JP2018065761A - 歯磨剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時においても製剤の表面状態及び成形性が優れ、また、味もよいアスコルビン酸又はその誘導体含有の歯磨剤組成物を提供する。【解決手段】(A)アスコルビン酸又はその誘導体を含有し、組成物のpHが8以上である歯磨剤組成物であって、(B)エーテル化度が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと、(C)エーテル化度が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムとを含有することを特徴とする歯磨剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、経時においても製剤の表面状態及び成形性が優れ、味もよいアスコルビン酸又はその誘導体含有の歯磨剤組成物に関する。
アスコルビン酸又はその誘導体は、歯肉・歯周炎の予防用に有効であることから歯磨剤に配合されており、中でも水溶性のアスコルビン酸誘導体であるアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を含有する歯磨剤組成物は公知である(特許文献1;特開昭62−96408号公報、特許文献2;特開昭62−273910号公報等)。
また、製剤のpHを8以上にすることでアスコルビン酸リン酸エステル又はその塩を安定化できることから、このようなアルカリ領域で安定化配合する技術は種々提案されている(特許文献3;特開2003−212741号公報)。
一方、歯磨剤組成物には、通常、粘結剤が配合され、粘結剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有するアスコルビン酸又はその誘導体含有の歯磨剤組成物は、特許文献4〜8(特開2012−180330号公報、特開2004−83543号公報、特開2004−26658号公報、特開2001−302476号公報、特開平11−12142号公報)に記載されている。
特開昭62−96408号公報 特開昭62−273910号公報 特開2003−212741号公報 特開2012−180330号公報 特開2004−83543号公報 特開2004−26658号公報 特開2001−302476号公報 特開平11−12142号公報
しかしながら、アスコルビン酸又はその誘導体を配合した歯磨剤組成物では、組成物のpHをアルカリ側に維持することで、経時において表面状態又は成形性に問題が生じることがあり、また、口腔内で使用後に味が優れないことが問題となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、経時においても製剤の表面状態及び成形性が優れ、また、味もよいアスコルビン酸又はその誘導体含有の歯磨剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、アスコルビン酸又はその誘導体を含有し、組成物のpHが8以上である歯磨剤組成物に、後述するようにそれぞれ特定のエーテル化度を有し、粘度が異なる2種類のカルボキシメチルセルロースナトリウムを組み合わせて配合することで、上記課題が解消し、経時においても製剤の表面状態及び成形性が共に優れ、また、口腔内で使用後の渋みが抑えられ味も良好になることを知見した。即ち、本発明によれば、(A)アスコルビン酸又はその誘導体を含有し、組成物のpHが8以上である歯磨剤組成物に、
(B)エーテル化度が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと、
(C)エーテル化度が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと
を組み合わせて配合することによって、経時においても製剤の表面状態及び成形性が優れ、また、味もよいアスコルビン酸又はその誘導体含有の歯磨剤組成物を提供できることを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、アスコルビン酸又はその誘導体を配合した歯磨剤組成物でpHをアルカリ側(pH8以上)に維持してアスコルビン酸又はその塩を安定化配合し、保存すると、経時において、製剤の肌表面が荒れて不均一になったり、製剤の成形性が悪くなって歯ブラシ上から垂れ落ちやすくなるなどといった、表面状態又は成形性の問題が発生し、また、口腔内で使用後にアスコルビン酸又はその誘導体由来の渋みが下の奥に残って後味にも改善の余地があり、このように表面状態及び成形性の維持と味に課題が生じた。そこで、本発明者らは、かかる課題を解決するため更に検討を進めた結果、上述の表面状態や成形性の悪化、渋み残りが、カルボキシメチルセルロースナトリウム以外の粘結剤を配合した場合や、不適切なカルボキシメチルセルロースナトリウムを使用することで生じる問題であることがわかった。そして、かかる問題の解消に、(B)及び(C)成分というカルボキシメチルセルロースナトリウムの組み合わせが有効であることを見出し、(B)及び(C)成分の組み合わせによって、(A)成分含有歯磨剤組成物で上記の格別顕著な作用効果を付与できることを見出したものである。
本発明の歯磨剤組成物によれば、50℃で3ヶ月間保存後も表面状態に艶があり、つぶやしわの発生が抑制され均一で滑らかな製剤表面が維持される優れた表面状態、かつ、50℃で3ヶ月間保存後も歯ブラシに載せた時に垂れたり転がり落ちることなく形状が維持される優れた成形性を維持し、また、使用後に舌の奥で渋みを感じることがない味のよさを与えることができる。
本発明では、更に、(D)3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる1種以上の香料成分を配合すると、(A)成分由来の渋みがより抑制され、味をより改善することができる。
なお、特許文献4、5は、アスコルビン酸又はその誘導体と共に2種のカルボキシメチルセルロースナトリウムが配合された歯磨剤組成物のpHが8未満であり、特許文献5〜8は、カルボキシメチルセルロースナトリウムのエーテル化度(DS化度)の記載があるだけで粘度については限定できる情報の記載もなく、製剤の表面状態及び成形性について言及がなく不明である。かかる特許文献4〜8から、(B)及び(C)成分の組み合わせによって、(A)成分含有のpH8以上の歯磨剤組成物の製剤の表面状態及び成形性が経時でも改善し、後味も改善することは想起できない。
従って、本発明は、下記の歯磨剤組成物を提供する。
[1]
(A)アスコルビン酸又はその誘導体を含有し、組成物のpHが8以上である歯磨剤組成物であって、
(B)エーテル化度が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと、
(C)エーテル化度が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと
を含有することを特徴とする歯磨剤組成物。
[2]
(A)アスコルビン酸又はその誘導体が、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩である[1]記載の歯磨剤組成物。
[3]
(B)成分と(C)成分との合計含有量を示す(B)+(C)が0.5〜2質量%である[1]又は[2]記載の歯磨剤組成物。
[4]
(B)成分を0.05〜1.8質量%、(C)成分を0.05〜1.8質量%含有する[1]〜[3]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[5]
(B)成分と(C)成分との含有割合を示す(B)/(C)が、質量比として0.1〜10である[1]〜[4]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[6]
(A)成分を0.01〜1質量%含有する[1]〜[5]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[7]
更に、(D)3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる1種以上の香料成分を0.00001〜0.1質量%含有する[1]〜[6]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[8]
更に、(E)2つ以上のカルボキシ基を有する有機酸及びその塩並びにオルトリン酸及びその塩から選ばれる1種以上を0.01〜1質量%含有する[1]〜[7]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[9]
更に、研磨剤としてシリカ系研磨剤を含有する[1]〜[8]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
[10]
更に、殺菌剤、抗炎症剤、ビタミンE及びその誘導体並びにフッ素含有化合物から選ばれる1種以上の有効成分を含有する[1]〜[9]のいずれかに記載の歯磨剤組成物。
本発明によれば、経時においても製剤の表面状態及び成形性が優れ、また、味もよい、アスコルビン酸又はその誘導体含有のpH8以上の歯磨剤組成物を提供できる。更に、本発明の歯磨剤組成物は、アスコルビン酸又はその誘導体を安定化配合することもでき、歯周病の予防又は抑制用として有効に使用できる。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の歯磨剤組成物は、(A)アスコルビン酸又はその誘導体、(B)エーテル化度(DS化度)が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウム、及び(C)エーテル化度(DS化度)が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有し、組成物のpHは8以上である。
(A)アスコルビン酸又はその誘導体は、アスコルビン酸やアスコルビン酸エステル又はその塩を使用し得るが、アスコルビン酸エステル又はその塩が好適であり、より好ましくは、歯周疾患の予防又は改善作用を有し、口腔用として好適なアスコルビン酸リン酸エステル及び/又はその塩である。
アスコルビン酸リン酸エステルとしては、アスコルビン酸の2,3,5,6位のいずれかの水酸基の1つ又は2つ以上がリン酸、ポリリン酸等の化合物のエステルとなったもの、例えば、アスコルビン酸−2−リン酸エステル、アスコルビン酸−3−リン酸エステル、アスコルビン酸−6−リン酸エステル、アスコルビン酸−2−ポリリン酸エステル等が挙げられ、これらの塩類としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が挙げられる。これらから選ばれる1種又は2種以上を、(A)アスコルビン酸エステル又はその塩として使用することができる。特に、組成物の安定性の点から、アスコルビン酸の2位又は3位の水酸基がリン酸エステル化された誘導体が好ましく、より好ましくはアスコルビン酸−2−リン酸エステルのマグネシウム塩やナトリウム塩であり、とりわけ好ましくはマグネシウム塩である。
(A)アスコルビン酸又はその誘導体の配合量は、組成物全体の0.01〜1%(質量%、以下同様)が好ましく、より好ましくは0.1〜0.8%である。配合量が多いほど、歯肉炎等の歯周疾患の予防又は改善効果は高まるが、1%以下であると渋みを十分に抑制できる。
本発明では、(B)DS化度が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1%粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと、(C)DS化度が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1%粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムとを併用して配合することで、経時でも製剤の表面状態及び成形性が優れ、渋みも抑制される。(B)成分を欠くと、成形性が悪くなり、渋みが抑制されず、また、(C)成分を欠くと、製剤の表面状態が悪く、渋みが抑制されない。
(B)、(C)成分は、それぞれのDS化度及び粘度がいずれも上記範囲内であることが効果発現に重要であり、(B)及び(C)成分のDS化度及び粘度のいずれかが上記範囲外であると、製剤の表面状態又は成形性が劣ったり、渋みが抑えられず、本発明の目的は達成されない。
(B)成分のカルボキシメチルセルロースナトリウムは、DS化度が0.6〜1.0であり、好ましくは0.6〜0.9である。更に、25℃における1%水溶液の粘度が75mPa・s未満であり、好ましくは10〜74mPa・s、より好ましくは20〜70mPa・sである。
(C)成分のカルボキシメチルセルロースナトリウムは、DS化度が0.8〜1.5であり、好ましくは1.0〜1.5である。更に、25℃における1%水溶液の粘度が75mPa・s以上であり、好ましくは75〜1,000mPa・s、より好ましくは80〜500mPa・sである。
なお、カルボキシメチルセルロースナトリウムのDS化度は、グルコース単位あたりのカルボキシメチル基の置換度(以下同様)であり、CMC工業会分析法に記載された公知の方法で測定、算出できる。具体的には下記方法によって求めることができる。
エーテル化度(DS化度)の算出方法;
試料(無水物)0.5〜0.7gを精密にはかり、ろ紙に包んで磁製ルツボ中で炭化する。冷却した後、これを500mLビーカーに移し、水を約250mL、更にピペットで0.05モル/L硫酸35mLを加えて30分間煮沸する。これを冷却し、フェノールフタレイン指示薬を加えて、過剰の酸を0.1モル/L水酸化カリウムで逆適定して、次の式によってエーテル化度を算出する。
A=[(af−bf1)/(試料無水物(g))]−アルカリ度(又は+酸度)
エーテル化度=(162×A)/(10,000−80×A)
A;試料1g中の結合アルカリに消費された0.05モル/L硫酸のmL
a;0.05モル/L硫酸の使用mL
f;0.05モル/L硫酸の力価
b;0.1モル/L水酸化カリウムの適定mL
1;0.1モル/L水酸化カリウムの力価
162;グルコースのMW
80;CH3CHOONa・HのMW
また、カルボキシメチルセルロースナトリウムの粘度は、25℃における1%水溶液の粘度であり、これはカルボキシメチルセルロースナトリウムの1%水溶液を25℃においてB型粘度計を用いて回転数60rpm、測定時間3分後に測定した値である(以下同様)。
カルボキシメチルセルロースナトリウムの配合量は、(B)成分と(C)成分との合計量((B)+(C))で組成物全体の0.5〜2%が好ましく、より好ましくは0.8〜1.6%、更に好ましくは1〜1.4%である。上記範囲内であると、製剤の表面状態及び成形性がより優れ、また、渋みが十分に抑制される。0.5%に満たないと、製剤の表面状態や成形性が悪くなったり、渋みが抑えられない場合があり、2%を超えると、製剤の表面状態が悪くなる場合がある。
更に、(B)成分の配合量は、組成物全体の0.05〜1.8%が好ましく、より好ましくは0.2〜1.2%、更に好ましくは0.5〜1%であり、(C)の配合量は、組成物全体の0.05〜1.8%が好ましく、より好ましくは0.2〜1.2%、更に好ましくは0.5〜1%である。
(B)及び(C)成分は、上記合計配合量の範囲内で、それぞれの配合量が上記範囲内で使用することが、とりわけ好ましい。
(B)成分と(C)成分との配合割合を示す(B)/(C)は、質量比として0.1〜10が好ましく、より好ましくは0.6〜1.8である。この範囲内であると、製剤の表面状態及び成形性がより優れる。0.1未満では成形性が悪くなる場合があり、10を超えると製剤の表面状態が悪くなる場合がある。
本発明の歯磨剤組成物において、(B)及び(C)成分は粘結剤としても作用するが、更に、(B)及び(C)成分以外の公知の粘結剤を本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよい。(B)及び(C)成分以外の粘結剤として具体的には、有機粘結剤としてメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のカルボキシメチルセルロースナトリウム以外のセルロース誘導体、アルギン酸誘導体、キサンタンガム、アラビアガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドンなど、無機粘結剤としてゲル化性シリカ(増粘性シリカ)、ゲル化性アルミニウムシリカ、ビーガム、ラポナイトなどが挙げられる。これらの粘結剤は、配合しなくてもよい(0%)が、配合する場合、好ましい配合量は、有機粘結剤は0.05〜1%、無機粘結剤は0.5〜10%である。
なお、本発明において、組成物中に含まれる有機粘結剤中に占めるカルボキシメチルセルロースナトリウムの(B)及び(C)成分((B)+(C))の割合は、50〜100%が好ましく、より好ましくは60〜100%である。50%に満たないと、製剤の表面状態や成形性が悪くなったり、渋みが抑えられない場合がある。
本発明では、更に、(D)3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる1種又は2種以上の香料成分を配合することが好ましい。
なお、これら香料成分は、フレーバーに微量用いられることはあるが、それ自体不快な香気であるため、歯磨剤組成物の香料としての使用は限定的であったが、(A)成分に(B)及び(C)成分を組み合わせた系に(D)成分を配合すると、(D)成分によって(A)成分由来の渋みがマスキングされて渋みの抑制効果が更に向上し、これにより、味の更なる改善が期待できる。
(D)成分の香料成分は、1種単独で使用してもよいが、2種以上を併用する場合は、3−オクタノールと3−オクチルアセテート及び/又はフェンコンとを組み合わせて使用することが好ましい。
具体的には、市販品を使用でき、3−オクタノールは塩野香料(株)製、3−オクチルアセテート及び3−オクタノンは(株)井上香料製造所製、フェンコンは香栄興業(株)製などを用いることができる。
なお、オクタノールであっても歯磨剤組成物の香料として一般的な1−オクタノールは、(A)成分由来の渋みをマスキングする効果がなく、本発明にかかわる香料成分として相応しくない。
(D)成分の配合量は、特に制限されないが、組成物全体の0.00001〜0.1%が好ましく、より好ましくは0.00005〜0.05%、特に0.0001〜0.02%である。この範囲内であると、渋みの抑制効果がより優れる。
本発明組成物には、更に、(E)2つ以上のカルボキシ基を有する有機酸及びその塩並びにオルトリン酸及びその塩から選ばれる1種以上の酸又はその塩を配合できる。これらの酸又はその塩を配合すると、(A)成分の安定性が向上し、これにより、優れた製剤の表面状態及び成形性で良好な味のもとで(A)成分をより安定化配合できる。
2つ以上のカルボキシ基を有する有機酸又はその塩としては、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、アスパラギン酸、クエン酸等のジ又はトリカルボン酸や、これらの塩が挙げられる。塩はナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩である。水和物であってもよい。中でも、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸やこれらのナトリウム塩が好ましく、より好ましくはクエン酸、クエン酸ナトリウムである。
オルトリン酸又はその塩としては、オルトリン酸塩として具体的にリン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸アンモニウム等の正塩、リン酸一水素二ナトリウム、リン酸二水素一ナトリウム、リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二カリウム等の水素塩が挙げられる。これらは水和物であってもよい。中でも、リン酸の水素塩が好ましく、より好ましくはリン酸一水素二ナトリウムである。
(E)成分として、これらから選ばれる1種又は2種以上を使用できるが、中でもクエン酸、クエン酸ナトリウムが好適である。
(E)成分の配合量は、組成物全体の0.01〜1%が好ましく、より好ましくは0.03〜0.5%である。この範囲内であると、(A)成分の安定性がより向上する。
本発明組成物には、更に、有効成分として公知の歯磨剤用の薬効成分を配合し得るが、特に歯周病の予防・治療成分を配合すると、歯周病の予防又は抑制効果が向上し、これにより、優れた製剤の表面状態、成形性及び良好な味のもとで高い歯周病の予防又は抑制効果を付与できる。歯周病の予防・治療成分として具体的には、下記物質が挙げられる。
殺菌剤;イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等の非イオン性殺菌剤、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム等のカチオン性殺菌剤
抗炎症剤;グリチルリチン酸(塩)、グリチルレチン酸(塩)、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、ヒノキチオール、オウバクエキス等
ビタミンE又はその誘導体;トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等
フッ素含有化合物;フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ
なお、これら有効成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量である。
本発明の歯磨剤組成物は、研磨剤として沈降性シリカ、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、炭酸カルシウム系研磨剤、第2リン酸カルシウム・2水和物や無水和物等のリン酸カルシウム系研磨剤などを配合できるが、特に、(A)成分の安定化配合の点で、無水ケイ酸等のシリカ系研磨剤を配合することが好ましく、特に主研磨剤はシリカ系研磨剤が好適である。
研磨剤の配合量は、組成物全体の5〜50%、特に8〜40%、とりわけ10〜25%が好ましい。上記範囲内であると、組成物のpHを安定化し、(A)成分を十分に安定化できると共に製剤の表面状態をより良好に維持し、渋みもより抑制できる。
なお、シリカ系以外の研磨剤種、特にカルシウム放出性の高い炭酸カルシウム、リン酸カルシウム系研磨剤や水酸化アルミニウムなどの研磨剤種は、研磨剤由来の金属イオンの影響によって(A)成分の安定性が低下するおそれがあることから、配合しないほうが好ましく、配合する場合はその配合量が5%以下、特に3%以下が好ましく、より好ましくは0%である。
本発明の歯磨剤組成物は、種々の形状に調製し得るが、特に練歯磨として好適である。また、上記成分に加えてその他の公知成分を必要に応じて、本発明の効果を妨げない範囲で配合できる。具体的には、界面活性剤、粘稠剤、防腐剤、着色剤、甘味剤、香料等が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩など、ノニオン性界面活性剤として糖脂肪酸エステル、糖アルコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、脂肪酸アルカノールアミドなど、カチオン性界面活性剤としてアルキルアンモニウム型など、両性界面活性剤として酢酸ベタイン型、ベタイン型、イミダゾリン型などが挙げられる。界面活性剤の配合量は、通常、0〜10%、特に0.01〜10%である。
粘稠剤としては、ソルビット、キシリット等の糖アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、平均分子量190〜4,000(医薬部外品原料規格2006記載の平均分子量)のポリエチレングリコール等の多価アルコールが挙げられる。粘稠剤の配合量は、通常、5〜50%、特に20〜45%である。
防腐剤としては、メチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸又はその塩など、着色剤としては、青色1号、赤色2号、黄色4号など、甘味剤としてはサッカリンナトリウムなどが挙げられる。
香料としては、歯磨剤用香料として公知の素材を使用できる。例えば、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、グレープフルーツ油、スウィーティー油、柚油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料や、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料などが挙げられる。
また、配合量も特に限定されないが、上記の香料素材は、組成物中に0.000001〜1%使用するのが好ましく、上記香料素材を使用した賦香用香料は、組成物中に0.1〜2%使用するのが好ましい。
なお、(D)3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる成分を含む香料は、(D)成分の配合量の範囲内で添加し得る。
本発明の歯磨剤組成物の25℃におけるpHは8以上であり、好ましくは8.3〜9.5である。pHが8未満では、(A)成分の安定性が劣る。
歯磨剤組成物の粘度は、好ましくは50〜200Pa・s、より好ましくは50〜120Pa・sである。この範囲内であると、製剤の表面状態及び成形性がより優れる。
なお、上記組成物の粘度は、1%水溶液を、25℃においてB型粘度計を用いて60rpm、3分後の値を読み取ることによって測定した値である(以下同様)。
以下、実施例及び比較例、処方例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
[実施例、比較例]
表1〜3に示す組成の歯磨剤組成物(練歯磨)を常法によって調製し、下記方法で評価した。結果を表に併記した。
なお、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)のエーテル化度(DS化度)は、グルコース単位あたりのカルボキシメチル基の置換度であり、上記と同様の方法で測定した。CMCの粘度は、25℃における1%水溶液の粘度であり、B型粘度計によって上記と同様の方法で測定した。
歯磨剤組成物の粘度は、1%水溶液を、25℃においてB型粘度計を用いて60rpm、3分後の値を読み取ることによって測定した。
(1)練りの肌の評価方法
歯磨剤組成物を口径8mmのラミネートチューブに充填し、各組成3本を50℃で3ヶ月間保存し、室温に戻した後、わら半紙上に直ちに歯磨剤組成物を15cm押し出した際の練りの表面状態として艶、つぶ、しわ、均一性に関して、下記の評点基準で評価した。3本の評点の平均値を求め、表面状態を下記の評価基準で判定した。
◎及び○のものを、保存後に練り肌の劣化(表面肌荒れ)が生じず、経時でも製剤の表面状態が優れる歯磨剤組成物であると判断した。
評点基準
4点:表面状態に艶があり、つぶ、しわなどが無く、練り表面が均一で滑らかである
3点:表面状態につぶ、しわが僅かに認められるが、練り表面はほぼ均一で滑らかで
ある
2点:表面状態につぶ又はしわが認められ、練り表面の均一性がない
1点:表面状態に著しくつぶ又はしわが認められ、練り表面が不均一で連続性がない
評価基準
◎:3.5点以上4.0点以下
○:3.0点以上3.5点未満
△:2.0点以上3.0点未満
×:2.0点未満
(2)成形性の評価方法
歯磨剤組成物を口径8mmのラミネートチューブに充填し、50℃で3ヶ月間保存し、室温に戻した後、10名の被験者が、歯磨剤組成物を押し出して適量を歯ブラシ(ライオン(株)製、クリニカハブラシ4列ヘッド、ミディアム)に載せ、そのときの歯ブラシからの歯磨剤組成物の垂れ落ち又は転がり落ちの有無について、下記の評価基準で判定した。
◎及び○のものを、経時でも成形性が優れる歯磨剤組成物であると判断した。
評価基準
◎:歯磨剤組成物が垂れ落ち又は転がり落ちた人が0名である
○:歯磨剤組成物が垂れ落ち又は転がり落ちた人が1名である
△:歯磨剤組成物が垂れ落ち又は転がり落ちた人が2〜3名である
×:歯磨剤組成物が垂れ落ち又は転がり落ちた人が4〜10名である
(3)渋みの評価方法
歯磨剤組成物0.5gを歯ブラシ(クリニカハブラシ3列、硬さ:ふつう)に載せ、3分間ブラッシングした後に水で口をすすぎ、5分経過後に舌の奥で感じる渋みを下記の5段階の評点基準で評価した。10名の平均値を求め、渋み(渋みのなさ)について、下記の評価基準で判定した。
◎及び○のものを、渋みが抑制された味のよい歯磨剤組成物であると判断した。
評点基準
5点:渋みを感じない
4点:渋みを僅かに感じるが使用上問題ないレベルである
3点:渋みを感じる
2点:渋みを強く感じる
1点:渋みを非常に強く感じる
評価基準
◎:4.5点以上
○:4.0点以上4.5点未満
△:3.0点以上4.0点未満
×:1.0点以上3.0点未満
使用原料の詳細を下記に示す。
(A)APM
(L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、昭和電工(株)製)
(B)CMC−1
(DS;0.7、1%水溶液粘度;70mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1130)
(C)CMC−2
(DS;1.4、1%水溶液粘度;90mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1330)
CMC−3(比較品)
(DS;1.4、1%水溶液粘度;30mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1310)
CMC−4(比較品)
(DS;0.7、1%水溶液粘度;110mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1140)
(D)3−オクタノール(塩野香料(株)製)
(D)3−オクチルアセテート((株)井上香料製造所製)
(D)3−オクタノン((株)井上香料製造所製)
(D)フェンコン(香栄興業(株)製)
(E)クエン酸、クエン酸ナトリウム(和光純薬工業(株)製)
研磨性シリカ(Sorvey社、Tixosil 73、43)
70%ソルビトール(ロケット社製、Neosorb 70/20)
ラウリル硫酸ナトリウム(花王(株)製、Emal 10)
サッカリンナトリウム(和光純薬工業(株)製)
増粘性シリカ(Huber社製、ZEODENT−165)
酸化チタン(和光純薬工業(株)製)
プロピレングリコール(Dow chemical社製)
Figure 2018065761
*;香料中に、3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる香料成分は含まれない(以下同様)。
Figure 2018065761
Figure 2018065761
表4に処方例を示す。使用原料は上記と同様のものに加え下記のものを使用した。
処方例の歯磨剤組成物は、上記と同様に評価したところ、練りの肌、成形性及び渋みのなさが全て優れ、また、(A)成分が安定化配合された。
使用原料:
(B)CMC−5
(DS;0.9、1%水溶液粘度;65mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1250)
(C)CMC−6
(DS;1.0、1%水溶液粘度;110mPa・s、(株)ダイセル製、ダイセル1260)
Figure 2018065761

Claims (10)

  1. (A)アスコルビン酸又はその誘導体を含有し、組成物のpHが8以上である歯磨剤組成物であって、
    (B)エーテル化度が0.6〜1.0であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s未満であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと、
    (C)エーテル化度が0.8〜1.5であり、かつ25℃における1質量%水溶液の粘度が75mPa・s以上であるカルボキシメチルセルロースナトリウムと
    を含有することを特徴とする歯磨剤組成物。
  2. (A)アスコルビン酸又はその誘導体が、アスコルビン酸リン酸エステル又はその塩である請求項1記載の歯磨剤組成物。
  3. (B)成分と(C)成分との合計含有量を示す(B)+(C)が0.5〜2質量%である請求項1又は2記載の歯磨剤組成物。
  4. (B)成分を0.05〜1.8質量%、(C)成分を0.05〜1.8質量%含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  5. (B)成分と(C)成分との含有割合を示す(B)/(C)が、質量比として0.1〜10である請求項1〜4のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  6. (A)成分を0.01〜1質量%含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  7. 更に、(D)3−オクタノール、3−オクチルアセテート、3−オクタノン及びフェンコンから選ばれる1種以上の香料成分を0.00001〜0.1質量%含有する請求項1〜6のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  8. 更に、(E)2つ以上のカルボキシ基を有する有機酸及びその塩並びにオルトリン酸及びその塩から選ばれる1種以上を0.01〜1質量%含有する請求項1〜7のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  9. 更に、研磨剤としてシリカ系研磨剤を含有する請求項1〜8のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
  10. 更に、殺菌剤、抗炎症剤、ビタミンE及びその誘導体並びにフッ素含有化合物から選ばれる1種以上の有効成分を含有する請求項1〜9のいずれか1項記載の歯磨剤組成物。
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