JP2018063730A - プログラム、情報処理装置、及びその処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及びその処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スプライン種別の線要素を容易に置換する仕組みを提供すること。【解決手段】 表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する輪郭データ表示手段と、前記線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、前記スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する第1の作成実行手段と、前記第1の作成実行手段により作成された複数の線要素であって、前記輪郭データ表示手段により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する決定手段と、前記決定手段で決定された線要素を前記スプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、前記複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する第1の削除実行手段として機能させることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、3次元モデルの輪郭データ内のスプラインの線要素の置き換えを実行するプログラム、情報処理装置、及びその処理方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて製品等の設計を行うCAD(Computer Aided Design)アプリケーションが存在する。CADアプリケーションは、従来の正面図、平面図、側面図等の2次元図面で設計を行う2次元CADアプリケーションと、3次元モデルで設計を行う3次元CADアプリケーションの2種類に分別される。
特に3次元CADアプリケーションでは、ユーザが従来の2次元図面で設計を行うことが多いため、3次元モデルから2次元図面に変換して、作業を行うための機能が備えられている。
例えば、3次元モデルにあった金型を作成する場合には、3次元モデルから輪郭線を抽出して、その輪郭線を基に金型を加工するための加工データを生成することが行われる。そのため、3次元CADアプリケーションの投影機能を用いて、任意視点からの3次元モデルの輪郭線を抽出し、2次元図面化している。
このような、3次元CADアプリケーションで3次元モデルを投影する技術は特許文献1に開示されている。
特開2004−252873号公報
しかしながら、3次元CADアプリケーションで生成された輪郭線は、なめらかな輪郭を出すために、複数の線要素で構成されているため、NCデータ(加工機で用いる情報)に変換する際に、加工機での処理単位が細かくなってしまい、加工機での加工時間が増大することにつながるという課題があった。
特に、線要素において、スプラインの場合には、端点の間に多くの頂点(制御点)が含まれるため、この頂点で区切られ処理単位が生成されることになり、スプラインが多く含まれる輪郭線においては、加工時間に大きく影響してしまうことがあった。複雑な形状の3次元モデルにおいては特に顕著である。
そのため、スプラインの線要素を置き換えることが望まれているが、スプラインの要素を探し出し、ユーザがそのスプラインの要素の箇所に別の線の要素を作成しなければならず、所望する線への置き換えは困難となる。
特に、CADアプリケーションは、加工機での処理までは考慮されておらず、多くのスプラインの線要素を用いて輪郭線を作成するため、従来の技術で対応するのは困難であった。
その他、2次元図面化(3次元データを2次元データに変換)する時に問題点として、稜線が微小線分のスプラインとなってしまい、制御点のところで加工処理が切り替わるため、加工機によってはきれいな加工とならないこともあった。
そこで、本発明の目的は、スプライン種別の線要素を容易に置換する仕組みを提供することである。
本発明の目的を達成するための設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示することが可能な情報処理装置のプログラムであって、前記情報処理装置を、表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する輪郭データ表示手段と、前記線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、前記スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する第1の作成実行手段と、前記第1の作成実行手段により作成された複数の線要素であって、前記輪郭データ表示手段により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する決定手段と、前記決定手段で決定された線要素を前記スプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、前記複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する第1の削除実行手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、スプライン種別の線要素を容易に置換することができる。
本発明の実施形態における3次元CADシステム100の一例を示す構成図である。 情報処理装置101及びサーバ102のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 情報処理装置101機能構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態における特徴的な処理を端的に示す全体処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における詳細処理を示すフローチャートである。 NCデータ用輪郭線作成プログラム310が表示する設定画面の一例を示す図である。 設定情報を示すデータの一例を示す図である。 3次元モデルから生成された輪郭線の一例を示す図である。 輪郭線を構成する各線要素のデータの一例を示す図である。 補間処理がされた輪郭線のデータの一例を示す図である。 スプラインと置換候補の線要素の一例を示す図である。 作成された線要素のデータの一例を示す図である。 NCデータ用輪郭線作成プログラム310が表示する選択指示ダイアログの一例を示す図である。 置換された輪郭線のデータの一例を示す図である。 置換するスプラインの線要素のデータのノット点の数の一例を示す図である。 スプラインの置換により効率化される値を示すダイアログの一例を示す図である。 NCデータの一例を示す図である。 他の実施形態を説明する図である。 他の実施形態の設定画面の一例を示す図である。 補間処理した曲線の例を示す図である。 他の実施形態の補間処理された輪郭線のデータの一例を示す図である。 他の実施形態の処理の詳細を示すフローチャートである。 スプライン選択モード画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、本発明の3次元CADシステム100のシステム構成の一例を示す図である。本発明の3次元CADシステム100は、情報処理装置101、サーバ102が設置されており、それら装置はLAN(Local Area Network)等のネットワーク103を介して相互にデータ通信可能に接続されている。図1のネットワーク103上に接続される各種端末あるいはサーバの構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
情報処理装置101は、オペレーティングシステム上で3次元CADアプリケーションとNCデータ用輪郭線作成プログラム310を実行する装置である。3次元CADアプリケーションとNCデータ用輪郭線作成プログラム310は後述する図2のROM202または外部メモリ211に記憶されており、ユーザからの指示に応じて、CPU201がRAM203に読み出して各種動作を行う。すなわち、設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示するアプリケーションとオペレーティングシステムを有し、NCデータ用輪郭線作成プログラム310かの要求に応じて、3次元CADアプリケーションが2次元データを制御する情報処理装置の一例を示す。
オペレーティングシステムは、情報処理装置101を動作させるための基本的なアプリケーションである。オペレーティングシステム上で3次元CADアプリケーションやNCデータ用輪郭線作成プログラム310、その他各種プログラムを動作させることができる。
3次元CADアプリケーションは、ユーザからの操作に応じて、設計物の立体形状を示す3次元モデルの作成や構築、また3次元モデルに基づく輪郭線の2次元データを含む2次元図面の作成を行う。更に、3次元CADアプリケーションでは、3次元モデルを表示し、ユーザからの操作によって、任意の表示方向に変更することができる。
NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、3次元CADアプリケーションのAPIを用いて、3次元CADアプリケーションに命令を出力することが可能であり、例えば、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から輪郭線の2次元データ(輪郭データ)の作成要求を行うことができる。
このとき、輪郭線を生成する投影方向を指定して作成要求を行うものとするが、3次元CADアプリケーション上で予め表示している方向からの輪郭線を作成することも可能である。輪郭線を作成する際には、オフセット値を指定して、投影された図面の境界線から所定の値外に押し出した線であってもよい。なお、外形線とも言い換えることができる。
また、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、3次元CADアプリケーションのAPIを用いて、3次元CADアプリケーションから輪郭線の2次元データ(輪郭データ)の線要素の情報を取得して、スプライン種別の線要素か否かを判定することができる。スプライン種別の線要素は、内部できに複数のセグメントに分けられている線要素である。このセグメントが分かれていることにより、加工データに変換したした際に、セグメントごとに処理が分かれてしまうものである。
さらに、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、取得したスプラインの線要素の端点の座標を用いて、直線と円弧を作成する要求を3次元CADアプリケーションに行うことができる。この時、生成する直線と円弧を識別可能にするために、それぞれ色情報を指定して作成要求を行う。
3次元CADアプリケーション上でユーザにより線要素が選択され、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が実行されると、選択された要素を残すように、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーションへ非選択の要素の削除要求を行うことで、スプラインの線要素の置換を完了する。この置換を繰り返すことでスプラインの線要素を置換し、置換された2次元データ(輪郭データ)を基に3次元CADアプリケーション300や他のCAMアプリケーションでNCデータを出力する。
サーバ102は、情報処理装置101で作成された各種データを記憶管理する装置である。3次元モデルは、複数のユーザによって作成される場合があり、その場合には1つのサーバ102に各ユーザの情報処理装置101で作成された3次元モデルを一元管理する。
尚、情報処理装置101が、サーバ102の構成を含んでもよいし、サーバ102が情報処理装置101の構成を含んでもよい。また、本実施例においては、情報処理装置101に各種データが記憶され、ユーザからの操作によって動作させる形態に基づいて説明を行う。
図2は、本発明の実施形態における各種端末のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211(記憶)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の情報処理装置101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
次に、情報処理装置101の機能構成図について、図3を用いて説明する。尚、図3の機能構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
情報処理装置101の3次元CADアプリケーション300は、3次元モデル表示部301、輪郭データ抽出部302、輪郭データ表示部303、作成部304、削除部305、選択部306、出力部307の機能部を備える。
3次元モデル表示部301は、設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示する機能部である。
輪郭データ抽出部302は、所定方向から投影された図の輪郭データや所定の平面による断面の輪郭データを抽出する機能部である。
輪郭データ表示部303は、表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する機能部である。
作成部304は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310の作成実行部からの実行要求に従って、線要素を作成する機能部である。
削除部305は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310の削除実行部からの実行要求に従って、線要素を削除する機能部である。
選択部306は、表示されている線要素の選択を受け付ける機能部である。
出力部307は、スプライン種別の線要素を置換した輪郭データを用いて、加工機で用いるデータを出力する機能部である。例えば、エクスポートやNCデータを出力する機能部である。
情報処理装置101のNCデータ用輪郭線作成プログラム310は、線要素取得部311、第1の作成実行部312、決定部313、第1の削除実行部314、受付部315、特定部316、第2の削除実行部317、第2の作成実行部318、点情報表示部319の機能部を備える。
線要素取得部311は、線要素からスプライン種別の線要素を取得する機能部である。
第1の作成実行部312は、スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する機能部である。3次元CADアプリケーション300のAPIを用いた作成要求を実行することで、3次元CADアプリケーション300上で線要素が作成される。
また、色や線の形状を指定して、複数の他の種別の線要素をユーザが識別可能となるように作成を実行する機能部である。
この複数の他の種別の線要素は、直線種別の線要素と、円弧種別の線要素である。
決定部313は、作成部304で作成され、輪郭データ表示部303により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する機能部である。
第1の削除実行部314は、決定部313で決定された線要素をスプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する。例えば、直線が選択されていれば、円弧を削除する。
受付部315は、処理対象とする線要素の設定値の入力を受け付ける機能部である。
特定部316は、設定値に従って、処理対象となる線要素を特定する機能部である。
第2の削除実行部317は、特定部316で特定された線要素の削除を実行する機能部である。
第2の作成実行部318は、削除部305で削除された線要素間の端点を結ぶ線要素の作成を実行する機能部である。
点情報表示部319は、置換されるスプライン種別の線要素の線上の点の数に基づく情報を表示する機能部である。
次に、本発明の実施形態における情報処理装置101によって行われる処理を端的に示す図4のフローチャートについて説明する。図4は、本発明の実施形態における特徴的な処理を端的に示す全体処理を示すフローチャートである。尚、ステップS401乃至ステップS406の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
まず、ステップS401では、情報処理装置101は、ユーザからの指示に応じて3次元CADアプリケーション300を起動させ、外部メモリ211に記憶された3次元モデルを開く。
ステップS402では、情報処理装置101は、ユーザからの指示に応じてNCデータ用輪郭線作成プログラム310を起動し、各種設定情報を入力して、3次元CADアプリケーション300に対して、NCデータ作成用の加工範囲ワイヤー(輪郭線)を作成するために、所定の投影方向からの輪郭線作成要求を行う。そして、3次元CADアプリケーション300で作成された輪郭線である2次元データを表示する。2次元データの表示は、3次元CADアプリケーション300で実行する。3次元CADアプリケーション300で作成された輪郭線のイメージ図は、図8である。3次元モデル801を投影方向から輪郭線抽出した例であり、輪郭線1や輪郭線2が作成される。輪郭線1はモデルの外形と、モデル内で後ろまで貫通している箇所の輪郭を抽出した2次元データである。輪郭線2はモデルの外形の輪郭線を抽出した2次元データである。どちらの輪郭線を作成するかは、ユーザが任意に設定可能である。
なお、所定の投影方向は、設定情報としてユーザに指定させた方向、現在表示されている方向などいずれの方向であってもよい。また、輪郭線の作成は、3次元モデルにおける平面を指定して、その平面による断面図の輪郭を抽出する方法を用いてもよい。このように、輪郭線は3次元モデルを所定方向から見た際の3次元モデルの外形線を示すものである。
輪郭線を構成する各要素のデータ例は、図9である。
ステップS403では、スプライン種別を有する線要素を抽出する処理である。3次元CADアプリケーション300から要素情報を取得し、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が要素情報から置換する線要素かを判定して、抽出する。
ステップS404では、ステップS403で抽出された置換する線要素の端点の座標を取得して、この端点を結ぶ直線と、円弧の作成要求を、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300に行う。これにより、直線と円弧が3次元CADアプリケーション300上で直線と円弧が表示される。
円弧の場合、円弧を作成するためのデータ(例えば、曲率半径r30など)を指定するものとする。なお、曲率半径の値やどちら側に湾曲させるかを示す値は、線要素ごとにユーザが任意に指定できてもよいし、予め設定された値を用いてもよい。
この時、対象のスプラインの線要素は、別レイヤーに移動させ、例えば、元の線要素(スプライン)と、置換する線要素(直線と円弧)を比較可能に表示する。
ステップ405では、3次元CADアプリケーション300上でユーザにより、線要素の指定を受け付け、採用する線要素を選択する。この指定は、ステップS404で作成された線要素を指定させるものとする。なお、3次元CADアプリケーション300上で、ステップS405で作成された線要素以外の線要素が選択された場合には、エラーとするように制御する。ステップS404で作成された線要素は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が図12のようにデータを管理しているため、このデータと比較してエラーとするかを判定する。
ステップS406では、選択された線要素を輪郭データとすべく、非選択の線要素の削除を実行して、スプラインの線要素を置換する線要素を確定する処理をする。なお、対象のスプラインの線要素の扱いについては、NCデータ用輪郭線作成プログラム310の設定により、削除または、非表示レイヤーに移動させる。非表示レイヤーは3次元CADアプリケーション300の設定によりいつでも表示させることが可能である。
少なくとも非選択の線要素を削除することで、置換する線要素が確定することになる。
以上で、本実施形態における処理を端的に示すフローチャートの説明を終了する。
次に、図5のフローチャートを用いて、図4に示した処理をより詳細に説明する。図5は、本発明の実施形態における詳細処理を示すフローチャートである。
図5のステップS501乃至S524の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
ステップS501では、所定の3次元モデルを3次元CADアプリケーション300で開き、表示する。
ステップS502では、ユーザの操作に応じて、アドオンプログラムであるNCデータ用輪郭線作成プログラム310を起動し、以下の処理を実行する。
ステップS503では、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が図6の設定画面を表示し、NCデータに変換するための輪郭線を抽出の実行を指示可能にする。図6は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が表示する設定画面の一例を示す図である。図6の設定画面では、線種別と線の距離公差を設定できる。この設定画面で設定されたデータは、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が管理するデータとして、図7として記憶される。
図7は、設定情報を示すデータ例である。設定情報としては、線種別、距離公差、上限値、曲率半径などが含まれている。上限値は、短い線であっても連続して削除されると長い線になるため、連続して削除した場合の上限の長さが指定されている。また、スプラインの線要素を円弧に置き換えた際の曲率半径が指定されている。なお、設定情報としては、上述したように、円弧を描画するための情報(ふくらみ方向)を記憶してもよい。ふくらみ方向は、スプラインの形状からふくらみ方向を特定してもよい。なお、本実施形態では端点と曲率半径とふくらみ方向によって円弧を描画するようにしているが、円弧を描く技術は種々あるため、円弧が描画できればどのような描画手法を用いてもよい。なお、円弧とは楕円の一部分の線を含むものである。
ステップS504では、図9の設定画面で設定情報が入力され、OKボタンが押下されると、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から、3次元CADアプリケーション300に対して、指定された方向から投影した場合の輪郭(外形)の線の作成要求を行う。3次元CADアプリケーション300は、作成要求を受け付けると、輪郭線を生成して表示する。なお、3次元モデルから輪郭線が抽出され作成された例が、図8である。図8は、3次元モデルから生成された輪郭線の一例を示す図である。輪郭線1と輪郭線2の違いは上述した通りである。また、輪郭線を構成する各線要素のデータ例は、図9である。
図9は、線要素ごとに、要素ID、種別、端点座標、長さ、ノット点、曲線上の点の傾き/直交ベクトル、曲率半径を有している。
なお、ノット点とは、スプラインで有する曲率や接線性が変わるポイントの座標の点であり、この点がNCデータを生成する際に、処理単位に区切られる。なお、端点についても、ノット点としてもよい。
なお、ノット点を示すものとして、C1連続とC0連続による点がある。C1連続とは、1階微分した値だけが連続である場合である。これは、傾きが連続であるということであり、角張った点が無いということを意味する。
また、C0連続とは0階微分した値(つまり微分を1回もしていない、そのままの値)だけが連続である場合である。これは、値が飛び飛びになって穴が開いたりはしていない状態で、単につながっている状態を意味する。
その他、ノット点とは、スプライン内のセグメントの端点であり、スプラインを描くための点ともいう。
スプラインについて、図11を用いて説明する。3次元CADアプリケーション300が備える3次元モデルの輪郭線の抽出方法により、所定の範囲をスプラインの種別で線要素が作成される。スプラインの線要素は、1101に示す通りである。スプラインの線要素は、1102のように、ノット点を有している。ノット点は「■」で示されている。
ステップS505では、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、輪郭線作成処理が完了したことを3次元CADアプリケーション300から受け付けると、作成された輪郭線を構成する要素のデータの取得要求を、3次元CADアプリケーション300に行う。その後、3次元CADアプリケーション300から要素のデータを取得する。なお、データの取得は、図9の各レコードを3次元CADアプリケーション300から繰り返し取得するものとするが、3次元CADアプリケーション300から線要素を一括して受け付けてもよい。
ステップS506では、取得した線要素のデータが公差範囲に含まれるか否かを判定する。図9の距離公差内の長さの線要素を判定し、距離公差内の長さの線要素である場合にステップS507へ処理を移す。距離公差より長い線要素である場合には、ステップS508へ処理を移す。
ステップS507では、距離公差内の長さの線要素を削除する。なお削除する線要素は、設定情報にて定義されている。スプライン、直線、円弧など任意の線要素を削除することが可能である。
ステップS508では、図9の線要素のデータをすべて処理したかを判定する。すべて処理していない場合には、次の要素(隣接している要素)のデータを取得すべく、ステップS505へ処理を移す。
なお、隣接している要素を繰り返し削除することで、削除した要素の合計の長さが上限値を超える場合には、そこまでの要素の最初の端点と最後の端点を用いて、後述のステップS509を処理する。この場合、その後、ステップS508の処理を実行する。
本実施形態では、上限値を超えない場合を想定したフローチャートとなっている。
ステップS509では、削除した要素の端点を用いて、削除した要素間を補間する処理を行う。なお、補間する処理とは、端点を結ぶ直線を作成する要求、端点を結ぶ円弧を作成する要求を3次元CADアプリケーション300に出力することで線要素を補間することが可能である。
補間処理は、要素を削除するだけでなく、処理対処の要素の右と左の要素とつながっているかを判断して、つながっていない場合には、端点をつなげるブリッジ処理も行うものとする。具体的には、2次元図面に変換した場合に、CADアプリケーションによりすべての線がつながらない状態で出力されることがあり、その場合、近い端点をスプラインでつなげる処理である。補間処理をする場合、図19の設定画面にて、設定された補間方法にて補間処理を実行するものとする。なお、図19は図6の設定画面の他の形態の設定画面である。
図19の1901で補間する処理を選択させ、この選択された処理で端点間をスプラインでつなげるものとする。C0とは、A点とB点を基に0階微分した線であり端点間は直線となる。C1とはA点とB点(座標と傾き)を基に1階微分した曲線である。C2とは例えばA点で0階微分し、B点で2階微分した曲線である。C0〜C2それぞれの曲線の例を示したものが図20である。なお、公差設定で設定されている距離公差外(加工機が隙間と認識してしまう距離)の離れた端点を補間するものとする。
図19の設定画面は、ステップS503で表示される設定画面で、図19を利用した場合には、3次元モデルのフェースを選択し、指定した平面へ投影する設定を行ったうえで輪郭線の投影が行われるものとする。なお、削除せず、補間処理された輪郭線のデータは図21である。「A001000」(図21の2101)のようにレコードが追加され、補間された線の種別が入る。例えば、C1が記憶される。
なお、補間処理は、長い線要素を所定の位置で(例えば、曲率が大きく変わる位置)で分割して、補間処理をするような構成を含む処理としてもよい。
線要素が削除され、補間処理がされた輪郭線のデータは図10の通りである。図10は、補間処理がされた輪郭線のデータの一例を示す図である。要素ID「A000002」「A000003」が削除され、補間処理により「A000999」が作成された例となっている。また、削除された要素は、削除要素情報として、NCデータ用輪郭線作成プログラム310で管理するものとするが、2次元図面の別レイヤーに削除された要素を記憶させる構成をとっても良い。この時、この記憶させたレイヤーは非表示レイヤーとする。
ステップS510では、補間処理された結果がOKか否かを指定するダイアログ(不図示)を表示し、補間処理完了指示された場合には、ステップS512へ処理を移す。ダイアログで、補間処理の結果をユーザが修正する修正ボタンが押下された場合には、ステップS511へ処理を移す。
ステップS511では、3次元CADアプリケーション300上で、ユーザの操作に応じて、線要素の値を変更する。修正の結果、ダイアログで補間処理完了指示がされた場合には、ステップS512へ処理を移す。
ステップS512では、ステップS505の処理と同様に、線要素のデータを取得する。
ステップS513では、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が取得したデータの線種別がスプラインか否かを判定する。線種別がスプラインと判定された場合には、ステップS514へ処理を移す。スプラインでない場合には、ステップS521へ処理を移す。
ステップS514では、取得したスプラインの線要素を拡大表示する。この拡大表示は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300に倍率を指定した拡大要求を行う。倍率指定に限らず、3次元CADアプリケーション300の表示枠内にスプラインの線要素がおさまるような拡大要求を行ってもよい。また、スプラインの線要素の大きさによって倍率を変更してもよい。
これにより、以降の処理で生成される置換する線要素を選択が容易になる。また、3次元CADアプリケーション300とNCデータ用輪郭線作成プログラム310は個別に動作するため、3次元CADアプリケーション300で置換する線要素の誤って選択することを防ぐことができる。
この拡大表示する際には、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300に対して、全要素選択の解除要求を行い、3次元CADアプリケーション300上での要素を非選択状態にする。これにより、3次元CADアプリケーション300上で要素を選択していた場合でも一旦解除されるため、不要な要素選択を低減することが可能となる。
ステップS515では、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、ステップS512で取得したデータから、端点の座標を取得する。
ステップS516では、取得した要素の端点を結んだ直線の作成要求を、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300に対して行う。この時、色指定をして直線の作成要求を行う。なお、本実施形態では、図11の1103に示すように、「赤」を指定するものとする。なお、図11は、スプラインと置換候補の線要素の一例を示す図である。
ステップS517では、取得した要素の端点を結んだ円弧(曲線)の作成要求を、NCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300に対して行う。この時、色指定をして円弧の作成要求を行う。なお、本実施形態では、図11の1103に示すように、「青」を指定するものとする。これにより、他の線要素と識別させ、また、直線と円弧を識別可能にして、スプラインの線要素から置換する採用する線要素(採用する線要素)の選択を容易にすることが可能となる。図11の1103は、ステップS514で拡大表示し、直線と円弧とを識別表示した例を示す図である。この時スプラインは黒の実線で表示され、直線と円弧とは識別できるように表示される。
なお、ステップS516とステップS517の処理順は逆でもよく、直線と円弧とをまとめて作成要求ができる場合には、1つの処理として作成要求を行ってもよい。
作成された線要素のデータ例(置換候補線要素のデータ)が、図12である。この置換候補線要素のデータは、3次元CADアプリケーション300から取得し、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が管理している。また、対に管理し、以降のステップS519の処理で不要な要素(非採用の要素)を特定する。
ステップS518では、図13のダイアログを表示し、3次元CADアプリケーション300でユーザによる線要素の選択を受け付ける。選択を受け付けると、3次元CADアプリケーション300からNCデータ用輪郭線作成プログラム310がイベントを受け取り、OKボタンが押下可能となる。図13は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が表示する選択指示ダイアログの一例を示す図である。
3次元CADアプリケーション300で採用する要素の選択を受け付、図13のダイアログでOKボタンが押下されるとステップS519へ処理を移す。なお、キャンセルボタンが押下された場合には、スプラインの線要素に戻し、作成された直線と円弧の線要素は削除されるものとする。
3次元CADアプリケーション300で、線要素が選択され、OKボタンが押下された場合であって、選択された線要素が図12のデータと一致しない場合には、ステップS516とステップ517で作成された線要素に置換されないようにエラーとする。
図13のダイアログでは、処理対象のスプラインの線要素のノット点から数を算出して表示する。これにより、スプラインの線要素のままにするか、直線又は円弧の線要素に置き換えるかの判断を容易にすることが可能となる。より具体的には、ユーザが加工機での加工処理への影響を判断しながら置換するかを判断でき、ユーザビリティの高い仕組みとなる。
ステップS519では、OKボタンが押下されると、3次元CADアプリケーション300から選択された要素を取得し、選択されていない要素(直線又は円弧)を図12から特定して、要素IDを含む削除要求をNCデータ用輪郭線作成プログラム310から3次元CADアプリケーション300へ出力する。
なお、本実施形態では、スプラインの線要素を削除するように削除要求を出力してもよい。
また、別レイヤーに移動されたスプラインの線要素を非表示レイヤーに移動させるようにしてもよい。非表示レイヤーに移動させることにより、ユーザが後から削除されたスプラインを確認することができるため、ユーザにとって利便性の高い仕組みとなる。この削除処理を含む置換処理により、輪郭線として使用する線要素が確定する。
なお、置換された輪郭線のデータの例は図14に示す通りである。図11で直線の線要素が選択された場合の例であり、要素ID「A000001」は削除され、選択された「A00000X」の直線が追加されている。また、置き換え元であるスプラインの線要素は、削除要素情報として管理されるものとする。
ステップS520では、置換するスプラインの線要素のデータのノット点の数を算出し、図15に記憶する。図15は、置換するスプラインの線要素のデータのノット点の数の一例を示す図である。
ステップS521では、輪郭線を構成するすべての線要素の処理を行ったかを判定する。すべての線要素に対して処理を実行した場合には、ステップS522へ処理を移す。未処理の線要素がある場合にはステップS512へ処理を戻す。
ステップS522では、図15で管理している要素の数、ノット点の数を合計し、図16のダイアログを表示する。図16は、スプラインの置換により効率化される値を示すダイアログの一例を示す図である。これにより、NCデータ用輪郭線作成プログラム310によるスプラインの線要素を置換するによる加工機での処理の低減値(効果値)をユーザに通知することが可能となる。
その後、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、輪郭線である2次元データを所定のフォーマット(IGES形式などの中間ファイル)で輪郭線の線情報をエクスポートする。
ステップS523では、3次元CADアプリケーション300がNCデータを作成できる場合には、不図示のNCデータ作成指示ダイアログを表示し、作成指示があったか否かを判定する。作成指示があった場合には、ステップS524へ処理を移す。
ステップS524では、3次元CADアプリケーション300で表示されている輪郭線の線情報又はエクスポートした輪郭線の線情報に従って、NCデータを作成する。NCデータの例は、図17である。
なお、NCデータの生成は、上述したように、置換された輪郭線をエクスポートして保存し、他のアプリケーション(CAM)に取り込み生成するようにしてもよい。
次に、他の実施形態について説明する。図18に示す通り、ステップS1801では、ステップS512で取得したデータのノット点数をカウントして、設定情報のノット点数以上かを判定する。設定情報の条件を満たす場合には、置換するものとして、ステップS514の処理へ移行する。
これにより、加工機での加工処理の遅延に影響しない、或いは加工の精度に影響しない範囲は置換をすることがなく、3次元モデルの輪郭により近い形のNCデータを作成することが可能となる。
他の実施形態について、図22のフローチャートを用いてより詳細に説明する。なお、図5と同様な処理について同じ符号を付与し、詳細な説明を省略するものとする。
ステップ2201では、例えば、図21の補間処理がされた輪郭線のデータから取得したデータのうちスプライン種別の要素が取得できた場合に、スプライン選択モード画面(図23)を表示する。なお、本実施形態では、図21のデータの各レコードを順次取得していき、ステップS513でスプライン種別かを判定する構成としたが、ユーザが任意に線分を選択した場合に、その線分のレコードを特定し、そのレコードがスプライン種別であった場合には図23を表示する構成としてもよい。どの線分がどのレコードかは3次元CADアプリケーションが管理しており、表示されている線分とデータを対応付けて管理している。線分が選択されると、3次元CADアプリケーションがNCデータ用輪郭線作成プログラム310に通知し、NCデータ用輪郭線作成プログラム310が通知された線分のデータを参照する。参照したデータに基づいてスプ図23のスプライン選択モード画面をNCデータ用輪郭線作成プログラム310が表示する。
ステップS2202では、図23のスプライン選択モード画面で個別指定が選択されたか、条件指定が選択されたかを判定する。個別指定が選択された場合には、ステップS504へ処理を移す。条件指定が選択された場合には、ステップS2203へ処理を移す。
図23のスプライン選択モード画面での入力処理について、説明する。スプライン選択モード画面で、個別指定(2301)がされた場合には、ステップS514へ処理を移し、上述した通り図11の1103の置換候補の線要素を表示して、スプライン種別の線分を個別に置換していく。その後、ステップS515〜ステップS520の処理をすべての線要素(データ)分繰り返すものとする。
スプライン選択モード画面で、条件指定(2302)がされた場合に、ステップS2203で、指定された条件を満たすスプラインを検索する。具体的には、図23の2303で指定された条件(スプラインの長さ、スプラインのノット点数、ノット密度)に従って、図21の線要素のデータから条件に合致するスプラインを検索する。具体的には、一括選択ボタン2303Fの押下により検索される選択状態となる。
図23の2303の指定について説明する。ユーザが図面上で線分(スプライン)を選択すると、選択された線分のデータを図21のデータから取得する。取得したデータに基づき、2303A〜2303Dの値が入力される。2303Aには、線種別に従って種別を示すアイコンが表示される。図23では、スプライン種別のアイコンが表示されている。また、2303Bには、取得したデータの長さが表示される。2303Cには取得したデータのノット点から決定されるノット点数が表示される。なお図21にノット点数を有していてもよい。また、2303Dには、ノット点密度が表示される。ノット点密度は、長さとノット点数から算出し、この算出した値が表示される。ノット点密度についても図21に有していてもよい。
2303Eでは、2303A〜2303Dの値を上限値とするか下限値とするかの設定が可能であり、2303Eの設定した範囲で検索される。なお、2303A〜2303Dを中心値として、近い値のものを検索する構成としてもよい。また、2303A〜2303Dに入力された値はユーザの操作により変更可能となっている。
ここで一括選択ボタン2303Fが押下されると、2303A〜2303Eの条件で検索された線分が図面上で選択状態となる。
具体的な例を用いると、選択したスプラインの長さが「5mm」、ノット点数が「15」、ノット点密度が「3」の場合、「上限」→スプラインの長さが5mm未満、ノット点数が15未満、ノット密度が3未満のスプラインが一括選択される。「下限」→スプラインの長さが15mm以上、ノット点数が15以上、ノット点密度が3以上のスプラインが一括選択される。
なお、長さ/ノット点数/ノット点密度のうち、「長さ」のみを指定条件にすることや、「長さ」と「ノット点密度」のみを条件にすることが可能であることは言うまでもない。さらに、スプラインを選択せず、「長さ」/「ノット点数」/「ノット点密度」の入力領域(コントロール)に、ユーザが直接数値入力を実施し、条件設定することも可能である。
その後、OKボタンが押下されると、条件に合致した線分(選択された線分)についてステップS515〜ステップS520を繰り返す。選択された線分それぞれに対して、直線又は円弧を選択させる構成としたが、初めに選択された線分の置換線分(直線又は円弧)で他の線分についても一括変換する構成であってもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、スプライン種別の線要素を容易に置換することが可能となる。スプライン種別の線要素を置き換えることで、加工に要する時間が削減できる、或いは、加工がきれいになるという効果を奏する。
加工に要する時間の削減する場合には、加工機での加工処理の遅延を削減することが可能な加工データ(NCデータ)の作成を容易にすることが可能となる。
特に周囲を削りながら加工する加工機で特に謙虚な効果を奏する。これは、処理単位で削りながら進むため、処理単位が細かく、処理が多いと、少し進んで止まり、また次の処理で少し進んで止まるという動作が繰り返され、加工時間が増大してしまうためである。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 3次元CADシステム
101 情報処理装置
102 サーバ
103 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ

Claims (8)

  1. 設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示することが可能な情報処理装置のプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する輪郭データ表示手段と、
    前記線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、
    前記スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する第1の作成実行手段と、
    前記第1の作成実行手段により作成された複数の線要素であって、前記輪郭データ表示手段により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された線要素を前記スプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、前記複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する第1の削除実行手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記第1の作成実行手段は、前記複数の他の種別の線要素をユーザが識別可能となるように作成を実行することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記複数の他の種別の線要素は、直線種別の線要素と、円弧種別の線要素であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 処理対象とする線要素の設定値の入力を受け付ける受付手段と、
    前記設定値に従って、処理対象となる線要素を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された線要素の削除を実行する第2の削除実行手段と、
    前記第2の削除実行手段で削除された線要素間の端点を結ぶ線要素の作成を実行する第2の作成実行手段
    として更に機能させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 置換される前記スプライン種別の線要素の線上の点の数に基づく情報を表示する点情報表示手段
    として更に機能させること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記スプライン種別の線要素を置換した輪郭データを用いて、加工機で用いるデータを出力する出力手段
    として更に機能させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示することが可能な情報処理装置であって、
    表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する輪郭データ表示手段と、
    前記線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、
    前記スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する第1の作成実行手段と、
    前記第1の作成実行手段により作成された複数の線要素であって、前記輪郭データ表示手段により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された線要素を前記スプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、前記複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する第1の削除実行手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示することが可能な情報処理装置の処理方法であって、
    表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する輪郭データ表示ステップと、
    前記線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得ステップと、
    前記スプライン種別の線要素の端点を結ぶ、複数の他の種別の線要素の作成を実行する第1の作成実行ステップと、
    前記第1の作成実行ステップで作成された複数の線要素であって、前記輪郭データ表示ステップで表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された線要素を前記スプライン種別の線要素から置換した前記輪郭データとすべく、前記複数の線要素のうち選択されていない線要素の削除を実行する第1の削除実行ステップと
    を含むことを特徴とする処理方法。
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