JP2018069776A - 船舶および操船システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことが可能な船舶を提供する。【解決手段】このジェット推進艇100(船舶)は、船体1と、船体1を推進させるエンジン2およびジェット推進機3と、第1回動軸線C1回りに回動し、ジェット推進機3の推進方向を操作するとともに、第1回動軸線C1を中心とする略円弧形状に形成されたステアリングホイール41と、ステアリングホイール41に設けられ、第1回動軸線C1に対して一方方向に設けられた第1操作部51と、第1回動軸線C1に対して他方方向に設けられた第2操作部52とを含み、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作するパドル操作部5と、を備える。【選択図】図3

Description

この発明は、船舶および操船システムに関する。
従来、船舶が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、船体と、船体を推進させる船外機と、船外機の推進方向を操作するハンドルと、ハンドルとは離間した位置に設けられ、船外機のスロットルを操作するスロットル操作部とを備える船舶が開示されている。
特開2004−068704号公報
上記特許文献1のような従来の船舶では、ハンドルとスロットル操作部とが離間して配置されているため、スロットル操作を行う際に、ハンドルから手を離して行う必要がある。このため、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を行うためには十分な経験が必要であるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことが可能な船舶および操船システムを提供することである。
この発明の第1の局面による船舶は、船体と、船体を推進させる推進装置と、第1回動軸線回りに回動し、推進装置の推進方向を操作するとともに、第1回動軸線を中心とする略円形状または略円弧形状に形成されたステアリングホイールと、ステアリングホイールに設けられ、第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部と、を備える。
この第1の局面による船舶では、上記のように、第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部をステアリングホイールに設ける。これにより、ステアリングホイールから手を離すことなく、第1操作部および第2操作部により推進装置のスロットルおよびシフトを操作することができるので、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことができる。第1操作部および第2操作部を、それぞれ、第1回動軸線に対して一方方向および他方方向に設けることによって、左右の手でスロットルおよびシフトを操作することができるので、操作のための動作を簡単に行うことができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、第1操作部の操作により推進装置のスロットルが操作され、第2操作部の操作により推進装置のシフトが操作されるように構成されている。このように構成すれば、両手のうち一方の手により第1操作部を操作して推進装置のスロットルを操作することができるとともに、他方の手により第2操作部を操作して推進装置のシフトを操作することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールとともに第1回動軸線回りに回動するとともに、第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動し、推進装置のスロットルおよびシフトを操作するように構成されている。このように構成すれば、ステアリングホイールを回動させた場合に、操作部が追従して回動するので、ステアリングホイールの回動動作中も、継続して、スロットルおよびシフトを操作することができる。操作部を第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動するように構成することによって、ステアリングホイールに対して操作部を容易に近づけたり遠ざけたりすることができるので、操作部を握り込むことにより容易に推進装置の操作を行うことができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールの背面方向に配置され、ステアリングホイールの形状に沿った形状に形成されている。このように構成すれば、ステアリングホイールの背面にステアリングホイールの形状に沿って操作部を配置することができるので、ステアリングホイールの握り位置に関わらず、どの位置からでも操作部を操作することができる。
この場合、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールの形状に沿った略円弧形状に形成されている。このように構成すれば、略円形状または略円弧形状を有するステアリングホイールに沿った操作部を容易に形成することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、第1操作部は、ステアリングホイールに近づける方向に移動されることにより、推進装置のスロットルを開く方向に操作し、ステアリングホイールに遠ざかる方向に移動されることにより、推進装置のスロットルを閉じる方向に操作するように構成されている。このように構成すれば、第1操作部をステアリングホイールに向かって握り込むことにより、船舶を加速させることができるとともに、第1操作部の握り込みを弱めることにより、船舶を減速させることができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールから遠ざかる方向に付勢されている。このように構成すれば、操作部から手を離すことにより、操作部を基準の位置に戻すことができる。たとえば、操作部が基準の位置に戻ることにより、スロットルが閉じる操作が行われるようにすることができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、ステアリングホイールは、第1回動軸線回りに180度未満の角度において回転可能に構成されている。このように構成すれば、第1操作部および第2操作部の位置がステアリングホイールの回転により反対になるのを抑制することができるので、第1操作部を操作する手と第2操作部を操作する手とが入れ替わるのを抑制することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、操作部の第1操作部および第2操作部は、ステアリングホイールが中心位置に位置する場合に、ステアリングホイールに対して左右対称に設けられている。このように構成すれば、第1操作部を両手のうち一方の手により操作することができるとともに、第2操作部を他方の手により操作することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、ステアリングホイールは、ステアリングホイールが中心位置に位置する場合に、左右対称に形成されているとともに、上下が非対称に形成されている。このように構成すれば、ステアリングホイールを回転させた場合でも、第1操作部が配置されている位置と第2操作部が配置されている位置とを容易に判別することができるので、操作部による操作を円滑に行うことができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、操作部の操作位置を検出する検出部をさらに備え、検出部の検出に基づく電気信号により、推進装置のスロットルおよびシフトが操作されるように構成されている。このように構成すれば、操作部が機械的に接続されている場合と異なり、操作に必要な力を小さくすることができるので、操作部により容易に推進装置のスロットルおよびシフトを操作することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、第1操作部は、前進方向のスロットルと、前進方向へのシフトとを操作し、第2操作部は、後進方向のスロットルと、中立位置および後進方向へのシフトと、減速とを操作するように構成されている。このように構成すれば、第1操作部により前進方向の操作を行うことができるとともに、第2操作部により減速および後進方向の操作を行うことができるので、簡易な操作により、船舶の前進および後進を操作することができる。
上記第1の局面による船舶において、好ましくは、推進装置は、ジェット推進機、船外機、船内機または船内外機を含む。このように構成すれば、操作部により、ジェット推進機、船外機、船内機または船内外機を含む推進装置を容易に操作することができる。
この発明の第2の局面による操船システムは、第1回動軸線回りに回動し、船体を推進させる推進装置の推進方向を操作するとともに、第1回動軸線を中心とする略円形状または略円弧形状に形成されたステアリングホイールと、ステアリングホイールに設けられ、第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部と、を備える。
この第2の局面による操船システムでは、上記のように、第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部をステアリングホイールに設ける。これにより、ステアリングホイールから手を離すことなく、操作部により推進装置のスロットルおよびシフトを操作することができるので、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことが可能な操船システムを提供することができる。第1操作部および第2操作部を、それぞれ、第1回動軸線に対して一方方向および他方方向に設けることによって、左右の手でスロットルおよびシフトを操作することができるので、操作のための動作を簡単に行うことができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、第1操作部の操作により推進装置のスロットルが操作され、第2操作部の操作により推進装置のシフトが操作されるように構成されている。このように構成すれば、両手のうち一方の手により第1操作部を操作して推進装置のスロットルを操作することができるとともに、他方の手により第2操作部を操作して推進装置のシフトを操作することができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールとともに第1回動軸線回りに回動するとともに、第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動し、推進装置のスロットルおよびシフトを操作するように構成されている。このように構成すれば、ステアリングホイールを回動させた場合に、操作部が追従して回動するので、ステアリングホイールの回動動作中も、継続して、スロットルおよびシフトを操作することができる。操作部を第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動するように構成することによって、ステアリングホイールに対して操作部を容易に近づけたり遠ざけたりすることができるので、操作部を握り込むことにより容易に推進装置の操作を行うことができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、操作部は、ステアリングホイールの背面方向に配置され、ステアリングホイールの形状に沿った形状に形成されている。このように構成すれば、ステアリングホイールの背面にステアリングホイールの形状に沿って操作部を配置することができるので、ステアリングホイールの握り位置に関わらず、どの位置からでも操作部を操作することができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、第1操作部は、ステアリングホイールに近づける方向に移動されることにより、推進装置のスロットルを開く方向に操作し、ステアリングホイールに遠ざかる方向に移動されることにより、推進装置のスロットルを閉じる方向に操作するように構成されている。このように構成すれば、第1操作部をステアリングホイールに向かって握り込むことにより、船舶を加速させることができるとともに、第1操作部の握り込みを弱めることにより、船舶を減速させることができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、ステアリングホイールは、第1回動軸線回りに180度未満の角度において回転可能に構成されている。このように構成すれば、第1操作部および第2操作部の位置がステアリングホイールの回転により反対になるのを抑制することができるので、第1操作部を操作する手と第2操作部を操作する手とが入れ替わるのを抑制することができる。
上記第2の局面による操船システムにおいて、好ましくは、操作部の操作位置を検出する検出部をさらに備え、検出部の検出に基づく電気信号により、推進装置のスロットルおよびシフトが操作されるように構成されている。このように構成すれば、操作部が機械的に接続されている場合と異なり、操作に必要な力を小さくすることができるので、操作部により容易に推進装置のスロットルおよびシフトを操作することができる。
本発明によれば、上記のように、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態によるジェット推進艇を示した図である。 本発明の一実施形態によるジェット推進艇の構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態によるジェット推進艇の操船システムを示した図である。 本発明の一実施形態による操船システムに対する操作を説明するための図である。 本発明の一実施形態による操船システムを示した下面図である。 本発明の一実施形態による操船システムのステアリングハンドルの回動範囲を説明するための図である。 本発明の一実施形態の第1変形例による操船システムを示した図である。 本発明の一実施形態の第2変形例による操船システムを示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(ジェット推進艇の構成)
図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態によるジェット推進艇100の構成について説明する。なお、図中、FWDは、ジェット推進艇100の前進方向(船首方向)を示しており、BWDは、ジェット推進艇100の後進方向(船尾方向)を示している。図中、Rは、ジェット推進艇100の右舷(スターボード)方向を示しており、Lは、ジェット推進艇100の左舷(ポートサイド)方向を示している。なお、ジェット推進艇100は、特許請求の範囲の「船舶」の一例である。
ジェット推進艇100は、図1に示すように、船体1と、船体1内に格納されるエンジン2と、エンジン2に接続されたジェット推進機3とを備えている。ジェット推進艇100は、図2に示すように、ステアリング操作部4と、パドル操作部5と、レバー操作部6と、オートクルーズ操作ボタン7とを備えている。なお、エンジン2およびジェット推進機3は、特許請求の範囲の「推進装置」の一例であり、パドル操作部5は、特許請求の範囲の「操作部」の一例である。
船体1の内部には、図1に示すように、エンジン2とジェット推進機3とが配置されている。船体1の下部の船尾方向には、ジェット推進機3に水を供給するためのインテークゲートが設けられている。船体1上には、操船者(ユーザ)がジェット推進艇100に対して操船動作を行うためのコンソールが設けられている。このコンソールには、操船システム200として、ステアリング操作部4と、パドル操作部5と、レバー操作部6と、オートクルーズ操作ボタン7とが設けられている。
エンジン2は、船体1の船首から船尾に向かって延び、船体1の幅方向の中央を通るセンターライン上で、かつ、船体1の後部に配置されている。エンジン2の駆動力は、ドライブシャフト2aやトランスミッション22(図2参照)を介してエンジン2の船尾方向に配置されたジェット推進機3に伝達される。
ジェット推進機3は、船体1を推進させるように構成されている。具体的には、ジェット推進機3は、エンジン2から伝達された駆動力に基づいて、船体1を推進させる噴流を発生させるとともに、任意の方向に噴流を吐出する機能を有する。ジェット推進機3は、エンジン2からの駆動力により噴流を発生させるインペラと、発生した噴流を任意の方向に噴出する噴射ノズルおよびバゲットとを含んでいる。噴射ノズルは、噴流が吐出される吐出口と、噴射ノズルを回動させるためのノズル駆動部31(図2参照)とを有している。吐出口は、ノズル駆動部31による噴出ノズルの回動によって、吐出口の吐出方向を調整可能である。これにより、ジェット推進艇100の進行方向が制御される。バゲットは、バゲットを回動させるためのバゲット駆動部32(図2参照)を有している。バゲットが吐出口を覆わない位置に配置されることによって、吐出口から後方(BWD)に向かって噴流が吐出される。一方、バゲットが吐出口を覆う位置に配置されることによって、バゲットに噴流が当たり、前方(FWD)または、横方向に向かって噴流が吐出される。これらの結果、噴射ノズルの吐出口から吐出される噴流の吐出方向を、前後方向を含む水平面内の所定の方向に調整可能である。
ステアリング操作部4は、ジェット推進艇100の進行方向を操作するために設けられている。具体的には、ステアリング操作部4は、ジェット推進機3の推進方向を操作するように構成されている。つまり、ステアリング操作部4を右に回転させた場合、ジェット推進機3の吐出口が右方向に転舵される。ステアリング操作部4を左に回転させた場合、ジェット推進機3の吐出口が左方向に転舵される。ステアリング操作部4は、図2に示すように、ステアリングホイール41と、ステアリングホイール41の操作位置を検出する検出部42とを含んでいる。ステアリング操作部4(ステアリングホイール41)には、図3に示すように、パドル操作部5(第1操作部51および第2操作部52)が設けられている。
ステアリングホイール41は、図4および図5に示すように、第1回動軸線C1回りに回動するように構成されている。ステアリングホイール41は、ジェット推進機3の推進方向を操作するように構成されている。ステアリングホイール41は、図3に示すように、略円弧形状に形成されている。具体的には、ステアリングホイール41は、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、左右対称に形成されているとともに、上下が非対称に形成されている。つまり、ステアリングホイール41の上部は分かれているとともに、下部は接続されている。
ステアリングホイール41は、図6に示すように、第1回動軸線C1回りに180度未満の角度において回転可能に構成されている。具体的には、ステアリングホイール41は、中心位置を基準に、左右にθずつ回転可能である。なお、θは、90度未満の角度である。つまり、回転可能角度2θは、180度未満となる。たとえば、回転可能角度2θは、約135度に設定されている。なお、図6において(A)は、ステアリングホイール41を左に回転させた場合の回動可能位置の左端を示している。図6の(B)は、ステアリングホイール41の中心位置を示している。図6の(C)は、ステアリングホイール41を右に回転させた場合の回動可能位置の右端を示している。
検出部42は、図2に示すように、ステアリングホイール41の操作位置(回動位置)を検出して、制御部8に信号を送信するように構成されている。そして、検出部42の信号に基づいて、ジェット推進機3の推進方向が操作される。
パドル操作部5は、図3に示すように、ステアリングホイール41に設けられている。パドル操作部5は、エンジン2のスロットルを操作するとともに、エンジン2およびジェット推進機3のシフト(前進、後進またはニュートラル)を操作するように構成されている。パドル操作部5は、第1操作部51と、第2操作部52とを含んでいる。図4に示すように、第1操作部51は、パドル部511と、接続部512と、検出部513とを含んでいる。第2操作部52は、パドル部521と、接続部522と、検出部523とを含んでいる。
第1操作部51は、第1回動軸線C1に対して一方方向に設けられている。第2操作部52は、第1回動軸線C1に対して他方方向に設けられている。具体的には、第1操作部51および第2操作部52は、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、ステアリングホイール41に対して左右対称に設けられている。第1操作部51は、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、第1回動軸線C1に対して右方向に配置されている。第2操作部52は、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、第1回動軸線C1に対して左方向に配置されている。つまり、第1操作部51は、右手により操作されるように構成されている。第2操作部52は、左手により操作されるように構成されている。
第1操作部51の操作により、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルが操作されるように構成されている。第2操作部52の操作により、エンジン2およびジェット推進機3のシフトが操作されるように構成されている。具体的には、第1操作部51により、前進方向のスロットルと、前進方向へのシフトとを操作するように構成されている。第2操作部52により、後進方向のスロットルと、中立位置(ニュートラル)および後進方向へのシフトと、減速とを操作するように構成されている。
第1操作部51が、ステアリングホイール41に近づく方向に移動されることにより、エンジン2のスロットルが開く方向に操作される。第1操作部51が、ステアリングホイール41に遠ざかる方向に移動されることにより、エンジン2のスロットルが閉じる方向に操作される。つまり、第1操作部51の握り込みによりエンジン2のアクセルワークが操作される。エンジン2が中立状態の場合、第1操作部51が、ステアリングホイール41に近づく方向に移動されることにより、前進方向へのシフトに変更される。
第2操作部52が、ステアリングホイール41に近づく方向に移動されることにより、前進方向に対する減速操作が行われる。第2操作部52が、ステアリングホイール41に近づく方向に移動されることにより、後進方向へのシフトに変更される。つまり、第2操作部52を、ステアリングホイール41に近づく方向に移動させることにより、ジェット推進機3のバケットを吐出口に被せる操作が行われる。第2操作部52を、ステアリングホイール41に近づく方向に移動させた後、ステアリングホイール41に遠ざかる方向に移動させることにより、エンジン2のシフトを中立位置(ニュートラル)に変更する操作が行われる。
パドル操作部5は、図5に示すように、ステアリングホイール41とともに第1回動軸線C1回りに回動するように構成されている。具体的には、パドル操作部5の第1操作部51および第2操作部52は、ステアリングホイール41の第1回動軸線C1近傍に第2回動軸線C2またはC3を介して取り付けられている。図5および図6に示すように、パドル操作部5は、第1回動軸線C1と略垂直に配置された第2回動軸線C2またはC3回りに回動し、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作するように構成されている。具体的には、第1操作部51は、第2回動軸線C2回りに回動するように、ステアリングホイール41に取り付けられている。第2操作部52は、第2回動軸線C3回りに回動するように、ステアリングホイール41に取り付けられている。なお、第2回動軸線C2およびC3は、互いに略平行に配置されている。
パドル操作部5は、ステアリングホイール41の背面方向に配置されている。パドル操作部5は、ステアリングホイール41の形状に沿った形状に形成されている。具体的には、パドル操作部5は、ステアリングホイール41の形状に沿った略円弧形状に形成されている。つまり、第1操作部51のパドル部511は、ステアリングホイール41の右部分の背面に配置されている。パドル部511は、ステアリングホイール41の右部分の湾曲に沿った形状に形成されている。第2操作部52のパドル部521は、ステアリングホイール41の左部分の背面に配置されている。パドル部521は、ステアリングホイール41の左部分の湾曲に沿った形状に形成されている。パドル操作部5の第1操作部51および第2操作部52は、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、ステアリングホイール41に対して左右対称に設けられている。
第1操作部51のパドル部511は、接続部512に接続されている。接続部512は、ステアリングホイール41の背面に配置され、ステアリングホイール41の半径方向に延びるように形成されている。つまり、接続部512の半径方向の外方向には、パドル部511が接続されている。接続部512の半径方向の内方向(第1回動軸線C1方向)には、検出部513が設けられた第2回動軸線C2が接続されている。つまり、パドル部511は、第2回動軸線C2を中心に、ステアリングホイール41に近づく方向および遠ざかる方向に回動する。
第2操作部52のパドル部521は、接続部522に接続されている。接続部522は、ステアリングホイール41の背面に配置され、ステアリングホイール41の半径方向に延びるように形成されている。つまり、接続部522の半径方向の外方向には、パドル部521が接続されている。接続部522の半径方向の内方向(第1回動軸線C1方向)には、検出部523が設けられた第2回動軸線C3が接続されている。つまり、パドル部521は、第2回動軸線C3を中心に、ステアリングホイール41に近づく方向および遠ざかる方向に回動する。
パドル操作部5は、ステアリングホイール41から遠ざかる方向に付勢されている。つまり、パドル部511および521は、手を離した場合や、握り込む力が弱められた場合に、ステアリングホイール41から遠ざかる方向(背面方向)に移動される。
検出部513は、図2に示すように、第1操作部51(パドル部511)の操作位置(回動位置)を検出して、制御部8に電気信号を送信するように構成されている。そして、検出部513の電気信号に基づいて、エンジン2のスロットルおよびシフトが操作される。検出部523は、第2操作部52(パドル部521)の操作位置(回動位置)を検出して、制御部8に電気信号を送信するように構成されている。そして、検出部523の電気信号に基づいて、ジェット推進機3のシフトが操作される。
レバー操作部6は、パドル操作部5に替えて、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作するために設けられている。レバー操作部6は、レバー61と、検出部62とを含んでいる。レバー61は、ユーザにより移動されることにより、操作を受け付ける。レバー61の移動は、検出部62により検知されて、制御部8に電気信号が送信される。そして、検出部62の電気信号に基づいて、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトが操作される。
オートクルーズ操作ボタン7は、図3に示すように、ステアリング操作部4に設けられている。オートクルーズ操作ボタン7は、モード切替ボタン71と、増速ボタン72と、減速ボタン73と、低速切替ボタン74とを含んでいる。オートクルーズ操作ボタン7は、ジェット推進艇100の速度を一定に保って航行する場合に操作される。モード切替ボタン71は、オートクルーズ航行状態と、通常航行状態とを切り替えるために操作される。オートクルーズ航行状態では、増速ボタン72および減速ボタン73により設定された速度により航行される。通常航行状態では、パドル操作部5またはレバー操作部6により操作されたスロットル状態により航行される。低速切替ボタン74は、低速状態に切り替えるために操作される。低速状態では、港湾内などを航行する場合などに、ジェット推進艇100が所定の速度以上にならないように制御されて航行される。
ステアリング操作部4には、トリム調整ボタンが設けられていてもよい。トリム調整ボタンは、ジェット推進機3のトリム角度を調整するために設けられている。トリム角度は、ジェット推進機3の吐出口の上下方向の角度である。
(制御系の構成)
ジェット推進艇100は、図2に示すように、制御系として、制御部8と、ECU(Engine Control Unit)21と、シフトCU(Control Unit)23と、ステアリングCU33とを備えている。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)などからなり、ジェット推進艇100全体の制御を行う。ECU21は、制御部8からの指示に基づき、パドル操作部5またはレバー操作部6の操作に応じてエンジン2の駆動を制御する。シフトCU23は、制御部8からの指示に基づき、パドル操作部5またはレバー操作部6の操作に応じてトランスミッション22の切替を制御する。ステアリングCU33は、制御部8からの指示に基づき、ステアリング操作部4の操作に応じて、ノズル駆動部31やバゲット駆動部32を駆動させる。これにより、噴射ノズルの回動や、バゲットの回動が制御される。
(実施形態の効果)
上記本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、第1回動軸線C1に対して一方方向に設けられた第1操作部51と、第1回動軸線C1に対して他方方向に設けられた第2操作部52とを含み、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作するパドル操作部5をステアリングホイール41に設ける。これにより、ステアリングホイール41から手を離すことなく、パドル操作部5の第1操作部51および第2操作部52によりエンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作することができるので、スムーズな転舵操作およびスロットル操作を容易に行うことができる。第1操作部51および第2操作部52を、それぞれ、第1回動軸線C1に対して一方方向および他方方向に設けることによって、左右の手でスロットルおよびシフトを操作することができるので、操作のための動作を簡単に行うことができる。
本実施形態では、上記のように、第1操作部51の操作によりエンジン2およびジェット推進機3のスロットルが操作され、第2操作部52の操作によりエンジン2およびジェット推進機3のシフトが操作されるように構成する。これにより、両手のうち一方の手により第1操作部51を操作してエンジン2およびジェット推進機3のスロットルを操作することができるとともに、他方の手により第2操作部52を操作してエンジン2およびジェット推進機3のシフトを操作することができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5を、ステアリングホイール41とともに第1回動軸線C1回りに回動するとともに、第1回動軸線C1と略垂直に配置された第2回動軸線C2またはC3回りに回動し、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作するように構成する。これにより、ステアリングホイール41を回動させた場合に、パドル操作部5が追従して回動するので、ステアリングホイール41の回動動作中も、継続して、スロットルおよびシフトを操作することができる。パドル操作部5を第1回動軸線C1と略垂直に配置された第2回動軸線C2またはC3回りに回動するように構成することによって、ステアリングホイール41に対してパドル操作部5を容易に近づけたり遠ざけたりすることができるので、パドル操作部5を握り込むことにより容易にエンジン2およびジェット推進機3の操作を行うことができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5を、ステアリングホイール41の背面方向に配置するとともに、ステアリングホイール41の形状に沿った形状に形成する。これにより、ステアリングホイール41の背面にステアリングホイール41の形状に沿ってパドル操作部5を配置することができるので、ステアリングホイール41の握り位置に関わらず、どの位置からでもパドル操作部5を操作することができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5を、ステアリングホイール41の形状に沿った略円弧形状に形成する。これにより、略円弧形状を有するステアリングホイール41に沿ったパドル操作部5を容易に形成することができる。
本実施形態では、上記のように、第1操作部51を、ステアリングホイール41に近づける方向に移動されることにより、エンジン2のスロットルを開く方向に操作し、ステアリングホイール41に遠ざかる方向に移動されることにより、エンジン2のスロットルを閉じる方向に操作するように構成する。これにより、第1操作部51をステアリングホイール41に向かって握り込むことにより、ジェット推進艇100を加速させることができるとともに、第1操作部51の握り込みを弱めることにより、ジェット推進艇100を減速させることができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5を、ステアリングホイール41から遠ざかる方向に付勢する。これにより、パドル操作部5から手を離すことにより、パドル操作部5を基準の位置に戻すことができる。その結果、パドル操作部5が基準の位置に戻ることにより、スロットルが閉じる操作が行われるようにすることができる。
本実施形態では、上記のように、ステアリングホイール41を、第1回動軸線C1回りに180度未満の角度において回転可能に構成する。これにより、第1操作部51および第2操作部52の位置がステアリングホイール41の回転により反対になるのを抑制することができるので、第1操作部51を操作する手と第2操作部52を操作する手とが入れ替わるのを抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5の第1操作部51および第2操作部52を、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、ステアリングホイール41に対して左右対称に設ける。これにより、第1操作部51を両手のうち一方の手により操作することができるとともに、第2操作部52を他方の手により操作することができる。
本実施形態では、上記のように、ステアリングホイール41を、ステアリングホイール41が中心位置に位置する場合に、左右対称に形成するとともに、上下を非対称に形成する。これにより、ステアリングホイール41を回転させた場合でも、第1操作部51が配置されている位置と第2操作部52が配置されている位置とを容易に判別することができるので、パドル操作部5による操作を円滑に行うことができる。
本実施形態では、上記のように、パドル操作部5の操作位置を検出する検出部513および523を設け、検出部513および523の検出に基づく電気信号により、エンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトが操作されるように構成する。これにより、パドル操作部5が機械的に接続されている場合と異なり、操作に必要な力を小さくすることができるので、パドル操作部5により容易にエンジン2およびジェット推進機3のスロットルおよびシフトを操作することができる。
本実施形態では、上記のように、第1操作部51により、前進方向のスロットルと、前進方向へのシフトとを操作するように構成し、第2操作部52により、後進方向のスロットルと、中立位置(ニュートラル)および後進方向へのシフトと、減速とを操作するように構成する。これにより、第1操作部51により前進方向の操作を行うことができるとともに、第2操作部52により減速および後進方向の操作を行うことができるので、簡易な操作により、ジェット推進艇100の前進および後進を操作することができる。
(変形例)
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を船舶としてのジェット推進艇に適用する例を示したが、これに限られない。本発明をジェット推進艇以外の船舶に適用してもよい。本発明を、船外機を備えた船舶に適用してもよいし、船内機を備えた船舶に適用してもよい。本発明を、船内外機(スターンドライブ装置)を備えた船舶に適用してもよい。
上記実施形態では、船舶としてのジェット推進艇に推進装置としてのエンジンおよびジェット推進機が1機ずつ設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、船舶に推進装置が複数設けられていてもよい。
上記実施形態では、ステアリングホイールを上部が分かれている略円弧形状に形成する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図7に示す第1変形例の操船システム300のように、ステアリングホイール4aを略円形状に形成してもよい。
上記実施形態では、ステアリングホイールを上部が分かれている略円弧形状に形成する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図8に示す第2変形例の操船システム400のように、ステアリングホイール4bを上部および下部が分かれている略円弧形状に形成してもよい。つまり、ステアリングホイール4bの右手で把持する部分と、左手で把持する部分とを完全に分けてもよい。
上記実施形態では、推進装置としてのエンジンおよびジェット推進機のスロットルおよびシフトを操作する装置として、パドル操作部に加えてレバー操作部が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、レバー操作部を設けなくてもよい。
上記実施形態では、ステアリングホイールを、第1回動軸線回りに180度未満の角度において回転可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ステアリングホイールを、第1回動軸線回りに180度以上の角度において回転可能に構成してもよい。この場合、ステアリングホイールを、第1回動軸線回りに360度未満の角度において回転可能に構成することが望ましい。
1 船体
2 エンジン(推進装置)
3 ジェット推進機(推進装置)
5 パドル操作部(操作部)
41 ステアリングホイール
51 第1操作部
52 第2操作部
100 ジェット推進艇(船舶)
200、300、400 操船システム
513、523 検出部
C1 第1回動軸線
C2、C3 第2回動軸線

Claims (20)

  1. 船体と、
    前記船体を推進させる推進装置と、
    第1回動軸線回りに回動し、前記推進装置の推進方向を操作するとともに、前記第1回動軸線を中心とする略円形状または略円弧形状に形成されたステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールに設けられ、前記第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、前記第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、前記推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部と、を備える、船舶。
  2. 前記第1操作部の操作により前記推進装置のスロットルが操作され、前記第2操作部の操作により前記推進装置のシフトが操作されるように構成されている、請求項1に記載の船舶。
  3. 前記操作部は、前記ステアリングホイールとともに前記第1回動軸線回りに回動するとともに、前記第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動し、前記推進装置のスロットルおよびシフトを操作するように構成されている、請求項1または2に記載の船舶。
  4. 前記操作部は、前記ステアリングホイールの背面方向に配置され、前記ステアリングホイールの形状に沿った形状に形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の船舶。
  5. 前記操作部は、前記ステアリングホイールの形状に沿った略円弧形状に形成されている、請求項4に記載の船舶。
  6. 前記第1操作部は、前記ステアリングホイールに近づける方向に移動されることにより、前記推進装置のスロットルを開く方向に操作し、前記ステアリングホイールに遠ざかる方向に移動されることにより、前記推進装置のスロットルを閉じる方向に操作するように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の船舶。
  7. 前記操作部は、前記ステアリングホイールから遠ざかる方向に付勢されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の船舶。
  8. 前記ステアリングホイールは、前記第1回動軸線回りに180度未満の角度において回転可能に構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の船舶。
  9. 前記操作部の前記第1操作部および前記第2操作部は、前記ステアリングホイールが中心位置に位置する場合に、前記ステアリングホイールに対して左右対称に設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の船舶。
  10. 前記ステアリングホイールは、前記ステアリングホイールが中心位置に位置する場合に、左右対称に形成されているとともに、上下が非対称に形成されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の船舶。
  11. 前記操作部の操作位置を検出する検出部をさらに備え、
    前記検出部の検出に基づく電気信号により、前記推進装置のスロットルおよびシフトが操作されるように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の船舶。
  12. 前記第1操作部は、前進方向のスロットルと、前進方向へのシフトとを操作し、
    前記第2操作部は、後進方向のスロットルと、中立位置および後進方向へのシフトと、減速とを操作するように構成されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の船舶。
  13. 前記推進装置は、ジェット推進機、船外機、船内機または船内外機を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の船舶。
  14. 第1回動軸線回りに回動し、船体を推進させる推進装置の推進方向を操作するとともに、前記第1回動軸線を中心とする略円形状または略円弧形状に形成されたステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールに設けられ、前記第1回動軸線に対して一方方向に設けられた第1操作部と、前記第1回動軸線に対して他方方向に設けられた第2操作部とを含み、前記推進装置のスロットルおよびシフトを操作する操作部と、を備える、操船システム。
  15. 前記第1操作部の操作により前記推進装置のスロットルが操作され、前記第2操作部の操作により前記推進装置のシフトが操作されるように構成されている、請求項14に記載の操船システム。
  16. 前記操作部は、前記ステアリングホイールとともに前記第1回動軸線回りに回動するとともに、前記第1回動軸線と略垂直に配置された第2回動軸線回りに回動し、前記推進装置のスロットルおよびシフトを操作するように構成されている、請求項14または15に記載の操船システム。
  17. 前記操作部は、前記ステアリングホイールの背面方向に配置され、前記ステアリングホイールの形状に沿った形状に形成されている、請求項14〜16のいずれか1項に記載の操船システム。
  18. 前記第1操作部は、前記ステアリングホイールに近づける方向に移動されることにより、前記推進装置のスロットルを開く方向に操作し、前記ステアリングホイールに遠ざかる方向に移動されることにより、前記推進装置のスロットルを閉じる方向に操作するように構成されている、請求項14〜17のいずれか1項に記載の操船システム。
  19. 前記ステアリングホイールは、前記第1回動軸線回りに180度未満の角度において回転可能に構成されている、請求項14〜18のいずれか1項に記載の操船システム。
  20. 前記操作部の操作位置を検出する検出部をさらに備え、
    前記検出部の検出に基づく電気信号により、前記推進装置のスロットルおよびシフトが操作されるように構成されている、請求項14〜19のいずれか1項に記載の操船システム。
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