JP2012008577A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッチ画像の濃度を光学的に検知することなく、現像電流のプロファイルを基に画像の品質低下を抑制する制御をする。
【解決手段】像担持体と現像剤担持体の間に流れる現像電流を検知する現像電流検知手段と、濃度が各々異なる複数の画像パターンを配列して現像特性を検知するための検知用画像パターンを生成し、検知用画像パターンを像担持体に静電潜像として出力し、現像電流検知手段の検知信号から静電潜像の現像時に流れる現像電流の時間的変化を求め、現像剤担持体への現像剤の付着量の増加あるいは減少による現像電流の増加あるいは減少の始まりから終わりまでの時間と、現像電流の増加量あるいは減少量とを掛け合わせて得られる数値を求めることにより、副走査方向に発生する不均一な濃度による画像の欠陥である掃き寄せあるいは白抜けの発生の検知と、欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真技術による複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びそれらの機能を組み合わせた複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真技術を応用した画像形成装置においては、像担持体に形成した静電潜像を現像装置によって現像してトナー画像とする。
前記静電潜像が、予め定められた濃度であり、且つ画像全域にわたり一様な濃度を有する画像パターンを出力するものである場合には、それを現像して得たトナー画像の濃度は一定であり、且つ画像中に濃度差が無いことが望ましいが、実際には、装置や消耗品の使用条件、環境条件、経時変化等の変動要因によって変動する。
この変動を抑制するために、予め、パッチと称される均一の濃度を有する矩形の画像パターンを記憶させ、この静電画像を像担持体に形成し、現像して得たトナー画像の濃度を基に、作像条件を変更する技術が従来から広く採用されている。
なお、ここでいう作像条件とは、帯電電圧、現像バイアス、トナー濃度等のトナー画像の形成に関わる各手段に設定される条件を意味している。
しかしながら、上述したようなパッチから得たトナー画像は、例えば、現像時に下流側となる画像の後端部にトナーが多く付着する「掃き寄せ」と称される現象が起こった場合には、均一濃度の画像にならないことから、正確な濃度測定が困難になることもある。
上述の掃き寄せは、特に、エッジ効果の抑制や現像剤のモビリティの向上のために、現像バイアスに交流成分を重畳している画像形成装置に顕著に現れるものである。
このような問題に対応するために、パッチから得たトナー画像を複数の領域に分割して、各領域毎の濃度測定を行い、前記トナー画像の濃度の偏りを検知して、画像形成条件を変更する提案も成されている(例えば、特許文献1参照)。
カラー画像形成装置の場合には、モノクロの画像形成装置に比較して、各色に対応するパッチ画像の濃度はより正確に測定される必要があるが、この測定がより厳しくなる場合がある。
例えば、タンデム方式のカラー画像形成装置においては、各色の像担持体上に形成され現像されたパッチ画像は、高濃度の色をした中間転写体に順次転写される。
中間転写体上に並べられた各色のパッチ画像の濃度は、所定のタイミングで一つのセンサ(パッチセンサ)によって検知される。
従って、パッチセンサは、全ての色のトナー画像濃度を検知するための感度波長領域を有する必要があり、検知対象とする色に対応して個別のパッチセンサを設ける場合に比較して、得られる検知信号のS/Nは低くなる。
さらには、中間転写体は高い濃度の色、例えば濃い緑色や、黒色に近い濃い色であることが多いことから、トナーが付着していない領域とトナーが付着しているパッチ領域との濃度差が接近し、検出のためのダイナミックレンジが小さくなるという問題もある。
従って、各色の像担持体上に形成され現像されたパッチ画像の濃度を、中間転写体に転写する前に個別のパッチセンサで測定して、あるいは、中間転写体に転写された各色のパッチ画像の濃度を各色別に設けたパッチセンサで測定して測定精度を上げることが望ましい。
しかしながら、このような技術手段は、コストアップ及び調整の煩雑という問題を生みだし、必ずしも良策とは言えない。
特開平7−175367号公報
本発明は、上述した様な状況に鑑みてなされたもので、その目的は、パッチ画像の濃度を光学的に検知することなく、現像電流のプロファイルを基に画像の品質低下を抑制する制御をする画像形成装置の実現にある。
本発明は、以下の発明を実現することにより達成される。
1.静電潜像が形成された像担持体と、現像剤を保持する現像剤担持体との間に交番電界を形成して、トナーを前記像担持体に転移させて現像する現像装置を有する画像形成装置において、
前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流を検知する現像電流検知手段と、
濃度が各々異なる複数の画像パターンを配列して現像特性を検知するための検知用画像パターンを生成し、前記検知用画像パターンを前記像担持体に静電潜像として出力し、前記現像電流検知手段の検知信号から前記静電潜像の現像時に流れる現像電流の時間的変化を求め、
前記現像剤担持体への現像剤の付着量の増加あるいは減少による前記現像電流の増加あるいは減少の始まりから終わりまでの時間と、前記現像電流の増加量あるいは減少量とを掛け合わせて得られる数値を求めることにより、副走査方向に発生する不均一な濃度による画像の欠陥である掃き寄せあるいは白抜けの発生の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記濃度が各々異なる複数の画像パターン中に、最高濃度を有する画像パターンと、中間濃度を有する画像パターンとが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
3.前記画像欠陥検知手段は、特定する画像の前記欠陥の種類に応じて、複数の画像パターンを所定の配列順序又は配列間隔で配置した異なる前記検知用画像パターンを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
4.前記画像欠陥検知手段は、
画像形成装置の画像形成動作の中断時間が、予め定めた時間以上継続し、且つ、画像形成動作が可能な状態になったとき、
前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載する画像形成装置。
5.前記画像欠陥検知手段は、
前記現像装置の動作累積時間が予め設定された時間に到達したとき、
前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載する画像形成装置。
6.前記画像欠陥検知手段は、
出力すべき画像の印字率と、直前に出力された画像の印字率との差が予め設定した値以上となったとき、
前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載する画像形成装置。
7.前記画像欠陥検知手段は、
環境変化が予め設定された範囲を超えたとき、
前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載する画像形成装置。
本発明により、画像形成装置の現像性能の変化を、パッチ画像の濃度を光学的に検知する従来の技術に比較して、より正確に把握できるようになる。
また、濃度の異なる複数のパッチ画像(画像パターン)を予め記憶しておき、これらのパッチ画像の配列順序、あるいは配列間隔を変えることにより、画像欠陥の発生を鋭敏に検出することができる画像(検知用画像パターン)を検出目的ごとに生成することができる。
その結果、画像欠陥の発生を早期に検出し、必要な対応を取ることが可能になり、画像形成装置から出力されるコピー画像の品質低下が未然に防止される。
画像形成装置の概念図である。 画像形成装置Gの制御関係を示すブロック図である。 現像バイアスを説明する概念図である。 画像パターン及び検知用画像パターンの例を示す図である。 現像電流のプロファイルの概念図である。 欠陥画像から得られる現像電流のプロファイルの例である。 掃き寄せ値の定量化を説明する図である。 掃き寄せ欠陥補正テーブルの例を示す図である。 リード部白ヌケ欠陥補正テーブルの例を示す図である。 トナー濃度制御基準値補正テーブルの例を示す図である。 画像欠陥検知処理の流れを示すフローチャートである。 掃き寄せ値の変化を示す実験結果である。 印字率40%の場合の実験結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態の例を図を基にして説明する。
図1は本発明による画像形成装置Gの概念図である。
画像形成装置Gは、デジタル方式のカラー画像形成装置で、複写機、プリンタ、ファクシミリの機能を合わせ持つ複合機であり、その上部には自動原稿送り装置ADFが備えられている。
自動原稿送り装置ADFの原稿載置台101に載置された原稿Dは、一枚ずつに分離され原稿搬送路に送り出され、搬送ドラム102により搬送される。搬送されている原稿Dの原稿画像は原稿画像読み取り位置RPにて原稿読み取り手段1により、読み取りがなされる。読み取りが終了した原稿Dは第1搬送ガイドG1、および原稿排出ローラ105により原稿排紙台107に排出される。
原稿Dの裏面の原稿画像も読み取る場合には、表面(第1面)の読み取りを終えた原稿Dを第1搬送ガイドG1により原稿反転ローラ106に導き、原稿Dの後端部を挟持した状態から反転する前記原稿反転ローラ106によって、第1搬送ガイドG1、第2搬送ガイドG2を経由して、再度、原稿搬送路に送り出す。反転して送り出された原稿Dの裏面(第2面)は、表面(第1面)と同様に読み取りがなされた後、原稿排紙台107に排出される。
画像形成装置Gは、原稿読取手段1、画像書込手段2Y、2M、2C、2K、画像形成手段3Y、3M、3C、3K、画像転写手段4、定着手段5、反転排紙手段6、再給紙手段7、給紙手段8、操作表示手段9、制御手段C等から構成される。
原稿読取手段1は、原稿読取り位置RPにて原稿画像をランプLにて照射し、その反射光を第1ミラーユニット11、第2ミラーユニット12、レンズ13によって撮像素子CCDの受光面に導く。
撮像素子CCDにより光電変換されて出力された画像信号は、画像読取制御部14にてA/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理がなされ、制御手段CのメモリMに原稿画像データとしてストアされる。
前記メモリMにストアされた前記原稿画像データには、ユーザの指定により、もしくは設定されている条件により適宜な画像処理がなされて、出力画像データが作成される。
画像書込手段2Y、2M、2C、2Kは、レーザ光源、ポリゴンミラー、複数のレンズ等からなる。
前記画像書込手段2Y、2M、2C、2Kは、前記出力画像データに対応して走査露光を行うレーザビームの走査によって、画像形成手段3Y、3M、3C、3Kの像担持体である感光体31Y、31M、31C、31Kの表面に静電潜像を形成する。
画像形成手段3Yは、像担持体である感光体31Yと、その周辺に配置される帯電手段32Y、現像装置33Y、第1転写ローラ34Y、クリーニング手段35Y等から構成される。
画像形成手段3M、3C、3Kについても同様である。なお、これらの構成は、多くの電子写真方式のカラー画像形成装置に採用されている公知の技術である。
感光体31Y、31M、31C、31K上に形成された静電潜像は、対応する現像装置33Y、33M、33C、33Kにより現像されて、各感光体上にはトナー画像が形成される。
現像装置33Yの内部には、現像剤の透磁率の変化を検知するトナー濃度検知センサ310Yが設けられている。
現像装置33Y内のトナー濃度は、プログラムであるトナー濃度制御800が実行されることにより、前記トナー濃度検知センサ310Yの検知信号を基に、予め設定されるトナー濃度基準値を維持するようにトナー収容器5Yからのトナー補給量が制御される。
なお、トナー濃度制御800は、現像手段3Y内のトナーの濃度がテーブルの形式で記憶されているトナー濃度基準値補正テーブル600、700で指定されるトナー濃度値を維持するようにトナー補給量を制御する。
感光体31Y、31M、31C、31K上に形成された前記トナー画像は画像転写手段4の第1転写ローラ34Y、34M、34C、34Kにより、転写ベルト41上の所定位置に逐次転写される。
画像転写手段4の転写ベルト41上に転写された前記トナー画像は、給紙手段8から給紙され、給紙ローラ81によって給紙のタイミングが取られて給送されてきた転写材である用紙Pに、第2転写ローラ42によって転写される。
トナー画像の用紙Pへの転写を終えた転写ベルト41はクリーニング手段43により、表面が清掃され、次の画像転写に供される。
一方、トナー画像を担持した用紙Pは、定着手段5に送られ、対向する加圧ローラと加熱ローラとにより加圧加熱されることによって、トナー画像が用紙Pへ定着される。
定着手段5による定着処理を終えた用紙Pは排紙手段6により搬送され、排紙トレイ10に排出される。
用紙Pを表裏反転して排出する場合には、振り分けガイド64にて、一旦、用紙Pを下方に導き、反転ローラ62に用紙Pの後端部を挟持させた後、これを逆転をさせ、振り分けガイド64により排紙ローラ61に導き排紙トレイ10に排出する。
なお、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合には、表面の画像定着を終えた用紙Pを振り分けガイド64により下方にある再給紙手段7に搬送し、再給紙反転ローラ71により後端部を挟持させた後、逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送路72に送り出し、裏面への画像形成に供する。
上記の画像形成処理に供される用紙Pは、給紙手段8の複数の用紙トレイ85、86、87から1枚ずつ送り出されるが、給紙をする用紙トレイは、操作表示手段9にて設定されたジョブに対応するサイズの用紙Pが納められている用紙トレイが選択される。
図2は、画像形成装置Gの制御関係を示すブロック図である。
画像形成装置Gの制御手段Cは、CPU、メモリM、I/Oポート、通信用インターフェイス、各手段を駆動制御するための回路を有するコンピュータシステムである。
制御手段Cによる制御は、メモリM内に格納した複数のプログラムを選択して実行することにより行われる。
また、画像形成装置Gは、他の画像形成装置、あるいは情報処理機器との接続が可能であり、制御手段Cは、通信手段TRを介して他の画像形成装置、あるいは情報処理装置の制御手段との情報交換を行う。
なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックについては記載が省略されている。
図3は、現像バイアスを説明する概念図である。
図3(a)で示すように、現像バイアスとは、現像手段33の現像剤担持体である現像スリーブ37(現像ローラとも称す)と像担持体31の基体である現像ドラムとの間に印加される電圧を意味しており、一般に広く知られるものである。
印加される電圧の極性方向と、大きさは、使用する像担持体や現像剤の種類、及びプロセス速度等により決められる。
本実施例の画像形成装置Gは、プロセス速度は220mm/sであり、像担持体である感光体31はフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させた有機半導体層を有し、現像は2成分現像方式で、高抵抗キャリアと粒径が6.5μm程度のトナーとを使用している。
本実施例においては、現像バイアス電圧(Vd)は、感光体31の電位が現像スリーブ37よりも高くなるように印加される。
また、図3(b)で示すように、印加される電圧は直流成分と交流成分が重畳されたもので、例えば、500Vの直流電圧(V1)に、ピーク間電圧1kV、周期2kHzで交番する交流電圧を重畳する。
上述したような現像バイアス電圧が現像バイアス電源300によって現像スリーブ37と像担持体31に印加されると、現像スリーブ37と像担持体31の間には、交番電界38が形成される。
感光体が31が一様に帯電され、静電潜像が形成されていない場合には、現像スリーブ37に保持されているトナーは、感光体31に移動しないことから、ほぼ絶縁状態にある現像スリーブ37と感光体31の間には、直流電流はほとんど流れない。
ところが、現像時には、帯電したトナーの移動による電荷の移動が起こることから、現像スリーブ37と感光体31の間に直流分を含む電流が流れる。この現像時に流れる電流を現像電流と称す。
本発明は、予め濃度の異なる複数の画像パターンを記憶しておき、これらの画像パターンから現像特性を検知するための検知用画像パターンを生成し、これを静電潜像として像担持体上に出力して、この静電潜像が現像されるときに流れる現像電流の時間的変化、即ち現像電流のプロファイルを記憶する。
なお、現像電流とは、現像時の現像バイアス電源300の出力電流であり、その測定は、例えば、現像電流が流れる回路に配置される抵抗の両端の電圧、あるいは現像電流に比例して変化する回路の電流又は電圧の測定によって現像電流を測定する現像電流検知手段301により行われる。
図4は、画像パターン及び検知用画像パターンの例を示す図である。
図4(a)は、予め、メモリMの所定のエリアに記憶される画像パターンであり、濃度の異なる3つの矩形の画像パターンを示している。尚、これらの画像パターンは各色毎に設けられるものであり、また、その数は、1色当たり3つに限定されるものではない。
図中(3)で示す画像パターンは、最高濃度の画像を出力するための画像で、(1)及び(2)は中間濃度の画像を出力するための画像である。但し、(1)と(2)の濃度は異なるものである。
本例の画像パターンのサイズは、10×20mmの矩形であるが、適当なサイズは、画像形成装置の仕様、例えばプロセス速度によって変わるもので、設計時に決定されものである。
図4(b)の(4)および(5)は、図4(a)の(1)〜(3)の画像パターンを配列して生成した検知用画像パターンの例である。なお、図中矢印は像担持体である感光体31の進行方向を示している。
検知用画像パターン(4)は、画像パターン(1)(2)(3)が、濃度の低い順に、所定の間隔をおいて並べられたものである。
また、検知用画像パターン(5)は、画像パターン(1)、(3)が間隔をおかずに互いに接するように並べられたものである。
なお、検知用画像パターンは、現像電流を測定し、その経時変化である現像電流プロファイルを得るために形成される画像パターンであり、メモリMに格納されているプログラムである検知用画像パターン生成手段100の実行により生成される。
このように、検知用画像パターンは、予め記憶されている濃度の異なる複数の画像パターンを選択して、選択した画像パターンの配列順序や配列間隔を設定することにより作られるのである。
図5は、現像電流のプロファイルの例を示す図である。
像担持体である感光体31Y、M、C、Kに潜像として形成された検知用画像パターンの濃度に対応した量のトナーが移行することから、図に示すプロファイルの現像電流が流れる。
図6は、欠陥画像から得られる現像電流のプロファイルの例である。
図6(a)は、現像されたトナー像の後端部に多くのトナーが付着してしまう「掃き寄せ」と称される欠陥を有する画像が形成された場合の現像電流のプロファイルである。
また、図6(b)は、図4(5)で示す検知用画像パターンを出力したときに、欠陥画像として顕著に現れることがあるもので、先行する濃度の低い画像パターンの後端部へのトナー付着が減少したもので「リード部白ヌケ」と称される欠陥である。
本発明は、このような欠陥を有する画像から得られた現像電流のプロファイルから、画像の欠陥の種類と、程度を定量化して得た情報を基に、画像形成条件を変更して、欠陥の拡大の防止、欠陥画像の発生抑制を図るものである。
図7は、欠陥の1つである「掃き寄せ」の定量化を説明する図である。
本発明では、図中のトナーの付着量の増加により増加した現像電流の増加の始まりから終わりまでの時間THと、現像電流の増加量IHを掛け合わせて得られる数値を掃き寄せの程度を示す値である掃き寄せ値としている。
なお、既に述べたように、現像電流のプロファイルはバイアス電源中の現像電流が流れる抵抗の両端の電圧、あるいは回路中の現像電流に比例して変化する電流または電圧のプロファイルから得ることもできる。本実施の形態では、現像電流検知手段301から送られる電圧値の変化VHを基に画像の欠陥を定量化している。
即ち、図7に示す掃き寄せ欠陥の程度を示す掃き寄せ値F1は、F1=TH×VHで表現され、例えば、TH=10ms、VH=500mVのときに、これらの積として得られるF1の値5000を欠陥の程度を示す値とする。
同様にして、リード部白ヌケ欠陥F2についても定量化をする。
このように、制御手段Cは、先ず、目的とする欠陥を検出するための検知用画像パターンを出力して、このパターンが現像される際に流れる現像電流プロファイルを求め、定量化する。
次いで、掃き寄せ値、又はリード部白ヌケ値の様な定量化された欠陥を基に、対象とする欠陥の補正に関わる予めメモリMに格納されているテーブル、例えば、掃き寄せ欠陥補正テーブル400、リード部白ヌケ欠陥補正テーブル500を参照して、画像形成手段3Y、3M、3C、3Kの作像条件を変更する。
図8は、掃き寄せ欠陥補正テーブル400の例を示す図である。また、図9は、リード部白ヌケ欠陥補正テーブル500の例を示す図である。
図8及び図9で示す補正テーブルを参照して行う補正は、現像バイアスの条件を変更するものであるが、定量化された掃き寄せ欠陥、リード部白ヌケ欠陥を基にトナー濃度制御の基準値を変更する補正も有効である。
図10は、その補正の際に参照されるトナー濃度基準値補正テーブル600、700の例を示す図である。
図10(a)は、掃き寄せ値を基に参照される濃度基準値補正テーブル600であり、(b)はリード部白ヌケ値を基に参照される濃度基準値補正テーブル700である。
以上説明したように、濃度の異なる複数の画像パターンから検知用画像パターンを生成して、この検知用画像パターンが現像される際に流れる現像電流のプロファイルから、画像の欠陥を検知して、検知した欠陥を防止するための作像条件の変更ができる。
このような画像欠陥の程度の確認とそれに対する対応は、画像欠陥が発生する可能性のある時機に、タイムリーに行われることが望ましい。
図11は、画像欠陥検知処理900の流れを示すフローチャートである。
画像形成装置Gの電源がオンになり、画像形成動作が可能になると(ステップS1:Y)、電源がオフ状態にあった時間が予め設定された時間(TT1)よりも長く継続したか否かが判定される(ステップS2)。
もし、電源がオフ状態にあった時間がTT1よりも長く継続していた場合には(ステップS2:Y)、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行して、必要に応じ作像条件の変更を行う。
電源がオフ状態にあった時間がTT1よりも短かった場合、あるいはオン状態が継続していた場合には(ステップS2:N)、現像装置の累積動作時間が予め設定された時間(TT2)よりも長くなったか否かが判定される(ステップS3)。
もし、現像装置33の累積動作時間が予め設定された時間(TT2)よりも長くなった場合(ステップS3:Y)、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行して、必要に応じ作像条件の変更を行う。
現像装置33の累積動作時間が予め設定された時間(TT2)よりも短かった場合には(ステップS3:N)、出力しようとする画像の印字率と直前に出力した画像の印字率との差が、予め設定した値(PP1)以上であった場合には、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行して、必要に応じ作像条件の変更を行う。
また、出力しようとする画像の印字率と直前に出力した画像の印字率との差が、予め設定した値(PP1)よりも小さかった場合には、環境条件の確認を行う(ステップS5)。
なお、ここでいう環境条件とは、画像形成装置Gの周辺の温度、湿度又は画像形成装置Gの機内の温度、湿度のことであり、それぞれ対応する温度センサTS、湿度センサHSにより測定される。
環境条件の測定結果、例えば、温度が予め定める値TH1以上であるか、又は湿度がHH1以上であった場合には(ステップS5:Y)、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行して、必要に応じ作像条件の変更を行う。
また、温度が予め設定した値TH1よりも低い、又は湿度が予め設定した値HH1よりも低い場合には(ステップS5:N)、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行せずにルーチンを出る。
なお、ステップS6〜9の現像特性の検知処理を実行するか否かの環境条件の判定については、上述したような予め定めた設定値以上であるか否かという判定に限定されない。
即ち、例えば、測定された値が設定範囲内であるか否か、あるいは、所定の時間内の環境変化の大きさが設定値以下であるか否かとすることもできる。
図12は、掃き寄せ値の変化を示す実験結果である。また、図13は、印字率40%の場合の実験結果を示すグラフである。
なお、ここで本発明と比較対象となっている従来の制御は、湿度検知を基にして現像バイアスを変更するもので一般に知られる制御である。
図12及び図13から明らかなように、本発明により掃き寄せ値の増加が防止されている、即ち、画像の後端にトナーが多く付着する掃き寄せと称される画像の欠陥が抑制されていることがわかる。
以上説明したように、本発明は、濃度の異なる複数の画像パターンの配列順序、あるいは配列間隔を変えることにより、画像品質の低下をより鋭敏に現像電流の変化として検出できる画像パターンを生成するものである。
そして、得られた現像電流のプロフィルから画像の欠陥を定量化して、定量値を基に作像条件を変更するものである。
その結果、パッチ画像の光学的濃度変化から求める従来技術に比較して、画像形成装置における現像装置の現像性能の変化を、より正確に把握できるようになり、画像欠陥の発生を未然に防止することができるようになる。
3Y、3M、3C、3K 画像形成手段
31Y、31M、31C、31K 感光体(像担持体)
33Y、31M、31C、31K 現像装置
300 現像バイアス電源
301 現像電流検知手段
C 制御手段
G 画像形成装置

Claims (7)

  1. 静電潜像が形成された像担持体と、現像剤を保持する現像剤担持体との間に交番電界を形成して、トナーを前記像担持体に転移させて現像する現像装置を有する画像形成装置において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間に流れる現像電流を検知する現像電流検知手段と、
    濃度が各々異なる複数の画像パターンを配列して現像特性を検知するための検知用画像パターンを生成し、前記検知用画像パターンを前記像担持体に静電潜像として出力し、前記現像電流検知手段の検知信号から前記静電潜像の現像時に流れる現像電流の時間的変化を求め、
    前記現像剤担持体への現像剤の付着量の増加あるいは減少による前記現像電流の増加あるいは減少の始まりから終わりまでの時間と、前記現像電流の増加量あるいは減少量とを掛け合わせて得られる数値を求めることにより、副走査方向に発生する不均一な濃度による画像の欠陥である掃き寄せあるいは白抜けの発生の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記濃度が各々異なる複数の画像パターン中に、最高濃度を有する画像パターンと、中間濃度を有する画像パターンとが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像欠陥検知手段は、特定する画像の前記欠陥の種類に応じて、複数の画像パターンを所定の配列順序又は配列間隔で配置した異なる前記検知用画像パターンを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像欠陥検知手段は、
    画像形成装置の画像形成動作の中断時間が、予め定めた時間以上継続し、且つ、画像形成動作が可能な状態になったとき、
    前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載する画像形成装置。
  5. 前記画像欠陥検知手段は、
    前記現像装置の動作累積時間が予め設定された時間に到達したとき、
    前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載する画像形成装置。
  6. 前記画像欠陥検知手段は、
    出力すべき画像の印字率と、直前に出力された画像の印字率との差が予め設定した値以上となったとき、
    前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載する画像形成装置。
  7. 前記画像欠陥検知手段は、
    環境変化が予め設定された範囲を超えたとき、
    前記画像欠陥の検知と、前記欠陥の程度を定量化した値を得る画像欠陥検知動作を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載する画像形成装置。
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