JP2018065150A - 加工情報表示方法及び金型プレス装置 - Google Patents
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Abstract
Description
加工装置により、金型を用いて加工対象に対して加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる機械的特性に関する加工情報を表示する加工情報表示方法であって、
前記加工装置は、
各々に金型が設置可能であって設置された金型ごとの加工を実現する複数の加工ステージと、
前記加工対象を前記複数の加工ステージに順次搬送する搬送手段と、
前記加工対象に加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる機械的特性を検出する検出手段と、を有しており、
前記検出手段により前記複数の加工ステージ全体での前記機械的特性を検出する検出工程と、
前記検出手段による検出結果に基づき前記複数の加工ステージごとの前記機械的特性に関する加工情報を表示する表示工程と、を有する、加工情報表示方法。
n番目の加工ステージにおける機械的特性をF(n)、k番目の加工ステージにおける機械的特性をF(k)としたときに、前記複数の加工ステージごとの前記機械的特性を以下式(1)に基づき算出する算出工程を更にしてもよい。
前記加工装置がプレス加工装置であり、
前記加工がプレス加工であり、かつ、
前記機械的特性が圧縮力であってもよい。
前記算出工程において、n番目の加工ステージでの金型の金型面積とn番目の加工ステージにおける機械的特性であるF(n)とに基づきn番目の加工ステージにおける金型への面圧力を算出すると共に、前記n番目の加工ステージにおける金型の圧縮強さと前記面圧力との比である負荷率を算出し、
前記表示工程において、前記n番目の加工ステージにおける負荷率を指標する負荷率情報を表示してもよい。
各々に金型が設置可能であって設置された金型ごとのプレス加工を実現する複数の加工ステージと、
加工対象を前記複数の加工ステージに順次搬送する搬送手段と、
前記加工対象にプレス加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる圧縮力を検出する検出手段と、
記憶手段と、
演算処理手段と、
表示手段と、を有しており、
前記記憶手段には、前記金型ごとの金型面積と、前記金型ごとの圧縮強さとが記憶されており、
前記演算処理手段は、前記検出手段により検出された圧縮力と前記金型面積とに基づき前記金型ごとの面圧力を算出すると共に、前記金型ごとの面圧力と前記金型ごとの圧縮強さとの比率を指標する負荷率を算出し、
前記表示手段は、前記金型ごとの負荷率を指標する負荷率情報を表示する、金型プレス装置。
<金型プレス装置の説明>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る加工装置としての金型プレス装置(以下、プレス装置と略称する。)Sの概略図である。プレス装置Sは、筐体2の内外に、駆動モータ4、伝達機構6、クランク軸8、コンロッド10、スライド12を有して構成される。また、プレス装置Sは、制御部14、表示画面(表示手段)16、入力部(入力手段)18、センサ(検出手段)24を有している。本実施形態1のプレス装置Sは、順送式のプレス装置であり、複数の加工ステージ5と、搬送機構(搬送手段)28とを更に有している。
プレス装置Sでは、ワークWの原反としてのロール状又はシート状の金属材料WSが搬送機構28によって加工ステージ51へと送られる。このとき、加工ステージ51において上型3aと下型3bとは開放状態であり、それらの間にワークWが搬送されて載置される。この加工開始時の先頭のワークWをワークW1と呼ぶこととする。ワークW1が加工ステージ51の所定位置に停止したら、プレス部が動作し、上型3aと下型3bとが閉鎖され、ワークW1に対する加工ステージ51での加工が実行される。
・加工ステージ51にワークW1のみが存在する場合:F=F(1)
・加工ステージ52にワークW1が存在し、加工ステージ51にワークW2が存在する場合:F=F(1)+F(2)
・加工ステージ53にワークW1が存在し、加工ステージ52にワークW2が存在し、加工ステージ51にワークW3が存在する場合:F=F(1)+F(2)+F(3)
となる。
・n番目の加工ステージ5までワークWが存在する場合:
F=F(1)+F(2)+F(3)+・・・+F(n−1)+F(n)
センサ24からの圧縮力が制御部14へと送られると、CPU14aは、加工ステージ5ごとの圧縮力を算出する(算出工程)。加工ステージ5ごとの圧縮力は、センサ24により検出された圧縮力の現在値とセンサ24により検出された圧縮力の直前値との差分で求められる。具体的には、ワークWが存在する加工ステージ5の圧縮力の合計値に基づいて、以下式(1)により各加工ステージ5での個別の圧縮力が算出される。
センサ24により検出された検出結果や制御部14により算出された算出結果に基づき、加工ステージ5ごとの加工情報11が表示画面16に表示される(表示工程)。図6は、プレス装置Sの表示画面16における表示例を示す図である。図6においては、加工ステージ51、52、53・・・ごとに圧縮力(プレス荷重)F、金型面積A、面圧力P、圧縮強さT、負荷率Rがリスト表示されている。プレス装置Sの利用者が表示画面16を視認することにより、加工ステージ5ごとのプレス荷重Fに対する金型3の圧縮強さTのマージンを容易に把握することができる。ここでは、圧縮力Fが加工情報11である。もちろん、圧縮力Fと共に表示画面16に表示される面圧力Pや負荷率Rも加工情報11である。負荷率Rは負荷率情報でもある。
以上、本発明の好ましい実施の形態1を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。例えば、図8に示すように、プレス装置SとコンピュータCとが接続され、コンピュータC側の表示画面16に図6、図7(a)又は図7(b)に示す加工情報11が表示されるようになっていてもよい。ここで、コンピュータCは、例えばパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等の、制御部14と表示画面16と入力部18とを含むハードウェアである。
C:コンピュータ
D:金型情報データベース
F、F(1)〜F(3):圧縮力(プレス荷重)
P、P(1)〜P(3):面圧力
R、R(1)〜R(3):負荷率
S:プレス装置(加工装置としての金型プレス装置)
T、T(1)〜T(3):圧縮強さ
W、W1〜W3:ワーク(加工対象)
WS:金属材料
2:筐体
3:金型
3a:上型
3b:下型
4:駆動モータ
5:加工ステージ
6:伝達機構
8:クランク軸
10:コンロッド
11:加工情報
12:スライド
13:バー表示
14:制御部
14a:CPU(演算処理手段)
14b:メモリ(記憶手段)
15:メーター表示
16:表示画面(表示手段)
18:入力部(入力手段)
22:ボルスタ
24:センサ(検出手段)
28:搬送機構(搬送手段)
31:金型(第1金型)
31a:上型(第1上型)
31b:下型(第1下型)
32:金型(第2金型)
32a:上型(第2上型)
32b:下型(第2下型)
33:金型(第3金型)
33a:上型(第3上型)
33b:下型(第3下型)
51:加工ステージ(第1加工ステージ)
52:加工ステージ(第2加工ステージ)
53:加工ステージ(第3加工ステージ)
Claims (5)
- 加工装置により、金型を用いて加工対象に対して加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる機械的特性に関する加工情報を表示する加工情報表示方法であって、
前記加工装置は、
各々に金型が設置可能であって設置された金型ごとの加工を実現する複数の加工ステージと、
前記加工対象を前記複数の加工ステージに順次搬送する搬送手段と、
前記加工対象に加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる機械的特性を検出する検出手段と、を有しており、
前記検出手段により前記複数の加工ステージ全体での前記機械的特性を検出する検出工程と、
前記検出手段による検出結果に基づき前記複数の加工ステージごとの前記機械的特性に関する加工情報を表示する表示工程と、を有する、加工情報表示方法。 - 前記加工装置がプレス加工装置であり、
前記加工がプレス加工であり、かつ、
前記機械的特性が圧縮力である、請求項1又は請求項2に記載の加工情報表示方法。 - 前記算出工程において、n番目の加工ステージでの金型の金型面積とn番目の加工ステージにおける機械的特性であるF(n)とに基づきn番目の加工ステージにおける金型への面圧力を算出すると共に、前記n番目の加工ステージにおける金型の圧縮強さと前記面圧力との比である負荷率を算出し、
前記表示工程において、前記n番目の加工ステージにおける負荷率を指標する負荷率情報を表示する、請求項3に記載の加工情報表示方法。 - 各々に金型が設置可能であって設置された金型ごとのプレス加工を実現する複数の加工ステージと、
加工対象を前記複数の加工ステージに順次搬送する搬送手段と、
前記加工対象にプレス加工を行う際の前記金型と前記加工対象との間で生じる圧縮力を検出する検出手段と、
記憶手段と、
演算処理手段と、
表示手段と、を有しており、
前記記憶手段には、前記金型ごとの金型面積と、前記金型ごとの圧縮強さとが記憶されており、
前記演算処理手段は、前記検出手段により検出された圧縮力と前記金型面積とに基づき前記金型ごとの面圧力を算出すると共に、前記金型ごとの面圧力と前記金型ごとの圧縮強さとの比率を指標する負荷率を算出し、
前記表示手段は、前記金型ごとの負荷率を指標する負荷率情報を表示する、金型プレス装置。
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2016
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