JP2018063699A - 人工知能及び会議ルールテンプレートを用いる電子会議の管理 - Google Patents

人工知能及び会議ルールテンプレートを用いる電子会議の管理 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子会議を管理する方法を提供する。
【解決手段】 電子会議の前、最中、及び/又は後に種々のタスクを実行するために、電会議の状況に人工知能が導入される。タスクは、議題生成、参加者選択、リアルタイム会議管理、会議内容の補強、及び会議後の処理のような、広範な種類のタスクを含み得る。人工知能は、他の電子会議に関するデータ、組織及びユーザに関するデータ、及び任意のトピックに関する他の一般的情報のような、広範な種類のデータを分析して良い。電子会議の種々の特長についての要件及び制約を指定する会議ルールテンプレートを生成し、管理し、及び実施するための能力も提供される。
【選択図】 図1A

Description

[関連出願]
本願は、米国特許出願番号第14/992,273(代理人管理番号49986−0859)、名称「Electronic Meeting Intelligence」、2016年1月11日出願、及び米国特許出願番号第14/992,278(代理人管理番号49986−0860)、名称「Electronic Meeting Intelligence」、及び米国特許出願番号第―――号(代理人管理番号49986−0889)、名称「Creating Agendas for Electronic Meetings Using Artificial Intelligence」、及び米国特許出願番号第―――号(代理人管理番号49986−0890)、名称「Selecting Meeting Participants for Electronic Meetings Using Artificial Intelligence」、及び米国特許出願番号第―――号(代理人管理番号49986−0891)、名称「Real−Time (Intra−Meeting) Processing Using Artificial Intelligence」、及び米国特許出願番号第―――号(代理人管理番号49986−0892)、名称「Post−Meeting Processing Using Artificial Intelligence」に関連する。これら全ての出願は、参照することによりそれらの全体が、本願明細書に完全に記載されるようにあらゆる目的で組み込まれる。
[技術分野]
実施形態は、コンピューティングネットワークを介して行われる電子会議に関する。
この章に記載されるアプローチは、達成しようとされた可能性のあるアプローチであるが、必ずしも従前に考案され又は達成されたアプローチではない。したがって、特に示さない限り、この章に記載されたいかなるアプローチも、それらが本章に含まれたという理由のみにより従来技術と見なされるべきではない。
会議は、標準的に、複数の人々により共有される共通目標の達成成功を調整するための効率的な手段である。しかしながら、会議は、会議自体の適切な構成を欠くと、非生産的な時間使用に発展もする。例えば、非常に多くの時間が会議出席者の少数部分に関連する特別なトピックに関連することがある。これは、残りの出席者にとって時間の浪費になる場合がある。このような環境は、議長として機能する人物の使用を通じて回避できる。しかし、個人的偏見が、議長として機能する人物の中立状態に影響を与えることがある。このような環境は、会議のための適切な準備を通じても回避できる。しかし、会議中に生じ得る全ての潜在的問題を予見することは不可能なことが多い。
会議が時間の浪費になってしまう別の状態は、会議により提供される利益を完全に収穫することに失敗することによる。例えば、会議を文字に起こすこと、追加会議をスケジューリングすること、会議参加者を分析すること、及び/又は会議中に論争になった課題を再調査することは、会議後に無視されてしまう退屈なフォローアップ作業である場合が多い。フォローアップ作業が実行されたとしても、それらを実行するプロセスは遅く法外な費用がかかる場合がある。
したがって、前述の欠点を有しないアプローチを用いて、会議に関連する管理義務を果たすことは望ましく有利である。
装置は、1又は複数のプロセッサと、命令を格納する1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体とを有し、前記命令は、前記1又は複数のプロセッサにより処理されると、前記装置上で実行する電子会議プロセスに、ユーザが電子会議のために特定会議ルールテンプレートを指定できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを生成させる。前記特定会議ルールテンプレートは、前記電子会議に適用されるべき複数のルールを指定する。前記装置上で実行する前記電子会議プロセスは、前記電子会議に関して前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記複数のルールを実施する。前記複数のルールは、電子会議の前、最中、及び/又は後に、前記電子会議の任意の側面に適用されるべき1又は複数の要件又は制約を指定して良い。本アプローチは、1又は複数のプロセッサにより実行されると機能を実行させる命令を格納する1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体により実施されても良い。本アプローチは、1又は複数のコンピュータにより実施される方法により実施されても良い。
以下の図面がある。
実施形態が実施され得る例示的なコンピュータアーキテクチャを示す。 実施形態が実施され得る例示的なコンピュータアーキテクチャを示す。 実施形態が実施され得る例示的なコンピュータアーキテクチャを示す。 ノードにおいて電子会議アプリケーションにより表示される例示的な電子会議画面を示す。 ユーザが図2Aの選択肢から「会議ルールテンプレート」を選択することに応答して表示される例示的な会議ルールテンプレート画面を示す。 図2Bの会議ルールテンプレート画面からユーザにより選択された「役員会」会議ルールテンプレートの内容を表示する会議ルールテンプレート画面を示す。 ユーザが図2Aの選択肢から「電子会議」選択肢を選択することに応答して電子会議アプリケーションにより表示される電子会議画面を示す。 ユーザが会議制御から制御を選択することに応答して電子会議アプリケーションにより表示される電子会議管理画面を示す。 ユーザが既存の会議選択肢に表示されるPluto Projectのコードレビュー会議について「閲覧」選択肢を選択することに応答して表示される閲覧電子会議画面を示す。 本例では不明な会議オーナである、不明な会議情報についての提案を提供するポップアップウインドウを有する電子会議管理画面を示す。 ユーザが電子会議管理画面から会議議題制御を選択することに応答して生成される議題生成画面を示す。 図2Hに示す提案議題項目の各々のカテゴリについて提案議題項目を示す。 ユーザが電子会議管理画面から会議参加者制御を選択することに応答して生成される参加者選択画面を示す。 ユーザが自然言語クエリを入力できるようにする電子会議画面のクエリウインドウを介する自然言語クエリを示す。 介入データを生成する構成を示すブロック図である。 会議インテリジェンス装置が、1又は複数の対応する議題トピックを決定するために第1会議コンテンツデータを処理する会話又は文字認識ロジックを含む、構成を示すブロック図である。 進行中の議論に関する感情分析を実行する構成を示すブロック図である。 自然言語クエリを用いて要求された情報を検索する構成を示すブロック図である。 参加者IDデータにより会議コンテンツを補足する構成を示すブロック図である。 レポートを生成する構成を示すブロック図である。 参加者IDデータを含む会議コンテンツメタデータを生成する構成を示すブロック図である。 第1会議コンテンツデータの中で検出された感情を含む会議コンテンツメタデータを生成する構成を示すブロック図である。 キーとなる、つまり重要な会議ポイントを識別するためのラベルを含む会議コンテンツメタデータを生成する構成を示すブロック図である。 複数の電子会議の会議結果データへのアクセスを提供する例示的な会議報告画面を示す。 Comet Design Review Meetingの例示的な会議結果画面を示す。 例示的な参加者分析報告を示す。 介入データを生成するアプローチを示すフロー図である。 レポートを生成するアプローチを示すフロー図である。 実施形態が実施され得る例示的なコンピュータシステムを示す。 各々の図は明確な例を示す目的で特定の実施形態を示すが、他の実施形態は、図に示す要素のうちの任意のものを省略し、それらに追加し、並べ替え、及び/又は変更して良い。明確な例を示す目的で、1又は複数の図は1又は複数の他の図を参照して示される場合がある。しかし、1又は複数の他の図に示される特定の構成は他の実施形態では必要ない。
以下の説明では、説明を目的として、本開示の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの詳細事項が説明される。しかしながら、本開示はこれらの詳細事項なしに実施できることが明らかである。他の例では、良く知られた構造及び装置が、本開示を不必要に不明瞭にしないために、ブロック図で示される。「第1」及び「第2」のような修飾語は、要素を区別するために使用される場合がある。しかし、これらの修飾語は、必ずしも、任意の特定の順序を示さない。
I.概要
II.アーキテクチャ
A.会議インテリジェンス装置
B.ネットワークインフラストラクチャ
C.参加者ノード
III.会議ルールテンプレート
IV.電子会議
A.会議生成
B.議題生成
C.会議参加者選択
i.提案会議参加者
ii.主題の専門家(Subject Matter Expert:SME)
iii.会議ルールテンプレート
iv.関連性スコア
v.追加情報
V.リアルタイム処理
A.会議管理
i.議題管理
ii.合意点、アクション項目、及び新しい会議要求
iii.感情分析
B.情報検索
C.会議コンテンツ補足
D.会議コンテンツメタデータ生成
VI.会議後処理
A.会議コンテンツ分析
B.会議結果
C.参加者分析
D.アクション項目管理
VII.処理概要
A.介入データの生成
B.レポートの生成
VIII.実施例。
<I. 概要>
電子会議の前、最中、及び/又は後に種々のタスクを実行するために、電会議の状況に人工知能が導入される。タスクは、議題生成、参加者選択、リアルタイム会議管理、会議内容の補強、及び会議後の処理のような、広範な種類のタスクを含み得る。人工知能は、他の電子会議に関するデータ、組織及びユーザに関するデータ、及び任意のトピックに関する他の一般的情報のような、広範な種類のデータを分析して良い。電子会議の種々の特長についての要件及び制約を指定する会議ルールテンプレートを生成し、管理し、及び実施するための能力も提供される。本願明細書に記載のアプローチは、電子会議の効率を向上し、電子会議ルール及びポリシを実施し、より迅速な決定を可能にし、電子会議の有用性のより高い信頼性を提供する。
<II.アーキテクチャ>
図1A〜Cは、実施形態が実施され得る例示的なコンピュータアーキテクチャを示す。図1A〜Cは、電子会議をサポートする構成100の種々の例を含む。構成100は、ネットワークインフラストラクチャ106を介して通信可能に結合される会議インテリジェンス装置102及び1又は複数のノード104A〜Nを有する。ノード104A〜Nは、本願明細書では「参加者」としても参照される複数の電子会議参加者108A〜Nに関連付けられる。図1Aに示す幾つかの要素は、説明の目的で他の図には示されない。しかし、これらの要素は、他の図の要素に含まれて良い。
構成100によりサポートされる電子会議は、任意のコンピューティングプラットフォームを用いて任意の形式で実施される任意の種類の電子会議であって良い。電子会議の例は、限定ではなく、音声会議セッション、ビデオ会議セッション、デスクトップ共有セッション、これらの任意の組合せ、及び/又はネットワークインフラストラクチャ106と少なくとも1つのノード104Aとの間のデータ共有に関連する任意の他の電子会議を含む。参加者108A〜Nは、物理的に離れた場所又は同じ物理的場所にある同一位置に置かれて良い。例えば、図1A〜Bは、参加者108A〜Nが異なる物理的場所に位置するがネットワークインフラストラクチャ106を介して電子会議に参加している構成100を示す。図1Cは、参加者108A〜Nが物理的に互いに近くに位置し、彼らがネットワークインフラストラクチャ106無しに互いに意思疎通できる構成100を示す。しかしながら、ネットワークインフラストラクチャ106は、参加者108A〜Nが、ノード104Aから入力データを受信し及び/又はそれらへ出力データを送信するデータ会議インテリジェンス装置102と相互作用することを可能にできる。実施形態は、何人かの参加者108A〜Nが物理的に離れた場所に存在し、何人かが同一の物理的場所に同一位置に配置される電子会議にも適用される。
一実施形態では、構成100は、コンピュータのネットワークを含む。「コンピュータ」は、1又は複数の物理的コンピュータ、仮想コンピュータ、及び/又はコンピューティング装置であって良い。コンピュータは、クライアント及び/又はサーバであって良い。本願明細書における「コンピュータ」への言及は、特に明示的に断りのない限り、1又は複数のコンピュータを意味することがある。任意の図に示す又は本願明細書に記載の論理的及び/又は機能的ユニットの各々は、図10に関連して本願明細書に更に記載される技術のうちの任意のものを用いて実装されて良い。
[A.会議インテリジェンス装置]
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、人工知能を有し構成される1又は複数のコンピューティング装置により実施される。1又は複数のコンピューティング装置は、電子会議に人工知能を提供することに特化した特定目的コンピューティング装置、又は電子会議に人工知能を提供する人工知能サービス110(図1A)のような1又は複数の人工知能サービスを実行する汎用コンピューティング装置であって良い。したがって、会議インテリジェンス装置102は、コンピュータハードウェア、コンピュータソフトウェア、及び/又はコンピュータファームウェアの任意の組合せを用いて実施されて良い。人工知能サービス110の例は、限定ではなく、IBM Watson及び他の質問応答(QA)システム/サービスを含む。会議インテリジェンス装置102は、常に利用可能であって良く(例えば、連続実行プロセスを含む)、又はオンデマンドで利用可能であって良い(例えば、必要なときに起動される)。会議インテリジェンス装置102は、複数のコンピューティング装置に渡り複製されて良い。したがって、任意の時点で、少なくとも1つのコンピューティング装置が会議インテリジェンスサービスを提供できる。
会議インテリジェンス装置102は、電子会議の参加者に関連付けられるノードであるかのように、会議コンテンツデータにアクセスできる。したがって、会議インテリジェンス装置102は、電子会議に関与する1又は複数のノード104A〜Nのうちの任意のものから送信される任意の会議コンテンツデータにアクセスできる。例えば、会議インテリジェンス装置102は、電子会議の間、全てのデータ送信を監視し、収集し、及び/又は分析できる。会議インテリジェンス装置102は、会話又は文字認識、音声又は顔識別、感情分析、オブジェクト検出、ジェスチャ分析、赤外線画像、等のような多数のツールのうちの任意のものを用いて、会議コンテンツデータを分析して良い。会議コンテンツデータの分析に基づき、及び/又は例えば電子会議アプリケーションからの要求に応答して、会議インテリジェンス装置102は、単独で又は1又は複数の電子会議アプリケーションと連携して、電子会議の生成、翻訳の提供、情報要求に対する応答、提案議題項目及び提案会議参加者の決定、電子会議のフロー管理、議題項目の処理、アクション項目の生成、等のような電子会議に関する種々のリアルタイム処理、並びに、レポートの生成等のような種々の会議後処理のような電子会議に関する1又は複数の作業の実行、多数の自動タスクのうちの任意のものを実行する。
会議インテリジェンス装置102は、ネットワークインフラストラクチャ106に対して多数の異なる位置に配置されて良い。図1A及び1Cを参照すると、会議インテリジェンス装置102は、ネットワークインフラストラクチャ106の外部に配置される。図1Bを参照すると、会議インテリジェンス装置102は、ネットワークインフラストラクチャ106の少なくとも一部と同一場所にある。人工知能サービス110は、人工知能サービス110により提供される機能にアクセスするために電子会議アプリケーションにより使用され得る1又は複数のアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有して良い。
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、会議データレポジトリ(図示しない)に通信可能に結合される。会議データレポジトリは、会議インテリジェンス装置102の一部であって良く、又は会議インテリジェンス装置102から離れて配置されて良い。会議データレポジトリは、データベース、データ構造、構成ファイル、及び/又は1又は複数の電子会議に関連するデータを格納する任意の他のシステムであって良い。会議インテリジェンス装置102と同様に、会議データレポジトリは、ネットワークインフラストラクチャ106に対して異なる場所に、例えばネットワークインフラストラクチャ106の内部又は外部にある1又は複数のコンピューティング装置に配置されて良い。会議データレポジトリは、任意の数の電子会議に関連するデータを格納し、過去の電子会議、現在の電子会議、及び将来の電子会議のデータを有して良い。前の、現在の、及び将来の電子会議のデータの例は、限定ではなく、議題、会議参加者情報、会議招待情報、。会議トランスクリプト、議事及びノート、アクション項目、等、並びに、前述の種類のデータのうちの任意のものの分析結果を含む結果データを有する。会議データは、会議インテリジェンス装置102、ノード104A〜N、又はそれらの両者により収集され格納されて良い。これは、会議インテリジェンス装置102が会議関連データの司書のサービス、並びに本願明細書に記載の他の機能を提供することを可能にする。電子会議データは、他のプロセスのような他のエンティティにより生成され、格納され、管理されても良い。
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、ウェブサイト、World Wide Webを介して利用可能な他のデータ、Salesforce、oracle、SAP、Workday、又は会議インテリジェンス装置102を管理するエンティティ以外の任意のエンティティにより管理されるデータベースのような多数の外部データソース(図示しない)のうちの任意のものに通信可能に結合される。会議インテリジェンス装置102は、ネットワークインフラストラクチャ106を介して外部データソースに通信可能に結合されて良い。外部データソースは、会議インテリジェンス装置102に会議に関連する又は他の種々のデータへのアクセスを提供して良い。
[B.ネットワークインフラストラクチャ]
ネットワークインフラストラクチャ106は、LAN(local area network)、WAN(wide area network)、インターネット、等のような任意の数の及び種類の有線又は無線ネットワークを有して良い。ネットワークインフラストラクチャ106は、1又は複数のサーバコンピュータ、負荷平衡コンピュータ、クラウドに基づくコンピュータ、データセンタ、ストレージ装置、及び/又は任意の他の特定目的コンピュータ装置のような1又は複数のコンピューティング装置も有して良い。例えば、ネットワークインフラストラクチャ106は、Ricoh Company Ltd.のUnified Communication System(UCS) Service Platform、及び/又は電子会議を管理する他のコンピュータを有して良い。
[C.参加者ノード]
1又は複数のノード104A〜Nのうちの各ノードは、1又は複数の参加者108A〜Nに関連付けられる。各参加者は、電子会議に参加する人物である。各ノードは、ネットワークインフラストラクチャ106と少なくとも一人の参加者との間のデータ送信を処理する。複数のノード104A〜Nは、多数の異なる構成のうちの任意のものを用いて互いに通信可能に結合されて良い。例えば、複数のノードは、中央サーバを介して又はピアツーピアネットワークを介して互いに通信可能に結合されて良い。
一実施形態では、ノードは、電子会議アプリケーション112を実行するコンピューティング装置を有する。本願明細書で使用されるとき、用語「アプリケーション」は、任意の種類のプロセスを表す。ノードは、Ricoh UCS P3500のような特定目的コンピューティング、又はRicoh UCS Appのような特定目的アプリケーションを実行する汎用コンピュータを有して良い。ノードは、カメラ、マイクロフォン、及び電子ホワイトボードのような多数の入力/出力機構のうちの任意のものも有して良い。例えば、ノードは、GPS能力、カメラ、マイクロフォン、加速度計、タッチスクリーン、等を備えるスマートフォンを有して良い。ノードの例示的な実装は、限定ではなく、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ワークステーション、タブレットコンピューティング装置、パーソナルデジタルアシスタント、対話型ホワイトボード(IWB)機器、移動電話機、又は他のモバイルコンピューティング装置を有する。入力/出力機構は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)のような参加者インタフェースを有して良い。電子会議アプリケーションは、電子会議をサポートするデータを生成し管理して良く、データは、特定の実装に依存して、ノード104A〜Nにローカルに又はリモートに格納されて良い。電子会議アプリケーション112は、対応するノードが電子会議に参加することを許可する1又は複数のプロセスにより実施される。電子会議アプリケーション112は、電子会議に参加するために、他のコンピューティング装置と、及び/又は1又は複数の電子会議マネジャ若しくはサーバ上の1又は複数の他の電子会議アプリケーションと相互作用するよう構成される。電子会議アプリケーション112は、以下に更に詳述するように、電子会議の種々の側面に人工知能を組み込むために、人工知能サービス110により提供される1又は複数のAPIを介して、人工知能サービス110により提供される機能にアクセスするよう更に構成される。
<III.会議ルールテンプレート>
一実施形態によると、電子会議の会議ルールテンプレートを生成し及び管理するための機能が提供される。会議ルールテンプレートは、電子会議の任意の側面に、つまり電子会議の前、最中、及び後に適用されるべきルールセットを指定する。本願明細書で用いられるとき、用語「ルール」は、要件及び/又は制約を表す。例えば、会議ルールテンプレートは、議題に含まれる必要のある項目、電子会議の中で必要とされる意志決定者が指名されなければならない参加者、電子会議がどのように行われるかという、例えば時間制限等による1又は複数の側面、電子会議を支配する手続的ルール、会議結果に含まれるべき項目、を定めて良い。会議ルールテンプレートは、データストリーム、電子文書、等のような電子会議のデータ入力も指定して良い。会議ルールテンプレート機能は、例えばノード104A〜N上で実行する電子会議アプリケーションにより実施されて良い。
会議ルールは、組織により、例えば付随定款により、又は政府の、司法の若しくは法執行エンティティのような組織外部のエンティティにより、指定されて良い。1つの非限定的な例は、投票目的で定足数を満たすために少なくとも指定数の参加者が電子会議に出席することを要求する組織的ルール又は定款である。参加者は、正会員、役員、投票会員、等を有して良い。別の例は、特定議題項目の議論のための時間制約(最小値又は最大値)である。更に別の例は、議事録のような電子会議のための文書が、開始時間と終了時間、出席した役員の名前、アクション項目についての決定、等のような指定情報を含むことという要件である。要件及び制約は、特定の会議手順が電子会議を行うために使用されることも指定して良い。会議手順の1つの非限定的な例は、ロバート議事規則である。
以下に更に詳述されるように、一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、ユーザが電子会議のための1又は複数の会議ルールテンプレートを指定することを可能にする。電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、電子会議の前、最中、後に指定された会議ルールテンプレートにより指定されるルールを実施する。これは、例えば、電子会議の議題が必要な項目を含むこと、必要な参加者が電子会議に含まれること、必要なデータ入力が提供されること、電子会議が要件及び制約に従い行われること、及び会議結果が会議ルールテンプレートにより指定された要件及び制約を満たすこと、を保証することを含んで良い。
図2Aは、ノードにおいて電子会議アプリケーションにより表示される例示的な電子会議画面200を示す。電子会議画面200は、会議ルールテンプレート、電子会議、会議レポート及びアクション項目にアクセスするための制御202を含む。電子会議画面200は、電子会議アプリケーションがノード104A〜Nにおいて呼び出された後に表示される初期会議画面を表し得る。
図2Bは、ユーザが図2Aの制御202から「会議ルールテンプレート」を選択することに応答して表示される例示的な会議ルールテンプレート画面204を示す。会議ルールテンプレート画面204は、ユーザが、既存の会議ルールテンプレートを閲覧し、編集し、及び削除すること、並びに新しい会議ルールテンプレートを生成することを可能にする。会議ルールテンプレート画面204は、ビジネス組織内の部署により、及びトピックにより表示される既存の会議ルールテンプレートを示す。図2Bに示す例では、部署は、法務、技術、ソフトウェア品質保証(SQA)、財務、及び管理を含み、各部署について1又は複数の識別される会議ルールテンプレートを有する。図2Bに含まれる特定の部署は、説明目的で提供されるものであり、会議ルールテンプレートの編成は、特定の実装に依存して変化して良い。例えば、会議ルールテンプレートは、任意の種類の論理エンティティにより編成され表示されて良い。
図2Bに示す例では、ユーザは、既存の会議ルールテンプレートを選択し、次に制御206からそれぞれ「編集」制御又は「削除」制御を選択することにより、選択した会議ルールテンプレートを編集又は削除して良い。一実施形態によると、どのユーザが会議ルールテンプレートを編集し又は削除する権限を有するかを制御するために、許可が使用されて良い。例えば、許可データは、会議ルールテンプレートについて維持されて良い。ここで、許可データは、特定の会議ルールテンプレートを編集し及び削除する権限のあるユーザを指定する。これは、機密情報を含み得る「役員会」会議ルールテンプレートのような会議ルールテンプレートについて有用であり得る。ユーザは、制御206から「新規」制御を選択することにより、新しい会議ルールテンプレートを生成することもできる。一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、新しい会議ルールテンプレートを生成するためにユーザにステップ毎の支援を提供するウィザードを有して良い。これは、例えば、ユーザが個々のルールを選択し及び選択解除すること、並びにカスタムルールを追加することを可能にする制御を有する共通しようルールを提供することを含んで良い。「戻る」制御は、ユーザが図2Bの電子会議画面200に戻ることを可能にする。ユーザが例えばキーボードにより既存のルールテンプレートを検索することを可能にするために、検索ツール208も設けられる。
図2Cは、図2Bの会議ルールテンプレート画面204からユーザにより選択された「管理」部署の「役員会」会議ルールテンプレートを表示する会議ルールテンプレート画面204を示す。役員会会議ルールテンプレートは、役員会会議の前、最中、後に満たされなければならないルールを指定する。これらのルールは、役員会会議が最大10人の会議参加者を有して良いこと、最小4人の役員が必要であること、指名意志決定者が必要であること、財務レビューを含む特定議題項目が必要であること、短期戦略計画、及び長期戦略計画、並びに最大15分の時間が各議題項目に費やされて良いこと、を指定する。ルールは、役員会会議がロバート会議規則に従い行われなければならないこと、会議の開始時間と終了時間、出席した役員のリスト、及び全ての動議に対する投票結果を含む議事録が生成されなければならないことも指定する。ルールは、さらに、役員会会議がデータ入力としてQ4財務及び売上予測報告を含まなければならないことを指定する。特定のデータ入力は、特定の会議の要件に依存して変化して良い。
図2Cに示される会議ルールは、説明目的で提供されるものであり、会議ルールは特定の実装に依存して変化して良い。制御210は、ユーザが、ルールを追加し、編集し、若しくは削除し、ルールを保存し、又は「戻る」選択肢を選択することにより図2Bの会議ルールテンプレートに戻ることを可能にする。
会議ルールは、ユーザにより、例えば管理者又はエンドユーザにより、手動で生成されて良い。一実施形態によると、会議ルールは、会議インテリジェンス装置102の支援により生成されて良い。例えば、制御210からの「追加」制御により新しいルールを生成するとき、会議ルールテンプレート204は、ユーザが会議ルールを定める際に関心のある特定種類の会議についてユーザが検索用語を入力できるようにする選択肢を提供して良い。会議インテリジェンス装置102は、クエリ用語を処理し、特定種類の会議に適し得る例示的な会議ルールを含む結果を提示する。例示的な会議ルールは、例えば、業界固有の慣習又は「成功事例」に基づき得られて良い。例えば、特定種類の技術会議のために広く受け入れられる「成功事例」は、少人数参加者、例えば5人未満、及び全ての会議参加者からの入力が必要であること、を含み得る。
<IV.電子会議>
一実施形態によると、ノード104A〜Nにおいて実行する電子会議アプリケーションは、ユーザが電子会議を管理できるようにする機能を含む。図2Dは、ユーザが図2Aの制御202から「電子会議」選択肢を選択することに応答して電子会議アプリケーションにより表示される電子会議画面212を示す。電子会議画面212は、コンピューティング装置上で処理されると電子会議画面212をコンピューティング装置上で表示させる例えば1又は複数のWebページにより実装されて良い。
電子会議画面212は、現在電子会議のコンテンツ214を含むコンテンツウインドウ213を有する。現在電子会議は、ビデオ会議セッション、デスクトップ共有セッション、メッセージングセッション、音声会議セッション、等を表して良い。電子会議画面212は、現在会議の参加者を特定する参加者ウインドウ216、及び現在電子会議の議題を表示する議題ウインドウ218も有する。議題ウインドウ218は、現在議題項目を識別する視覚的指示子220、及び現在議題項目の残り時間を示すタイマを有する。会議インテリジェンス装置102を用いる議題項目の管理は、以下に更に詳述される。電子会議画面212は、現在電子会議に関する種々の機能へのアクセスを提供する会議制御222も有する。以下に更に詳述するように、これは、電子会議管理、コンテンツ、議題、及び参加者に関連する機能を含む。メッセージウインドウ224は、以下に更に詳述する、会議インテリジェンス装置の支援により生成されるメッセージを提供する。電子会議画面212は、特定実装に依存して追加要素又はより少ない要素を有して良い。また、実施形態は図2Dに示した例に限定されない。
図2Eは、ユーザが会議制御222から制御を選択することに応答して電子会議アプリケーションにより表示される電子会議管理画面230を示す。電子会議管理画面230は、情報を表示し及び既存電子会議を閲覧し参加するための制御を提供する既存会議部分232と、ユーザが新しい電子会議を生成できるようにする制御を含む新規会議部分234と、を含む。一実施形態によると、ユーザが電子会議を閲覧し及び/又は参加する能力を制御するために、許可が使用されて良い。許可は、特定の実施形態に依存して変化して良い広範な種類の方法で実施されて良い。例えば、ユーザが既存会議部分232により特定の電子会議をについて「参加」選択肢を選択することに応答して、特定電子会議に参加するための要求が生成され、電子会議の主催者に送信されて良い。会議主催者が要求を許諾することに応答して、ユーザは、彼らの要求が許可されたこと及びユーザが特定の電子会議に参加することを許可されたことを通知されて良い。代替として、この処理は、ユーザの許可に基づき自動化されて良い。例えば、特定会議に参加することを要求しているユーザがの許可は、特定の電子会議について指定される許可と比較され、ユーザが必要な許可を有する場合に、ユーザは特定の電子会議への参加を許可される。前述の例における許可の使用は、機密又は秘密情報を含み得る電子会議へのアクセスを制御するために有用である。電子会議管理画面230は、電子会議画面200に戻るための「戻る」制御を有する。
図2Eに示す例では、既存会議部分232は、任意の電子会議のを閲覧し又は参加するための対応する制御を有する、Pluto Project、法務部、財務部、及び管理を含むビジネス組織の中の論理エンティティの既存電子会議を示す。実施形態は、これらの例示的な論理エンティティに限定されず、任意の種類の論理エンティティが使用されて良い。ユーザは、特定の既存電子会議の情報を閲覧するために、閲覧制御を選択して良い。
図2Fは、ユーザが既存の会議選択肢232に表示されるPluto Projectのコードレビュー会議について「閲覧」選択肢を選択することに応答して表示される閲覧電子会議画面240を示す。図2Fに示す例では、閲覧電子会議画面240は、日付、時間、期間、場所、及び出席者を含む、Pluto Projectのコードレビュー会議についての情報242を表示する。情報242は、電子会議ルール244及び議題246も有する。以下により詳細に記載するように、電子会議ルール244及び議題246は、会議インテリジェンス装置102により提供される人工知能の支援により生成されて良い。図2Fに示す例では、電子会議ルール244は、特定会議ルールテンプレート、つまり図2Bに示される技術−コードレビュー会議ルールテンプレートにより定められる。この会議ルールテンプレートは、10人の最大参加者数、会議が指名意志決定者を含まなければならないこと、最大20分が各トピックに費やされて良いこと、及び議事録が必要ないことを指定する。
議題246は、電子会議中に解決されるべきトピックを指定し、衛星リンクの改訂ダイナミックリンクライブラリ(DLL)、直接メモリアクセス(DMA)ボードのためのドライバコード、マイルストーン状態レビュー、真空室内のハードウェア(H/W)によるソフトウェアテスト、ソフトウェアテストスケジュール、及びソフトウェア統合計画を含む。Pluto Projectのコードレビュー会議のオーナ又はホストのような必要な許可を有するユーザは、電子会議の情報242を編集できる。例えば、ユーザは、「期間」属性を選択し、値を1時間から45分に変更して良い。情報242は、ユーザが電子会議に参加できるようにする制御も含む。閲覧電子会議画面240から又は電子会議管理画面230(図2E)から「参加」選択肢を選択することは、ユーザが会議に参加するための要求を、処理のために会議オーナへ送信させる。
[A.会議生成]
電子会議は、ユーザにより手動で生成されて良く、又は会議インテリジェンス装置102により提供される人工知能の支援により生成されて良い。図2Eに戻ると、新規会議部分234は、ユーザが新しい会議について会議名、会議オーナ、会議主題、及び会議種類を指定することを可能にする制御を含む。制御は、ユーザが新しい電子会議のために1又は複数の会議ルールテンプレート、日付、時間、及び場所を選択することも可能にする。場所は、電子会議オーナ又はホストのコンピューティング装置の物理的な場所に対応して良い。単一の会議ルールテンプレートが説明のために図2Eに示されるが、電子会議は、任意の数の対応する会議ルールテンプレートを有して良い。実施形態は、図2Eに示される情報に限定されず、特定の実装に依存して、新規会議部分234は、ユーザが新規会議のために他の情報を指定することを可能にして良い。
一実施形態によると、新規会議についての不明情報は、種々のデータの分析に基づき、会議インテリジェンス装置102により提供されて良い。図2Eに示す例では、会議オーナは指定されなかった。会議インテリジェンス装置102は、第1回コードレビュー会議のようなPluto Projectの過去の会議の分析に基づき、Bobを決定して良い。Hは第2回コードレビュー会議の会議オーナとして良好な候補者であり、会議オーナフィールドは自動的にBob Hを投入されて良い。同じプロジェクトの他の種類の会議、他のプロジェクトのコードレビュー会議、プロジェクトメンバの任命された職責、等のような他の情報が、決定を行う際に考慮されて良い。
新規会議の会議情報は、ノード104A〜N上で実行する電子会議アプリケーションに提供され又は示され、新規会議情報に自動的に含まれて良い。不明情報は、例えば強調表示、着色、特別効果、等により情報が自動的に提供されたことを視覚的に示す方法で提示されて良い。そして、ユーザは、自動的に提供された不明情報を受諾し、拒否し、又は編集する機会を与えられて良い。会議インテリジェンス装置102は、不明情報のために複数の候補も提供して良い。
先の例では、会議インテリジェンス装置102は、Bob.H及び別の人物であるSusan G.の両者が第2回コードレビュー会議の会議オーナとして良好な候補者であることを決定して良い。2人の候補者は、会議オーナの指定のための提案として提示されて良い。そして、選択肢のうちの一方、両方を選択し、又は両方とも選択しない機会を与えられたユーザは、電子会議アプリケーションが複数の会議オーナを許容しない限り、その場合Bob.H及びSusan G.のうちの一人のみが会議オーナとして選択されて良い。提案は、信頼性スコアに基づきランク付けされた順序で提示されて良い。各選択肢の信頼性スコアは、ユーザが選択を行うための追加情報を提供するために表示されて良い。
図2Gは、本例では不明な会議オーナである、不明な会議情報についての提案を提供するポップアップウインドウ239を有する電子会議管理画面230を示す。本例では、新規会議の生成者は会議オーナを指定しなかったと仮定する。会議オーナの提案は、会議インテリジェンス装置102と関連して電子会議アプリケーションにより決定される。本例では、提案された会議オーナであるBob.H及びSusan G.は、ポップアップウインドウ239に表示される。そして、新規電子会議の情報を保存する又は情報を取り消して保存しないための制御と共に、提案された会議オーナの一方又は両方を許諾する又は拒否するための制御が提供される。会議インテリジェンス装置102により生成される信頼性スコアは、任意的に、各々の提案について表示される。信頼性スコアは、対応する提案がユーザにより選択される可能性を表す。
追加情報は、任意的に、提案と共に提供されて、ユーザが提案された会議オーナの一方、両方を選択すること又は両方とも選択しないことを支援する。追加情報は、会議インテリジェンス装置102が提案を行う際に考慮した情報、又は提案された不明情報、つまり本例では不明な会議オーナを検討する際にユーザの役に立つ可能性があると考えられる他の情報であって良い。図2Gに示すように、Bob.Hの追加情報は、Bob.HがPluto Projectの過去のコードレビュー会議のオーナであったことを示し、彼を会議オーナの候補にしている。Susan G.は、Pluto Projectチームのメンバであり、他のプロジェクトのコードレビュー会議のオーナであった。これらの組合せが、Susan G.をPluto Projectの第2回コードレビュー会議の会議オーナの候補にしている。本例は、認知コンピューティングが新規電子会議の不明情報のために提案を提供する際にどれほど役立つかを説明する。このアプローチは、特定の実装に依存して任意の不明情報に適用されて良い。
電子会議は、会議インテリジェンス装置102と関連してノード上で実行する電子会議アプリケーションにより電子会議中に自動的に生成されても良い。一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、電子会議中に、新規会議が生成されるべきであることを示す1又は複数のキューを検出する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータの中で、新規会議を生成するための、会議参加者からの自然言語要求のような明示的コマンドを検出して良い。会議インテリジェンス装置102は、特定のコマンド及びフォーマット、例えば「SystemOne:create new meeting」を認識するよう構成されて良い。
会議インテリジェンス装置102は、黙示的コマンドに基づき新規会議を生成するよう構成されても良い。黙示的コマンド又は要求は、発言が新規会議に対する明示的に指定されたコマンド又は要求を含まなくても新規会議に対する要望を示す、電子会議中に生成された発言である。例えば、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータの中で、別の会議が特定トピックを議論するのに役立つ場合があることを示す会話の部分として生成された発言を検出して良い。このような命令文の例は、「別の会議でそれを議論するのが良いだろう」及び「これを更に議論するために別の会議を設定しよう」を含む。これらの発言は、新規電子会議に対する黙示的要求を表すとして特徴付けられる。会議インテリジェンス装置102により提供される認知コンピューティング機能は、新規電子会議に対する黙示的コマンド又は要求が電子会議中に生成されたか否かを決定するために、電子会議中に行われた発言を分析するために使用されて良い。会議インテリジェンス装置102は、次に、以下に更に詳述するように、電子会議アプリケーションに、新規電子会議が生成されるべきであることを通知して良い。
会議インテリジェンス装置102は、特定の状況で新規会議が適切である又は有用であり得ることを示す現在電子会議の発言分析に基づき、新規電子会議を生成するよう更に構成されて良い。例えば、現在電子会議の感情分析は、重要な意見の相違及び/又は対立が会議の参加者間に存在することを示して良い。感情分析は、声のトーン、声の音量、会話の速度、会話の中の休止の欠如、不敬、ブツブツ、呼気等のような音のような、電子会議中の会話の中で生じる種々のキューを使用して良い。感情分析の使用は、以後、より詳細に記載される。
明示的コマンド、黙示的コマンド、又は感情分析に基づき、新規会議が適切であると決定することに応答して、会議インテリジェンス装置102は、新規会議を要求するよう、又は電子会議アプリケーションに提供される会議コンテンツデータ若しくは会議メタデータに命令若しくは要求を含むよう、電子会議アプリケーションに直接指示して良い。命令又は要求を受信することに応答して、電子会議アプリケーションは、新規会議要求を示す視覚的及び/又は聴覚的通知を提供して良い。電子会議アプリケーションは、現在電子会議の中の情報から決定される新規電子会議の情報を表示して良い。例えば、電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、現在電子会議の中の情報に基づき、新規電子会議の情報を決定して良い。例えば、「私達は今度の火曜に別の会議を行うべきだ」という発言が現在電子会議中に行われて良く、提案された日時が新規電子会議の情報と共に含まれて良い。電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、新規電子会議に関する追加情報、例えば新規電子会議について不明であると考えられる情報をユーザに問い合わせて良い。
[B.議題生成]
電子会議議題は、ユーザにより手動で生成されて良く、会議インテリジェンス装置102により提供される人工知能の支援により生成されて良い。一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、電子会議議題に含まれるべき提案項目を提供することにより、電子会議議題の生成に参加する。電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102が電子会議の提案議題項目を提供することを要求して良い。提案議題項目の要求は、新規電子会議の複数の属性を指定するデータを有して良い。例えば、提案議題項目の要求は、電子会議管理画面230の新規会議部分234の中のユーザにより指定されるデータのうちの任意のものを有して良い。この要求に応答して、会議インテリジェンス装置102は、種々の情報を分析し、電子会議アプリケーションに提案議題項目を提供する。電子会議アプリケーションは、ユーザに提案項目を表示し、ユーザが電子会議議題に含まれるべき提案項目を選択できるようにする。
図2Eに戻ると、新規会議部分234は、ユーザが新規電子会議を生成できるようにする議題制御236を有する。図2Hは、ユーザが電子会議管理画面230から会議議題制御236を選択することに応答して生成される議題生成画面250を示す。例えば、ユーザが電子会議管理画面230から議題制御236を選択することに応答して、電子会議アプリケーションは、議題生成画面250を生成させ表示させて良い。
議題生成画面250は、本例ではPluto Projectの第2回コードレビュー会議である、新規電子会議の議題情報252を含む。議題情報252は、ユーザにより手動で指定されて良い、ユーザ指定議題項目254を有する。ユーザ指定議題項目254は、例えば、ユーザが新規電子会議の議題に含まれるべきであると望む議題項目のリストとして指定されて良い。図2Hに示す例では、ユーザ指定議題項目254は、3個の議題項目を含む。つまり、ベンダからの追加ソフトウェア要件、グラフィカルユーザインタフェース更新、及びソフトウェア統合計画である。これらの議題項目は、ユーザが議題項目をユーザ指定議題項目254に入力することにより、又は他のアプリケーションから情報をコピーしペーストすることにより、指定されて良い。ユーザ指定議題項目254は、追加され、編集され、及び削除され、並びに保存制御258の選択により変更を保存して良い。
議題情報252は、会議インテリジェンス装置102の支援により生成される提案議題項目256も含む。提案議題項目256は、議題生成画面250が表示されるとき、ユーザが議題制御236を選択することに応答して、自動的に生成され表示されて良い。代替で、議題生成画面250は、提案議題項目256の生成及び表示を要求する制御を有して良い。ユーザは、例えばマウスのような選択装置を使用することにより、議題生成画面250の各々の対応する領域を選択することにより、ユーザ指定議題項目254と提案議題項目256との間で切り替えて良い。
提案議題項目256は、特定新規電子会議に関連し及びそのために適切であると決定される議論トピックである。トピックは、議論のためにスケジューリングされた又は他の電子会議の中で実際に議論されたトピックであって良く、或いはそれらは新しいトピックであって良い。例えば、提案議題項目259は、新規電子会議の主題に関連する複数の電子文書の中に現れるトピックを有して良い。提案議題項目256を生成するために、会議インテリジェンス装置102は、過去の又は現在の電子会議の議題、他の電子会議の議事又は他の記述された記録、他の文書、又は任意の他の情報を分析して良い。これは、電子会議に関連する同一のエンティティ、他のエンティティの情報、又は特定産業若しくは状況の情報を有して良い。会議インテリジェンス装置102により分析される情報の例は、限定ではなく、同じプロジェクト若しくは他のプロジェクト等のための、異なるが関連する会議種類の、ビジネス若しくは他の組織のようなエンティティ内の同じプロジェクトの若しくは他のプロジェクトの同じ会議種類の他の電子会議の議題又は他の文書を含む。これは、例えば、本例ではPluto Projectである、現在プロジェクトについて述べる電子文書の検索を含んで良い。他の例は、限定ではなく、同じ産業又は状況の中の他の組織の議題を含む。議題を超える情報も評価されて良い。他の情報の例は、限定ではなく、仕様書、メモ、及び他の文書を含む。
提案議題項目256が編成され、特定の実装に依存して変化し得る任意の方法でユーザに提示されて良い。膨大な数の提案議題項目256について、ユーザインタフェース上で提案議題項目を視覚的に編成することは、全ての利用可能な提案議題項目256を単に列挙するよりも、より好適なユーザ経験を提供できる。図2Hは、提案議題項目256のカテゴリを示す。つまり、過去の会議からの未完了議題項目、過去の会議からのアクション項目、会議ルールテンプレートに基づく議題項目、及びその他である。カテゴリの各々は、各カテゴリの中の特定議題項目を閲覧するために選択されて良い。
図2Iは、図2Hに示す提案議題項目の各々のカテゴリについて提案された議題項目を示す。カテゴリにより提案議題項目を編成することは、ランダムな順序で提案する議題項目を列挙するより、一部のユーザにとって一層有用であり得る。しかしながら、実施形態は、カテゴリにより提案議題項目256を編成することに限定されず、アルファベット順、等のような他のアプローチが使用されて良い。
過去の会議からの未完了議題項目及びアクション項目のカテゴリの中の議題項目は、会議インテリジェンス装置102により、先ず、現在電子会議に関連する1又は複数の過去の電子会議を識別し、次に、識別した1又は複数の過去の電子会議に関連する電子文書を分析することにより、決定されて良い。会議インテリジェンス装置102は、本例では第1回コードレビュー会議である1又は複数の過去の電子会議を、現在電子会議、つまり第2回コードレビュー会議に関連する文書の中の第1回コードレビュー会議の参照、又は現在会議の任意の他の属性に基づき、識別して良い。例えば、現在電子会議の議題は、過去の電子会議を明示的に参照して良い。別の例として、1又は複数の過去の電子会議は、スケジュール又は計画により参照されて良い。例えば、1又は複数の過去の電子会議及び現在電子会議の両者は、プロジェクトスケジュールに含まれて良い。
1又は複数の過去の電子会議が識別されると、1又は複数の過去の電子会議から完了しなかった議題項目及び1又は複数の過去の電子会議の最中に作成されたアクション項目を決定するために、過去の会議の議題及び/又は議事録のような、1又は複数の過去の電子会議の電子文書が分析される。例えば、会議インテリジェンス装置102は、第1回コードレビュー会議からの議事録を調べて、完了しなかった議題項目及びその会議の最中に作成されたアクション項目を識別して良い。これらの識別された議題項目は、過去の会議からの未完了議題項目カテゴリ、及び過去の会議からのアクション項目カテゴリに追加される。図2Iに示す例では、「DMAボードのドライバコード」及び「ソフトウェア試験スケジュール」議題項目は、第1回コードレビュー会議から未完了だった。また、「Satリンクの要件を検証する−John E.」及び「DMAボードとの問題を調査する−Susan R.」アクション項目は、第1回コードレビュー会議の最中に又はその後に割り当てられた。
会議ルールテンプレートに基づく議題項目カテゴリの中の議題項目は、会議インテリジェンス装置102が新規電子会議のために指定される1又は複数の会議ルールテンプレートを分析することにより決定されて良い。本例では、会議インテリジェンス装置102は、「マイルストーン状態レビュー」議題項目が技術−コードレビュー会議ルールテンプレートにより要求されることを決定する。会議インテリジェンス装置102は、したがって、「マイルストーン状態レビュー」議題項目を提案議題項目として使用する。一実施形態によると、会議ルールテンプレートにより要求される議題項目は、ユーザにより選択されて良く又は選択されなくて良い提案議題項目として提供されない。代わりに、会議ルールテンプレートにより要求される議題項目は、現在電子会議の議題に自動的に追加される。これは、会議ルールテンプレートにより指定される必要な議題項目が議題に含まれることを保証し、さらにユーザにより吟味されなければならない提案議題項目の数を削減する。
その他カテゴリの中の議題項目は、会議インテリジェンス装置102が新規電子会議に関連する提案議題項目を識別するために複数のデータ項目を分析することにより決定されて良い。会議インテリジェンス装置102により分析される複数のデータ項目は、特定の実装に依存して変化し得る任意の種類のデータ項目を有して良い。特定の実施形態に依存して変化して良い広範な種類のアルゴリズム及びヒューリスティック法を用いて、関連性が決定されて良い。一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、新規電子会議の会議種類のための典型的な議題項目を識別するために、複数のデータ項目を分析するよう構成される。本例では、これは、コードレビュー会議のための典型的な議題項目を決定することを含む。これは、同じ組織の中のコードレビュー会議の典型的な議題項目を決定すること、又は現在の組織を超えて他の組織まで検索することを含んで良い。検索は、同じ状況、産業、等の中で実施されて良く、又は他の状況、産業、等まで拡張して良い。一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、新規電子会議の1又は複数のトピック又は主題に関連する電子文書を識別し、次に、識別した電子文書を分析して、その他カテゴリの1又は複数の提案議題項目を決定する。本例では、会議インテリジェンス装置102は、「ソフトウェア試験スケジュール」議題項目がコードレビュー会議について典型的であり、したがって提案議題項目として含まれることを決定する。会議種類以外の他の基準が、提案議題項目を識別するために使用されて良い。例えば、会議主題が、提案議題項目を識別するための基準として使用されて良い。本例では、会議インテリジェンス装置は、複数のデータ項目を検索して、Pluto Projectに関連するデータ項目を識別し、Pluto Projectに関連するデータ項目に基づき提案議題項目を決定して良い。
一実施形態によると、関連性スコアが、任意的に決定され、提案議題項目256について表示されて良い。関連性スコアは、種々の因子に基づき、提案議題項目256の各々について別個に決定されて良い。図2Iに示すように、過去の会議からの未完了議題項目カテゴリ及び過去の会議からのアクション項目カテゴリの中の提案議題項目の関連性スコアは、相対的に高い。これは、提案議題項目と新規電子会議の1又は複数の属性との間の高い相関に起因する。例えば、提案議題項目と電子会議の1又は複数の主題又は会議種類との間に高い関連があって良い。これは、ユーザが新規電子会議のための提案議題項目を選択するより高い可能性を生じ得る。同様に、会議ルールテンプレートに基づく議題項目の中の提案議題項目についての関連性スコアも、相対的に高い。これは、これらの議題項目が、新規電子会議のために指定される1又は複数の会議ルールテンプレートにより要求され、したがって新規電子会議の1又は複数の属性に大いに関連すると決定されるからである。これに対し、提案議題項目「ソフトウェア試験スケジュール」については、92%の関連性スコアが決定され表示される。この関連性スコアは、過去の会議からの未完了議題項目カテゴリ及び過去の会議からのアクション項目カテゴリの関連性スコアより低い。これは、「ソフトウェア試験スケジュール」は、過去の会議からの未完了議題項目又はアクション項目ではなかったこと、しかしながら、例えば(1)新規電子会議の会議種類がコードレビュー会議である、及び(2)他のコードレビュー会議の議題の分析は、ソフトウェア試験スケジュールがコードレビュー会議の共通議題項目であると示した、ことに基づき高い関連性スコアを有すると決定されること、による。
提案議題項目は、議論のためのトピックを識別するために汎用形式で表示されて良いが、同時に、ユーザが特定の電子会議のための提案議題項目を編集し及び調整できるようにする。チェックボックスの形式の制御は、ユーザが個々の議題項目を選択し及び選択解除できるように提供される。特定の議題項目の選択は、該特定の議題項目を新規電子会議の議題に含ませる。一実施形態によると、議題生成画面250は、例えば、マウスのようなポインティング装置を用いて特定の提案議題項目を選択し、次に該特定の提案議題項目のテキストを編集することにより、提案議題項目256を編集する能力をユーザに提供する。これは、例えば、電子会議の状況で一般的に行われる、議題項目の変更又は説明を指定するために役立つ場合がある。ユーザが(適切な場合には)編集を完了し、提案議題項目256を選択すると、制御258からの「保存」制御の選択は、新規電子会議の議題情報252を保存させる。制御258からの「戻る」制御の選択は、制御を電子会議管理画面230に戻す。
[C.会議参加者選択]
一実施形態によると、電子会議参加者は、ユーザにより手動で生成されて良く、会議参加者の選択は、会議インテリジェンス装置102により提供される人工知能により支援される。会議インテリジェンス装置102は、電子会議の提案会議参加者を提供することにより、電子会議参加者の選択に参加する。さらに、以下により詳細に記載するように、電子会議のために設計される会議ルールテンプレートにより指定される会議参加者の制約及び要件は、電子会議アプリケーションにより実施されて良い。
電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102が電子会議の提案会議参加者を提供することを要求して良い。提案会議参加者の要求は、電子会議の複数の属性を指定するデータを有して良い。例えば、提案会議参加者の要求は、電子会議管理画面230の新規会議部分234の中のユーザにより指定されるデータのうちの任意のものを有して良い。この要求に応答して、会議インテリジェンス装置102は、種々の情報を分析し、電子会議アプリケーションに提案会議参加者を提供する。電子会議アプリケーションは、ユーザに提案会議参加者を表示し、ユーザが電子会議に含まれるべき提案会議参加者を選択できるようにする。
図2Eに戻ると、新規会議部分234は、ユーザが新規電子会議の参加者を選択できるようにする会議参加者制御238を有する。図2Jは、ユーザが電子会議管理画面230から会議参加者制御238を選択することに応答して生成される参加者選択画面260を示す。参加者選択画面260は、本例ではPluto Projectの第2回コードレビュー会議である、新規電子会議の参加者情報262を含む。参加者情報262は、例えば連絡先リスト又は1又は複数のアドレス帳からユーザにより手動で指定されて良いユーザ指定会議参加者264を含む。連絡先追加制御266は、追加連絡先を提供するために、ユーザが、組織に基づく連絡先、個人の連絡先、ソーシャルメディアの連絡先、等を含む種々の連絡先ソースにアクセスすることを可能にする。
参加者情報262は、少なくとも部分的に会議インテリジェンス装置102の支援により決定される提案会議参加者268も含む。図2Jに示すように、幾つかの提案会議参加者268が表示され、チェックボックスの形式の制御が設けられて、ユーザが電子会議に含まれるべき提案会議参加者268を個々に選択できるようにする。制御270は、ユーザが、制御270からの「保存」制御により会議参加者の選択を保存できるように、又は制御270からの「戻る」制御により電子会議管理画面230に戻れるようにする。制御270からの「保存」制御により会議参加者の選択を保存することは、他の機能、例えば電子会議アプリケーションが会議招待を生成し及び会議参加者へ送信する機能を呼び出して良い。一実施形態によると、電子会議の意志決定者として会議参加者を指名するための制御が提供される。会議参加者を意志決定者として指定することは、以下に更に詳述するように、電子会議を管理するために電子会議の最中に使用されて良い。
(i.提案会議参加者)
提案会議参加者268は、広範な種類の情報及び基準に基づき決定されて良い。一実施形態によると、議題、トランスクリプト、議事録、等のような他の電子会議の情報は、現在電子会議のための提案会議参加者268を決定するために分析される。例えば、Pluto Projectの過去の第1回コードレビュー会議の出席者は、過去の電子会議における彼らの出席に基づき、現在電子会議、つまりPluto Projectの第2回コードレビュー会議の提案会議参加者268に含まれて良い。別の例として、同じチーム、プロジェクト、部署、グループ、技術又はビジネス分野、等の他のメンバは、提案会議参加者268として識別されて良い。提案会議参加者268は、組織に伴う立場、肩書、及び/又は責務に基づき決定されても良い。例えば、Pluto Projectのチームリーダ又は意志決定者は、提案会議参加者268の一人として含まれて良い。以下に詳述するように、他の電子会議の参加者の過去の参加も、例えば、トランスクリプト、議事録、又は他の会議後処理のような他の電子会議の記録に基づき考慮されて良い。例えば、他の電子会議への積極的な参加又は貢献は、提案会議参加者268として参加者を含む際の肯定的因子であって良い。以下に詳述するように、組織の外部の参加者も、例えばSMEのように、提案会議参加者268に含まれて良い。提案会議参加者268は、特定の実装に依存して異なる方法で、参加者選択画面260に表示されて良い。例えば、提案会議参加者268は、(以下に詳述する)関連性スコア、1又は複数の過去の電子会議における参加レベル、組織内の又は電子会議に関する立場若しくは役割、又は電子会議の主題に基づき、参加者選択画面260に配置されて良い。
(ii.主題の専門家(Subject Matter Expert:SME))
提案会議参加者268は、電子会議の属性に基づき決定されて良い。属性は、電子会議の任意の種類の属性であって良く、例えば、会議主題、会議種類、会議場所、議題項目、等を有して良い。一実施形態によると、電子会議の属性に大いに関連すると決定される参加者が、提案会議参加者として選択されて良い。例えば、第2回コードレビュー会議の議題は暗号化に関連する議題項目を含むと仮定する。提案会議参加者268は、第2回コードレビュー会議が暗号化に関連する議題項目を含むことに基づき、暗号化の主題専門家(Subject Matter Expert:SME)である提案会議参加者を含んで良い。図2Jに示す例では、「John E.」は、暗号化分野における彼の専門的知識に基づき、SMEとして識別され、提案会議参加者268に含まれる。SMEの識別は、John E.が暗号化のSMEであることを示す電子文書及び他の情報の分析に基づいて良い。考慮され得る例示的な情報は、限定ではなく、レジメ、学術的資格、学術論文、従業員記録、組織図、プレゼンテーション素材、議題及び議事録のような他の会議からの情報、プロジェクト及び製品文書、等を含む。SMEは、特定の実装に依存して組織の内部又は外部の者であって良い。例えば、技術、医療、等の幾つかの分野は、非常に専門的であり、比較的少数のSMEしか有しない。そして、幾つかの組織は、特定分野で利用可能なSMEを有しない可能性がある。これらの状況では、組織の外部の者であるSMEを含むことは、会議編成者にとっての追加選択肢を提供する。
以下に詳述するように、複数のSMEが特定の主題について識別される状況では、識別されたSMEの全員が、提案会議参加者として含まれ、彼らの個々の関連性スコア及び追加情報により差別化されて良い。例えば、電子会議の主題であるプロジェクトにおける過去の経験を有するSMEは、等価なバックグラウンドの経験を有するが該プロジェクトにおいて特定の過去の経験を有しない別のSMEより高い関連性スコアを与えられて良い。同様に、過去の電子会議における各SMEの参加レベルは、関連性スコアを決定する際の因子となり得る。一実施形態によると、ユーザが会議参加者を検索できるようにするために、検索ツールが提供される。検索ツールは、ユーザが、所望の会議参加者の1又は複数の属性を指定することを可能にする。会議インテリジェンス装置102は、検索を実行し、ユーザにより指定された1又は複数の属性を満たす検索結果を提供する。例えば、ユーザは、属性として、「暗号化」のような特定の主題又はトピックに関連付けられる1又は複数のキーワードを入力して良い。そして、主題「暗号化」に関連付けられる参加者がユーザに提示される。ユーザは、検索基準として、名前、バックグラウンド、等のような他の情報を指定して良い。検索ツールは、1又は複数のウインドウにより、例えば参加者選択画面260に、実装されて良い。
(iii.会議ルールテンプレート)
提案会議参加者268は、電子会議のために指定される1又は複数の会議ルールテンプレートに基づき決定されて良い。本願明細書に前述したように、会議ルールテンプレートは、電子会議の任意の側面に、電子会議の前、最中、及び後に適用され得る要件及び/又は制約セットを指定する。要件及び/又は制約は、会議参加者に関連して良い。例えば、会議ルールテンプレートは、特定人物、特定権限レベルを有する人物、意志決定者、又は最小及び/又は最大参加者人数が電子会議に参加しなければならないことを指定して良い。
一実施形態によると、提案会議参加者268は、電子会議のために指定される1又は複数の会議ルールテンプレートにより指定される1又は複数の要件及び/又は制約を満たすと決定される会議参加者を含む。例えば、特定の会議ルールテンプレートは、CEO(Chief Executive Officer)が役員会会議に出席することを要求して良い。本例では、提案会議参加者268は、電子会議に組織のCEOを含むだろう。別の例として、特定の会議ルールテンプレートは、法人弁護士が訴訟調停会議に含まれることを要求して良い。本例では、組織の法人弁護士のうちの一人が提案会議参加者268に含まれて良い。更に別の例では、特定の会議ルールテンプレートは、組織の中の人事(Human Resources:HR)部の代表が従業員訓練会議に出席することを要求して良い。これらは、電子会議のための1又は複数の会議ルールテンプレートにより指定される1又は複数の要件及び/又は制約を満たすために電子会議に参加することを要求される特定の参加者のほんの数例であり、実施形態はこれらの例に限定されない。一実施形態によると、電子会議の要件又は制約を満たすために必要な特定の参加者は、自動的に予め選択されて良い。例えば、チームの特定のメンバが電子会議に参加することを要求されると仮定する。電子会議アプリケーションは、チームの特定のメンバを提案会議参加者268に含め、特定のメンバを予め選択する。特定のメンバの選択解除は、メッセージを表示させて、特定のメンが電子会議のために指定された会議ルールテンプレートにより要求されることを、ユーザに知らせる。
一実施形態によると、関連性スコアは、各々の提案会議参加者268について計算され表示される。関連性スコアは、提案会議参加者の電子会議との関連性を示す。関連性スコアは、特定の提案会議参加者を電子会議に含めるために選択すべきか否かを決定する際にユーザにとって有用であり得る。関連性スコアは、提案会議参加者268をユーザに提示する際に考慮されて良い。例えば、提案会議参加者268は、例えば最高(最も関連性の高い)から最低(最も関連性の低いもの)まで関連性スコアに基づき、参加者選択画面260上で順序付けられて良い。
提案会議参加者268は、会議ルールテンプレートにより指定される単一の要件又は制約について、又は会議ルールテンプレートにより指定される複数の要件及び制約について、複数の提案会議参加者を有して良い。例えば、役員会の会議ルールテンプレートは、投票目的で定足数要件を満たすために少なくとも役員メンバのうち最小人数のメンバが電子会議に参加すること、及び役員の議長が会議主席者のうちの一人であること、の両方を要求して良い。電子会議のための1又は複数の会議ルールテンプレートにより指定される1又は複数の要件及び/又は制約を満たすために必要な提案会議参加者268は、ユーザにとって目立って識別されて良い。例えば、このような提案会議参加者268は、彼らが要求されることの指示と共に表示され、及び/又は異なる色、特定効果、等を用いて表示されて良い。
一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、電子会議のために指定される会議ルールテンプレートにより指定される1又は複数の制約又は要件を実施するよう構成される。制約又は要件の実施は、特定の実装に依存して、会議参加者選択の間の異なるときに生じて良い。例えば、制約は、ユーザが会議参加者を選択し及び保存制御270を選択した後に、実施されて良い。これは、例えば、ユーザにより選択された会議参加者の合計人数が、電子会議のために指定される会議ルールテンプレートにより指定される、最大会議参加者数のような1又は複数の制約を満たすか否かを決定することを含んで良い。ユーザにより選択された会議参加者の合計人数が、会議ルールテンプレートにより指定された最大会議参加者数を超えると決定することに応答して、ユーザは、グラフィカルユーザインタフェースを介して、要件が満たされなかったことを通知され、ユーザが例えば1又は複数の会議参加者を選択解除することによりエラーを修復する機会を提供されて良い。
(iv.関連性スコア)
図2Jに示す例では、関連性スコアは、0〜100%の尺度で括弧内に、つまり「(98%)」に示される。ここで、0%は、特定の提案参加者と電子会議との間の最低関連レベル、又は関連のないことを示し、100%は、特定の提案参加者と電子会議との間の最高関連レベル、又は完全な関連を示す。図2Jに示す0〜100%の尺度は、例示的な実装として提供される。実施形態は、この例に限定されず、任意のスコア方法が使用されて良い。
関連性スコアは、電子会議の会議ルールテンプレート、会議種類、会議主題、会議場所、及び議題項目のような電子会議の1又は複数の属性、並びに、過去の電子会議の間に生成された参加及び貢献のような提案参加者と電子会議との間の関連性を示し得る任意の他の情報のうちの1又は複数のような、広範な種類の因子及び情報に基づき計算されて良い。例えば、同じ会議種類の及び同じ会議主題の過去の電子会議における参加は、特定の提案会議参加者268の関連性スコアを増大し得る。特定の提案会議参加者268が過去の電子会議に参加したという決定は、特定の提案会議参加者268の関連性スコアを更に増大し得る。これは、例えば、議事録、トランスクリプト、等のような他の電子会議の記録の分析により、決定されて良い。組織の外部の情報が、例えばインターネットを介して、関連性スコアを決定する際に考慮されて良い。このような情報の例は、限定ではなく、教育的バックグラウンド、専門資格、職務経験、発行された書籍、論文、研究及び記事、他のキャリア成果、会議に関連する文書、標準化組織及び公共組織に関連する文書、政府文書、学校教育課程、投稿のようなソーシャルメディアデータ、等を含む。一実施形態によると、例えば、参加者のカレンダにより、提案参加者の可用性が決定され、参加者選択画面260を介して示されて良い。例えば、特定の参加者が予定された日時に電子会議に出られないことを示すために、視覚的指示が、参加者選択画面260上で提供されて良い。これは、会議主催者が、参加が重要であると考えられる会議参加者のために、電子会議を再スケジューリングすることを可能にする。
(v.追加情報)
一実施形態によると、電子会議に含めるために特定の提案会議参加者を選択すべきか否かを決定する際にユーザを支援するために、追加情報が決定され、提案会議参加者268と共に表示される追加情報は、関連性スコアを形算する際に使用される情報を含む、提案参加者に関する任意の情報を有して良い。追加情報の例は、限定ではなく、提案会議参加者の教育バックグラウンド、専門資格、職業経験、発行された書籍、論文、研究、記事、成果、貢献、役割、及びプロジェクト及び会議への参加を含む組織内の立場、他の電子会議からの重要な引用のような提案会議参加者に関する情報を含む。
例えば、図2Jに示すように、提案会議参加者「Taryn K.」の追加情報は、この参加者が現在電子会議に関連する過去の電子会議、つまりPluto Projectの第1回コードレビュー会議に出席したことを指定する。提案会議参加者「Taryn K.」の追加情報は、この参加者がPluto Projectの第1回コードレビュー会議において指名意志決定者であったことも指定する。追加情報のこれらの両方の項目は、提案会議参加者「Taryn K.」を現在電子会議、つまりPluto Projectの第2回コードレビュー会議に含めるために選択すべきか否かを決定する際に、ユーザにとって有用である場合がある。追加情報のこれらの項目は、提案会議参加者「Taryn K.」が98%という、つまり「Taryn K.」がPluto Projectの第1回コードレビュー会議に出席し及び該会議において指名意志決定者であったことの両方に基づく、非常に高い関連性スコアを有することに貢献し得る。
幾つかの状況では、膨大な量の追加情報が、提案会議参加者について利用可能である場合がある。一実施形態によると、更なる追加情報にアクセスするために参加者選択画面260上に制御が提供される。図2Jで、例示的な制御は「<more>」であり、これは、選択されると、提案会議参加者「John E.」の更なる追加情報へのアクセスを提供する。追加情報は、例えば、ポップアップボックスの中に又は重ね合わせられるウインドウに表示されて良く、例えば過去の会議からの重要な引用等のような上述の情報のうちの任意のものを含んで良い。
<V.リアルタイム処理>
一実施形態によると、人工知能は、電子会議の種々の側面を管理するために使用される。例えば、会議インテリジェンス装置102は、視覚的指示、メッセージウインドウ224の中のメッセージ、参加者情報、推奨情報、及び/又は会議インテリジェンス装置102が電子会議中に送信する任意の他のデータのような種々の介入データのうちの任意のものを提供するために、電子会議中に介入して良い。
図3は、介入データを生成する構成を示すブロック図である。図3を参照すると、会議インテリジェンス装置102は、ノード104Aから音声/ビデオデータ300を受信する。音声/ビデオデータ300は、1又は複数のデータパケット、データストリーム、及び/又は電子会議に関連する音声及び/又はビデオ情報を含む任意の他の形式のデータであって良い。図3に示す例では、音声/ビデオデータ300は、第1会議コンテンツデータ302を有する。また、第1会議コンテンツデータ302はキュー304を有する。キュー304は、特定の実装に依存して変化し得る任意の形式であって良い。キュー304の例は、限定ではなく、音声/ビデオデータ300から見分けられる1又は複数のキーワード、トーン、感情、顔認識、等を含む。キュー304の他の例は、音声/ビデオデータ300の部分でなくて良いホワイトボードのスケッチ及び/又はジェスチャを含む。
会議インテリジェンス装置102は、音声/ビデオデータ300を分析して音声/ビデオデータ300がキュー304を含むか否かを決定するキュー検出ロジック306を含む。キュー検出ロジック306は、特定の実施形態に依存して連続的に又は周期的に、音声/ビデオデータ300を分析して良い。会議インテリジェンス装置102は、音声/ビデオデータ300がキュー304を含む場合に介入データ310を生成するデータ生成ロジック308も含む。会議インテリジェンス装置102は、介入データ310を電子会議の最中に及び/又は後にノード104Aへ送信する。以下に更に詳述するように、介入データ310は、第1会議コンテンツデータ302を補足し又は置き換えて良い第2会議コンテンツデータ312を含む。介入データは、会議インテリジェンス装置102が多様な方法で電子会議に加入できるようにする。非限定的な例は、会議フローを管理するため、情報検索サービスを提供するため、及び/又は会議コンテンツを補足するために介入することを含む。
[A.会議管理]
一実施形態によると、人工知能は、電子会議の種々の側面を管理するのを支援するために使用される。これは、特定の実施形態に依存して変化して良い広範な種類の機能を含んで良い。例示的な機能は、限定ではなく、議題管理、合意点、アクション項目、新規会議要求、感情分析を含む。会話及び/又は文字認識の使用は、ユーザが音声コマンド及び/又はテキストコマンドを用いて電子会議の種々の側面を管理できるようにすることにより、一層好適なユーザ経験を提供する。
(i.議題管理)
一実施形態によると、人工知能は、電子会議中の議題管理機能を提供するために使用される。議題管理機能は、特定の実施形態に依存して変化して良い広範な種類の機能を含んで良い。例示的な機能は、限定ではなく、議題項目の時間制約を実施すること、議題項目のための指定時間量を変更すること、議題項目の不明情報又は補足情報の提供を含む議題項目を変更し、削除し及び追加すること、並びに議題案内を含む。
図4Aは、会議インテリジェンス装置102が、1又は複数の対応する議題トピックを決定するために第1会議コンテンツデータ302を処理する会話又は文字認識ロジック400を含む、構成を示すブロック図である。図4Aに示す例では、第1会議コンテンツデータ302は、「総売上高は次四半期に10.8百万ドルになると予測される」という会話又は文字の発言を含む。ノード104Aに関連付けられる参加者は、発言を話す、書く、タイプする、又は表示することにより、第1会議コンテンツデータ302を生成させて良い。会話又は文字認識ロジック400は、議題にマッピングされるキーワードを検出するためにパースすることにより、第1会議コンテンツデータ302を処理して良い。本例では、会話又は文字認識ロジック400は、キーワード「次四半期」を検出する。これらのキーワードは、会議インテリジェンス装置102にとって、対応する議題トピックを示す介入データ310を生成するためのキュー304である。介入データ310は、電子会議の現在ポイントと議題との間の対応を決定するために電子会議アプリケーションにより使用されて良い。この対応は、現在議題トピックを追跡することを含む議題管理機能を提供するために使用される。図4Aの例では、第2会議コンテンツデータ312は、情報の中でも特に、視覚的指示子220又は現在議題項目の位置を、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)を用いて指定する。したがって、JSONを処理する1又は複数の電子会議アプリケーションは、視覚的指示子220を電子会議中に議題の中の特定位置に表示する。
電子会議の現在ポイントと議題との間の決定された対応は、電子会議の進捗を監視し、個々の議題項目、議題項目のグループ、及び/又は電子会議全体に関する時間制約を実施するために使用されて良い。これは、議題項目に費やされる時間量を追跡すること、及び会議参加者に1又は複数の指示を提供することを含み得る。例えば、議題ウインドウ218(図2D)の中のタイマに加えて、議題項目、議題項目のグループ、又は電子会議全体のために指定される時間量が終了しそうなとき又は終了したとき、視覚的及び/又は聴覚的指示が提供されて良い。タイマ値が指定時間限度を超えた場合、電子会議アプリケーションは、メッセージウインドウ224の中にメッセージを表示させて良い。メッセージは、電子会議アプリケーションにより発話されても良い。メッセージは、例えば、現在議題項目の時間限度が終了したこと、そして電子会議は次の議題項目に進もうとしていること、を示して良い。追加又は代替で、電子会議アプリケーションは、視覚的指示を異なる議題トピックへ移動して良い。会話及び文字認識は、全ての議題項目及びアクション項目が電子会議中に解決されることを保証するためにも使用されて良い。これは、議論、延期、等を含んで良い。
本願明細書で前述したように、議題項目は、例えば1又は複数の会議ルールテンプレートにより又はユーザ指定により、決定を必要とするよう設計されて良い。一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、電子会議中の決定を必要とする全ての議題項目について決定が行われることを保証する。現在の議題項目について決定が行われる前に、ユーザが別の議題項目又はアクション項目へ進もうとすると、電子会議アプリケーションは、メッセージウインドウ224の中にメッセージを表示し又はメッセージを発話して、現在議題項目又はアクション項目が決定を必要とすることを示して良い。これは、現在議題項目が解決されるまで、他の議題項目又はアクション項目へ進むことを防ぐことを含み得る。会議オーナは、この機能を無効にして、別の議題項目又はアクション項目へ進むことを許可されて良い。
会話及び文字認識は、議題項目に時間を追加するコマンド及び議題ナビゲーションコマンドのような議題関連コマンドを認識するために使用されて良い。例えば、コマンド「時間を追加する(add time)」の後に指定時間量が続くと、現在議題項目に指定時間量を追加する。コマンド「時間を追加する(add time to)」の後に議題項目及び指定時間量が続くと、指定議題項目に指定時間量を追加する。これは、現在議題項目と異なる議題であって良い。別の例は、コマンド「完了した(completed)」、「行った(done)」、又は「延期する(defer)」の後に「次の議題項目」が続くと、現在議題項目の状態を変更し、次の議題項目に進む。例えば、「延期する、Xにジャンプする」に応答して、現在議題項目は延期される。これは「置いておく(parked)」としても表される。そして、新しい現在議題項目はXになる。特定の実装に依存して、種々の他の議題ナビゲーションコマンドが使用されて良い。
議題関連コマンドの別の例は、(新しい)議題項目を削除し、変更し、又は追加するためのコマンドである。議題項目は、コード、参照番号、シンボル等のような他の名称又は手段により識別されて良い。例えば、コマンド「削除する(delete)」の後に特定議題項目が続くと、特定議題項目を議題から削除させる。別の例として、コマンド「議題項目XをX’に変更する」は、議題項目XをX’に変更させる。更に別の例として、コマンド「議題項目Yを追加する」又は「新しい議題項目Y」は、新しい議題項目Yを議題に追加させる。ユーザは、例えば、発話する、書く、等により、名称、日付、責任者、等のような新しい議題項目の属性を指定して良い。議題関連コマンドは、議題の中の議題項目の順序を変更するためのコマンドも有して良い。例えば、コマンド「議題項目X、一番上に移動する」は、議題項目Xを議題の最上位に移動させる。同様に、コマンド「議題項目X、一番下に移動する」は、議題項目Xを議題の最下位に移動させる。
一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、新しい議題項目について情報が不明であることを検出し及び電子会議アプリケーションに通知を提供する能力を提供する。本実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、新しい議題項目のために必要な情報の全部が指定されていないことを検出する。これは、例えば、新しい議題項目の何らかの属性情報と一緒に新しい議題項目を生成するためのコマンドを検出するために第1会議コンテンツデータ302を分析する会議インテリジェンス装置102により実行されて良い。先の例を参照すると、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302の中で、コマンド「新しい議題項目Y」を、新しい議題項目の説明のような新しい議題項目Yの属性データと一緒に検出して良い。このコマンドは、第1会議コンテンツデータ302により示されるように、会議参加者により発話され、書かれ、又は選択されていて良い。
会議インテリジェンス装置102は、人工知能サービス110のような人工知能を用いて、責任者のような新しい議題項目の何らかの情報が不明であることを認識する。これは、例えば、議題項目のために必要な情報を指定する要件セットに基づき決定されて良い。例えば、全ての新しい議題項目又はこの種類の議題項目が指定責任者を有するとく要件が存在して良い。代替で、これは、同じ電子会議又は他の電子会議の議題項目について指定された情報に基づき決定されて良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、これらの電子会議の議題項目と共に提供された情報を識別するために、他の電子会議の記録を調べ、該議題項目の大部分又は全部責任者を含んでいることを決定して良い。
新しい議題項目が特定情報を欠いていることが決定されると、会議インテリジェンス装置102は、例えば現在電子会議の他の議題項目の又は他の電子会議の情報を調べることにより、不明情報を自動的に決定して良い。これは、新しい議題項目に類似する議題項目を識別すること、次に、該類似する議題項目について指定された情報を調べること、を有して良い。不明情報は、次に、処理のために電子会議アプリケーションに提供されて良い。電子会議アプリケーションは、例えば、メッセージウインドウ224内にメッセージを表示することにより、新しい議題項目の情報が不明であることを会議参加者に通知して良い。電子会議アプリケーションは、自動的に、会議インテリジェンス装置102により提供される情報を使用して、不明情報を解決し、メッセージウインドウ224により会議参加者に通知して良い。代替で、電子会議アプリケーションは、不明情報を提供するために会議参加者に問い合わせて良い。会議インテリジェンス装置102により提供される情報は、不明情報を完成するために提案情報として会議参加者に提供されて良い。
以下の例を検討する。新しい議題項目は責任者を有しないで生成されたとする。会議インテリジェンス装置102は、新しい議題項目の責任者が不明であることを決定し、新しい議題項目に類似する議題項目を識別するために他の電子会議の議題を分析する。距離アルゴリズムのような種々のアルゴリズムが、他の類似する議題項目、例えば、新しい議題項目の指定距離範囲内にある他の議題項目を識別するために使用されて良い。新しい議題項目に最も類似する他の議題項目のために指名された責任者が識別され、電子会議アプリケーションに提供される。本例では、「Alice C.」が、新しい議題項目に最も類似する他の議題項目の責任者である。
電子会議アプリケーションは、自動的に、会議インテリジェンス装置102により決定された責任者を新しい議題項目のために指名して、メッセージウインドウ224により会議参加者に通知して良い。例示的なメッセージは「新しい議題項目Xは責任者が不明です。Alice C.が自動的に指名されました。」である。電子会議アプリケーションは、会議参加者が責任者を確認し又は変更できるための制御を提供して良い。これは、音声コマンドによっても行われて良い。代替で、会議インテリジェンス装置102により提供される情報は、提案として、該提案を受諾する又は変更するための制御と一緒に表示されて良い。例えば、電子会議アプリケーションは、「新しい議題項目Xは責任者が不明です。提案:Alice C.」のようなメッセージをメッセージウインドウ224により表示して良い。会議インテリジェンス装置102により提供された情報が複数の提案責任者を含む場合、複数の提案責任者は、全てリストされて良く、責任者のうちの一人を選択するための制御がユーザに提供される。代替で、ユーザは、新しい議題項目のために指名されるべき責任者の名前を単に話して良い。
一実施形態によると、人工知能は、新しい議題項目のために補足情報を提供して良い。例えば、新しい議題項目が責任者を欠いており、Alice C.が提案として提供される先の例では、提案は、提案を受諾するか変更するかを決定する会議参加者にとって有用であり得る、Alice C.に関する追加情報を含んで良い。本例では、これは、「新しい議題項目Xは責任者が不明です。提案:Alice C.(議題項目X1及びX2の責任者)」のような、Alice C.に関する情報を含んで良い。補足情報は、新しい議題項目の他の側面に関連して良い。例えば、新しい議題項目の主題に関する追加情報が表示されて良い。
前述の例及び実施形態により実証されたように、人工知能は、議題管理の種々の側面において支援するため及びより有用な経験を提供するために、使用されて良い。認識されたコマンド、不明な及び補足の会議題情報、等のような、議インテリジェンス装置102により提供される情報は、会議インテリジェンス装置102により電子会議アプリケーションに自動的に提供されて良い。代替で、この情報は、電子会議アプリケーションからの要求に応答して提供されて良い。
議題項目及び新しい議題項目に対する変更は、議事録又はトランスクリプトのような会議記録に記録され、本願明細書に前述のように他の議題の生成の間に使用されて良い。新しい議題項目の上述のアプローチは、既存の議題項目のために使用されて良い。例えば、既存の議題項目は情報を欠いていると仮定する。ユーザは、既存の議題項目の不明情報を供給するために問い合わせられて良い。代替で、本願明細書に前述のように、不明情報は、会議インテリジェンス装置102により提供され又は提案されて良い。会議インテリジェンス装置102は、電子会議アプリケーションに、新しい議題項目について必要情報が不明であることを示すデータを送信して良い。このデータを受信することに応答して、電子会議アプリケーションは、例えば、メッセージウインドウ224内のメッセージ、可聴指示、又はそれらの両者により、新しい議題項目について追加情報が必要であることを、会議参加者に通知する。
一実施形態によると、前述のアプローチは、議題を有しない電子会議のために新しい議題項目を生成するために使用されて良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、「議題を生成する」コマンドを認識し、現在電子会議のために議題を生成するよう電子会議アプリケーションに通知を提供して良い。次に、本願明細書に前述のように、議題項目が議題に追加されて良い。
(ii.合意点、アクション項目、及び新規会議要求)
アクション項目は、多くの電子会議の重要な側面である。一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、電子会議のアクション項目に関連するコマンドを認識するよう構成される。例えば、会議インテリジェンス装置102は、話された又は書かれたコマンド「アクション項目Xを追加する」を認識し、このコマンドに応答して、アクション項目Xを現在電子会議の会議記録に追加して良い。アクション項目を確立するための明示的コマンドは、予め指定されて良い。そして、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302の中の予め指定されたコマンドを検出するよう構成されて良い。
一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、アクション項目についての黙示的要求を認識するよう構成される。アクション項目についての黙示的要求は、第1会議コンテンツデータ302の分析に基づき認識されて良い。分析は、アクション項目についての明示的要求を構成しないが、1又は複数の会議参加者によるアクション項目を生成する要望を示す言葉を識別して良い。例えば、会議参加者は、現在電子会議中に、「IT部門にRFリンク信頼性をフォローアップするよう依頼しよう」と述べて良い。このフレーズはアクション項目を生成するための予め指定されたキーワードを含まないが、人工知能の使用に基づき、会議インテリジェンス装置102は、1又は複数の会議参加者によるアクション項目を生成したい意図が存在することを決定する。アクション項目についての明示的又は黙示的要求を識別することに応答して、電子会議アプリケーション及び/又は会議インテリジェンス装置102は、自動的に、電子会議の新しいアクション項目を生成して良い。これは、電子会議の電子記録にアクション項目を追加することを含んで良い。電子会議アプリケーションは、例えば、電子会議画面212に、現在電子会議についてアクション項目が追加されたことを示す、会議参加者に対する視覚的確認を表示して良い。
明示的及び黙示的要求では、電子会議アプリケーションは、検出した言葉又はフレーズを表示し、アクション項目についての要求を確認するための制御を会議参加者に提供して良い。これは、会議参加者が実際にはアクション項目を生成することを意図しない黙示的要求に基づきアクション項目が生成されることを回避するのに役立つ場合がある。確認は、会話又は文字認識ロジック400により口頭で提供され又は検出されて良い。図2Fは、第1会議コンテンツデータ302を分析する会議インテリジェンス装置102により決定される提案アクション項目を提案アクション項目を確認する又は取り消す制御と一緒に含む、電子会議画面212に表示されるメッセージウインドウ224を示す。本例では、新しいアクション項目を生成するために、明示的コマンドは使用されなかった。代わりに、会議インテリジェンス装置102は、会議参加者により行われた発言「IT部門にRFリンク信頼性をフォローアップするよう依頼しよう」から新しいアクション項目を生成する黙示的要求を識別した。
幾つかの電子会議の最中には、特定の決定、結論、規定、又は合意点が会議参加者により確立されるときがあり、現在電子会議に関連して、この情報を文書化することは望ましい。一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、明示的コマンドに基づき、決定、結論、規定、又は合意点を認識し、及びそれに応答して、決定、結論、規定、又は合意点を、現在電子会議の会議ノート、議事録、及び/又はトランスクリプトに追加するよう構成される。例えば、会議インテリジェンス装置102は、話された又は書かれたコマンド「結論を追加する」又は「合意点」を認識し、次に続く結論の発言又は合意点を現在電子会議の会議記録に追加して良い。さらに、電子会議アプリケーションは、例えば、電子会議画面212に、現在電子会議について決定、結論、規定、又は合意点が追加されたことを示す、会議参加者に対する視覚的確認を表示して良い。決定、結論、規定、又は合意点を確立するための明示的コマンドは、予め指定されて良い。そして、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302の中の予め指定されたコマンドを検出するよう構成されて良い。
一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、黙示的決定、結論、規定、又は合意点を認識し、対応する情報を電子会議の会議記録に追加するよう構成される。黙示的決定、結論、規定、又は合意点は、第1会議コンテンツデータ302の中で、人工知能分析に基づき、予め指定されたコマンドが会議参加者により使用されなかったとしても、決定、結論、規定、又は合意点を確立したいという1又は複数の会議参加者による要望を示す言葉に基づき、認識されて良い。例えば、会議参加者は、「私達はこの点に関して意見が一致したようだ」と述べる場合がある。人工知能の使用に基づき、会議インテリジェンス装置102は、そうするための予め指定されたコマンドを使用することなく、1又は複数の会議参加者の意図が結論又は合意点を確立することであると決定する。アクション項目に関して本願明細書に前述のように、メッセージウインドウ224は、可能な決定、結論、規定、又は合意点を、確認又は取り消しのための制御と一緒に表示するために使用されて良い。メッセージウインドウ224は、確認又は取り消しのための制御と一緒に、新規会議を生成する、検出された明示的又は黙示的要求を表示するためにも使用されて良い。
(iii.感情分析)
本願明細書に前述のように、新規会議は、特定の状況で、例えば会議の中で参加者の間に重大な意見の相違及び/又は対立が存在する場合に、新規会議が適切である又は有用であることを示す感情分析の結果に基づき生成されて良い。感情分析の結果は、検出された感情を解決するよう、例えば会議参加者間の検出された対立を拡散させるよう、他の作業を開始するためにも使用されて良い。例えば、アクション項目を生成するという提案が生成され、メッセージウインドウ224内に表示されて良い。例えば、「現在のトピックについてアクション項目を生成しますか?」。別の例として、フォローアップ会議を生成するという提案が生成され、メッセージウインドウ224内に表示されて良い。例えば、「現在のトピックについてフォローアップ会議を生成しますか?」。更に別の例として、現在議題項目を保留し、次の議題項目に進むという提案がメッセージウインドウ224内に表示されて良い。例えば、「現在議題項目を保留し、次の議題項目に進みますか?」。これは、会議オーナのような会議参加者が、現在議題項目の議論を停止して、別の議題項目に移ることにより、検出された対立を拡散することを可能にする。さらに、会議インテリジェンス装置102による代替作業の提案は、会議参加者ではなく、会議インテリジェンス装置102により電子会議アプリケーションと結合して行われるので、介入を非人格化できる。これは、一層好適なユーザ経験を提供できる。
図4Bは、進行中の議論402に関する感情分析を実行する構成を示すブロック図である。図4Bを参照すると、会議インテリジェンス装置102は、進行中の議論402に関連する第1会議コンテンツデータ302に対して感情分析を実行する感情分析ロジック404を有する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、進行中の議論402を継続するために別の電子会議が自動的にスケジューリングされたことを示す介入データ310を生成するために会議インテリジェンス装置102にとってのキュー304である怒りのトーン又は感情を検出して良い。図4Bの例では、第2会議コンテンツデータ312は、現在電子会議に関する決定を行うために電子会議アプリケーションにより使用され得るJSONを含む。
[B.情報検索]
一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、電子会議のために情報検索サービスを提供する。この能力は、ユーザが処理のために自然言語クエリを策定し及び提出し並びに電子会議中に自然言語クエリを処理した結果を閲覧することを可能にする。これは、ユーザが構造化クエリ言語(Structured Query Language:SQL)のような、型にはまったフォーマット又はコンピュータ言語でクエリを策定可能であることを要求するよりも、一層好適なユーザ経験を提供する。
図4Cは、自然言語クエリを用いて要求された情報を検索する構成を示すブロック図である。ユーザは、例えばノード104Aで実行する電子会議アプリケーションへの自然言語クエリを指定する。例えば、図2Kは、ユーザが自然言語クエリを入力できるようにする電子会議画面212のクエリウインドウ272を介する自然言語クエリを示す。電子会議アプリケーションは、自然言語要求を生成し会議インテリジェンス装置102へ送信する。自然言語要求406は、第1会議コンテンツデータ302に含まれて良く、又は別個に送信されて良い。図4Cに示す例では、自然言語要求406は、質問「前回の会議はどこで終わったか?」を有する。自然言語要求406は、質問、発言、コマンド、又は情報に対する任意の他の種類の要求を有して良い。
会話又は文字認識ロジック400は、自然言語要求406を検出するために、第1会議コンテンツデータ302をパースし及び解釈する。自然言語要求406は、電子会議中に少なくともノード104Aへ送信されるべき介入データ310を生成するための会議インテリジェンス装置102にとってのキュー304である。例えば、会話又は文字認識ロジック400は、単独で又は感情分析ロジック404と結合して、「誰」、「何」、「いつ」、「どこ」、「なぜ」、又は「どのように」のような情報要求を示す抑揚の付けられた会話及び/又はキーワードを検出して良い。会議インテリジェンス装置102は、上述の及び他のキーワードを、データ検索のような要求された機能を実行するためのコマンドとして解釈できる。
図4Cの例では、会議インテリジェンス装置102は、質問を、質問に対する解答を決定するために過去の会議データを検索し及び分析するためのコマンドとして解釈して良い。質問に対する回答を決定することは、進行中の会議及び/又は過去の会議に関連する会議コンテンツデータを分析し、それにより、質問に対する回答の関連性を増大することを含んで良い。例えば、質問「前回の会議はどこで終わったか?」は、参加者108A〜N、現在の議論のトピック、等の識別のような、現在会議からのコンテキストデータ(例えば、メタデータ)を用いて分析されて良い。会議インテリジェンス装置102は、現在会議からのコンテキストデータに最も密接に一致する情報について、会議データレポジトリを検索して良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、現在木々の参加者108A〜Nのうちの一部又は全部を含む任意の過去の会議について、会議データレポジトリを検索し、結果をランク付けして良い。会議インテリジェンス装置102は、次に、「最後の会議」が最上位の結果を表すことを決定して良く、最上位の結果に対応する過去の会議の中の最後の議題トピックを検索して良い。
自然言語要求406に応答して生成される介入データ310は、会議インテリジェンス装置102が自然言語要求406に応答して検索した格納された情報410を有する。会議インテリジェンス装置102は、自然言語要求406に応答する格納された情報410の検索を実行するデータ検索ロジック408を有する。例えば、データ検索ロジック408は、会議データレポジトリ、及び/又はインターネット上のウェブサイトのような外部データソースを検索して良い。図4Cの例では、会議インテリジェンス装置102は、会議データレポジトリから検索された格納された情報410を有する第2会議コンテンツデータ312を生成する。格納された情報410は、異なる会議に関する質問に対する回答を含む。
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、自然言語要求406を処理し、特定のトピックを再検索し、又はその他の場合には特定の会議に関係ない情報を検索する。例えば、自然言語要求406は、発言「私達は、どうやってアプリからソースコードを得るかを理解する必要がある」であって良い。これに応答して、会議インテリジェンス装置102は、自然言語要求406を解決する情報を種々のウェブサイトから検索して良い。以下に更に詳述するように、これは、電子会議中にプレゼンテーション、報告、又は任意の他の文書を生成したいと望む参加者108A〜Nにとって特に有用な特徴である。自然言語クエリの処理の結果は、電子会議アプリケーションにより、例えばメッセージウインドウ224により表示される。
[C.会議コンテンツ補足]
一実施形態によると、電子会議アプリケーションは、会議インテリジェンス装置102と関連して、電子会議のためにコンテンツ補足サービスを提供する。これらのサービスは、議題項目に関する追加情報、電子会議コンテンツ、及び会議参加者を含む電子会議の補足情報、並びに翻訳情報を提供する。
一実施形態によると、会議インテリジェンス装置102は、議題項目及び電子会議コンテンツを分析し、電子会議アプリケーションにより例えばメッセージウインドウ224を介して表示される補足情報を提供する。補足情報は、議題ウインドウ218に表示される1又は複数の議題項目又は議題ウインドウ213に表示されるコンテンツ214に関連して良い。補足情報は、議題項目又はコンテンツの中の1又は複数の主題又はトピックを識別し、次にこれらの主題又はトピックに対して検索を実行することにより得られて良い。検索は、現在電子会議へのバックグラウンドタスクとして実行されて良く、自動的に開始され及び議題項目又はコンテンツに対する変更が生じると再実行されて良い。検索結果は、メッセージウインドウ224及び/又は1又は複数の検索結果ウインドウに表示されて良い。これは、専用検索結果ウインドウ、例えば、議題項目に関する検索結果のための検索結果ウインドウ、及び進行中の会議又は会話のような電子会議コンテンツに関連する検索結果のための検索結果ウインドウを有して良い。検索結果ウインドウの中の情報は、電子会議の議題及びコンテンツの変化を反映するために絶えず更新されて良い。例えば、電子会議が行われるとき、第1会議コンテンツデータ302は、検索されるべきトピック又は主題を識別するために、会議インテリジェンス装置102により提供され処理される。識別されたトピック又は主題は検索され、検索結果が電子会議アプリケーションに提供され、それにより表示される。電子会議があるトピックから次のトピックへと切り替わるにつれ、電子会議アプリケーションにより表示される検索結果は動的に更新される。これは、会議参加者が電子会議の補足情報にアクセスできるようにする。一実施形態によると、検索結果の中のデータ項目は、ポインティング装置又は音声コマンドにより選択可能であり、データ項目が選択されると、続いて選択されたデータ項目について検索が行われ、そして結果が表示される。これは、会議参加者が電子会議中に議論されるトピック又は主題に関する追加情報をシームレスに取得することを可能にする。
一実施形態によると、補足情報は、1又は複数の会議参加者に関する情報を有する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302を分析して、1又は複数の会議参加者を識別し、次に、参加者ID(identification)データを1又は複数の電子会議アプリケーションへ送信して良い。
図4Dは、参加者IDデータにより会議コンテンツを補足する構成を示すブロック図である。図4Dを参照すると、会議インテリジェンス装置102は、音声又は顔を検出するために第1会議コンテンツデータ302に対して音声又は顔認識を実行する音声又は顔認識ロジック412を有する。音声又は顔は、会議インテリジェンス装置102にとって、電子会議中に少なくともノード104Aへ送信されるべき介入データ310を生成するためのキュー304である。キュー304を検出することに応答して、会議インテリジェンス装置102は、1又は複数の参加者108A〜Nを決定し、該1又は複数の参加者108A〜Nを識別する参加者IDデータを生成する。会議インテリジェンス装置102は、参加者IDデータを含む第2会議コンテンツデータ312を生成し送信する。1又は複数のノード104A〜Nにおいて処理されると、第2会議コンテンツデータ312は、1又は複数のノード104A〜Nにおいて参加者IDデータを提示させる。
一実施形態によると、補足情報は、翻訳情報を含む。会議インテリジェンス装置102は、第1コンテンツデータ302の言語翻訳又はフォーマット変換を1又は複数のノード104A〜Nにおいて提示させる。一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302に対して会話又は文字認識を実行して、会議インテリジェンス装置102にとって第1会議コンテンツデータ302の異なる言語への翻訳を含む第2会議コンテンツデータ312を生成するためのキュー304であり得る特定言語を検出する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、英語コンテンツを日本語コンテンツに翻訳して良い。第2会議コンテンツデータ312は、第1会議コンテンツデータ302を置き換え又は補足して良い。例えば、第2会議コンテンツデータ312は、第1会議コンテンツデータ302の日本語吹き替えを生じて良く、日本語サブタイトルを第1会議コンテンツデータ302に追加させて良く、或いは、日本語コンテンツを元の英語コンテンツと別個に提供させて良い。実施形態は、説明のみを目的として、英語から日本語への変換の状況で本願明細書に記載されたが、翻訳は任意の元の言語から任意の目標言語へ提供されて良い。一実施形態によると、異なる翻訳が、電子会議に参加している異なるノード104A〜Nに提供されて良い。例えば、電子会議が第1ノードにおいて第1言語で開始され、第2及び第3ノードが該電子会議に参加していると仮定する。第2ノードでは、会議コンテンツは第1言語から第2言語に翻訳されて良く、第3ノードでは、会議コンテンツは第1言語及び/又は第2言語から第3言語へ翻訳されて良い。翻訳は、リアルタイムで、例えばメッセージウインドウ224を介して及び/又は1又は複数の他のウインドウを介して提供されて良い。各々の参加しているノードにおけるユーザは、例えばメッセージ制御222により、ノードの規定言語として使用され得る彼らのノードの言語を指定して良い。ユーザは、彼らのユーザプロファイルの中で、又は彼らのユーザ信用情報に関連して、好みの言語を指定し、電子会議アプリケーションが会議参加者の好みの言語に自動的に規定値に設定することを可能にしても良い。この翻訳アプローチは、複数の参加者が、複数の他の言語の他の参加者との電子会議に参加することを可能にし、ユ―ザ経験及び電子会議の効率を大いに向上する。
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、入力/出力機構から入力を検出できる。そして、入力は、入力を異なるフォーマットに変換するための、会議インテリジェンス装置102にとってのキュー304であり得る。例えば、入力/出力機構は、第1会議コンテンツデータ302を手書きメモ又は手書きの図の形式で第1会議コンテンツデータ302を入力として受信する電子ホワイトボードであって良い。光学文字認識(optical character recognition:OCR)、ベクトル図、及び/又は任意の他のデータ変換ツールに基づき、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302を、機械により記述される文字又は機械により描画される画像の形式の第2会議コンテンツデータ312に変換して良い。1又は複数のノード104A〜Nにおいて処理されると、第2会議コンテンツデータ312は、機械により記述される文字又は機械により描画される画像を電子ホワイトボード上で出力として提供させて良い。
キュー検出ロジック306、データ生成ロジック308、会話又は文字認識ロジック400、感情分析ロジック404、データ検索ロジック408、及び音声又は顔認識ロジック412は、人工知能サ―ビス110の部分として会議インテリジェンス装置102に、又は会議インテリジェンス装置102と別個に実装されて良い。さらに、これらの要素は、コンピュータハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はコンピュータハードウェア及びソフトウェアの任意の組合せで実装されて良い。
[D.会議コンテンツメタデータ生成]
図4A〜Dは、それぞれ、種々の会議コンテンツメタデータを含む第2会議コンテンツデータ312を示す。会議インテリジェンス装置102は、内部及び/又は外部情報に基づき会議コンテンツデータを生成する。内部情報は、ネットワーク接続の無い場合でも、会議インテリジェンス装置102にとって直ちにアクセス可能な情報を有する。例えば、会議インテリジェンス装置102がコンピュータである場合、システムデータ及び時間は、内部情報である。これに対し、外部情報は、ネットワーク接続を介して会議インテリジェンス装置102にとってアクセス可能な情報を有する。例えば、外部データソースから検索された情報は、外部情報である。
図4A〜Dは、それぞれ、電子会議中の、1又は複数のノード104A〜Nへの会議コンテンツデータの送信を示す。しかしながら、一部の会議コンテンツデータは、電子会議の期間を通じて送信されないままであって良い。例えば、一部の会議コンテンツデータは、報告を生成するような内部使用のために会議インテリジェンス装置102に格納されてままであって良い。図6Cに更に詳細に記載されるように、このような会議コンテンツメタデータの注目に値する例は、アクション項目、タスク、締め切り、等のような主要な会議ポイントを識別するラベルである。
<VI.会議後処理>
一実施形態によると、電子会議プロセスは、会議インテリジェンス装置102と関連して会議コンテンツの分析に基づき、広範な種類の会議後処理サービスを提供して良い。本願明細書で使用されるとき、用語「会議コンテンツ」は、1又は複数の電子会議に関連する任意の情報を表す。会議コンテンツの例は、限定ではなく、会議スケジューリング及び議題情報、会議参加者情報、電子会議中に共有されるコンテンツ、及び1又は複数の電子会議中に実行される全ての作業及び機能を含む。
会議コンテンツは、電子会議に対していつでも、つまり電子会議の前、最中、又は後に、少なくとも何らかの会議コンテンツが利用可能になると直ぐに、分析されて良い。以下に更に詳述する参加者分析のような特定種類の処理は、1又は複数の完了した電子会議からの会議データを処理可能であることから利益を享受し得る。例えば、電子会議が終わった後、会議インテリジェンス装置102は、格納された会議コンテンツデータを分析し、分析した会議コンテンツデータに基づき報告を生成して良い。代替で、会議インテリジェンス装置102は、電子会議中に会議コンテンツデータを分析して良く、電子会議が終わった後、分析した会議コンテンツデータに基づき報告を生成して良い。報告は、任意の数の文書、議題、会議概要、会議トランスクリプト、会議参加者分析、スライドショウプレゼンテーション、等を含む任意の種類及び量のデータを有して良い。本願明細書に前述したように、会議後処理結果は、他の電子会議のために使用されて良い。例えば、会議後処理結果は、他の電子会議の提案会議参加者を決定するために使用されて良い。これは、時間に渡る提案会議参加者の品質を向上するために繰り返されて良い。
図5は、会議コンテンツを処理しレポートを生成する構成を示すブロック図である。図5を参照すると、会議インテリジェンス装置102は、ノード104Aから、第1会議コンテンツデータ302を含む音声/ビデオデータ300を受信する。会議インテリジェンス装置102は、データ抽出ロジック500、メタデータ生成ロジック502、及びレポート生成ロジック508を有する。データ抽出ロジック500は、第1会議コンテンツデータ302を音声/ビデオデータ300から抽出させる。会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302を分析し、メタデータ生成ロジック502を用いて会議コンテンツメタデータ504を生成する。レポート生成ロジック506は、会議コンテンツメタデータ504をレポート508に含ませる。この処理は、連続的に、又は処理を実行するための要求に応答して、生じて良い。
会議インテリジェンス装置102は、レポート508に基づき種々の機能を実行して良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、会議データレポジトリにレポート508を格納し、又は電子会議の参加者108A〜Nに関連付けられる1又は複数のノード104A〜Nにレポート508を提供して良い。したがって、会議インテリジェンス装置102は、オフラインモードで及び/又はオンラインモードでレポート508を生成して良い。電子会議アプリケーションは、さらに、レポート508、及び会議コンテンツの分析に応答して生成された他のデータを処理し格納して良い。
[A.会議コンテンツ分析]
一実施形態では、会議インテリジェンス装置102は、電子会議中に会議コンテンツメタデータ504を生成する。例えば、データ生成ロジック308は、メタデータ生成ロジック502を有して良い。そして、第2会議コンテンツデータ312は、会議コンテンツメタデータ504を有して良い。図6A〜Cは、電子会議中に生成され得る会議コンテンツメタデータ504の例を示す。
図6Aは、参加者IDデータ602を含む会議コンテンツメタデータ504を生成する構成を示すブロック図である。図6Aを参照すると、データ抽出ロジック500は、第1会議コンテンツデータ302を抽出し、メタデータ生成ロジック502に提供する。図6Aの例では、メタデータ生成ロジック502は、電子会議の中の1又は複数の参加者108A〜Nを識別するために第1会議コンテンツデータ302に対して音声又は顔認識を実行する音声又は顔認識ロジック412を有する。メタデータ生成ロジック502は、1又は複数の参加者108A〜Nの参加者IDデータ602を含む会議コンテンツメタデータ504を生成する。メタデータ生成ロジック502は、会議コンテンツメタデータ504をレポート生成ロジック506に提供する。
図6Bは、第1会議コンテンツデータ302の中で検出された感情を含む会議コンテンツメタデータ504を生成する構成を示すブロック図である。図6Bを参照すると、データ抽出ロジック500は、発言「そうとも限らない」を含む第1会議コンテンツデータ302を抽出する。メタデータ生成ロジック502は、電子会議の参加者の感情604を決定するために第1会議コンテンツデータ302に対して感情分析を実行する感情分析ロジック404を有する。特定の実施形態に依存して変化して良い広範な種類の感情処理アルゴリズムを用いて、感情分析が実行されて良い。メタデータ生成ロジック502は、感情604を含む会議コンテンツメタデータ504を生成する。図6Bの例では、会議コンテンツメタデータ504は、参加者IDデータ602、及び第1会議コンテンツデータ302の翻訳を提供することに関連する情報も有する。したがって、メタデータ生成ロジック502は、感情分析ロジック404、音声又は顔認識ロジック412、及び会話又は文字認識ロジック400の組合せを有して良い。
図6Cは、キーとなる、つまり重要な会議ポイントを識別するためのラベルを含む会議コンテンツメタデータ504を生成する構成を示すブロック図である。図6Cを参照すると、第1会議コンテンツデータ302は、発言「アクション項目、火曜日までにスケジュールを作成する」を含む。メタデータ生成ロジック502は、第1会議コンテンツデータ302の中の1又は複数のキーワード606を認識するために第1会議コンテンツデータ302に対して会話又は文字認識を実行する会話又は文字認識ロジック400を有する。1又は複数のキーワード606は、電子会議の後に完了されるべきタスク608を示して良い。例えば、1又は複数のキーワード606は、特定のタスクを実行するための音声又は文字コマンドを有して良い。図6Cの例では、1又は複数のキーワード606は、ラベル「アクション項目」の後に、コマンド「火曜日までにスケジュールを作成する」が続くものである。メタデータ生成ロジック502は、1又は複数のキーワード606及び/又はタスク608を有する会議コンテンツメタデータ504を生成する。
会議インテリジェンス装置102は、地理位置情報又は会議室利用可能スケジュールのような内部及び/又は外部情報に基づき、会議コンテンツメタデータ504を生成して良い。図6A〜Cの各々で、レポート生成ロジック506は、会議コンテンツメタデータ504をレポート508に含める。図7A〜Bは、レポート508の例を示す。図7A〜Bを参照すると、会議インテリジェンス装置102は、ウェブに基づく参加者インタフェースを介してレポート508を提供する。会議インテリジェンス装置102は、レポート508を、要求に応じて、ネットワーク接続を検出すると、各電子会議の後に自動的に、等のような多数の時間のうちの任意の時間に、1又は複数のノード104A〜Nへ送信して良い。
[B.会議結果]
会議後処理は、例えば会議ルールテンプレートにより電子会議について指定された要件及び制約に従い実行されて良い。例えば、会議ルールテンプレートは、議事録、トランスクリプト、要約、翻訳、等のような電子会議について生成されるべき特定種類の文書を指定して良い。文書の種類及び形式は、種々の組織的、政治的、司法的、及びコンプライアンス要件を満たすよう要求されて良い。会議ルールテンプレートは、文書がどのように扱われるべきか、例えば、特定の場所に格納される、会議参加者に配信される、その他、等も指定して良い。例えば、会議ルールテンプレートは、会議結果が特定ファイルサーバに格納され会議参加者全員へ電子メールで配信されるべきであると指定して良い。
図7Aは、複数の電子会議の会議結果データへのアクセスを提供する例示的な会議報告画面700を示す。会議報告画面700は、例えば、ユーザが電子会議画面200(図2A)上の制御202から「会議報告」制御を選択することによりアクセスされて良い。会議報告画面は、ユーザが特定電子会議を選択し、選択した電子会議の会議結果を閲覧することを可能にする。
図7Bは、ユーザがマウスのようなポインティング装置を用いて会議報告画面700から「Comet設計レビュー会議」を選択することに応答して表示される、Comet設計レビュー会議の例示的な会議結果画面710を示す。会議結果画面710は、選択された電子会議の会議結果を表示する。図7Aに示す例では、会議結果情報は、図6A〜Cに示した会議コンテンツメタデータ504の多くを含む会議要約「ダッシュボード」の形式で表示される。しかし、実施形態は本例に限定されず、任意の種類の会議結果に適用可能である。
会議要約を含む会議結果は、明示的データ及び/又は黙示的データを有して良い。明示的データは、電子会議に関する詳細事項(名称、主題、日付、場所、等)のような情報、会議参加者、電子会議中に共有される文書、画像及び/又は任意の他のデータのような会議コンテンツデータを有する。図7Bの例では、明示的データは、議題、アクション項目のリスト、及び文書のリストを含む。本例では、議題は、リンクを介してアクセスされるが、議題全体を含む電子会議議題の1又は複数の部分は、会議結果画面710に含まれて良い。
黙示的データは、識別子、翻訳、及び/又は電子会議を分析した後に会議インテリジェンス装置102により生成される任意の他のデータのようなコンテンツメタデータ504を有する。図7Bに示す例では、会議結果画面710は、電子会議のトランスクリプトへのリンクを含む。そして、ユーザは、電子会議が行われた言語に関係なくトランスクリプトの言語を選択して良い。異なる言語の複数のトランスクリプトが生成されて良い。例えば、英語で行われた電子会議について、英語及び日本語の両方のトランスクリプトが生成されて良い。各々の参加者に関連する個々のレポートへのリンクも提供される。これは、以下に更に詳細に記載するように、種々の参加者メトリクスを有して良い。
図7Bの例では、会議結果画面710は、議題、アクション項目、及び電子会議中に生成された種々の文書のような、他のレポートへのリンクも有する。本例では、電子会議中に生成された電子文書は、「ホワイトボードノート」及び「ドラフトスケジュール」を有する。これらの電子文書は、1又は複数の入力/出力機構に基づき生成されたものである。例えば、1又は複数の入力/出力機構は、電子ホワイトボードを有して良い。会議インテリジェンス装置102は、電子ホワイトボード上で入力として受信された手書きメモ又は手書きの図を、光学文字認識(OCR)、ベクトル図、及び/又は任意の他のデータ変換ツールに基づき、機械により書かれた又は機械により描画された画像に変換して良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、手書きメモに対してOCRを実行して、どの文字が検出されたかを示すメタデータを生成して良い。メタデータは、次に、特定フォント又は任意の他の機械により書かれたフォーマットで検出された文字を生成するために使用されて良い。
一実施形態によると、会議後処理は、例えば会議効率を決定するために種々の統計的分析を実行することを含む。図7Bの例の例では、会議結果画面710は、電子会議中の2つの議題項目のうちの各々に費やされた時間量を示すパイチャート712を有する。本例では、パイチャート712は、付随するキーと一緒に、会議時間の25%が第1議題項目「火曜日までにスケジュールを作成する」を議論するのに費やされたこと、及び会議時間の75%が第2議題項目「マーケティングからフィードバックを得る」を議論するのに費やされたこと、を示す。同様のアプローチは、アクション項目のような電子会議の他の側面にも使用されて良い。そして、情報は、主題又はトピックにより配置されて良い。実施形態は、パイチャートを使用する本例に限定されず、統計情報をコンピュータユーザインタフェース上で提示する任意の方法が使用されて良い。
会議結果画面710は、会議効率メトリック714の形式の統計も含む。図7Bに示す例では、会議効率は、低から高までの尺度で及び全電子会議の会議効率に対して示される整数値「86」により提示される。低い効率は、会議効率0に対応して良く、高い効率は会議効率100に対応して良い。会議効率は、特定の実装に依存して変化して良い広範な種類の基準に基づき計算されて良い。例示的な基準は、限定ではなく、電子会議の予定時間量に対する電子会議に要した実際の時間の実際の合計量、電子会議中に議題項目に追加された時間量、議題項目当たりの平均時間量、電子会議中に完了した議題項目の割合、電子会議中に完了したアクション項目の割合、等を含む。会議効率は、これらの例示的な基準又は他の基準の任意の組合せに基づき決定されて良く、基準は特定の実装に依存して重み付けされて良い。会議効率は、ユーザに提示され得る統計に基づく会議結果のほんの一例であり、他の統計が使用されて良い。ユーザにより選択されると図7Aの会議報告画面700に制御を戻す「戻る」制御が設けられる。
先の例では、会議結果は、ユーザにより選択された特定の電子会議について決定され表示された。一実施形態によると、集約会議結果は、複数の電子会議に跨り決定される。これは、ユーザが、組織による複数の会議に渡る全体的な会議統計を閲覧することを可能にする。会議統計の例は、限定ではなく、会議効率、平均参加者参加率、アクション項目達成率、感情スコア、平均会議時間、平均会議時間超過、等を含む。制御は、統計が決定され表示されるべき電子会議をユーザが指定できるようにして良い。例えば、制御は、ユーザが組織による全ての電子会議を選択すること、又は部門、グループ、部署(営業、会計、技術、試験、等)、プロジェクト、チーム、ユーザ、会議トピック、会議目的、等により電子会議を選択することを可能にして良い。選択されたエンティティについての統計結果は、ユーザが迅速且つ容易に複数の電子会議の性能を閲覧できる電子会議「ダッシュボード」に表示されて良い。電子会議「ダッシュボード」に表示される統計結果は、ユーザが異なる部門、グループ、部署(営業、会計、技術、試験、等)、プロジェクト、チーム、ユーザ、等を選択すると、動的に更新されて良い。例えば、組織内の幹部は、組織内の各エンティティに渡り行われた電子会議の効率を迅速且つ容易に閲覧できる。これは、幾つかの状況では、電子会議が組織内でどのように行われるかについて改善することを可能にする。
[C.参加者分析]
一実施形態によと、会議後処理は、参加者分析を含む。これは、参加の品質及び/又は量のような、会議参加者による参加の1又は複数の属性を示す1又は複数の統計を決定することを含み得る。図7Cは、図7Bの会議結果画面710から特定の会議参加者、つまり「John C.」、「Sue K.」又は「Mike B.」を選択することによりアクセスされ得る例示的な参加者分析報告720を示す。本例では、ユーザは会議参加者「Sue K.」を選択し、参加者分析報告729は会議参加者「Sue K.」の会議参加者プロファイルを示すと仮定する。
「+」及び「−」のような制御は、ユーザが特定電子会議の会議参加者のプロファイルを閲覧することを可能にする。図7Cに示す例では、ユーザは、「Comet設計レビュー会議」に隣接する「+」制御を選択して、本電子会議についてSue K.の会議参加者プロファイルを閲覧した。図7Cに示すように、参加者分析報告720は、電子会議中の合計参加時間、電子会議中に議論された各議題項目の参加時間、参加インデックス、アクション項目達成率、役割、及び感情分析結果を含む種々の参加者メトリックを示す。感情分析結果は、使用される感情分析の種類に依存して変化して良い。例えば、感情分析は、対立する感情結果、つまり肯定的、否定的、又は中立的を示して良い。別の例として、感情分析は、複数の感情について感情スコアを有して良い。図7Cに示す例では、0〜100の尺度の感情スコアは、6個の感情の各々について提供される。ここで、スコア0は対応する感情の存在が僅かしか又は全く検出されないことを示し、スコア100は対応する感情の高い存在を示す。感情分析結果は、特定の感情が検出された電子会議中の時間のような他の情報を有して良い。電子会議中の異なる時間に検出された特定の感情について複数の時間が示されて良い。
参加インデックスは、任意の指標、重み付け又はその他の場合には選択された参加者の会議への貢献の任意の側面であって良い。例えば、「63/100」は、選択された参加者が話していた、合計会議時間の割合を示して良い。アクション項目達成率は、会議参加者に割り当てられたアクション項目を完了することにおいて、会議参加者の過去の成功を示す。アクション項目は、特定の実装に依存して変化して良い広範な種類の方法で計算されて良い。例えば、図7Cに示すアクション項目達成率は、特定参加者に割り当てられたアクション項目の合計数に対する、特定会議参加者により完了されたアクション項目の数を示す。本例では、会議参加者「Sue K.」は、合計2個のアクション項目のうち、1個のアクション項目を完了した。アクション項目は、会議参加者「Sue K.」に具体的に割り当てられて良く、又はそうでなくて良い。
選択された参加者に関連付けられた役割は、現在会議に対して及び/又は特定のエンティティの中の選択された参加者(例えば、企業の部長)を記述する多数のカテゴリのうちの任意のカテゴリを示して良い。例えば、「アクティブプレゼンター」は、選択された参加者が単に他の参加者に対して応答しただけでなく、議論のために多くのトピックを提供したことも示して良い。他の統計が、参加者について決定されて良く、特定の実装に依存して変化して良い。
会議参加者の統計は、任意の数の電子会議に基づき決定されて良い。例えば、会議参加者の統計は、単一の電子会議に基づき計算されて良く、又は複数の電子会議の集約データに基づき計算されて良い。アクション項目達成率のような幾つかの統計は、膨大な電子会議サンプルに渡り決定されるとき、単一の電子会議の中で任意の個々の会議参加者に割り当てられ且つ完了したアクション項目の数が少ない場合があるので、一層有用である。
一実施形態によると、参加者分析報告720は、複数の電子会議に渡り会議参加者の集約統計722を有する。本例では、会議参加者「Sue K.」についての集約統計712は、12個の電子会議に基づき、参加インデックス、アクション項目達成率、及び感情スコアを含む。感情スコアは、12個の電子会議に渡り複数の感情のうちの各々について決定され、本例では、会議参加者「Sue K.」が陽気な場合が多く、困惑していることが少なく、防衛的及び論争的になることが多く、しばしば默考し、自信のあることが多くないことを示す。
一実施形態によると、集約統計は、複数の会議参加者について表示され格納されて良い。例えば、図7Cで、参加者分析報告720は、全ての参加者724についての集約統計、参加率による及びアクション項目達成率によるランク付けを有する。この情報は、広範な種類のコンテキストで有用であり得る。例えば、集約統計は、会議を計画するとき会議主催者にとって、例えばアクション項目を割り当てるとき会議中に会議オーナにとって、及び性能評価目的で、有用であり得る。集約統計は、本願明細書に前述したように、提案会議参加者を決定するために会議インテリジェンス装置102によっても使用されて良い。実施形態は、図7Bに示した例示的な集約統計に限定されず、任意の集約統計が使用されて良い。一実施形態によると、集約統計は、組織内のプロジェクト、部門、グループ、部署、等のような論理的エンティティについて決定され表示されて良い。これは、ユーザが、論理的エンティティ毎に会議参加者性能を閲覧することを可能にする。例えば、ユーザは、特定のプロジェクトの会議参加者の会議性能統計を閲覧し、それらの統計を組織内の他のプロジェクトの会議参加者の会議性能統計と比較して良い。これは、管理又は他の関心人物にとって、会議性能統計の有用性を大いに向上する。ユーザにより選択されると図7Bの会議結果画面710に制御を戻す「戻る」制御が設けられる。
一実施形態によると、翻訳サービスが会議結果及び参加者分析に適用されて良い。例えば、会議結果画面710は、選択されると、選択された言語で会議結果画面710の内容を表示する言語選択制御を有して良い。同じアプローチは、本願明細書に前述した電子会議「ダッシュボード」に適用されて良い。同様に、参加者分析報告720は、選択されると、選択された言語で参加者分析報告720の内容を表示する言語選択制御を有して良い。
[D.アクション項目管理]
一実施形態によると、会議後処理はアクション項目管理を含む。アクション項目管理は、1又は複数の電子会議のアクション項目と、説明、責任者、期限日、現在状態等の各アクション項目の情報と、を表示することを含み得る。アクション項目は、会議毎に、又は複数の会議に渡り閲覧され得る。例えば、組織全体、部署、チーム、プロジェクト、ユーザ、期限日、状態、等のアクション項目が閲覧されて良い。
<VII.処理概要>
図8及び9は、会議インテリジェンス装置102により実行され得る種々の処理を示すフロー図である。一実施形態では、図8は、電子会議中のネットワーク接続により実行される処理を示す。一実施形態では、図9は、少なくとも部分的にネットワーク接続を伴い又は伴わず実行され得る処理を示す。
[A.介入データの生成]
図8は、介入データ310を生成するアプローチを示すフロー図800である。ブロック802で、会議インテリジェンス装置102は、複数の参加者108A〜Nを含む電子会議の会議コンテンツデータを受信する。会議コンテンツデータは、例えば、電子会議の第1会議コンテンツデータ302を含む音声/ビデオデータ300を有して良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、ビデオ会議ストリームを、電子会議中に会議参加者Bobに申し出を行っている会議参加者Aliceに関連付けられるRicoh UCS P3500から受信して良い。会議コンテンツデータは、電子会議の実際の音声/ビデオデータに加えて他のデータを有して良い。例えば、会議コンテンツデータは、電子会議のサポート文書、並びに他の電子会議に関連する任意の種類の情報、任意の他の種類の情報、を含んで良い。
ブロック804で、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータ、例えば音声/ビデオデータ300が電子会議に介入するための会議インテリジェンス装置102にとってのキュー304を含むことを決定する。会議インテリジェンス装置102は、会話又は文字認識、音声又は顔認識、感情分析、等のような多数の分析を会議コンテンツデータに対して実行することに基づき、この文書を作成して良い。例えば、会議インテリジェンス装置102は、第1会議コンテンツデータ302を抽出し分析して、Aliceによるアイコンタクトが少ないことを検出して良い。少ないアイコンタクトは、会議インテリジェンス装置102にとって、Bobに推奨を送信することにより応答するためのキュー304になり得る。
ブロック806で、会議インテリジェンス装置102は、キュー304を検出することに応答して、介入データ310を生成する。介入データ310は、第1会議コンテンツデータ302と異なる第2会議コンテンツデータ312を含む。例えば、会議インテリジェンス装置102は、対案を作るようBobに助言する推奨を生成して良い。
ブロック808で、会議インテリジェンス装置102は、電子会議中に、1又は複数のノード104A〜Nへ介入データ310を送信する。1又は複数のノード104A〜Nは、複数の参加者108A〜Nのうちの少なくとも一人に関連付けられる。例えば、会議インテリジェンス装置102は、Bobに推奨を送信し、Aliceからの推奨を保留して良い。
[B.レポートの生成]
図9は、レポート508を生成するアプローチを示すフロー図900である。ブロック902で、会議インテリジェンス装置102は、複数の参加者108A〜Nを含む電子会議の会議コンテンツデータを受信する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、Ricoh UCSアプリを実行しているCharlieのスマートフォンから音声会議データパケットを受信して良い。
ブロック904で、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータを分析する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、電子会議の音声/ビデオデータ300を分析して、音声/ビデオデータ300から特定の会議コンテンツデータを抽出して良い。これは、例えば、ヘッダデータをストリッピングすること、及び音声会議データパケットのペイロードを分析することを含み得る。ペイロードの分析は、会話又は文字認識、感情分析、音声又は顔認識、等を実行することを含み得る。
ブロック904で、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータの分析に基づき、会議コンテンツメタデータ504を生成する。例えば、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツデータに対して音声認識を実行して、Charlieを電子会議に出席している人物として識別して良い。会議インテリジェンス装置102は、名前−値ペアの中で「話者:Charlie」を含むJSONを生成して良い。
ブロック906で、会議インテリジェンス装置102は、会議コンテンツメタデータ504の少なくとも部分を、電子会議のレポート508に含める。例えば、会議インテリジェンス装置102は、電子会議の参加者108A〜Nの中でも「Charlie」を含む「会議概要」を生成して良い。
<VIII.実施例>
一実施形態によると、本願明細書に記載した技術は、1又は複数の特定目的コンピュータ装置により実施される。特定目的コンピュータ装置は、この技術を実行するためにハードウェアに組み込まれても良く、この技術を実行するよう永続的にプログラムされた1又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)若しくはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のようなデジタル電子装置を有して良く、この技術を実行するようプログラム命令に従ってファームウェア、メモリ、他の記憶若しくは組合せでプログラムされた1又は複数の汎用目的ハードウェアプロセッサを有して良い。このような特定目的コンピュータ装置は、この技術を達成するために、カスタムハードワイヤードロジック、ASIC又はFPGAをカスタムプログラミングと組み合わせて良い。特定目的コンピュータ装置は、デスクトップコンピュータシステム、ポータブルコンピュータシステム、ハンドヘルド装置、ネットワーク装置、又はこの技術を実施するためのハードワイヤードロジック及び/又はプログラムロジックを組み込んだ任意の他の装置であって良い。
例えば、図10は、一実施形態が実装され得るコンピュータシステム1000を示すブロック図である。コンピュータシステム1000は、バス1002又は情報を通信する他の通信機構、及びバス1002に結合され情報を処理するプロセッサ1004を有する。ハードウェアプロセッサ1004は、例えば汎用目的マイクロプロセッサであって良い。
コンピュータシステム1000は、また、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は他のダイナミック記憶素子のような、バス1002に結合され情報及びプロセッサ1004により実行されるべき命令を格納する主記憶1006も有する。主記憶1006は、プロセッサ1004により実行されるべき情報の実行中に、一時変数又は他の中間的情報を格納するために用いられて良い。このような命令は、プロセッサ1004にアクセス可能な非一時的記憶媒体に格納されるとき、命令で指定された動作を実行するようカスタマイズされた特定目的装置内のコンピュータシステム1000を実現する。
コンピュータシステム1000は、バス1002に結合され、静的情報及びプロセッサ1004のための命令を格納する読み出し専用メモリ(ROM)1008又は他の静的記憶装置を更に有する。情報及び命令の格納のために、磁気ディスク又は光ディスクのような記憶装置1010が設けられバス1002に結合される。
コンピュータシステム1000は、バス1002を介して、陰極線管(CRT)のような、コンピュータユーザに情報を表示するディスプレイ1012に結合されて良い。入力装置1014は、英数字及び他のキーを有し、バス1002に結合され、プロセッサ1004に情報及びコマンド選択を伝達する。別の種類のユーザ入力装置は、マウス、トラックボール又はカーソル方向キーのようなカーソル制御1016であり、プロセッサ1004に方向情報及びコマンド選択を伝達し、ディスプレイ1012上のカーソルの移動を制御する。この入力装置は、通常、2軸、つまり第1の軸(例えばX)及び第2の軸(例えばY)における2度の自由度を有し、装置に平面内の位置を指定させる。
コンピュータシステム1000は、本願明細書に記載した技術を、カスタマイズハードワイヤードロジック、1又は複数のASIC若しくはFPGA、コンピュータシステムと組み合わせて、コンピュータシステム1000を特定用途向け機械にする若しくはプログラムするファームウェア及び/又はプログラムロジックを用いて実装して良い。一実施形態によると、これらの技術は、プロセッサ1004が主記憶1006に含まれる1又は複数の命令の1又は複数のシーケンスを実行するのに応答して、コンピュータシステム1000により実行される。このような命令は、記憶装置1006のような別の記憶媒体から主記憶1010に読み込まれて良い。主記憶1006に含まれる命令シーケンスの実行は、プロセッサ1004に本願明細書に記載した処理ステップを実行させる。代替の実施形態では、ハードワイヤード回路が、ソフトウェア命令の代わりに又はそれと組み合わせて用いられて良い。
本願明細書で用いられる用語「記憶媒体」は、装置を特定の方法で動作させるデータ及び/又は命令を格納する任意の非一時的媒体を表す。このような記憶媒体は、不揮発性媒体及び/又は揮発性媒体を有し得る。不揮発性媒体は、例えば、記憶装置1010のような光又は磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、主記憶1006のような動的記憶を含む。記憶媒体の共通形態は、例えば、フロッピディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、固体ドライブ、磁気テープ、又は任意の他の磁気データ記憶媒体、CD−ROM、任意の他の光学データ記憶媒体、ホールのパターンを有する物理的媒体、RAM,PROM及びEPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップ若しくはメモリカートリッジを含む。
記憶媒体は、伝送媒体と別個であって良いが共に用いられて良い。伝送媒体は、記憶媒体間で情報を転送する際に関与する。例えば、伝送媒体は、同軸ケーブル、銅線、光ファイバを含み、バス1002を構成するワイヤを含む。伝送媒体は、無線及び赤外線データ通信中に生成される波動のような音響又は光の波動の形式であって良い。
種々の形態の媒体は、実行のためにプロセッサ1004に1又は複数の命令の1又は複数のシーケンスを伝達する際に、関与し得る。例えば、命令は、初めにリモートコンピュータの磁気ディスク又は固体ドライブで運ばれ得る。リモートコンピュータは、その命令を自身の動的記憶にロードし、及びモデムを用いて電話線を介して命令を送信できる。コンピュータシステム1000にローカルなモデムは、電話線でデータを受信し、赤外線送信機を用いて、そのデータを赤外線信号に変換できる。赤外線検出器は、赤外線信号で伝達されたデータを受信し、適切な回路がそのデータをバス1002に置くことができる。バス1002は、データを主記憶1006に伝達する。主記憶1006から、プロセッサ1004が命令を読み出し実行する主記憶1006により受信された命令は、任意的に、プロセッサ1004により実行される前又は後に、記憶装置1010に格納されて良い。
コンピュータシステム1000は、バス1002に結合された通信インタフェース1018も含む。通信インタフェース1018は、ローカルネットワーク1022に接続されるネットワークリンク1020に結合される2方向データ通信を提供する。例えば、通信インタフェース1018は、ISDN(Integrated Services Digital Network)カード、モデム、衛星モデム又は対応する種類の電話線へのデータ通信接続を提供するモデムであって良い。別の例として、通信インタフェース1018は、互換性のあるLANへのデータ通信接続を提供するLAN(Local Area Network)カードであって良い。無線リンクも実装されて良い。任意のこのような実装で、通信インタフェース1018は、種々の情報を表すデジタルデータストリームを伝達する電気、電磁気又は光信号を送信及び受信する。
ネットワークリンク1020は、通常、1又は複数のネットワークを通じて他のデータ装置へのデータ通信を提供する。例えば、ネットワークリンク1020は、ローカルネットワーク1022を通じてホストコンピュータ1024への又はISP(Internet Service Provider)1026により稼働されるデータ機器への接続を提供できる。ISP1026は、また、現在一般的に「インターネット」1028と称される世界的規模のパケットデータ通信ネットワークを通じてデータ通信サービスを提供する。ローカルネットワーク1022及びインターネット1028の両者は、デジタルデータストリームを伝達する電気、電磁気又は光信号を用いる。種々のネットワークを通る信号及びネットワークリンク1020の通信インタフェース1018を通る信号は、コンピュータシステム1000への及びそれからのデジタルデータを伝達し、伝送媒体の例示的形式である。
コンピュータシステム1000は、ネットワーク、ネットワークリンク1020及び通信インタフェース1018を通じて、プログラムコードを含む、メッセージを送信し及びデータを受信できる。インターネットの例では、サーバ1030は、インターネット1028、ISP1026、ローカルネットワーク1022及び通信インタフェース1018を通じてアプリケーションプログラムのために要求されたコードを送信し得る。
受信されたコードは、プロセッサ1004により受信されるとプロセッサ1010により実行され、及び/又は後に実行するために記憶装置1010若しくは他の不揮発性記憶に格納され得る。
上述の明細書では、本発明の実施形態は、実施形態毎に変化し得る多数の特定の詳細を参照し説明された。したがって本明細書と添付図面は限定的ではなく例示的であると解釈すべきである。本開示の、および本出願者により本開示の範囲内であると意図されたものの唯一の指標は、特許請求の範囲が由来する特定の形式の、いかなる今後の補正も含む本出願に由来する一組の特許請求の範囲の文字通りの範囲及び等価な範囲である。
100 構成
102 会議インテリジェンス装置
104A〜N ノード
106 ネットワークインフラストラクチャ
108A〜N 参加者
110 人工知能サービス
112 電子会議アプリケーション

Claims (20)

  1. 装置であって、
    1又は複数のプロセッサと、
    命令を格納する1又は複数のメモリと、
    を有し、前記命令は、前記1又は複数のプロセッサにより処理されると、
    前記装置において実行する電子会議プロセスに、ユーザが電子会議の特定会議ルールテンプレートを指定できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを生成させ、前記特定会議ルールテンプレートは、前記電子会議に適用されるべき複数のルールを指定し、
    前記装置において実行する前記電子会議プロセスに、前記電子会議に関して、前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記複数のルールを実施させる、
    装置。
  2. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要議題項目を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要議題項目を指定する、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要会議参加者を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要会議参加者を指定する、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記特定会議ルールテンプレートは、電子会議のための所要データを指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のための前記所要データを指定する、
    請求項1に記載の装置。
  5. 前記特定会議ルールテンプレートは、1又は複数の文書化要件を指定し、
    前記電子会議プロセスは、前記1又は複数の文書化要件が前記電子会議について満たされることを保証するよう構成される、
    請求項1に記載の装置。
  6. 前記1又は複数の文書化要件は、議事録を含み、
    前記電子会議プロセスは、前記電子会議のために議事録を生成させるよう構成される、
    請求項3に記載の装置。
  7. 前記複数のルールは、複数の組織的な、法的な、又は司法の要件又は制約を指定し、
    前記装置において実行する前記電子会議プロセスは、前記複数の組織的な、法的な、又は司法の要件又は制約を実施するよう構成される、
    請求項1に記載の装置。
  8. 前記特定会議ルールテンプレートは、電子会議の1又は複数の手続要件を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議プロセスは、前記電子会議の前記1又は複数の手続要件を実施する、
    請求項1に記載の装置。
  9. 命令を格納する1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、1又は複数のプロセッサにより処理されると、
    装置において実行する電子会議プロセスに、ユーザが電子会議の特定会議ルールテンプレートを指定できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを生成させ、前記特定会議ルールテンプレートは、前記電子会議に適用されるべき複数のルールを指定し、
    前記装置において実行する前記電子会議プロセスに、前記電子会議に関して、前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記複数のルールを実施させる、
    1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  10. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要議題項目を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要議題項目を指定する、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  11. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要会議参加者を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要会議参加者を指定する、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  12. 前記特定会議ルールテンプレートは、電子会議のための所要データを指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議のための前記所要データを指定する、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  13. 前記特定会議ルールテンプレートは、1又は複数の文書化要件を指定し、
    前記電子会議プロセスは、前記1又は複数の文書化要件が前記電子会議について満たされることを保証するよう構成される、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  14. 前記1又は複数の文書化要件は、議事録を含み、
    前記電子会議プロセスは、前記電子会議のために議事録を生成させるよう構成される、
    請求項11に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  15. 前記複数のルールは、複数の組織的な、法的な、又は司法の要件又は制約を指定し、
    前記装置において実行する前記電子会議プロセスは、前記複数の組織的な、法的な、又は司法の要件又は制約を実施するよう構成される、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  16. 前記特定会議ルールテンプレートは、電子会議の1又は複数の手続要件を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議プロセスは、前記電子会議の前記1又は複数の手続要件を実施する、
    請求項9に記載の1又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  17. コンピュータにより実施される方法であって、
    装置において実行する電子会議プロセスが、ユーザが電子会議の特定会議ルールテンプレートを指定できるようにするグラフィカルユーザインタフェースを生成するステップであって、前記特定会議ルールテンプレートは、前記電子会議に適用されるべき複数のルールを指定する、ステップと、
    前記装置において実行する前記電子会議プロセスが、前記電子会議に関して、前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記複数のルールを実施するステップと、
    を有する、コンピュータにより実施される方法。
  18. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要議題項目を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議プロセスが、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要議題項目を指定する、
    請求項17に記載のコンピュータにより実施される方法。
  19. 前記特定会議ルールテンプレートは、所要会議参加者を指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議プロセスが、前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートにより指定される前記所要会議参加者を指定する、
    請求項17に記載のコンピュータにより実施される方法。
  20. 前記特定会議ルールテンプレートは、電子会議のための所要データを指定し、
    前記ユーザが前記電子会議のために前記特定会議ルールテンプレートを指定することに応答して、前記電子会議プロセスは、前記電子会議のための前記所要データを指定する、
    請求項17に記載のコンピュータにより実施される方法。
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