JP2018074626A - ロータユニットおよびロータユニットの製造方法 - Google Patents

ロータユニットおよびロータユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コアに形成された挿入孔に磁石材料を充填することによる異物の発生を抑制できるようにしたロータユニットおよびその製造方法を提供する。【解決手段】ロータユニットのコア20は、隣接する一対の薄板状部材30の一方のバリ面32と他方のダレ面34とが接触するようにして積層されたものである。コア20の第1挿入孔22には、磁粉と樹脂との混合物である磁石材料40aが充填され、この磁石材料40aに磁場が印加されることによって、コア20内に永久磁石が形成される。磁石材料40aは、各薄板状部材30において、第1挿入孔22のうちのダレ面34側から充填される。【選択図】図5

Description

本発明は、磁性体からなる薄板状部材が積層されたコアと、該コアに埋め込まれた永久磁石と、を備え、複数個が前記コアの軸方向において連結されてロータを構成する、または単一でロータを構成するロータユニットおよびその製造方法に関する。
たとえば特許文献1には、電磁鋼板を打ち抜き加工して形成した複数のコア部材(薄板状部材)を、打ち抜きの向きが揃うようにして積層したコアを備えたロータが記載されている。このロータが備える永久磁石は、コアに形成された挿入孔に磁石材料が射出成形されて形成されたものである。ここで、射出成形は、打ち抜き加工によって各電磁鋼板に生じたバリを有する面(バリ面)側から磁石材料を充填することによって行う。これにより、永久磁石によるパーミアンスを高くすることができると記載されている(段落「0046」)。
特開2016−123143号公報
ところで、上記のようにバリ面側から磁石材料を充填する場合、射出成形によってバリが変形し、この部分がコア本体から分離するため、射出成形工程において異物が生じるおそれがある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コアに形成された挿入孔に磁石材料を充填することによる異物の発生を抑制できるようにしたロータユニットおよびその製造方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段およびその作用効果について記載する。
1.磁性体からなる薄板状部材が積層されたコアと、該コアに埋め込まれた永久磁石と、を備え、複数個が前記コアの軸方向において連結されてロータを構成する、または単一でロータを構成するロータユニットにおいて、前記コアには、前記軸方向に直交する平面に交差する方向において当該コアを貫通して且つ前記永久磁石が充填されている挿入孔が形成されており、前記永久磁石は、磁粉と樹脂との混合物を磁石材料とし、前記薄板状部材の前記軸方向に直交する一対の面は、一方が前記挿入孔を区画する部分にバリを有するバリ面であり、他方が前記挿入孔を区画する部分にダレを有するダレ面であり、前記積層された前記薄板状部材のそれぞれは、前記バリ面が、前記軸方向における前記コアの一方の端面(20b)側に位置しており、前記軸方向における前記コアの他方の端面側において、前記永久磁石にゲート痕が形成されている。
上記構成では、コアの軸方向における他方の端部側において、永久磁石にゲート痕が形成されている。これは、他方の端部側から挿入孔に磁石材料が充填されたことを意味する。すなわち、挿入孔に充填される磁石材料は、各薄板状部材において、まずダレ面側から充填されることを意味する。これにより、磁石材料を充填するときにバリが変形することを抑制することができることから、バリ面側から充填される場合と比較して、異物が生じることを抑制することができる。
2.磁性体からなる薄板状部材が積層されたコアと、該コアに埋め込まれた永久磁石と、を備え、複数個が前記コアの軸方向において連結されてロータを構成する、または単一でロータを構成するロータユニットを製造する方法において、前記コアには、前記軸方向に直交する平面に交差する方向において当該コアを貫通する挿入孔が形成されており、前記薄板状部材の前記軸方向に直交する一対の面は、一方が前記挿入孔を区画する部分にバリを有するバリ面であり、他方が前記挿入孔を区画する部分にダレを有するダレ面であり、前記軸方向における前記コアの一方の端面(20b)側に前記バリ面が位置するように積層された前記薄板状部材に対し、前記軸方向における前記コアの他方の端面側から前記挿入孔に磁粉と樹脂との混合物である磁石材料を充填する充填工程を有する。
上記充填工程によれば、挿入孔に充填される磁石材料は、各薄板状部材において、まずダレ面側から充填される。これにより、磁石材料を充填するときにバリが変形することを抑制することができることから、バリ面側から充填される場合と比較して、異物が生じることを抑制することができる。
3.上記2記載のロータユニットの製造方法において、前記充填工程において、前記磁石材料を射出成形によって充填する。
4.上記3記載のロータユニットの製造方法において、前記挿入孔に充填された前記磁石材料に磁場を印加する着磁工程を有し、前記充填工程の期間と前記着磁工程の期間とが重複している。
充填工程において磁石材料がバリ面側から充填される場合、磁石材料の流動が乱れやすい。磁石材料の流動が乱れた状態において充填工程の期間と着磁工程の期間とを重複させる場合、流動が乱れていない場合と比較して、着磁工程を経て生成された永久磁石の着磁率や配向率が低下しやすい。この点、上記方法では、充填工程において磁石材料がダレ面側から充填されるため、着磁率や配向率の低下を抑制することができる。
ロータユニットの一実施形態にかかる斜視図。 同実施形態にかかる薄板状部材の平面図。 図2の3−3断面図。 同実施形態にかかる充填工程を示す断面図。 上記充填工程の一部拡大断面図。
以下、ロータユニットおよびその製造方法にかかる一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すロータユニット10は、単一で、埋込磁石同期機(IPMSM)のロータを構成する。詳しくは、ロータユニット10には、その径方向Dr外側からステータが対向するようにして配置され、これにより、IPMSMを構成する。このIPMSMは、電動パワーステアリング装置(EPS)に内蔵されるものである。ロータユニット10は、円筒状をなしている。
ロータユニット10は、コア20と永久磁石40とを備えている。コア20は、珪素鋼板等の電磁鋼板を複数積層して形成されている。コア20は、その軸方向Daに貫通する第1挿入孔22および第2挿入孔24を、10個ずつ備えている。第1挿入孔22には、永久磁石40の第1部分42が充填されており、第2挿入孔24には、永久磁石40の第2部分44が充填されている。
第1部分42および第2部分44は、径方向Drに延びており、径方向Drの内側の結合部CONにおいて結合されている。なお、径方向Drは、軸方向Daに直交するコア20の断面を含む平面上における点毎に定義され、径方向Drを定義する点から図1に示すロータユニット10の回転中心軸線Oへとおろした垂線に平行な方向のことである。このため、径方向Drは、径方向Drを定義する点に応じて変化するものであるが、図1には、特に、回転中心軸線Oに対して図中左側にずれた点における径方向Drを例示している。
互いに結合している一対の第1部分42および第2部分44の、軸方向Daに直交する断面の形状は、略U字状の形状である。互いに結合された一対の第1部分42および第2部分44の組は、コア20の周方向Dcにおいて均等に配置されている。なお、コア20の周方向Dcとは、軸方向Daに直交する平面において、回転中心軸線Oから周方向Dcを定義する点までの距離を半径とする円における、上記定義する点での接線方向のこととする。このため、周方向Dcは、周方向Dcを定義する位置に応じて変化するものであるが、図1においては、特に、コア20のうちの図中下側の位置における周方向Dcを模式的に例示している。ちなみに、周方向Dcと径方向Drとを同一の点で定義する場合、両者は直交する。また、軸方向Daは、回転中心軸線Oに平行な方向である。
図2に、コア20を構成する薄板状部材30の平面構成を示す。図2に示すように、薄板状部材30には、図1に示した永久磁石40が充填される第1挿入孔22および第2挿入孔24が形成されている。
図3に、図2の3−3断面を示す。
薄板状部材30の第1挿入孔22は打ち抜き加工により形成されたものであるため、図3に示すように、薄板状部材30の第1挿入孔22の部分には、バリ面32側に突出するバリ36を有する。また、薄板状部材30の第1挿入孔22の部分には、バリ面32の裏面であるダレ面34側のうち第1挿入孔22付近が窪んだダレ38を有する。これは、薄板状部材30のうちダレ面34側からパンチを押し当てることによって形成されたものである。なお、各薄板状部材30のバリ面32側には、第2挿入孔24付近においてもバリ36を有し、ダレ面34側には、第2挿入孔24付近においてもダレ38を有する。
ここで、本実施形態にかかるコア20は、隣接する一対の薄板状部材30のうちの一方のダレ面34と他方のバリ面32とが対向するようにして積層形成されている。こうしたコア20に、永久磁石40の材料である磁石材料を充填することにより、ロータユニット10を製造する。
図4に、本実施形態にかかる磁石材料の充填工程を示す。なお、図4に示す磁石材料40aは、永久磁石40の材料となるものであり、樹脂と磁粉との混合物である。
図4に示すように、コア20は、金型60内に配置される。ここで、コア20の径方向Dr外側には、コア20内の磁石材料40aに磁場を印加するための着磁装置62が配置されている。なお、本実施形態において、着磁装置62は、永久磁石を備えたものを想定している。また、軸方向Daにおけるコア20の一対の端面のうちの一方である第1端面20a側には、磁石材料40aを第1挿入孔22および第2挿入孔24に充填するためのゲート64が設置されている。ここで、本実施形態では、第1端面20aを、同第1端面20aを構成する薄板状部材30のダレ面34とする。これにより、コア20を構成する各薄板状部材30は、ダレ面34が第1端面20a側となり、バリ面32が第1端面20aの裏面である第2端面20b側となる。
ここで、本実施形態の作用を記載する。
上記コア20が金型60内に配置されると、磁石材料40aが射出成形によって第1挿入孔22および第2挿入孔24内に充填される。これにより、磁石材料40aは、コア20の第1端面20a側から第1端面20aの裏面である第2端面20b側へと徐々に充填されていく。
図5に、充填工程における第1挿入孔22付近の拡大断面を示す。
図5に示すように、第1挿入孔22に充填される磁石材料40aは、各薄板状部材30における第1挿入孔22に、ダレ面34側から充填される。
磁石材料40aがコア20の第2端面20b側まで充填されると、充填工程が終了する。本実施形態では、磁石材料40aの充填工程において磁石材料40aに磁場が印加されるため、磁石材料40aに磁場を印加する着磁工程は充填工程と重複する。そして充填工程の終了後、コア20が金型60から取り出されることにより、着磁工程も終了する。
なお、図4に示した金型60からコア20を取り出す際、ゲート64に残存している磁石材料40aと、第1挿入孔22および第2挿入孔24に充填された磁石材料40aとが分断される。このため、図1に示すように、ロータユニット10のうちコア20の第1端面20a側において、永久磁石40には、この分断の痕跡であるゲート痕40bが形成される。なお、本実施形態では、図1において、ロータユニット10の磁極を構成する永久磁石40のうちの隣接する一対の永久磁石40の一方の第1部分42と他方の第2部分44とで1つのゲート64に対応するゲート痕40bが形成される。これは、隣接する永久磁石40の一方の第1部分42と他方の第2部分44とで共通のゲート64を割り振ったために生じる現象である。
このように、本実施形態では、磁石材料40aをダレ面34側から充填することにより、バリ面32側から充填する場合と比較すると、磁石材料40aがバリ36に加える力によってバリ36が変形することが抑制され、ひいては射出工程において異物が生じることが抑制される。また、ダレ面34側から充填する場合には、バリ面32側から充填する場合と比較して、隣接する薄板状部材30間に磁石材料40aが入り込みにくく、ロータユニット10内の永久磁石40の量のばらつきが抑制される。このため、本実施形態によれば、ロータユニット10が搭載されたモータのトルク定数のばらつきが生じ難い。
以上説明した本実施形態によれば、さらに以下に記載する効果が得られる。
(1)充填工程の期間と着磁工程の期間とを重複させた。ここで、充填工程において磁石材料40aがバリ面32側から充填される場合、ダレ面34側から充填される場合と比較すると、バリ36が変形しやすいことから、バリ36の変形に起因して磁石材料40aの流動が乱れやすい。磁石材料40aの流動が乱れた状態において充填工程の期間と着磁工程の期間とを重複させる場合、流動が乱れていない場合と比較して、着磁工程を経て生成された永久磁石40の着磁率や配向率が低下しやすい。したがって、本実施形態では、ダレ面34側から磁石材料40aを充填することのメリットが特に大きい。
ちなみに、配向率は、磁化容易方向が永久磁石40に要求される磁気モーメントに平行な方向に揃っている度合いのこととする。着磁率は、磁気モーメント(着磁方向)が一つの方向に揃っている度合いのこととする。
<その他の実施形態>
なお、上記実施形態の各事項の少なくとも1つを、以下のように変更してもよい。
「永久磁石について」
軸方向Daに直交する断面形状がU字状であることは必須ではない。たとえばV字形状であってもよい。またたとえば、第1部分42および第2部分44を結合させず、軸方向Daに直交する断面形状が、U字状を図1に示した結合部CONにおいて2等分割した形状としてもよい。またたとえば、軸方向Daに直交する断面形状が、径方向Drに延びる長方形形状であってもよい。
「挿入孔について」
上記実施形態では、第1挿入孔22および第2挿入孔24を、軸方向Daに延びるように形成したが、これに限らない。たとえば、軸方向Daに直交する平面および軸方向Daの双方に交差する方向に延ばしてコア20を貫通させてもよい。
「着磁工程について」
上記実施形態では、磁石材料40aを第1挿入孔22および第2挿入孔24に充填する充填工程の期間と、磁石材料40aを着磁する着磁工程の期間とを重複させたが、これに限らない。たとえば、充填工程の完了後に、コア20に着磁装置62を対向配置して着磁工程に入ってもよい。またたとえば電磁石を備えて着磁装置62を構成し、充填工程の完了後に、電磁石を通電して着磁工程に入ってもよい。
上記実施形態では、着磁工程においてコア20の径方向から磁場を印加したが、これに限らない。たとえば、特開2014−121116号公報に記載されているように、ロータユニット10の径方向のみならず、軸方向からも磁場を印加してもよい。この場合、ロータユニット10を軸方向Daに複数連結させてロータを構成することが特に有効である。ちなみに、ロータユニット10を軸方向Daに複数連結させてロータを構成する場合、必ずしも、軸方向Daにおける一方の端面側に、ゲート痕40bが形成されるとは限らない。すなわち、たとえば2個のロータユニット10を軸方向Daに連結させてロータを構成する場合において、図1に示す第1端面20a同士を接触させるのであれば、ロータの軸方向Daにおける一対の端面のいずれにもゲート痕40bは形成されていないこととなる。しかし、この場合、ロータを一対のロータユニット10に分離してみれば、それぞれの第1端面20a側には、ゲート痕40bが形成されている。
「ゲート痕40bについて」
たとえば、金型60からロータユニット10を取り出す際に生じたゲート痕40bを、その後に削除する工程を有してもよい。この場合、IPMSMに搭載されたロータユニット10には、ゲート痕40bが残らないこととなる。
「充填工程について」
射出成形に限らない。たとえば、圧縮成形であってもよい。これは、たとえば次のようにして行うことができる。すなわちまず、図1における第1挿入孔22および第2挿入孔24と同一形状の孔が形成された成形用ガイドをコア20の第1端面20aに接触させて配置し、成形用ガイドの孔および第1挿入孔22および第2挿入孔24に、磁石材料を充填する。次に、成形用ガイドの孔内の磁石材料が第1挿入孔22および第2挿入孔24に充填されるように圧力を印加する。このように圧縮成形をする場合であっても、バリ36に大きな力が加わることなどに起因して、異物が生じるおそれがあるため、ダレ38側から磁石材料を充填することが有効である。
上記実施形態では、隣接する永久磁石40の一方の第1部分42と他方の第2部分44とで共通のゲート64を割り振ったが、これに限らず、隣接する永久磁石40の一方の第1部分42と他方の第2部分44とで各別のゲート64から磁石材料40aを充填してもよい。
「そのほか」
薄板状部材としては、電磁鋼板に限らず、板状の磁性体であればよい。
また、コアの形状としては、円筒形状に限らず、たとえば磁極の中央部が磁極の端部と比較して回転中心軸線Oとコアの外周との距離が長くなる形状であってもよい。
磁極の数としては、上記実施形態において例示したものに限らない。
回転電機としては、ロータとステータとが径方向Drにおいて互いに対向するものに限らず、軸方向Daにおいて互いに対向するアキシャルギャップ型回転電機であってもよい。
ロータユニット内蔵の回転電機としては、EPS内蔵のものに限らない。たとえば、可変ギア比ステアリングシステム内蔵のものや、電動ポンプシステム内蔵のもの、車両において4輪駆動と2輪駆動とを切り替える装置に内蔵のものなどであってもよい。
10…ロータユニット、20…コア、20a…第1端面、20b…第2端面、22…第1挿入孔、24…第2挿入孔、30…薄板状部材、32…バリ面、34…ダレ面、36…バリ、38…ダレ、40…永久磁石、40a…磁石材料、40b…ゲート痕、42…第1部分、44…第2部分、60…金型、62…着磁装置、64…ゲート。

Claims (4)

  1. 磁性体からなる薄板状部材が積層されたコアと、該コアに埋め込まれた永久磁石と、を備え、複数個が前記コアの軸方向において連結されてロータを構成する、または単一でロータを構成するロータユニットにおいて、
    前記コアには、前記軸方向に直交する平面に交差する方向において当該コアを貫通して且つ前記永久磁石が充填されている挿入孔が形成されており、
    前記永久磁石は、磁粉と樹脂との混合物を磁石材料とし、
    前記薄板状部材の前記軸方向に直交する一対の面は、一方が前記挿入孔を区画する部分にバリを有するバリ面であり、他方が前記挿入孔を区画する部分にダレを有するダレ面であり、
    前記積層された前記薄板状部材のそれぞれは、前記バリ面が、前記軸方向における前記コアの一方の端面側に位置しており、
    前記軸方向における前記コアの他方の端面側において、前記永久磁石にゲート痕が形成されているロータユニット。
  2. 磁性体からなる薄板状部材が積層されたコアと、該コアに埋め込まれた永久磁石と、を備え、複数個が前記コアの軸方向において連結されてロータを構成する、または単一でロータを構成するロータユニットを製造する方法において、
    前記コアには、前記軸方向に直交する平面に交差する方向において当該コアを貫通する挿入孔が形成されており、
    前記薄板状部材の前記軸方向に直交する一対の面は、一方が前記挿入孔を区画する部分にバリを有するバリ面であり、他方が前記挿入孔を区画する部分にダレを有するダレ面であり、
    前記軸方向における前記コアの一方の端面側に前記バリ面が位置するように積層された前記薄板状部材に対し、前記軸方向における前記コアの他方の端面側から前記挿入孔に磁粉と樹脂との混合物である磁石材料を充填する充填工程を有するロータユニットの製造方法。
  3. 前記充填工程において、前記磁石材料を射出成形によって充填する請求項2記載のロータユニットの製造方法。
  4. 前記挿入孔に充填された前記磁石材料に磁場を印加する着磁工程を有し、
    前記充填工程の期間と前記着磁工程の期間とが重複している請求項3記載のロータユニットの製造方法。
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