JP2018063623A - 情報分析装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報分析装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ソフトウェア環境のバージョンの違いを考慮して設定情報の間の差異を比較分析できる仕組みを提供することを目的とする。【解決手段】異なるバージョンのソフトウェア環境を持つ一対の情報処理装置の設定情報を取得し、取得した一対の設定情報の間の差異を分析する際に、バージョンの違いによる設定内容の差異を表す情報に基づいて前記一対の設定情報を比較して差異箇所を特定し、特定された差異箇所に基づいて、各々の設定情報に対応するバージョンの違いによる差異箇所と、該設定情報に対してユーザにて実施された変更による差異箇所とを識別可能に表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、異なる環境の設定情報を比較分析する技術に関する。
近年、社内システムを構築する際にパッケージ製品を導入する企業が増えている。パッケージ製品による社内システム構築は一般的に個別開発より短納期、低コストを実現できる。通常、パッケージ製品では、企業個別に実施したカスタマイズ設定内容を設定情報として管理している。
設定情報はパッケージ製品のバージョンアップにより、設定項目が追加されたり、設定方法が変更されたりする。そのため、設定情報の内容は、ユーザによるカスタマイズ設定変更がなくても、バージョンアップにより変更される場合がある。
本番環境に導入済みパッケージ製品のバージョンアップを実施する際には、まず開発環境においてバージョンアップを実施し、必要であればカスタマイズ設定を変更し、動作等を検証後、問題がなければ本番環境に移行する。検証の際、開発環境の設定情報と本番環境の設定情報を比較してカスタマイズ設定変更内容を把握することが重要となるが、単純に比較した場合、バージョンアップによる変更内容が混同してしまい、カスタマイズ設定変更内容のみを把握するのが困難である。
そこで、特許文献1では、旧バージョンでカスタマイズされた対象ソースコードファイルと旧バージョンでカスタマイズ未実施の標準ソースコードファイルとを比較してカスタマイズによる差分を抽出し、さらに、旧バージョンの標準ソースコードファイルと新バージョンの標準ソースコードとを比較してバージョンアップによる差分を抽出することにより、バージョンアップによる影響範囲をソースコードファイル単位に把握する方法が開示されている。
特開2015−76025
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、旧バージョンでカスタマイズ変更された内容と、旧バージョンから新バージョンにバージョンアップされた場合の標準ソースコードの変更内容とをソースコード単位に把握するものであり、旧バージョンでの設定情報と、新バージョンでの設定情報とを直接比較するものではない。
また、特許文献1に開示された方法では、標準部分におけるバージョンアップによる差分は把握できるが、カスタマイズ部分におけるバージョンアップによる差分は考慮されていない。そのため、バージョンアップにより設定項目や設定方法が変更された場合には対応できない。
そこで本発明では、ソフトウェア環境のバージョンの違いを考慮して設定情報の間の差異を比較分析できる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、異なるバージョンのソフトウェア環境を持つ一対の情報処理装置の設定情報を取得し、取得した一対の設定情報の間の差異を分析する情報分析装置であって、前記一対の設定情報を比較し差異箇所を特定する特定手段と、前記特定された差異箇所に基づいて、各々の設定情報に対応するバージョンの違いによる差異箇所と、該設定情報に対してユーザにて実施された変更による差異箇所とを識別可能に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によると、ソフトウェア環境のバージョンの違いを考慮して設定情報の間の差異を比較分析できるようになる。
本発明の実施形態である設定情報比較システムのシステム構成の一例を示すブロック図。 本発明の実施形態である設定情報比較システムを構成する情報処理装置、開発環境、本番環境に適用可能なハードウェア構成の一例を示すブロック図。 本発明の実施形態である設定情報比較システムの機能構成の一例を示すブロック図。 本発明の実施形態である設定情報比較システムのXML構造体データ登録処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態である設定情報比較システムのXMLデータ比較処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態である設定情報比較システムで使用するテーブル類の一例を示すデータ構成図。 本発明の実施形態である設定情報比較システムで対象とするXML設定ファイルの一例を示すイメージ図。 本発明の実施形態である設定情報比較システムの比較用データ登録更新画面の一例を示す画面イメージ。 本発明の実施形態である設定情報比較システムの比較実行画面の一例を示す画面イメージ。
図1は、本発明の実施形態の設定情報比較システムのシステム構成の一例を示すブロック図である
設定情報比較システム100は、情報分析装置101、開発環境102、本番環境103、ネットワーク104より構成される。
情報分析装置101は、ユーザからの要求を受けて、ネットワーク104を経由して、開発環境102および本番環境103からXML設定ファイルを取得し、両ファイルの内容を比較し、比較結果を表示する。情報分析装置101は、単体のコンピュータでも、WebサーバとクライアントによるWebシステムでもよい。
開発環境102および本番環境103は、特定のバージョンを持つアプリケーション(商用パッケージ製品)が導入されており、アプリケーションを実行するための設定情報としてXML設定ファイルを保持している。
ネットワーク104は、情報分析装置101と開発環境102および本番環境103を連携させる。ネットワーク104は、インターネットであってもよいし、LAN(Local Area Network)であってもよい。
図2は、図1の情報分析装置101、開発環境102および本番環境103に適用可能なハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。なお、表示器はCRTや、液晶ディスプレイ等の様々な種類が存在する。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるCFカードメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク104)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3は、本発明の実施形態の設定情報比較システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
設定情報比較システム100は、情報分析装置101、開発環境102、本番環境103を持つ。
情報分析装置101は、XML構造体情報管理部311、比較用データ管理部312、XMLデータ取得部313、XMLデータ比較部314、比較結果表示部315を持つ。
XML構造体情報管理部311は、アプリケーションの任意のバージョンについて、設定情報として使用できる有効な属性(タグで表される)の一覧情報であるXML構造体テーブル600を、各環境のソースファイルや、設定マニュアル等に基づいて登録管理する機能部である。
比較用データ管理部312は、各バージョンにおける有効な属性(タグ)や属性に対する設定方法の差異を設定した無視データテーブル610、読替データテーブル620を登録管理する機能部である。各テーブルは、XML構造体テーブル600の登録内容をもとに自動で設定するか、比較用データ登録更新画面800によりユーザが登録、更新を行う。
XMLデータ取得部313は、比較実行画面900にてユーザに指定されたXML設定ファイルを、開発環境102および本番環境103から取得する機能部である。
XMLデータ比較部314は、取得されたXML設定ファイルを比較し、比較結果を比較結果表示部315にて表示すべく出力する機能部である。処理の詳細は後述する。
比較結果表示部315は、XMLデータ比較部314により出力されたXML設定ファイル間の比較結果をディスプレイ210等に表示する機能部である。
開発環境102および本番環境103は、アプリケーション部321、XMLデータ格納部322を持つ。
アプリケーション部321は、アプリケーションに対するプログラムを格納し、アプリケーションを実行する機能部であり、アプリケーションは特定のバージョンを持つ。
XMLデータ格納部322は、アプリケーションを実行するための設定情報であるXML設定ファイルを格納する機能部である。格納されるXML設定ファイルはアプリケーションのバージョンに対応する。
まず、図を参照してXML設定ファイルについて説明する。
図7に、開発環境における新バージョンのXML設定ファイル701と、本番環境における旧バージョンのXML設定ファイル702の一例を示す。
XML設定ファイルは、701のようにタグと呼ばれる「<>」で囲まれた文字列と、タグに挟まれた部分の内容とを含めた要素(XML構造体)の集合体であり、各要素が階層構造を形成している。各タグは設定情報の属性の種類を表しており、タグに挟まれた部分の内容が属性の設定値を表す。
新バージョンのXML設定ファイル701と、旧バージョンのXML設定ファイル702を比べると、行711と行721では差異がなく変更されていない。一方、行712と行722では、設定内容が変更されている(black→red)。
行713と行723ではタグは同じであるが、バージョンアップにより設定方法が変更されたため、値が変換されている。ただし、ユーザにより設定内容は変更されていない(デフォルト値のTRUEのまま)。行714と行724も同様に設定方法が変更され、更にユーザにより設定内容が変更されている(TRUE→FALSE)。
行725では旧バージョンには行そのものが存在せず、新バージョンでは行715が追加されている。ただし、ユーザにより設定内容は変更されていない(デフォルト値のFALSEのまま)。行726では同様に旧バージョンには行そのものが存在せず、新バージョンで行716が追加され、更にユーザにより設定内容が変更されている(FALSE→TRUE)。なお、通常、行のない部分は空行が表示されるのではなく、前に詰められて表示されるが、新旧バージョンの対比がしやすいよう、便宜上空行を表示している。
行717では旧バージョンにて1行(1つの属性)で設定していた内容を、新バージョンでは2行(2つの属性)で設定するように変更されたため、行727で2行に変換されている。ただし、ユーザにより設定内容は変更されていない(旧値のright_upperから変換されたrightとupperのまま)。行718と行728では同様に旧バージョンで1行で設定していた内容を新バージョンでは2行で設定するように変更され、更にユーザにより設定内容が変更されている(right→center、upper→center)。
上記のように、XML設定ファイルの変更内容として、バージョンアップによるものと、ユーザによるカスタマイズ変更によるものが存在し、特にユーザによるカスタマイズ変更によるXML設定ファイルの変更内容を確認することが重要である。
以下、図を参照して、設定情報比較システムにおける処理について説明する。
図4は、XML構造体データ登録処理の一例を示すフローチャートである。
本処理は、情報分析装置101のCPU201において実行される。
ステップS401では、比較用データ登録更新画面800のXML構造体データ取込サブ画面801にてユーザから要求を受け付け、XML構造体データを取り込む。XML構造体データは、図6(a)に示すXML構造体テーブル600と同様の項目を持つCSV形式等のデータファイルから取り込む。データファイルは、アプリケーションの設定仕様書等から事前に作成しておく。
ここで、比較用データ登録更新画面800のXML構造体データ取込サブ画面801について説明する。
図8は、比較用データ登録更新画面800の一例を示す画面イメージである。
XML構造体データ取込サブ画面801では、ユーザはバージョンID802に取り込もうとしているXML構造体データに対応するバージョンIDを指定、または、リストから選択し、定義ファイル登録803にXML構造体データを格納したファイルを指定する。ファイル参照ボタン804を押下してファイルフォルダを表示させ、対象のファイルを選択することも可能である。バージョンID、ファイルの指定後、取込ボタン805を押下することにより、ステップS401以降の処理が実行される。
図4の説明に戻る。
ステップS402では、取り込んだXML構造体データをXML構造体テーブル600に登録する。
ここで、XML構造体テーブル600について説明する。
図6(a)はXML構造体テーブル600の一例を示すデータ構成図である。
XML構造体テーブル600は、項目として、バージョンID601、バージョン内連番602、階層603、開始タグ604、終了タグ605、デフォルト値606を持つ。
バージョンID601はアプリケーションのバージョンを表す。バージョンID601は比較用データ登録更新画面800で指定されたバージョンID802である。バージョン内連番602は同一バージョン内で順に振られる番号であり、バージョンID601と合わせてレコードを一意に識別する。
階層603はタグにより表される要素(XML構造体)が配置される階層を表し、番号が大きくなるほど下位の階層となる。開始タグ604は要素の開始位置に設定されるタグを表し、終了タグ605は要素の終了位置に設定されるタグを表す。終了タグ605は、開始タグ604のタグ名の前に「/」を付与した文字列であり、開始タグ604と終了タグ605は一対となる。
デフォルト値606は、開始タグ604に対応して初期設定される内容(開始タグと終了タグに挟まれた部分)の値を表す。旧バージョンに存在せず新バージョンで追加されたタグであっても、新バージョンでの設定内容がデフォルト値であれば、旧バージョンから変更がないものとみなすことができる。
図4の説明に戻る。
ステップS403では、XML構造体テーブル600から既に登録されていたXML構造体データ、つまり旧バージョンのXML構造体データを取得し、バージョンID601ごとに分類する。
ステップS404では、ステップS403で取得したXML構造体データのバージョンごとに、ステップS405からS408までの処理を繰り返す。
ステップS405では、ステップS401で取り込んだXML構造体データのレコードごとにステップS406、S407の処理を繰り返す。
ステップS406では、取り込んだXML構造体データのレコードと同じ階層、開始タグを持つレコードが既登録のXML構造体データに存在するか否かをチェックする。存在する場合はステップS408に移り、存在しない場合はステップS407に移る。存在しない場合とは具体的には、対象のXML構造体が旧バージョンに存在せず、新バージョンで追加されたケース等を表す。
ステップS407では、対象のXML構造体を無視データテーブル610に登録する。
ここで、無視データテーブル610について説明する。
図6(b)は、無視データテーブル610の一例を示すデータ構成図である。
無視データテーブル610は、項目として、対象バージョン611、比較バージョン612、開始タグ613、終了タグ614、デフォルト値615を持つ。
対象バージョン611は、分析対象のバージョンIDを表す。ステップS407では、今回取り込んだXML構造体データのバージョンIDが設定される。比較バージョン612は、比較相手のバージョンIDを表す。ステップS407では、既登録のXML構造体データのバージョンIDが設定される。
開始タグ613、終了タグ614、デフォルト値615は、対象バージョンに存在し、比較バージョンに存在しないXML構造体の開始タグ604、終了タグ605、デフォルト値606を表す。ステップS407では、今回取り込んだXML構造体データの対応する項目が設定される。
なお、無視データテーブル610の設定内容は、ステップS407で自動登録された後で、比較用データ登録更新画面800により、新規登録、更新することも可能である。
図4の説明にもどる。
ステップS408では、取り込んだXML構造体データのレコード全てが処理されるまでステップS404から繰り返す。
ステップS409では、既登録のXML構造体データのバージョン全てが処理されるまでステップS403から繰り返す。
以上でXML構造体データ登録処理を終了する。
図5は、XMLデータ比較処理の一例を示すフローチャートである。
本処理は、情報分析装置101のCPU201において実行される。
ステップS501では、比較実行画面900より、対象XML設定ファイル、比較対象XML設定ファイルの指定を受け付ける。
ここで、比較実行画面900について説明する。
図9は、比較実行画面900の一例を示す画面イメージである。
比較実行画面900では、対象XMLファイル901に分析対象のXML設定ファイルを、比較XMLファイル903に比較相手のXML設定ファイルを指定し、比較実行ボタン905を押下することにより、指定されたXML設定ファイルに対して、ステップS501以降の比較処理が実行される。各XML設定ファイルは、ファイル参照ボタン902および904を押下することにより選択することもできる。
比較実行結果は、比較実行画面900の下部に表示されるが、結果表示については後述する。
図5の説明に戻る。
ステップS502では、指定された対象XML設定ファイルおよび比較対象XML設定ファイルを取り込む。ここでは、開発環境102および本番環境103に格納されているXML設定ファイルを直接取得してもよいし、一時格納場所に該当ファイルを格納し、その場所から取得してもよい。
ステップS503では、取り込んだXML設定ファイルに対応するバージョンIDを取得する。ここでは、XML設定ファイルの属性に記録されているバージョンIDを取得することを想定しているが、開発環境102および本番環境103にアプリケーションのバージョンIDを問い合わせて取得してもよい。
ステップS504では、無視データテーブル610から、ステップS503にて取得したバージョンIDに対応する無視データを取得する。
無視データテーブル610は、図4のXML構造体データ登録処理にて自動で登録されるが、必要であれば、比較用データ登録更新画面800の無視データテーブル更新サブ画面811により、新規登録や更新することができる。
ここで、図8を参照して、無視データテーブル更新サブ画面811について説明する。
無視データテーブル更新サブ画面811では、既に登録されている無視データの一覧が812に表示され、選択欄813をチェックし、更新ボタン815を押下することにより不図示の無視データ更新画面を呼び出して無視データの設定内容を更新できる。また、追加ボタン814を押下することにより不図示の無視データ登録画面を呼び出して無視データを新規で登録することができる。
図5の説明に戻る。
ステップS505では、読替データテーブル620から、ステップS503にて取得したバージョンIDに対応する読替データを取得する。
ここで、読替データテーブル620について説明する。
読替データテーブル620は、項目として、対象バージョン621、比較バージョン622、対象バージョン621に対応する開始タグ623、終了タグ624、設定値625、比較バージョン622に対応する開始タグ626、終了タグ627、設定値628を持つ。
対象バージョン621は分析対象のバージョンIDを表し、通常、新バージョンのバージョンIDが設定される。比較バージョン622は比較相手のバージョンIDを表し、通常、旧バージョンのバージョンIDが設定される。項目の623〜625、項目の626〜628にはそれぞれ、対象バージョン621と比較バージョン622において該当するXML構造が存在する場合には差異なしとみなす内容が設定される。例えば、629では、対象バージョンが1.2、比較バージョンが1.1の時、対象バージョンでは開始タグ<mergin>に対し”TRUE”が、比較バージョンでは開始タグ<mergin>に対し”1”が設定されていた場合に差異なしとみなす。
また、読替データテーブル620は、比較用データ登録更新画面800の読替データテーブル更新サブ画面821により、登録、更新される。
ここで、図8を参照して、読替データテーブル更新サブ画面821について説明する。
読替データテーブル更新サブ画面821では、既に登録されている読替データの一覧が822に表示され、選択欄823をチェックし、更新ボタン825を押下することにより不図示の読替データ更新画面を呼び出して読替データの設定内容を更新できる。また、追加ボタン824を押下することにより不図示の読替データ登録画面を呼び出して読替データを新規で登録することができる。
図5の説明に戻る。
ステップS506では、分析対象のXML設定ファイルの行ごとにステップ507以降の処理を繰り返す。
ステップS507では、比較相手のXML設定ファイルに、分析対象のXML設定ファイルの現在行と階層、開始タグが同じ行が存在するか否かをチェックする。存在すればステップS508に移り、存在しなければステップS513に移る。
ステップS508では、分析対象のXML設定ファイルの現在行と、見つかった比較相手のXML設定ファイルの行とで、設定値が同じか否かをチェックする。同じであればステップS509に移り、同じでなければステップS510に移る。
ステップS509では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異なし(完全一致)」として表示する。(例えば、図9の行911)
ステップS510では、分析対象のXML設定ファイルの現在行と、見つかった比較相手のXML設定ファイルの行の内容が読替データテーブルに登録されているか否かをチェックする。登録されていればステップS511に移り、登録されていなければステップS512に移る。
ステップS511では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異なし(読替)」として表示する。(例えば、図9の行913)
ステップS512では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異あり」として表示する。(例えば、図9の行912、914)
ステップS513では、分析対象のXML設定ファイルの現在行が無視データテーブルに登録されているか否かをチェックする。登録されていればステップS514に移り、登録されていなければステップS515に移る。
ステップS514では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異なし(無視)」として表示する。(例えば、図9の行915)
ステップS515では、分析対象のXML設定ファイルの現在行と、比較相手のXML設定ファイルの行の内容が読替データテーブルに登録されているか否かをチェックする。登録されていればステップS516に移り、登録されていなければステップS517に移る。
ステップS516では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異なし(読替)」として表示する。(例えば、図9の行917)
ステップS517では、分析対象のXML設定ファイルの現在行は「差異あり」として表示する。(例えば、図9の行918)
ステップS518では、分析対象のXML設定ファイルの行を全て処理するまで、ステップS506から繰り返す。
ステップS519では、分析対象のXML設定ファイルの全ての行において差異があったか否かをチェックする。差異があった場合はステップS520に移り、差異がなかった場合はステップS521に移る。
ステップS520では、差異があったことをワーニングメッセージとして表示する。(例えば、図9のメッセージ906)
ステップS520では、差異がなかったことをメッセージとして表示する。
以上でXMLデータ比較処理を終了する。
図9の比較実行画面900では、比較結果表示の一例として分析対象のXML設定ファイル907と比較相手のXML設定ファイル908を並べて比較できるように表示している。比較結果としては、差異のある行を太字や下線で強調表示し(行912や行918など)、無視や読替によって差異なしとみなした行についても色を変える等により識別可能に表示している(行913や行915、行917など)。
上記により、バージョンの異なる環境間で、設定情報の変更箇所を正確に把握することが出来るようになる。
以上、各実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、各処理方法をコンピュータが実行可能(読み取り可能)なプログラムであり、本発明の記憶媒体は、各処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
なお、本発明におけるプログラムは、各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読取り実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 設定情報比較システム
101 情報処理装置
102 開発環境
103 本番環境
104 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 CRT
211 外部メモリ

Claims (5)

  1. 異なるバージョンのソフトウェア環境を持つ一対の情報処理装置の設定情報を取得し、取得した一対の設定情報の間の差異を分析する情報分析装置であって、
    前記一対の設定情報を比較し差異箇所を特定する特定手段と、
    前記特定された差異箇所に基づいて、各々の設定情報に対応するバージョンの違いによる差異箇所と、該設定情報に対してユーザにて実施された変更による差異箇所とを識別可能に表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする情報分析装置。
  2. バージョンの違いによる前記設定情報に設定可能な要素の差異を表す差異情報を取得する差異情報取得手段を備え、
    前記特定手段は、前記一対の設定情報に対応するバージョンの違いによる前記差異情報に基づいて、前記バージョンの違いによる差異箇所であるか、または、前記ユーザにて実施された変更による差異箇所であるかを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
  3. 異なるバージョンに対応する設定情報において、それぞれのバージョン間で差異がないとみなされる設定内容の組み合わせを表す読替情報を取得する読替情報取得手段を備え、
    前記特定手段は、前記一対の設定情報に対応するバージョン間での前記読替に基づいて、前記バージョンの違いによる差異箇所であるか、または、前記ユーザにて実施された変更による差異箇所であるかを特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報分析装置。
  4. 異なるバージョンのソフトウェア環境を持つ一対の情報処理装置の設定情報を取得し、取得した一対の設定情報の間の差異を分析する情報分析装置の制御方法であって、
    特定手段が、前記一対の設定情報を比較し差異箇所を特定する特定ステップと、
    表示手段が、前記特定された差異箇所に基づいて、各々の設定情報に対応するバージョンの違いによる差異箇所と、該設定情報に対してユーザにて実施された変更による差異箇所とを識別可能に表示する表示ステップと
    を備えることを特徴とする情報分析装置の制御方法。
  5. 異なるバージョンのソフトウェア環境を持つ一対の情報処理装置の設定情報を取得し、取得した一対の設定情報の間の差異を分析する情報分析装置において実行可能なプログラムであって、
    前記情報分析装置を、
    前記一対の設定情報を比較し差異箇所を特定する特定手段と、
    前記特定された差異箇所に基づいて、各々の設定情報に対応するバージョンの違いによる差異箇所と、該設定情報に対してユーザにて実施された変更による差異箇所とを識別可能に表示する表示手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112445542A (zh) * 2020-11-25 2021-03-05 平安普惠企业管理有限公司 系统环境配置的比对方法、装置、设备及存储介质
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WO2023162271A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 日本電気株式会社 運用管理装置、システム及び方法、並びに、コンピュータ可読媒体

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