JP2015088043A - 情報処理装置、情報処理方法、及びそのプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻をシミュレーションする仕組みを提供する。
【解決手段】イベントの開催期間を管理し、イベントの開催に応じて処理時間が変化する、連続して実行されるバッチジョブのログを管理するバッチジョブ管理サーバ100において、イベント選択部301は、イベントを選択し、ログ記憶部302は、バッチジョブの識別情報と開始日時、および終了日時または処理時間をログとして記憶し、ログ抽出部303は、選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出し、出力部304は、バッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びそのプログラムに関する。
現在、情報処理装置で実行されるバッチジョブを管理するバッチジョブ管理システムがある。
バッチジョブ管理システムでは、バッチジョブを登録しておくことで、バッチジョブが定時に実行され、ログを基にバッチジョブの実績を解析、表示することができる。
特開平8−272652号公報
特許文献1には、バッチジョブ及びバッチジョブを構成するプログラムの実行情報をバッチジョブ名によって検索することにより、バッチジョブの詳細な実行状況を会話形式で簡単に確認する仕組みが開示されている。
販売促進などのイベント開催によって、バッチジョブのトランザクション量が一時的に増える可能性がある販売管理システムなどの場合、システム管理者は規定時間内にバッチジョブが終了するか否かについて判断するために、イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻をあらかじめシミュレーションしておく必要がある。
そのシミュレーションには、過去のバッチジョブのログを参考にするが、ログにはイベントの開催情報が記録されていないため、システム管理者がイベントの資料を参照し、イベント開催期間を考慮した上でログを解析しなければならなかった。
特許文献1にはイベントという概念がないため、イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻をシミュレーションすることが困難である。
また、イベント開催期間におけるバッチジョブのログを解析には、イベント期間中に最も負荷が高かった日を参考にすることが多いが、イベントが長期間行われた場合、最も負荷が高い日を特定するのに手間がかかってしまうという問題もある。また、複数のイベントが同じ時期に実施される場合のバッチジョブ処理時間のシミュレーションは、更に困難である。
そこで、本発明の目的は、イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻をシミュレーションする仕組みを提供することである。
イベントの開催期間を管理し、前記イベントの開催に応じて処理時間が変化する、連続して実行されるバッチジョブのログを管理する情報処理装置であって、前記イベントを選択するイベント選択手段と、前記バッチジョブの識別情報と開始日時、および終了日時または処理時間をログとして記憶するログ記憶手段と、前記ログ記憶手段で記憶したログから、前記イベント選択手段で選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出するログ抽出手段と、前記ログ抽出手段で抽出した複数のログから、前記イベント選択手段で選択されたイベント開催期間に実行されたバッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
本発明によれば、イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻のシミュレーションを表示することができる。
本発明に係る文書システムの構成の一例を示す図 図1におけるバッチジョブ管理サーバ100.バッチジョブ実行サーバ102〜104のハードウェア構成の一例を示すブロック図 バッチジョブ管理サーバ100の機能構成の一例を示すブロック図 バッチジョブ管理メニュー画面の一例を示す図 ジョブフロー一覧画面の一例を示す図 バッチジョブ一覧画面の一例を示す図 イベント一覧画面の一例を示す図 シミュレーション条件選択画面の一例を示す図 シミュレーション結果画面の一例を示す図 シミュレーション結果画面の一例を示す図 シミュレーション処理の一例を示すフローチャート 各種テーブルレイアウトの一例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1は、システム構成の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
バッチジョブ管理サーバ100、バッチジョブ実行サーバ101〜103は、ネットワーク104(LANなど)およびインターネットなどにより接続されている。バッチジョブ管理サーバ100は、バッチジョブ実行サーバ101〜103で実行されるバッチジョブの登録、スケジューリング、実行命令の指示、ログ管理などを行う管理サーバである。
また、バッチジョブ実行サーバ101〜103で実行されるバッチジョブには、「毎時」「毎日」「毎月」「毎年」など定期的に繰り返して実行されるバッチジョブがある。また、複数のバッチジョブを一連のフロー(例えば、日次夜間処理)として実行することがあり、その連続して実行するバッチジョブをまとめてジョブフローと呼ぶ。
本実施形態では、バッチジョブ実行サーバ101〜103で実行されるバッチジョブは、バッチジョブ管理サーバ100に記憶されているとしたが、バッチジョブ実行サーバ101〜103に記憶されていてもよい。また、バッチジョブ管理サーバ100とバッチジョブ実行サーバ101〜103のうち、複数のサーバが一体になっていてもよい。
バッチジョブ管理サーバ100は、ユーザ企業などのネットワーク104に接続されていてもよいし、またそれ自体がクラウドサービス上の仮想サーバとして構築されていてもよい。
具体的には、製造販売業を営む企業の情報システムにおいて、バッチジョブ実行サーバ101が販売管理システムのバッチジョブを実行し、バッチジョブ実行サーバ102が在庫管理システムのバッチジョブを実行し、バッチジョブ実行サーバ103が顧客管理システムのバッチジョブを実行し、バッチジョブ管理者がバッチジョブ管理サーバ100において、バッチジョブ実行サーバ101〜103で実行されるバッチジョブの登録、スケジューリング、実行命令の指示、ログ管理などを行う。
なお、図1のネットワーク上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
図2は、本発明の実施形態に係わる実行制御サーバに適用可能なハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、このハードウェア構成は、物理サーバ102、管理者端末104、クライアント端末108にも適用可能である。
図2に示すように、バッチジョブ管理サーバ100は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク104を介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルおよび各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明についても後述する。
図3は、バッチジョブ管理サーバ100の機能構成の一例を示すブロック図である。
イベント選択部301は、前記イベントを選択する機能部である。
ログ記憶部302は、前記バッチジョブの識別情報と開始日時、および処理時間をログとして記憶する機能部である。
ログ抽出部303は、前記ログ記憶部302で記憶したログから、前記イベント選択部301で選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出する機能部である。
出力部304は、前記ログ抽出部303で抽出した複数のログから、前記イベント選択部301で選択されたイベント開催期間に実行されたバッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する機能部である。
また、前記出力部304は、前記ログ抽出部303で抽出したログを更に出力する機能部である。
また、前記出力部304は、出力したシミュレーション結果におけるバッチジョブがユーザの操作によって指定された場合に、当該バッチジョブが前記ログ抽出部303で抽出したログのうち、どのログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力したかを識別可能に出力する機能部である。
イベント登録部305は、前記イベントの開催期間を登録する機能部である。
また、前記出力部304は、前記バッチジョブの実行に入力データを必要とする場合は、同一識別情報のバッチジョブのログのうち開始日時が最遅のログを、前記バッチジョブの実行に入力データを必要としない場合は、同一識別情報のバッチジョブのログのうち処理時間が最長のログを、用いて出力する機能部である。
また、前記ログ抽出部303は、前記イベント選択部301で複数イベントが選択された場合、該複数イベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出する機能部である。
また、前記ログ抽出部303は、該複数イベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出できなかった場合、該複数イベントを構成する1または複数のイベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出する機能部である。
図4は、バッチジョブ管理メニュー画面の一例を示す図である。
バッチジョブ管理者によってバッチジョブ管理サーバ100で動作するバッチジョブ管理システムにログインが行われると、バッチジョブ管理サーバ100は、出力部210にバッチジョブ管理メニュー画面400を表示する。
バッチジョブ管理サーバ100は、バッチジョブ管理メニュー画面400において、「ジョブフロー一覧リンク401」「バッチジョブ一覧リンク402」「イベント一覧リンク403」「シミュレーションリンク404」の4つのリンクを表示し、バッチジョブ管理者によって各リンクが押下されると、それぞれ「ジョブフロー一覧画面500」「バッチジョブ一覧画面600」「イベント一覧画面700」「シミュレーション条件選択画面800」を表示する。
図5は、ジョブフロー一覧画面の一例を示す図である。図12は、各種テーブルレイアウトの一例を示す図である。
図12の各種テーブルついて、簡単に説明する。ジョブテーブル1200は、バッチジョブおよび複数のバッチジョブを一連のフローとして連続して実行するジョブフローを記憶するテーブルである。紐付テーブル1220は、ジョブフローに属すバッチジョブについて後続バッチジョブを記憶する、つまり、ジョブフローに含まれるバッチジョブの実行順序を記憶するテーブルである。イベントテーブル1240は、小売店やお客様窓口など、販売の現場において実施されるセールやキャンペーンなどのイベントの期間を記憶するテーブルである。ログテーブル1260は、バッチジョブ実行サーバ101〜103で実行されたバッチジョブのログを記憶するテーブルである。
なお、この実施形態では、ログテーブル1260には、「処理日」「開始時刻」「終了時刻」を記憶するとしたが、これに限定するものではなく、開始日時と終了日時がログから読み取ることができればよいため、「開始日時」「終了日時」、「処理日」「開始時刻」「処理時間」、「開始日時」「処理時間」などの組み合わせであってもよい。
バッチジョブ管理メニュー画面400に表示されているジョブフロー一覧リンク401が押下されると、図5のジョブフロー一覧画面500を表示する。
バッチジョブ管理サーバ100は、ジョブフロー一覧画面500において、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、ジョブ区分1211=「ジョブフロー」のレコードを抽出し、ジョブフロー一覧表501を表示する。ジョブフロー一覧表501におけるジョブフローの処理名はリンクとして表示し、リンクが押下されると、ジョブフロー編集画面530を表示する。
また、新規作成ボタン502が押下されると、ジョブフロー作成画面510を表示する。ジョブフロー作成画面510において、新規ジョブフローを登録するためのジョブフロー情報511の入力欄を表示する。ジョブフロー情報511に新規ジョブフローの情報が入力された後、登録ボタン513が押下されると、ジョブフロー情報511に基づく新規ジョブフローを作成し、外部メモリ211のジョブテーブル1200に新規ジョブフローを記憶する。
また、ジョブフロー作成画面510のフロー作成ボタン512が押下されると、このジョブフローを構成するバッチジョブのフローチャート作成画面520を表示する。フローチャート作成画面520では、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、ジョブ区分1211=「ジョブ」のレコードをセレクトボックスに表示し、バッチジョブ管理者によって選択、順序付けられることで、バッチジョブのフローチャートを作成し、完了ボタン522が押下されると、外部メモリ211の紐付テーブル1220に作成されたフローチャートを記憶する。
ジョブフロー一覧画面500のジョブフロー処理名リンク503が押下されると、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、押下されたジョブフローのジョブIDをキーにして、「処理名532」「処理詳細533」「開始時刻(毎時/毎日/毎月/毎年)534」「開始時刻(年月日時分)535」を取得し、ジョブフロー編集画面530に取得したジョブフロー情報531を表示する。
バッチジョブ管理者によって、ジョブフロー情報531の値が修正された後、更新ボタン537が押下されると、ジョブフローのジョブIDをキーにして、該当するジョブフローをジョブフロー情報531で更新し、外部メモリ211のジョブテーブル1200に記憶する。
また、ジョブフロー編集画面530のフロー編集ボタン536が押下されると、このジョブフローを構成するバッチジョブのフローチャート編集画面540を表示する。具体的には、外部メモリ211に記憶されている紐付テーブル1220から、ジョブフローのジョブIDをキーにして検索し、後続ジョブIDを取得し、取得した後続ジョブIDを検索キーにして紐付テーブル1220を更に検索することを繰り返し、フローチャート編集画面540を表示する。表示されたフローチャート541は、バッチジョブ管理者によって変更され、更新ボタン542が押下されると、外部メモリ211の紐付テーブル1220に更新されたフローチャート541を記憶する。
図6は、バッチジョブ一覧画面の一例を示す図である。
バッチジョブ管理メニュー画面400に表示されているバッチジョブ一覧リンク402が押下されると、図6のバッチジョブ一覧画面600を表示する。
バッチジョブ管理サーバ100は、バッチジョブ一覧画面600において、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、ジョブ区分1211=「ジョブ」のレコードを抽出し、バッチジョブ一覧表601を表示する。バッチジョブ一覧表601におけるバッチジョブの処理名はリンクとして表示し、リンクが押下されると、バッチジョブ編集画面620を表示する。
また、新規作成ボタン602が押下されると、バッチジョブ作成画面610を表示する。バッチジョブ作成画面610において、新規バッチジョブを登録するためのバッチジョブ情報611の入力欄を表示する。バッチジョブ情報611に新規バッチジョブの情報が入力された後、登録ボタン612が押下されると、バッチジョブ情報611に基づく新規バッチジョブを作成し、外部メモリ211のジョブテーブル1200に記憶する。
バッチジョブ一覧画面600のバッチジョブ処理名リンク603が押下されると、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、押下されたバッチジョブのジョブIDをキーにして、「処理名622」「処理詳細623」「開始時刻624」「実行ホスト625」「実行ユーザ626」「実行バッチ627」「入力ファイル628」を取得し、バッチジョブ編集画面620に取得したバッチジョブ情報621を表示する。
バッチジョブ管理者によって、バッチジョブ情報621の値が修正された後、更新ボタン629が押下されると、バッチジョブのジョブIDをキーにして、該当するバッチジョブをバッチジョブ情報621で更新し、外部メモリ211に記憶する。
ここで、「開始時刻624」には、このバッチジョブの実行を開始する時刻が決まっている場合に開始時刻を入力する。「開始時刻624」のテキストボックスに「○時○分」形式のような時刻を入力することができる。「開始時刻624」が空白の場合は、フローチャート編集画面540で設定された直前のバッチジョブ(=バッチジョブB)が終了後、即時に「実行バッチ627(=バッチジョブC)」の実行を開始する。
なお、「入力ファイル628」は、「実行バッチ627(=バッチジョブC)」を実行する際に入力ファイルを必要とするか否かを表す。「入力ファイル628」は空白であるため、「実行バッチ627(=バッチジョブC)」を実行する際に入力ファイルを必要としない。つまり、「実行バッチ627(=バッチジョブC)」の実行開始に条件は無いため、フローチャート編集画面540で設定された直前のバッチジョブ(=バッチジョブB)が終了後、即時に「実行バッチ627(=バッチジョブC)」の実行を開始する。
一方、「入力ファイル638」は「./dataD.dat」であるため、「実行バッチ637(=バッチジョブD)」を実行する際に入力ファイルを必要とする。つまり、「./dataD.dat」が無い場合は、「実行バッチ637(=バッチジョブD)」の実行を待機する。その後、「./dataD.dat」が作成されたなどにより、「./dataD.dat」の存在が確認できた場合、「実行バッチ637(=バッチジョブD)」の実行を開始する。
図7は、イベント一覧画面の一例を示す図である。
バッチジョブ管理メニュー画面400に表示されているイベント一覧リンク403が押下されると、図7のイベント一覧画面700を表示する。
バッチジョブ管理サーバ100は、イベント一覧画面700において、外部メモリ211に記憶されているイベントテーブル1240から全てのレコードを抽出し、イベント一覧表701を表示する。イベント一覧表701におけるイベント名はリンクとして表示し、リンクが押下されると、イベント編集画面720を表示する。
また、新規作成ボタン702が押下されると、イベント作成画面710を表示する。イベント作成画面710において、新規イベントを登録するためのイベント情報711の入力欄を表示する。イベント情報711に新規イベントの情報が入力された後、登録ボタン712が押下されると、イベント情報711に基づく新規イベントを作成し、外部メモリ211のイベントテーブル1240に記憶する。
イベント一覧画面700のイベント処理名リンク703が押下されると、外部メモリ211に記憶されているイベントテーブル1240から、押下されたイベントのイベントIDをキーにして、「イベント名722」「イベント詳細723」「イベント開始日724」「イベント終了日725」を取得し、イベント編集画面720に取得したイベント情報721を表示する。
バッチジョブ管理者によって、イベント情報721の値が修正された後、更新ボタン726が押下されると、イベントのイベントIDをキーにして、該当するイベントをイベント情報721で更新し、外部メモリ211に記憶する。
図8は、シミュレーション条件選択画面の一例を示す図である。
バッチジョブ管理メニュー画面400に表示されているシミュレーションリンク404が押下されると、図8のシミュレーション条件選択画面800を表示する。
バッチジョブ管理サーバ100は、シミュレーション条件選択画面800において、外部メモリ211に記憶されているジョブテーブル1200から、ジョブ区分1211=「ジョブフロー」のレコードを抽出しジョブフローセレクトボックス801を、イベントテーブル1240から全てのレコードを抽出しイベント一覧表802を表示する。イベント一覧表802にはチェックボックス803を表示し、複数のイベントを選択することができる。
具体的には、シミュレーション条件選択画面810は、ジョブフローセレクトボックス801に「システムA 日次 夜間処理」を、チェックボックス803から「決算セール2013」のイベントを選択した画面である。この画面において実行ボタン814が押下されると、イベント「決算セール2013」の開催期間にジョブフロー「システムA 日次 夜間処理」を実行することを想定したシミュレーション結果画面900(図9)が表示される。
一方、シミュレーション条件選択画面820は、ジョブフローセレクトボックス801に「システムA 日次 夜間処理」を、チェックボックス803から「決算セール2013」「入学キャンペーン2013」の2つのイベントを選択した画面である。この画面において実行ボタン825が押下されると、イベント「決算セール2013」「入学キャンペーン2013」の2つが同時に開催された場合に、ジョブフロー「システムA 日次 夜間処理」を実行することを想定したシミュレーション結果画面1000(図10)が表示される。
図9は、シミュレーション結果画面の一例を示す図である。
図8のシミュレーション条件選択画面810の実行ボタン814が押下されると、図9のシミュレーション結果画面900を表示する。
シミュレーション結果画面900には、シミュレーション条件選択画面810で選択されたイベントの開催期間に実行された、対象ジョブフローの最長のログをフローチャート形式で表示する。具体的には、「決算セール2013」の開催期間(2013年3月10日〜3月31日)に実行されたジョブフロー「システムA 日次 夜間処理」のうち、処理に最も時間がかかったログ(ここでは2013年3月20日のログ)を最長ログ表示エリア910に表示する。シミュレーション条件選択画面810で選択されたイベントが1つの場合、シミュレーション結果画面900のように、最長のログを表示するだけであり、シミュレーションは行わない。
これにより、あるジョブフローについて、イベントの開催期間で処理に最も時間がかかったログを表示することができる。
図10は、シミュレーション結果画面の一例を示す図である。
図8のシミュレーション条件選択画面820の実行ボタン825が押下されると、図10のシミュレーション結果画面1000を表示する。
画面上部の最長ログ表示エリア(点線で囲まれた部分)には、シミュレーション条件選択画面820で選択されたイベントの開催期間に実行された、対象ジョブフローの最長のログをフローチャート形式で最長ログ表示エリアに表示する。
具体的には、「決算セール2013」の開催期間(2013年3月10日〜3月31日)に実行されたジョブフロー「システムA 日次 夜間処理」のうち、処理に最も時間がかかったログ(ここでは2013年3月20日のログ)を最長ログ表示エリア1010に、「入学キャンペーン2013」の開催期間(2013年4月1日〜4月30日)に実行されたジョブフロー「システムA 日次 夜間処理」のうち、処理に最も時間がかかったログ(ここでは2013年4月5日のログ)を最長ログ表示エリア1020に表示し、画面下部には最長ログ表示エリアに表示されたログの中から、最も時間がかかったログまたは最も遅く開始したログの処理時間を用いて、バッチジョブ毎につなぎ合わせたシミュレーション結果をシミュレーション結果表示エリア1030に表示する。
これにより、これまで同時に開催したことがなかったイベントを同時に開催した場合、あるジョブフローの終了時刻がどれくらいになるかの目安をシミュレーションすることができる。
なお、マウスやキーボードなどの入力コントローラ205を用いたユーザの操作によって、シミュレーション結果表示エリア1030の各バッチジョブにカーソルをあてられた場合、最長ログ表示エリア1010と最長ログ表示エリア1020のうち、どのログの処理時間を用いてシミュレーションしたか分かるように、処理時間を用いたログの色を変え、バッチジョブ管理者が識別できるよう表示する。具体的には、シミュレーション結果表示エリア1030のバッチジョブF(図10の1036)にマウスのカーソルを合わせると、このバッチジョブは、最長ログ表示エリア1010のログの処理時間を用いてシミュレーションしたため、バッチジョブFのログ(図10の1016)の色を変え、ユーザが識別できるようにする。
図11は、シミュレーション処理の一例を示すフローチャートである。図12は、各種テーブルレイアウトの一例を示す図である。
図11と図12を用いて、図8のシミュレーション条件選択画面820の実行ボタン825が押下されてから、図10のシミュレーション結果画面1000を表示するまでのシミュレーション処理1100について説明する。
シミュレーション処理1100は、対象ジョブフローの最長ログ表示処理1110とシミュレーション結果表示処理1120の2つに分かれる。
まず、シミュレーション処理1100について説明する。以下の説明は、すべてバッチジョブ管理サーバ100のCPU201が行うものとする。
ステップS1101において、シミュレーション条件選択画面820で選択されたイベント毎に対象ジョブフローの最長ログ表示処理1110を実行し、シミュレーション条件選択画面820で選択されたイベントの開催期間に実行された、対象ジョブフローの最長のログをフローチャート形式で表示する。このステップS1101を選択されたイベントの数だけ繰り返す。
なお、シミュレーション条件選択画面820で選択されたイベントが、実行ボタン825が押下されると、RAM202に、選択されたジョブフローのジョブIDと選択されたイベントのイベントIDを記憶しておく。
ステップS1102において、表示された最長ログの数が2以上か否か判定する。
2以上でない(つまり1以下)と判定した場合は、シミュレーション結果を表示する必要が無いため、シミュレーション処理1100を終了する。
2以上と判定した場合は、ステップS1103において、シミュレーション結果表示処理1120を実行し、シミュレーション処理1100を終了する。これにより、複数の最長ログを基にして、選択された複数のイベントが同時に開催された場合、ジョブフローの終了時刻がどれくらいになるかシミュレーション表示される。
次に対象ジョブフローの最長ログ表示処理1110について説明する。
ステップS1111において、選択されたイベントのイベントIDをRAM202から取得し、そのイベントIDをキーにして、外部メモリ211に記憶されているイベントテーブル1240から、選択されたイベントのイベント情報を取得する。具体的には、シミュレーション条件選択画面820において、「決算セール2013」「入学キャンペーン2013」の2つのイベントが選択された場合、RAM202には選択されたイベントのイベントID「E005」「E006」が記憶されているため、まずイベントID「E005」をキーにして、イベントテーブル1240から、イベント情報1245を取得する。
ステップS1112において、取得したイベント情報1245のイベント開始日〜イベント終了日までのイベント開催期間において、ログテーブル1260に対象ジョブフローのログの有無を判定する。具体的には、イベント情報1245の「イベント開始日」「イベント終了日」はそれぞれ「2013/03/10」「2013/03/31」であり、RAM202には選択されたジョブフローのジョブID「J001」が記憶されているため、処理日「2013/03/10」〜「2013/03/31」、ジョブID「J001」を検索キーにして、ログテーブル1260を検索し、該当するログの有無を判定する。
該当するログが無い場合、このイベントについての最長ログ表示処理1110は終了する。
該当するログが有る場合、ステップS1113において、該当したログからジョブフロー処理時間が最長のログを特定する。具体的には、該当した各ログの「開始時刻」と「終了時刻」の差から処理時間を算出し、その処理時間が最長のログを特定する。ここでは、ログレコード1261(2013/03/21のログ)が最長のログであったとする。
ステップS1114において、ジョブIDを検索キーにして紐付テーブル1220から対象ジョブフローの後続バッチジョブを検索する。具体的には、ジョブID「J001」を検索キーにして紐付テーブル1220を検索し、後続バッチジョブのジョブID「J002」を取得する。これにより、ジョブフローのジョブIDを検索キーとした場合は先頭のバッチジョブのジョブIDを、バッチジョブのジョブIDを検索キーとした場合は次のバッチジョブのジョブIDを、取得できる
ステップS1115において、後続バッチジョブの有無を判定する。
後続バッチジョブが無い場合、対象ジョブフローに含まれるすべてのバッチジョブのログ表示が行われたことになるため、このイベントについての最長ログ表示処理1110を終了する。
後続バッチジョブが有る場合、ステップS1116において、後続バッチジョブのジョブID「J001」を検索キーにして、ジョブテーブル1200を検索し、該当する後続バッチジョブの情報を取得する。具体的には、後続バッチジョブのジョブID「J002」を検索キーにして、ジョブテーブル1200を検索し、後続バッチジョブのジョブレコード1202を取得する。
ステップS1117において、最長ログの処理日と後続バッチジョブのジョブID「J001」を検索キーにして、ログテーブル1260を検索し、該当する後続バッチジョブのログを取得する。具体的には、最長ログの処理日「2013/03/21」と後続バッチジョブのジョブID「J002」を検索キーにして、ログテーブル1260を検索し、後続バッチジョブのログレコード1262を取得する。
ステップS1118において、RAM202に取得した後続バッチジョブのジョブレコードとログレコードを記憶する。具体的には、RAM202に取得した後続バッチジョブのジョブレコード1202の「ジョブID」「ジョブ区分」「処理名称」「開始時刻」「入力ファイル」、ログレコード1262の「ログID」「処理日」「ジョブID」「開始時刻」「終了時刻」または「処理時間」を記憶する。
ステップS1119において、取得した後続バッチジョブのログを表示する。具体的には、ステップS1118で最長ログ表示エリア1010に処理を表す矩形内に、RAM202に記憶した「処理名称」「開始時刻」「終了時刻」または「処理時間」を表示する。(図10の1012)
次にステップS1114に戻り、後続バッチジョブが無くなるまで、つまり対象ジョブフローに含まれるすべてのバッチジョブのログが表示されるまで、ステップS1114〜ステップS1119を繰り返す。
以上で、対象ジョブフローの最長ログ表示処理1110の説明を終了する。
対象ジョブフローの最長ログ表示処理1110を、シミュレーション条件選択画面820で選択されたイベントの数だけ繰り返すことで、選択された全てのイベントについて、各イベント開催期間における、対象ジョブフローの最長ログが表示されたことになる。
次にシミュレーション結果表示処理1120について説明する。
ステップS1121において、ジョブIDを検索キーにして紐付テーブル1220から対象ジョブフローの後続バッチジョブを検索する。具体的には、ジョブID「J001」を検索キーにして紐付テーブル1220を検索し、後続バッチジョブのジョブID「J002」を取得する。これにより、ジョブフローのジョブIDを検索キーとした場合は先頭のバッチジョブのジョブIDを、バッチジョブのジョブIDを検索キーとした場合は次のバッチジョブのジョブIDを、取得できる
ステップS1122において、後続バッチジョブの有無を判定する。
後続バッチジョブが無い場合、対象ジョブフローに含まれるすべてのバッチジョブのシミュレーション表示が行われたことになるため、ステップS1131に進む。
後続バッチジョブが有る場合、ステップS1123において、ステップS1118でRAM202に記憶したレコードから、後続バッチジョブのジョブIDを検索キーにして、ジョブレコードとログレコードを取得する。具体的には、RAM202に記憶した、ジョブレコード1202の「ジョブID」「ジョブ区分」「処理名称」「開始時刻」「入力ファイル」、ログレコード1262の「ログID」「処理日」「ジョブID」「開始時刻」「終了時刻」または「処理時間」を取得する。
ステップS1124において、バッチジョブにおける開始時刻の指定有無を判定する。具体的には、RAM202から取得した、バッチジョブのジョブレコードの「開始時刻」に値が指定されているか否かを判定する。ちなみに、ジョブレコード1202(=バッチジョブB)の場合、「空白」であるため「指定無し」と判定し、ジョブレコード1206(=バッチジョブF)の場合、「5:00」であるため、「指定有り」と判定する。
開始時刻の指定が無い場合、ステップS1125において、先行ジョブの終了時刻をシミュレーションにおけるバッチジョブの開始時刻とする。バッチジョブが対象ジョブフローの直後の後続バッチジョブである場合、つまり、対象ジョブフローにおける先頭のバッチジョブである場合、対象ジョブフローの開始時刻をシミュレーションにおけるバッチジョブの開始時刻とする。
具体的には、ジョブレコード1202(=バッチジョブB)の場合、対象ジョブフロー(=システムA 日次 夜間処理)における先頭のバッチジョブであるため、対象ジョブフローの開始時刻「1:00」をシミュレーションにおけるバッチジョブBの開始時刻とする。一方、ジョブレコード1203(=バッチジョブC)の場合、対象ジョブフロー(=システムA 日次 夜間処理)における先頭のバッチジョブでないため、先行ジョブ(=バッチジョブB)の終了時刻「1:50」(ログレコード1262)をシミュレーションにおけるバッチジョブCの開始時刻とする。
開始時刻の指定が有る場合、ステップS1126において、開始時刻として指定された時刻をシミュレーションにおけるバッチジョブの開始時刻とする。具体的には、ジョブレコード1206(=バッチジョブF)の場合、開始時刻として指定されている「5:00」をシミュレーションにおけるバッチジョブFの開始時刻とする。
ステップS1127において、バッチジョブの実行開始に入力ファイルを必要とするか否かを判定する。具体的には、RAM202から取得した、バッチジョブのジョブレコードの「入力ファイル」に値が指定されているか否かを判定する。ちなみに、ジョブレコード1202(=バッチジョブB)の場合、「空白」であるため「不要」と判定し、ジョブレコード1204(=バッチジョブD)の場合、「./dataD.dat」であるため「必要」と判定する。
入力ファイルが不要な場合、ステップS1128において、ログレコードのうち処理時間が最長のログの処理時間をシミュレーションにおけるバッチジョブの処理時間とする。また、その時のシミュレーションにおけるバッチジョブの処理時間に採用した、処理時間が最長のログのログIDを、ジョブIDと紐付けてRAM202に記憶しておく。
具体的には、バッチジョブBの場合、ログレコード1262とログレコード1272の処理時間を比較し、「50分」「40分」であるため、処理時間が最長のログ(ログレコード1262)の処理時間である「50分」を、シミュレーションにおけるバッチジョブBの処理時間とする。また、バッチジョブBはログレコード1262の処理時間を採用したため、ジョブID「J002」とログID「L01002」を紐付けてRAM202に記憶しておく。
同様にして、バッチジョブFの場合、ログレコード1266とログレコード1276の処理時間を比較し、「40分」「35分」であるため、処理時間が最長のログ(ログレコード1266)の処理時間である「40分」を、シミュレーションにおけるバッチジョブFの処理時間とする。また、バッチジョブFはログレコード1266の処理時間を採用したため、ジョブID「J006」とログID「L01006」を紐付けてRAM202に記憶しておく。
入力ファイルが必要な場合、ステップS1129において、ログレコードのうち開始時刻が最も遅いログの処理時間をシミュレーションにおけるバッチジョブの処理時間とする。また、その時のシミュレーションにおけるバッチジョブの処理時間に採用した、開始時刻が最も遅いログのログIDを、ジョブIDと紐付けてRAM202に記憶しておく。
具体的には、バッチジョブDの場合、ログレコード1264とログレコード1274の開始時刻を比較し、「5時20分」「6時10分」であるため、開始時刻が最遅のログ(ログレコード1274)の処理時間である「50分」を、シミュレーションにおけるバッチジョブDの処理時間とする。また、バッチジョブDは、ログレコード1274の処理時間を採用したため、ジョブID「J004」とログID「L08004」を紐付けてRAM202に記憶しておく。
以上により、ステップS1124〜ステップS1126でシミュレーションにおけるバッチジョブの開始時刻を決定し、ステップS1127〜ステップS1129でシミュレーションにおけるバッチジョブの処理時間を決定する。
ステップS1130において、シミュレーションにおける開始時刻と処理時間が決定したバッチジョブをシミュレーション結果表示エリア1030に表示する。その後、ステップS1122に進み、後続のバッチジョブについても同様にシミュレーションの表示を行う。
ステップS1122において、後続バッチジョブが無いと判定された場合、対象ジョブフローに含まれるすべてのバッチジョブのシミュレーション表示が行われたことになるため、ステップS1131に進む。
ステップS1131において、ユーザによってシミュレーション結果のジョブが指定されたか否かを判定する。具体的には、マウスやキーボードなどの入力コントローラ205を用いたユーザの操作によって、シミュレーション結果表示エリア1030の各バッチジョブにカーソルをあてられたか否かを判定する。
ユーザによってシミュレーション結果のジョブが指定された場合は、ステップS1132において、シミュレーションで処理時間を用いたログの色を変え、ユーザが識別できるようにする。具体的には、シミュレーション結果表示エリア1030のバッチジョブF(図10の1036)にマウスのカーソルをあてると、バッチジョブFのジョブID「J006」は、ログID「L01006」と紐付けてRAM202に記憶されているため、ログID「L01006」のログ(図10の1016)の色を変え、ユーザが識別できるようにする。
なお、この実施形態では、色を変えることでユーザが識別できるようにしたが、色を変えるのはあくまで例であって、対象のログを点滅させる、対象のログがわかるように矢印を表示するなどにより、ユーザが識別できればよい。
以上で、シミュレーション結果表示処理1120、およびシミュレーション処理1100の説明を終了する。
以上、本実施形態によれば、イベント開催期間におけるバッチジョブの処理時間や終了時刻のシミュレーションを表示する仕組みを提供することができる。
また、イベントが長期間行われた場合も、ユーザの簡単な操作で最も負荷が高い日を特定することができる。また、複数のイベントが同じ時期に実施される場合のバッチジョブ処理時間のシミュレーションも、ユーザの簡単な操作で用意にできるようになる。
また、小売店やお客様窓口など、販売の現場において実施されるセールやキャンペーンなどの販売促進のイベントが開催されると、販売量や在庫処理、あるいは顧客情報のメンテナンス量が一時的に増えるため、定期的に繰り返して実行されるバッチジョブの処理時間が大幅に変化することがある。これらのシステム管理者は、本実施形態によるシミュレーションを行うことで、イベントを実施した場合のバッチジョブの処理時間が規定時間内に収まるかを、より早く、より容易に予測することができる。
シミュレーションにより、バッチジョブの処理時間が規定時間内に収まらない場合は、バッチジョブ内の処理の見直し、バッチジョブ実行スケジュールの見直し、サーバやネットワーク増強の計画などを、イベント開催までに実施する必要があるが、早い段階でそれらの作業に取り掛かることが可能になる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 バッチジョブ管理サーバ
101 バッチジョブ実行サーバ
102 バッチジョブ実行サーバ
103 バッチジョブ実行サーバ

Claims (9)

  1. イベントの開催期間を管理し、前記イベントの開催に応じて処理時間が変化する、連続して実行されるバッチジョブのログを管理する情報処理装置であって、
    前記イベントを選択するイベント選択手段と、
    前記バッチジョブの識別情報と開始日時、および終了日時または処理時間をログとして記憶するログ記憶手段と、
    前記ログ記憶手段で記憶したログから、前記イベント選択手段で選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出するログ抽出手段と、
    前記ログ抽出手段で抽出した複数のログから、前記イベント選択手段で選択されたイベント開催期間に実行されたバッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記ログ抽出手段で抽出したログを更に出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は、出力したシミュレーション結果におけるバッチジョブがユーザの操作によって指定された場合に、当該バッチジョブが前記ログ抽出手段で抽出したログのうち、どのログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力したかを識別可能に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記イベントの開催期間を登録するイベント登録手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項情報処理装置。
  5. 前記出力手段は、
    前記バッチジョブの実行に入力データを必要とする場合は、同一識別情報のバッチジョブのログのうち開始日時が最遅のログを、前記バッチジョブの実行に入力データを必要としない場合は、同一識別情報のバッチジョブのログのうち処理時間が最長のログを、用いて出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ログ抽出手段は、
    前記イベント選択手段で複数イベントが選択された場合、該複数イベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ログ抽出手段は、
    該複数イベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出できなかった場合、該複数イベントを構成する1または複数のイベントのみの開催期間に実行されたバッチジョブのログを抽出することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. イベントの開催期間を管理し、前記イベントの開催に応じて処理時間が変化する、連続して実行されるバッチジョブのログを管理する情報処理装置における処理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記イベントを選択するイベント選択ステップと、
    前記バッチジョブの識別情報と開始日時、および処理時間をログとして記憶するログ記憶ステップと、
    前記ログ記憶ステップで記憶したログから、前記イベント選択ステップで選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出するログ抽出ステップと、
    前記ログ抽出ステップで抽出した複数のログから、前記イベント選択ステップで選択されたイベント開催期間に実行されたバッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する出力ステップとを実行することを特徴とする処理方法。
  9. イベントの開催期間を管理し、前記イベントの開催に応じて処理時間が変化する、連続して実行されるバッチジョブのログを管理する情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記イベントを選択するイベント選択手段と、
    前記バッチジョブの識別情報と開始日時、および処理時間をログとして記憶するログ記憶手段と、
    前記ログ記憶手段で記憶したログから、前記イベント選択手段で選択されたイベントの開催期間に実行された複数のログを抽出するログ抽出手段と、
    前記ログ抽出手段で抽出した複数のログから、前記イベント選択手段で選択されたイベント開催期間に実行されたバッチジョブの識別情報毎に、開始日時が最遅のログまたは処理時間が最長のログの処理時間を用いてシミュレーション結果を出力する出力手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105426219A (zh) * 2015-12-15 2016-03-23 国家电网公司 一种发电机组仿真机快速启动方法

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