JP7128408B2 - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム Download PDF

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CADファイルの図面と図面要素との連想性を保たせることのできる情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システムに関する。
CADアプリケーションには対応するCADファイルのデータ形式がある。すなわち、CADアプリケーションは、対応するCADファイルのデータ形式以外のデータ形式について互換性がない。
そのため、ユーザが、今まで使用していたCADアプリケーション(移行元)を別のCADアプリケーション(移行先)に変更する場合には、今まで使用していたCADアプリケーション(移行元)のCADファイルのデータ形式を別のCADアプリケーション(移行先)に対応するデータ形式へ変換する作業、いわゆるCADファイルを移行する作業が行われる。例えば、下記の特許文献1では、異なるデータ形式のCADファイルを変換することのできる仕組みが開示されている。
特開2000-242686号公報
CADファイルにおいては、そのCADファイルからなる製品の製造に必要な、寸法や公差情報、注記などの図面要素を付与するということが行われる。
一般的に、3次元CADアプリケーションにおいては、CADファイルの3次元図面を編集すると、編集箇所に対応する2次元図面の対応する部分の図面要素が更新されるといった、いわゆるCADファイルの3次元図面と図面要素との連想性が保たれる仕組みが設けられている。
しかしながら、CADファイルの3次元図面と図面要素との連想性を保ったCADファイルの移行作業については、上記の特許文献1の仕組みでは考慮されていない。
本発明は、CADファイルの図面と図面要素との連想性を保たせることのできる仕組みと、複写の効率を向上させる仕組みの少なくとも一方を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、
1CADファイルの図面に含まれる第1の図面要素に関する位置を示す情報を含む前記第1の図面要素の要素情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された前記第1の図面要素に関する位置を示す情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面であって、前記第1CADファイルの図面の少なくとも一部が変換されて生成された図面のうち、前記第1の図面要素とは異なるオブジェクトを特定する特定手段と、
前記特定手段で特定されたオブジェクトに基づいて、前記第1の図面要素に対応する前記第2CADファイルの第2の図面要素を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、CADファイルの図面と図面要素との連想性を保たせる、および/または、複写の効率を向上させることが可能となる。
CADシステムのシステム構成の一例を示す図である。 情報処理装置100、サーバ200のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置100の機能部を示す機能構成図を示す図である。 本実施形態における詳細な処理について説明する。 CADアプリケーションでの利用可能なファイル形式を模式的に説明する図である。 形状データと図面要素との連想性について模式的に説明する図である。 ステップS405の位置補正処理について詳細に説明するフローチャートである。 ステップS405の位置補正処理について模式的に説明する図である。 移行元図面要素抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 移行元図面要素抽出処理における要素情報取得の詳細を示すフローチャートである。 図面要素複写処理の詳細を示すフローチャートである。 移行元平面図(801)と移行先平面図(811)とを模式的に示す図である。 注記1301を模式的に示す図である。 図面要素複写処理における寸法挿入処理の詳細を示すフローチャートである。 (寸法タイプが誤っている場合)を模式的に示す図である。 (引き出し線の座標が一致しない場合)を模式的に示す図である。 注記挿入処理の詳細を示すフローチャートである。 寸法情報テーブル1800、注記情報テーブル1810のデータテーブルを模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるCADシステムのシステム構成の一例を示す図である。本発明のCADシステムは、情報処理装置100、サーバ200が設置されており、それら装置はLAN(Local Area Network)等のネットワーク103を介して相互にデータ通信可能に接続されている。図1のネットワーク103上に接続される各種端末あるいはサーバの構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
情報処理装置100は、オペレーティングシステム上でCADアプリケーションと図面要素複写プログラムを実行する装置である。CADアプリケーションと図面要素複写プログラムは後述する図2のROM202または外部メモリ211に記憶されており、ユーザからの指示に応じて、CPU201がRAM203に読み出して各種動作を行う。すなわち、2次元投影図面(設計図)を表示するアプリケーションとオペレーティングシステムを有する情報処理装置の一例を示す。
オペレーティングシステムは、情報処理装置100を動作させるための基本的なアプリケーションである。オペレーティングシステム上でCADアプリケーションや図面要素複写プログラム、その他各種プログラムを動作させることができる。
CADアプリケーションは、ユーザからの操作に応じて、設計物の立体形状を示す3次元図面(形状データ)の作成や構築、さらに3次元図面に基づく2次元投影図面の作成を行う。一般的に、CADアプリケーションは、読み込み可能なファイル形式がCADアプリケーションごとに異なっている。そのため、ユーザがCADアプリケーションを従前使用していたものから新たなCADアプリケーションに変更する場合、従前使用していたCADアプリケーションのCADファイルを引き継ぐために、当該CADアプリケーションに対応するファイル形式のCADファイルを、新たなCADアプリケーションで利用可能なファイル形式に変換する必要が生じる。
図5を用いて模式的に説明する。移行元の第1のCADアプリケーションで読み込み可能な第1のファイル形式のCADファイルは、そのままでは第2のCADアプリケーションで読み込むことはできない。一方、移行後の第2のCADアプリケーションで読み込み可能な第4のファイル形式のCADファイルは第1のCADアプリケーションで読み込むことができない。そこで、第1のファイル形式のCADファイルを中間2次元CADファイルと、中間3次元CADファイルとに変換する。中間2次元CADファイルと中間3次元CADファイルとは、第2のCADアプリケーションでも読み込み可能なファイル形式である。例えば、中間2次元CADファイルは、DXF形式のファイルであり、中間3次元CADファイルは、Parasolid形式のファイルである。第1のファイル形式のCADファイルを中間2次元CADファイルと、中間3次元CADファイルとに変換してしまうと、移行元のCADファイル(第1のファイル形式)において保持されていた形状データと図面要素との連想性が失われてしまう。そのため、中間2次元CADファイルと、中間3次元CADファイルを用いて移行後のCADファイル(第4のファイル形式)に変換すると、第1のCADアプリケーションで保持されていたはずの連想性が失われてしまうという課題がある。
形状データ(3次元図面)と図面要素との連想性について、図6を用いて詳細に説明する。図6(A)には、穴部601と穴部602との間の距離を示す寸法603が記されている。連想性がある状態とは、穴部601と穴部602との間の距離を変更するようCADファイルの3次元モデル(3次元図面)を修正した場合に、その修正に連動して寸法603も自動的に変更される状態である。例えば図6(B)に示すように、図6(A)では寸法603が「30」だった点、図6(B)では寸法603は、穴部601と穴部602との間の距離の変更に合わせて「35」に変更される。すなわち、寸法603には穴部601と穴部602との対応付けがなされている。
一方で、連想性がない状態とは、本来寸法603が「35」になるべきところ、図6(C)のように図面の修正に連動せず、「30」のままになってしまう状態のことをいう。この場合、ユーザは図面の修正の都度、寸法の情報も併せて修正しなければならないという手間が生じてしまうという問題がある。すなわち、寸法603は穴部601と穴部602との対応付けがなされていない。
図面要素複写プログラムは、表示された元図面に配置されている寸法(図面要素)情報をCADアプリケーションから取得する。この取得には、図面要素複写プログラムがCADアプリケーションのAPI(Application Programming Interface)を実行して取得する。取得した寸法(図面要素)情報をもとに、寸法(図面要素)の複写する位置を決定し、CADアプリケーションのAPIを用いて、寸法(図面要素)を表示させる。
このように、図面要素複写プログラムは、CADアプリケーションに備えられた各種APIを用いて指示を出力することが可能なプログラムである。図面要素複写プログラムは、CADアプリケーションのアドオン(アドイン)であることが望ましい。
サーバ200は、情報処理装置100で作成された各種データ(3次元図面や2次元図面)を記憶管理する装置である。サーバ200にはファイル管理アプリケーションが動作している。
尚、情報処理装置100が、サーバ200の構成を含んでもよいし、サーバ200が情報処理装置100の構成を含んでもよい。また、本実施形態においては、情報処理装置100に各種データが記憶され、ユーザからの操作によって動作させる形態に基づいて説明を行う。
図2は、本発明の実施形態における情報処理装置100、サーバ200のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211(記憶)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、液晶ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、液晶ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、液晶ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の情報処理装置100が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
次に、情報処理装置100の機能部を示す機能構成図について、図3を用いて説明する。
情報処理装置100は、取得部301、生成部302、判定部303、削除部304を備えている。取得部301はCADファイルに含まれる図面要素を取得する機能部である。生成部302は取得部301で取得された図面要素に基づいてCADファイルの図面要素を生成する機能部である。判定部303は図面要素が特定の種類で生成されているか否かを判定する機能部である。削除部304は図面要素を削除する機能部である。
以上で図3に示す情報処理装置100の機能構成の説明を終了する。
次に、図4を用いて、本実施形態における詳細な処理について説明する。なお、以降での説明に際して3次元モデル(3次元図面とも称する)は移行先のCADアプリケーション上で正常に読込可能な状態であるものとし、その実現にあたっては既に公知の技術によるものとする。
図4は、図面要素複写処理における全体の処理を示すフローチャートである。
なお、各ステップの処理は、情報処理装置100のCPU201が実行する。
ステップS401では、情報処理装置100のCPU201が、CADアプリケーションと当該CADアプリケーションにアドオンされた図面要素複写プログラムとを起動させる。
ステップS402では、情報処理装置100のCPU201が、移行先図面(第2CADファイルに相当する)をステップS401で起動されたCADアプリケーション上で開く。
ステップS403では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面(第1CADファイルに相当する)をステップS401のCADアプリケーション上で開く。異なるCADアプリケーション間でも読込可能なファイル形式のCADファイルであればよいが、ここでは中間形式(例えばDXFファイル形式)のファイルを想定する。
ステップS404では、情報処理装置100のCPU201が、ユーザによる操作により、移行元図面に表示されている平面図(三面図や部分図)に相当する平面図を移行先の図面上へ配置する。なお平面図の表示スケールや表示形式(隠線表示など)は移行元図面に倣ってユーザにより設定されるものとする。
ステップS405では、情報処理装置100のCPU201が、移行先平面図に配置した各平面図の表示位置と元図面の平面図の表示位置とが一致するよう、移行先平面図に対して各平面図の位置補正処理を行う。ステップS405の処理については、図7を用いて後述する。位置補正を行った後の図が、図8に示す模式図である。図7のフローチャートによれば、移行元平面図(800)と移行先平面図(810)に含まれる平面図が略同一の位置に配置されるようになる。図8に示すように、801と811は略同様の位置に載置されている。略同一の位置に配置されることでステップS407での図面要素複写処理が適切に行えるようになる。
ステップS405の処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、移行先平面図位置の補正処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS501では、情報処理装置100のCPU201が、ユーザによるCAD操作により、移行元図面の任意平面図に対して形状輪郭線の交点から任意の点の選択を受け付ける。
ステップS502では、情報処理装置100のCPU201が、ユーザによるCAD操作により、ステップS501で受け付けた選択箇所に相当する任意の点の選択を移行先図面の選択によって受け付ける。
ステップS503では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS501~502で受け付け状態となった点に対する位置合わせ処理の実行指示を受け付ける。
ステップS504では、情報処理装置100のCPU201が、移行元平面図で選択されている交点の座標をCADアプリケーションのAPIによって取得する。座標系は移行元図面がCADアプリケーション上で有する座標系に準ずる。
ステップS505では、情報処理装置100のCPU201が、移行先平面図で選択されている交点の座標をCADアプリケーションのAPIによって取得する。座標系は移行先図面がCAD上で有する座標系に準ずる。
ステップS506では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS504~505で取得された座標値の差分を算出する。
ステップS507では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS506で算出された差分をステップS505で取得された座標値に対する移動量としてCADアプリケーションのAPIによって反映する。
ステップS508では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS501~507までの処理の実行先として最後の平面図であるか否かを判定する。この判定は例えば、ユーザからの指示を受け付けることによって行われる。未処理の平面図が残されている場合(すなわち最後の平面図である場合)は処理をステップS501に戻す。最後の平面図であると判定された場合には処理を終了する。
以上で図7に示すフローチャートの説明を終了する。図4の説明に戻る。
ステップS406では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面に対してCADアプリケーションのAPIによる識別可能なオブジェクト、具体的には寸法や注記といった図面要素、の抽出処理を行う(取得手段に相当する)。ステップS406の処理については、図9を用いて説明する。
図9は、移行元図面要素抽出処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面要素抽出処理を受け付ける。
ステップS602では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面に含まれる図面要素をCADアプリケーションのAPIを用いて取得する。なお、図面要素の取得順序によって本発明の処理結果は影響されない。本実施形態においては、図面要素は、寸法または注記を指す。
ステップS603では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS602で取得された図面要素の詳細な情報をCADアプリケーションのAPIによって抽出する。具体的には、要素タイプ、座標値、値が挙げられる。ステップS603の処理については、図10を用いて説明する。
図10は、移行元図面要素抽出処理における図面要素情報取得の詳細を示すフローチャートである。
ステップS701では、情報処理装置100のCPU201が、処理対象の図面要素に対してCADアプリケーションのAPIを用いて、その図面要素の要素タイプを取得する。要素タイプとは、本実施形態では、対象の図面要素が寸法を示すタイプと、注記を示すタイプとを少なくとも含む。
ステップS702では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS701で取得された要素タイプが寸法タイプであるか否かの判定処理を行う。要素タイプが寸法であると判定された場合には処理をステップS703に進め、そうでない場合には処理をステップS704に進める。
ステップS703では、情報処理装置100のCPU201が、処理中の図面要素に対してCADアプリケーションのAPIを用いることで詳細な情報を取得し、図18に示す寸法情報テーブル1800へ格納する。取得される情報は、寸法タイプ1802(水平寸法や垂直寸法など)、寸法値1803、引き出し線先座標1804、1805(XY座標が2か所)、寸法テキスト表示座標1806(XY座標が1か所)が含まれる。寸法タイプ1802(水平寸法や垂直寸法など)は、当該寸法が水平寸法であるか垂直寸法であるかを示す情報である。寸法値1803は当該寸法の値を示す。引き出し線先座標1804、1805(XY座標が2か所)は寸法の位置を示す引き出し線の位置を示す位置情報である。寸法テキスト表示座標1806(XY座標が1か所)は、寸法の情報を表示する位置を示す位置情報である。
ステップS704では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS701で取得された要素タイプが注記タイプであるか否かの判定処理を行う。注記タイプであると判定された場合には処理をステップS705に進め、そうでない場合には処理を終了する。
ステップS705では、情報処理装置100のCPU201が、処理中の図面要素に対してCADアプリケーションのAPIを用いることで詳細な情報を取得し、図18に示す注記情報テーブル1810へ格納する。注記情報テーブル1810へ格納される情報は、注記テキスト1812(テキスト情報)、引き出し線先座標1813(XY座標が2か所)、注記テキスト表示座標1814(XY座標が1か所)が含まれる。
以上で図10の説明を終え、図9の説明に戻る。
ステップS604では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS602で取得した図面要素が、移行元図面上に含まれる最後の図面要素か否かを、CADアプリケーションのAPIによって判定する。最後の図面要素であると判定された場合には処理を終了させ、そうでない場合には処理をステップS605に進める。
ステップS605では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面上に含まれる未処理の図面要素を取得し、処理をステップS603へ移行する。
以上図9のフローチャートの説明を終了する。図4の説明に戻る。
ステップS407では、情報処理装置100のCPU201が、移行元図面に対してCADアプリケーションのAPIによる配置可能なオブジェクト、具体的には寸法や注記といった図面要素の複写処理を行う(生成手段に相当する)。ステップS407の処理については、図11を用いて説明する。
図11は、図面要素複写処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS801では、情報処理装置100のCPU201が、寸法情報テーブル1800に格納されたレコードの一つを取得する。
ステップS802では、情報処理装置100のCPU201が、処理対象の寸法情報に基づいて寸法の挿入処理(生成)を行う。ステップS802の処理については、図14を用いて後述する。
図14は、図面要素複写処理における寸法挿入処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS901では、情報処理装置100のCPU201が、処理対象の寸法情報を基にCADアプリケーションのAPIを用いることで寸法の配置処理を行う。具体的には、引き出し線先座標1804、1805に格納された座標に対応する2つのオブジェクト(エンティティ)を選択するためのAPIを実行する。オブジェクトの選択は、当該座標と完全一致している必要はなく、当該座標に最も近いオブジェクトを選択してもよい。座標に基づきオブジェクトを選択することで、より簡便かつ適切に図面要素を転記することが可能となる。
当該2つのオブジェクトの間の寸法を挿入するべく、寸法を配置するためのAPIに対して、引数として寸法タイプ1802(種類情報に相当する)を引き渡す。これにより、2つのオブジェクトと寸法タイプ1802に基づく寸法が配置される。ただしAPIによるオブジェクトの選択を誤る可能性がある。この誤りにより寸法の配置結果が正しくないこともある。そのため配置結果が正しいものであるかを判定すべく、後述のステップで結果の妥当性が判定される。
寸法が妥当に配置された例について図12を用いて説明する。
図12には、移行元平面図(801)(第1CADファイルに相当する)と移行先平面図(811)(第2CADファイルに相当する)とが表示されている。移行元平面図(801)の寸法を、移行先平面図(811)に転記すべく、位置座標1201、位置座標1202に対応する、位置座標1211、位置座標1212に対応する2つのオブジェクトを特定し、特定されたオブジェクトの寸法1213を配置する。図12に示すように正しく転記されていることが分かる。
結果が妥当でない場合についていくつかの例を挙げて説明する。
(寸法タイプが誤っている場合)
図15を用いて説明する。移行元平面図(801)での位置座標1501、位置座標1502に対応する、移行先平面図(811)での位置座標1511、位置座標1512に対応する2つのオブジェクトの特定は正しいものの、寸法タイプが異なる場合である。図15に示すように、移行元平面図(801)では、寸法1503が水平寸法として挿入されている。すなわち、水平寸法とは、2つのオブジェクトの間の距離を図15に示すXY軸のX軸方向の値を求めるものである。一方で、移行先平面図(811)では、X軸方向の水平寸法ではなく、Y軸方向の垂直寸法として寸法1513が挿入されてしまっている。水平寸法とは、2つのオブジェクトの間の距離を図15に示すXY軸のY軸方向の値を求めるものである。
(オブジェクトの特定が誤っている場合)
移行元平面図(801)での位置座標1201、位置座標1202に対応する、移行先平面図(811)での位置座標1211、位置座標1212に対応する2つのオブジェクトの特定を誤ってしまう場合である。その場合、本来1203で表示される値(図面要素の値に相当する)と1213で表示される値とが一致すべきところ、相違してしまう。
(引き出し線の座標が一致しない場合)
図16を用いて説明する。移行元平面図(801)と移行先平面図(811)とを比べると1603で表示される値と1613で表示される値が一致しているものの、移行元平面図(801)では、1602に示すオブジェクトが指定されているのに対して、移行先平面図(811)では、1612に示すオブジェクトが指定されてしまっている。すなわち、寸法1613の値は誤りがないものの、その寸法の値を導き出すための位置座標1601、位置座標1602に対応する2つのオブジェクトの特定を誤っているものである。
ステップS902では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で配置された寸法の寸法情報を、ステップS703と同様の手段によって取得する。
ステップS903では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で用いられた寸法タイプ1802とステップS902で取得された寸法タイプとが一致するか否かの判定を行う(判定手段に相当する)。これは上述の(寸法タイプが誤っている場合)に該当するか否かを判断するためである。このようにすることで寸法タイプが誤っている場合に該当の寸法が正しくないことを判断することができる。すなわち寸法が適切に生成されたかどうかを正しく判断することができるようになる。寸法タイプが一致すると判定された場合は処理をステップS904に進め、そうでない場合には処理をステップS907に進める。なお、ステップS903の処理は必要に応じて行わなくともよく必須の構成ではない。
ステップS904では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で用いた寸法情報の寸法値1803(図面要素の値に相当する)とステップS902で取得された寸法値とが一致するか否かの判定を行う(判定手段に相当する)。これにより(オブジェクトの特定を誤る場合)に該当するか否かを判断することができる。すなわち寸法が適切に生成されたかどうかを正しく判断することができるようになる。寸法値が一致すると判定された場合は処理をステップS905に進め、そうでない場合には処理をステップS907に進める。なお、ステップS904の処理は必要に応じて行わなくともよく必須の構成ではない。
ステップS905では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で用いた寸法情報テーブル1800の引き出し線先座標1804、1805(図面要素の位置を示す位置情報に相当する)と、ステップS902で取得された引き出し線先座標とが一致するか否かの判定を行う(判定手段に相当する)。これにより、(引き出し線の座標が一致しない場合)に該当するか否かを判断することができる。すなわち寸法が適切に生成されたかどうかを正しく判断することができるようになる。引き出し線先座標が一致すると判定された場合は処理をステップS906に進め、そうでない場合には処理をステップS907に進める。なお、ステップS905の処理は必要に応じて行わなくともよく必須の構成ではない。
ステップS906では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で配置された寸法を、該当のレコードの寸法テキスト表示座標1806が示す位置へ移動させる。
ステップS907では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS901で配置された寸法を削除する。削除することにより、移行元平面図(801)と同じ寸法だけが、移行先平面図(811)に転記することができるという効果がある。
なお、この処理は必ずしも削除する処理に限定されるものではなく、正常に配置されなかった寸法を示唆するために特定のレイヤーへ格納される、ユーザに通知する、もしくは該当の寸法を特定の表示色へ設定が変更するなどしてもよい。
以上で図14のフローチャートの説明を終え、図11の説明に戻る。
ステップS803では、情報処理装置100のCPU201が、処理中のレコードが寸法情報テーブル1800に格納されている最後のレコードであるか否かの判定を行う。すなわち、寸法情報テーブル1800に未処理のレコードが存在するか否かを判定する。最後のレコードであると判定された場合には処理をステップS805に進め、そうでない場合には処理をステップS804に進める。
ステップS804では、情報処理装置100のCPU201が、寸法情報テーブル1800に格納された次レコードを取得する。その後処理をステップS802に戻す。
ステップS805では、情報処理装置100のCPU201が、注記情報テーブル1810に格納されたレコードの1つ目を取得する。
ステップS806では、情報処理装置100のCPU201が、処理中の注記情報に基づいて注記の挿入処理を行う。ステップS806の処理については、図17を用いて説明する。
注記とは、例えば図13に示す注記1301である。
図17は、ステップS806の注記挿入処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1001では、情報処理装置100のCPU201が、処理中の注記情報テーブル1810のレコードを基にCADアプリケーションのAPIを用いることで、注記の配置処理を行う。具体的には、引き出し線先座標1813に格納された座標(注記の場合はその性質から必ずしも引き出し線先座標を有しているとは限らない)に対応するオブジェクトを選択するためのAPIを実行する。そして、注記を配置するAPIに引数として注記テキスト1812を引き渡すことにより注記を配置する。ただし注記の配置結果が有効であるかを判定することは困難なため、後述のステップで結果の妥当性が判定される。
ステップS1002では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS1001で配置した注記オブジェクトの注記情報をステップS705と同様の手段によって取得する。
ステップS1003では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS1001で用いた注記情報の注記テキスト1812と、ステップS1002で取得された注記テキスト1812とが一致するか否かの判定を行う。一致すると判定された場合には処理をステップS1004に進め、そうでない場合には処理をステップS1005に進める。
ステップS1003の処理は、ステップS1001で入力された値が正確な場合でも、CADアプリケーションの機能性により、異なるテキストへ強制的に変換されてしまう場合があるためである。例えば図13の注記1301と注記1311が異なるテキストとなっている場合などがある。
ステップS1004では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS1001で配置された注記を、注記情報テーブル1810の該当レコードの注記テキスト表示座標1814へ移動する。上述した移動は一例であり、この移動処理に限定されるものではないことは言うまでもない。
ステップS1005では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS1001で配置された注記を削除する。なお、この処理は必ずしも削除する処理に限定されるものではなく、正常に配置されなかった注記を示唆するために特定のレイヤーへ格納される、ユーザに通知する、もしくは該当の注記を特定の表示色へ設定が変更するなどしてもよい。
ステップS807では、情報処理装置100のCPU201が、処理中のレコードが注記情報テーブル1810に格納されている最後のレコードであるか否かの判定を行う。最後のレコードであると判定された場合には処理を終了させ、そうでない場合には処理をステップS808に進める。
ステップS808では、情報処理装置100のCPU201が、注記情報テーブル1810に格納された未処理の次レコードを取得する。
以上で図11に示すフローチャートの説明を終了する。図4の説明に戻る。
ステップS408では、情報処理装置100のCPU201が、ステップS407までで更新された移行先図面のCADファイルを保存する。
ステップS409では、情報処理装置100のCPU201が、開かれている全てのCADファイルを閉じ、図面要素複写プログラムを終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、CADファイルの3次元図面と図面要素との連想性を保たせることが可能となる。
すなわち、図面の内容(図面要素)を、第1のCADファイルから当該第1のCADファイルと異なる第2のCADファイルへ、3次元図面と図面要素との同期(連想性)を保ちながら容易に複写することができる。
CADアプリケーションのAPIの機能性から全ての図面要素に対して有効とはならないまでも、図面要素を手作業によって複写行為を行う場合と本発明とを比較すれば、その作業に掛かる効率を大幅に上昇させることができる。作業効率の向上だけではなく、正確に複写できなかった図面要素を削除、または識別表示させることも容易に可能なため、より作業の効率化につながる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置の情報処理装置が前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するために、前記情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行して情報処理装置にインストールさせて実現することも可能である。
また、情報処理装置が、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、情報処理装置上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 情報処理装置
200 サーバ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 ディスプレイ
211 外部メモリ

Claims (21)

  1. 1CADファイルの図面に含まれる第1の図面要素に関する位置を示す情報を含む前記第1の図面要素の要素情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記第1の図面要素に関する位置を示す情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面であって、前記第1CADファイルの図面の少なくとも一部が変換されて生成された図面のうち、前記第1の図面要素とは異なるオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定されたオブジェクトに基づいて、前記第1の図面要素に対応する 前記第2CADファイルの第2の図面要素を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記位置を示す情報によって示される位置と一致または最も近いオブジェクトを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2CADファイルにおいて、前記特定手段で特定されたオブジェクトが修正されると、前記第2の図面要素も連動して修正するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定手段で特定されるオブジェクトは形状データの少なくとも一部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の図面要素は引き出し線を持つ図面要素であり、前記位置を示す情報は引き出し線の位置を示し、
    前記特定手段は、前記位置を示す情報によって示される引き出し線の位置に基づいてオブジェクトを特定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の図面要素は寸法であり、前記位置を示す情報は複数の引き出し線のそれぞれの位置を示し、
    前記特定手段は、前記位置を示す情報によって示される前記複数の引き出し線のそれぞれの位置にそれぞれ対応する複数のオブジェクトを特定し、
    前記生成手段は、前記第2の図面要素として前記複数のオブジェクトの間の寸法を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の図面要素は注記であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置
  8. 前記取得手段が取得する前記第1の図面要素の要素情報は、前記第1の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つを示す情報を含み、
    前記生成手段で生成された前記第2の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つが、前記取得手段で取得された要素情報のうち対応する情報と一致しない場合に、前記第2の図面要素に関する特定の処理を行うように制御する制御手段
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 1CADファイルに含まれる第1の図面要素の要素情報として、前記第1の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つを示す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記要素情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面要素であって、前記第1の図面要素に対応する第2の図面要素を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記第2の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つが、前記取得手段で取得された前記第1の図面要素の要素情報のうち対応する情報と一致しない場合に、前記第2の図面要素に関する特定の処理を行うように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記特定の処理は前記第2の図面要素の削除であることを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 前記特定の処理は、前記第2の図面要素を特定のレイヤーへ格納する処理、前記第2の図面要素を特定の表示形態とする処理、前記一致しない場合であることに対応したユーザーへの通知処理のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御手段は、前記生成手段で生成された前記第2の図面要素の種類、値、位置の全てが、前記取得手段で取得された要素情報のうち対応する情報と一致する場合は、前記特定の処理は行わないことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の図面要素は寸法であり、前記第1の図面要素の要素情報のうち位置を示す情報は複数の引き出し線のそれぞれの位置を示し、
    前記生成手段は、前記第2の図面要素として、前記位置を示す情報によって示される前記複数の引き出し線のそれぞれの位置にそれぞれ対応するオブジェクトとして特定された複数のオブジェクトの間の寸法を生成することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の図面要素の要素情報に含まれる前記第1の図面要素の種類の情報は、前記第1の図面要素が水平寸法であるか垂直寸法であるかを示す情報であることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記生成手段で生成された前記第2の図面要素のテキストが、前記取得手段で取得された要素情報のうち対応する情報と一致する場合は、前記特定の処理は行わないことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1の図面要素は注記であることを特徴とする請求項8乃至11、15のいずれか1項に記載の情報処理装置
  17. 少なくとも1つのコンピュータを、請求項1乃至16のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  18. 第1CADファイルの図面に含まれる第1の図面要素に関する位置を示す情報を含む前記第1の図面要素の要素情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記第1の図面要素に関する位置を示す情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面であって、前記第1CADファイルの図面の少なくとも一部が変換されて生成された図面のうち、前記第1の図面要素とは異なるオブジェクトを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定されたオブジェクトに基づいて、前記第1の図面要素に対応する前記第2CADファイルの第2の図面要素を生成する生成ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  19. 第1CADファイルの図面に含まれる第1の図面要素に関する位置を示す情報を含む前記第1の図面要素の要素情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記第1の図面要素に関する位置を示す情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面であって、前記第1CADファイルの図面の少なくとも一部が変換されて生成された図面のうち、前記第1の図面要素とは異なるオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定されたオブジェクトに基づいて、前記第1の図面要素に対応する前記第2CADファイルの第2の図面要素を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  20. 第1CADファイルに含まれる第1の図面要素の要素情報として、前記第1の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つを示す情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記要素情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面要素であって、前記第1の図面要素に対応する第2の図面要素を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された前記第2の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つが、前記取得ステップで取得された前記第1の図面要素の要素情報のうち対応する情報と一致しない場合に、前記第2の図面要素に関する特定の処理を行うように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  21. 第1CADファイルに含まれる第1の図面要素の要素情報として、前記第1の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つを示す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記要素情報に基づいて、前記第1CADファイルとはファイル形式の異なる第2CADファイルの図面要素であって、前記第1の図面要素に対応する第2の図面要素を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記第2の図面要素の種類、値、位置、テキストの少なくとも1つが、前記取得手段で取得された前記第1の図面要素の要素情報のうち対応する情報と一致しない場合に、前記第2の図面要素に関する特定の処理を行うように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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