JP2018063364A - 画像形成装置および画像不良判断プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機械設置面積を大きくすることなく、画像不良の原因を容易に切り分けすることが可能な画像形成装置および画像不良判断プログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体からトナーが供給される像担持体と、像担持体と現像剤担持体との間に流れる現像電流の実測値を検出する現像電流検出部と、画像形成条件に基づいて現像電流の試算値を算出する現像電流算出部と、現像電流検出部により検出された現像電流の実測値と、現像電流算出部により算出された現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する画像不良判断部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および画像不良判断プログラムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
画像形成装置においては、画像形成した用紙においてヤレ等の画像不良が発生する場合があり、当該画像不良を検出する画像読取装置を備えた構成が知られている。例えば、特許文献1に記載の構成では、用紙に出力された画像を画像読取装置において読み取ることにより、画像不良が発生しているか否かを判断する。
特開2016−9933号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、画像読取装置を設けるための後処理装置が必要となるため、機械設置面積が大きくなるという問題があった。また、用紙に出力された画像から画像不良を判断するため、各画像形成プロセスに起因して発生した画像不良が混在した場合、画像不良発生の原因を特定するのが困難であり、ひいては各画像形成プロセスへの精度の良いフィードバックが困難になるという問題があった。
本発明の目的は、機械設置面積を大きくすることなく、画像不良の原因を容易に切り分けすることが可能な画像形成装置および画像不良判断プログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体からトナーが供給される像担持体と、
前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流の実測値を検出する現像電流検出部と、
画像形成条件に基づいて現像電流の試算値を算出する現像電流算出部と、
前記現像電流検出部により検出された前記現像電流の実測値と、前記現像電流算出部により算出された前記現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する画像不良判断部と、
を備える。
本発明に係る画像不良判断プログラムは、
現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体からトナーが供給される像担持体と、を備える画像形成装置の画像不良判断プログラムにおいて、
コンピューターに、
前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流の実測値を検出する現像電流検出処理と、
画像形成条件に基づいて現像電流の試算値を算出する現像電流算出処理と、
前記現像電流検出処理により検出された前記現像電流の実測値と、前記現像電流算出処理により算出された前記現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する画像不良判断処理と、
を実行させる。
本発明によれば、機械設置面積を大きくすることなく、画像不良の原因を容易に切り分けすることができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 画像形成された用紙において、通紙方向の所定位置におけるトナー付着量の算出領域を示す図である。 通紙方向の各位置におけるトナー付着量を示す図である。 通紙方向の各位置における現像電流の実測値を示す図である。 トナー付着量と現像電流の実測値の相関関係をプロットした図である。 通紙方向の各位置における現像電流の実測値と現像電流の試算値とを比較するための図である。 通紙方向の各位置における現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分を示す図である。 通紙方向の任意の位置における現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分の印刷枚数に対する変化を示す図である。 画像形成された用紙において、画像不良が発生しやすい領域を説明するための図である。 画像端部の長さに対する、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分における閾値を示す図である。 画像形成装置における画像不良判断制御の動作例の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21および操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況、画像形成装置1の内部の情報等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、またはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、およびドラムクリーニング装置415等を備える。感光体ドラム413は、本発明の「像担持体」に対応する。
感光体ドラム413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。なお、本実施の形態における感光体ドラム413の直径は60mmであり、線速は314mm/sである。
帯電装置414は、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。現像装置412が有する現像スリーブ412A(本発明の「現像剤担持体」に対応)は、回転しながら現像剤を担持し、現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム413に供給することによって感光体ドラム413の表面にトナー像を形成する。
なお、本実施の形態におけるベタ画像における感光体ドラム413におけるトナー付着量は、Y成分が4.3g/m、M成分が4.3g/m、C成分が4.0g/m、K成分が4.5g/mである。また、本実施の形態におけるトナーの帯電量は、40μC/gである。また、本実施の形態における現像スリーブ412Aと感光体ドラム413とのニップ幅は3mmである。
現像電流検出部412Bは、感光体ドラム413と現像スリーブ412Aとの間に流れる現像電流の実測値を検出する。現像電流検出部412Bは、図示しない現像バイアス印加部により現像バイアスを現像スリーブ412Aに印加することによる現像電流の実測値を検出し、制御部100に出力する。なお、本実施の形態における現像電流の検出ばらつきは0.2μAである。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424およびベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト421はA方向に一定速度で走行する。中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、制御部100からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり、一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、バックアップローラー423Bに二次転写バイアスを印加し、用紙Sの表面側、つまり、中間転写ベルト421と当接する側にトナーと同極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。
定着部60は、用紙Sの定着面であるトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面である定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、および搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。
搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対等を有する。給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
ところで、画像形成装置1では、画像形成した用紙Sにおいてヤレ等の画像不良が発生する場合がある。画像形成装置1においては、当該画像不良を検出する画像読取装置を備えた構成が知られている。画像読取装置を備える構成の場合、用紙Sに出力された画像を画像読取装置において読み取ることにより、画像不良が発生しているか否かを判断する。
しかしながら、画像読取装置を設けるためには、画像読取装置を備えた後処理装置が必要となるため、機械設置面積が大きくなるという問題があった。また、用紙Sに出力された画像から画像不良を判断するため、各画像形成プロセスに起因して発生した画像不良が混在した場合、画像不良発生の原因を特定することが困難となり、ひいては各画像形成プロセスへの精度の良いフィードバックが困難になるという問題があった。
画像不良発生の原因としては、一例として現像以前の画像形成プロセスに起因するものが考えられる。現像以前の画像形成プロセスとは、帯電装置414における帯電プロセス、露光装置411における露光プロセス、現像装置412における現像プロセスのことである。
現像以前の画像形成プロセスに起因する画像不良は、例えば、大量のトナーを消費する第1画像形成処理が行われた後、その次に行われる第2画像形成処理において発生しやすい。
例えば、第1画像形成処理において大量にトナーが消費されていることに起因して、現像装置412内にトナー量が少なくなった状態で第2画像形成処理が行われると、第2画像形成処理におけるトナー濃度が、所望のトナー濃度よりも薄くなるという画像不良が発生する。
また、画像形成処理が行われた後、感光体ドラム413の表面が除電されるが、第1画像形成処理の履歴が感光体ドラム413上に残ってしまった場合、帯電状態や露光状態が所望の状態に対して差が生じてしまい、所望のトナー濃度よりもトナー濃度が異なるという画像不良が発生する。
また、通紙方向における画像の端部の位置においては、トナーが存在しない部分とトナーが存在する部分との境界部分であるので、境界部分においてトナー濃度に差がある当該端部の位置に静電気的にトナーが移動してしまい、所望のトナー濃度と、実際のトナー濃度に差が生じてしまうような画像不良が発生する。
このように現像以前の画像形成プロセスに起因した画像不良は、所望のトナー濃度と、実際のトナー濃度とに差が生じることに起因した画像不良であることから、画像形成条件において想定される現像電流と、実際の現像電流とに差が生じることにより発生するものと考えられる。
そこで、本実施の形態では、制御部100が、現像電流検出部412Bにより検出された現像電流の実測値と、画像形成条件に基づく現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する制御を行う。このようにして画像不良を判断することにより、現像以前の画像形成プロセスを起因とした画像不良であるか否かを正確に判断することができる。以下、本実施の形態における制御について説明する。制御部100は、本発明の「現像電流算出部」および「画像不良判断部」に対応する。
まず、画像形成条件に基づく現像電流の試算値の算出について説明する。
図3に示すように、制御部100は、通紙方向の各位置における主走査方向(通紙方向に直交する方向)における感光体ドラム413へのトナー付着量を画像形成条件から算出する。具体的には、図3に示すような用紙Sの場合、1ドット線幅あたりに相当する部分Xにおけるトナー付着量を通紙方向における各位置において算出する。
通紙方向の各位置におけるトナー付着量をまとめると、例えば図4のようなデータが得られる。図4のデータは、カバレッジが80%で、トナー付着量が主走査方向における全色(Y,M,C,K)合計で6.6g/mの画像によるものである。
次に、制御部100は、現像電流検出部412Bより現像電流の実測値を通紙方向の各位置で取得する。これらの実測値をまとめると、例えば図5のようなデータが得られる。
図4に示すデータと図5に示すデータとを照合して、トナー付着量と、現像電流の実測値との相関関係をプロットすると図6に示すようなグラフとなる。ここで、黒のドットで示される点に近似する一次直線である近似直線Lが現像電流の試算値となる。
また、白のドットで示される点は、近似直線Lからやや離れた位置に位置している。画像不良が発生すると、現像電流の実測値が画像形成条件において想定される現像電流と差異が生じるため、白のドットで示される点は、画像不良が発生しやすい位置であることが想定される。
ここで、通紙方向における画像の端部の部分においては、掃き寄せ、かすれ、白抜け等の画像不良が発生しやすいことが知られている。そのため、通紙方向における画像の端部に相当する部分は、近似直線Lから離れた位置にプロットされる可能性が高いと想定される。
そこで、本実施の形態では、制御部100は、トナー付着量と現像電流の実測値との相関関係のうち、画像形成条件から画像不良が発生する可能性が高いと想定される部分、つまり、通紙方向における画像の端部に相当する部分については、現像電流の試算値の算出からは除外する。
これにより、白のドットで示される点のいくつかが現像電流の試算値の算出から除外されるので、画像形成条件において想定される現像電流に近い現像電流の試算値を算出することができる。
図7に示すように、用紙Sの通紙方向において1枚分に相当する現像電流の実測値と現像電流の試算値を重ね合わせると、画像不良が発生している部分においては、現像電流の実測値と、現像電流の試算値とで大きな差異が生じる。現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分を抽出すると、図8に示すようなグラフとなる。
ここで、制御部100は、現像電流の実測値と、現像電流の試算値との差分の絶対値が閾値(図8では4μA)以上である場合、画像不良が発生していると判断する。これにより、現像以前の画像形成プロセスに起因した画像不良であることを容易に特定することができる。閾値の決定方法については後述する。
ところで、例えば、1回や2回程度、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分の絶対値が閾値以上となっても、実際には軽微な画像不良であり、実用上問題ない場合も想定し得る。しかし、連続で所定回数以上、通紙方向における同じ位置で、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分が閾値以上となる場合、当該位置において画像不良が発生しているという蓋然性が高い。
そこで、制御部100は、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分の絶対値が閾値以上となった回数が連続で所定回数(例えば、5回)以上続いた場合、画像不良が発生すると判断するようにしても良い。
より詳細には、制御部100は、図9に示すように、通紙方向の各位置に置いて、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分を印刷枚数が進行する度に取得し続けており、当該差分の絶対値が閾値以上となった回数が連続で所定回数以上続いた場合、画像不良が発生したと判断する。図9の例の場合、印刷枚数が15枚付近となった時点で画像不良と判断される。このようにすることで、より確実に画像不良が発生していることを判断することができる。
なお、図9では、同一の画像を連続で印刷している場合を例示しているため、閾値は常時一定となっているが、異なる画像を連続で印刷する場合、閾値も印刷枚数に応じて変動する。
また、制御部100は、例えば、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分が閾値以上になった場合、画像不良が発生しないように画像形成部40を制御する。具体的には、制御部100は、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分を画像形成部40にフィードバックして、当該差分が閾値以上とならないような制御を行う。このようにすることで、画像不良の発生を未然に防ぐことができる。
当該差分を閾値未満に抑える制御としては、例えば、現像スリーブ412Aに印加される現像バイアス、露光装置411における露光量、帯電装置414における帯電量を調整する制御等が挙げられる。
また、制御部100は、画像不良が発生していると判断した場合、画像不良が発生した第1用紙の次に排出される第2用紙以降の用紙Sを、第1用紙が排出された排出トレイとは別の排出トレイに排出する制御を行っても良い。このようにすることで、排紙トレイに積載された用紙の束の一番上に乗っている用紙Sが、画像不良が発生した用紙Sであるため、用紙Sの仕分けをしやすくすることができる。ただし、この制御を行う場合、画像形成装置1が複数の排出トレイを備えている必要がある。
また、制御部100は、画像不良が発生していると判断した場合、画像形成装置1の動作を停止するようにしても良い。
次に、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分における閾値の決定方法について説明する。図10は、所定の画像が形成された用紙における画像不良が発生しやすい箇所を明示する図である。
図10に示すように、現像以前の画像形成プロセスにおける画像不良は、通紙方向における画像端部、具体的には、破線L1,L2,L3で囲った部分において発生しやすい。
破線L1で囲った部分は、画像Tが形成された箇所から画像Tがない箇所の境界部分であり、画像Tの通紙方向の後端部に相当する部分である。当該部分においては、掃き寄せが発生しやすく、現像電流が近似直線Lよりも高い値になりやすい。
破線L2で囲った部分は、画像Tがない箇所から画像Tが形成された箇所の境界部分であり、画像Tの通紙方向の前端部に相当する部分である。当該部分においては、かすれが発生しやすく、現像電流が近似直線Lよりも低い値になりやすい。
破線L3で囲った部分は、画像濃度が薄い部分T1と画像濃度が濃い部分T2との境界部分であり、画像濃度が薄い部分の端部および画像濃度が濃い部分の端部に相当する部分である。当該部分においては、画像濃度が薄い部分において白抜けが発生しやすく、現像電流が近似直線Lよりも低い値になりやすい。
この画像端部の長さによって、画像不良の発生する頻度が変わってくる。図11は、画像端部の長さと、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分における閾値との関係を示す図である。図11に示す実線L4は、閾値を示している。
図11に示すように、画像端部の長さが長くなるほど、現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分における閾値が大きくなることが実験的に確認されている。現像電流の実測値と現像電流の試算値との差分が実線L4以上となると、画像不良が発生する頻度が多くなる。なお、画像端部の長さは、画像の主走査方向における長さであり、通紙方向において同じ位置する画像端部の長さの和を表している。
そこで、本実施の形態では、制御部100は、画像端部の長さに応じて閾値を決定する。具体的には、画像端部の長さに応じた、図11に示す実線L4の値を閾値として設定する。これにより、画像不良の発生する可能性が高い位置に対応した閾値を設定することができるので、より正確に画像不良の発生を判断することができる。
次に、画像形成装置1における画像不良判断制御の動作例について説明する。図12は、画像形成装置1における画像不良判断制御の動作例の一例を示すフローチャートである。図12における処理は、印刷ジョブ中における用紙Sを1枚画像形成処理する度に実行される。
図12に示すように、制御部100は、1枚の用紙の画像形成処理を開始する(ステップS101)。次に、制御部100は、画像形成情報から感光体ドラム413上のトナー付着量を算出する(ステップS102)。
次に、制御部100は、画像形成情報から画像端部の長さから閾値を算出する(ステップS103)。次に、制御部100は、現像電流検出部412Bから現像電流の実測値を取得する(ステップS104)。
次に、制御部100は、現像電流の実測値と、トナー付着量との相関関係を算出する(ステップS105)。次に、制御部100は、当該相関から現像電流の試算値を算出する(ステップS106)。
次に、制御部100は、現像電流の実測値と現像電流の試算値の差分を算出する(ステップS107)。次に、制御部100は、現像電流の実測値と現像電流の試算値の差分がステップS103で算出された閾値以上であるか否かについて判定する(ステップS108)。
判定の結果、現像電流の実測値と現像電流の試算値の差分が閾値より小さい場合(ステップS108、NO)、処理はステップS110に遷移する。一方、現像電流の実測値と現像電流の試算値の差分が閾値以上である場合(ステップS108、YES)、制御部100は、画像不良が発生していると判断する(ステップS109)。
次に、制御部100は、印刷ジョブが終了したか否かについて判定する(ステップS110)。判定の結果、印刷ジョブが終了していない場合(ステップS110、NO)、処理はステップS101に戻る。一方、印刷ジョブが終了した場合(ステップS110、YES)、本制御は終了する。
以上のように構成された画像形成装置1によれば、現像電流の実測値と現像電流の試算値とに基づいて画像不良が発生するか否かについて判断するので、機械設置面積を大きくすることなく、現像以前の画像形成プロセスにおける画像不良を判断することができる。そのため、画像不良発生の原因を容易に切り分けすることができ、ひいては現像以前の画像形成プロセスへの精度の良いフィードバックを容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、画像読取装置を備えた後処理装置を設けていないが、当該後処理装置を設ける場合、画像読取装置における判断結果と本実施の形態における制御の判断結果とを組み合わせることで、画像不良の発生原因をさらに容易に切り分けすることができる。
また、上記実施の形態において各処理を画像形成装置1の制御部100(コンピューター)に実行させるプログラムは、外部の装置、例えばパソコン等のコンピューターや画像形成装置に適したプリンタドライバ等にも適用することができる。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、画像形成装置を含む複数のユニットで構成される画像形成システムに適用できる。複数のユニットには、例えば後処理装置、ネットワーク接続された制御装置等の外部装置が含まれる。
1 画像形成装置
100 制御部
412A 現像スリーブ
412B 現像電流検出部
413 感光体ドラム

Claims (11)

  1. 現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体からトナーが供給される像担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流の実測値を検出する現像電流検出部と、
    画像形成条件に基づいて現像電流の試算値を算出する現像電流算出部と、
    前記現像電流検出部により検出された前記現像電流の実測値と、前記現像電流算出部により算出された前記現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する画像不良判断部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記画像不良判断部は、前記現像電流の実測値と前記現像電流の試算値との差分の絶対値が閾値以上である場合、前記画像不良が発生していると判断する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像電流算出部は、前記画像形成条件から前記像担持体に付着するトナー量を算出し、算出した前記トナー量と、前記現像電流検出部により検出された前記現像電流の実測値との相関関係に基づいて前記現像電流の試算値を算出する、
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像電流算出部は、前記像担持体に付着するトナー量と、前記現像電流の実測値との相関関係に近似する一次直線から前記現像電流の試算値を算出する、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像電流算出部は、前記相関関係のうち、前記画像形成条件から前記画像不良が発生する可能性が高いと想定される部分については、前記現像電流の試算値の算出から除外する、
    請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像不良判断部は、前記現像電流の実測値と前記現像電流の試算値との差分の絶対値が閾値以上である場合、前記画像不良が発生していると判断し、前記画像不良の発生を判断する画像の通紙方向における端部の、前記通紙方向に直交する主走査方向の長さに応じて、前記閾値を決定する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像不良判断部は、前記現像電流の実測値と前記現像電流の試算値との差分が前記閾値以上となった回数が連続で所定回数以上続いた場合、前記画像不良が発生していると判断する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤担持体と、前記像担持体とを有し、前記像担持体に前記トナーを付着させてトナー像を形成する画像形成部を備え、
    前記画像不良判断部は、前記画像不良が発生していると判断した場合、前記画像形成部に前記画像不良が発生している旨をフィードバックして、前記画像不良が発生しないように前記画像形成部を制御する、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成された用紙が排出される複数の排出トレイを備え、
    前記画像不良判断部は、前記画像不良が発生していると判断した場合、前記画像不良が発生した第1用紙の次に排出される第2用紙以降の用紙を、前記第1用紙が排出された排出トレイとは別の排出トレイに排出する制御を行う、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像不良判断部は、前記画像不良が発生していると判断した場合、前記画像形成装置の動作を停止する、
    請求項1〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体からトナーが供給される像担持体と、を備える画像形成装置の画像不良判断プログラムにおいて、
    コンピューターに、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流の実測値を検出する現像電流検出処理と、
    画像形成条件に基づいて現像電流の試算値を算出する現像電流算出処理と、
    前記現像電流検出処理により検出された前記現像電流の実測値と、前記現像電流算出処理により算出された前記現像電流の試算値とに基づいて、画像不良が発生するか否かを判断する画像不良判断処理と、
    を実行させる画像不良判断プログラム。
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