JP2018071351A - 船舶用エンジンシステム及び船舶用エンジンシステムの制御方法 - Google Patents

船舶用エンジンシステム及び船舶用エンジンシステムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】EGR装置と、導入側バルブと、排出側バルブとを備える船舶用エンジンシステムにおいて、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中で、導入側バルブと排出側バルブとが閉塞するように制御された場合のEGR装置の内圧の上昇を抑制可能にする。【解決手段】船舶用のEGR装置は、船舶用のエンジンと、導入口と排出口とを有し、エンジンから排出された排気ガスの一部を導入口から導入し、排出口からEGRガスとして排出してエンジンに循環させるEGR装置と、EGR装置に接続され、EGR装置からEGRガスをエンジン以外に向けて排出するEGRガス排出流路と、EGR装置の導入口から導入される排気ガスの一部の導入量を調節する導入側バルブと、EGR装置の排出口から排出されるEGRガスの排出量を調節する排出側バルブと、EGRガス排出流路を流通するEGRガスの流量を調節するEGRバルブとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、EGR装置を備える船舶用エンジンシステムに関する。
船舶用エンジンシステムは、特許文献1に開示されるように、例えば、エンジンから排出される排気ガスの一部をエンジンに再循環させ、エンジンの燃焼温度を低下させて、排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)量を低減させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を備える。EGR装置は、エンジンに供給する供給ガスが流通する供給ガス流路と、エンジンから排出される排気ガスが流通する排気ガス流路との間に設けられる。
EGR装置の導入口側には、排気ガス流路からEGR装置の導入口に導入される排気ガスの流量を調節する導入側バルブが設けられる。EGR装置の排出口側には、EGR装置の排出口から供給ガス流路へ向けて排出されるEGRガスの流量を調節する排出側バルブが設けられる。エンジンが運転中且つEGR装置が休転中の場合には、導入側バルブと排出側バルブとは閉塞するように制御される。
特開2015−40475号公報
導入側バルブは、排気経路を流通する高温・高圧の排気ガスに曝される。このため、導入側バルブにシール性の高いシール部材を配設することが難しく、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中の場合に、導入側バルブと排出側バルブとが閉塞するように制御されたにも関わらず、導入側バルブを介して排気ガスがEGR装置に流入し、EGR装置の内圧が上昇することがある。また、エンジンおよびEGR装置を運転中にEGR装置のみ停止させる場合に、導入用バルブおよび排出用バルブは閉塞するように制御されるので、EGR装置内はEGR装置停止直前の高圧状態が保持されることがある。
このような場合において、EGR装置を何等かの操作で開放した場合、高圧の排気ガスがEGR装置の開放部から噴出するおそれがある。従って、EGR装置の内圧の上昇を抑制できれば、EGR装置を開放するときの開放部からの排気ガスの噴出を低減することができ、EGR装置のメンテナンス等の作業を行う上で有利になるので望ましい。
そこで本発明は、EGR装置と、導入側バルブと、排出側バルブとを備える船舶用エンジンシステムにおいて、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中で、導入側バルブと排出側バルブとが閉塞するように制御された場合のEGR装置の内圧の上昇を抑制可能にすることを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る船舶用エンジンシステムは、船舶用のエンジンと、導入口と排出口とを有し、前記エンジンから排出された排気ガスの一部を前記導入口から導入し、前記排出口からEGRガスとして排出して前記エンジンに循環させるEGR装置と、前記EGR装置に接続され、前記EGR装置から前記EGRガスを前記エンジン以外に向けて排出するEGRガス排出流路と、前記EGR装置の前記導入口から導入される前記排気ガスの前記一部の導入量を調節する導入側バルブと、前記EGR装置の前記排出口から排出される前記EGRガスの排出量を調節する排出側バルブと、前記EGRガス排出流路を流通する前記EGRガスの流量を調節するEGRバルブとを備える。
上記構成によれば、EGR装置に接続されたEGRガス排出流路が、EGR装置からEGRガスをエンジン以外に向けて排出するので、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中の場合に導入側バルブと排出側バルブとが閉塞するように制御されたにも関わらず、エンジンから排出される排気ガスの一部が導入側バルブを介してEGR装置の内部に流入したとしても、あるいはEGR装置を停止したときにEGR装置内部が高圧の状態を保持していたとしても、EGRガス排出流路を流通するEGRガスの流量を調節するEGRバルブを開放することにより、EGR装置の内部のEGRガスをEGR排出流路に排出させ、EGR装置の内圧が上昇するのを抑制できる。
前記EGR装置の内圧により、前記EGR装置から排出された前記EGRガスが前記EGRガス排出流路を流通してもよい。これにより、EGRバルブを開放することで、ブロア等を用いなくても比較的容易にEGR装置の内圧の上昇を抑制することができる。
前記排気ガスが流通する排気ガス流路と、前記排気ガス流路を流通する前記排気ガスにより駆動される過給器とを更に備え、前記EGRガス排出流路の下流端部が、前記排気ガス流路の前記過給器よりも前記排気ガスの流通方向の下流側に接続されていてもよい。
これにより、EGR装置からEGRガス排出流路を介してEGRガスを排気ガス流路に良好に排出できるので、例えば、EGR装置の周辺にEGRガスが排出されるのを防止できる。
前記EGRバルブの開閉動作を制御する制御装置を更に備えてもよい。このように、制御装置がEGRバルブの開閉動作を制御することで、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中で、排出側バルブが閉塞するように制御された場合にEGR装置が不意に開放されても、EGR装置の内圧の上昇を自動的に抑制できる。このため、EGR装置を開放した際にEGR装置の開放部から排気ガスが噴出するのを適切に防止できる。
本発明の各態様によれば、EGR装置と、導入側バルブと、排出側バルブとを備える船舶用エンジンシステムにおいて、エンジンが運転中且つEGR装置が休転中で、導入側バルブと排出側バルブとが閉塞するように制御された場合のEGR装置の内圧の上昇を抑制できる。
図1は、実施形態に係る船舶用エンジンシステムの概略構成図である。
以下、実施形態について各図を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る船舶用エンジンシステム1(以下、単にエンジンシステム1と称する。)の概略構成図である。エンジンシステム1は、エンジン2、EGR装置3、過給器4、制御装置5、供給ガス流路R1、排気ガス流路R2、EGRガス流路R3、EGRガス排出流路R4、導入側バルブV1、排出側バルブV2、及びEGRバルブV3を備える。
エンジン2は船舶の推進用主機であり、2ストロークディーゼルエンジンである。エンジン2は、4ストロークエンジンであってもよく、ガスエンジンや二元燃料エンジンであってもよい。供給ガスは、エンジン2が2ストロークエンジンである場合には掃気ガスであり、4ストロークエンジンである場合には給気ガスである。
EGR装置3は、導入口3aと排出口3bとを有する。導入口3aと排出口3bとは、エンジン2と連通している。EGR装置3は、エンジン2から排出された排気ガスの一部をEGRガスとして排出口3bから排出してエンジン2に循環させる。具体的にEGR装置3は、EGRガスを洗浄及び冷却し、供給ガスの一部としてエンジン2に再循環する。EGRガスは、導入口3aからEGR装置3に導入され、排出口3bからエンジン2へ向けて排出される。
EGR装置3は、スクラバ6、ガスクーラ7、ブロア8、及び駆動装置9を有する。スクラバ6は、EGRガスを洗浄する。一例としてスクラバ6は、エンジン2から排出される高圧のEGRガスを液体に接触させて脱硫・脱塵する。ガスクーラ7は、脱硫・脱塵されたEGRガスを冷却する。
ブロア8は、EGR装置3から排出されるEGRガスを昇圧して、EGRガス流路R3に流通させる。ブロア8は、一例として容積型であるが、これに限定されない。EGRガスは、供給ガス流路R1において新気と混合される。駆動装置9は、ブロア8を駆動させる。
過給器4は、タービン部10とコンプレッサ部11とを有する。過給器4は、エンジンから排出される排気ガスにより駆動される。具体的に過給器4は、エンジン2から排出されて排気ガス流路R2を流通する排出ガスにより、タービン部10を駆動させる。コンプレッサ部11は、タービン部10と連結され、タービン部10の駆動力により駆動される。過給器4は、新気をコンプレッサ部11により圧縮し、供給ガス流路R1に流通させる。制御装置5は、駆動装置9を制御する。また制御装置5は、バルブV1〜V3の開閉動作を制御する。
供給ガス流路R1は、過給器4からエンジン2へ向けて延びている。供給ガス流路R1は、過給器4が外部から取り込んだ新気(大気)と、EGRガス流路R3を流通したEGRガスとを供給ガスとして流通させ、エンジン2へ供給する。
排気ガス流路R2は、エンジン2から過給器4へ向けて延びている。排気ガス流路R2は、エンジン2から過給器4を経るように排気ガスを流通させる。EGRガス流路R3は、排気ガス流路R2の途中から分岐してEGR装置3を経た後、供給ガス流路R1に接続されている。EGRガス流路R3には、エンジン2とEGR装置3とが運転中の場合にEGRガスが流通する。本実施形態では、エンジン2の運転状態とは、エンジン2から排気ガスが排出されて排気ガス流路R2を流通する状態を指す。またEGR装置3の運転状態とは、スクラバ6、ガスクーラ7、ブロア8、及び駆動装置9が稼働している状態を指す。
EGRガス排出流路R4は、EGR装置3に接続され、EGR装置3からEGRガスをエンジン2以外に向けて排出する。EGRガス排出流路R4は、EGR装置3からEGR装置3の外方に向けて延びている。
本実施形態では、EGRガス排出流路R4の上流端部は、EGR装置3のスクラバ6に接続されている。またEGRガス排出流路R4の下流端部は、排気ガス流路R2の過給器4よりも排気ガスの流通方向の下流側に接続されている。EGRガス排出流路R4では、EGR装置3の内圧により、EGR装置3から排出されたEGRガスが流通する。
導入側バルブV1は、EGR装置3の導入口3a側に配置されたEGRガス流路R3の途中に設けられている。導入側バルブV1は、EGR装置3の導入口3aから導入される排気ガスの一部の導入量を調節する。排出側バルブV2は、EGR装置3の排出口3b側に配置されたEGRガス流路R3の途中に設けられている。排出側バルブV2は、EGR装置3の排出口3bから排出されるEGRガスの排出量を調節する。バルブV1,V2は、一例としてバタフライバルブであるが、これに限定されない。
バルブV1,V2は、エンジン2とEGR装置3とが運転中の場合には、EGR装置3を介してEGRガス流路R3を流通するEGRガスの流量が、予め定められた値(例えば最大値)となるように、制御装置5に制御される。またバルブV1,V2は、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合には閉塞されるように、制御装置5に制御される。
EGRバルブV3は、EGRガス排出流路R4の途中に設けられている。EGRバルブV3は、EGRガス排出流路R4を流通するEGRガスの流量を調節する。EGRバルブV3は、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合には解放されるように、制御装置5に制御される。このように制御装置5は、バルブV1〜V3の開閉動作を個別に制御する。
ここで導入側バルブV1は、排気ガス流路R2と、導入側バルブV1よりも排気ガスの流通方向の上流側におけるEGRガス流路R3とを流通する高温・高圧の排気ガスに曝されるため、導入側バルブV1には、シール性の高いシール部材を配設することが困難な場合がある。これにより、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合に、導入側バルブV1と排出側バルブV2とが閉塞されるように制御装置5に制御されたにも関わらず、導入側バルブV1が適切に閉塞されず、排気ガスが導入側バルブV1を介してEGR装置3に流入するおそれがある。この場合、EGR装置3の内圧は、時間経過に伴って上昇する。
これに対して本実施形態では、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合にはEGRバルブV3が開放されるように、制御装置5がEGRバルブV3を制御する。本実施形態では、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合、EGRガス排出流路R4の上流端部における内圧は、EGRガス排出流路R4の下流端部における内圧よりも高い。EGRガスは、EGR装置3の内圧により、EGRガス排出流路R4を介してEGR装置3から排出される。EGR装置3からEGRガスがEGRガス排出流路R4に排出されることで、EGR装置3の内圧は、大気圧と略同一の値まで低減される。
よって、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中で、排出側バルブV2が閉塞された場合に、排気ガスが導入側バルブV1を介してEGR装置3に流入しても、EGR装置3の内圧が上昇するのが抑制される。従って、EGR装置3を安全に開放できるため、例えば、EGR装置3のメンテナンス等の作業が行い易くなる。
なお、本実施形態では、EGRバルブV3はEGR装置3が休転中は常に解放されるよう制御されているが、これに限定されない。例えば、EGR装置3の内圧を計測する圧力計をエンジンシステム1に設け、制御装置5に前記圧力計の計測値を監視させるようにした上で、EGR装置3が休転中の場合に、前記圧力計により計測された圧力が設定値を超えた場合のみ、制御装置5がEGRバルブV3を開放させるように制御してもよい。
またEGRバルブV3は、必ずしも制御装置5により制御されなくてもよく、例えば、オペレータの手動により制御されてもよい。また、EGRガス排出流路R4の上流端部の接続先は、スクラバ6に限定されない。EGRガス排出流路R4の上流端部は、EGR装置3の内部のEGRガスが排出されるようにEGR装置3に接続されていればよい。このため例えば、EGRガス排出流路R4の上流端部は、EGR装置3の筐体に接続されていてもよい。
また、EGRガス排出流路R4の下流端部は、EGR装置3の内部のEGRガスが排出されるように設けられていればよい。このため例えば、EGRガス排出流路R4の下流端部は、排気ガス流路R2以外に接続されていてもよいし、船外まで直接導かれていてもよい。
また、エンジンシステム1には、複数のEGRガス排出流路R4が設けられていてもよい。この場合、複数のEGRガス排出流路R4の上流端部は、EGR装置3の異なる部分に接続されていてもよい。
以上に説明したように、エンジンシステム1では、EGR装置3に接続されたEGRガス排出流路R4が、EGR装置3からEGRガスをエンジン2以外に向けて排出するので、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中の場合に導入側バルブV1と排出側バルブV2とが閉塞するように制御されたにも関わらず、エンジン2から排出される排気ガスの一部がEGR装置3の内部に流入したとしても、EGRガス排出流路R4を流通するEGRガスの流量を調節するEGRバルブV3を開放することにより、EGR装置3の内部のEGRガスをEGRガス排出流路R4に排出させ、EGR装置3の内圧が上昇するのを抑制できる。
また、EGR装置3の内圧により、EGR装置3から排出されたEGRガスがEGRガス排出流路R4を流通するので、EGRバルブV3を開放することで、ブロア等を用いなくても比較的容易にEGR装置3の内圧の上昇を抑制することができる。
またエンジンシステム1は、排気ガスにより駆動される過給器4を備え、EGRガス排出流路R4の下流端部が、排気ガス流路R2の過給器4よりも排気ガスの流通方向の下流側に接続されているので、EGR装置3からEGRガス排出流路R4を介してEGRガスを排気ガス流路R2に良好に排出できる。よって例えば、EGR装置3の周辺にEGRガスが排出されるのを防止できる。
またエンジンシステム1は、EGRバルブV3の開閉動作を制御する制御装置5を備えているので、制御装置5がEGRバルブV3の開閉動作を制御することで、エンジン2が運転中且つEGR装置3が休転中で、排出側バルブが閉塞するように制御された場合にEGR装置3が不意に開放されても、EGR装置3の内圧の上昇を自動的に抑制できる。このため、EGR装置3を開放した際にEGR装置3の開放部から排気ガスが噴出するのを適切に防止できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除できる。
R2 排気ガス流路
R4 EGRガス排出流路
V1 導入側バルブ
V2 排出側バルブ
V3 EGRバルブ
1 船舶用エンジンシステム
2 エンジン
3 EGR装置(船舶用EGR装置)
3b 排出口
4 過給器
5 制御装置

Claims (4)

  1. 船舶用のエンジンと、
    導入口と排出口とを有し、前記エンジンから排出された排気ガスの一部を前記導入口から導入し、前記排出口からEGRガスとして排出して前記エンジンに循環させるEGR装置と、
    前記EGR装置に接続され、前記EGR装置から前記EGRガスを前記エンジン以外に向けて排出するEGRガス排出流路と、
    前記EGR装置の前記導入口から導入される前記排気ガスの前記一部の導入量を調節する導入側バルブと、
    前記EGR装置の前記排出口から排出される前記EGRガスの排出量を調節する排出側バルブと、
    前記EGRガス排出流路を流通する前記EGRガスの流量を調節するEGRバルブとを備える、船舶用エンジンシステム。
  2. 前記EGR装置の内圧により、前記EGR装置から排出された前記EGRガスが前記EGRガス排出流路を流通する、請求項1に記載の船舶用エンジンシステム。
  3. 前記排気ガスが流通する排気ガス流路と、
    前記排気ガス流路を流通する前記排気ガスにより駆動される過給器とを更に備え、
    前記EGRガス排出流路の下流端部が、前記排気ガス流路の前記過給器よりも前記排気ガスの流通方向の下流側に接続されている、請求項1又は2に記載の船舶用エンジンシステム。
  4. 前記EGRバルブの開閉動作を制御する制御装置を更に備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の船舶用エンジンシステム。
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