JP2018067611A - 半導体装置および電力変換装置 - Google Patents

半導体装置および電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018067611A
JP2018067611A JP2016204804A JP2016204804A JP2018067611A JP 2018067611 A JP2018067611 A JP 2018067611A JP 2016204804 A JP2016204804 A JP 2016204804A JP 2016204804 A JP2016204804 A JP 2016204804A JP 2018067611 A JP2018067611 A JP 2018067611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring member
insulating substrate
semiconductor element
semiconductor device
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016204804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6818500B2 (ja
Inventor
翔平 小川
Shohei Ogawa
翔平 小川
藤野 純司
Junji Fujino
純司 藤野
功 大島
Isao Oshima
功 大島
石川 悟
Satoru Ishikawa
悟 石川
拓巳 重本
Takumi Shigemoto
拓巳 重本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016204804A priority Critical patent/JP6818500B2/ja
Publication of JP2018067611A publication Critical patent/JP2018067611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6818500B2 publication Critical patent/JP6818500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/33Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of a plurality of layer connectors

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】板状の配線部材を用いた場合に安定してフィレットが形成される半導体装置を提供すること。【解決手段】絶縁基板と、この絶縁基板の周辺部に設けられた周壁とで構成されたケースと、絶縁基板上に一面が接合された半導体素子と、周壁に一端が固定され、他端が、半導体素子の絶縁基板とは反対の面に形成された上面電極にはんだで接合された板状の配線部材と、を備えた半導体装置において、配線部材は、配線部材の板面に垂直な断面において、線膨張係数が異なる少なくとも2種類の材料で形成され、加熱により絶縁基板側とは反対側に凸となるバイメタル領域を有するようにした。【選択図】図1

Description

この発明は、半導体素子上に板状の配線部材をはんだ付けした半導体装置、およびその半導体装置を備えた電力変換装置に関するものである。
半導体装置としてのパワーモジュールにおいて、半導体素子上配線をワイヤボンドから、板状の配線部材をはんだ付けした構造に変更することで、エネルギー密度を上げ、小型化することができる。半導体素子がはんだ付けされている基板と配線部材との距離がばらつくと、半導体素子上のはんだにフィレットが形成されないことがある。フィレットの形状は信頼性に影響するため、基板と配線部材の距離を安定させ、フィレットの形状を安定させる必要があった。
板状の配線部材を用いたものでは、特許文献1に記載されている構造とすることで、生産性が高く、高エネルギー密度化されたモジュールを提供でき、半導体素子上はんだが過剰に供給された場合でも安定してフィレットを形成でき、信頼性の高いモジュールが得られる。特許文献2では、バンプのある基板に対し、半導体素子を加圧しながら接合することで、はんだ厚を均一にしている。
特開2016−076670号公報 特開2008−181908号公報
特許文献1では、半導体素子上の配線が、板状の配線部材をはんだ付けした構造となっている。しかし、ケースと一体となっている配線部材と絶縁基板の距離にばらつきが生じた場合や、半導体素子上に供給されるはんだ量が過小な場合、半導体素子上のはんだのフィレットが形成されないことがある。はんだフィレットの有無は信頼性に影響するため、配線部材の高さを安定させ、フィレットの形状を安定させる必要があった。
特許文献2では、バンプのある基板に対し、半導体素子を加圧しながら接合することで、はんだ厚を均一にしている。しかし、バンプによって点で支えているため、半導体素子に割れを生じさせないために、加圧力を精密に制御する必要があった。
本発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、板状の配線部材を用いた場合に安定してフィレットが形成される半導体装置を提供することを目的としている。
本発明は、絶縁基板と、この絶縁基板の周辺部に設けられた周壁とで構成されたケースと、周壁の内側の絶縁基板上に一面が接合された半導体素子と、周壁に一端が固定され、他端が、半導体素子の絶縁基板とは反対側の面に形成された上面電極にはんだで接合された板状の配線部材と、を備えた半導体装置において、配線部材は、配線部材の板面に垂直な断面において、線膨張係数が異なる少なくとも2種類の材料で形成され、加熱により絶縁基板側とは反対側に凸となるバイメタル領域を有するようにしたものである。
本発明によれば、半導体素子に接合される配線部材がバイメタル構造となっているため、はんだ付け時の加熱により、配線部材が半導体素子に近づく方向に変形し、半導体素子と配線部材の間隔が小さくなるので、安定してフィレットを形成できる。
本発明の実施の形態1による半導体装置の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置の効果を説明するための断面模式図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置の効果を説明するためのはんだ付け部分の断面模式図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置の別の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置のさらに別の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態4による半導体装置の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態4による半導体装置の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態5による電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1による半導体装置の構成について、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または相当する構成部分については同じ符号を付している。各図間の図示では、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立しており、例えば構成の一部を変更した断面図の間で変更されていない同一構成部分の図示において、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、半導体装置の構成は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、例えばゲート配線や封止樹脂など、他の部分については省略している。さらに実際の構成は、同一の部材を並列で接続する場合や、スイッチング素子とダイオードなどの整流素子を直列接続する場合があるが、これらも簡単のため省略している。
図1は本発明の実施の形態1による半導体装置としてのパワーモジュールの断面模式図、図2は上面図であり、図1は図2のA−A位置での断面を示す。絶縁基板1(例えば100mm×100mm、厚さ、Al:0.3mm、AlN:0.6mm、Al:0.3mm、Niめっき5um)に、半導体素子2(例えばIGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor、例えば大きさ:15mm×15mm×厚さ100um、Si製)が半導体素子下はんだ3(例えばSn−0.75Cu、厚さ0.15mm)によりはんだ付けされている。
絶縁基板1と半導体素子2の間には、半導体素子下はんだ3の厚さを安定させるためにワイヤバンプ4(例えばAlワイヤ、φ100um)が形成されている。半導体素子2の、絶縁基板1と接合された下面と反対側の上面には、上面電極2aが設けられている。上面電極2aの表面には、半導体素子上はんだ5(例えばSn−0.75Cu、厚さ0.4mm)との接合を良好にするため、Niからなる金属膜が形成されている。
周壁6(例えばPPS(ポリフェニレンサルアルファイド))が、絶縁基板1の周辺に、半導体素子2の外周を囲むように設けられている。本実施の形態1では、周壁6は絶縁基板1上に搭載されており、半導体素子2をはんだ付けしている絶縁基板1の面を底面とするケースを形成している。周壁6には配線部材7(例えばCu、厚さ1mm)が固定されている。配線部材7は例えばプレス加工により成形された板状の部材であり、一端部が周壁6に固定されている。配線部材7を周壁6に固定するため、インサートモールドにより形成されている。配線部材7の片側の先端部は、周壁6の上面部から露出して設けられ、外部と接続する接続端子(図示せず)として用いられる。また、配線部材7は外部端子と反対側の端部7dと半導体素子2の上面電極2aとが半導体素子上はんだ5により接合しており、半導体素子2と電気的に接続されている。絶縁基板1と周壁6により形成されたケース内に、封止樹脂8(例えばエポキシ樹脂)が充填されており、封止樹脂8が半導体素子2や配線部材7などを覆っている。
配線部材7は、半導体素子2と周壁6との間の一部で、配線部材7の主部を構成する主金属7aと線膨張係数が異なる金属7bとが圧接されて構成されており、線膨張係数が異なる金属7bが圧接された部分はバイメタル領域7cとなっている。
配線部材7の主部を構成している主金属7aは例えばCuで、線膨張係数が異なる金属7bは、主金属7aよりも線膨張係数が小さい金属であって、例えばインバー(線膨張係数:1.2×10-6/K)である。バイメタル領域7cは2種類の金属を圧延接合することで形成される。インバーは鋳造により形成されたものを用いる。このバイメタル領域7cは絶縁基板1に近い面に線膨張係数が小さい金属が配置されていることになる。配線部材7の主部を構成する主金属7aと線膨張係数が小さい金属7bの厚さの比は1:1が好ましいが、厚さが異なっていても良い。
半導体素子上はんだ5を溶融し、半導体素子2と配線部材7をはんだ付けする時に加熱すると、配線部材7も加熱される。本実施の形態のように配線部材7にバイメタル領域7cを形成することで、配線部材7の主部を構成する主金属7aと線膨張係数が小さい金属7bの線膨張係数差で、配線部材7は絶縁基板1と反対方向に凸となるように変形する。配線部材7の一端部は周壁6に固定されているため、半導体素子2と接合する側の端子が絶縁基板1に近づく方向に変形することになる。そのため、図3(a)のように配線部材7が製造ばらつきにより上向きになっていても、加熱中は図3(b)のように配線部材7が半導体素子上はんだ5に近づくので、はんだ付け後は図1に示すように、正常にはんだ付けができる。半導体素子上はんだ5は図4(b)の模式図に示すようなフィレットが形成されていない信頼性上の懸念がある接合部とならず、図4(a)のはんだ付け部分の断面模式図に示すような形状のフィレットを安定的に形成することができる。図4(b)のようにフィレットが形成されていないはんだ接合部より、図4(a)のようにフィレットが形成されている方が、信頼性が高いことが知られていることから、本構造により信頼性の高いパワーモジュールが得られることとなる。
また、図1に示す配線部材7は、全体としての線膨張係数が、主金属7aであるCuの線膨張係数よりも小さくなる。このため、線膨張係数が16.8×10-6/Kと大きいCuのみで構成されている配線部材に比べ、図1に示す配線部材7では、線膨張係数が4.6×10-6/Kである絶縁基板1および線膨張係数が2.4×10-6/Kである半導体素子2との線膨張係数差が小さくなる。したがって、半導体素子下はんだ3や半導体素子上はんだ5に生じる応力が小さくなり、熱応力によるはんだの劣化の抑制につながり、信頼性が向上する。
配線部材7の主金属7aを構成するCuは酸化しやすく、酸化膜があると封止樹脂8との密着性が阻害されるため、絶縁性が損なわれることが懸念されるが、Cuよりも酸化し
にくいAlやNiなどの金属で表面を被覆したり、配線部材7の主部を構成する主金属7aをAlやNiにすることで、このような懸念が解消される。
絶縁基板1はAl−AlN−Alという構造のものを用いたが、絶縁性を確保できるものであれば、AlNの代わりにAl23やSi34などを用いてもよく、金属部分はAlの代わりにCuなどを用いてもよい。大きさや厚さも例示したものに限らない。半導体素子2をはんだ付けする面にはんだ付け性を確保するために金属膜としてNiを5um配置しているが、はんだ付けできれば、金属膜はAuやTiなどでもよく、厚さもこれに限るものではない。
半導体素子2はIGBTとしたが、IC(Integrated Circuit)やサイリスタ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)でもよい。SBD(Schottky
Barrier Diode)やSBJ(Junction Barrier Schottky)などのダイオードでもよく、パワーモジュール以外の半導体パッケージに適用してもよい。また、大きさや厚さは、上記の例に示した寸法に限るものではない。上面電極2aは、半導体素子2に1箇所に設けられてもよいし、2箇所以上設けられてもよい。上面電極2aにはNiからなる金属膜が形成されているとしたが、半導体素子上はんだ5との接合性がよくなるのであれば、AuやTiなどでもよい。
半導体素子下はんだ3および半導体素子上はんだ5はSn−0.75Cuとしたが、これに限るものではない。また、半導体素子下はんだ3と半導体素子上はんだ5は同じ種類である必要はなく、異なるはんだの組み合わせでもよい。半導体素子下はんだ3、半導体素子上はんだ5とも厚さは上記に示した例の限りではない。絶縁基板1と半導体素子2の接合は、半導体素子下はんだ3によるはんだ付けに限らず、Ag粒子を用いた焼結接合や、導電性ペーストを用いた接着でもよい。ワイヤバンプ4は、Alワイヤとしたが、Cuなどでもよい。また、線径ははんだ厚より小さければ、100umに限るものではない。また、ワイヤバンプ4はなくてもよい。周壁6はPPSを用いるとしたが、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などでもよい。配線部材7の主部はCu製としたが、Alなど別の部材でもよい。表面にNiやAuなどの金属膜を配置してもよく、板厚は1mmに限るものではない。
配線部材7の主金属7aと線膨張係数の小さい金属7bの組み合わせは、線膨張係数差で配線部材7の先端が半導体素子2に近づく方向に変形するのであれば、Cuとインバーや、Cuとコバール、CuとFe、CuとWなどがよい。また、Cuの酸化による封止樹脂8との剥離を抑制するために、主金属7aをAlやNiとしてもよい。また、バイメタル領域7cはインバーを圧接して形成するとしたが、ろう付けなどで接合されたものでもよい。
図5に示すように、配線部材7を、配線部材7の主金属7aの外部に線膨張係数の小さい金属7bを接合する構成とし、バイメタル領域7cの厚さが他の部分の厚さと異なっていてもよい。このような形状とすることで配線部材7の主金属7aを配線部材として形成後、線膨張係数の小さい金属7bを主金属7aにろう付けなどで付けるだけでよくなる。また、配線部材7全体をバイメタル領域7cとし、半導体素子2とはんだ付けする領域と外部端子のみはんだ付けできるようにNiやAu、Tiをめっきなどの方法で成膜してもよい。
さらに、図6に示すように樹脂など主金属7aよりも線膨張係数の大きい部材7eを主金属7aの上面、すなわち絶縁基板1から遠い側に接合して配線部材7を構成しても同様の効果が得られる。線膨張係数の大きい部材はインサートモールドで周壁6と同時に形成
しても、周壁6を形成した後から二液性のエポキシ樹脂を塗布するなどとしてもよい。
以上のように、実施の形態1による半導体装置では、配線部材7を線膨張係数の異なる少なくとも2種の材料で形成することにより、加熱によって絶縁基板側とは反対側に凸となるように歪むバイメタル領域7bを設けたので、配線部材7を半導体素子2にはんだ付けする際、フィレットを安定的に形成でき、信頼性の高い接合が可能となる。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2による半導体装置の断面模式図である。配線部材7が、主金属7aとしてのCuと、Cuよりも線膨張係数の小さい金属7bとしてのインバーにより、Cu−インバー−Cuのクラッド材で構成されている。ここで、主金属7aとしてのCuは、半導体素子2と接合する面側(絶縁基板1側)のCuの厚さに対し、半導体素子2と接合しない面側(絶縁基板1から遠い側)のCuの厚さが厚くなっている。クラッド材は各種の金属を圧延接合することで形成される。インバーは鋳造により形成されたものを用いる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
半導体素子上はんだ5を溶融し、半導体素子2と配線部材7をはんだ付けする時に生じる熱により、配線部材7も加熱される。配線部材7はインバー7bを挟んで主金属7aとしての上下のCuの厚さが異なるため、線膨張係数の差により、配線部材7は絶縁基板1と反対方向に凸となるように変形する。配線部材7の一端部は周壁6に固定されているため、半導体素子2と接合する側の端部が絶縁基板1に近づく方向に変形することになる。そのため、半導体素子上はんだ5は図4(b)に示すようなフィレットが形成されていない信頼性上の懸念がある接合部とならず、図4(a)に示すような形状のフィレットを安定的に形成することができ、信頼性の高いパワーモジュールが得られる。
また、バイメタル領域が形成されておらず線膨張係数の大きいCuのみで配線部材が構成されている場合に比べ、本実施の形態2による配線部材は、配線部材7全体として、線膨張係数の小さい絶縁基板1や半導体素子2との線膨張係数差が小さくなるので、半導体素子下はんだ3や半導体素子上はんだ5に生じる応力が小さくなり、信頼性が向上する。
さらに、半導体素子2とはんだ付けされる領域や外部端子も表面処理をすることなく、はんだ付けすることが可能なため、一枚のCu−インバー−Cuのクラッド材を板金加工することで、配線部材7を形成でき、生産性が高いパワーモジュールが得られる。
配線部材7をCu−インバー−Cuのクラッド材としたが、上下の線膨張係数の差により一方向に変形する構成であれば、主金属7aとしてのCuはAlなど、線膨張係数の大きな金属でもよく、線膨張係数が小さい金属7bは、インバーの代わりにコバールやFeなどの線膨張係数の小さい金属を用いてもよい。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3による半導体装置の断面模式図、図9は上面図である。半導体素子2と周壁6の間の位置に、絶縁基板1と配線部材7との距離を規制するスペーサー9(PPS製)が配置されている。絶縁基板1と配線部材7との距離を規制するスペーサー9は、周壁6と配線部材7を形成するインサートモールドのとき、合わせて形成することで、生産性を確保できる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
絶縁基板1と配線部材7の距離を規制するスペーサー9を設けることで、配線部材7と絶縁基板1との距離が、はんだ付け時に線膨張係数差による変形により、スペーサー9により規制される距離よりも接近することを防ぐことができる。このため、半導体素子2と配線部材7のはんだ付け部が狙い値を超えて近接したことで余剰となったはんだが半導体
素子2の上面電極2a以外に漏れることを防ぎつつ、安定的に半導体素子上はんだ5にフィレットを形成でき、信頼性の高いパワーモジュールが得られる。
さらに、配線部材7を構成するCuは、酸化しやすく、酸化膜があると封止樹脂8との密着性が阻害されるため、絶縁性が損なわれることが懸念されるが、Cuよりも酸化しにくいAlやNiなどの金属で表面を被覆したり、配線部材7の主部を構成する主金属7aをAlやNiにすることで、このような懸念が解消される。
スペーサー9はインサートモールドで、周壁6と合わせて形成するとしたが、独立した部材でもよい。また、絶縁基板1または配線部材7にシリコーン系の接着剤などで固定してもよい。絶縁性を確保できる構造となっていれば、配線部材7の板金加工の際に突起部を設け、絶縁基板1に接触させるようにしてもよい。スペーサー9は半導体素子上はんだ5の厚さを制限するために配置するので、絶縁性を確保できるのであれば、半導体素子2上に配置されていてもよい。
本実施の形態は、実施の形態1と組み合わせたものとしたが、実施の形態2のように、配線部材7がCuの厚さが異なるCu−インバー−Cuとなっているモジュールと組み合わせてもよい。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4による半導体装置の断面模式図、図11は上面図であり、図10は図11のB−B位置での断面を示す。図11に示すように、半導体素子2の上で配線部材7と重なる領域のうち、半導体素子上はんだ5が配置されておらず、かつゲート配線と干渉しない領域に、線材による距離離隔部材10(Al製、φ400um)が1か所、または複数か所、ワイヤボンドによる捨てボンドのようにファーストボンド後すぐにワイヤをカットし、ルーピング配線しない1点ボンドで接合して配置されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
本実施の形態のように距離離隔部材10を配置することで、はんだ付け時にバイメタル領域7bの線膨張係数差により変形し、配線部材7と絶縁基板1とが、過剰に接近することを防ぐことができる。このため、半導体素子2と配線部材7のはんだ付け部が狙い値を超えて近接し、余剰となったはんだが半導体素子2の上面電極2a以外に漏れることを防ぎつつ、安定的に半導体素子上はんだ5にフィレットを形成でき、信頼性の高い半導体装置が得られる。距離離隔部材10は、配線部材7と絶縁基板1とが、過剰に接近することを防ぐことができれば、線材でなくても、板材など線状以外の形状の部材であってもよい。また、距離離隔部材10は、はんだとは異なる材料で、はんだ付け時の加熱温度で溶融しない材料であればよい。
配線部材7の主金属7aとしてのCuは、酸化しやすく、酸化膜があると封止樹脂8との密着性が阻害されるため、絶縁性が損なわれることが懸念されるが、Cuよりも酸化しにくいAlやNiなどの金属で表面を被覆したり、配線部材7の主金属7aをAlやNiにすることで、このような懸念が解消される。
さらに、距離離隔部材10は半導体素子上で完結するため、実施の形態3で説明したスペーサーとは異なり、絶縁基板1との絶縁性を確保する必要がない。また、距離離隔部材10の材料がAlのような熱伝導に優れた材料の場合、配線部材7と距離離隔部材10が接触するので、配線部材7を介しての放熱性が向上する効果がある。
以上では距離離隔部材10は半導体素子上はんだ5を配置していない領域に配置するとしたが、半導体素子上はんだ5の中となる位置に配置してもよい。特に、この場合におい
ては、距離離隔部材10をCu製やAu製とすると、距離離隔部材10がはんだに濡れるため、最も高温となる部分から放熱でき、放熱性をさらに向上させる効果がある。
距離離隔部材10として線材を使用する場合、ワイヤの径は400umとしたが、これに限るものではない。ループを形成しない1点ボンドとして形成するようにしたが、ループ高さを安定して形成できればループを形成してもよい。
本実施の形態は、実施の形態1と組み合わせたものとしたが、実施の形態2のように、配線部材7が主金属7aとしてのCuの厚さが異なるCu−インバー−Cuとなっているモジュールと組み合わせてもよい。
以上の実施の形態では、絶縁基板と半導体素子間にワイヤバンプ4を形成しているが、無くても良い。但し、無い場合、半導体素子が傾く可能性があり、ワイヤバンプがある方が好ましい。
実施の形態5.
本実施の形態は、上述した実施の形態1から4にかかる半導体装置を電力変換装置に適用したものである。本発明は特定の電力変換装置に限定されるものではないが、以下、実施の形態5として、三相のインバータに本発明を適用した場合について説明する。
図12は、本実施の形態にかかる電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
図12に示す電力変換システムは、電源100、電力変換装置200、負荷300から構成される。電源100は、直流電源であり、電力変換装置200に直流電力を供給する。電源100は種々のもので構成することが可能であり、例えば、直流系統、太陽電池、蓄電池で構成することができるし、交流系統に接続された整流回路やAC/DCコンバータで構成することとしてもよい。また、電源100を、直流系統から出力される直流電力を所定の電力に変換するDC/DCコンバータによって構成することとしてもよい。
電力変換装置200は、電源100と負荷300の間に接続された三相のインバータであり、電源100から供給された直流電力を交流電力に変換し、負荷300に交流電力を供給する。電力変換装置200は、図12に示すように、直流電力を交流電力に変換して出力する主変換回路201と、主変換回路201を制御する制御信号を主変換回路201に出力する制御回路203とを備えている。
負荷300は、電力変換装置200から供給された交流電力によって駆動される三相の電動機である。なお、負荷300は特定の用途に限られるものではなく、各種電気機器に搭載された電動機であり、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車、鉄道車両、エレベーター、もしくは、空調機器向けの電動機として用いられる。
以下、電力変換装置200の詳細を説明する。主変換回路201は、スイッチング素子や還流ダイオードを備えており(図示せず)、スイッチング素子がスイッチングすることによって、電源100から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷300に供給する。主変換回路201の具体的な回路構成は種々のものがあるが、本実施の形態にかかる主変換回路201は2レベルの三相フルブリッジ回路であり、6つのスイッチング素子とそれぞれのスイッチング素子に逆並列された6つの還流ダイオードから構成することができる。主変換回路201の各スイッチング素子や各還流ダイオードは、上述した実施の形態1から4のいずれかに相当する半導体装置202によって構成する。6つのスイッチング素子は2つのスイッチング素子ごとに直列接続され上下アームを構成し、各上下アーム
はフルブリッジ回路の各相(U相、V相、W相)を構成する。そして、各上下アームの出力端子、すなわち主変換回路201の3つの出力端子は、負荷300に接続される。
また、主変換回路201は、各スイッチング素子を駆動する駆動回路(図示なし)を備えているが、駆動回路は半導体装置202に内蔵されていてもよいし、半導体装置202とは別に駆動回路を備える構成であってもよい。駆動回路は、主変換回路201のスイッチング素子を駆動する駆動信号を生成し、主変換回路201のスイッチング素子の制御電極に供給する。具体的には、後述する制御回路203からの制御信号に従い、スイッチング素子をオン状態にする駆動信号とスイッチング素子をオフ状態にする駆動信号とを各スイッチング素子の制御電極に出力する。スイッチング素子をオン状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以上の電圧信号(オン信号)であり、スイッチング素子をオフ状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以下の電圧信号(オフ信号)となる。
制御回路203は、負荷300に所望の電力が供給されるよう主変換回路201のスイッチング素子を制御する。具体的には、負荷300に供給すべき電力に基づいて主変換回路201の各スイッチング素子がオン状態となるべき時間(オン時間)を算出する。例えば、出力すべき電圧に応じてスイッチング素子のオン時間を変調するPWM制御によって主変換回路201を制御することができる。そして、各時点においてオン状態となるべきスイッチング素子にはオン信号が、オフ状態となるべきスイッチング素子にはオフ信号が出力されるよう、主変換回路201が備える駆動回路に制御指令(制御信号)を出力する。駆動回路は、この制御信号に従い、各スイッチング素子の制御電極にオン信号又はオフ信号を駆動信号として出力する。
本実施の形態に係る電力変換装置では、主変換回路201のスイッチング素子と還流ダイオードとして実施の形態1から4のいずれかの実施の形態にかかる半導体装置を適用するため、安定してフィレットを形成でき、信頼性の高い電力変換装置を実現することができる。
本実施の形態では、2レベルの三相インバータに本発明を適用する例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、種々の電力変換装置に適用することができる。本実施の形態では、2レベルの電力変換装置としたが3レベルやマルチレベルの電力変換装置であっても構わないし、単相負荷に電力を供給する場合には単相のインバータに本発明を適用しても構わない。また、直流負荷等に電力を供給する場合にはDC/DCコンバータやAC/DCコンバータに本発明を適用することも可能である。
また、本発明を適用した電力変換装置は、上述した負荷が電動機の場合に限定されるものではなく、例えば、放電加工機やレーザー加工機、又は誘導加熱調理器や非接触器給電システムの電源装置として用いることもでき、さらには太陽光発電システムや蓄電システム等のパワーコンディショナーとして用いることも可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 絶縁基板、2 半導体素子、2a 上面電極、3 半導体素子下はんだ、4 ワイヤバンプ、5 半導体素子上はんだ、6 周壁、7 配線部材、7a 主金属、7b 線膨張係数が小さい金属、7e 線膨張係数が大きい部材、7c バイメタル領域、7d 外部端子と反対側の端部、8 封止樹脂、9 スペーサー、10 距離離隔部材、200 電力変換装置、201 主変換回路、202 半導体装置、203 制御回路

Claims (7)

  1. 絶縁基板と、この絶縁基板の周辺部に設けられた周壁とで構成されたケースと、
    前記周壁の内側の前記絶縁基板上に一面が接合された半導体素子と、
    前記周壁に一端が固定され、他端が、前記半導体素子の前記絶縁基板とは反対側の面に形成された上面電極にはんだで接合された板状の配線部材と、を備えた半導体装置において、
    前記配線部材は、前記配線部材の板面に垂直な断面において、線膨張係数が異なる少なくとも2種類の材料で形成され、加熱により前記絶縁基板側とは反対側に凸となるバイメタル領域を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記配線部材は、主部を構成する主金属と、前記配線部材の板に垂直な断面において、前記絶縁基板に近い側に配置された、前記主金属よりも線膨張係数が小さい金属とで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記配線部材は、主部を構成する主金属と、前記配線部材の板に垂直な断面において、前記絶縁基板から遠い側に接合された前記主金属よりも線膨張係数が大きい部材とで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記配線部材は、前記配線部材の板に垂直な断面において、主部を構成する主金属の間に、前記主金属よりも線膨張係数が小さい部材が挟まれ、前記絶縁基板から遠い側の前記主金属の厚みが、前記絶縁基板に近い側の前記主金属の厚みより厚いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記周壁と前記半導体素子との間の位置に、前記配線部材と前記絶縁基板との間の距離を規制するスペーサーを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体素子の上面電極と前記配線部材との間に、前記はんだとは異なる材料の距離離隔部材が配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、
    前記主変換回路を制御する制御信号を前記主変換回路に出力する制御回路と、
    を備えた電力変換装置。
JP2016204804A 2016-10-19 2016-10-19 半導体装置および電力変換装置 Active JP6818500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204804A JP6818500B2 (ja) 2016-10-19 2016-10-19 半導体装置および電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204804A JP6818500B2 (ja) 2016-10-19 2016-10-19 半導体装置および電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018067611A true JP2018067611A (ja) 2018-04-26
JP6818500B2 JP6818500B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=62087268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016204804A Active JP6818500B2 (ja) 2016-10-19 2016-10-19 半導体装置および電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6818500B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019234984A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 三菱電機株式会社 半導体装置及び電力変換装置
JP2021019139A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 三菱電機株式会社 電力用半導体装置及び電力変換装置
CN112703584A (zh) * 2018-09-26 2021-04-23 三菱电机株式会社 半导体装置、电力变换装置以及半导体装置的制造方法
WO2022185545A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、電力変換装置及び移動体

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224359A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 Toppan Printing Co Ltd 半導体装置
JP2002076256A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
JP2004128264A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Toyota Industries Corp 半導体モジュールおよび板状リード
JP2008118010A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置
JP2012028674A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015115471A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 三菱電機株式会社 電力用半導体装置
JP2016076670A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 三菱電機株式会社 電力用半導体装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224359A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 Toppan Printing Co Ltd 半導体装置
JP2002076256A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
JP2004128264A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Toyota Industries Corp 半導体モジュールおよび板状リード
JP2008118010A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置
JP2012028674A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015115471A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 三菱電機株式会社 電力用半導体装置
JP2016076670A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 三菱電機株式会社 電力用半導体装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019234984A1 (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 三菱電機株式会社 半導体装置及び電力変換装置
JPWO2019234984A1 (ja) * 2018-06-06 2021-05-13 三菱電機株式会社 半導体装置及び電力変換装置
US11699666B2 (en) 2018-06-06 2023-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and power conversion device
CN112703584A (zh) * 2018-09-26 2021-04-23 三菱电机株式会社 半导体装置、电力变换装置以及半导体装置的制造方法
CN112703584B (zh) * 2018-09-26 2024-05-14 三菱电机株式会社 半导体装置、电力变换装置以及半导体装置的制造方法
JP2021019139A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 三菱電機株式会社 電力用半導体装置及び電力変換装置
JP7287164B2 (ja) 2019-07-23 2023-06-06 三菱電機株式会社 電力用半導体装置及び電力変換装置
WO2022185545A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、電力変換装置及び移動体
JP7435896B2 (ja) 2021-03-05 2024-02-21 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法、半導体装置、電力変換装置及び移動体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6818500B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6783327B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP6685470B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法、ならびに電力変換装置
JP6818500B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP2018190930A (ja) パワー半導体モジュール及びその製造方法並びに電力変換装置
US11037844B2 (en) Power semiconductor device and method of manufacturing the same, and power conversion device
JP6826665B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法及び電力変換装置
JP7091878B2 (ja) パワーモジュール、電力変換装置、及びパワーモジュールの製造方法
JP6756407B2 (ja) 半導体モジュール及び電力変換装置
JP6667737B1 (ja) 半導体モジュールおよび電力変換装置
JP7094447B2 (ja) パワーモジュール及び電力変換装置
JP6952889B2 (ja) パワー半導体モジュール及びその製造方法並びに電力変換装置
JP7035920B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP6925506B2 (ja) 半導体パワーモジュールおよび電力変換装置
US11217514B2 (en) Power semiconductor device, method for manufacturing power semiconductor device, and power conversion device
JP2018073923A (ja) 電力用半導体装置、電力用半導体装置の製造方法および電力変換装置
JP2021019139A (ja) 電力用半導体装置及び電力変換装置
JP6885522B1 (ja) 半導体装置、電力変換装置および半導体装置の製造方法
JP7086204B2 (ja) 半導体装置、電力変換装置、及び半導体装置の製造方法
JP7435896B2 (ja) 半導体装置の製造方法、半導体装置、電力変換装置及び移動体
JP7439653B2 (ja) 半導体装置及び電力変換装置
JP7418474B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP7237192B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法ならびに電力変換装置
JP7106007B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
WO2021152795A1 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP2020120006A (ja) 半導体装置、電力変換装置および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191004

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20191004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6818500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250