JP6817520B2 - プログラム、情報処理装置、及びその処理方法 - Google Patents
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Description
このような、3次元CADアプリケーションで3次元モデルを投影する技術は特許文献1に開示されている。
その他、2次元図面化(3次元データを2次元データに変換)する時に問題点として、稜線が微小線分のスプラインとなってしまい、制御点のところで加工処理が切り替わるため、加工機によってはきれいな加工とならないこともあった。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
3次元モデル表示部301は、設計物の立体形状を示す3次元モデルを表示する機能部である。
輪郭データ抽出部302は、所定方向から投影された図の輪郭データや所定の平面による断面の輪郭データを抽出する機能部である。
輪郭データ表示部303は、表示されている3次元モデルに基づき生成された、複数の線要素を含む当該3次元モデルの輪郭データを表示する機能部である。
作成部304は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310の作成実行部からの実行要求に従って、線要素を作成する機能部である。
削除部305は、NCデータ用輪郭線作成プログラム310の削除実行部からの実行要求に従って、線要素を削除する機能部である。
選択部306は、表示されている線要素の選択を受け付ける機能部である。
線要素取得部311は、線要素からスプライン種別の線要素を取得する機能部である。
また、色や線の形状を指定して、複数の他の種別の線要素をユーザが識別可能となるように作成を実行する機能部である。
この複数の他の種別の線要素は、直線種別の線要素と、円弧種別の線要素である。
決定部313は、作成部304で作成され、輪郭データ表示部303により表示された複数の線要素のいずれが選択されたかを決定する機能部である。
受付部315は、処理対象とする線要素の設定値の入力を受け付ける機能部である。
特定部316は、設定値に従って、処理対象となる線要素を特定する機能部である。
第2の削除実行部317は、特定部316で特定された線要素の削除を実行する機能部である。
第2の作成実行部318は、削除部305で削除された線要素間の端点を結ぶ線要素の作成を実行する機能部である。
点情報表示部319は、置換されるスプライン種別の線要素の線上の点の数に基づく情報を表示する機能部である。
輪郭線を構成する各要素のデータ例は、図9である。
この時、対象のスプラインの線要素は、別レイヤーに移動させ、例えば、元の線要素(スプライン)と、置換する線要素(直線と円弧)を比較可能に表示する。
少なくとも非選択の線要素を削除することで、置換する線要素が確定することになる。
以上で、本実施形態における処理を端的に示すフローチャートの説明を終了する。
図5のステップS501乃至S524の各ステップは情報処理装置101におけるCPU201の制御の下、処理が行われる。
ステップS501では、所定の3次元モデルを3次元CADアプリケーション300で開き、表示する。
ステップS502では、ユーザの操作に応じて、アドオンプログラムであるNCデータ用輪郭線作成プログラム310を起動し、以下の処理を実行する。
図9は、線要素ごとに、要素ID、種別、端点座標、長さ、ノット点、曲線上の点の傾き/直交ベクトル、曲率半径を有している。
その他、ノット点とは、スプライン内のセグメントの端点であり、スプラインを描くための点ともいう。
本実施形態では、上限値を超えない場合を想定したフローチャートとなっている。
なお、補間処理は、長い線要素を所定の位置で(例えば、曲率が大きく変わる位置)で分割して、補間処理をするような構成を含む処理としてもよい。
ステップS512では、ステップS505の処理と同様に、線要素のデータを取得する。
ステップS515では、NCデータ用輪郭線作成プログラム310は、ステップS512で取得したデータから、端点の座標を取得する。
なお、本実施形態では、スプラインの線要素を削除するように削除要求を出力してもよい。
2303Eでは、2303A〜2303Dの値を上限値とするか下限値とするかの設定が可能であり、2303Eの設定した範囲で検索される。なお、2303A〜2303Dを中心値として、近い値のものを検索する構成としてもよい。また、2303A〜2303Dに入力された値はユーザの操作により変更可能となっている。
具体的な例を用いると、選択したスプラインの長さが「5mm」、ノット点数が「15」、ノット点密度が「3」の場合、「上限」→スプラインの長さが5mm未満、ノット点数が15未満、ノット密度が3未満のスプラインが一括選択される。「下限」→スプラインの長さが15mm以上、ノット点数が15以上、ノット点密度が3以上のスプラインが一括選択される。
なお、長さ/ノット点数/ノット点密度のうち、「長さ」のみを指定条件にすることや、「長さ」と「ノット点密度」のみを条件にすることが可能であることは言うまでもない。さらに、スプラインを選択せず、「長さ」/「ノット点数」/「ノット点密度」の入力領域(コントロール)に、ユーザが直接数値入力を実施し、条件設定することも可能である。
加工に要する時間の削減する場合には、加工機での加工処理の遅延を削減することが可能な加工データ(NCデータ)の作成を容易にすることが可能となる。
101 情報処理装置
102 サーバ
103 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
Claims (9)
- 複数の線要素を含む図面を表示する情報処理装置のプログラムであって、
前記情報処理装置を、
表示される図面の線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、
前記スプライン種別の線要素の端点に基づき、当該スプライン種別の線要素の置換候補となる複数の他の種別の線要素の作成を実行する作成実行手段と、
前記作成実行手段で作成した複数の置換候補を表示するよう制御する表示制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記表示制御手段は、前記作成実行手段で作成した複数の置換候補の種別を識別可能に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
- 前記作成実行手段で作成された前記置換候補となる線要素の選択を受け付ける選択受付手段と、
前記スプライン種別の線要素を、前記選択受付手段によって選択を受け付けた線要素に、置換する置換実行手段
として更に機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。 - 処理対象とする線要素の設定値の入力を受け付ける受付手段と、
前記設定値に従って、処理対象となるスプライン種別の線要素を特定する特定手段として更に機能させ、
前記作成実行手段は、前記特定手段により特定された線要素の削除を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラム。 - 置換される前記スプライン種別の線要素に基づく情報を表示する情報表示手段として更に機能させるための請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記スプライン種別の線要素を置換した他の種別の線要素を含む線データを用いて、加工機で用いるデータを出力する出力手段
として更に機能させるための請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記他の種別の線要素は、直線種別の線要素、または、円弧種別の線要素とであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプログラム。
- 複数の線要素を含む図面を表示する情報処理装置であって、
表示される図面の線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得手段と、
前記スプライン種別の線要素の端点に基づき、当該スプライン種別の線要素の置換候補となる複数の他の種別の線要素の作成を実行する作成実行手段と、
前記作成実行手段で作成した複数の置換候補を表示するよう制御する表示制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数の線要素を含む図面を表示する情報処理装置が実行する処理方法であって、
前記情報処理装置が、表示される図面の線要素からスプライン種別の線要素を取得する線要素取得ステップと、
前記情報処理装置が、前記スプライン種別の線要素の端点に基づき、当該スプライン種別の線要素の置換候補となる複数の他の種別の線要素の作成を実行する作成実行ステップと、
前記情報処理装置が、前記作成実行ステップで作成した複数の置換候補を表示するよう制御する表示制御ステップ
とを含むことを特徴とする処理方法。
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