続アダプター10は、接続アダプター本体1と絶縁性を有する円筒状の防護カバー2を備えている。又、接続アダプター10は、一対の支柱部材3・3と引張コイルばねからなる付勢部材4を備えている。
図1から図3を参照すると、接続アダプター本体1は、円筒状の第1のジョイント部11と円柱状の接続金具12を備えている。第1のジョイント部11は、接続アダプター本体1の基端部側に配置されている。そして、第1のジョイント部11は、共用操作棒7の先端部と着脱自在に接続できる。
図1から図3を参照すると、接続金具12は、接続アダプター本体1の先端部側に配置されている。又、接続金具12は、第1のジョイント部11と同軸上に配置されている。そして、接続金具12は、菊座アダプター6の基端部に設けた第2のジョイント部61と着脱自在に接続できる。なお、本発明では、菊座アダプター6も先端工具の範囲に含んでいる。
図1から図6を参照すると、防護カバー2は、接続アダプター本体1の軸方向に移動自在に配置されている。そして、防護カバー2は、接続アダプター本体1の周囲を囲っている。
図1から図3を参照すると、一対の支柱部材3・3は、接続アダプター本体1の中間部から外周方向に相反する向きに延びている。そして、一対の支柱部材3・3は、防護カバー2を移動自在に支持している。
図1又は図2を参照すると、付勢部材4は、その一端部を防護カバー2の底部側に係止している。又、付勢部材4は、その他端部を一方の支柱部材3に係止している。付勢部材4は、防護カバー2が第1のジョイント部11から接続金具12に向かって移動する力を付勢している。
図1から図3を参照すると、防護カバー2は、一対の長穴2h・2hを外周に形成している。これらの長穴2h・2hは、その軸方向に沿って開口している。これらの長穴2h・2hは、支柱部材3の先端部に案内されている。
図1又は図3を参照すると、付勢部材4に付勢されて、支柱部材3の先端部が長穴2hの長手方向の一端縁211側に位置した状態では、防護カバー2が接続金具12の周囲を囲う第1の停止位置を規定している。
一方、図2を参照すると、付勢部材4に抗して、支柱部材3の先端部が長穴2hの長手方向の他端縁212側に位置した状態では、防護カバー2が接続金具12を露出させる第2の停止位置を規定している。
図1又は図3を参照すると、実施形態による接続アダプター10は、先端工具を接続自在な接続金具12の周囲を通常、絶縁性を有する防護カバー2で防護しているので、先端工具が金属製の装柱物などに電気的に接触することを防止できる。
一方、図2を参照して、接続アダプター本体1に対して、防護カバー2を引き下げた状態では、接続金具12を露出させるので、先端工具を容易に着脱できる。
次に、実施形態による第1のジョイント部11の構成を説明する。図1又は図2を参照すると、第1のジョイント部11は、底面が開口された円筒状に形成している。第1のジョイント部11には、軸部71a(図1参照)が嵌合する軸穴11aを有している。又、第1のジョイント部11には、一対のT字状の係合溝11b・11bを有している。
図1又は図2を参照して、一対のピン71b・71b(図1参照)を軸穴11aの軸方向に挿入した後に、これらのピン71b・71bを軸穴11aの周方向に回動することで、これらのピン71b・71bを係合溝11b・11bに係合できる。
図1から図3を参照して、工具部71と第1のジョイント部11が嵌合した状態では、プッシュロッド71cが軸穴11aの上壁を弾圧すると共に(図6参照)、リングナット71dが軸穴11aの底面に当接して、接続アダプター本体1を工具部71に確実に固定できる。
(接続金具の構成)
次に、実施形態による接続金具12の構成を説明する。図1又は図2を参照すると、接続金具12は、円柱状の軸部12aと一対のピン12b・12bを備えている。又、接続金具12は、プッシュロッド12cと及びリングナット12dを有している。軸部12aは、接続金具12の軸方向に突出している。一対のピン12b・12bは、相反する向きに軸部71aの外周から突出している。
図1又は図2を参照すると、プッシュロッド12cは、接続金具12に内蔵された圧縮コイルばね(図示せず)によって、力を付勢され、軸部12aの先端面から突出している。
図1又は図2を参照すると、リングナット12dは、軸部12aの下方に配置されている。軸部12aの下方側には、雄ねじ部12sを形成している。リングナット12dは、雄ねじ部12sと螺合している。リングナット12dを一方の方向に回転すると、菊座アダプター6の第2のジョイント部61の底面に当接して、菊座アダプター6を固定できる(図3参照)。リングナット12dを他方の方向に回転すると、菊座アダプター6の第2のジョイント部61の底面からリングナット12dが離れて、接続アダプター本体1から菊座アダプター6を解放できる。
(防護カバーの構成)
次に、実施形態による防護カバー2の構成を説明する。図3又は図4(A)及び図5を参照すると、防護カバー2は、膨出部21を上部に形成している。膨出部21は、防護カバー2の上部の外壁の一部が外周方向に膨出している。そして、膨出部21には、雄ねじ62b及び蝶ナット63を下方から導入できる(図3又は図5参照)。
又、図1又は図2を参照すると、防護カバー2は、鍔部2fを底部側に備えている。鍔部2fは、防護カバー2の内部に向かって延出している。付勢部材4の一端部を鍔部2fに開口した小孔に係止できる。
(支柱部材の構成)
次に、実施形態による支柱部材3の構成を説明する。図1から図3を参照すると、支柱部材3は、円柱状に形成している。接続アダプター本体1の中間部に開口した貫通穴に、支柱部材3の基端部を圧入することで、一対の支柱部材3・3を接続アダプター本体1に固定できる。
図1から図6を参照すると、支柱部材3は、鍔片3fを先端部に形成している。一対の鍔片3f・3fは、防護カバー2の外壁にスライド自在に当接している。一対の鍔片3f・3fは、防護カバー2が接続アダプター本体1から脱落することを防止している。又、一対の鍔片3f・3fは、防護カバー2の外壁にスライド自在に当接して、防護カバー2を移動自在に案内している。
図1から図3を参照して、支柱部材3と鍔片3fは、一体で構成することが好ましく、絶縁性を有する合成樹脂で成形することが好ましい。
(付勢部材の構成)
次に、実施形態による付勢部材4の構成を説明する。図1又は図2を参照して、付勢部材4は、鋼線を螺旋状に巻回した引張コイルばねからなることが好ましい。又、付勢部材4は、接続アダプター本体1と防護カバー2の間に伸縮自在に配置されることが好ましい。
[共用操作棒用接続アダプターの作用]
次に、実施形態による接続アダプター10の操作方法を説明しながら、接続アダプター10の作用及び効果を説明する。
図1を参照して、共用操作棒7の工具部71を第1のジョイント部11に接続することで、接続アダプター本体1を共用操作棒7の工具部71に固定できる(図3参照)。
図2を参照して、菊座アダプター6の第2のジョイント部61を接続金具12に接続することで、菊座アダプター6を接続アダプター本体1に固定できる(図3参照)。
図3に示した状態で、菊座アダプター6にバインド打ち器8を固定し(図11参照)、共用操作棒7を操作することで、例えば、剥離工具5を回転できる(図13参照)。
図1又は図3を参照して、実施形態による接続アダプター10は、先端工具を接続自在な接続金具12の周囲を通常、絶縁性を有する防護カバー2で防護しているので、先端工具が金属製の装柱物などに電気的に接触することを防止できる。
図2を参照して、接続アダプター本体1に対して、防護カバー2を引き下げた状態では、接続金具12を露出させるので、先端工具を容易に着脱できる。実施形態による接続アダプター10は、従来技術による菊座アダプターカバー7gと比べて(図14参照)、先端工具を容易に着脱できる。
本発明による共用操作棒用接続アダプターは、次のような効果が期待できる。
(1)共用操作棒と先端工具の間に防護カバーを配置しているので、防護カバーの取り付け忘れを防止できる。
(2)既存の共用操作棒及び先端工具を改造することなく使用できる。
(3)防護カバーを必ず装着して間接活線工事を実施できる。
本発明は、菊座アダプターを接続自在な防護カバー付き共用操作棒用接続アダプターを開示したが、本発明の共用操作棒用接続アダプターは、用途の異なる他の先端工具を接続できる。
1 接続アダプター本体
2 防護カバー
2h・2h 一対の長穴
3・3 一対の支柱部材
4 付勢部材
7 共用操作棒
10 接続アダプター(共用操作棒用接続アダプター)
11 第1のジョイント部
12 接続金具
211 長穴の一端縁
212 長穴の他端縁

Claims (4)

  1. 用途の異なる先端工具を共用できる共用操作棒の先端部と着脱自在に接続する共用操作棒用接続アダプターであって、
    基端部側に配置され、前記共用操作棒の先端部に接続自在な円筒状の第1のジョイント部、及び、前記第1のジョイント部と同軸上に先端部側に配置され、前記先端工具の基端部に設けた第2のジョイント部と接続自在な円柱状の接続金具を先端部に有する接続アダプター本体と、
    前記接続アダプター本体の軸方向に移動自在に配置され、前記接続アダプター本体の周囲を囲う絶縁性を有する円筒状の防護カバーと、
    前記接続アダプター本体の中間部から外周方向に相反する向きに延び、前記防護カバーを移動自在に支持する一対の支柱部材と、
    一端部を前記防護カバーの底部側に係止し、他端部を一方の前記支柱部材に係止し、前記接続アダプター本体に対して、前記防護カバーが前記第1のジョイント部から前記接続金具に向かって移動する力を付勢する付勢部材と、を備え、
    前記防護カバーは、その軸方向に沿って開口し、前記支柱部材の先端部に案内される一対の長穴を外周に有し、
    前記付勢部材に付勢されて、前記支柱部材の先端部が前記長穴の長手方向の一端縁に位置した状態では、前記防護カバーが前記接続金具の周囲を囲う第1の停止位置を規定し、
    前記付勢部材に抗して、前記支柱部材の先端部が前記長穴の長手方向の他端縁側に位置した状態では、前記防護カバーが前記接続金具を露出させる第2の停止位置を規定している、共用操作棒用接続アダプター。
  2. 前記支柱部材は、前記防護カバーの外壁にスライド自在に当接する鍔片を先端部に有する、請求項1記載の共用操作棒用接続アダプター。
  3. 前記先端工具は、前記共用操作棒が延びる方向に対して、任意の角度でバインド打ち器を固定できる菊座部を有する菊座アダプターからなり、
    前記菊座部は、
    略円形の菊座と、
    前記菊座の略中心から立設した雄ねじと、
    前記雄ねじに螺合した蝶ナットと、を有し、
    前記防護カバーは、前記雄ねじ及び前記蝶ナットを下方から導入自在に、上部の外壁の一部が外周方向に膨出した膨出部を有している、請求項1又は2記載の共用操作棒用接続アダプター。
  4. 前記付勢部材は、前記接続アダプター本体と前記防護カバーの間に伸縮自在に配置された引張コイルばねからなる、請求項1から3のいずれかに記載の共用操作棒用接続アダプター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108775315A (zh) * 2018-07-26 2018-11-09 国网江苏省电力有限公司检修分公司 一种快速接头

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