JP2018069568A - 情報処理装置の制御方法及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うこと。【解決手段】表表紙用、裏表紙用、表表紙と裏表紙との間の本文用の各画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブの画像データを記憶するHDD517と、受信した印刷ジョブを実行する印刷装置100と、印刷情報より、受信した印刷ジョブが印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、印刷装置100を制御して印刷ジョブを実行させ(S1106)、受信した印刷ジョブが印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであれば、印刷ジョブの画像データを、受信した順にHDD517に格納する(S1104、S1105)CPU514を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、印刷装置に印刷ジョブを送信する情報処理装置の制御方法及び後処理装置を備える印刷装置に関する。
従来、印刷物にパンチャで穴をあけ、針金やプラスチックのリングで印刷物を綴じるリング製本装置が存在する。そして、リング製本装置が印刷装置に直接接続され、印刷装置によって印刷された印刷物を、続けてリング製本することが可能なインラインタイプのリング製本装置が実用化されている。リング製本は、図11(a)に示す予め曲げられている針金部分200を印刷物の穴に通した後、図11(b)のように円状に針金部分200をかしめることにより、印刷物が脱落しないように綴じることで完了する。このタイプのリング製本の場合には、図11(c)に示すように構造上、針金の綴じ位置202が存在するが、見た目が良くなく、かつ上下の端に針金の切断部が現れて手触りも良くない。一般に、この綴じ位置202が裏表紙の直前に位置するように製本することにより、綴じ位置202を目立たないようにする。そのため、図11(c)に示すように、下から裏表紙303、表表紙302、中紙301の順に重ねて、穿孔された穴にリング201を通し、リング201をかしめた後に裏表紙303をリングに沿って束の反対側の面に移動させることでリング製本を行っている。なお、図11の詳細な説明は後述する。
通常、ホストコンピュータから印刷装置に印刷ジョブを送信する場合、印刷する画像データは図12(a)の1ページからNページまで順に並んでいる。印刷装置が、図12(b)に示すように、表表紙(表、裏)402、中紙403、裏表紙(表、裏)404の順で印刷され、印刷された順でリング製本装置にてリング製本を行うと、綴じ位置202が背の位置(裏表紙の裏側)に来てしまう。また、正しい印刷順で印刷する場合には、画像データを印刷する順に並べ替える必要があるため、裏表紙(表、裏)404の印刷データを受信するまで、印刷を開始することができず、スループットが低下する。そこで、ホストコンピュータ側で図12(c)に示すように、裏表紙(表、裏)404、表表紙(表、裏)402、中紙403の順に画像データをソートした後、PDLデータを作成して印刷を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、図12の詳細な説明は後述する。
特開2012−86552号公報
印刷装置には、ホストコンピュータから受信した印刷ジョブのデータをハードディスク装置(HDD)等に保存し、印刷装置の操作部から印刷指示を行うことで印刷を開始する機能(以下、ジョブホールド機能という)を備えているものがある。ジョブホールド機能を使用することにより、ユーザは操作部を介して、印刷ジョブの印刷ページのプレビューや、両面印刷設定、フィニッシング設定、印刷部数や色モード設定等の様々な設定変更を行うことができる。しかしながら、図12(c)に示すように、リング製本に合わせて画像データが設定された印刷ジョブがホールドされた場合には、操作部からプレビューすると裏表紙(表、裏)404が1ページ目と2ページ目に見えてしまい、操作者にとってわかりにくい。また、ホールド機能により保存された印刷ジョブを実行すると、受信した際の印刷ページ順で印刷が行われる。そのため、リング製本設定を解除し、ステイプル設定等の他のフィニッシング設定を変更した場合には、図12(c)の画像データの順で印刷されてしまうため、正しいページ順の印刷物が得られないという課題がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うことを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブであり、印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が不要な場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(2)前記(1)に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであれば、前記印刷ジョブの画像データを、受信した順に前記記憶手段に格納する制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
(3)印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指示の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(4)前記(3)に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであり、リング製本を行う印刷ジョブであれば、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並び替えて前記記憶手段に格納する制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
(5)印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブであり、印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が不要な場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(6)前記(5)に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記並べ替え情報を有し、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであれば、前記印刷ジョブの画像データを、受信した順に前記記憶手段に格納する制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
(7)印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(8)前記(7)に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記並べ替え情報を有し、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブの受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブの受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブの受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブで、前記並べ替え情報に前記第1の値が設定されていれば、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並び替えて前記記憶手段に格納する制御手段と、を備えることを特徴とする印刷装置。
本発明によれば、スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うことができる。
第1及び第2の実施の形態の印刷装置の概略構成を示す断面図 第1及び第2の実施の形態の印刷装置及びホストコンピュータのシステム構成を示す図 第1及び第2の実施の形態の印刷装置及びホストコンピュータのプログラム構成を説明する図 第1及び第2の実施の形態の印刷装置のHDDのファイル保存構成を説明する図 第1及び第2の実施の形態の印刷装置のホールド機能の操作部画面を示す図 第1及び第2の実施の形態のプリンタドライバの印刷設定画面を示す図 第1の実施の形態のプリンタドライバの印刷ジョブ出力の制御シーケンスを示すフローチャート 第1の実施の形態の印刷装置のPDLジョブ入力の制御シーケンスを示すフローチャート 第1の実施の形態の印刷装置のリング製本印刷の制御シーケンスを示すフローチャート 第2の実施の形態の印刷装置のホールド格納時の制御シーケンスを示すフローチャート 従来例のリング製本に用いられるリングを示す図、及びリング製本の綴じ過程を説明する模式図 従来例のリング製本の印刷ジョブでの印刷ページの配列を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[リング製本の概要]
後述する実施の形態の印刷装置で行われるリング製本について、図を参照して説明する。図11(a)、(b)は、リング製本に使用する針金の加工を説明する図である。リング製本に使用するリングは、図11(a)に示すように、予め櫛状に曲げられている針金部分200を用紙に開けられた穴を通してかしめてリングを形成する。即ち、図11(a)に示す針金部分200の櫛状部分の先端のループ部を同じ櫛状部分の開口部側にかしめることにより、図11(b)に示すように櫛状部分を円状に加工することにより、用紙が脱落しないように綴じることができる。このタイプのリング綴じ処理によるリング製本の場合には、構造上、櫛状部分のループ部と開口部が近接する部分である綴じ位置202が存在する。綴じ位置202は、見た目が良くなく、かつ開口部の上下の端には針金の折り曲げ部が出ており、手触りも良くない。そのため、一般にリング製本を行う場合には、この綴じ位置202が裏表紙の直前、即ち裏表紙と裏表紙の直前のページの間にくるように製本することにより、綴じ位置202が外部から見えないようにして、目立たなくさせている。
図11(c)、(d)は、リング製本を行う場合のリングの綴じ位置を説明する模式図である。図11(c)、(d)は、表表紙302、印刷物の本文である中紙301、裏表紙303から構成される印刷物をリング201でリング製本した場合の綴じ位置202の位置を示す模式図である。上述したように、綴じ位置202が裏表紙303の直前になるようにするためには、リングの綴じ処理を次のように行う必要がある。即ち、図11(c)に示すように、上から裏表紙303、表表紙302、中紙301の順に印刷物を重ね、穿孔された穴にリング201を通し、リング201の上下方向(図中、白抜き矢印)から圧力をかけて、リング201を綴じる。そして、後述のリング製本装置105から図11(c)の状態で取り出された製本物に対して、図11(d)に示すように、裏表紙303がリング201に沿って矢印方向(図中、反時計回り方向)に回転される。これにより、製本物は、ページ順に並び、且つ裏表紙303と中紙301との間に綴じ位置202を配置された(隠された)状態となる。
通常、ホストコンピュータから印刷装置に印刷ジョブの実行を要求する場合には、印刷する画像データが印刷装置に送信される。画像データは、ページ記述言語(Page Description Language:以下、PDLという)で記述されたPDLデータであり、図12(a)に示すPDLデータ401のように、1ページからNページまで印刷順に並んでいる。受信したPDLデータについて、両面印刷で表表紙、裏表紙が指定されている場合には、印刷装置は、図12(b)に示すように、先頭の2ページである1ページ目、2ページ目をそれぞれ表表紙用データ(表)、(裏)(図中、402)に割り当てる。更に、印刷装置は、最終の2ページである(N−1)ページ目、Nページ目をそれぞれ裏表紙用データ(表)、(裏)(図中、404)に割り当てる。また、3ページ目から(N−2)ページ目までを本文用データに割り当てる。そして、表表紙(表、裏)402、中紙403、裏表紙(表、裏)404の順で印刷が行われる。この印刷順で印刷された印刷物に対して、インラインタイプのリング製本装置でリング製本を行うと、リング201の綴じ位置202が裏表紙の背の位置に現れる製本物となってしまう。また、ホストコンピュータから送信されるPDLデータが1ページからNページの順である場合には、正しくリング製本を行うためには、裏表紙(表、裏)404を受信するまで印刷を開始することができない。即ち、印刷装置は、一旦、1ページからNページまでのPDLデータを受信した後、受信したPDLデータを図12(c)に示すように、裏表紙(表、裏)404、表表紙(表、裏)402、中紙403の順にソートし直した後、印刷を行うことが必要となる。
[第1の実施の形態]
[印刷装置の概要]
図1は、第1の実施の形態におけるインラインタイプのリング製本を実行する印刷装置の概略構成を示す断面図である。図1において、印刷装置100は、記録材である用紙に画像形成を行う印刷部101と、印刷部101で画像形成された用紙に製本処理等を行う後処理部102から構成されている。また、印刷部101は、画像形成を行う印刷部本体103と、積載された用紙を給紙する給紙デッキ104から構成されている。コントローラ107は、各々の装置の制御を行う制御部である。操作部108は、データ入力のためのキーと、タッチパネル式の液晶表示画面を有し、ユーザへ印刷装置100の印刷状況を表示したり、ユーザが印刷の各種設定を行ったりするのに使用される。画像形成部109〜112は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナーを用いて画像形成を行う。即ち、画像形成部109〜112では、コントローラ107からの指示に応じて、不図示の感光ドラム上に不図示の現像器のトナーによりトナー像を形成する。感光ドラム上のトナー像は中間転写ベルト113に転写された後、給紙デッキ104から給紙された用紙に転写される。そして、用紙に転写されたトナー像は、定着装置114にて加熱・加圧されて、用紙に定着され、印刷装置100による印刷が完了する。なお、用紙に両面印刷を行う場合には、片面が印刷された用紙は、定着装置114から搬送された後、一旦、反転搬送路121へ搬送される。そして、片面が印刷された用紙は、反転搬送路121から搬送方向が反転された状態で両面搬送路122へと搬送され、再度、裏面に画像形成が行われ、印刷装置100による印刷が完了する。
後処理部102は、リング製本装置105とフィニッシャ106から構成されている。リング製本装置105は、印刷部101の印刷部本体103と直接接続されており、印刷部101にて印刷が完了した用紙は、リング製本装置105に搬送される。搬送された用紙がリング製本を行う印刷ジョブによる印刷物である場合は、搬送された用紙はパンチャ115によりリング製本に適合する穿孔処理が行われる。次に、穿孔処理が行われた用紙は、スタック部116に搬送される。このようにして製本すべき1冊分の用紙がすべてスタック部116に積載されると、リングかしめ部117が、スタック(積載)された用紙の穴に、リングを回転するようにして貫通させる。尚、スタック部116には、用紙は印刷順に表面を下にした状態で積載される。そして、リングかしめ部117は、図11(c)に白抜き矢印で示すように、リングの上下から圧力を加えて、かしめ綴じを行う。リング製本に用いる針金は、図11(a)の状態で針金格納部118に格納されており、随時リングかしめ部117に供給される。このようなコントローラ107の制御により、印刷装置100では、用紙の印刷からリング製本までを連続して行うことができる。このようなリング製本装置をインラインタイプのリング製本装置という。
また、リング製本装置105の用紙搬送方向の下流側には、フィニッシャ106が接続されている。印刷装置100で実行される印刷ジョブがリング製本を行わない場合には、印刷部本体103で印刷が完了した用紙は、リング製本装置105からそのままフィニッシャ106に搬送され、排紙トレイ119に排紙される。なお、用紙をステイプル処理する場合には、ステイプラ120により用紙に対してステイプル処理を行った後、排紙トレイ119に排紙される。
[印刷装置及びホストコンピュータのシステム構成]
図2は、本実施の形態における印刷装置100、及び印刷装置100に印刷要求を行うために印刷ジョブを送信する情報処理装置であるホストコンピュータ501のシステム構成を示す図である。なお、ホストコンピュータ501と印刷装置100は、ネットワーク502を介して接続されている。
(1)ホストコンピュータのシステム構成
ホストコンピュータ501は、コンピュータ本体503、入力操作を行うキーボード508、各種情報を表示するディスプレイ510から構成されている。コンピュータ本体503では、システムバス513を介して、制御手段であるCPU504、RAM505、ROM506、キーボードI/F(インタフェース)507、ディスプレイI/F509が接続されている。更に、コンピュータ本体503では、システムバス513を介して、ハードディスク装置(以下、HDDという)511、ネットワークI/F512が接続されている。CPU504は、ROM506又はHDD511に格納された制御プログラム等に基づいて、システムバス513に接続される各装置、インタフェースを統括的に制御するとともに、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行する。また、ROM506又はHDD511には、文書処理の際に使用するフォントデータ等の各種データが記憶されている。RAM505は、CPU504の主メモリ、ワークエリア等として使用される。
キーボードI/F507は、キーボード508や不図示のポインティングデバイス等からのキー入力を受信し、CPU504に送信する。ディスプレイI/F509は、CPU504からの指示に基づいて、接続されているディスプレイ510の表示を制御する。ユーザは、ディスプレイ510の表示内容を見ながら、キーボード508からデータ入力を行うことにより、文書処理や印刷装置100への印刷設定、印刷指示を行うことができる。印刷装置100で印刷を行う場合には、ホストコンピュータ501からネットワークI/F512、ネットワーク502を介して、印刷装置100に印刷ジョブが送信される。なお、送信される印刷ジョブのデータは、両面印刷やリング製本等の印刷設定に関するデータと、印刷される画像データをページ記述言語であるPDLで記述したPDLデータから構成されている。
(2)印刷装置のシステム構成
印刷手段である印刷装置100は、コントローラ107、情報表示やデータ入力を行う操作部108、前述した印刷部101、後処理部102から構成されている。コントローラ107では、システムバス523を介して、CPU514、RAM515、ROM516、HDD517、RIP(ラスターイメージプロセッサ)518が接続されている。更に、コントローラ107では、システムバス523を介して、ネットワークI/F519、操作部I/F520、画像処理部521、印刷部I/F522が接続されている。制御手段であるCPU514は、ROM516又はHDD517に格納された制御プログラム等に基づいて、システムバス523に接続される各装置、インタフェースを統括的に制御し、ホストコンピュータ501から受信した印刷ジョブの実行を制御する。また、CPU514は、印刷ジョブデータのHDD517への格納を行う。ROM516には、印刷装置100が印刷処理を実行するのに必要な各種パラメータやプログラムが格納されており、RAM515は、CPU514の主メモリ、ワークエリアや、印刷の画像データのバッファ領域としても使用される。記憶手段であるHDD517は、CPU514の制御プログラムを格納したり、ネットワークI/F519がホストコンピュータ501より受信した印刷ジョブのデータを一時的に格納したりする。また、HDD517は、ラスターイメージプロセッサ(RIP)518や画像処理部521の作業領域として後述する各プログラムモジュールからアクセスされる。
RIP518は、印刷ジョブに含まれるページ記述言語(PDL)で記述されたPDLデータをラスターイメージデータに変換するが、その際、作業領域としてHDD517を使用する。操作部I/F520は、操作部108からのキー入力を受信してCPU514に送信したり、CPU514からの指示に応じて操作部108への表示制御を行ったりするインタフェースである。操作部108は、ハードキーとタッチパネル式の表示部で構成され、印刷装置100の状態表示及びユーザによる入力操作を行うことができる。印刷部I/F522は、印刷部101及び後処理部102との通信を制御するインタフェース部であり、印刷部101及び後処理部102との制御コマンドの送受信や、印刷部101で印刷する画像データの送信等を行う。また、後処理部102は、前述したように、印刷部101で印刷が完了した用紙に対して、ステイプル処理やリング製本等の後処理を行う。画像処理部521は、RIP518により生成されたラスターイメージデータに対して、倍率変更、回転、色変換、スムージング等の画像処理を行う。
[印刷装置及びホストコンピュータのソフトウェア構成]
図3は、本実施の形態における印刷装置100、及びホストコンピュータ501の印刷処理のプログラム構成を説明する図である。
(1)ホストコンピュータのプログラム構成
ホストコンピュータ501のHDD511には、応用プログラムであるアプリケーションプログラム601、グラフィックスエンジン602、プリンタドライバ603、システムスプーラ604等のプログラムモジュールがファイルとして格納されている。これらのプログラムは、必要に応じて、制御プログラムやアプリケーションプログラム601等から呼び出されると、HDD511に格納されたファイルから読み出されたプログラムデータがRAM505にロードされて、CPU504により実行される。例えば、文書処理を行うアプリケーションプログラム601が印刷装置100を使用して印刷を行う際には、HDD511からグラフィックスエンジン602を呼び出し、グラフィックスエンジン602を用いて出力処理(描画処理)を行う。グラフィックスエンジン602は、アプリケーションプログラム601の出力を印刷装置毎に用意されたプリンタドライバ603を介して、印刷装置で印刷を行うためのデータで構成される印刷ジョブを生成する。印刷ジョブは、両面印刷やステイプル処理等のフィニッシング設定を指示するデータで構成される印刷設定データと、ページ記述言語(PDL)で画像データを記述したPDLデータで構成されている。また、プリンタドライバ603は、印刷設定に応じて、ページ順、各ページのレイアウト、複数ページの合成等の処理も行う。例えば、本実施の形態におけるリング製本ジョブでは、プリンタドライバ603は、アプリケーションプログラム601にて作成された文書のページ(画像ページでもある)を、図12(c)の順にソートする処理を行う。そして、プリンタドライバ603により生成された印刷ジョブデータは、システムスプーラ604により、ネットワークI/F512、ネットワーク502を介して印刷装置100へ送信される。
(2)印刷装置のプログラム構成
図3の印刷装置100上にボックスで示す各プログラムモジュールは、ROM516に格納され、必要に応じてRAM515にプログラムデータがロードされ、CPU514により実行される。なお、図3に示す各プログラムモジュールは、CPU514により実行される機能を示している。受信手段であるジョブ受信部606は、ネットワークI/F519を介してホストコンピュータ501から印刷ジョブデータを受信すると、ジョブ制御部605を起動する。ジョブ制御部605は、ジョブ受信部606が受信した印刷ジョブを管理し、以下に説明する各プログラムモジュールを使用して印刷ジョブの実行等を制御する。表示制御部607は、操作部I/F520を介して、操作部108の表示画面に印刷ジョブのジョブ状況を表示したり、ホールドされた印刷ジョブの設定情報の表示を行ったりする。また、表示制御部607は、印刷ジョブ実行中に発生した給紙デッキの用紙なしや搬送路でのジャムなど、ユーザ操作を促す表示等も行う。
PDLインタプリタ608は、印刷ジョブデータのうち、印刷される画像データであるPDLデータを展開し、中間データフォーマットに変換する。RIP処理部609は、RIP518を使用し、PDLインタプリタ608で中間データフォーマットに変換されたPDLデータをラスターイメージデータに変換し、スプーラ611を介してHDD517に格納する。ページ処理部610は、スプーラ611を介して、HDD517に格納されている印刷ジョブの画像データ(ラスターイメージデータ)のページ順の入れ替えや、印刷時にスプーラ611を介して、HDD517から画像データの読み出し順の入れ替え等を行う。更に、ページ処理部610は、印刷ジョブの画像データの印刷順を制御したり、印刷方向に合わせて画像の回転や画像の拡大縮小等を行ったりする。スプーラ611は、RAM515やHDD517に格納された印刷ジョブデータを管理する。印刷制御部612は、印刷部101を制御し、給紙デッキ104から給紙された用紙に印刷ジョブデータに応じた印刷を行う。後処理制御部613は、後処理部102を制御し、リング製本やステイプル処理等の印刷ジョブの印刷設定データで指定されているフィニッシング処理を行う。
[印刷装置のHDDの構成]
図4は、本実施の形態における印刷装置100のHDD517での印刷ジョブの画像データの保存構成を説明する模式図である。本実施の形態における印刷装置100は、後で印刷部数等の設定を変更して印刷したり、定期的に印刷する印刷物の画像データを保存しておき、必要なときに印刷指示を行う溜め置き印刷機能であるジョブホールド機能を備えている。ジョブホールド機能は、ホストコンピュータ501から受信した印刷ジョブデータをHDD517に保存するとともに、印刷装置100の操作部108からユーザが印刷ジョブの各種設定変更を行うことができ、ユーザからの印刷指示により印刷処理を実行する。例えば、ジョブホールド機能を使用することにより、操作部108を介して、受信した印刷ジョブの印刷ページのプレビューや、両面印刷設定、フィニッシング設定、印刷部数や色モード設定等の様々な設定変更を行うことができる。尚、ジョブホールド機能では、印刷装置が受信した印刷ジョブは、印刷ジョブ送信後(或いは印刷ジョブ受信後)のユーザからの印刷開始指示を条件に印刷処理が実行され、ユーザの印刷指示なしに自動的に印刷されることはない。
本実施の形態では、HDD517上に印刷ジョブの画像データの格納領域として、テンポラリフォルダ701とホールドフォルダ702を設けている。テンポラリフォルダ701は、印刷ジョブの画像データの一時的な保存領域である。テンポラリフォルダ701には、例えば通常の印刷ジョブデータや、ホールドフォルダ702へ格納する前の印刷ジョブの画像データや、ホールドフォルダ702の印刷ジョブの画像データが印刷処理のため一時的に保存される。テンポラリフォルダ701に格納されている印刷ジョブ703は、一時的なジョブであるため、印刷装置100の電源オフによりテンポラリフォルダ701から消去される。一方、ホールドフォルダ702は、プリンタドライバ603において印刷ジョブデータの格納先としてホールドフォルダ702を指定することにより、印刷ジョブの画像データがRIP処理された後に格納される保存領域である。なお、ホールドフォルダ702に格納された印刷ジョブデータは、印刷装置100の電源をオフしても消去されない。
本実施の形態においては、ホールドフォルダ702に格納されるべき印刷ジョブの画像データも、一旦、テンポラリフォルダ701に格納され、全ページのRIP処理が完了した後に、ホールドフォルダ702に移動させる構成としている。本実施の形態では、ホールドフォルダ702に格納されている印刷ジョブは、後述する操作部108の画面(図5(a)参照)に表示される。RIP処理中の印刷ジョブが操作部108の画面に表示されると、ユーザによる設定変更等が行われることが考えられる。そのため、RIP処理中の印刷ジョブが、ユーザによる設定変更等が行われることを防止するため、RIP処理完了後にホールドフォルダ702に移動させる構成としている。また、ホールドフォルダ702に格納された印刷ジョブ704の印刷を行う場合には、該当の印刷ジョブの画像データを一旦、テンポラリフォルダ701にコピーした後に、テンポラリフォルダ701にコピーされた画像データに基づいて、印刷処理が行われる。これも、印刷処理中の印刷ジョブが後述する操作部108の操作(図5(a)参照)により消去されたり、印刷設定が変更されたりするのを防止するためである。
[印刷装置の操作部の画面構成]
図5は、本実施の形態における印刷装置100の操作部108のタッチパネル式の画面に表示されたジョブホールド機能の画面を示す図である。図5(a)は、HDD517のホールドフォルダ702に格納された、ホールド中の印刷ジョブ(印刷ジョブ名とユーザ名)を一覧表形式で表示した「ホールドジョブリスト」画面の例である。図5(a)に示すように、操作部108の画面にはホールド中の印刷ジョブ(ジョブ4、ジョブ5、ジョブ6)がリスト形式で表示されている。ユーザはこの画面から、印刷ジョブを選択して、選択された印刷ジョブの印刷指示、プレビューの表示、印刷設定の変更などを行うことができる。ホールドジョブリスト801には、ホールドフォルダ702にホールドされている印刷ジョブが格納された順に表示されている。操作部108はタッチパネルになっているため、ホールドジョブリスト801のリスト上に表示された印刷ジョブに触れることにより、トグルで印刷ジョブの選択を行うことができる。図5(a)ではジョブ4が選択されており、選択された印刷ジョブは、背景色表示802が変わり、選択されていることがわかるようになっている。また、ホールドジョブリスト801の画面には最大7つの印刷ジョブを表示することができる。スクロールキー803を使用することにより、1画面の中に表示できない数の印刷ジョブがホールドされている場合に、印刷ジョブリストをスクロールさせて、表示されていない印刷ジョブを表示させることができる。更に、編集キー804は、選択した印刷ジョブの印刷属性を設定変更(例えば片面印刷設定を両面印刷設定に変更)する場合に使用する。操作部108から設定変更が可能な印刷属性には、例えばステイプル処理、両面印刷設定、リング製本などであり、印刷属性の設定を変更し保存することにより、ホールド中の印刷ジョブの印刷属性を変更することができる。また、消去キー805は、選択された印刷ジョブをホールドフォルダ702から消去する場合に使用する。印刷ジョブをホールドフォルダ702から消去することにより、ホールドジョブリスト801からも削除される。印刷キー807は、選択された印刷ジョブを印刷する場合に使用する。したがって、図5に示すホールドジョブリスト画面は、印刷ジョブの印刷指示を入力する入力手段でもある。
更に、プレビューキー806は、選択された印刷ジョブの画像データをプレビューするときに使用し、プレビューキー806を押下することにより、図5(a)の画面から図5(b)に示す「プレビュー」画面に遷移する。図5(b)において、プレビュー領域809には、図5(a)で選択された印刷ジョブ4の各ページのサムネイルが表示される。プレビュー領域809の中央にはカレントページ5(図中、5と表示)のサムネイルが表示され、左右方向には、カレントページの前後の4、6ページ(図中、4、6と表示)のサムネイルが表示される。図5(b)のプレビュー領域809内では、左右にフリック操作して表示されているページを送ったり、ピンチイン/ピンチアウト操作で、表示されているサムネイルの縮小/拡大を行ったりすることができる。ページ表示810には、プレビュー領域809に示すカレントページのページ番号(ここでは5ページ)が表示されており、プレビュー領域809の左右フリック操作やスクロールキー811の操作に連動して、表示されるページ番号が変わる。また、消去キー812を押下することにより、プレビュー領域809に示すカレントページの消去を行うことができる。更に、「戻る」キー813を押下することにより、図5(b)に示すプレビュー画面を閉じて、ホールド機能の画面である図5(a)の画面に戻ることができる。
[ホストコンピュータの印刷設定画面]
図6は、本実施の形態におけるホストコンピュータ501のディスプレイ510に表示される、印刷装置100に送信する印刷ジョブを生成するための受付手段であるプリンタドライバ603の印刷設定を行う印刷設定ウィンドウ901を示す図である。図6の印刷設定ウィンドウ901に示す画面は、表示する画面をカテゴリ毎にタブを押下することにより選択することができる。図6は、5つのタブ(「基本設定」、「ページ設定」、「仕上げ」、)「給紙」、「印刷品質」)のうち、基本設定タブが選択された場合の表示画面である。
出力方法選択キー903は、印刷装置100での出力方法を指定するためのキーである。出力方法選択キー903をクリックすることにより、プルダウンメニュー904が表示され、「印刷」(すぐに印刷)するか、「ホールド」(ジョブホールド機能によりホールド)するかを選択することができる。図6では、プルダウンメニュー904では「ホールド」が選択(白抜き表示)されており、出力方法選択キー903の表示は「ホールド」になっている。出力方法を「ホールド」に設定した印刷ジョブデータを印刷装置100に送信することにより、印刷ジョブデータは印刷装置100のHDD517のホールドフォルダ702に格納される。部数キー905は、印刷ジョブで印刷される部数(出力部数)を設定するために使用され、図6では印刷部数は1部(図中、1と表示)が設定されている。
また、ページレイアウトキー906は、複数ページの画像を並べて1ページ分の画像に縮小して印刷する設定を行う場合に使用される。図6の例では、縮小印刷を指定していない状態(1ページを用紙1枚に印刷する設定、図中、1in1と表示)になっている。片面/両面キー907は、印刷を両面印刷にするか、片面印刷にするかを設定するためのキーであり、図6では両面印刷(図中、両面と表示)が設定されている。また、フィニッシングキー908は、ステイプル処理やリング製本等のフィニッシング処理を設定する際に使用され、図6ではリング製本(図中、リング製本と表示)が設定されている。そして、プレビュー画面909は、印刷装置100での出力結果をイメージで示すための画面であり、各キー906〜908で設定した印刷設定が反映された図が表示されている。即ち、プレビュー画面909では、1ページに1ページ分が両面印刷され(ページの折り返した裏側ページにも印刷されているイメージを表示)、左端がリング製本されている絵が表示されている。また、OKキー910は、印刷設定ウィンドウ901で設定した内容を印刷ジョブデータとして設定し、画面を閉じる場合に押下され、一方、キャンセルキー911は、印刷設定ウィンドウ901で設定した内容の設定を行わず、画面を閉じる場合に押下される。
以上、「基本設定」のカテゴリ画面について説明したが、「ページ設定」タブの画面では、用紙サイズの指定や印刷部数、ページレイアウトや倍率等の設定を行うことができる。また、「仕上げ」タブの画面では、印刷物の綴じ方向やステイプル処理、ソート処理、穴開け処理、印刷物の排出先等を設定することができる。更に、「給紙」タブでは、給紙部の指定や表表紙や裏表紙の印刷設定等を行うことができる。また、「印刷品質」タブでは、スムージングや解像度の設定等を行うことができる。
[プリンタドライバの制御シーケンス]
図7は、本実施の形態におけるホストコンピュータ501の印刷ジョブデータを出力するプリンタドライバ603の制御シーケンスを示すフローチャートである。プリンタドライバ603は、前述した図3に示すアプリケーションプログラム601からグラフィックスエンジン602を介して起動される。プリンタドライバ603のプログラムは、HDD511に格納されており、起動されると、HDD511からプログラムが読み出されてRAM505にロードされ、CPU504により実行される。
ステップ(以下、Sという)1000では、CPU504は、上述した図6の操作による印刷設定が終了したかどうかを判断し、終了したと判断した場合には処理をS1001に進め、終了していないと判断した場合には処理をS1000に戻す。S1001では、CPU504は、上述した図6の操作により設定された印刷設定情報(印刷情報)を取得する。S1002では、CPU504は、図6で選択された出力方法が「ホールド」かどうかを判断し、「ホールド」と判断した場合には処理をS1010に進め、「ホールド」ではない(「印刷」である)と判断した場合には処理をS1004に進める。
S1004では、CPU504は、図6で選択されたフィニッシング処理が「リング製本」かどうかを判断し、「リング製本」であると判断した場合には処理をS1005に進め、「リング製本」ではないと判断した場合には処理をS1010に進める。S1005では、CPU504は、裏表紙に印刷する設定がされているかどうかを判断し、設定がされていると判断した場合には処理をS1006に進め、設定がされていないと判断した場合には処理をS1010に進める。これはリング製本において裏表紙に印刷しない場合は、図12(c)の印刷する画像データの先頭にソートする裏表紙404が存在せず、画像データの並び替え(ソート処理)が不要となるためである。S1006では、CPU504は、裏表紙の両面に印刷するのかどうかを判断し、両面に印刷すると判断した場合には処理をS1007に進め、両面に印刷しない(片面に印刷する)と判断した場合には、処理をS1008に進める。CPU504は、裏表紙の両面に印刷するか、片面にのみ印刷するかを判断することにより、図12(c)の画像データの先頭に移動させる裏表紙404のページ数を決定する。
S1007では、CPU504は、最終ページから2ページを先頭に移動させる。詳細には、CPU504は、画像データのうち、最終ページの1ページ前の画像データを先頭ページに、最終ページの画像データを先頭ページの次のページに移動させて、画像データの印刷順のソート処理を行い、処理をS1010に進める。S1008では、CPU504は、最終ページから1ページを先頭に移動させる。詳細には、CPU504は、最終ページの画像データを先頭ページに移動させて、画像データの印刷順のソート処理を行い、処理をS1010に進める。
S1010では、CPU504は、プリンタドライバ603での設定に応じたページ順に画像データが並ぶように、PDLデータ(画像情報)を生成する。S1011では、CPU504は、両面印刷やリング製本等の印刷設定に関するデータと、印刷される画像データをページ記述言語であるPDLで記述したPDLデータから構成されている印刷ジョブデータを印刷装置100に送信し、処理を終了する。
図7に示すフローチャートを実行することにより、ホストコンピュータ501から印刷装置100に送信される印刷ジョブデータにおいて、PDLデータは次のような順に並んでいる。即ち、「ホールド」指定された印刷ジョブの場合には、リング製本用のソートが行われていない所定のページ順(図12(b))となっている。一方、「印刷」指定された印刷ジョブの場合には、リンク製本用のソートが行われたページ順(図12(c))となっている。その結果、印刷装置100で後述する図9に示すフローチャートにより印刷ジョブを実行することにより、リング製本を行う印刷ジョブを「ホールド」した場合においても、操作部108にてプレビューや設定変更を正しく行うことができる。更に、リング製本印刷も正しく行うことができる。
[印刷装置の印刷ジョブ受信の制御シーケンス]
図8は、本実施の形態における印刷装置100のホストコンピュータ501からの印刷ジョブに関する制御シーケンスを示すフローチャートである。図8に示す処理を行うプログラムは、HDD517に格納されており、印刷装置100が起動されると、HDD517より読み出されて、RAM515にロードされた後、CPU514により実行される。
S1101では、CPU514は、ネットワークI/F519を介して、ジョブ受信部606によりホストコンピュータ501から印刷ジョブを受信したかどうかを判断する。CPU514は、印刷ジョブを受信したと判断した場合には処理をS1102に進め、受信していないと判断した場合には処理をS1101に戻す。S1102では、CPU514は、PDLインタプリタ608により受信した印刷ジョブのデータのうち、PDLデータの中間データフォーマットへの変換を行う。そして、CPU514は、中間データフォーマットに変換されたPDLデータをRIP518に送信して、RIP処理部609によりラスターイメージデータへの変換を開始する。RIP518は、ラスターイメージデータへ変換したPDLデータ(画像データ)を順次、HDD517のテンポラリフォルダ701に格納する。
S1103では、CPU514は、受信した印刷ジョブデータの印刷設定データに基づいて、出力方法は印刷の保留指示である「ホールド」が設定されているかどうかを判断する。CPU514は、出力方法として「ホールド」が設定されている第2の印刷ジョブであると判断した場合には処理をS1104に進める。一方、CPU514は、出力方法として「ホールド」が設定されていない(印刷の実行指示である「印刷」が設定されている)第1の印刷ジョブであると判断した場合には、処理をS1106に進める。
S1104では、CPU514は、RIP518によるラスターイメージデータへの変換が終了したPDLデータを順次、HDD517のテンポラリフォルダ701に格納する。そして、CPU514は、PDLデータの全てのデータについて処理(図中、全ページRIP)を終了させる。S1105では、CPU514は、HDD517のテンポラリフォルダ701に格納されたラスターイメージデータに変換されたPDLデータをHDD517のホールドフォルダ702に移動させて、格納し(図中、ホールドフォルダ格納)、処理を終了する。S1106では、CPU514は、RIP518によるラスターイメージデータへの変換が終了し、HDD517のテンポラリフォルダ701に格納されたラスターイメージデータを用いて、順次、印刷制御部612により印刷部101を制御して印刷を行う。CPU514は、印刷された用紙に、後処理制御部613により制御された後処理部102により設定された後処理を行った後、排紙トレイ119、又はスタック部116(リング製本の場合)に出力する。
図8のフローチャートでは、印刷装置100がリング製本を行う印刷ジョブを受信した場合において、印刷ジョブの画像データの順にRIP処理を行いながら印刷が実行される。このように、リング製本の印刷ジョブにおいて、印刷装置100側で画像データのソートを行う必要がないため、印刷スループットを向上させることができる。
[リング製本印刷の制御シーケンス]
上述した図8のS1106の処理では、HDD517のテンポラリフォルダ701に格納された画像データ(ラスターイメージデータ)の印刷及び後処理が行われる。したがって、S1106の処理は、ホストコンピュータ501から受信した印刷ジョブをそのまま印刷する場合だけでなく、ジョブホールド機能により既にホールドフォルダ702に格納されている印刷ジョブの印刷指示を受けた場合にも起動される。
図9は、図8のS1106の処理のうち、リング製本印刷を行う場合の制御シーケンスを示すフローチャートである。S1201では、CPU514は、リング製本印刷を行う印刷ジョブはホールドフォルダ702にホールドされていた印刷ジョブかどうか(ホールド印刷?)を判断する。本実施の形態の場合には、リング製本印刷を行うために図9の処理を起動する2つの場合がある。1つは、ホストコンピュータ501から受信したリング製本印刷を行う印刷ジョブを実行するために前述した図8のS1106から起動される場合である。もう1つは、HDD517のホールドフォルダ702に格納された印刷ジョブを図5に示す操作部108の画面から選択し、印刷キー807を押下して起動される場合である。CPU514は、ホールドフォルダ702にホールドされていた印刷ジョブであると判断した場合には処理をS1203に進め、ホールドされていた印刷ジョブではないと判断した場合には処理をS1202に進める。S1202では、CPU514は、テンポラリフォルダ701に格納されている画像を順に印刷し、印刷が完了した用紙は、リング製本装置105に搬送される(図中、通常印刷)。搬送された用紙は、パンチャ115によりリング製本に適合した穿孔が行われ、スタック部116に搬送される。CPU514は、全ページの通常印刷が終了すると、処理をS1207に進める。
S1203では、CPU514は、印刷ジョブの印刷設定データを参照して、裏表紙に印刷する設定がされているかどうかを判断する。CPU514は、裏表紙に印刷する印刷設定がされていると判断した場合には処理をS1204に進め、裏表紙に印刷する設定がされていないと判断した場合には処理をS1202に進める。なお、ここでは、CPU514は、ホールドフォルダ702にホールドされていた印刷ジョブの画像データの並びを入れ替えるソート処理を行うかどうかを、裏表紙に印刷する設定がされているかどうかに基づいて決定している。
S1204では、CPU514は、印刷ジョブの印刷設定データを参照して、裏表紙の両面に印刷する設定がされているかどうかを判断する。CPU514は、裏表紙の両面に印刷する印刷設定がされていると判断した場合には処理をS1205に進め、裏表紙の両面に印刷する設定がされていないと判断した場合には処理をS1206に進める。
S1205では、CPU514は、ホールドフォルダ702にホールドされていた印刷ジョブの画像データをテンポラリフォルダ701に移動させる。そして、CPU514は、最終ページから2ページを先頭に移動させる。より詳細には、CPU514は、画像データのうち、最終ページの1ページ前の画像データを先頭ページに、最終ページの画像データを先頭ページの次のページに移動させるソート処理を行う。続いて、CPU514は、テンポラリフォルダ701に設定されたソート済みの画像データの最初のページから順に印刷部101にて印刷を行い、印刷が完了した用紙は、リング製本装置105に搬送される。搬送された用紙は、パンチャ115によりリング製本に適合した穿孔が行われ、スタック部116に搬送される。CPU514は、全ページの印刷が終了すると、処理をS1207に進める。
S1206では、CPU514は、ホールドフォルダ702にホールドされていた印刷ジョブの画像データをテンポラリフォルダ701に移動させるとともに、画像データのうち、最終ページの画像データを先頭に移動させるソート処理を行う。続いて、CPU514は、テンポラリフォルダ701に設定されたソート済みの画像データの最初のページから順に印刷部101にて印刷を行い、印刷が完了した用紙は、リング製本装置105に搬送される。搬送された用紙は、パンチャ115によりリング製本に適合した穿孔が行われ、スタック部116に搬送される。CPU514は、全ページの印刷が終了すると、処理をS1207に進める。S1207では、CPU514は、印刷が終了し穿孔が行われた用紙にリングかしめ部117によるかしめ綴じ(図中、リング綴じ)を行い、処理を終了する。
図9に示す制御シーケンスを実行することにより、印刷装置100は、ホールドフォルダ702にホールドされた印刷ジョブについても、画像データをリング製本に応じた順にソートし直した後に印刷を行う。その結果、図12(b)、(c)に示すリング製本を正しく印刷することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うことができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、リング製本を行う印刷ジョブの場合には、ホストコンピュータ側で出力方法が印刷の場合とホールドの場合で画像データのページ順を変更した後、印刷装置に印刷ジョブを送信していた。第2の実施の形態では、ホストコンピュータ(のプリンタドライバ)側が、リング製本が指定されている場合、出力方法に関係なく、リング製本に合わせたページ順となった印刷ジョブを送信する場合の印刷装置の処理について説明する。なお、本実施の形態での印刷装置100、ホストコンピュータ501の構成については、第1の実施の形態と同様であり、同じ構成については、同じ符号を使用することで、ここでの説明を省略する。
上述したように、本実施の形態では、印刷装置100が受信する印刷ジョブの画像データは、リング製本の場合には、リング製本に合わせた印刷順に画像データ(PDLデータ)がソートされた状態となっている。前述した第1の実施の形態のプリンタドライバの処理を示す図7では、印刷ジョブの出力方法に応じて、画像データのソート処理の要否が決定されていた。一方、本実施の形態の場合には、図7のフローチャートにおいて、出力方法を判断するS1002の処理が実施されないため、リング製本の指定の有無に応じてソート処理の要否が決定される。そのため、本実施の形態では、HDD517のホールドフォルダ702に保存される印刷ジョブの印刷データについても、リング製本の場合には、ソート済みのPDLデータが設定されていることになる。その結果、操作部108でホールドされているリング製本の印刷ジョブのプレビューを行った場合には、リング製本に応じて印刷する順の(裏表紙が先頭となっている)画像データが表示されてしまうことになる。
[ジョブホールド機能の制御シーケンス]
本実施の形態においても、印刷装置100における印刷ジョブの受信に関する処理は、前述した第1の実施の形態の図8と同様である。ところが、上述したホストコンピュータ501のプリンタドライバ603でのPDLデータのソート処理により、ホールドフォルダ702に保存される画像データの順序が、第1の実施の形態の場合とは異なる順序となってしまう。そのため、本実施の形態では、画像データをホールドフォルダ702に保存する図8に示すS1105の処理を、以下に説明する処理に変更する。
図10は、本実施の形態における印刷装置100のホールドフォルダ702への格納時の処理を示すフローチャートである。図10は、図8のS1105(ホールド格納)の処理を置き換えるものであり、S1104(全ページRIP)の処理が終了すると、図10に示す処理が実行される。図10に示す処理を行うプログラムは、図8のフローチャートと同様に、HDD517に格納されており、印刷装置100が起動されると、HDD517より読み出されて、RAM515にロードされた後、CPU514により実行される。
S1300では、CPU514は、RIP処理部609によりRIP処理された画像データをテンポラリフォルダ701からホールドフォルダ702に移動する処理を開始する。S1301では、CPU514は、印刷ジョブの印刷設定データを参照して、リング製本を行うのかどうかを判断する。CPU514は、リング製本を行う場合には処理をS1302に進め、リング製本に合わせてソートされた画像データをプレビューの際に正しく表示されるように、表表紙、本文、裏表紙の順に並べ替える。一方、CPU514は、リング製本を行わないと判断した場合には処理をS1306に進める。
S1302では、CPU514は、印刷ジョブの印刷設定データを参照して、裏表紙に印刷する設定がされているかどうかを判断する。CPU514は、裏表紙に印刷する印刷設定がされていると判断した場合には処理をS1303に進め、裏表紙に印刷する設定がされていないと判断した場合には処理をS1306に進める。なお、印刷ジョブの画像データは、リング製本でも裏表紙の印刷を行わない場合には印刷ページのソート処理は行われていない。そのため、ここでは、CPU514は、印刷ページのソート処理が行われているかどうかを、裏表紙に印刷する設定がされているかどうかに基づいて判断している。
S1303では、CPU514は、印刷ジョブの印刷設定データを参照して両面印刷の設定有無、即ち、裏表紙の両面に印刷するのかどうかを判断する。CPU514は、両面印刷が設定され、裏表紙の両面に印刷を行うと判断した場合には処理をS1304に進め、片両印刷設定がされている(裏表紙の両面に印刷を行わない)と判断した場合には処理をS1305に進める。S1304では、CPU514は、先頭の2ページを最終ページ及び最終ページの1つ前のページに移動する。詳細には、CPU514は、テンポラリフォルダ701に格納されている印刷ジョブの画像データのうち、先頭ページの画像データを最終ページの1ページ前に、先頭から2ページ目の画像データを最終ページに移動させるソート処理を行う。これにより、画像データの並びを図12(c)の状態から図12(b)の状態に変更することができる。S1305では、CPU514は、先頭の1ページを最終ページに移動する。詳細には、CPU514は、テンポラリフォルダ701に格納されている印刷ジョブの画像データのうち、先頭ページの画像データを最終ページに移動させるソート処理を行い、処理をS1306に進める。S1306では、CPU514は、テンポラリフォルダ701に格納されている印刷ジョブの画像データをホールドフォルダ702に移動させて(図中、ホールドフォルダに格納)、処理を終了する。以上の処理を行うことで、ホールドフォルダ702に格納される印刷ジョブの画像データの並びが、図12(b)のような並びになる。これにより、ホールドした印刷ジョブをプレビューする場合にも、裏表紙が先頭ページにくることがない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うことができる。特に本実施の形態では、プリンタドライバ603側では、出力方法が印刷の場合でもホールドの場合でも処理を変更する必要がなくなる。また、印刷装置においても、リング製本での印刷順に画像データがソートされているため、リング製本ジョブの印刷スループットを向上させることができる。また、リング製本を行う印刷ジョブをジョブホールドした場合にも画像データのプレビューや設定変更を正しく行うことができ、ホールドされた印刷ジョブを印刷する場合にも、画像データをソートし直すことにより正しくリング製本印刷を行うことができる。
なお、図10に示す処理によりホールドフォルダに格納された印刷ジョブに基づく印刷を行う場合は、図9に示す印刷処理が実行される。
[その他の実施の形態]
第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、ホストコンピュータのプリンタドライバは、印刷ジョブの画像データのソート処理を行ったか否かを示すデータを印刷ジョブに付加していない。そのため、印刷装置においては、印刷ジョブ中のリング製本の有無やホールド設定の有無に基づいてページの入れ替え処理を行っている。
また、上述したようにリング製本を行う場合でも裏表紙に印刷を行わない場合には、印刷ジョブの画像データのソート処理は行われない。そのため、第1の実施の形態、第2の実施の形態では、リング製本を行う印刷ジョブの場合には、裏表紙に印刷を行うかどうかにより、画像データのソート処理が行われているかどうかを判断していた。
そこで、プリンタドライバがソート処理を行ったか否かを示すフラグをジョブに付加し、印刷装置がフラグの状態を判断して、ページの入れ替え処理を行うような構成としてもよい。
具体的にはホストコンピュータのプリンタドライバにおいて、画像データのソート処理(図7のS1007、S1008)を行った場合は第1の値を設定(セット)し、ソート処理を行わない場合は第2の値を設定(リセット)するソート済みフラグを設ける。そして、ソート済みフラグの内容を印刷ジョブの印刷設定データとして、印刷ジョブの画像データとともに印刷装置へ送信する。
一方、印刷装置では、画像データのソート処理が行われているかどうかの判断を裏表紙に印刷を行うかどうかにより行っている判断処理(図9のS1203、図10のS1302)をソート済みフラグに基づいて行うことができる。即ち、印刷ジョブの印刷設定データから読み出したソート済みフラグがセットされていれば、リング製本に応じた画像データのソートが行われており、ソート済みフラグがリセットされていれば、画像データのソートが行われていないことがわかる。ところで、図10では、S1301とS1302の2つの判断処理により、画像データのソート処理が行われているかどうかを判断しているが、ソート済みフラグを用いた場合には1つの判断処理に置き換えることができる。即ち、ソート済みフラグがセットされていた場合には処理をS1302に進め、ソート済みフラグがリセットされていた場合には処理をS1308に進めればよい。
以上説明したように、その他の実施の形態においても、スループットを下げずにリング製本の印刷ジョブを実行するとともに、ホールドした場合にもプレビューを正しく行うことができる。
100 印刷装置
514 CPU
517 HDD

Claims (20)

  1. 印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、
    表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、
    前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブであり、印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が不要な場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  2. 前記並べ替え工程は、前記印刷情報より、前記印刷ジョブが印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が必要な印刷ジョブの場合と前記印刷ジョブがリング製本を行わない印刷ジョブの場合の何れにおいても、には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データの並べ替えを行わないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、
    前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであれば、前記印刷ジョブの画像データを、受信した順に前記記憶手段に格納する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、
    表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指示の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、
    前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 前記並べ替え工程は、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行わない印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの画像データの並べ替えを行わないことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置の制御方法。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、
    前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、
    前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであり、リング製本を行う印刷ジョブであれば、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並び替えて前記記憶手段に格納する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 前記制御手段は、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであり、リング製本を行わない印刷ジョブであれば、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを受信した順に前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 指示を入力する操作部と、画像データを表示する表示部を備え、
    前記制御手段は、前記操作部より前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの印刷ページのプレビューの指示が入力された場合には、前記記憶手段に格納された前記印刷ジョブの画像データを前記記憶手段に格納されている順に前記表示部に表示することを特徴とする請求項3、請求項6、請求項7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの印刷開始の指示が入力された場合、
    前記第2の印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブであれば、前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替えた後に、前記印刷手段を制御して前記第2の印刷ジョブを実行させ、
    前記第2の印刷ジョブがリング製本を行わない印刷ジョブであれば、前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記記憶手段に格納されている前記画像データの順に、前記印刷手段を制御して前記第2の印刷ジョブを実行させることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、
    表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、
    前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブであり、印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が不要な場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 前記並べ替え工程は、前記印刷情報より、前記印刷ジョブが印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示が必要な印刷ジョブの場合、又は前記印刷ジョブがリング製本を行わない印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データの並べ替えを行わないことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記印刷情報は、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの画像データを前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並べ替えた場合には第1の値が設定され、前記画像データの並べ替えを行わない場合には第2の値が設定される並べ替え情報を有し、
    前記並べ替え工程は、前記画像データの並べ替え実施の有無に応じて、前記並べ替え情報に前記第1の値又は前記第2の値を設定することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記並べ替え情報を有し、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、
    前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブ受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブであれば、前記印刷ジョブの画像データを、受信した順に前記記憶手段に格納する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  14. 印刷ジョブを印刷装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、
    表表紙用の画像データ、裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の本文用の画像データを含み、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並んでいる画像データと、リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブ送信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す印刷情報と、を含む印刷ジョブを受け付ける受付工程と、
    前記印刷ジョブを実行する前記印刷装置に、前記画像データ及び前記印刷情報を含む印刷ジョブを送信する送信工程と、
    前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行う印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの前記画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替える並び替え工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15. 前記並べ替え工程は、前記印刷情報より、前記印刷ジョブがリング製本を行わない印刷ジョブの場合には、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの画像データの並べ替えを行わないことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置の制御方法。
  16. 前記印刷情報は、前記印刷装置に送信する前記印刷ジョブの画像データを前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並べ替えた場合には第1の値が設定され、前記画像データの並べ替えを行わない場合には第2の値が設定される並べ替え情報を有し、
    前記並べ替え工程は、前記画像データの並べ替え実施の有無に応じて、前記並べ替え情報に前記第1の値又は前記第2の値を設定することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 請求項16に記載の情報処理装置から受信した印刷ジョブを実行する印刷装置であって、
    前記表表紙用の画像データ、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙と前記裏表紙との間の前記本文用の画像データと、前記並べ替え情報を有し、前記リング製本の指定の有無、及び印刷ジョブの受信後のユーザからの印刷開始指示の要否を示す前記印刷情報と、を含む前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブの画像データを記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷ジョブを実行する印刷手段と、
    前記印刷情報より、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブの受信後のユーザによる印刷開始の指示なしに印刷を開始する第1の印刷ジョブであれば、前記印刷手段を制御して印刷ジョブを実行させ、
    前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブの受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブで、前記並べ替え情報に前記第1の値が設定されていれば、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データ、前記裏表紙用の画像データの順に並び替えて前記記憶手段に格納する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  18. 前記制御手段は、前記受信手段により受信した印刷ジョブが、印刷ジョブの受信後のユーザによる印刷開始の指示を条件に印刷を開始する第2の印刷ジョブで、前記並べ替え情報に前記第2の値が設定されている場合には、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの画像データを受信した順に、前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項17に記載の印刷装置。
  19. 指示を入力する操作部と、画像データを表示する表示部を備え、
    前記制御手段は、前記操作部より前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの印刷ページのプレビューの指示が入力された場合には、前記記憶手段に格納された前記印刷ジョブの画像データを前記記憶手段に格納されている順に前記表示部に表示することを特徴とする請求項13、請求項17、請求項18のいずれか1項に記載の印刷装置。
  20. 前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記第2の印刷ジョブの印刷開始の指示が入力されたとき、
    前記並べ替え情報に前記第1の値が設定されている場合には、前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記裏表紙用の画像データ、前記表表紙用の画像データ、前記本文用の画像データの順に並び替えた後に、前記印刷手段を制御して、前記第2の印刷ジョブを実行し、
    前記並べ替え情報に前記第2の値が設定されている場合には、前記記憶手段に格納された前記第2の印刷ジョブの画像データを、前記記憶手段に格納されている前記画像データの順に、前記印刷手段を制御して前記第2の印刷ジョブを実行することを特徴とする請求項19に記載の印刷装置。
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