JP2018063542A - 識別情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池アレイの構造に影響を受けることなく全太陽電池モジュールの識別標識の情報を自動で読み取ることができる作業者に負荷が掛かり難い識別情報読取装置を提供する。【解決手段】走行体2は、傾斜する太陽電池アレイ11のパネル表面に載置され、バーコードリーダ6が取り付けられた取付フレーム5を第1方向X1に移動させる。バーコードリーダ6は、太陽電池モジュール13に張り付けられたバーコード15の上方をLED光Y1が通過することでバーコード15の情報を読み取る。一対の駆動モータ46は、一対の走行クローラ4をそれぞれ回転させることによって走行体2を第1方向X1に走行させる。制御部8は、両走行クローラ4のうちの下方に位置する走行クローラ4の回転数を上方に位置する走行クローラ4の回転数よりも高くなるように両駆動モータ46に作動信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、地上や屋上に設置された太陽電池アレイにおける各太陽電池モジュールのパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取る識別情報読取装置に関する。
従来より、太陽光発電システムは、地上や屋上に傾いた状態で設置されたパネル状をなす太陽電池アレイを備え、該太陽電池アレイは、水平に延びる第1方向と該第1方向に直交するとともに傾斜して延びる第2方向とにおいて規則正しく行列状に並設された多数の太陽電池モジュールを有している。該各太陽電池モジュールは、その型名や製造番号等の識別情報と設置位置とを関連付けて管理されることが必要となっており、この各太陽電池モジュールの識別情報と設置位置とを関連付ける作業は、上記太陽電池アレイが設置された後、当該太陽電池アレイにおける各太陽電池モジュールのパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取ることによって行われるのが一般的である。
上記太陽電池アレイにおける全ての太陽電池モジュールのパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取る作業を効率的に行うために、例えば、特許文献1では、識別情報読取装置が用いられている。該識別情報読取装置は、上記第2方向に直線状に延びる棒状の取付フレームと、該取付フレームの両端部に設けられ、上記太陽電池アレイの上端縁部及び下端縁部にそれぞれスライド可能に嵌合する一対のスライダとを備え、該両スライダは、上記取付フレームの上記第1方向への移動を案内するようになっている。上記取付フレームには、上記各太陽電池モジュールの識別標識の情報を読取可能な情報読取器が上記第2方向に所定の間隔をあけて複数取り付けられ、作業者が上記取付フレームを上記第1方向に移動させることにより、上記各情報読取器の読取部が上記各太陽電池モジュールの識別標識の表面を通過することで上記各情報読取器が上記各識別標識の情報を読み取るようになっている。
特開2016−91136号公報
ところで、特許文献1に開示されている識別情報読取装置の場合、太陽電池アレイの外周縁部に当該太陽電池アレイの外周縁部から外側方に飛び出すように金具が取り付けられていると、取付フレームを第1方向に移動させる際に各スライダが金具に接触して取付フレームがそれ以上移動できなくなってしまい、太陽電池アレイにおける全ての太陽電池モジュールの識別情報の読取作業ができないという問題が生じてしまう。また、作業者が手作業で取付フレームを第1方向に移動させる必要があり、作業が煩雑であるという問題もあった。
これらに対応するために、太陽電池アレイのパネル表面を自動で走行する走行体と特許文献1の如きスライダが取り付けられていない取付フレームとを用意し、上記走行体によって上記取付フレームを第1方向に移動させながら上記各太陽電池モジュールの識別標識の情報を読み取るといったことが考えられる。
しかし、太陽電池アレイは、第2方向に延びるように傾斜しており、さらには、各太陽電池モジュールにおけるパネル表面は一般的にガラス材で構成されているので、取付フレームから特許文献1の如きスライダを取り除いてしまうと、第1方向に走行する走行体が走行中に次第に太陽電池アレイのパネル表面に沿って下方にずれてしまい、これを起因として、各情報読取器の読取部が各太陽電池モジュールの識別標識の表面を通過しなくなって情報を読み取ることができなくなるおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、太陽電池アレイの構造に影響を受けることなく全太陽電池モジュールの識別標識の情報を自動で読み取ることができる作業者に負荷が掛かり難い識別情報読取装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、自動で走行する走行体で取付フレームを移動させるとともに、走行体の走行時の制御に工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、地面に設置され、太陽電池モジュールが水平に延びる第1方向と該第1方向に直交するとともに傾斜して延びる第2方向とに規則正しく行列状に多数並設されたパネル状をなす太陽電池アレイの上記各太陽電池モジュールにおけるパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取る識別情報読取装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記太陽電池アレイのパネル表面に上記第2方向に所定の間隔をあけて載置された一対の回転体を有し、当該両回転体の回転動作によって上記第1方向に走行する走行体と、該走行体に取り付けられ、当該走行体の走行によって上記第1方向に移動する取付フレームと、該取付フレームに取り付けられ、当該取付フレームが上記走行体によって上記第1方向に移動する際、上記各太陽電池モジュールの識別標識の表面を読取部が通過することで上記各識別標識の情報を読み取る複数の情報読取手段とを備え、上記走行体は、上記各回転体に駆動連結された一対の駆動モータと、該両駆動モータに接続され、当該両駆動モータに作動信号を出力する制御手段とを備え、該制御手段は、上記走行体を上記第1方向に走行させる際、上記両回転体のうちの下方に位置する回転体を上方に位置する回転体よりも回転数が高くなるように上記両駆動モータに作動信号を出力するよう構成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記回転体は、走行クローラであることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記走行クローラは、所定の間隔をあけて配置された一対のローラと、該両ローラに周回移動可能に巻き掛けられた無端状ベルトとを備え、該無端状ベルトは、天然ゴムからなるラフトップベルトで形成されていることを特徴とする。
第1の発明では、走行体を第1方向に走行させる際、走行体が太陽電池アレイのパネル表面に沿って下方にずれようとしても、両回転体のうちの下方の回転体が太陽電池アレイのパネル表面に沿って斜め上方に向く力を走行体に加えるようになるので、結果的に走行体は第1方向に沿って真っ直ぐに走行するようになる。したがって、特許文献1の如きスライダが無くても走行体が太陽電池アレイのパネル表面に沿って下方にずれることが無く、取付フレームに取り付けられた各情報読取手段の読取部が各太陽電池モジュールの識別標識の表面を正確に通過して各情報読取手段が各太陽電池モジュールの情報を確実に読み取ることができる。また、特許文献1の如き太陽電池アレイに接触するスライダが必要無いので、太陽電池アレイの外周縁部に金具があっても各太陽電池モジュールにおける識別標識の情報を読み取ることができる。さらには、取付フレームを自動で第1方向に移動させることができるようになるので、特許文献1の如き作業者が取付フレームを手作業で第1方向に移動させるといった必要がなくなり、作業者の負荷を減らすことができる。
第2の発明では、走行体における太陽電池アレイのパネル表面との接触面積が広くなり、走行体と太陽電池アレイのパネル表面との間の摩擦抵抗が大きくなるので、走行体が太陽電池アレイのパネル表面に対してずれ難くなり、走行体の第1方向への走行を安定させることができる。
第3の発明では、走行体が太陽電池アレイのパネル表面を第1方向に走行する際、走行体が太陽電池アレイのパネル表面に沿ってさらに下方にずれ難くなるので、走行体の走行をさらに安定させることができる。
本発明の実施形態に係る識別情報読取装置を用いて各太陽電池モジュールの識別標識における情報の読取作業を行っている状態を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る識別情報読取装置における走行体の平面図である。 図2のIII矢視図である。 図1のIV−IV線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る識別情報読取装置1と該識別情報読取装置1が取り付けられたパネル状の太陽電池アレイ11とを示す。該太陽電池アレイ11は、水平に延びる第1方向X1と該第1方向X1に直交するとともに傾斜して延びる第2方向X2とにおいて規則正しく行列状に並設された多数の太陽電池モジュール13(以下、モジュール13と呼ぶ)を有し、架台12に支持された状態で地上に設置されている。尚、本実施形態では、上記第1方向X1に直線状に複数並べられたモジュール13の群が上記第2方向X2に4つ並べられている。
上記第2方向X2に隣り合う各モジュール13は、2つの金具14で連結されていて、各モジュール13のパネル表面における第1方向X1の一方側には、その各々のモジュール13の型名や製造番号等の識別情報が表示されたバーコード15(識別標識)が貼り付けられている。
上記識別情報読取装置1は、図1及び図2に示すように、上記太陽電池アレイ11のパネル表面に載置され、当該太陽電池アレイ11のパネル表面を上記第1方向X1に沿って走行可能な走行体2を備えている。
該走行体2は、扁平な直方体形状をなす本体ケース3と、該本体ケース3の下部に取り付けられ、上記太陽電池アレイ11のパネル表面に上記第2方向X2に所定の間隔をあけて載置された一対の走行クローラ4(回転体)とを備え、該各走行クローラ4は、上記本体ケース3を挟んで上記第2方向X2の一方側と他方側とにそれぞれ位置している。
上記走行クローラ4は、図2に示すように、上記第1方向X1に延び、且つ、上記第2方向X2に所定の間隔をあけて並設された一対の板状フレーム41を備えている。
該両板状フレーム41の一端側の間には、略円柱形状の駆動ローラ42が配設され、該駆動ローラ42は、上記第2方向X2に延びる回転軸心周りに回転可能となるように上記両板状フレーム41に軸支されている。
一方、上記両板状フレーム41の他端側の間には、略円柱形状の従動ローラ43が配設され、該従動ローラ43は、上記第2方向X2に延びる回転軸心周りに回転可能となるように上記両板状フレーム41に軸支されている。
そして、上記駆動ローラ42と上記従動ローラ43とには、天然ゴムからなるラフトップベルトで形成された無端状ベルト44が周回移動可能に巻き掛けられている。
上記両板状フレーム41の中間部は、第2方向X2に沿って延びる連結フレーム45によって連結され、該連結フレーム45には、第1方向X1に沿って延びる駆動モータ46が固定されている。
上記駆動ローラ42及び上記駆動モータ46は、当該駆動ローラ42及び駆動モータ46の間に配設された歯車噛合機構47と伝動ベルト48とで駆動連結されていて、上記駆動モータ46の回転軸が回転すると、上記歯車噛合機構47及び上記伝動ベルト48を介して上記駆動ローラ42が回転駆動するようになっている。そして、上記駆動ローラ42が回転駆動すると、当該駆動ローラ42及び上記従動ローラ43の回転動作によって上記無端状ベルト44が周回移動(回転)して上記走行体2が上記第1方向X1に走行するようになっている。
上記本体ケース3の両側面には、それぞれ平面視で略U字状をなす把手31が取り付けられている。
また、上記本体ケース3の後端面には、一対の支持フレーム32が上記第2方向X2に所定の間隔をあけて突設され、該両支持フレーム32は、上記第2方向X2に延びる細長い角筒状をなす取付フレーム5の略中央部分を支持している。
該取付フレーム5は、図1に示すように、上記太陽電池アレイ11のパネル表面から所定の距離だけ離間した位置において上記太陽電池アレイ11における第2方向X2の全長に亘って延びていて、上記走行体2が上記第1方向X1に走行するのに伴って上記第1方向X1に移動するようになっている。
上記取付フレーム5には、CCDスキャナ方式の4つのバーコードリーダ6(情報読取手段)が上記第2方向X2に所定の間隔をあけて取り付けられている。
上記バーコードリーダ6は、図4に示すように、バーコード15を撮影するためのLED光Y1(読取部)を上記走行体2の進行方向前側における斜め下方に照射する本体部6aと、該本体部6aを上記取付フレーム5に固定する固定部6bとを備えている。
該固定部6bは、上記取付フレーム5に沿って上記第2方向X2にスライド可能となっていて、当該取付フレーム5に沿ってスライドさせることにより、上記本体部6aの上記取付フレーム5への取付位置を調節できるようになっている。
また、上記本体ケース3の前端面中央には、図3に示すように、超音波Z1を上記走行体2の進行方向前側における斜め下方に照射する超音波センサ7(アレイ検出手段)が取り付けられ、該超音波センサ7は、上記走行体2が上記第1方向X1に走行する際、上記太陽電池アレイ11が走行体2の前方に有るか否かを検出できるようになっている。
上記本体ケース3の内部には、図1及び図2に示すように、上記両駆動モータ46、上記各バーコードリーダ6及び上記超音波センサ7に接続された制御部8(制御手段)が設けられている。
該制御部8は、上記両駆動モータ46に作動信号を出力して上記走行体2を上記第1方向X1に走行させるようになっていて、上記走行体2の上記第1方向X1への走行に伴って上記取付フレーム5が第1方向X1に移動することにより、上記各バーコードリーダ6のLED光Y1が上記各モジュール13のバーコード15の表面を通過して上記各バーコードリーダ6が上記各バーコード15の情報を読み取るようになっている。尚、上記制御部8は、各バーコードリーダ6が読み取った各モジュール13の情報を、図示しないタブレット端末等に送信するようになっていて、タブレット端末等に送信された各モジュール13の識別情報は、各モジュール13の設置位置と関連付けられるようになっている。
また、上記制御部8は、上記走行体2を上記第1方向X1に走行させる際、上記両走行クローラ4のうちの下方に位置する走行クローラ4を上方に位置する走行クローラ4よりも回転数が高くなるように上記両駆動モータ46に作動信号を出力するよう構成されている。
例えば、地面に設置された太陽電池アレイ11の傾斜角度が約10度の場合、上記制御部8は、上記両走行クローラ4のうちの下方に位置する走行クローラ4の回転数に対する上方に位置する走行クローラ4の回転数の比率が0.96〜0.98となるように上記両走行クローラ4に作動信号を出力するよう構成されている。尚、上記両走行クローラ4の回転数の比率は、太陽電池アレイ11の傾斜角度、太陽電池アレイ11におけるパネル表面の汚損度、走行体2の走行速度、走行クローラ4における太陽電池アレイ11との接触部分の面積、走行クローラ4における無端状ベルト44の材質等の各条件の組み合わせにより決定される。
次に、本発明の実施形態に係る識別情報読取装置1を用いて太陽電池アレイ11における各モジュール13に張り付けられたバーコード15の情報を読み取る作業について詳述する。
まず、作業者は、図1に示すように、太陽電池アレイ11のパネル表面に識別情報読取装置1を上記取付フレーム5が上記第2方向X2に延びる姿勢となるように載せる。そして、各モジュール13の第2方向X2におけるバーコード15の位置に対応するように固定部6bをスライドさせて各バーコードリーダ6の第2方向X2の位置を調節する。
次に、作業者は、図示しないスタートボタンを押すと、制御部8が両駆動モータ46に作動信号を出力して走行体2が第1方向X1に走行し始める。このとき、制御部8は、上記両走行クローラ4のうちの下方に位置する走行クローラ4を上方に位置する走行クローラ4よりも回転数が高くなるように両駆動モータ46に作動信号を出力するので、走行体2が太陽電池アレイ11のパネル表面に沿って下方にずれようとしても、上記両走行クローラ4のうちの下方に位置する走行クローラ4が太陽電池アレイ11のパネル表面に沿って斜め上方に向く力を走行体2に加えるようになり、結果的に走行体2は第1方向X1に沿って真っ直ぐに走行するようになる。したがって、特許文献1の如きスライダが無くても走行体2が太陽電池アレイ11のパネル表面に沿って下方にずれることが無く、取付フレーム5に取り付けられた各バーコードリーダ6のLED光Y1が各モジュール13のバーコード15の表面を正確に通過して各バーコードリーダ6が各モジュール13の情報を確実に読み取ることができる。
太陽電池アレイ11のパネル表面を走行体2が第1方向X1に沿って真っ直ぐに走行すると、各バーコードリーダ6が各モジュール13におけるバーコード15の識別情報を順番に読み取っていく。このとき、本発明の実施形態にかかる識別情報読取装置1には、特許文献1の如き太陽電池アレイ11に接触するスライダが必要無いので、太陽電池アレイ11の外周縁部に金具14があっても各モジュール13におけるバーコード15の情報を読み取ることができる。
以上より、本発明の実施形態によると、取付フレーム5を自動で第1方向X1に移動させることができるので、特許文献1の如き作業者が取付フレーム5を手作業で第1方向X1に移動させるといった必要が無くなり、作業者の負荷を減らすことができる。
また、走行体2を走行させる回転体として走行クローラ4を用いているので、走行体2における太陽電池アレイ11のパネル表面との接触面積が広くなる。したがって、走行体2と太陽電池アレイ11のパネル表面との間の摩擦抵抗が大きくなり、走行体2が太陽電池アレイ11のパネル表面に対してずれ難くなり、走行体2の第1方向X1への走行を安定させることができる。
さらに、走行クローラ4における無端状ベルト44を天然ゴムからなるラフトップベルトで形成しているので、走行体2が太陽電池アレイ11のパネル表面を第1方向X1に走行する際、走行体2が太陽電池アレイ11のパネル表面に沿ってさらに下方にずれ難くなり、走行体2の走行をさらに安定させることができる。
尚、本発明の実施形態では、各モジュール13の情報が識別標識であるバーコード15で表示され、該バーコード15の情報を情報読取手段としてのバーコードリーダ6で読み取る構成となっているが、これに限らず、例えば、各モジュール13の情報が識別標識であるICタグで表示され、該ICタグの情報を情報読取手段としてのICタグリーダで読み取るような構成であってもよい。
また、本発明の実施形態では、走行体2を走行させる回転体として一対の走行クローラ4を用いているが、これに限らず、例えば、走行体2を走行させる回転体として一対の空気入りタイヤを用いてもよい。
また、本発明の実施形態では、CCDスキャナ方式のバーコードリーダ6を用いてバーコード15の識別情報を読み取っているが、これに限らず、例えば、レーザスキャナ方式のバーコードリーダ6を用いてバーコード15の識別情報を読み取るようにしてもよい。
さらに、本発明の実施形態では、走行体2の前方に太陽電池アレイ11が有るか否かを検出する手段として超音波センサ7を用いているが、これに限らず、例えば、リミットスイッチやレーザセンサ等を用いてもよい。
それに加えて、本発明の実施形態では、各走行クローラ4の回転数を常時変えた状態で走行体2を走行させているが、例えば、画像撮影装置で2つのモジュール13の隙間を撮影しながら走行体2を走行させるとともに、撮影画像における2つのモジュール13の隙間の位置が基準画像に対して所定値以上ずれた場合にだけ両走行クローラ4の回転数を変えて走行体2を走行させるというような構成にしてもよい。
本発明は、地上に設置された太陽電池アレイにおける各太陽電池モジュールのパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取る識別情報読取装置に適している。
1 識別情報読取装置
2 走行体
4 走行クローラ(回転体)
5 取付フレーム
6 バーコードリーダ(情報読取手段)
7 超音波センサ(アレイ検出手段)
8 制御部(制御手段)
11 太陽電池アレイ
13 太陽電池モジュール
15 バーコード(識別標識)
42 駆動ローラ
43 従動ローラ
44 無端状ベルト
46 駆動モータ
X1 第1方向
X2 第2方向
Y1 LED光(読取部)

Claims (3)

  1. 地面に設置され、太陽電池モジュールが水平に延びる第1方向と該第1方向に直交するとともに傾斜して延びる第2方向とに規則正しく行列状に多数並設されたパネル状をなす太陽電池アレイの上記各太陽電池モジュールにおけるパネル表面に設けられた識別標識の情報を読み取る識別情報読取装置において、
    上記太陽電池アレイのパネル表面に上記第2方向に所定の間隔をあけて載置された一対の回転体を有し、当該両回転体の回転動作によって上記第1方向に走行する走行体と、
    該走行体に取り付けられ、当該走行体の走行によって上記第1方向に移動する取付フレームと、
    該取付フレームに取り付けられ、当該取付フレームが上記走行体によって上記第1方向に移動する際、上記各太陽電池モジュールの識別標識の上方を読取部が通過することで上記各識別標識の情報を読み取る複数の情報読取手段とを備え、
    上記走行体は、上記各回転体に駆動連結された一対の駆動モータと、該両駆動モータに接続され、当該両駆動モータに作動信号を出力する制御手段とを備え、
    該制御手段は、上記走行体を上記第1方向に走行させる際、上記両回転体のうちの下方に位置する回転体を上方に位置する回転体よりも回転数が高くなるように上記両駆動モータに作動信号を出力するよう構成されていることを特徴とする識別情報読取装置。
  2. 請求項1に記載の識別情報読取装置において、
    上記回転体は、走行クローラであることを特徴とする識別情報読取装置。
  3. 請求項2に記載の識別情報読取装置において、
    上記走行クローラは、所定の間隔をあけて配置された一対のローラと、該両ローラに周回移動可能に巻き掛けられた無端状ベルトとを備え、
    該無端状ベルトは、天然ゴムからなるラフトップベルトで形成されていることを特徴とする識別情報読取装置。
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