JP2018068844A - 折り畳み式キックスケーター - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、運搬時の負担を軽減することができる折り畳み式キックスケーターを提供することを課題とする。
【解決手段】
後部に後輪が回転自在に設けられたボード本体と、下端部に前輪が回転自在に設けられたハンドル軸と、先端に設けられた軸受部分にて前記ハンドル軸を回転自在に支持する連結部材と、を備えたキックスケーターであって、
前記軸受部分は、前記ハンドル軸上を摺動可能な摺動機構を有し、
前記連結部材は、前記ボード本体を上下方向下方へ回動可能な回動機構を有していることを特徴とすることを特徴とする構成となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、キックスケーターに関し、特に折り畳み機構を備えたキックスケーターに関する。
一般に、搭乗者がボードに片足または両足をのせ、立った姿勢でハンドルを握り、地面をキックする反動によって前進するキックスケーターが広く流通している。このキックスケーターは、搭乗者が足をのせることができるボードと、前輪および後輪と、前記前輪を操舵するためのハンドルと、を備えている。
中でも、ボードとハンドルとの間に折り畳み機構を備えたキックスケーターが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。このように、キックスケーターに折り畳み機構を付与することにより、保管に必要なスペースを小さくすることができ、さらには、このキックスケーターの運搬を容易に行うことができる。
また、特許文献1に記載されているような従来のキックスケーターにおいては、ボードとハンドルとを連結する連結部分に折り畳み機構を付与し、この連結部分を支点にして、後輪とハンドルの持ち手とを近づけるように、ボードを上下方向上方に向かって折り畳むのが通常であった。
特開2001−252389号公報
ところで、特許文献1のような従来のキックスケーターを運搬する際には、折り畳んだキックスケーター自体を完全に持ち上げる必要があった。すなわち、従来のキックスケーターの折り畳み状態においては、前輪と後輪とが異なる方向に配置される。その結果、牽引等により運搬する場合には、片輪のみが地面に接地した状態で牽引することとなり、重心をとることが難しく、容易に運搬することができない。そのため、折り畳んだ状態の従来のキックスケーターは、完全に持ち上げて運搬するのが通常であり、使用者の負担になってしまうという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされた発明であり、運搬時の負担を軽減することができる折り畳み式キックスケーターを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る折り畳み式キックスケーターは、
後部に後輪が回転自在に設けられたボード本体と、下端部に前輪が回転自在に設けられたハンドル軸と、先端に設けられた軸受部分にて前記ハンドル軸を回転自在に支持する連結部材と、を備えたキックスケーターであって、
前記軸受部分は、前記ハンドル軸上を摺動可能な摺動機構を有し、
前記連結部材は、前記ボード本体を上下方向下方へ回動可能な回動機構を有していることを特徴とする。
このように、軸受部をハンドル軸上に沿って摺動させ、ボード本体を上下方向下方に向かって折り畳むことにより、折り畳んだ状態において前輪及び後輪を地面に接地させることができる。そのため、折り畳んだ状態でも通常のキックスケーターを操舵する場合と同様に、両輪を地面に接地した状態でキックスケーターを運搬することができ、運搬時の負担を軽減することができる。
また、本発明に係る折り畳み式キックスケーターは、
後部に後輪が回転自在に設けられたボード本体と、下端部に前輪が回転自在に設けられたハンドル軸と、先端に設けられた軸受部分にて前記ハンドル軸を回転自在に支持する連結部材と、を備えたキックスケーターであって、
前記連結部材は、前記ハンドル軸の下部に配置される第一連結部材と、
前記ハンドル軸の上部に配置される第二連結部材と、を有し、
この第一連結部材及び第二連結部材には、前記ボード本体を着脱可能な着脱機構が設けられていることを特徴とする。
このように、ハンドル軸の上下に配置される2つの連結部材に、ボード本体を着脱可能な着脱機構を設けることにより、ボード本体を折り畳んだ状態において両輪(前輪及び後輪)を地面に接地させて運搬することができる。
本発明の好ましい形態では、前記ハンドル軸は、前記軸受部分が摺動可能な支柱部を有し、前記支柱部は、前記ボード本体と同様の長さに設定されていることを特徴とする。
このように、支柱部とボード本体とが同様の長さを有していることにより、折り畳み時に前輪と後輪の高さが合うように構成して、両輪を地面に接地可能な好ましい高さに配置することができる。
本発明の好ましい形態では、前記連結部材は、前記ボード本体の上面と当接する台座部を有していることを特徴とする。
このように、連結部材に台座部を設け、ボード本体の上面に当接させることにより、折り畳み機構への負荷を低減することができる。すなわち、使用者が搭乗した際の体重等による鉛直下方向への力を、台座部へ分散させることにより、折り畳み機構への負荷を低減させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記ボード本体は、操作者の足を乗せる型板と、この型板の裏面に沿って前後方向に長く形成されたフレームと、を有し、前記フレームは、上下方向において前記型板以上の厚みを有し、前記後輪及び前記連結部材に接続されていることを特徴とする。
このように、フレームが垂直方向において型板以上の厚みを有していることにより、ボード本体の機械的強度を向上させることができる。
本発明によれば、運搬時の負担を軽減することができる折り畳み式キックスケーターを提供することができる。
また、本発明は、折り畳み機構に生じる負荷を低減することができる折り畳み式キックスケーターを提供することができる。
本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターの折り畳み状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態の側面図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターのフレームを示す図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターを折り畳む手順を示した図である。 本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターを折り畳む手順を示した図である。 本発明の実施形態2に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態の側面図である。 本発明の実施形態2に係る折り畳み式キックスケーターの折り畳み状態の側面図である。
以下、本発明を図面に示した好ましい実施形態1及び実施形態2について図1〜図9を用いて詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態を示す斜視図であり、図2は、この折り畳み式キックスケーターの折り畳み状態を示している。
本実施形態に係る折り畳み式キックスケーターは、図1及び図2に示すように、後輪13を有するボード本体10と、前輪24を有するハンドル軸20と、このボード本体10とハンドル軸20を連結する連結部材30と、を備えている。
なお、本実施形態では、組立状態および折り畳み状態の何れにおいても、前輪24と後輪13に向かう方向(地面方向)を下方向として上下方向を定める。また、ハンドル軸20側を前方、ボード本体10側を後方として前後方向を定める。
そして、連結部材30のハンドル軸20側には、連結部材30がハンドル軸20上を摺動可能にする摺動機構SMが設けられ、連結部材30のボード本体10側には、連結部材30を支点としてボード本体10を上下方向下方に傾斜させるように回動可能にする回動機構RMが設けられている。
次に、図3〜図5を参照して、本実施形態に係る折り畳み式キックスケーターの構成について詳細に説明する。
図3は折り畳み式キックスケーターの組立状態における側面図を示し、図4は背面斜視図を示している。
ボード本体10は、平板状に形成された型板11と、この型板11の下面を支持するフレーム12と、このフレーム12の後部に回転自在に取り付けられる後輪13と、を有している。
型板11は、少なくとも片足を乗せ得るよう、前後方向に長さを有した概略長方形状に形成されており、使用者が搭乗した際に体重をかけても変形しない強度を有している。なお、組立状態における型板11の前部上面には、連結部材30の台座部31aの下面が当接されている(図1及び図6参照)。
図5は、折り畳み式キックスケーターのフレーム12の形状を示す側面図である。このフレーム12は、型板11の裏面に沿って前後方向に長く形成されており、前部には連結部材30と接続される軸受部12aが設けられ、後部には後輪13を回転自在に支持する軸受アーム12bが設けられている。
このフレーム12は、図4に示すように、型板11の幅方向に所定間隔を置いて2つ配置されており、複数の連結棒Rを横架することにより接続されている。また、このフレーム12は、上下方向(垂直方向)において型板11以上の厚みを有している。
軸受部12aは、支点軸16が横架される貫通孔12cと、この貫通孔12cを中心とする円弧状に形成され緊締軸17が横架される案内孔12dと、この案内孔12dの両端に形成され緊締軸17を位置決めする上固定用凹部12e及び下固定用凹部12fと、ボード本体10が配置される溝12gと、を有している。この軸受部12aは、支点軸16及び緊締軸17を挿通することにより、連結部材30の接続フレーム31と接続されている。
支点軸16は、向かい合う貫通孔12c,12cと連結部材30の台座部31aに挿通されており、緊締軸17を案内孔12dに沿って移動させた際の支点となるよう構成されている。
緊締軸17は、緊締軸レバー17aと、上固定用凹部12e及び下固定用凹部12fに嵌合されるブッシュ17bと、を有しており、向かい合う軸受部12a,12aの案内孔12dと、連結部材30の台座部31aに挿通されている。
上固定用凹部12e及び下固定用凹部12fは、緊締軸レバー17aを緊締状態とした際に、緊締軸17のブッシュ17bが嵌合して固定可能なよう、凹構造に形成されている。この下固定用凹部12fは、貫通孔12cよりも下方に配置されており、ボード本体10を上下方向下方に傾斜可能なよう構成されている。
このように、本実施形態に係る回動機構RMは、軸受部12a,支点軸16,緊締軸17により、連結部材30を支点としてボード本体10を上下方向下方に傾斜させるように回動可能に構成されている。
軸受アーム12bは、型板11から後方へ突出する長さに形成されており、この軸受アーム12bには後輪13が回転自在に支持されている。
また、後輪13の上部には、後輪13を覆うように後輪カバー14を取付けてもよく、さらには、後輪カバー14と軸受アーム12bの間に補強フレーム15を設けて、後輪カバー14上に体重を掛けられるよう強度を高めてもよい。
なお、図には示していないが、補強フレーム15を設けず、従来のキックスケーターと同様に、後輪カバー14を押し下げ可能に構成して、この後輪カバー14を足で踏みつけることにより、後輪カバー14の内周を後輪13の外周に圧接させて、ブレーキとして機能するように構成してもよい。
ハンドル軸20は、棒状に形成された支柱部21と、この支柱部21の上部に形成されるT字状のハンドル部22と、支柱部21の下部に設けられる二股状の前ホーク23と、この前ホーク23に回転自在に取り付けられる前輪24と、を有している。
支柱部21は、フレーム12と同様の長さに形成されており、折り畳み状態の時に、前輪24と後輪13の両輪が地面に接地可能なよう構成されている(図2参照)。
連結部材30は、フレーム12の軸受部12aに接続される接続フレーム31と、この接続フレーム31の先端側に設けられハンドル軸20を回転自在に支持する軸受部分32と、を有している。
接続フレーム31の一端側には、型板11の上面に当接される台座部31aが形成され、軸受部12a,12a間に横架される支点軸16及び緊締軸17が挿通されている。一方、接続フレーム31の他端側は、ボルト等の接続手段により軸受部分32に締結・固定されている。
軸受部分32は、ハンドル軸20を回転自在に支持すると共に、支柱部21上を摺動可能に構成されている。
例えば、この軸受部分32は、外筒部と、この外筒部内に設けられる内筒部と、この内筒部と接続される緊締帯33と、を有しており、内筒部が外筒部内で回転可能に構成されている。また、軸受部分32が支柱部21上を容易に摺動可能なよう、支柱部21は内筒にすきまばめで嵌挿されていることが望ましい。
緊締帯33は、内筒部に接続されており、緊締帯レバー33aによって締めつけることにより、軸受部分32を支柱部21上に固定することができる。
このように、本実施形態に係る摺動機構SMは、支柱部21,軸受部分32,緊締帯33により、軸受部分32が支柱部21上を摺動可能なよう構成されている。
また、上述した以外に、従来、慣用的に用いられる回転機構・摺動機構であれば、当然に採用することができる。
さらに、本実施形態に係るキックスケーターは、ブレーキ機構を備えていてもよい。本実施形態に係るブレーキ機構は、前輪24及び後輪13の回転を抑制するブレーキBと、ハンドル部22に設けられるブレーキレバーBLと、このブレーキB及びブレーキレバーBLを接続するブレーキワイヤーBWと、有している。
このブレーキワイヤーBWは、接続フレーム31に設けられるガイド31bやフレーム12に設けられた貫通孔12hに支持されることにより、組立状態においても折り畳み状態においても、ブレーキワイヤーBWが邪魔になることがない。
次に、図6及び図7を参照して、本実施形態に係る折り畳み式キックスケーターの折り畳み手順について詳細に説明する。
図6(a)は、折り畳み式キックスケーターの組立状態を示しており、緊締軸17が上固定用凹部12eに固定され、軸受部分32が支柱部21の下端に固定されている。ここで、緊締軸17の緊締軸レバー17aと、緊締帯33の緊締帯レバー33aを図6(a)の矢印方向に立ち上げることにより、緊締状態を解除する(図6(b)参照)。
図7(a)は、ボード本体10を上下方向下方に傾斜させる様子を示しており、支点軸16を支点にして緊締軸17を案内孔12dに沿って移動させている。
図7(b)は、軸受部分32を支柱部21の上方向に摺動させる様子を示している。
このように、ボード本体10の回動及び軸受部分32の摺動させた後、緊締軸レバー17a及び緊締帯レバー33aを立ち下げて固定することにより、図2に示したような折り畳み状態とすることができる。
本実施形態によれば、ボード本体10とハンドル軸20の間に、摺動機構SM及び回動機構RMを設けることにより、折り畳み状態での運搬を容易に行うことができる。すなわち、本発明に係る折り畳み式キックスケーターは、折り畳み状態において前輪及び後輪が地面側に配置されるため、組立状態の時と同様に、両輪を地面に接地させて運搬することができる。その結果、折り畳んだ状態のキックスケーターの運搬時に、完全に持ち上げて運搬する必要がなく、使用者の負担を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、ボード本体10を、連結部材30を支点にして上下方向下方に回動する構成としたことにより、回動機構RM(折り畳み機構)への負荷を低減することができる。
すなわち、従来のキックスケーターの組立状態においては、使用者が搭乗して運転する場合に、折り畳み可能な方向に繰り返し力が加わり、折り畳み機構を構成する部材に多大な負荷がかかっていた。そのため、支点軸や緊締軸等の部材に変形や摩耗が生じやすく、折り畳み作業が行い難くなる等の不具合の原因となってしまっていた。
一方、本発明に係る折り畳み式キックスケーターにおいて使用者が搭乗した場合には、折り畳み可能な方向とは逆の方向(つまり、折り畳み不可な方向)に力が加わることとなる。そのため、折り畳み機構の部材のみによって、キックスケーターの組立状態を維持する必要がない。その結果、緊締軸17等の変形や摩耗を抑制することができ、折り畳み機構への負荷を低減することができる。
また、本実施形態によれば、連結部材30に、ボード本体10の上面と当接する台座部31aが形成されていることにより、回動機構(折り畳み機構)への負荷を、さらに低減することができる。すなわち、組立状態においては、台座部31aが型板11の上面に当接支持されるため、回動機構RMに負荷が集中することがない。その結果、折り畳み機構への負荷をさらに低減することができる。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2に係るキックスケーターについて、図8及び図9を参照して詳細に説明する。この実施形態2に係るキックスケーターは、ハンドル軸20に対して、ボード本体10を着脱可能に取り付ける着脱機構AMを備えることを特徴とする。なお、同実施形態において、先の実施形態と基本的に同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。
図8は、本発明の実施形態2に係る折り畳み式キックスケーターの組立状態の側面図であり、図9は、折り畳み式キックスケーターの折り畳み状態の側面図を示している。
本実施形態に係る折り畳み式キックスケーターは、後輪13を有するボード本体10と、前輪24を有するハンドル軸20と、ハンドル軸20の下部にボード本体10を連結する第一連結部材40と、ハンドル軸20の上部にボード本体10を連結する第二連結部材50と、を備えている。
本実施形態に係る第一連結部材40及び第二連結部材50は、ボード本体10を着脱可能な着脱機構AMを有しており、組立状態においてはボード本体10を第一連結部材40に固定し、折り畳み状態においてはボード本体10を第二連結部材50に固定するよう構成されている。
第一連結部材40及び第二連結部材50は、ハンドル軸20と接続する軸受部分41,51と、ボード本体10と連結する筐体42,52と、この筐体42,52とボード本体10を固定する固定軸43,53と、を有している。
筐体42,52は、ボード本体10の上面及び下面に当接される当接面42a,52aを有し、ボード本体10と密着してガタツキ等を防止する。
固定軸43,53は、筐体42,52に抜差可能に構成されており、ボード本体10の軸受部12aに形成された貫通孔に挿通することで、ボード本体10が筐体42,52に固定される。
なお、上述した着脱機構AMは、あくまでも一例であり、従来より用いられているハンドル軸20とボード本体10を着脱可能な着脱機構(例えば、カプラ式やネジ式等)であれば、当然に採用することができる。
本実施形態によれば、先の実施形態と同様に、折り畳み状態において前輪及び後輪が地面側に配置されるため、両輪を地面に接地させて運搬することができる。その結果、折り畳んだ状態のキックスケーターの運搬時に、完全に持ち上げて運搬する必要がなく、使用者の負担を軽減することができる。
10 ボード本体
11 型板
12 フレーム
12a 軸受部
12b 軸受アーム
13 後輪
14 後輪カバー
15 補強フレーム
20 ハンドル軸
21 支柱部
22 ハンドル部
23 前ホーク
24 前輪
30 連結部材
31 接続フレーム
32 軸受部分
40 第一連結部材
41 軸受部分
42 筐体
43 固定軸
50 第二連結部材
51 軸受部分
52 筐体
53 固定軸
SM 摺動機構
RM 回動機構
AM 着脱機構
B ブレーキ
BW ブレーキワイヤー
BL ブレーキレバー

Claims (6)

  1. 後部に後輪が回転自在に設けられたボード本体と、下端部に前輪が回転自在に設けられたハンドル軸と、先端に設けられた軸受部分にて前記ハンドル軸を回転自在に支持する連結部材と、を備えたキックスケーターであって、
    前記軸受部分は、前記ハンドル軸上を摺動可能な摺動機構を有し、
    前記連結部材は、前記ボード本体を上下方向下方へ回動可能な回動機構を有していることを特徴とする、折り畳み式キックスケーター。
  2. 後部に後輪が回転自在に設けられたボード本体と、下端部に前輪が回転自在に設けられたハンドル軸と、先端に設けられた軸受部分にて前記ハンドル軸を回転自在に支持する連結部材と、を備えたキックスケーターであって、
    前記連結部材は、前記ハンドル軸の下部に配置される第一連結部材と、
    前記ハンドル軸の上部に配置される第二連結部材と、を有し、
    この第一連結部材及び第二連結部材には、前記ボード本体を着脱可能な着脱機構が設けられていることを特徴とする、折り畳み式キックスケーター。
  3. 前記ハンドル軸は、前記軸受部分が摺動可能な支柱部を有し、
    前記支柱部は、前記ボード本体と同様の長さに設定されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の折り畳み式キックスケーター。
  4. 前記連結部材は、前記ボード本体の上面と当接する台座部を有していることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の折り畳み式キックスケーター。
  5. 前記ボード本体は、操作者の足を乗せる型板と、この型板の裏面に沿って前後方向に長く形成されたフレームと、を有し、
    前記フレームは、上下方向において前記型板以上の厚みを有し、前記後輪及び前記連結部材に接続されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の折り畳み式キックスケーター。
  6. ブレーキ機構をさらに備え、
    このブレーキ機構は、前記ハンドル軸に取り付けられるハンドルレバーと、前記前輪及び/又は前記後輪に設けられるブレーキ本体と、これらを繋ぐブレーキワイヤーと、を有し、
    前記ボード本体には、前記ブレーキワイヤーを挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の折り畳み式キックスケーター。

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